JP4001682B2 - 立体駐車設備のパレット固定装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータ式の立体駐車設備において、パレットをエレベータの昇降台上で移動しないよう固定するためのパレット固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エレベータの昇降台の昇降空間の側方に複数階の駐車室を設けたエレベータ式の立体駐車設備は、敷地面積当たりの収容能力が大きく、垂直循環式駐車設備に比べて入出庫に要する時間や動力が少なく、低騒音であるので、都市部で好適な駐車装置としてデパートや病院等で使用されるようになっている。
【0003】
エレベータ式の立体駐車設備は、自動車を搭載したパレットを昇降台から駐車室へ、駐車室から昇降台へ移載するための送り機構を備えている。
【0004】
送り機構には、図6に示すように、昇降台63上に複数の送りローラ61を横方向に所定間隔で配置し、モータからローラーチエン等の動力伝達手段を介して送りローラ61に回転を与えることにより、送りローラ61上に積載されたパレット60を側方へ移動させて昇降台63と駐車室との間のパレット60の移載を行うようにしたものがある。
【0005】
一般に、昇降台63と駐車室との間には空隙が存在するので、この送り機構では、昇降台63と駐車室との間のパレット60の移動が円滑に行われるように、昇降台63の側端部に側方へ回動可能なローラアーム73に軸支された移動ローラ74を備えている。パレット60の移載時には、ローラアーム73が油圧シリンダ75によって側方へ回動されて、移動ローラ61は駐車室側へ移動し、空隙部においてパレット60を支持する。パレット60の移載が終ると、移動ローラ74は昇降台63側の格納位置に戻る。
【0006】
この送り機構では、パレット60の移載が終了するとモータは停止され、送りローラ61は回転しないようになっているが、パレット60が送りローラ61上に載置されただけの状態では、地震や昇降台の昇降の際の振動等により不測の水平力が働いて、パレット60が側方へ移動してしまうおそれがある。また、駐車室から昇降台63へ移載したときに、パレット60が昇降台63の中央の積載位置に正しく停止しないこともあり、昇降台63の昇降の際に危険である。
【0007】
そこで、移載時にパレット60が昇降台63上の所定位置に達したことが検出されるとストッパ用アクチュエータ76が作動し、ストッパ用リンク77を介してストッパ78を移動させ、パレット60側に設けられたストッパ係止片79とストッパ78とを係合させてパレット60を固定するよう構成したパレット固定装置が設けられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のパレット固定装置では、パレット固定装置を作動させるため専用のアクチュエータが設けられていたので、コストが高くなり故障のおそれも多いという問題があった。
【0009】
本発明は、立体駐車設備のパレット固定装置における上記問題を解決するものであって、送り機構の動作と連動してパレットを固定することができ、固定装置専用のアクチュエータは不要で、コストを安くできる立体駐車設備のパレット固定装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の立体駐車設備のパレット固定装置は、昇降台を有するエレベータと、前記昇降台の昇降空間の側方に配設された複数階の駐車室を備え、前記昇降台が、送りローラの回転によりパレットを側方へ移動させて当該昇降台と前記駐車室との間のパレットの移載を行う送り機構を有する立体駐車設備において、前記送り機構は、前記パレットの下面に固設された係止片と前記昇降台に設けられて、前記パレットの移載時に駐車室側へ移動して前記パレットを支持する支持位置に移動ローラを位置させるとともに、前記パレットの移載終了後には前記移動ローラを格納位置に戻すローラアームと、前記昇降台に設けられて、前記係止片に当接する当接位置に移動たときには前記パレットを所定の積載位置に固定するとともに前記係止片に当接しない非当接位置に移動したときには前記パレットの固定を開放するストッパアームと、該ストッパアームおよび前記ローラアーム相互を、相互の動作を連動させるように繋ぐロッドと、を有して構成されており、前記ロッドは、前記ローラアームが前記支持位置への移動動作をするときには、前記ストッパアームを前記非当接位置に移動させるとともに、前記ローラアームが前記格納位置への戻り動作をするときには、前記ストッパアームを前記当接位置に移動させるように前記ストッパアームおよび前記ローラアーム相互を繋いでいることにより上記課題を解決している。
【0011】
この立体駐車設備において、自動車を入庫する場合には、入出庫口でエレベータの昇降台上のパレットに自動車を搭載し、目的の駐車室のある階まで昇降台を昇降させた後、送り機構を用いてパレットを駐車室へ移載する。
【0012】
移載開始前には、移動ローラは格納位置にあり、ストッパアームが係止片に当接しパレットを所定の積載位置に固定している。移載のために移動ローラを駐車室側へ移動させると、この移動動作と連動してストッパアームがパレットの固定を開放する。それから、送りローラを回転させることによって、パレットが側方へ移動し昇降台から駐車室へ移載される。
【0013】
自動車を出庫する場合には、移動ローラを駐車室側へ移動させた状態で送りローラを回転させ、目的の自動車が搭載されたパレットを駐車室から昇降台に移載する。そこで、移動ローラを格納位置に戻すと、この戻り動作と連動してストッパアームが係止片に当接しパレットを所定の積載位置に固定する。その後、昇降台を入出庫口まで昇降させ、自動車をパレットから取り出す。
【0014】
この立体駐車設備のパレット固定装置は、送り機構の動作と連動してパレットを固定することができるので、固定装置専用のアクチュエータは不要で、コストを安くすることができ、故障も少ない。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の一形態である立体駐車設備の構成を示す正面図、図2は移動ローラを駐車室側へ移動させた状態を示すエレベータの昇降台の正面図、図3乃至図5はパレットの移載の説明図である。
【0016】
立体駐車設備1は、中央がエレベータ11の昇降台13の昇降空間19となっており、昇降空間19の左右両側方に複数階の駐車室15が設けられている。1階の昇降空間19の正面には入出庫口18が設けられている。駐車室15の床面には複数の遊転ローラ16が左右方向に所定間隔で配設されている。エレベータ11の昇降台13には、昇降台13と駐車室15との間のパレット6の移載を行う送り機構17が設けられている。パレット6には、係止片26が適所に固設されている。
【0017】
送り機構17は、昇降台13上に複数の送りローラ21を左右方向に所定間隔で配置したものであり、モータからローラーチエン等の動力伝達手段(図示略)を介して送りローラ21に回転を与えることにより、昇降台13に積載されたパレット6を左右の駐車室15へ、また駐車室15内のパレット6を昇降台13へ移載するようになっている。
【0018】
昇降台13の左右両端部には、ローラアーム軸22を中心として側方へ回動可能なローラアーム23が設けられており、このローラアーム23の先端部に移動ローラ24が軸支されている。移動ローラ24は送りローラ21と同様にモータからローラーチエン等の動力伝達手段を介して回転が与えられる。また、昇降台13には、ストッパアーム軸25を中心として上方へ回動可能なストッパアーム27が設けられている。このローラアーム23とストッパアーム27とはロッド28で連結されており、空気圧シリンダ29の伸縮によって同時に回動するようになっている。
【0019】
駐車室15にあるパレット6を昇降台13に移載する場合には、図2に示すように空気圧シリンダ29を縮小する。このとき、ストッパアーム27はストッパアーム軸25を中心と下方に回動する。同時に、ローラアーム23はローラアーム軸22を中心として側方へ回動し、移動ローラ24が駐車室15側へ移動して、空隙部においてパレット6を支持できるようになる。
【0020】
この状態で移動ローラ24と送りローラ21とを図上時計回りに回転させると、パレット6は図3に示すように昇降台13側へ移動して行く。図4に示すようにパレット6が移動ローラ24から離れて完全に昇降台13上まで移動すると、空気圧シリンダ29を伸長する。すると、図5に示すように、ストッパアーム27はストッパアーム軸25を中心と上方に回動して係止片26と当接し、パレット6を昇降台13の中央の積載位置に固定する。同時に、ローラアーム23はローラアーム軸22を中心として回動し昇降台13側の格納位置に戻る。
【0021】
昇降台13にあるパレット6を駐車室15に移載する場合には、空気圧シリンダ29を縮小する。すると、ストッパアーム27はストッパアーム軸25を中心と下方に回動し、パレット6の固定を開放する。同時に、ローラアーム23はローラアーム軸22を中心として側方へ回動し、移動ローラ24が駐車室15側へ移動して、空隙部においてパレット6を支持できるようになる。
【0022】
この状態で移動ローラ24と送りローラ21とを図上反時計回りに回転させると、パレット6は駐車室15側へ移動して行き遊転ローラ16に乗って駐車室15に移載される。
【0023】
この立体駐車設備1において、自動車7を入庫する場合には、入出庫口18でエレベータ11の昇降台13上のパレット6に自動車7を搭載し、目的の駐車室15のある階まで昇降台13を昇降させた後、送り機構17を用いて上記の手順でパレット6を駐車室15へ移載する。
【0024】
自動車を出庫する場合には、送り機構17を用いて上記の手順で目的の自動車7が搭載されたパレット6を駐車室15から昇降台13に移載する。その後、昇降台15を入出庫口18まで昇降させ、自動車7をパレット6から取り出す。
【0025】
この立体駐車設備1のパレット固定装置は、本来ローラアーム23回動用として設けられている空気圧シリンダ29によって、ローラアーム23の動作と連動してストッパアーム27を回動させパレット6を固定することができるので、ストッパ専用のアクチュエータは不要で、コストを安くすることができ、故障も少ない。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の立体駐車設備のパレット固定装置によれば、送り機構の動作と連動してパレットを固定することができるので、固定装置専用のアクチュエータは不要で、コストを安くすることができ、故障も少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である立体駐車設備の構成を示す正面図である。
【図2】移動ローラを駐車室側へ移動させた状態を示すエレベータの昇降台の正面図である。
【図3】パレットの移載の説明図である。
【図4】パレットの移載の説明図である。
【図5】パレットの移載の説明図である。
【図6】従来の送り機構を備えたエレベータの昇降台の正面図である。
【符号の説明】
1 立体駐車設備
6 パレット
7 自動車
11 エレベータ
13 昇降台
15 駐車室
16 遊転ローラ
17 送り装置
18 入出庫口
19 昇降空間
21 送りローラ
22 ローラアーム軸
23 ローラアーム
24 移動ローラ
25 ストッパアーム軸
26 係止片
27 ストッパアーム
28 ロッド
29 空気圧シリンダ

Claims (1)

  1. 昇降台を有するエレベータと、前記昇降台の昇降空間の側方に配設された複数階の駐車室を備え、前記昇降台が、送りローラの回転によりパレットを側方へ移動させて当該昇降台と前記駐車室との間のパレットの移載を行う送り機構を有する立体駐車設備において、
    前記送り機構は、前記パレットの下面に固設された係止片と前記昇降台に設けられて、前記パレットの移載時に駐車室側へ移動して前記パレットを支持する支持位置に移動ローラを位置させるとともに、前記パレットの移載終了後には前記移動ローラを格納位置に戻すローラアームと、前記昇降台に設けられて、前記係止片に当接する当接位置に移動たときには前記パレットを所定の積載位置に固定するとともに前記係止片に当接しない非当接位置に移動したときには前記パレットの固定を開放するストッパアームと、該ストッパアームおよび前記ローラアーム相互を、相互の動作を連動させるように繋ぐロッドと、を有して構成されており、
    前記ロッドは、前記ローラアームが前記支持位置への移動動作をするときには、前記ストッパアームを前記非当接位置に移動させるとともに、前記ローラアームが前記格納位置への戻り動作をするときには、前記ストッパアームを前記当接位置に移動させるように前記ストッパアームおよび前記ローラアーム相互を繋いでいることを特徴とする立体駐車設備のパレット固定装置。
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