JP3115844B2 - エレベータ式駐車装置 - Google Patents

エレベータ式駐車装置

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JP3115844B2
JP3115844B2 JP09124957A JP12495797A JP3115844B2 JP 3115844 B2 JP3115844 B2 JP 3115844B2 JP 09124957 A JP09124957 A JP 09124957A JP 12495797 A JP12495797 A JP 12495797A JP 3115844 B2 JP3115844 B2 JP 3115844B2
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裕之 藤田
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    • E04BUILDING
    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H6/00Buildings for parking cars, rolling-stock, aircraft, vessels or like vehicles, e.g. garages
    • E04H6/08Garages for many vehicles
    • E04H6/12Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles
    • E04H6/18Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles with means for transport in vertical direction only or independently in vertical and horizontal directions
    • E04H6/22Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles with means for transport in vertical direction only or independently in vertical and horizontal directions characterised by use of movable platforms for horizontal transport, i.e. cars being permanently parked on palettes
    • E04H6/225Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles with means for transport in vertical direction only or independently in vertical and horizontal directions characterised by use of movable platforms for horizontal transport, i.e. cars being permanently parked on palettes without transverse movement of the parking palette after leaving the transfer means

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は、パレットに自動車を受
け入れ、エレベータないし昇降搬器を用いて駐車室に自
動車を収容するエレベータ式駐車装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】機械式駐車装置は、機械装置を用いて自
動車を昇降、移送等を行って空間を立体的に利用し、効
率良く収納しようとする設備で、各種の方式が提案され
て実施されて都市における駐車難の解消のために著しく
寄与していることは周知の通りである。
【0003】機械式駐車装置には各種の形式があり、従
来は垂直循環駐車装置が最も多用されてきたが、近時は
エレベータ式駐車装置が低騒音性や省エネルギー性等の
特性によって注目されている。エレベータ式駐車装置に
は大別してパレットを用いないものと、パレットを用い
るものの2種類がある。
【0004】パレットを用いる形式の装置は、入出庫階
層でパレット上に自動車を受入れ、以後はパレットに自
動車を搭載したままの状態でパレットと共に自動車の昇
降、移送、格納を行うものであり、連続入出庫のときに
は空車のパレットをその所属駐車室に返還し、あるいは
取り出してくる作業を行なわないと次の入出庫作業に移
行できない欠点はあるものの、駐車装置の利用者がパレ
ット上に乗り入れた自動車を元のパレットに搭載したま
まの状態で格納し、出庫要請があった場合には、元のパ
レットに搭載したままの状態で取り出して返還するの
で、自動車のタイヤを傷める恐れがなく、また、油滴
や、雨天の場合の雨水、または積雪地において自動車と
共に持ち込まれる雪による融雪水等はパレットによって
遮られるので、当該駐車室より下方の階層に格納されて
いる自動車の上や入出庫室に滴下する恐れがない特徴を
有している。このような特徴からエレベータ式駐車装置
のうちでパレットを用いる形式のものが多用されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような利点のあ
るエレベータ式駐車装置でパレットを介して自動車を駐
車室へ入出庫させる形式の装置で、従来の装置は昇降移
動するエレベータ搬器と階層された各駐車室との間でパ
レットを受け渡しするための搬送装置は各駐車室内に設
けられている。その為に、各駐車室に電源を供給するこ
とが必要になり、各駐車室の空間も広がることで駐車装
置の全体が大きくなり、経済的にも不利になる問題点が
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的に対応して本発
明は、昇降路を昇降する昇降搬器と、前記昇降路に沿っ
て複数層に配備された駐車室とを具え、前記昇降搬器に
パレットを介して自動車を搭載して昇降移動し、所要の
駐車室に前記パレットと共に自動車を移送して格納する
ようになしたエレベータ式駐車装置において、前記昇降
搬器は昇降フレームにシフトローラで移動可能に支承さ
れた横行フレームと、該横行フレームを前記駐車室方向
へ所定量移動させるための横行駆動部とを具え、かつ、
前記横行フレームには前記自動車を搭載するパレットを
前記駐車室との間で受け渡しするためのパレット横行手
段を具えてなり、前記昇降搬器が昇降路を昇降する際に
は前記横行フレームは前記横行駆動部で前記昇降路の幅
内に帰納し、前記昇降搬器が自動車を格納するための所
定の駐車室に至ると前記横行フレームは前記横行駆動部
で前記駐車室側へ所定量だけ移動して、前記昇降搬器と
前記駐車室との間でパレットを受け渡し可能にし、前記
横行駆動部は前記横行フレームにはギヤードモータで回
転駆動するスプロケット車を枢着してチェンを巻き掛
け、前記昇降フレームには止め金を具えて前記チェンの
両端部を係止して構成し、前記横行フレームを前記昇降
フレームと相対的に前記駐車室側へ所定量移動させるよ
うにし、前記パレット横行手段は前記横行フレームに枢
着した複数のガイドローラと、スプロケット車を枢着し
て2列並行に横行チェンを無端状に巻き掛け、両横行チ
ェン間にはリンクピンと同軸上に駆動ピンを枢着して循
環移動させ、前記パレットには係合フックを固着して前
記横行チェンと共に循環移送する駆動ピンを係止させて
前記パレットを横送するように構成し、横行チェンの駆
動ピンを枢着した側とは反対側に位置する直線区間の全
長に渡ってチェンカバーを取り付け、前記チェンカバー
は前記横行チェンと共に移動し、かつ前記横行チェンの
前記チェンカバーを取り付けた部分の外側面を覆うよう
に構成されている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のエレベータ式駐車装置で
昇降路を昇降する昇降搬器には自動車を載置するパレッ
トを各階の駐車室との間で受け渡しするために横行フレ
ーム上にはパレットを移動可能に支承する複数のガイド
ローラを枢着した横行ビームをパレットの長手方向幅と
ほぼ等しい間隔で2列並行にして装着する。つぎに、パ
レットの横行駆動部は、かかる各々の横行ビームの近傍
には横行ビームの長さとほぼ等しい間隔にスプロケット
車を2組枢着して、それぞれの組のスプロケット車に無
端状に連鎖した横行チェンを巻き掛ける。この時、2組
の横行チェンは平面視で平行に並べた状態にする。かか
る両横行チェンの間には2箇所に駆動ピンを間挿して枢
着しする。また、横行フレームには電動機を装備し減速
機とユニバーサルジョイントで両側のスプロケット車に
回転駆動力を分配して伝達し、それぞれの並列にした横
行チェンを上下に循環移動させることで2箇所の駆動ピ
ンも共にスプロケット車間を循環移動する。また、パレ
ットの低部の両側にはそれぞれ前記駆動ピンと係合する
位置に係合フックを下方に向けて固着して突出する。そ
の際、係合フックは駆動ピンが上側を移動する時には係
合フックに係止し、下側を移動するときには係合フック
から駆動ピンが外れるよな形状にしておく。
【0008】つぎに、昇降フレーム上には両側にシフト
ローラを枢着したローラブラケットを配備し上記構成の
横行ビームおよび横行駆動部を装備した横行フレームを
駐車室方向に移動可能に支承する。また、横行フレーム
にはギヤードモータと軸受ブロックを介してスプロケッ
ト車を枢着して2箇所にチェンを巻き掛け、それぞれの
チェンの両端部は昇降フレーム側に固着して延出した止
め金に係止する。こうして、ギヤードモータでスプロケ
ット車を回転駆動すると、チェンの両端部が昇降フレー
ム側に固定されているために、ギヤードモータおよびス
プロケット車と共に横行フレームが昇降フレームに対し
て相対的に駐車室方向へ所定量移動をする。
【0009】上記した構成の昇降搬器が入出庫階から昇
降路を上昇して自動車を入出庫すべき駐車室に至ると、
始めに、ギヤードモータが起動してスプロケット車が回
転すると共にパレットを載置した横行フレーム全体が駐
車室の方向へ移動し、パレットを搬送させるための横行
駆動部の駐車室側に枢着されたスプロケット車が駐車室
の方向に突出する。つづいて、横行フレーム上に具えた
電動機が起動して横行チェンを循環移動させると駆動ピ
ンも共に循環移動することで、昇降搬器に載置されてい
たパレットは駆動ピンに係合している係合フックの部分
で搬送力が伝達されて駐車室に具えた横行ビーム側へ移
乗をする。そして、パレットの移乗が完了する位置にま
で来ると駆動ピンは両スプロケット車間を横行チェンと
共に周回して下側に至り係合フックから外れる。その
後、横行フレームのギヤードモータが反転して横行フレ
ーム全体が駐車室から離れる方向に移動することで駐車
室側に突出していた横行駆動部のスプロケット車が昇降
路の幅内に戻り、巻上機による昇降搬器の昇降移動が可
能になる。
【0010】駐車室に収納された自動車を出庫する場合
には横行駆動部の駆動ピンが下側に位置する状態で横行
駆動部のギヤードモータを起動して横行フレームを駐車
室側に移動させ、つづいて、横行チェンを入庫の場合と
は逆方向に循環移動させると駆動ピンは上側に移動して
駐車室の横行ビーム上にあるパレットの係合フックに係
合してパレットを昇降搬器側の横行ビームに移乗させ
る。その後、入庫の場合と同様にしてギヤードモータが
反転して横行フレーム全体が駐車室から離れる方向に移
動することで駐車室側に突出していた横行駆動部のスプ
ロケット車が昇降路の幅内に戻り、巻上機での昇降搬器
の昇降移動が可能になり、昇降搬器は入出庫階へ下降を
する。以上の動作で自動車の駐車室への入出庫が行われ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明のエレベータ式駐車装置の詳細
な構成ないし構造を図を用いて説明する。図1におい
て、エレベータ式駐車装置1は上下に貫通した昇降路3
を有していて、この昇降路3に沿って両側に駐車室1
0,10,…および駐車室10,10,…が多層階ない
し多段に配設され、それぞれの駐車室10,10,…お
よび駐車室10,10,…には各々一台当ての専属のパ
レット15,15,…およびパレット15,15,…を
移動可能に具えている。構造体2の頂部には巻上機室4
が設けられて巻上機5および複数の滑車6,6,6,6
が垂直方向に回転するよう枢設されている。この滑車
6,6,6,6にはそれぞれロープ7,7,7,7を巻
き掛け図4に示すように一端側は引留金具60,60,
…を用いて昇降搬器20に引き留め、他端側はカウンタ
ーウエイト(図示せず。)に引き留めるようにする。ま
た、昇降路3には上下に貫通するガイドレール8,8お
よびガイドレール8,8が付設されており、昇降搬器2
0は巻上機5により、かかるガイドレール8,8および
ガイドレール8,8で案内されて昇降移動をする。ま
た、昇降路3の下部には入出庫室11が設けられてお
り、ここで外部と駐車装置との自動車の受け入れ、ある
いは引き渡しが行われる。つぎに、入出庫室11の下方
にはピット14が掘設され、ここには旋回装置17が固
設されている。以上がエレベータ式駐車装置1の概略の
構成である。
【0012】つぎに、本発明の要部であるエレベータの
かごないし、ケージに相当する昇降搬器20の詳細な構
成を図2〜図11により説明する。図2〜図4で示すよ
うに下層にはH型鋼材を平面視で長方形状に枠組みした
昇降フレーム21が形成されている。かかる、昇降フレ
ーム21の長手方向の両側の下面には、やはり長さの異
なるH型鋼材で形成されたサポートアーム21aとサポ
ートアーム21bとがそれぞれボルトで締結されてい
る。さらに、サポートアーム21a,21bの両端部に
はブラレット57,57およびブラケット57,57が
それぞれ固着されており、それぞれ引留金具60,60
および引留金具60,60の一端が枢着され、合わせて
軸59,59および軸59,59とによりガイドローラ
58,58およびガイドローラ58,58が回転可能に
枢着されている。そして、それぞれの引留金具60,6
0,…には巻上機室4に枢設された滑車6,6,6,6
に巻き掛けられたロープ7,7,…の一端側が引き留め
られている。このようにして昇降フレーム21はサポー
トアーム21a,21bの箇所でロープ7,7,…によ
り吊り下げられた状態で支承されている。一方、ガイド
ローラ58,58,…はそれぞれガイドレール8,8,
…の側面に係合して転動する。つぎに、昇降フレーム2
1上には図3で示した右側の2箇所と左側の2箇所にそ
れぞれ軸受ブラケット30,30が固着され、それぞれ
にはシフトローラ31,31,…とシフトローラ31,
31,…が回転可能に軸支されている。
【0013】さらに、上記した昇降フレーム21の上部
には横行フレーム32がH型鋼材を平面視で重宝形状に
枠組みして形成されている。そして、図3で示すよう
に、両側のH型鋼材の”コ”の字型の溝部には前出のシ
フトローラ31,31およびシフトローラ31,31が
嵌まり込むようになされている。即ち、横行フレーム3
2は昇降フレーム21上にシフトローラ31,31およ
びシフロローラ31,31とで移動可能に支持された状
態になっている。
【0014】また、図2、図4で示すように昇降フレー
ム21の前記したシフトローラ31,31を枢着した軸
受ブラケット30,30の近傍で、かつ、両内側に位置
して縦長で側面視で鍵型をしたビームブラケット33,
33とビームブラケット33,33とが昇降フレームの
両側に固着して上方に延出されている。かかるビームブ
ラケット33,33とビームブラケット33,33の上
端には長尺状のみぞ型鋼材を対向させて2列平行に並べ
て間には4ヶのガイドローラ35,35,35,35を
ビームブラケット33,33より僅かに上方に突出させ
て枢着した横行ビーム34,34の2組が対向するよう
に固着して支持されている。
【0015】つぎに、パレット15を昇降搬器20と図
1に示した駐車室10との間で受け渡しするためのパレ
ット横行手段22の構造について説明をする。図2、図
3で示すように横行フレーム32の上面の両側には同じ
構成の2組のパレット15と当接して横行移送するため
の装置が装備されている。従って、一方側の装置につい
ての構成を述べる。横行フレーム32の図示で右側には
ブラケット25,25を上方に固着して突出するように
する。それぞれのブラケット25,25の上面には長尺
状のみぞ型鋼材で形成した横行チェンフレーム23,2
3を背向させ、横行フレーム32のほぼ全幅に渡って平
行に固着をする。そして、図6で示すように2列平行に
並べた横行チェンフレーム23,23の間に位置し、か
つ両端部にはそれぞれ一方に2車のスプロケット車2
4,24を一対として縦に平行にして駆動軸24aで回
転可能に枢着する。他方側にも2車のスプロケット車2
4,24を一対として縦に平行にして従動軸24bで回
転可能に枢着する。そして、今度は両端の同一線状に位
置するスプロケット車24,24間には無端状に連鎖し
た横行チェン40を巻き掛ける。もう一方の同一線上に
位置するスプロケット車24,24間にも同様にして無
端状に連鎖した横行チェン40を巻き掛けるようにす
る。従って、2条の横行チェン40と横行チェン40は
平面視で平行になるようにする。
【0016】つぎに、両端部に枢着した2組のスプロケ
ット車24,24とスプロケット車24,24間に巻き
掛けられた2条の横行チェン40,40との間には隣接
するリンク41,41どうしを繋ぐためのリンクピン4
2,42,…の内で後述するパレット15の横行方向の
2箇所に取り付けた係合フック16,16の間隔と等し
い間隔にして2箇所には通常のリンクピン42,42に
代えて2条の横行チェン40,40に共通の一本の長い
リンクピン46a,46aにして横行チェン40,40
の中間には駆動ピン46,46を枢着する。他方側の横
行チェン40,40についても、同様にして駆動ピン4
6,46を枢着する。また、図7で示すように循環させ
た横行チェン40,40の前記した駆動ピン46,46
を枢着した側とは反対側に位置する直線区間の全長に渡
って2条の横行チェン40,40と同じ位置にあるリン
クピン42,42に”L”字型に形成されたアタッチメ
ント43,43,…をリンク41,41と共に枢着す
る。そして、同一位置にある2つのアタッチメント4
3,43を一組にして鋼鈑を断面が略”U”字型に折り
曲げて形成したチェンカバー45,45,…を止めビス
44,44で蓋をするようにして締結する。
【0017】つぎに、図2、3で示すように横行フレー
ム32上には電動機26と減速機27とを装備して互い
を軸接する。かかる減速機27と図示で左側に一方側の
スプロケット車24,24を挿着した駆動軸24aとを
短尺のユニバーサルジョイント28で接続する。同様に
して、図示で右側に位置する他方側のスプロケット車2
4,24を挿着した駆動軸24aを長尺のユニバーサル
ジョイント29で接続する。
【0018】こうして、電動機26を回転起動させると
減速機27で電動機28の回転が減速され、ユニバーサ
ルジョイント28および29を介して両側の駆動軸24
a,24aにそれぞれに分配されて回転が伝達される。
この様にして、両側の駆動軸24aおよび駆動軸24a
と共にスプロケット車24,24およびスプロケット車
24,24が回転し、従動軸24b,24bに挿着され
たスプロケット車24,24およびスプロケット車2
4,24との間に巻か掛けられている横行チェン40,
40および横行チェン40,40も循環移動し、同時に
それぞれの横行チェン40,40間と横行チェン40,
40間に枢着された駆動ピン46,46および駆動ピン
46,46とチェンカバー45,45,…およびチェン
カバー45,45,…も循環移動をする。
【0019】つぎに、図2、図5で昇降フレーム21上
に両側をそれぞれ2車のシフトローラ31,31とシフ
トローラ31,31移動可能に支承された横行フレーム
32を横行させる横行駆動部50の構成について説明す
る。始めに、図2の平面図で示すように横行フレーム3
2を構成するみぞ型鋼材を長方形状に枠組みした長部材
32a,32bと短部材32c,32dの内で図示で上
方にある長部材32aの内側面には左右対称となる位置
には軸受ブロック53,53を固着してスプロケット車
52,52を枢支し、さらに、長尺の連接軸54で繋ぎ
連動して回転させるようにする。図示で下方にある長部
材32bの内側面にも前述の長部材32aの左側に固着
した軸受ブロック53のスプロケット車52と対向する
位置には同形のスプロケット車52を枢支した軸受ブロ
ック53を固着する。
【0020】また、長部材32aの図示左側に固着した
軸受ブロック53と対向する位置にはスプロケット車5
2を軸に枢着したギヤードモータ51を装着する。つぎ
に、図示で左側の長部材32a,32bとに枢着したス
プロケット車52と52間と右側の長部材32a側に軸
受ブロック52で枢支したスプロケット車52と長部材
32b側のギヤードモータに挿着したスプロケット車5
2との間にも同様にして有端のチェン55を巻き掛ける
ようにする。
【0021】図5は図2の矢印A−A方向より見た側面
図である。前述の図2の図示左側に巻き掛けたチェン5
5と右側に巻き掛けたチェン55の下方に位置して昇降
フレーム21にはL型鋼材を用いたステー2c,2cを
渡して固着する。1つのステー21cの上面には間隔を
あけて2つの止め金56,56を上方に突出して固着す
る。かかる、止め金56,56にはチェン55の両端部
を緊張して引き留めるようにする。他のステー21cに
ついても同様にして止め金56,56を固着して突出
し、チェン55の両端部を緊張して引き留めるようにす
る。
【0022】こうして、ギヤードモータ51を起動して
ギヤードモータ51の軸に挿着したスプロケット車52
が回転するとチェン55の両端が昇降フレーム21側に
係止されているので相対的にギヤードモータ51を固着
した横行フレーム32側が矢印47または矢印48方向
に移動をする。従って、同じチェン55に巻き掛けられ
た長部材32a側のスプロケット車53も回転しながら
移動をする。さらに、連結軸54で繋がれている図2の
図示左側にあるスプロケット車53も回転し、同様にし
て昇降フレーム21側に両端が係止されたチェン55が
巻き掛けられた長部材32b側のスプロケット車53も
同期して回転しながら横行フレーム32と共に移動をす
る。
【0023】つぎに、図8、図9は昇降搬器20から駐
車室10へパレット15を搬送した際に駐車室10の横
行ビーム65,65からパレット15が外れないように
するためのパレット脱落装置70の構成を説明したもの
である。横行ビーム65の側面には角型鋼管をL字型に
繋いで形成したブラケット74が2本のボルト75,7
5で固着されている。ブラケット74の頭部には筒形を
したボス74aが水平方向に固着されており、軸76が
水平な向きで貫通して枢着されている。そして、図9で
示すように、かかる軸76の図示右側に突出した部分に
はねじりばね77が軸76に巻き付けられるようにして
装着されており、右端部は軸76の軸端付近に穿孔され
た穴に挿入された状態で係止され、左端側はブラケット
74のボス74aの下部付近傍に穿けられた穴に一定の
ねじり力を与えて附勢した状態で係止されている。
【0024】軸76のボス74aの左側に突出した箇所
には作動レバー71がアーム部71bで箇所で嵌着され
ている。作動レバー71の軸76に嵌着されたアーム部
71bはL形鋼材を用いて形成されており、軸76に嵌
着した側とは反対側には台形状のプレート71cを固着
して突出させて三角形状のロックプレート72が止めね
じ73,73で締結されている。
【0025】また、図8で横行ビーム65にはブラケッ
ト74の図示で右斜め上方にはL型鋼材で形成したスト
ッパ78が固着して歯部を突出させて、ねじりばね77
で回転方向に附勢した状態の作動レバー71と当接させ
ることで作動レバー71が水平になるようにしている。
【0026】加えて、駐車室10の横行ビーム65,6
5にパレット15が移乗を完了した状態に於いては、横
行ビーム65の中央部には側面より抑止ブラケット80
がボルト81,81で固着して具えられている。抑止ブ
ラケット80の上部にはみぞ型鋼材でできた係合部80
aが固着されている。これに対応してパレット15の下
面に固着された長方形鋼管でできたビーム15aの側面
には前記の抑止ブラケット80の係止部80aと微少な
すき間ができる状態で止めアングル15bが固着して延
出されており、仮にパレット15が何らかの振動で跳上
がろうとすると止めアングル15bが抑止ブラケット8
0の係止部80aに当接して横行ビーム65,65から
パレット15が外れないようにしている。
【0027】図13(a)、(b)、(c)に示すよう
にパレット15は横行フレーム32の左右にそれぞれ2
条にして巻き掛けられた横行チェン40,40および横
行チェン40,40の間に挿着され、それぞれの図示で
右側の駆動軸24aと左側の従動軸24bおよび駆動軸
24aと従動軸24bの真上に位置した状態の駆動ピン
46,46および駆動ピン46,46上にパレット15
に具えた2つの係合フック16,16に形成された切り
欠16a,16aに嵌まり込んだ状態で載置されてい
る。
【0028】つぎに、図13(a)〜(f)は昇降搬器
20から駐車室10へパレット15を移乗させる順序を
示したものである。図13(a)では横行フレーム32
に装着された横行駆動部50のギヤードモータ51が起
動される。図5で示したギヤードモータ51の軸端に挿
着されたスプロケット車52が回転し、チェン55を巻
き付ける。そして、同じチェン55に巻き掛けられてい
る図示で左側のスプロケット車52も回転する。
【0029】さらに、図2で示した前出の上方右側のス
プロケット車52の回転が連結軸54で図示で左側上方
のスプロケット車52へ伝達され、かかるスプロケット
車52と対向する図示で下方に位置したスプロケット車
52に巻き掛けられているチェン55を巻き付ける。両
方のスプロケット車52,52およびスプロケット車5
2,52間に巻き掛けられたチェン55およびチェン5
5の両端部は昇降フレーム側の止め金56,56および
止め金56,56にそれぞれ引き留められているので横
行フレーム32が相対的に昇降フレーム21側に枢着さ
れている左右のシフトローラ31,31,…およびシフ
トローラ31,31,…上を蛇行することなく案内され
ながら矢印47方向へ移動をする。
【0030】図13(b)で示した横行フレーム32の
全体が横行駆動部50により図3および図15で示すよ
うに横行フレーム32の先端部の2箇所にブラケット3
7a,37aを取り付けて枢着した操作ローラ37,3
7が駐車室10側の横行ビーム65,65の先端部に構
成したパレット脱落防止装置70,70の作動レバー7
1,71の作動部71a,71aに回転しながら当接し
てねじりばね77による附勢力に抗して矢印39a方向
へ回転させると作動レバー71,71に取り付けたロッ
クプレート72,72がパレット15の移送経路から退
避する。
【0031】つづいて、パレット横行手段22の電動機
26を起動して回転させると軸接された減速機27から
ユニバーサルジョイント28,29でそれぞれ左右のス
プロケット車24,24およびスプロケット車24,2
4を挿着した駆動軸24a,24aを同期して回転させ
る。
【0032】これにより、駆動軸24aのスプロケット
車24,24と従動軸24bのスプロケット車24,2
4との間に巻き掛けられている2条の横行チェン40,
40も矢印47および矢印49方向に循環移動すると共
に横行チェン40,40間に挿着された2つの駆動ピン
46,46も循環移動をする。よって、図13(d)で
示すように、パレット15は係合フック16,16の箇
所で循環移動する駆動ピン46,46により矢印47方
向へ昇降搬器20の左右2列の横行ビーム34,34お
よび横行ビーム34,34間に枢着されたガイドローラ
35,35,…およびガイドローラ35,35,…上を
横行し、つづいて、駐車室10側の左右2列の横行ビー
ム65,65および横行ビーム65,65間に枢着され
たガイドローラ66,66,…およびガイドローラ6
6,66,…上へ移乗し、横行して図13(e)に示し
た状態でパレット15の駐車室10への受け渡しが完了
する。
【0033】この時、循環移動する前に従動軸24b側
にあった駆動ピン46がパレット15の係合フック16
と共に矢印47方向に駆動軸24a側のスプロケット車
24,24へ到ると、かかるスプロケット車24,24
のピッチ円上を周回すると同時に図14(a)、
(b)、(c)の順に示した状態で係合フック16に形
成された切り欠16aから駆動ピン46が外れ、さら
に、図示で左右の駆動ピン46,46がそれぞれ駆動軸
24aと従動軸24bの真下に来た時点でそれぞれの横
行チェン40の循環移動を停止する。他方側にある横行
チェン40も同様の状態で停止をする。
【0034】つづいて、横行フレーム32は横行駆動部
50のギヤードモータ51を反転起動すると図13
(a)で説明した状態とは反対の矢印48方向へ移動す
る。そして、横行フレーム32の移動に伴って、駐車装
置側に突出していた操作ローラ37,37も矢印48方
向に移動することで駐車室10側の横行ビーム65,6
5の先端部に構成されたパレット脱落防止装置70,7
0の操作レバー71,71がねじりばね77,77の復
元力で矢印39b方向に回転し、アーム71b,71b
がストッパ18,81に当接する図9に示した状態にま
で復帰すると、ロックプレート72,72が再びパレッ
ト15のビーム15a,15aの移動経路に突出して横
行ビーム65,65に移乗したパレット15の水平移動
をと抑止するように作用する。
【0035】また、同時に前記したようにパレット15
側に固着された止めアングル15b,15bと横行ビー
ム65,65に固着された抑止ブラット80とが図12
の側面図で示した状態に重なり合い、パレット15が上
方に跳上がることを抑止することで、駐車室10,1
0,…に収納したパレット15,15,…が地震等でそ
れぞれの横行ビーム65,65から脱落しないようにし
ている。
【0036】以上は、昇降搬器20から駐車室10へパ
レット15を移送する動作について説明したが、反対
に、駐車室10から昇降搬器20へパレット15を移送
する場合には図13(f)〜(a)に示した順序で行わ
れる。始めに、横行チェン40,40に挿着した2つの
駆動ピン46,46がそれぞれ図示で左右のスプロケッ
ト車24,24およびスプロケット車24,24の下位
にある状態で横行駆動部50を起動して、横行フレーム
32を矢印47ほ駐車室10の方向へパレット15の係
合フック16の下方に位置するまで横行させる。
【0037】つづいて、パレット横行手段22を起動し
て横行チェン40,40と共に駆動ピン46,46を矢
印47および矢印49bの方向に反転して循環移動させ
ると、駆動軸24a側の駆動ピン46がスプロケット車
24,24を周回して上側に移動し、パレット15に具
えた一方の係合フック16の切り欠16aへ嵌まり込ん
で係止する。さらに、横行チェン40,40と共に矢印
48の方向へ移動するとパレット15も同様に移動し
て、図13(c)に示すように、2つの駆動ピン46,
46がパレット15の図示で左右の係合フック16,1
6の切り欠16a,16aに嵌まり込み、即ち、一方の
駆動ピン46が右側のスプロケット車46,46の上部
の位置にあり、他方の駆動ピン46が左側のスプロケッ
ト車46,46の上部の位置にある状態で横行チェン4
0,40の循環移動を停止させる。この時、パレット1
5は横行フレーム32へ完全に移乗した状態になる。
【0038】その後、再び横行駆動部50を反転して横
行フレーム32を矢印48方向へ移動して戻すことで、
駐車室10側へ突出していた駆動軸24a側のスプロケ
ット車24,24が図13(a)に示した状態になる。
こうして、昇降搬器20が巻上機5により昇降路3を入
出庫室12と各駐車室10,10,…の間で自動車の受
け渡しのために上下に昇降移動することが可能になる。
【0039】エレベータ式駐車装置1で入出庫室11に
旋回装置17が付設されている場合に図16で示すよ
に、入出庫室11では旋回装置17によりパレット15
が入出庫口13へ向けて90°旋回される。この状態に
なるとパレット15を載置する横行フレーム32に装備
されているパレット横行手段22の両側の横行チェン4
0,40および横行チェン40,40が露出するように
なる。その際、図7で示すように無端状に連鎖した横行
チェン40,40および横行チェン40,40が循環し
てチェンカバー45,45,…およびチェンカバー4
5,45,…を表面に露出させる。そして、横行フレー
ム32に具えられた通路床90,90も露出し、入出庫
下12の四隅に備えられている通路床91,91,…と
で利用者が自動車の入庫あるいは出庫のために入出庫室
11へ進入した際にピット14へ物を落とすことを防ぐ
ようにしている。また、入出庫室11内の美観を向上さ
せることにもなる。
【0040】
【発明の効果】本発明のエレベータ式駐車装置で、入出
庫室と駐車室の間を昇降する昇降搬器は、パレットを駐
車室との間で受け渡しするためのパレット横行手段を備
えた横行フレームを、さらに駐車室方向へ移動させるた
めの横行駆動部備えるようにする。この、横行駆動部で
横行チェンに挿着した駆動ピンが駐車室側へ突出して横
行フレームに載置したパレットを駐車室へ受け渡しする
位置と、昇降搬器が昇降する際には駆動ピンを昇降昇降
搬器へ退避して駐車室と干渉しない位置とに移動する構
造とする。
【0041】これにより、各駐車室側にはそれぞれパレ
ットを昇降搬器へ受け渡しするための駆動装置が不要に
なる。従って、各駐車室に必要な空間が縮少できるので
駐車装置全体の小さくできる効果があり、さらにパレッ
ト受け渡しのための駆動装置も昇降搬器側にだけ備えれ
ばよいので経済的な効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるエレベータ式駐車装置の全体構
成を説明した正面図である。
【図2】本発明に係わる昇降搬器の構成を説明した平面
図である。
【図3】本発明に係わる昇降搬器の構成を説明した図2
の側面図である。
【図4】本発明に係わる昇降搬器の構成を説明した図2
の正面図である。
【図5】昇降搬器の横行フレームの横行駆動部の構成を
説明した図2の矢印A−A方向より見た正面図である。
【図6】パレット横行手段の横行チェンと駆動ピンの構
造を説明した正面図である。
【図7】パレット横行手段の横行チェンに具えたチェン
カバーの平面図である。
【図8】駐車室側の横行ビームの構成を説明した側面図
である。
【図9】パレット脱落防止装置の構成を説明した側面図
である。
【図10】パレット脱落防止装置の構成を説明した
【図9】の正面図である。
【図11】パレットの抑止アングルと駐車室の横行ビー
ムの抑止ブラケットの位置関係を説明した正面図であ
る。
【図12】パレットの抑止アングルと駐車室の横行ビー
ムの抑止ブラケットの位置関係を説明した
【図11】の正面図である。
【図13】パレット横行手段によるパレットの駐車室へ
の受け渡し順序を説明した正面図である。
【図14】横行チェンに挿着された駆動ピンがパレット
の係合フックの切り欠から外れる順序を説明した図であ
る。
【図15】横行フレームがパレット脱落防止装置を動作
させた状態を説明した図である。
【図16】入出庫室に昇降搬器がある時に旋回装置でパ
レットを旋回させた際に
【図7】で示した横行チェンのチェンカバーが露出する
様子を説明した平面図である
【符号の説明】
1 エレベータ式駐車装置 2 構造体 3 昇降路 4 巻上機室 5 巻上機 6,6 滑車 7,7,… ロープ 8,8,… ガイドレール 10,10,… 駐車室 11 入出庫室 12 入出庫階 13 出入口 14 ピット 15,15,… パレット 15a,15a,… ビーム 15b,15b,… 止めアングル 16,16,… 係合フック 16a,16a,… 切り欠 17 旋回装置 20 昇降搬器 21 昇降フレーム 21a,21b サポートフレーム 21c,21c,… ステー 22 パレット横行手段 23,23,… 横行チェンフレーム 24,24,… スプロケット車 24a,24a 駆動軸 24b,24b 従動軸 25,25,… ブラケット 26 電動機 27 減速機 28,29 ユニバーサルジョイント 30,30,… 軸受ブラケット 31,31,… シフトローラ 32 横行フレーム 32a,32b 長部材 32c,32d 短部材 32e,32e ステー 33,33,… ビームブラケット 34,34,… 横行ビーム 35,35,… ガイドローラ 35a,35a,… ローラ軸 36,36,… ブラケット 37,37,… 操作ローラ 37a,37a,… ブラケット 37b,37b,… 軸 38,38,… 軸 39a,39b 矢印 40,40,… 横行チェン 41,41,… リンク 42,42,… リンクピン 43,43,… アタッチメント 43a,43a,… リンクピン 44,44,… 止めビス 45,45,… チェンカバー 46,46,… 駆動ピン 46a,46a… リンク 47,48 矢印 49a,49b 矢印 50 横行駆動部 51 ギヤードモータ 52,52,… スプロケット車 53,53,53 軸受ブロック 54 連結軸 55,55 チェン 56,56 止め金 57,57,… ブラケット 58,58,… 昇降ガイドローラ 59,59 軸 60,60,60,60 引留金具 61,61,… 位置決め装置 65,65,… 横行ビーム 66,66,… ガイドローラ 70,70,… パレット脱落防止装置 71,71,… 作動レバー 71a,71a,… 作用部 71b,71b,… アーム 71c,71c,… プレート 72,72,… ロックプレート 73,73,… 止めねじ 74,74,… ブラケット 74a,74a,… ボス 75,75,… ボルト 76,76,… 軸 77,77,… ねじりばね 78,78,… ストッパ 80,80,… 抑止ブラケット 81,81,… ボルト 90 通路床 91,91,… 通路床 A,A 矢印

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降路を昇降する昇降搬器と、前記昇降路
    に沿って複数層に配備された駐車室とを具え、前記昇降
    搬器にパレットを介して自動車を搭載して昇降移動し、
    所要の駐車室に前記パレットと共に自動車を移送して格
    納するようになしたエレベータ式駐車装置において、 前記昇降搬器は昇降フレームにシフトローラで移動可能
    に支承された横行フレームと、 該横行フレームを前記駐車室方向へ所定量移動させるた
    めの横行駆動部とを具え、 かつ、前記横行フレームには前記自動車を搭載するパレ
    ットを前記駐車室との間で受け渡しするためのパレット
    横行手段を具えてなり、 前記昇降搬器が昇降路を昇降する際には前記横行フレー
    ムは前記横行駆動部で前記昇降路の幅内に帰納し、前記
    昇降搬器が自動車を格納するための所定の駐車室に至る
    と前記横行フレームは前記横行駆動部で前記駐車室側へ
    所定量だけ移動して、前記昇降搬器と前記駐車室との間
    でパレットを受け渡し可能にし、 前記横行駆動部は前記横行フレームにはギヤードモータ
    で回転駆動するスプロケット車を枢着してチェンを巻き
    掛け、前記昇降フレームには止め金を具えて前記チェン
    の両端部を係止して構成し、前記横行フレームを前記昇
    降フレームと相対的に前記駐車室側へ所定量移動させる
    ようにし、 前記パレット横行手段は前記横行フレームに枢着した複
    数のガイドローラと、スプロケット車を枢着して2列並
    行に横行チェンを無端状に巻き掛け、両横行チェン間に
    はリンクピンと同軸上に駆動ピンを枢着して循環移動さ
    せ、前記パレットには係合フックを固着して前記横行チ
    ェンと共に循環移送する駆動ピンを係止させて前記パレ
    ットを横送するように構成し、 横行チェンの駆動ピンを枢着した側とは反対側に位置す
    る直線区間の全長に渡ってチェンカバーを取り付け、前
    記チェンカバーは前記横行チェンと共に移動し、かつ前
    記横行チェンの前記チェンカバーを取り付けた部分の外
    側面を覆うように構成されていることを特徴とするエレ
    ベータ式駐車装置。
  2. 【請求項2】前記各々の駐車室には複数のガイドローラ
    を枢着して配備した横行ビームには収納したパレットの
    脱落を防止するためのパレット脱落防止装置を具え、前
    記横行フレームには操作ローラを枢着し、前記横行駆動
    部で前記横行フレームの移動と共に前記操作ローラが前
    記パレット脱落防止装置を押圧して解除して前記昇降搬
    器と駐車室との間でパレットを受け渡しするようにした
    ことを特徴とする前記特許請求の範囲請求項1に記載の
    エレベータ式駐車装置。
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