JP3998372B2 - 半導体処理工程制御システム、半導体処理工程制御方法、及び、そのための処理を記録した記録媒体 - Google Patents

半導体処理工程制御システム、半導体処理工程制御方法、及び、そのための処理を記録した記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP3998372B2
JP3998372B2 JP18652399A JP18652399A JP3998372B2 JP 3998372 B2 JP3998372 B2 JP 3998372B2 JP 18652399 A JP18652399 A JP 18652399A JP 18652399 A JP18652399 A JP 18652399A JP 3998372 B2 JP3998372 B2 JP 3998372B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
control
control variable
semiconductor
calculation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18652399A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001015398A (ja
Inventor
川 正 一 原
田 誠 池
田 悦 生 福
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP18652399A priority Critical patent/JP3998372B2/ja
Priority to TW089112916A priority patent/TW494462B/zh
Priority to US09/606,173 priority patent/US6745094B1/en
Priority to KR10-2000-0036356A priority patent/KR100403103B1/ko
Priority to CNB001242466A priority patent/CN1262946C/zh
Priority to CNB200510096693XA priority patent/CN100416549C/zh
Publication of JP2001015398A publication Critical patent/JP2001015398A/ja
Priority to US10/815,657 priority patent/US6853870B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3998372B2 publication Critical patent/JP3998372B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/418Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS], computer integrated manufacturing [CIM]
    • G05B19/41865Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS], computer integrated manufacturing [CIM] characterised by job scheduling, process planning, material flow
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/32Operator till task planning
    • G05B2219/32074History of operation of each machine
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/32Operator till task planning
    • G05B2219/32196Store audit, history of inspection, control and workpiece data into database
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/32Operator till task planning
    • G05B2219/32297Adaptive scheduling, feedback of actual proces progress to adapt schedule
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/45Nc applications
    • G05B2219/45031Manufacturing semiconductor wafers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体処理工程制御システム、半導体処理工程制御方法、及び、そのための処理を記録した記録媒体に関し、特に処理工程、制御変数の計算法、処理装置の変化に柔軟かつ迅速に対応できる半導体処理工程制御システム、半導体処理工程制御方法、及び、そのための処理を記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
IC、LSI等の半導体装置を製造するには成膜、エッチング、洗浄、検査等多くの処理工程を経る必要があり、各工程において目標とする処理が行われる。目標とする処理を実現するために各処理装置の制御条件及びその処理時間を適切に設定する必要がある。
【0003】
例えばある工程において成膜処理を行う場合には膜の材質(膜種)と膜厚がその処理目標となる。ここで、特定の半導体に目標とする膜種の成膜を行うことを処理内容と呼ぶこととする。成膜装置の制御条件(CVD装置であれば使用するガス材料、ガスの流量、温度等の条件)を適切に選択することによって目標とする処理内容(目標膜種の成膜)が実現でき、成膜処理を行っている時間(堆積時間)によって膜厚を制御できる。ここで、堆積時間は目標膜厚を成膜レート(単位時間に成膜される膜厚、すなわち一種の処理速度)で割り算することで求められる。なお、成膜レートはあらかじめ装置のメンテナンス時等に測定しておきレートテーブルとして保管されている。
【0004】
また、エッチング処理を行う場合には特定の半導体に成膜された特定材料の膜をエッチングすることが処理内容で、この処理内容及びエッチングの深さ(膜厚)が処理目標である。この処理内容を実現するためにエッチング装置の制御条件が決定される。また、エッチング時間(処理時間)が、目標とするエッチング深さ(膜厚)をエッチングレート(単位時間あたりのエッチング深さ、すなわち、一種の処理速度)で割り算することで決定される。エッチングレートは成膜の場合と同様にレートテーブルとして保管されている。
【0005】
複数の処理工程における処理装置の制御条件、処理時間を管理するために半導体処理工程制御システムが用いられる。ここで、成膜する場合(単一工程の場合)を処理内容の例にとり、従来の半導体処理工程制御システムによる工程制御の流れを表す。工程フローを図29に示し、工程制御の流れを図30に示す。
【0006】
図30に示すように、半導体処理工程制御システムは工程フロー情報から自工程における処理目標(この場合は成膜する膜種、膜厚)及び処理装置の制御条件を読みとる。そして、レートテーブルを参照して目標膜厚を成膜レートで割り算することで処理時間(この場合は堆積時間)を求める。この例では、目標膜厚1000■を成膜レート10オングストローム/分で割った100分が堆積時間となる。そして、成膜装置またはその制御装置に制御変数(処理装置の制御条件と処理時間の双方を含めた処理装置の制御に関わる条件設定、以下も同様)を送って成膜処理を行う。この図30に示す例では、目的となる処理工程に対する制御方法は固定的なものである。
【0007】
複数の膜を成膜する場合及び複数の膜をエッチングする場合における処理時間の計算方法を図31及び図32に示す。この場合は、成膜又はエッチングする膜の材料によって処理装置の制御条件及び処理速度(成膜レート、エッチングレート等)が異なるためそれぞれの膜を処理する工程毎に処理時間を計算する必要がある。
【0008】
半導体処理工程制御システムはハードウェアそのもので構成してもよいが、通常は処理工程の変化等に迅速に対処できるようコンピュータ上のプログラム(ソフトウェア)として構成できる。これを図33に示す。
【0009】
この図33に示すように、各工程に使用する処理装置毎に工程制御プログラムがあり、それぞれの処理装置を制御している。すなわち、複数の工程制御プログラムの集合によって半導体処理工程制御システムの機能を実現している。工程やそれに使用する装置が変更されたときには、それぞれの工程制御プログラムの内容を変更してこれに対処することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、制御条件は装置及び処理内容によってのみ決まる固定的なものではなく、また成膜レートは必ずしも一定ではないという問題がある。
【0011】
すなわち、制御条件は処理装置の使用履歴等により変化しうるものである。また、成膜レートは成膜する下地の状態によって変化しうるものであり、従って堆積した膜の厚さによって成膜レートが変化することもある。
【0012】
このようなことに対処する方法として例えば、過去の制御条件を考慮して適切な制御条件を計算する方法が特開平8−45804号に開示されており、目標膜厚から処理時間を計算する方法が特開平6−196404号に開示されている。
【0013】
このような制御条件、処理時間の計算方法は必ずしも決まったものではなく目的とする処理内容等により変化しうるものである。従来の半導体処理工程制御システムではこのような制御条件、処理時間の計算法の変化に柔軟に対処することはできず、計算法を変える度にプログラム全体を作り直すしかないという問題があった。
【0014】
また、処理装置、処理工程の変更(個々の工程の変更の他、工程の削除、追加を含む)を行う場合にもプログラム全体の変更を要し、時間がかかるという問題があった。
【0015】
以上述べたように、従来の半導体処理工程制御システムでは、処理工程、制御変数の計算法、処理装置等の変化に迅速に対応できず、結果として半導体装置の開発の遅れをもたらす可能性があった。
【0016】
そこで、本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、処理工程、制御変数の計算法、処理装置の変化に柔軟かつ迅速に対応できる半導体処理工程制御システムを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、半導体処理工程制御システムは、
複数の半導体処理装置を制御する半導体処理工程制御システムであって、
プロセスフロー情報を取得するフロー情報取得部と、
前記プロセスフロー情報から、処理対象となる前記半導体処理装置、処理内容及び工程状態を特定する特定情報を取得する工程判断部と、
前記半導体処理装置、前記処理内容、前記工程状態毎に異なる複数の制御変数計算手段の中から、前記特定情報に基づいてそれに適合する制御変数計算手段を選択し、計算を行う制御計算選択実行部と、
前記制御計算選択実行部の計算により得られた制御変数を受け取り、前記半導体処理装置へ送る制御変数送信部と、
を備えることを特徴とする。
【0019】
また、半導体処理工程制御方法は、複数の半導体処理装置を制御する半導体処理工程制御方法であって、
プロセスフロー情報から処理対となる前記半導体処理装置、処理内容及び工程状態を特定する特定情報を取得する工程判断工程と、
前記半導体処理装置、前記処理内容、前記工程状態毎に異なる複数の制御変数計算の中から、前記特定情報に基づいてそれに適合する制御変数計算を選択して、計算を行う制御計算選択実行工程と、
前記制御変数計算により得られた制御変数を受け取り、前記半導体処理装置へ送る制御変数送信工程と、
を備えることを特徴とする。
【0020】
また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、複数の半導体処理装置を制御するためのプログラムが記録された記録媒体であって、
プロセスフロー情報から処理対となる前記半導体処理装置、処理内容及び工程状態を特定する特定情報を取得する工程判断工程と、
前記半導体処理装置、前記処理内容、前記工程状態毎に異なる複数の制御変数計算の中から、前記特定情報に基づいてそれに適合する制御変数計算を選択して、計算を行う制御計算選択実行工程と、
前記制御変数計算により得られた制御変数を受け取り、前記半導体処理装置へ送る制御変数送信工程と、
をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
本発明の第1の実施形態はプロセス制御本体部と制御変数計算プログラムからなり、処理工程によって制御変数計算プログラムを差し替えて使用する半導体処理工程制御システムである。より詳しくを以下に説明する。
【0032】
図1(a)に本実施形態の構成ブロックを示す。プロセス制御本体部100は、複数の制御変数計算プログラム210を有する制御変数計算部200と結合されている。制御変数計算プログラム210のそれぞれが、本実施形態における制御変数計算手段を構成している。
【0033】
プロセス制御本体部100は、工程管理部300と、1又は複数の半導体製造装置400や半導体検査装置402に接続されている。半導体製造装置400と半導体検査装置402とは、本実施形態における半導体処理装置を構成している。
【0034】
工程管理部300は、プロセスフロー全体を管理する上位システムコンピュータであり、プロセス本体制御本体部100に、プロセスフロー情報を送信する。このプロセスフロー情報は、コンテキスト情報とも呼ばれるものであり、半導体製造装置400や半導体検査装置402で行う処理工程の順序と各処理工程において目標とする処理の内容を示す情報である。
【0035】
プロセス制御本体部100は半導体製造装置400や半導体検査装置402やレシピに依存しない構成部である。制御変数計算プログラム210(1)〜210(n)は処理装置の制御変数を計算する計算部である。本実施形態の特徴は、レシピ毎に作成される制御変数計算プログラム210(1)〜210(n)のいずれかを選択して、プロセス制御本体部100にプラグインできることにある。つまり、制御変数計算プログラム210(1)〜210(n)は、プロセス制御本体部100に抜き差し可能に構成されている。ここで、レシピとは、ある装置である品種のある処理を行う処理条件であり、同じレシピを使用した場合でも、品種やプロセスフローの中で使う位置や順序が異なれば、制御変数計算プログラム210は異なる場合もある。
【0036】
図1(b)は、プロセスフローと制御変数計算プログラム210の関係を示す図である。工程iに対応して制御変数計算プログラム210(i)が適用されている。制御変数計算プログラム210の機能はプログラムにより記述することができる。その具体例を図2に示す。なお、半導体処理のプロセスフロー全体では、図3に示すように処理(製造)工程の他に検査工程も含まれることから、ここでは「処理」には検査をも含んで考えることし、ある工程が検査工程であればそれによっても制御変数計算プログラム210(i)は適宜置き換え使用されるものとする。
【0037】
図4は、本実施形態における半導体処理工程制御システムのハードウェア構成を示す図である。この図4に示すように、半導体処理工程制御システムは、プロセス制御主サーバ510と、プロセス制御副サーバ512と、QC(品質管理)データサーバ520と、工程管理サーバ530と、装置制御サーバ540(1)〜540(n)とを、ネットワークを介して相互接続することにより構成されている。
【0038】
プロセス制御サーバ510と、QCデータサーバ520と、工程管理サーバ530には、それぞれ、データベースが構築された補助記憶装置が接続されている。このとき、プロセス制御本体部100及び制御変数計算プログラム210はプロセス制御サーバ510に対応しており、工程管理部300は工程管理サーバ530に対応している。半導体製造装置400又は半導体検査装置402の制御部は装置制御サーバ540に接続されている。
【0039】
制御変数計算プログラム210は、図5(a)及び図5(b)のように、制御変数を計算する手順・処理の流れを管理する計算管理部210Aと、制御変数の計算に用いる計算式からなる計算式部210Bに分けられている。計算管理部210Aは、装置及びレシピにより異なるため、装置又はレシピ毎に存在する。計算式部210Bは、このように制御変数計算プログラム210内で記述できるが、外部のアプリケーションの式を呼び出して使用することも可能である(外部プログラムとのリンク)。
【0040】
更に、制御変数計算プログラム210は、図6の様に、純粋に処理装置の制御変数の計算のみを行う制御計算プログラム211と、処理装置の処理状況データの加工、一時的な保存、及びこれらのデータに基づく処理装置の装置定数の計算を行う実処理集計プログラム212に分離することもできる。この場合でも、制御計算プログラム211及び実処理集計プログラム212はそれぞれ計算管理部211A、212A及び計算式部211B、212Bに区分できる。
【0041】
次にプロセス制御本体部100の詳細を図7に示す。この図7に示すように、プロセス制御本体部100は、工程判断部110、フロー情報取得部120、制御変数送受信部130、制御計算選択実行部140、及び、データ一時保管部150を備えて構成されている。
【0042】
工程判断部110は、フロー情報取得部120、制御変数送受信部130及び制御計算選択実行部140と結びつけられている。制御計算選択部140は更に制御変数送受信部130及びデータ一時保管部150と結ばれ、この全体としてプロセス制御本体部100を構成している。制御計算選択実行部140は、複数の制御変数計算プログラム210(1)〜210(n)の中から任意の制御変数計算プログラムを選択してプラグインすることが可能である。
【0043】
プロセス制御本体部100によって制御変数計算プログラム210(1)〜210(n)の選択が行われる。この処理のフローチャートを図8に示す。
【0044】
プロセスフロー情報には、処理を行う対象の装置又は対象の装置を決定できる情報や、対象の装置で使用されるレシピ又はレシピを決定できる情報が登録されている。このため、図8に示すように、工程判断部110は、フロー情報取得部120からこのプロセス情報を取得して、対象となる装置名とレシピ名とを得る(ステップS10)。続いて、制御計算選択実行部140において、取得した対象の装置名とレシピ名から、装置とレシピを管理している装置レシピ管理テーブルを用いて、これに対応する制御変数計算プログラム210を検索する(ステップS11)。すなわち、装置レシピ管理テーブルは、装置群名、装置名及びレシピ名の組合せと、それに該当する制御計算プログラムとの対応関係を管理しているテーブルである。
【0045】
次に、この検索の結果、対応する制御変数計算プログラム210が存在したかどうかを判断する(ステップS12)。対応する制御変数計算プログラム210が存在した場合には、その制御変数計算プログラム210をメモリ上に呼び出し、計算に必要なパラメータを受け渡して制御変数計算プログラムを実行する(ステップS13)。
【0046】
制御変数計算プログラムの計算処理が終了した場合、制御変数計算プログラム210が正常に終了したかどうかを判断する(ステップS14)。正常に終了していた場合には、制御変数送受信部130に計算結果を出力してこの処理を終了する。また、ステップS12で対応する制御変数計算プログラム210が存在しなかった場合、又は、ステップS14で制御変数計算プログラム210が正常に終了しなかった場合にも、この処理を終了する。
【0047】
次に、上述した流れを詳細に記述したデータフローダイアグラムを示した図9に基づいて、半導体処理工程制御システムの処理内容について、さらに詳細に説明する。この図9においては、図6で示したように、制御変数計算プログラム210は、制御計算プログラム211と実処理集計プログラム212とに分けられている。
【0048】
まず、工程管理部300からプロセスフロー情報がプロセス制御本体部100のフロー情報取得部120に送信される。フロー情報取得部120はこのプロセスフロー情報を工程判断部110に送信する。工程判断部110は、このプロセスフロー情報に基づいて、処理状態や工程、装置などを判断する。この判断された情報(処理開始などの処理状態、装置など)は、制御計算選択実行部140にわたされる。
【0049】
制御計算選択実行部140では、これらプロセス情報、装置、処理状態などの情報に基づいて、制御計算プログラム211を選択し、これを起動する。起動された制御計算プログラム211は、データ一時保管部150内のデータや、QCデータベース232内の各種データを参照し、計算を実行する。この制御計算プログラム211により得られた計算結果は、制御計算選択実行部140に送信される。そして、この計算結果は、制御変数送受信部130で各装置に適合した制御パラメータに置き換えられた上で、半導体製造装置400(又は半導体検査装置402)に送信される。
【0050】
上記の処理において、工程判断部110の判断で処理状態が処理終了及び検査終了であった場合には、制御計算選択実行部140では実処理集計をするための実処理集計プログラム212が起動される。この実処理集計プログラム212には、例えば、装置からある種の処理データ(例えば膜厚、実処理データ)を取得するように記述しておく。
【0051】
このようにすることにより、半導体製造装置400(又は半導体検査装置402)から制御変数送受信部130は処理データを受信する。この処理データは、制御計算選択実行部140に送信される。また、必要に応じてフロー情報取得部120は、工程管理部300からプロセスフロー情報を取得する。このプロセスフロー情報には、工程管理情報が含まれている。このため、フロー情報取得部120は、プロセスフロー情報から工程管理情報を抽出して、制御計算選択実行部140に送信する。
【0052】
制御計算選択実行部140はこれら処理データと工程管理情報の中から、必要な情報を実処理集計プログラム212にわたす。また、実処理集計プログラム212は、必要に応じて、QCデータベース232から各処理データや装置定数を取得する。そして、実処理集計プログラム212はこの受け取った情報に基づいて必要なデータ処理や集計を行い、その結果を、データ一時保管部150に格納する。データ一時保管部150に格納された処理データは、上述したように、制御計算プログラム211で適宜使用される。
【0053】
次に、図10に基づいて、本実施形態における処理の流れを具体例に従い説明する。図10は成膜工程において処理時間を計算する場合の処理フローである。プロセスフロー情報から取得したプロセス情報に基づき制御計算選択実行部140は、複数の中から1つの制御変数計算プログラム210を選択する。このときの制御変数計算プログラム210における処理内容は、(1)プロセスフロー情報から目標膜厚を読みとる、(2)装置(装置名)、処理内容(レシピ名)より制御変数を決定し、そのときの成膜レートを読みとる、(3)計算式に基づき成膜時間を計算する、などである。得られた計算結果は、制御変数送受信部130を介して半導体製造装置400や半導体検査装置402の制御部にダウンロードされる。
【0054】
以上のように、本実施形態に係る半導体処理工程制御システムによれば、半導体製造装置400や半導体検査装置402に依存せずに半導体処理工程の制御を行うプロセス制御本体部100と、半導体製造装置400や半導体検査装置402、及び、それにより行う処理目標に適合する制御変数を求める制御変数計算プログラム210と分けて構成し、必要な制御変数計算プログラム210をプロセス制御本体部100にプラグインして使用することとしたので、半導体製造装置400や半導体処理装置402や処理目標が変更された場合でも、それらの変更に容易に対応することができる。
【0055】
すなわち、1つの半導体製造装置400の処理目標を変更するような場合でも、その半導体製造装置400に対応する制御変数計算プログラム210のみを変更すればよいので、他の半導体製造装置400や他の半導体検査装置402に影響を及ぼさずにすむ。このため、他の半導体製造装置400や他の半導体検査装置402の稼働を停止せずにシステム変更をすることができる。
【0056】
〔第2実施形態〕
本発明の第2の実施形態はプロセス制御本体部、制御変数計算手法プログラム及び制御変数計算プログラムからなり、制御変数計算手法プログラムがそれに接続した複数の制御変数計算プログラムを適宜起動させることで、複数工程にわたる制御を行えるようにしたものである。より詳しくは以下に説明する。
【0057】
図11(a)に本実施形態の構成ブロックを示す。プロセス制御本体部100に制御変数計算手法プログラム220がプラグインされ、さらにこの制御変数計算手法プログラム220に複数の制御変数計算プログラム210がプラグインされる。制御変数計算プログラム210は、各工程に対応して設けられている。この制御変数計算手法プログラム220が、本実施形態における制御変数計算手法手段を構成している。
【0058】
プロセス制御本体部100と制御変数計算プログラム210は、第1実施形態と同様の機能を有しているが、この間に制御変数計算手法プログラム220が加わっている点が異なっている。制御変数計算手法プログラム220は複数工程にまたがるプロセス制御のための制御変数計算プログラム210を管理する機能を有している。
【0059】
本実施形態の動作の例を図11(b)に示す。この例では工程i、工程j、工程kの3工程にわたる制御変数計算を行っており、制御変数計算手法プログラム220はこれら3工程の間の関連情報の管理、制御変数計算プログラム210(n、i)、210(n、j)、210(n、k)の適宜な起動を行っている。このように制御変数計算手法プログラム220によって、複数工程のそれぞれに対応した制御変数計算プログラム210を一括して管理できる。制御変数計算手法プログラム220は複数の制御変数計算プログラム210の結合及び管理を行うほかに、複数工程にわたる計算手法をも記述することができることが特徴である。なお、「処理」には検査をも含んで考えることは第1の実施形態同様である。
【0060】
制御変数計算プログラム210は図12(a)及び図12(b)のように制御変数を計算する手順・処理の流れを管理する計算管理部210Aと制御変数の計算に用いる計算式部210Bに分けられることは第1の実施形態と同様である。制御変数計算手法プログラム220には、複数工程にわたる計算の手法を記述する複数工程計算手法部221が含まれている。計算手法が異なれば制御変数計算手法プログラム220を差し替えて使用できる。
【0061】
本実施形態において、制御変数計算手法プログラム220以外は第1の実施形態と同様であるため、他の部分の詳細な説明は省略する。
【0062】
本実施形態における全体のデータの流れを図13に示す。ここでは、制御変数計算プログラム210が、第1の実施形態同様に制御計算プログラム211と実処理集計プログラム212に分離している。
【0063】
本実施形態における処理の流れを説明する。プロセスフロー情報はフロー情報取得部120によって取得され工程判断部110を介して制御計算選択実行部140へ渡される。そして、制御計算選択実行部140の指令に基づいて、制御変数計算手法プログラム220は制御変数計算プログラム210(α)を選択し、適宜起動する。このとき制御変数計算手法プログラム220は、プロセスフロー情報から取得したプロセスフロー情報に基づき、制御変数計算プログラム210(α)を選択する。
【0064】
制御変数計算プログラム210(α)は、上述した第1実施形態における図9で述べたのと同様の処理を行い、制御計算プログラム211(α)から計算結果を求め、半導体製造装置400Aに制御パラメータをわたす。また、制御計算プログラム211(α)の計算結果は、データ一時保管部150に格納される。
【0065】
半導体製造装置400Aから得られた処理データは、実処理集計プログラム212(α)に送信される。実処理集計プログラム212(α)では、この処理データの集計を行うとともに、その計算結果をデータ一時保管部150に格納する。
【0066】
次に、同様の手順で、制御変数計算手法プログラム220は制御変数計算プログラム210(β)を選択し、適宜起動する。この制御変数計算プログラム210(β)における処理内容は半導体検査装置402Bから膜厚の検査結果データを取得し、データ一時保管部150に保管するというものである。
【0067】
次工程では、このときのプロセスフロー情報に基づいて、制御変数計算手法プログラム220は制御変数計算プログラム210(γ)を選択し、起動する。この例では、制御変数計算プログラム210(γ)は、データ一時保管部150に保管された膜厚の検査データとQCデータベースより取得した最新の装置定数(ここでは処理速度、特にエッチングレート)から、一定の計算を行いエッチング時間を計算するというものである。この計算結果は制御変数として制御変数送受信部130を介して半導体製造装置400や半導体検査装置402の制御部に送られる。
【0068】
このとき、制御変数計算手法プログラム220は制御変数計算プログラム210(β)と制御変数計算プログラム210(γ)の起動及びそれぞれ間のデータの関連づけを行う。具体的には、制御変数計算手法プログラム220には共有データ情報をデータ一時保管部150へ送信するとともに、データ一時保管部150の管理を行う。また、制御変数計算手法プログラム220は、プログラム起動管理機能部234を介して、制御変数計算プログラム210(β)と制御変数計算プログラム210(γ)へ、起動制御情報を送信する。起動制御情報とは、各プログラムを排他起動させるための情報である。
【0069】
以上のように、本実施形態に係る半導体処理工程制御システムによれば、プロセス制御本体部100に制御変数計算手法プログラム220を抜き差し可能に構成し、この制御変数計算手法プログラム220に制御変数計算プログラム210を抜き差し可能に構成したので、複数の工程にまたがる制御を容易に行うことができる。
【0070】
また、上述した第1実施形態と同様に、半導体製造装置400や半導体検査装置402に依存せずに半導体処理工程の制御を行うプロセス制御本体部100と、半導体製造装置400や半導体検査装置402、及び、それにより行う処理目標に適合する制御変数を求める制御変数計算プログラム210及び制御変数計算手法プログラム220と分けて構成し、必要な制御変数計算プログラム210を制御変数計算手法プログラム220を介してプロセス制御本体部100にプラグインして使用することとしたので、半導体製造装置400や半導体処理装置402や処理目標が変更された場合でも、それらの変更に容易に対応することができる。
【0071】
〔第3実施形態〕
本発明の第3の実施形態は半導体処理工程制御システム内に論理ステップ処理と物理ステップ処理の対応づけを表す対応情報データ部を設けたものであり、各物理ステップの処理を論理ステップと対応づけることができる。
【0072】
この実施形態の構成は対応情報データ部を設けた以外には特に第2の実施例と変わることはない。
【0073】
以下、本実施形態において複数の膜のエッチング処理を行う場合の例を説明する。図14はプロセスフロー情報と物理ステップ情報(各物理ステップにおける制御パラメータの組み合わせ情報)が示され、図15には処理時間の計算方法が示されている。
【0074】
これら図14及び図15に示すように、プロセスフロー情報には、加工対象である膜A(膜種A1、膜厚A2)と膜B(膜種B1、膜厚B2)を条件Dで同時にエッチング処理し、膜C(膜種C1、膜厚C2)を条件Eでエッチング処理する工程が記述されている。つまり、このプロセスフロー情報には、1つの工程で2つの異なる条件で順にエッチング処理する工程が記述されている。
【0075】
このときの各処理条件に直結した2つのステップを論理ステップという。つまり、この場合、膜Aと膜Bを同時エッチング処理するのが1つの論理ステップとなり、膜Cをエッチング処理するのが1つの論理ステップとなる。この2つの論理ステップの実現は、各エッチング処理の前に処理の安定化を図るステップを加えた4つの物理ステップを実施することで行われる。
【0076】
対応情報データ部に設けられた論理/物理ステップ管理テーブルを参照することで、第2物理ステップには第1論理ステップ及び制御条件Dが、第4物理ステップには第2論理ステップ及び制御条件Eが、それぞれ対応することが判る。これらの対応づけを基に、QCデータベース232(図9参照)内のレートテーブルを参照して、エッチングレートを取得する。そして、目標エッチング膜厚(深さ)及びエッチングレートから第1論理ステップ及び第2論理ステップにおけるそれぞれの処理時間F、Gが計算される。ここで、この計算式は制御変数計算プログラム210に組み込まれ計算に用いられる。この算出された処理時間Fは第2物理ステップの処理時間となり、処理時間Gは第3物理ステップの処理時間となる。
【0077】
以上のように、本実施形態に係る半導体処理工程制御システムによれば、プロセスフロー情報に示された論理ステップを、半導体製造装置400や半導体検査装置402の実際の動作に係る物理ステップと対応させることができる。このため、半導体製造装置400及び半導体検査装置402の制御を確実に行うことができる。
【0078】
〔第4実施形態〕
本発明の第4の実施形態は、上述した第2の実施形態を変形して、実処理計算プログラムがその工程を省略しても良いかどうかの判断を行うものである。
【0079】
この実施形態を具体的に説明するためのプロセスフローを図16に示し、データの流れを図17に示し、使用するコンピュータ・プログラムの例を図18に示す。
【0080】
この図16の例では、プロセスはCVD成膜工程と水洗処理工程とダスト検査工程の3つから成り立っているとする。そして、成膜工程で発生するダストを除去する目的で水洗処理工程を行っているが、ダスト検査工程において検出されるダスト量が少ない場合に水洗処理工程を省略する判断を行わせることを考える。すなわち、ダスト検査工程における実処理計算プログラム212(ε)の集計結果において、ダストが所定期間、一定基準値以下であるような場合には、水洗処理工程を省略する。つまり、水洗工程をスキップする。
【0081】
図17に示すように、成膜工程、水洗処理工程、ダスト検査工程それぞれのプロセスフロー情報(装置名、レシピ名、処理時間)がフロー情報取得部120により取得され、それぞれ制御計算選択実行部140に送られて、適切な制御変数計算手法プログラム220が選択される。制御変数計算手法プログラム220は、水洗処理工程の制御変数計算プログラム210(δ)を起動する。これにより、水洗処理が半導体製造装置400で行われる。その処理データは実処理集計プログラム212(δ)で集計される。この実処理集計プログラム212(δ)は、データ一時保管部150にある前のロットでのダスト量のデータを取得し、適宜設定された工程省略判断の計算式に基づき工程省略の可否判断を行う。
【0082】
次の工程では、制御変数計算手法プログラム220は制御変数計算プログラム210(ε)を起動する。これにより、ダストの検査が半導体検査装置402で行われる。その処理データはその処理データは実処理集計プログラム212(ε)で集計される。すなわち、この実処理集計プログラム212(ε)はダスト検査装置である半導体検査装置402よりダスト量のデータを取得する。続いて、この実処理集計プログラム212(ε)は、このダスト両のデータ一時保管部150に保管する。このダスト量のデータは、上述したように後のロットにおいて水処理工程を省略すべきか否かの判断に用いられる。
【0083】
このように、2つの実処理集計プログラム212(δ)、212(ε)の統合動作は、制御変数計算手法プログラム220によって行われる。この制御変数計算手法プログラム220は、データ一時保管部150の管理や、実処理集計プログラムにプログラム起動管理機能部234を介して送信する。
【0084】
以上のように、本実施形態に係る半導体処理工程制御システムによれば、検査工程における検査結果を集計し、この検査結果に基づいてその前の水洗処理工程等を省くことができるかどうかを自動的に判断することとしたので、従来、人間が判断していた水洗処理工程等を省略することができるかどうかの判断を、システム的に行うことができる。このため、半導体処理工程の制御のシステム化を推進することができ、ひいては、工期短縮やコスト低減を図ることができる。
【0085】
〔第5実施形態〕
本発明の第5の実施形態は工程スキップの判断を行う工程スキップの判断部を取り外し容易な外部プラグインとして設けた工程スキップ装置である。以下、本実施形態を詳しく説明する。
【0086】
本実施形態の機能ブロックを図19に示し、この機能が実現されるコンピュータ(ハードウェア)を図20に示す。工程スキップ装置70は、スキップ判断要求受信部71と、スキップ判断可否部72と、判断実行部73と、 判断結果受 信部74と、スキップ実行部75と、判断結果登録部76と、スキップ条件データベース77と、ノウハウデータベース78とを、備えている。ここで、工程スキップ装置70には取り外し可能な判断プラグイン80が結合される。また、工程スキップ装置70には、ノウハウデータベース78を介して、外部システム79が接続されている。
【0087】
本実施形態における動作を具体例に基づいて以下順に説明する。ロット処理開始情報によるスキップ判断要求がスキップ判断要求受信部71により受信される。この要求を基にスキップ判断可否部72は半導体装置の品種、工程のスキップ判断に用いる判断プラグインの名称などが登録されたスキップ条件データベース77を検索し、その工程に対応する判断プラグイン80を探し出す。
【0088】
検索した情報を受けた判断実行部73は対応する判断プラグイン80を起動し、工程スキップを行うか否かの判断を実行させる。判断プラグイン80の判断結果は判断結果受信部74により受信され、スキップ実行部75によって工程スキップが実行される。さらに、判断結果登録部部76はスキップ判断を行った履歴をノウハウデータベース78に記録し、外部システム79への情報提供を可能にする。
【0089】
次に、図20に基づいて、本実施形態に係る工程スキップ装置のハードウェア構成を説明する。本実施形態に係る工程スキップ装置は、工程スキップ判断装置90と、工程進捗端末91と、工程管理データベース92と、QCデータベース93と、外部システム79とをネットワークバスを介して相互接続することにより構成されている。
【0090】
さらに、工程スキップ判断装置90は、CPU90aと、RAM90bと、ローカルディスク90cと、キャッシュデータベース90dと、ノウハウデータベース78とを備えて構成されている。
【0091】
CPU90aでは、工程スキップ判断プログラムと、判断プラグイン80のプログラムが実行される。RAM90bには、工程スキップ判断プログラムと、判断プラグイン80のプログラムが格納される。ローカルディスク90cには、OSや各種のプログラムが格納されている。キャッシュデータベース90dには、QC結果が一時的に保存される。ノウハウデータベース78には、工程をスキップするかどうかの判断結果が格納される。工程管理データベース92には、工程管理情報が格納される。QCデータベース93には、QCデータが格納される。
【0092】
以上のように、本実施形態に係る半導体処理工程制御システムによれば、判断プラグイン80を工程スキップ装置70に抜き差し可能に構成したので、判断ロジックの変更に容易に対応することができる。
【0093】
〔第6実施形態〕
本発明の第6の実施形態は、取り外し可能な判断プラグインにおいてQC(品質管理)データの取得及びそのデータに基づく工程スキップの判断を行うようにしたものである。
【0094】
図21は、本実施形態に係る工程スキップ装置と判断プラグインの機能ブロックを示す図である。この図21に示すように、判断プラグイン80は、スペックデータベース81、スペック検索部82、QC結果抽出部83、スキップ判断部84、キャッシュデータベース90dを備えて構成されている。QC結果抽出部83には、QC(品質情報)データベース93からの情報が入力される。
【0095】
次に、図22乃至図27に基づいて、図21を参照しつつ、本実施形態における動作を具体例に基づいて順に説明する。これら図22乃至図27は、本実施形態における具体的処理の例を示す図である。
【0096】
図22に示すように、ロット処理開始情報によるスキップ判断要求がスキップ判断要求受信部71により受信される。ここでは半導体の品種AAAAの工程βをスキップするか否かの判断を行うことになる。
【0097】
次に、図23に示すように、この要求を基にスキップ判断可否部72は半導体装置の品種、工程のスキップ判断に用いる判断プラグインの名称などが登録されたスキップ条件データベース77を検索し、その工程に対応する判断プラグイン80を探し出す。このスキップ判断データベース77には半導体の品種、各工程に対するスキップ判断可否情報(スキップ判断自体を行うか否かの情報)及びスキップ判断に使用するロジックの名称(判断プラグイン名)が登録されており、判断プラグイン名により判断プラグイン80は探し出される。この例では、判断プラグイン80の名称はSAKURAである。
【0098】
次に、判断実行部73は対応する判断プラグイン80の中からSAKURAを起動する。このとき、判断プラグイン80の判断ロジックは、図24のように判断スペックD、E、F、Gには具体的な数値が入っていない。このため、図25に示すように、スペック検索部82は入力情報に基づきスキップ判断の基準となる判断スペックをスペックデータベース81より取得し、判断ロジックに代入する。この例では、判断対象の膜厚が4回連続で、1000〜1100オングストロームの間に入っていれば、その工程のスキップを許可することとしている。
【0099】
次に、図26に示すように、QC結果抽出部83は対象工程の以前の品質情報をQC(品質管理)データベース93より取得し、キャッシュデータベース85に登録(保存)する。
【0100】
次に、図27に示すように、スキップ判断部84はキャッシュデータベース85のデータを参考に対象工程をスキップするか否かを判断し、判断結果受信部74に判断結果を送信する。これを受けてスキップ実行部75が工程のスキップを実施する。つまり、この例では、工程βである処理工程(例えば水洗処理工程)がスキップされる。
【0101】
なお、この工程βのスキップを取り消すことができるようにすることも可能である。すなわち、工程βの次の工程である工程γの検査工程で、所定の基準範囲を超えるダスト量が検出されたような場合は、工程βの水洗処理工程をスキップしないようにすることも可能である。
【0102】
判断結果登録部部76によるスキップ判断を行った履歴は、ノウハウデータベース78に記録される。そして、この履歴はノウハウデータベース78を介して、外部システム90に提供される。この履歴の活用例を図28に示す。ここでは、外部システム90としてロットスケジュール管理システム90aを例に挙げている。ロットスケジュール管理システム90aは、このノウハウデータベース78の履歴に基づいて、再スケジュールを実行する。すなわち、工程βをスキップしたことにより、全体のプロセスフローの工程数が削減される。このため、その製品の納期は短くすることが可能になる。この図28の例では、納期がXX日だったのが、工程βをスキップすることによりYY日になったことを示している。このように、ノウハウデータベース78の履歴情報を活用することにより、高い精度で処理工程のスケジュール管理を行うことができる。
【0103】
以上のように、本実施形態に係る半導体処理工程制御システムによれば、判断プラグイン80は過去の品質情報をQCデータベース93から取得し、スペックデータベース81の判断スペックに基づいて、この過去の品質情報が工程スキップの条件を満たすかどうかを判断することとしたので、仕上がり結果の安定度が高く、必要のない処理工程をスキップするかどうかの判断を的確に行うことができる。このため、工期短縮やロット製造コストの低減を図ることができる。
【0104】
また、判断プラグイン80は工程スキップ装置70と抜き差し可能に構成されているので、仕上がり結果からその工程をスキップしてよいかどうかを判断するロジックを外部から提供することができる。このため、判断のロジックの変更や追加を柔軟に行うことができる。
【0105】
なお、本発明は上記実施形態に限定されずに種々に変形可能である。例えば、図6に示した制御変数計算プログラム210の制御計算プログラム211と実処理集計プログラム212については、不要であれば、少なくとも一方を省略することも可能である。
【0106】
また、上述した各処理は、その処理に必要な手順を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して頒布することも可能である。この場合、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み取らせて実行させることにより、本発明に係る半導体処理工程制御システムを実現することができる。
【0107】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、半導体処理工程制御システムを半導体処理装置及び処理目標によらず半導体処理工程の制御を行うプロセス制御本体部と、半導体処理装置及び処理目標に適合する半導体処理装置の制御変数を求める制御変数計算手段とに分けるとともに、制御変数計算手段を、プロセス制御本体部と必要に応じて抜き差し可能であるよう構成したので、処理工程、制御変数の計算法、処理装置の変化に柔軟かつ迅速に対応できる。このため、半導体装置の多品種少量生産に際し生産ラインの早期稼働が可能となる。
【0108】
また、制御変数算出手法手段をプロセス制御本体部に抜き差し可能に構成し、この制御変数算出手法手段に制御変数計算手段を抜き差しできるように構成したので、複数の工程にまたがる制御も各工程毎に分離して行うことができる。このため、工程間で新規運用や変更が生じた場合でも、これに対応するための変更を容易に行うことができるとともに、半導体装置の生産ラインにおける制御変数計算の自動化を迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る構成ブロック、動作の例を示す図である。
【図2】本発明に係るプログラムモジュールの例を示す図である。
【図3】半導体の処理工程フローを示す図である。
【図4】本発明に係るハードウェア構成の例を示す図である。
【図5】本発明に係る制御条件計算部の第1の例を示すブロック図である。
【図6】本発明に係る制御条件計算部の第2の例を示すブロック図である。
【図7】本発明に係るプロセス制御本体部の詳細を示すブロック図である。
【図8】本発明に係るプロセス制御本体部における処理の流れを示す図である。
【図9】本発明を実施したときのデータの流れを示す図である。
【図10】本発明を用いて成膜工程における処理時間を計算する場合の処理フローを示す図である。
【図11】本発明の第2の実施形態に係る制御変数計算部の構成ブロック、動作の例を示す図である。
【図12】本発明の第2の実施形態に係るプロセス制御本体部の詳細を示す図である。
【図13】本発明の第2の実施形態に係るデータの流れを示す図である。
【図14】本発明の第3の実施形態に係る工程情報と物理ステップ情報の例を示す図である。
【図15】本発明の第3の実施形態に係る処理時間の計算例を示す図である。
【図16】本発明の第4の実施形態に係る工程のフローを示す図である。
【図17】本発明の第4の実施形態に係るデータの流れを示す図である。
【図18】本発明の第4の実施形態に係るコンピュータ・プログラムの例を示す図である。
【図19】本発明の第5の実施形態に係る機能ブロックを示す図である。
【図20】本発明の第5の実施形態に係るハードウェア構成を示す図である。
【図21】本発明の第5の実施形態に係る機能ブロックを示す図である。
【図22】本発明の第5の実施形態においてスキップ判断要求受信部の動作を示す図である。
【図23】本発明の第5の実施形態において対象工程スキップ判断可否部の動作を示す図である。
【図24】本発明の第5の実施形態において判断プラグインの判断ロジックを示す図である。
【図25】本発明の第5の実施形態においてスペック検索部の動作を示す図である。
【図26】本発明の第5の実施形態において対象工程QC結果抽出部の動作を示す図である。
【図27】本発明の第5の実施形態において対象工程スキップ判断部及びスキップ実行部の動作を示す図である。
【図28】本発明の第5の実施形態においてスキップ判断を行った履歴をノウハウデータとして記録し、外部装置に情報提供する場合の動作例を示す図である。
【図29】従来の実施例における工程フローを示す図である。
【図30】従来の実施例における工程制御の流れを示す図である。
【図31】複数の膜を成膜する場合における従来の処理時間計算方法を示す図である。
【図32】複数の膜をエッチングする場合における従来の処理時間計算方法を示す図である。
【図33】従来の半導体処理工程制御システムの構成概念を示す図である。
【符号の説明】
100 プロセス制御本体部
110 工程判断部
120 工程情報取得部
130 制御変数送受信部
140 制御計算選択部
150 データ一時保管部
200 制御変数計算部
210 制御変数計算プログラム
210A 計算管理部
210B 計算式部
211 制御計算プログラム
212 実処理集計プログラム
220 制御変数計算手法プログラム
221 複数工程計算手法プログラム
300 工程管理部
400 半導体製造装置(半導体処理装置)
401 半導体検査装置(半導体処理装置)
510 プロセス制御主サーバ
520 QCデータサーバ
530 工程管理サーバ
540 処理装置制御サーバ
70 工程スキップ装置
71 スキップ判断要求受信部
72 スキップ判断可否部
73 判断実行部
74 判断結果受信部
75 スキップ実行部
76 判断結果登録部部
80 判断プラグイン
81 スペックデータベース
82 スペック検索部
83 結果抽出部
84 スキップ判断部
85 キャッシュデータベース
90 外部システム

Claims (7)

  1. 複数の半導体処理装置を制御する半導体処理工程制御システムであって、
    プロセスフロー情報を取得するフロー情報取得部と、
    前記プロセスフロー情報から、処理対象となる前記半導体処理装置、処理内容及び工程状態を特定する特定情報を取得する工程判断部と、
    前記半導体処理装置、前記処理内容、前記工程状態毎に異なる複数の制御変数計算手段の中から、前記特定情報に基づいてそれに適合する制御変数計算手段を選択し、計算を行う制御計算選択実行部と、
    前記制御計算選択実行部の計算により得られた制御変数を受け取り、前記半導体処理装置へ送る制御変数送信部と、
    を備えることを特徴とする半導体処理工程制御システム。
  2. 前記制御変数計算手段は、前記特定情報に基づいて処理速度の情報を取得し、処理速度から処理時間を計算する機能を有する、
    ことを特徴とする請求項に記載の半導体処理工程制御システム。
  3. 前記制御変数計算手段が処理速度の情報を取得するに際し、前記特定情報における前記処理内容から、処理条件及び処理対象膜種を求め、これら処理条件及び処理対象膜種を基に処理速度の情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項に記載の半導体処理工程制御システム。
  4. 処理条件に対応した論理ステップ処理と、この論理ステップ処理に基づいて前記半導体処理装置の制御に必要なすべての処理ステップからなる物理ステップ処理との間の対応づけデータを有する対応情報データ部を、
    さらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の半導体処理工程制御システム。
  5. 前記制御変数計算手段は、
    前記半導体処理装置による処理データを取得しこれをデータ一時保管部に保管し、
    前記データ一時保管部に保管された前記処理データに基づき処理工程の一部を省略するか否かを判断する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の半導体処理工程制御システム。
  6. 複数の半導体処理装置を制御する半導体処理工程制御方法であって、
    プロセスフロー情報から処理対象となる前記半導体処理装置、処理内容及び工程状態を特定する特定情報を取得する工程判断工程と、
    前記半導体処理装置、前記処理内容、前記工程状態毎に異なる複数の制御変数計算の中から、前記特定情報に基づいてそれに適合する制御変数計算を選択して、計算を行う制御計算選択実行工程と、
    前記制御変数計算により得られた制御変数を受け取り、前記半導体処理装置へ送る制御変数送信工程と、
    を備えることを特徴とする半導体処理工程制御方法。
  7. 複数の半導体処理装置を制御するためのプログラムが記録された記録媒体であって、
    プロセスフロー情報から処理対象となる前記半導体処理装置、処理内容及び工程状態を特定する特定情報を取得する工程判断工程と、
    前記半導体処理装置、前記処理内容、前記工程状態毎に異なる複数の制御変数計算の中から、前記特定情報に基づいてそれに適合する制御変数計算を選択して、計算を行う制御計算選択実行工程と、
    前記制御変数計算により得られた制御変数を受け取り、前記半導体処理装置へ送る制御変数送信工程と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP18652399A 1999-06-30 1999-06-30 半導体処理工程制御システム、半導体処理工程制御方法、及び、そのための処理を記録した記録媒体 Expired - Fee Related JP3998372B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18652399A JP3998372B2 (ja) 1999-06-30 1999-06-30 半導体処理工程制御システム、半導体処理工程制御方法、及び、そのための処理を記録した記録媒体
US09/606,173 US6745094B1 (en) 1999-06-30 2000-06-29 Semiconductor processing process control system and its control method
KR10-2000-0036356A KR100403103B1 (ko) 1999-06-30 2000-06-29 반도체 처리 공정 제어 시스템, 반도체 처리 공정 제어방법 및, 그를 위한 처리를 기록한 기록 매체
TW089112916A TW494462B (en) 1999-06-30 2000-06-29 Control system for semiconductor processing, control method for semiconductor processing, and storage medium for recording the processing
CNB001242466A CN1262946C (zh) 1999-06-30 2000-06-30 半导体处理过程的控制系统
CNB200510096693XA CN100416549C (zh) 1999-06-30 2000-06-30 半导体处理过程的控制系统和控制方法以及记录媒体
US10/815,657 US6853870B2 (en) 1999-06-30 2004-04-02 Semiconductor processing process control system and its control method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18652399A JP3998372B2 (ja) 1999-06-30 1999-06-30 半導体処理工程制御システム、半導体処理工程制御方法、及び、そのための処理を記録した記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001015398A JP2001015398A (ja) 2001-01-19
JP3998372B2 true JP3998372B2 (ja) 2007-10-24

Family

ID=16189995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18652399A Expired - Fee Related JP3998372B2 (ja) 1999-06-30 1999-06-30 半導体処理工程制御システム、半導体処理工程制御方法、及び、そのための処理を記録した記録媒体

Country Status (5)

Country Link
US (2) US6745094B1 (ja)
JP (1) JP3998372B2 (ja)
KR (1) KR100403103B1 (ja)
CN (2) CN1262946C (ja)
TW (1) TW494462B (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2031638A3 (en) * 2000-07-07 2012-04-04 Tokyo Electron Limited A method of automatically resetting a processing apparatus
US7337088B2 (en) * 2001-05-23 2008-02-26 Micron Technology, Inc. Intelligent measurement modular semiconductor parametric test system
US6826437B2 (en) * 2002-02-28 2004-11-30 Advanced Micro Devices, Inc. Association of process context with configuration document for manufacturing process
US7162386B2 (en) * 2002-04-25 2007-01-09 Micron Technology, Inc. Dynamically adaptable semiconductor parametric testing
CN100375086C (zh) * 2002-07-03 2008-03-12 东京电子株式会社 用于动态传感器配置和运行时间执行的方法和设备
EP1546827A1 (en) * 2002-09-30 2005-06-29 Tokyo Electron Limited Method and apparatus for the monitoring and control of a semiconductor manufacturing process
US7010451B2 (en) * 2003-04-17 2006-03-07 Micron Technology, Inc. Dynamic creation and modification of wafer test maps during wafer testing
JP4836780B2 (ja) * 2004-02-19 2011-12-14 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置における処理室のクリーニング方法およびクリーニングの終点検出方法
US6999897B2 (en) 2004-03-11 2006-02-14 Powerchip Semiconductor Corp. Method and related system for semiconductor equipment early warning management
US8112752B2 (en) * 2005-07-06 2012-02-07 Asml Netherlands B.V. Method for performing a software process, controller and lithographic apparatus
JP2007027429A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Toshiba Corp 露光装置補正システム、露光装置補正方法、及び半導体装置の製造方法
CN100429745C (zh) * 2005-12-08 2008-10-29 北京圆合电子技术有限责任公司 半导体制造设备控制系统及其方法
CN100444596C (zh) * 2005-12-08 2008-12-17 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 一种半导体加工数据的处理方法
US7571019B2 (en) * 2005-12-30 2009-08-04 Intel Corporation Integrated configuration, flow and execution system for semiconductor device experimental flows and production flows
JP2007266482A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Toshiba Corp 生産システム及び電子装置の製造方法
KR20120064427A (ko) 2010-12-09 2012-06-19 삼성전자주식회사 반도체 공정 산포의 제어 방법

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6144423A (ja) * 1985-08-07 1986-03-04 Hitachi Ltd 半導体装置の製造自動化装置
US5495417A (en) * 1990-08-14 1996-02-27 Kabushiki Kaisha Toshiba System for automatically producing different semiconductor products in different quantities through a plurality of processes along a production line
JPH04361519A (ja) * 1991-06-10 1992-12-15 Kokusai Electric Co Ltd ウェ−ハ処理装置の制御装置
JP2693880B2 (ja) 1991-06-26 1997-12-24 山形日本電気株式会社 半導体装置の製造方法及び膜生長装置
KR950034648A (ko) 1994-05-25 1995-12-28 김광호 반도체장치의 제조방법
US5898588A (en) * 1995-10-27 1999-04-27 Dainippon Screen Mfg. Co. Method and apparatus for controlling substrate processing apparatus
JPH10149967A (ja) * 1996-11-15 1998-06-02 Kokusai Electric Co Ltd 半導体製造装置
JPH10256241A (ja) 1997-03-06 1998-09-25 Mitsubishi Electric Corp 成膜装置の制御方法
JPH10270525A (ja) * 1997-03-28 1998-10-09 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置、基板処理システムおよび処理レシピのデータ構造
JP3892553B2 (ja) * 1997-10-29 2007-03-14 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理装置
US6263255B1 (en) * 1998-05-18 2001-07-17 Advanced Micro Devices, Inc. Advanced process control for semiconductor manufacturing
US6211092B1 (en) * 1998-07-09 2001-04-03 Applied Materials, Inc. Counterbore dielectric plasma etch process particularly useful for dual damascene
JP3897922B2 (ja) * 1998-12-15 2007-03-28 株式会社東芝 半導体装置の製造方法、及びコンピュ−タ読取り可能な記録媒体
US6385496B1 (en) * 1999-03-12 2002-05-07 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Indirect referencing in process control routines

Also Published As

Publication number Publication date
CN100416549C (zh) 2008-09-03
TW494462B (en) 2002-07-11
US6853870B2 (en) 2005-02-08
KR20010029860A (ko) 2001-04-16
CN1776665A (zh) 2006-05-24
CN1262946C (zh) 2006-07-05
US6745094B1 (en) 2004-06-01
US20040186610A1 (en) 2004-09-23
KR100403103B1 (ko) 2003-10-23
JP2001015398A (ja) 2001-01-19
CN1280343A (zh) 2001-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3998372B2 (ja) 半導体処理工程制御システム、半導体処理工程制御方法、及び、そのための処理を記録した記録媒体
JP4357805B2 (ja) レシピ配布管理データベースを備えた半導体ウェハ製造実行システム
US6480755B1 (en) Process control device and process control method permitting processing order and processing condition to be changed while manufacturing process continues
US6856848B2 (en) Method and apparatus for controlling progress of product processing
JPH09129529A (ja) 半導体製造装置のレシピ運用システム
JP3169001B2 (ja) ロット搬送制御システム及びその搬送制御方法ならびに搬送制御プログラムを格納した記憶媒体
JP2001159910A (ja) 工程装置選択システムおよび選択方法
TW201633028A (zh) 處理條件管理系統及生產系統
US6909934B1 (en) Efficient method of dynamic formulation of chamber selections for multiple chamber tools
US20060025880A1 (en) Host control for a variety of tools in semiconductor fabs
JPH10198402A (ja) 学習パラメータ初期値の同定方法及び装置
US7464038B2 (en) Method and system for changing an order in a flexible order transaction system
JP3316806B2 (ja) 半導体製造管理システム
US8954970B2 (en) Determining executable processes based on a size of detected release-forgotten memory area and selecting a next process that achieves a highest production quantity
JP7386777B2 (ja) 作業指示装置及び作業指示方法
JP5117434B2 (ja) 制御装置の保守装置
KR102243708B1 (ko) Hmi 시스템의 편집 툴 갱신 방법
CN107407921A (zh) 控制系统
JP2857381B2 (ja) ダイナミックシミュレータ
WO2021038797A1 (ja) 検索装置、検索方法、及び、検索プログラム
US20030187533A1 (en) Process managing apparatus for managing production process including production fluctuation process
JPH06104154A (ja) 自動品質管理システム
US7464039B2 (en) Method and system for merging orders in a flexible order transaction system
JPS6089936A (ja) デ−タ解析方法
JP2002366222A (ja) 生産管理システムおよび生産管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070312

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070406

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070601

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070601

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070704

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070724

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070807

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110817

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110817

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120817

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120817

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130817

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees