JP3991987B2 - 車線逸脱報知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自車両の逸脱傾向を報知する車線逸脱報知装置に関する。
従来の車線逸脱報知装置として、自車両が走行車線から逸脱しそうになったときに、アクチュエータを駆動してステアリングホイールを振動させたり、車体を上下に振動させるシステムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
また、近年、インフラストラクチャ(インフラともいう。)でも、車線からの車両の逸脱や路外への車両の逸脱を防止することを目的として、道路脇に人工的な凹凸部分(ランブルストリップと称す。)を設けている道路が多くなってきている。このようなインフラにより、車輪が道路脇に設けた凹凸部分の上を車輪が通過することで車内に振動や音が発生するので、この振動や音により運転者に自車両の逸脱を認識させることができる。
特開2000−251171号公報
最近の車両は、サスペンション性能や音振性能が向上しているため(いわゆる乗り心地が向上しているため)、道路脇に設けた人工的な凹凸部分を車両が通過しても車体の振動が抑制されており、さらに、その凹凸部分をタイヤが踏んだ場合に発生する音も車内に伝わりにくくなっており、その結果、自車両が逸脱傾向にあることを運転者が認識しづらくなるという問題がある。このように、車両の性能向上により、車両によっては道路脇に人工的な凹凸部分を設けたことの効果が小さくなるという問題がある。
一方、従来の車線逸脱報知装置では、運転者に逸脱状況を認識させるための構成として、ステアリングホイール等の運転者がふれている部分を振動させるアクチュエータや車体を上下に振動させるアクチュエータが必要となる。しかし、これらアクチュエータは、通常、車両に装備されておらず、また、特殊なアクチュエータである。このため装置コストが非常に高くなるという問題がある。
また、従来の車線逸脱報知装置では、車線逸脱を判断するための構成として、車両前方の画像を取り込むカメラ等が必要となる。この点でも装置コストが高くなるという問題がある。
本発明は、前述の問題に鑑みてなされたものであり、道路脇に設けた人工的な凹凸部分の上を自車両が通過したことを確実に運転者に伝えて、運転者に自車両が逸脱傾向にあることを知らせる車線逸脱報知装置の提供を目的とする。
請求項1記載の車線逸脱報知装置は、自車両が車線区分線近傍又は車線区分線上に設けられている路面凹凸の上を走行していることを路面凹凸検出手段により検出し、前記路面凹凸検出手段が自車両が路面凹凸の上を走行していることを検出した場合、サスペンションの減衰力を変更して、当該路面凹凸の上を自車両が走行していることに起因し車体に入力される振動を車体入力振動増幅手段により増幅することを特徴とする。そして、車体入力振動増幅手段が、自車両が路面凹凸の上を走行している時間が長くなるほど、前記サスペンションの減衰力を大きくして、前記振動の増幅度合いを大きくすることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、自車両が道路脇に設けた路面凹凸の上を走行している場合に、サスペンションの減衰力を変更して、当該路面凹凸の上を自車両が走行していることに起因し車体に入力される振動を増幅することで、路面凹凸の上を自車両が通過したことを確実に運転者に伝えて、運転者に自車両が逸脱傾向にあることを知らせることができる。さらに、自車両が路面凹凸の上を走行している時間が長くなるほど、前記振動の増幅度合いを大きくすることで、確実に知らせることができる。
本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という。)を図面を参照しながら詳細に説明する。
第1の実施形態は、本発明の車線逸脱報知装置を、自動変速機とコンベンショナルディファレンシャルギヤとを搭載し、前後輪とも左右輪の制動力を独立制御可能な制動装置を搭載する後輪駆動車両に適用したものである。
図1は、第1の実施形態を示す概略構成図である。
図中の符号1はブレーキペダル、2はブースタ、3はマスタシリンダ、4はリザーバである。通常は、運転者によるブレーキペダル1の踏込み量に応じて、マスタシリンダ3で昇圧された制動流体圧を各車輪5FL〜5RRの各ホイールシリンダ6FL〜6RRに供給する。また、このマスタシリンダ3と各ホイールシリンダ6FL〜6RRとの間には制動流体圧制御回路7が介装されており、この制動流体圧制御回路7によって、各ホイールシリンダ6FL〜6RRの制動流体圧を個別に制御することも可能となっている。
この制動流体圧制御回路7は、例えば、アンチスキッド制御やトラクション制御に用いられる制動流体圧制御回路を利用したものであり、単独で、各ホイールシリンダ6FL〜6RRの制動流体圧を制御することも可能であるが、後述するコントロールユニット8から制動流体圧指令値が入力されたときには、その制動流体圧指令値に応じて制動流体圧を制御する。
また、この車両には、エンジン9の運転状態、自動変速機10の選択変速比及びスロットルバルブ11のスロットル開度を制御することにより、駆動輪である後輪5RL,5RRへの駆動トルクを制御する駆動トルクコントロールユニット12が設けられている。エンジン9の運転状態は、燃料噴射量や点火時期を制御することで制御でき、同時にスロットル開度を制御することでも制御できる。なお、この駆動トルクコントロールユニット12は、単独で、駆動輪5RL,5RRの駆動トルクを制御することも可能であるが、コントロールユニット8から駆動トルク指令値が入力されたときには、その駆動トルク指令値に応じて駆動輪トルクを制御する。
また、この車両には、自車両の車線逸脱傾向検出用に走行車線内の自車両の位置を検出するためのCCDカメラ13とカメラコントローラ14とが設けられている。カメラコントローラ14では、CCDカメラ13で捉えた自車両前方の撮像画像から、例えば、車線区分線である道路白線を検出して走行車線を検出し、その走行車線と自車両の前後方向軸とのなす角φ、走行車線中央からの横変位X、走行車線曲率β等を算出する。また、走行車線を検出できなかったときには、走行車線と自車両の前後方向軸とのなす角φ、走行車線中央からの横変位X、走行車線曲率βを“0”とする。
また、この車両には、自車両と障害物(例えば先行車両)との前後距離Lw、横距離Ly及び障害物の幅Hsを検出する障害物検出レーダ15、自車両に発生する前後加速度Xg及び横加速度Ygを検出する加速度センサ16、自車両に発生するヨーレートφ’を検出するヨーレートセンサ17、マスタシリンダ3の出力圧、いわゆるマスタシリンダ圧Pmを検出するマスタシリンダ圧センサ18、アクセルペダルの踏込み量、すなわちアクセル開度Accを検出するアクセル開度センサ19、ステアリングホイール22の操舵角δを検出する操舵角センサ20、各車輪5FL〜5RRの回転速度、いわゆる車輪速度Vwi(i=FL〜RR)を検出する車輪速度検出手段である車輪速度センサ23FL〜23RR、方向指示器による方向指示操作を検出する方向指示スイッチ21が設けられ、それらの検出信号はコントロールユニット8に出力される。
また、前記カメラコントローラ14で検出された走行車線と自車両の前後方向軸とのなす角φ、走行車線中央からの横変位X及び走行車線曲率β等、障害物検出レーダ15で検出された障害物までの前後距離Lw、横距離Ly及び障害物の幅Hs、CCDカメラ13で自車両前方の道路白線の画像を捉えることができたか否か、つまりカメラコントローラ14で道路白線を検出できたか否かを示す認識判断信号、駆動トルクコントロールユニット12で制御された駆動トルクTwがコントロールユニット8に出力される。なお、検出された車両の走行状態データに左右の方向性がある場合には、いずれも左方向を正方向とする。すなわち、ヨーレートφ’、横加速度Yg及びヨー角φは、左旋回時に正値となり、横変位Xは、走行車線中央から左方にずれているときに正値となる。また、カメラコントローラ14で道路白線を検出できなかったときには、走行車線と自車両の前後方向軸とのなす角φ、走行車線中央からの横変位X及び走行車線曲率βとして“0”が出力される。
また、この車両では、各車輪5FL〜5RRのショックアブソーバ機構24FL〜24RRの減衰特性がコントロールユニット8により調整されるようになっている。ここで、ショックアブソーバ機構24FL〜24RRは減衰特性が無段階調整可能とされており、コントロールユニット8からの特性指令値Drsによりその調整がなされる。
また、この車両には、ディスプレイやスピーカを備えた車内情報提示装置25が備えられている。車内情報提示装置25は、自車両に車線逸脱傾向があるときには、コントロールユニット8からの指令に応じて音声やブザー音で運転者に警告を提示する。本実施形態では、車内情報提示装置25は、特に自車両が道路端にいる場合に、警報表示をしたり、ブザー音を出力するようになっている。
次に、前記コントロールユニット8で行われる演算処理のロジックについて、図2のフローチャートに従って説明する。コントロールユニット8は、この演算処理を、例えば20msec.毎の所定サンプリング時間ΔT毎にタイマ割込によって実行する。なお、このフローチャートでは通信のためのステップを設けていないが、演算処理によって得られた情報は随時記憶装置に更新記憶されると共に、必要な情報は随時記憶装置から読出される。
先ずステップS1で、前記各センサやコントローラから各種データを読み込む。具体的には、前記各センサで検出された前後加速度Xg、横加速度Yg、ヨーレートφ’、各車輪速度Vwi、操舵角δ、アクセル開度Acc、マスタシリンダ圧Pm、方向指示スイッチ信号、また駆動トルクコントロールユニット12からの駆動トルクTw、カメラコントローラ14から走行車線と自車両の前後方向軸とのなす角φ、走行車線中央からの横変位X、走行車線曲率β、認識判断信号を読み込む。
なお、このステップS1の説明では、コントロールユニット8が種々のデータを読み込むようになっているが、以降の処理で必要なデータのみをこのステップS1で読み込むようにしてもよいことは言うまでもない。
続いてステップS2において、車速Vを算出する。具体的には、前記ステップS1で読み込んだ車輪速度Vwi(i=FL〜RR)に基づいて、下記(1)式により車速Vを算出する。
前輪駆動の場合
V=(VwRL+VwRR)/2
後輪駆動の場合
V=(VwFL+VwFR)/2
・・・(1)
ここで、VwFL,VwFRは左右前輪それぞれの車輪速度であり、VwRL,VwRRは左右後輪それぞれの車輪速度である。すなわち、この(1)式では、従動輪の車輪速の平均値として車速Vを算出している。なお、本実施形態では、後輪駆動の車両であるので、後者の式、すなわち前輪の車輪速度により車速Vを算出する。
また、このように算出した車速Vは好ましくは通常走行時に用いる。すなわち例えば、ABS(Anti-lock Brake System)制御等が作動している場合、そのABS制御内で推定している推定車体速度を前記車速Vとして用いるようにする。
続いてステップS3において、自車両が道路白線上又はその近傍に設けられている道路の凹凸部分(以下、路面凹凸という。)の上を走行していることを検出する。具体的には、車輪速の変動より、自車両が路面凹凸の上を走行しているか否かを判定する。
車線又は道路から逸脱しそうになるのを運転者に知らせるために道路脇に路面凹凸が設けられており、その路面凹凸は走行方向にほぼ一定の距離をあけて設けられている。例えば、図3に示すように、路面凹凸201は、自車両100の走行車線左脇の道路白線200上に設けられていたり、図4に示すように、路面凹凸201は、自車両100の走行車線の外側(道路白線200の外側、道路白線200の近傍)に設けられていたりする。
このような路面凹凸の上を、図3や図4に示すように左車輪が通過すると、図5中(A)に示すように、当該左車輪の車輪速(又は車輪加速度)が一定の周期で変動する。なお、図5中(B)に示すように、路面凹凸の上を通過していない右車輪については、車輪速(又は車輪加速度)の変動はみられない。
この車輪速の変動は、路面凹凸の間隔、車輪速度センサ23FL〜23RRの分解能及びタイヤやサスペンションの特性等により定まる。例えば、車輪速度センサ23FL〜23RRがコイル式の車輪速センサの場合、車輪速センサの分解能は、車輪1回転当たりに発生するパルスの数(=歯数)に依存することになり、車輪速の変動は、そのような車輪速センサの分解能により定まる。
例えば、路面凹凸の間隔が十分あり、車輪速度センサ23FL〜23RRの分解能も十分ある場合、図6中(A)に示すように前輪5FL、5FRが道路白線上の路面凹凸201を通過する場合、図6中(B)及び(C)に示すように確実に路面凹凸201に対応して車輪速の変動がみられるようになる。すなわち、各路面凹凸201を個別に検出できる。
しかし、路面凹凸の間隔が狭く、かつ車速が高くなっている等の場合は、車輪速度センサ23FL〜23RRの分解能に対して路面凹凸からの入力(車輪への入力)の周波数が高くなるので、各路面凹凸に対応して車輪速の変動がみられなくなる。また、タイヤやサスペンションの特性の影響によっても、路面凹凸からの入力(車輪への入力)の周波数が高いと、車輪速の変動周期が遅くなり、変動幅が小さくなる傾向を示す場合がある。しかしながら、このような場合でも、車輪速が周期的に変動することには変わりないので、その周期的に変動することに基づいて路面凹凸を判断できる。
このようなことから、本実施形態では、そのような周期的な車輪速の変動を車輪加速度の変動に基づいて次のように検出する。
先ず、車輪加速度dVwi(i=FL〜RR)を下記(2)式により算出する。
dVwi=Kg×(Vw20i−Vwi)/ΔT ・・・(2)
ここで、Vwiは、今回の演算処理を実行したときに検出された車輪速であり、Vw20iは、この演算処理が前回実行されたときに検出された車輪速である。演算処理を例えば20msec.毎の所定サンプリング時間ΔT毎にタイマ割込によって実行しているので、Vw20iは、20msec.前の車輪速になる。また、Kgは単位換算係数であり、ΔTは演算周期(例えば20msec.)である。
そして、このように算出した車輪加速度dVwiと判断しきい値Slimitとを比較して、周期的な車輪速の変動を検出する。
ここでは、車輪加速度dVwiの周期を判定するためのカウンタTsと、そのような車輪加速度dVwiの周期が所定時間継続しているかを判定するための凹凸判断タイマTrsとを用いる。これらカウンタTsと凹凸判断タイマTrsとを、車輪加速度dVwiと判断しきい値Slimitとの関係において、次のように変化させる。
車輪加速度dVwiが判断しきい値Slimitより大きくなった場合、すなわち前回の演算処理では車輪加速度dVwiが判断しきい値Slimit以下であり、かつ今回の演算処理で車輪加速度dVwiが判断しきい値Slimitより大きくなった場合、カウンタTsを初期セット値Tsoにセットする。このとき、路面判断開始フラグFrsi(i=FL〜RR)を“1”の状態にする。そして、カウンタTsを初期セット値Tsoから一定量減算していく。このとき、演算周期で一定量ずつ減算していく。そして、カウンタTsが所定値TsL(<初期セット値Tso)以下になり、かつカウンタTsが0より大きいときに、再び前述したように車輪加速度dVwiが判断しきい値Slimitより大きくなった場合、再び、カウンタTsを初期セット値Tsoにセットし、そして、カウンタTsを初期セット値Tsoから一定量減算していく。
一方、カウンタTsが前述したように減算されており、かつ0より大きい場合に、凹凸判断タイマTrsに一定量を加算していく。このとき、演算周期で一定量ずつ加算していく。また、カウンタTsが0以下の場合には、凹凸判断タイマTrsを0にするとともに、路面判断開始フラグFrsiを“0”のリセット状態にする。
ここで、図7は、判断しきい値Slimitの設定例を示し、図8は、初期セット値Tsoの設定例を示す。
図7に示すように、判断しきい値Slimitは、自車両の走行速度Vが小さい領域では大きい値で一定値とされ、自車両の走行速度Vが大きい領域では小さい値で一定値とされ、それらの領域の間では自車両の走行速度Vの増加に伴って直線状に減少するように設定される。また、図8に示すように、初期セット値Tsoも、自車両の走行速度Vが小さい領域では大きい値で一定値とされ、自車両の走行速度Vが大きい領域では小さい値で一定値とされ、それらの領域の間では自車両の走行速度Vの増加に伴って直線状に減少するように設定される。
例えば、車輪加速度dVwiの変動周期と変動幅、つまり車輪速度Vwiの変動周期と変動幅は、自車両の走行速度Vに応じて変化する。例えば、自車両の走行速度Vが小さいときには、図6に示したような変動が各凹凸毎に現れるが、自車両の走行速度Vが大きいときには、図6に示したような変動は各凹凸毎には現れない。つまり自車両の走行速度Vが大きいときには、タイヤ特性やサスペンション特性の影響が大きくなり、車輪速度Vwiの変動周期が大きくなるとともに、車輪速度Vwiの変動幅が小さくなる。このような現象を考慮して、前記図7及び図8に示したように、判断しきい値Slimit及び初期セット値Tsoの設定をする。
次に図9には、前述したように車輪加速度dVwiと判断しきい値Slimitとの関係においてカウンタTsと凹凸判断タイマTrsとを変化させたときの結果を示す。
特に図9において区間Cについて説明すると、同図中(A)に示すように車輪加速度dVwiが判断しきい値Slimitより大きくなると、同図中(B)に示すようにカウンタTsが初期セット値Tsoとされるとともに、そのカウンタTsが徐々に小さくされ、また同図中(D)に示すように凹凸判断タイマTrsが徐々に大きくされる。
そして、そのカウンタTsが所定値TsL以下とされてから0以下となるまでに、再び車輪加速度dVwiが判断しきい値Slimitより大きくなると、つまり車輪速度Vwiがほぼ一定の周期(Tso−TsL)で大きくなると、再びカウンタTsが初期セット値Tsoとされて、凹凸判断タイマTrsが大きくなり続ける。
ちなみに、車輪速度Vwiが一定の周期(Tso−TsL)で変動しない場合、例えば路面に落ちているものを踏むことで、車輪速度Vwiが一時的に大きく変動した場合、図9の区間A、Bに示すように、一時的にカウンタTsが初期セット値Tsoになる。しかし、カウンタTsが徐々に小さくされて0となるので、凹凸判断タイマTrsがすぐに0となってしまう。
そして、以上のように凹凸判断タイマTrsを得る処理を、各車輪5FL〜5RR(各車輪加速度dVwi(i=FL〜RR))について行う。
続いて、各車輪5FL〜5RRについて、凹凸判断タイマTrsが判断しきい値Trslmtより大きいか否かを判定する。ここで、凹凸判断タイマTrsが判断しきい値Trslmtより大きい場合、凹凸判断フラグFoti(i=FL〜RR)を“1”のセット状態、つまり車輪が路面凹凸の上を走行していることを示す状態とし、そうでない場合には凹凸判断フラグFotiを“0”のリセット状態とする。
以上のように、ステップS4では、自車両の車輪速度Vwiが自車両の走行速度Vに応じてほぼ一定の周期(Tso−TsL)で変動するときに、凹凸判断フラグFotiを“1”のセット状態にすることで、凹部や凸部を一定間隔で繰り返す路面凹凸の上に車輪があるときだけ、路面凹凸の上を自車両が走行していることが検出される。
ちなみに、単に自車両の車輪速度Vwiが変動したときに、自車両の走行車線の道路白線上に設けられている路面凹凸の上を自車両が走行していることを検出する方法では、悪路走行時等、走行路全体に路面凹凸があるときにも、前記道路白線上に設けられている路面凹凸の上を自車両が走行していると誤検出してしまう恐れがある。
続いてステップS4及びステップS5において、前記ステップS3で得た凹凸判断フラグFotiに基づいて、自車両が道路端にいるか否かを判定する。
ここでは、左右前輪5FL,5FRのうち一方の前輪について路面凹凸を検出し、かつ、他方の前輪について路面凹凸が検出されない場合に自車両が当該路面凹凸を検出した側の道路端にいると判定する。具体的には、ステップS4及びステップS5において、次のような処理によりその判定を行う。
先ずステップS4において、左前輪5FLに対応する凹凸判断フラグFotFLと右前輪5FRに対応する凹凸判断フラグFotFRとのいずれか一方だけが“1”のセット状態であるか否かを判定する。そして、その判定の結果、凹凸判断フラグFotFLと凹凸判断フラグFotFRとのいずれか一方だけが“1”のセット状態である場合、凹凸判断フラグFotFLが“1”のセット状態であるか否かを判定する。そして、その判定の結果、凹凸判断フラグFotFLが“1”のセット状態である場合、道路端判断フラグFdwを“1”のセット状態、つまり自車両が走行車線の左端を走行していることを示す状態にし、そうでない場合には道路端判断フラグFdwを“−1”のセット状態、つまり自車両が走行車線の右端を走行していることを示す状態にする。
また、凹凸判断フラグFotFLと凹凸判断フラグFotFRとの両方が“1”のセット状態又は“0”のリセット状態である場合には道路端判断フラグFdwを“0”のリセット状態とする。
続いてステップS5において、前記ステップS4で得た道路端判断フラグFdwに基づいて、自車両が路面凹凸の上を走行していること、すなわち自車両が道路端を走行していることを判定する。具体的には、左前輪5FLに対応する凹凸判断フラグFotFLと右前輪5FRに対応する凹凸判断フラグFotFRとのいずれか一方だけが“1”のセット状態であるときに、道路端判断フラグFdwを“1”又は“−1”のセット状態とするため、前左右輪5FL,5FRのいずれか一方だけが路面凹凸を踏んでいるときだけ、道路白線上に設けられている路面凹凸の上を自車両が走行していること、すなわち自車両が道路端を走行していることが検出される。
よって、道路端判断フラグFdwが“1”又は“−1”のセット状態の場合(Fdw≠0)、すなわち自車両が道路端にいる場合、ステップS6に進み、道路端判断フラグFdwが“0”のリセット状態の場合(Fdw=0)、すなわち自車両が道路端にいない場合、ステップS10に進む。
ステップS6では、前記ステップS4又はステップS5で道路端にいると判定がなされてからの継続時間Ttotalを算出する。すなわち、道路端判断フラグFdw≠0に設定されてからの時間を積算する。
続いてステップS7において、前記ステップS6で得た継続時間Ttotalに応じてショックアブソーバ機構24FL〜24RRに指令する特性指令値Drsを設定する。
図10は、継続時間Ttotalに応じて特性指令値Drsを設定するための特性図の一例を示す。この図10に示すように、継続時間Ttotalが増加するときにおいて、継続時間Ttotalが短い場合には、継続時間Ttotalによらず特性指令値Drsを小さい値で一定値にし、継続時間Ttotalがある時間になったとき、特性指令値Drsを継続時間Ttotalに比例させて増加させて、継続時間Ttotalがさらにある時間になったときに、継続時間Ttotalによらず特性指令値Drsを大きい値で一定値に設定する。このとき、特性指令値Drsとショックアブソーバ機構24FL〜24RRの特性との関係は、特性指令値Drsが大きくなるほど、ショックアブソーバ機構24FL〜24RRにおけるサスペンション特性の一つである減衰力が強くなる、といった関係になっている。
また、道路端判断フラグFdwを“1”の場合、すなわち自車両が走行車線の右端を走行していると判断した場合、右車輪5FR,5RRのショックアブソーバ機構24FR,24RRに対する特性指令値Drsだけを前述したような設定し、また、道路端判断フラグFdwを“−1”の場合、すなわち自車両が走行車線の左端を走行していると判断した場合、左車輪5FL,5RLのショックアブソーバ機構24FL,24RLに対する特性指令値Drsだけを前述したような設定するようにしてもよい。
続いてステップS8において、前記ステップS6で得た継続時間Ttotalに応じて車内情報提示装置25による警報表示の設定と、ブザー音の音量の設定を行う。具体的には次のようにである。
先ず、継続時間Ttotalと所定のしきい値Ts1とを比較する。そして、継続時間Ttotalが所定のしきい値Ts1未満の場合(Ttotal<Ts1)、警報表示の切り替え指令値Hrsを“1”に設定する(Hrs=1)。また、継続時間Ttotalが所定のしきい値Ts1以上の場合(Ttotal≧Ts1)、警報表示の切り替え指令値Hrsを“2”に設定する(Hrs=2)。ここで、“1”の切り替え指令値Hrsは、警報表示として、「△」表示の点滅を行う指令値である。また、“2”の切り替え指令値Hrsは、警報表示として、「△」表示の点灯を行う指令値である。なお、切り替え指令値Hrsが“0”である場合には、警報表示は行わない。
また、ブザー音量指令値Srsを継続時間Ttotalに応じて設定する。
図11は、継続時間Ttotalに応じてブザー音量指令値Srsを設定するための特性図の一例を示す。この図11に示すように、継続時間Ttotalが0のとき、ブザー音量指令値Srsを0にして、そして、継続時間Ttotalが0から増加するときにおいて、継続時間Ttotalが短い場合には、継続時間Ttotalによらずブザー音量指令値Srsを小さい値で一定値にし、継続時間Ttotalがある時間になったとき、ブザー音量指令値Srsを継続時間Ttotalに比例させて増加させて、継続時間Ttotalがさらにある時間になったときに、継続時間Ttotalによらずブザー音量指令値Srsを大きい値で一定値に設定する。このとき、ブザー音量指令値Srsとブザー音の音量との関係は、ブザー音量指令値Srsが大きくなるほど、ブザー音の音量が大きくなる、といった関係になっている。そして、ステップS9に進む。
一方、前記ステップS5で道路端判断フラグFdwが“0”のリセット状態の場合に進むステップS10では、特性指令値Drsを一定値Drsにし、警報表示の切り替え指令値Hrsを0にし、そしてブザー音量指令値Srsを0にする。すなわち、ショックアブソーバの特性の変更を行わないような特性指令値Drsにし、かつ警報表示、及びブザー音の出力は行わないような切り替え指令値Hrs、ブザー音量指令値Srsにする。そして、ステップS9に進む。
ステップS9では、前記ステップS7及びステップS8又はステップS10で設定した各指令値を、ショックアブソーバ機構24FL〜24RRや車内情報提示装置25に出力する。ショックアブソーバ機構24FL〜24RRや車内情報提示装置25では、入力された各指令値により所望の動作をするようになる。
以上のようにコントロールユニット8は演算処理を行っている。概略すると次のような処理になる。
車速Vを算出するとともに(ステップS2)、その車速V及び車輪速の変動に基づいて、路面凹凸の上を自車両が走行していることを検出する(ステップS3)。
続いて、自車両が道路端にいるか否かを判定する(ステップS4、ステップS5)。
ここで、自車両が道路端にいる場合、その道路端に自車両がいる継続時間Ttotalに応じて、ショックアブソーバ機構24FL〜24RRにおけるサスペンション特性を設定する特性指令値Drs、車内情報提示装置25に警報表示する警報表示の切り替え指令値Hrs、ブザー音の音量を設定するブザー音量指令値Srsを設定する(ステップS6〜ステップS8)。具体的には、継続時間Ttotalが長くなるほど、特性指令値Drs及びブザー音量指令値Srsを大きい値にし、警報表示の切り替え指令値Hrsを“1”にする。また、自車両が道路端にいない場合、指令値を0にするなどして、そのような指令値の変更は行わない(ステップS10)。
そして、ショックアブソーバ機構24FL〜24RRや車内情報提示装置25に各指令値を出力する(ステップS9)。
このような処理により、自車両が道路端にいる場合、ショックアブソーバが硬くなり、車内情報提示装置25からブザー音が出力されるようになり、さらに、その道路端に自車両がいる継続時間Ttotalが長くなると、ショックアブソーバがより硬くなっていき、また、ブザー音の音量がより大きくなっていき、さらに車内情報提示装置25に警報表示されるようになる。
これにより、自車両が路面凹凸の上を走行している場合、当該路面凹凸の上を自車両が走行していることに起因し車体に入力される振動が増幅され、自車両がより大きく振動するようになる。このとき、ブザー音が鳴り、警報表示がなされる。
図12は、路面凹凸の上を走行している場合の車両挙動を示す。同図中(A)は従来における車両挙動を示し、同図中(B)は本発明を適用した場合の車両挙動を示す。
従来では、路面凹凸201の上を車両100が走行している場合(同図中(A))、その路面凹凸の上を走行していることに起因し車体が振動するだけであった。一方、本発明を適用した場合(同図中(B))、路面凹凸201の上を走行していることに起因し車体に入力される振動が増幅されたものになる。
次に第1の実施形態における効果を説明する。
前述したように、自車両が路面凹凸の上を走行している場合、当該路面凹凸の上を自車両が走行していることに起因し車体に入力される振動を増幅して、自車両をより大きく振動させている。これにより、路面凹凸の上を自車両が通過したことを確実に運転者に伝えて、自車両が逸脱傾向にあることを運転者に知らせることができる。
さらに、前述したように、サスペンション特性の一つとしてのショックアブソーバの減衰力を大きくして、すなわち硬くして、路面凹凸の上を自車両が走行していることに起因し車体に入力される振動を増幅している。このように、アクチュエータ等の新たな装置を設けることなく、路面凹凸の上を自車両が走行していることに起因し車体に入力される振動を増幅している。これにより、装置コストを高くすることなく、路面凹凸の上を自車両が走行していることに起因し車体に入力される振動の増幅を実現できる。
また、前述したように、自車両が路面凹凸の上を走行している場合、ブザー音を鳴らし、さらに警報表示を行っている。これにより、自車両が路面凹凸の上を走行している場合、そのことを確実に運転者に伝えて、自車両が逸脱傾向にあることを運転者に報知することができる。
また、前述したように、継続時間Ttotalが長くなるほど、ショックアブソーバを硬くし、また、ブザー音の音量を大きくし、さらに警報表示するようにしている。これにより、運転者に自車両が道路端を走行していることを確実に認識させることを可能とする。その一方で、自車両が道路端を走行していることを運転者が早期に認識し、自車両を路面凹凸の上の走行から回避するような場合には、車両への入力振動が必要以上に大きくならないように、またブザー音が必要以上に大きくならないように、さらに不要な警報表示がなされないようにすることができる。
また、前述したように、車輪速度センサ23FL〜23RRが検出した車輪速の変動により、自車両が路面凹凸の上を走行していることを検出している。車輪速度センサ23FL〜23RRは、もともと車両が搭載しているものであるので、装置コストを抑えて、自車両が路面凹凸の上を走行していることを検出することができる。
また、そのように車輪速度センサ23FL〜23RRが検出した車輪速の変動により、自車両が路面凹凸の上を走行していることを検出するが、最終的には、左右前輪5FL,5FRのうち一方の前輪について路面凹凸を検出している場合、道路端を走行していると判断している。すなわち、左右前輪5FL,5FRのうち一方において所定の車輪速の変動を示した場合、最終的に自車両が路面凹凸の上を走行していると判断している。これにより、単に悪路走行等で車輪速の変動があっただけで、路面凹凸の上を走行していると判断しないように、或いは自車両が逸脱傾向にあると判断しないようにすることができる。
さらに、左右前輪5FL,5FRのうち一方において所定の車輪速の変動を示した場合、具体的には、車輪速が自車両の走行速度に応じて一定の周期で変動する場合、自車両が路面凹凸の上を走行していることを検出している。これにより、単に突起等を乗り越えた場合等に発生する車輪速の変動により、路面凹凸の上を走行していると判断しないように、或いは自車両が逸脱傾向にあると判断しないようにすることができる。
次に第2の実施形態を説明する。
第2の実施形態も、本発明の車線逸脱報知装置を、自動変速機とコンベンショナルディファレンシャルギヤとを搭載し、前後輪とも左右輪の制動力を独立制御可能な制動装置を搭載する後輪駆動車両に適用したものである。
前述の第1の実施形態では、サスペンション特性や車内情報提示装置25による警報表示及びブザー音の音量の設定を、継続時間Ttotalに基づいて行っている。これに対して、第2の実施形態では、例えば、ヨーレートや横加速度等の走行状態より安全度(或いは走行安定性)を判断し、その安全度に応じてサスペンション特性や車内情報提示装置25による警報表示及びブザー音の音量の設定を行うものである。
図13は、前述の第1の実施形態で説明に使用した図2に対応するものであり、第2の実施形態における処理を実現するコントロールユニット8の演算処理の処理手順を示す。
この第2の実施形態において、コントロールユニット8は、前述の第1の実施形態と同様に、ステップS1〜ステップS5の処理を行う。そして、第2の実施形態の特有の処理として、ステップS21〜ステップS23の処理を行う。
すなわち、ステップS5において自車両が道路端を走行している場合、ステップS21に進む。
ステップS21では、前記ステップS1で得たヨーレートφ’及びステップS2で得た車速Vに基づいて安全度Wrsを設定する。
図14は、ヨーレートφ’及び車速Vに基づいて安全度Wrsを設定するための特性図の一例を示す。
この図14に示すように、車速Vが増加するときにおいて、車速Vが小さい場合には、車速Vによらず安全度Wrsを高い値で一定値にし、車速Vがある値になったとき、安全度Wrsを車速Vに比例させて変化させて、車速Vがさらにある値になったときに、車速Vによらず安全度Wrsを低い値で一定値に設定する。そして、安全度Wrsが車速Vに比例して変化する領域で、ヨーレートφ’が大きくなるほど、車速Vの増加に対する安全度Wrsの変化割合を大きくする。すなわち、ヨーレートφ’が大きくなるほど、安全度Wrsを、より低くする。
続いてステップS22において、前記ステップS21で得た安全度Wrsに応じてショックアブソーバ機構24FL〜24RRに指令する特性指令値Drsを設定する。
図15は、安全度Wrsに応じて特性指令値Drsを設定するための特性図の一例を示す。この図15に示すように、安全度Wrsが高い場合には、安全度Wrsによらず特性指令値Drsを小さい値で一定値にし、安全度Wrsがある値になったとき、特性指令値Drsを安全度Wrsに比例させて増加させて、安全度Wrsがある低い値になったときに、安全度Wrsによらず特性指令値Drsを大きい値で一定値に設定する。
続いてステップS23において、前記ステップS21で得た安全度Wrsに応じて車内情報提示装置25による警報表示の設定と、ブザー音の音量の設定を行う。ここでの設定は、前述の第1の実施形態と同様に行う。
すなわち、安全度Wrsと所定のしきい値Ws1とを比較する。そして、安全度Wrsが所定のしきい値Ws1より大きい場合(Wrs>Ws1)、警報表示の切り替え指令値Hrsを1に設定する(Hrs=1)。また、安全度Wrsが所定のしきい値Ws1以下の場合(Wrs≦Ws1)、警報表示の切り替え指令値Hrsを2に設定する(Hrs=2)。ここで、1の切り替え指令値Hrsは、警報表示として、「△」表示の点滅を行う指令値である。また、2の切り替え指令値Hrsは、警報表示として、「△」表示の点灯を行う指令値である。なお、切り替え指令値Hrsが“0”である場合には、警報表示は行わない。
また、ブザー音量指令値Srsを安全度Wrsに応じて設定する。すなわち、前記図11における変数である継続時間Ttotalを安全度Wrsに替えて、ブザー音量指令値Srsを安全度Wrsに応じて設定する。これにより、安全度Wrsが非常に高いときには、ブザー音量指令値Srsを0にして、安全度Wrsが高いときには、安全度Wrsによらずブザー音量指令値Srsを小さい値で一定値にし、安全度Wrsがある値になったときに、ブザー音量指令値Srsを安全度Wrsに応じて変化させて、安全度Wrsがある低い値になったときに、安全度Wrsによらずブザー音量指令値Srsを大きい値で一定値に設定する。
そして、前述の第1の実施形態と同様にステップS9に進み、各指令値を、ショックアブソーバ機構24FL〜24RRや車内情報提示装置25に出力する。
次の第2の実施形態における効果を説明する。
前述したように、自車両が路面凹凸の上を走行している場合、車速V及びヨーレートφ’に応じて安全度Wrsを設定している。具体的には、自車両が路面凹凸の上を走行している場合において、車速Vが高くなるほど、またヨーレートφ’が大きくなるほど、安全度Wrsを低くしている(図14参照)。そして、そのように設定した安全度Wrsが低くなるほど、ショックアブソーバを硬くし、また、ブザー音の音量を大きくし、さらに警報表示するようにしている。
一般的には、車速Vが高くなるほど、又はヨーレートφ’が大きくなるほど、逸脱傾向が高くなる。このようなことから、運転者に自車両が道路端を走行している場合において、車速Vが高くなるほど、又はヨーレートφ’が大きくなるほど、ショックアブソーバを硬くしたり、ブザー音の音量を大きくしたり、警報表示したりすることで、運転者に自車両が道路端からさらに外側に逸脱する可能性が高いことを報知することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、前述の実施の形態として実現されることに限定されるものではない。
前述の実施形態では、ショックアブソーバ機構24FL〜24RRの減衰特性が無段階調整可能なものである場合を説明した。しかし、これに限定されるものではない。例えば、多段階、例えば2段や3段等で減衰特性を切り替え可能なショックアブソーバを用いてもよい。この場合、第1の実施形態では、継続時間Ttotalに応じて、段階的に減衰特性を切り替えていくようにする。また、第2の実施形態では、安全度Wrsに応じて、段階的に減衰特性を切り替えていくようにする。
また、減衰特性を調整することで、車体への入力振動を増幅しているが、ショックアブソーバ機構24FL〜24RRの他の部分を調整することで、車体への入力振動を増幅するようにしてもよい。
また、前述の実施形態では、車内情報提示装置25の警報表示の切り替えを2種類の切り替えとしている場合を説明した。しかし、これに限定されるものではない。例えば、警報表示の切り替えを、表示の色や大きさを変化させることで行ってもよい。
また、前述の実施形態では、運転者に自車両が逸脱傾向にあることの報知を、車内情報提示装置25による警報表示やブザー音の出力により実現する場合を説明した。しかし、これに限定されるものではなく、他の方法により報知するようにしてもよい。
また、前述の第2の実施形態では、車速やヨーレートに基づいて、逸脱傾向を示すパラメータとなる安全度Wrsを得る場合を説明した。しかし、これに限定されるものではない。例えば、車両前方の車線を認識するカメラを搭載して、そのカメラにより、車線に対する自車両のヨー角やカーブ曲率を得て、それら情報に基づいて、安全度Wrsを得てもよい。また、自車両の横加速度に基づいて、安全度Wrsを得てもよい。
また、前述の第1の実施形態では、継続時間Ttotalに基づいてショックアブソーバの特性、警報表示及びブザー音を設定し、前述の第2の実施形態では、安全度Wrsに基づいてショックアブソーバの特性、警報表示及びブザー音を設定している。例えば、これら第1の実施形態と第2の実施形態と組み合わせて、すなわち継続時間Ttotalと安全度Wrsとの両方に基づいて、ショックアブソーバの特性、警報表示及びブザー音を設定してもよい。
なお、前述の実施形態の説明において、コントロールユニット8による図2のステップS3〜ステップS5の処理は、自車両が車線区分線近傍又は車線区分線上に設けられている路面凹凸の上を走行していることを検出する路面凹凸検出手段を実現しており、コントロールユニット8による図2のステップS7の処理は、前記路面凹凸検出手段が自車両が路面凹凸の上を走行していることを検出した場合、当該路面凹凸の上を自車両が走行していることに起因し車体に入力される振動を増幅する車体入力振動増幅手段を実現している。
また、コントロールユニット8による図13のステップS21の処理は、自車両の逸脱傾向を検出する逸脱傾向検出手段を実現しており、コントロールユニット8による図13のステップS22の処理は、前記逸脱傾向検出手段が検出した逸脱傾向が高くなるほど、より増幅する車体入力振動増幅手段を実現している。
本発明の第1実施形態を示す概略構成図である。 前記第1の実施形態において、コントロールユニット内で実行される演算処理を示すフローチャートである。 図2の演算処理の動作を説明するための図であり、走行車線左脇の道路白線上に設けられた路面凹凸を示す図である。 図2の演算処理の動作を説明するための図であり、走行車線の外側(道路白線の外側)に設けられた路面凹凸を示す図である。 図2の演算処理の動作を説明するための図であり、路面凹凸の上を車輪が通過したときの当該車輪の車輪加速度の変動を示すタイミングチャートである。 図2の演算処理の動作を説明するための図であり、路面凹凸の上を車輪が通過したときの当該車輪の車輪速度の変動を示す図である。 図2の演算処理で判断しきい値Slimitの設定に用いるマップである。 図2の演算処理で初期セット値Tsoの設定に用いるマップである。 図2の演算処理の動作を説明するためのタイミングチャートである。 図2の演算処理で特性指令値Drsの設定に用いるマップである。 図2の演算処理でブザー音量指令値Srsの設定に用いるマップである。 車両挙動を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態において、コントロールユニット内で実行される演算処理を示すフローチャートである。 図13の演算処理で安全度Wrsの設定に用いるマップである。 図13の演算処理で特性指令値Drsの設定に用いるマップである。
符号の説明
5FL〜5RR 車輪
6FL〜6RR ホイールシリンダ
7 制動流体圧制御回路
8 コントロールユニット
9 エンジン
12 駆動トルクコントロールユニット
13 CCDカメラ
14 カメラコントローラ
15 障害物検出レーダ
16 加速度センサ
17 ヨーレートセンサ
18 マスタシリンダ圧センサ
19 アクセル開度センサ
20 操舵角センサ
21 方向指示スイッチ
23FL〜23RR 車輪速度センサ
24FL〜24RR ショックアブソーバ機構

Claims (5)

  1. 自車両が車線区分線近傍又は車線区分線上に設けられている路面凹凸の上を走行していることを検出する路面凹凸検出手段と、
    前記路面凹凸検出手段が自車両が路面凹凸の上を走行していることを検出した場合、サスペンションの減衰力を変更して、当該路面凹凸の上を自車両が走行していることに起因し車体に入力される振動を増幅する車体入力振動増幅手段と、を備え
    前記車体入力振動増幅手段は、自車両が路面凹凸の上を走行している時間が長くなるほど、前記サスペンションの減衰力を大きくして、前記振動の増幅度合いを大きくすることを特徴とする車線逸脱報知装置。
  2. 自車両の逸脱傾向を検出する逸脱傾向検出手段を備えており、
    前記車体入力振動増幅手段は、前記逸脱傾向検出手段が検出した逸脱傾向が高くなるほど、前記サスペンションの減衰力を大きくして、前記振動の増幅度合いを大きくすることを特徴とする請求項記載の車線逸脱報知装置。
  3. 自車両の車輪速度を検出する車輪速度検出手段を備えており、
    前記路面凹凸検出手段は、前記車輪速度検出手段が検出した車輪速度に基づいて、自車両が車線区分線近傍又は車線区分線上に設けられている路面凹凸の上を走行していることを検出することを特徴とする請求項1又は2記載の車線逸脱報知装置。
  4. 前記路面凹凸検出手段は、前記車輪速度検出手段が検出した車輪速度のうち左右輪のいずれか一方の車輪速度が変動する場合、自車両が車線区分線近傍又は車線区分線上に設けられている路面凹凸の上を走行していることを検出することを特徴とする請求項3記載の車線逸脱報知装置。
  5. 前記路面凹凸検出手段は、前記車輪速度検出手段が検出した車輪速度が自車両の走行速度に応じて一定の周期で変動する場合、自車両が車線区分線近傍又は車線区分線上に設けられている路面凹凸の上を走行していることを検出することを特徴とする請求項又は記載の車線逸脱報知装置。
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