JP3991515B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、冷蔵庫扉の構成及び製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8,図9,図10,図11は、例えば特開平5−240564号公報に示された従来の冷蔵庫の図である。図8は冷蔵庫の側面図、図9は冷蔵庫扉付近の斜視図、図10は冷蔵庫内側から見た冷蔵庫扉と補強板の取り付け構造図、図11は冷蔵庫扉にフレームを取り付ける構造図である。図において、1は冷蔵庫、2はこの冷蔵庫1の上部に設けられ冷蔵庫の前面開口部を塞ぐ回転式扉、3はこの回転式扉2の下方に設けられ冷蔵庫1の前面開口部を塞ぐ回転式扉、4はこの回転式扉3の下方に設けられ冷蔵庫1の前面開口部を塞ぐ引出式扉、4aは引出式扉4の外周縁部、4bは扉4の外板、5は引出式扉4の裏面(冷蔵庫内側)に取り付けられ、全体としてコ字状になっている枠体であるフレーム、5aはフレーム5の取付面に設けられた穴、6は引出式扉4の裏面に設けられた補強板、6aは補強板6に設けられたフレームの穴5aに対応する穴、6bは引出式扉の外周縁部4aにネジ8にて取り付けられる補強板の外周縁部、7はフレーム5を扉内板9に固定するネジで、扉内板9は引出式扉4の裏面に設けらている。
【0003】
このような従来の冷蔵庫のフレーム(枠体)取り付け構造においては、補強板6の外周部6bを引出式扉4の扉外周部4aにネジ8にて固定し内板9を被せた後、扉外板4bと扉内板9との空間部に断熱材(図示せず)を充填させていた。その後、この補強板6の穴部6aとフレーム5の穴部5aを合わせて手作業でネジ7を締め、フレーム5を扉4に固定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の引出式扉では、引出式扉4に補強板6を取付ける作業にはネジ8が必要であると共に、左右フレーム5の取付けピッチに精度が必要なため補強板6は左右一体の大きなものであった。すなわち、フレーム5の取付けピッチがばらつくと左右のフレーム5の平行度が悪くなり、作動性や他の扉との間隔寸法不良になるのである。
また、フレーム5の取付けにおいてはフレーム5の位置決めはなく、作業者がフレームをセットしてフレームを押さえながらネジを締めることになってしまう為、近年の冷蔵庫においては多ドア化が進みフレーム5を有する扉の数の増大によりかなり工数の掛かるもので生産効率を悪くするという問題点があった。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、冷蔵庫の扉を安価で品質良く構成できるものであり、さらに、フレームのネジ締め自動化により工数を削減できる冷蔵庫扉の製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る冷蔵庫は、扉内板と、扉外板と、前記扉内板の冷蔵庫外側に設けられたフレーム取付用補強板と、前記扉内板と前記扉外板との空間部に発泡充填された断熱材よりなる引出式扉を設けた冷蔵庫において、前記扉内板は、フレーム取付部に前記フレームを係合するための第1凸部を少なくとも2箇所以上設け、前記補強板は、左右別体にし、前記第1凸部に相対するようフランジ部を設け、前記フレームは、前記第1凸部に相対するようフランジ部を設け、前記補強板及び前記フレームの前記フランジ部は、前記扉内板の前記第1凸部にスライドさせて係合させるとともに、前記扉内板に前記断熱材側に突出させたストッパー部と前記断熱材側に突出させた第2凸部とを設け、前記補強板の前記扉内板へのスライド挿入時、前記補強板の先端部が前記ストッパー部に当接した時に、前記補強板に設けた穴部が前記第2凸部と合致するように配置したものである。
【0007】
また、内板に設けられた第1凸部は、断熱材側に突出したもの、または冷蔵庫内側に突出したものである。
【0008】
また、スライド方向は、上方向から下方向へ、または下方向から上方向である。
【0010】
また、フレームの内板取付面に、スライド挿入方向にビード形状部を形成し、そのビード形状部の一部を潰し、フレームが内板のフレーム挿入ストッパー部に当接した時に、内板に設けた第3凸部をフレームのビード潰し部が乗り越えてセットされるものである。
【0011】
また、内板に設けた第3凸部を、フレームのビード潰し部が乗り越える時、補強板に設けた凹部側に押しのけられて内板を変形可能としたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1,2,3はこの発明の実施の形態1である冷蔵庫の扉付近を示すものである。図1は、扉内板へ補強板とフレームを取付ける前の扉構造斜視図、図2は図1の扉構造詳細斜視図、図3は図1のZ−Z断面図であり、補強板とフレームが係合された時の図である。図において、4は冷蔵庫の前面開口部を塞ぐ引出式扉で扉外板4bと扉内板9とその空間部に充填された断熱材(図示せず)等で構成されている。5は引出式扉4の裏面(冷蔵庫内側)に取り付けられ冷蔵庫内に設けられた貯蔵容器(図示せず)を保持するフレーム、5aはフレーム5の取付面に設けられた穴、6は引出式扉4の裏面にフレーム5を取り付けるための補強板で左右にそれぞれ一つずつ設けられている。6aは補強板6に設けられたフレームの穴5aに対応する穴、7は引出式扉4を囲む補強板6とフレーム5とを固定し、引出式扉4にフレーム5を固定する固定具である。9は引出式扉4の裏面に設けられた扉内板、10は扉内板9の取付面の断熱材側に設けられた第1凸部であり、例えば略Z字形のアンダーカット形状を有し、左右各々に対向するように配設している。9aは内板9の取付面に設けられた穴で、フレーム5の穴5a及び補強板6の穴6aと対応していて、ネジ等を通して固定される。11は補強板6のフランジ、12は補強板6のスライド挿入(矢印)方向の先端部、13は内板9に設けられ断熱材側に突出し、補強板6の下部が引っ掛かりストップさせるためのストッパー部、14は補強板6に設けられた穴部、15は内板9に設けられた断熱材側に突出させた第2凸部、16はフレーム5に設けられたフランジ、17はフレーム5に設けられたV字形折返し部、18はフレーム5の取付面、19は取付面18に設けられたフレーム5のスライド挿入方向に渡って形成したビード形状部、20は内板9に設けられた第3凸部、21は内板9に設けら、フレーム5を挿入する時フレーム5の取付面18が当たりストップさせられるストッパー部、22はビード形状部19の一部を潰したビード潰し部、23は補強板6に設けられた凹部である。
【0014】
図1は、扉内板9の取付面に補強板6とフレーム5を矢印方向に挿入し、ネジやボルト等の固定具をフレーム5の穴5a、扉内板9の穴9a、補強板6の穴6aを通し、断熱材に通じ固定する図である。また、ここで扉4は扉外板4bと扉内板9の間に断熱材を充填発泡した扉体であり、扉体完成後に、扉内板9にフレーム5が取付けられる。また、扉内板9は真空成形や射出成形等により成形される。
【0015】
扉内板9には、補強板6及びフレーム5を係合するための係合部である第1凸部10を設けており、その第1凸部10は取付面の両側に設けられており、略Z字形のアンダーカット形状(引っ掛かる形状)を有し、左右各々に対向するように配設している。なお、ここでは略Z字形を示したが、引っ掛かる形状であれば、他の形状でも良い。また、ここでは第1凸部10は断熱材側に突出させたが、補強板6やフレーム5の形状に合わせて、逆側の冷蔵庫内側に突出させ、補強板6及びフレーム5の形状も対応するものとし係合させてもよい。
【0016】
補強板6は、フレーム5の枠体に容器を乗せそのフレーム5にて容器の重量を支える時、扉内板9にフレーム5が固定されているだけでは内板9の強度が弱く、それを補強するために設けている。補強板6の両側には、内板9の第1凸部10と相対するフランジ部11を左右各々に対向するように設け、全体を略C字形断面とし、スライドさせて係合している。ここで、補強板6は左右別体化して、フレーム5の取付部に対応する部分だけとし小形化している。よって、補強板6の部品が小さくなり材料費が抑えられると共に、扉4の横幅の大小にかかわらず、同じ補強板6を用いることもできる。
なお、ここでは全体が略C字形断面形状である補強板6を示したが、内板9の第1凸部10に引っ掛かる形状であれば他の形状でも良い。
以上より、フレーム5は位置ずれすることなく確実に位置決めされ仮固定出来ることになり、補強板6をあらかじめ内板9にネジにて取り付けておく必要がなくなり、ネジ締めの本数も減り手間も省ける。
【0017】
フレーム5は通常コ字状の枠体となって、その枠体内に冷蔵庫の容器を乗せその容器を支えている。フレーム5は左右に分かれており、平行に且つ同じ高さで相対して設けられている。フレーム5は内板9の第1凸部10と係合されているが、その係合部のフレーム5形状は、第1凸部10の略Z字形のアンダーカット形状に引っ掛かる形状となっている。その形状について図2にて説明する。
【0018】
フレーム5にはフランジ16、V字形折返し部17が設けられており、フレーム5の両側に引っ掛け部を設けたものであり、内板9の第1凸部10に係合する形状となっている。第1凸部10へのフレーム5の取付面18には、フレーム5のスライド挿入方向に渡って形成したビード形状部19が設けられており、そのビード形状部19の内側に収まるように内板9に設けた第3凸部20を設け第3凸部20が通りながらスライド挿入される。その時、内板9のフレーム挿入ストッパー21部に当接する際、内板9に設けた第3凸部20をフレーム5のビード19の一部潰し部22が乗り越えてセットされる。かつ、前記内板9に設けた第3凸部20がフレーム5のビード潰し部22が乗り越える時、第3凸部20は補強板6に設けた凹部23側に押しのけられて内板9が変形出来、フレームが挿入しやすくなるようにしている。尚、ビード形状とは、一段面凹または凸形状をある一定の長さ、連続させてトンネルのように形成する形のことをいう。
以上より、フレーム5は位置ずれすることなく確実に位置決めされ仮固定出来ることになり、フレーム5を取付けする際にコンベア動作中でも、フレーム5がふらつくことなくフレーム5のネジ(セルフタッピングネジでもその他のネジでも可)締めの自動化に展開出来る。
また、内板への補強板の取付け作業にはネジ等の他の部材は必要でなく工具も必要でないので作業が非常に楽で安価に出来る。しかも補強板は左右一体にすることもなく安価になる。さらに、左右別体であるのでどんな扉にも全て共通化することが出来て生産性が向上する。
【0019】
補強板6は左右別体化し、フレーム5を取り付ける位置のみの補強板とすることにより小形化している。補強板6のスライド挿入方向の先端部12が内板9に設け断熱材側に突出させたストッパー部13に当接する際補強板6に設けた穴部14と内板9に設け断熱材側に突出させた第2凸部15を合致させて位置決めし仮固定出来るようにしている。第2凸部15により、補強板6装着後の抜けを防止することできる。
【0020】
なお、本実施の形態では補強板6を上方向よりフレーム5を下方向よりスライドさせて係合することを示しているが、その逆の方向からのスライド係合でも良い。また、左右方向からのスライド係合でも良いが、上下方向(縦方向)の取付けであれば扉の平行度の調整が可能であるが、左右方向(横方向)の取付けではフレーム5を横にずらすことができるだけで、平行度の調整はできない。
【0021】
実施の形態2.
図4は扉内板へ補強板とフレームを取付ける前の斜視図であり、矢印方向に補強板とフレームを挿入し扉内板に係合される。図において、24は内板9に設けられた、フレーム5のスライド方向の先方に第1凸部と同程度のアンダーカット部、25はフレーム5に設けられた、フランジ16と同程度のフランジである。なお、実施の形態1と同様の符号については説明を省略する。
【0022】
実施の形態1では、フレーム5の内板9への係合において、内板9の左右一対の第1凸部10に相対するように、フレーム5のフランジ16とV字形折返し部17を設けスライド係合させるようにしたが、フレーム5の係合は必ずしも上記左右一対の第1凸部10でなくてもよい。
実施の形態2では、内板9には、フレーム取付面の一方の側面に第1凸部10を、上面にアンダーカット部24を設け、フレーム5には、内板9の第1凸部に係合するフランジ16と、内板9のアンダーカット部24に係合するフランジ25を設けている。
以上より、フレーム取付面のスライド方向先端部にフランジ25を設けることにより、フレームの型費、コストを抑えつつ同等の効果が得られる。
【0023】
図5は扉内板へ補強板とフレームを取付ける前の斜視図であり、矢印方向に補強板とフレームを挿入し扉内板に係合される。図において、26,27はフレーム5の取付面に設けられた係合部である。なお、実施の形態1,2と同様の符号については説明を省略する。
ここでは、内板9には、フレーム取付面の一方の側面に第1凸部10を、上面にアンダーカット部24を設け、フレーム5には、内板9の第1凸部に係合する係合部26と、内板9のアンダーカット部24に係合する係合部27を設けている。
以上より、内板9の第1凸部10,略Z字形アンダーカット部24内に収まるようであれば、フランジ16,25でなくてもフレーム5の取付面に係合部26,27を設け係合させることにより、必要機能を損なうことなくフレームの型費、コストを更に低減出来る。
【0024】
実施の形態3.
図6は実施の形態1,2に係る扉組立てのフローチャート図である。図において、ステップ(以下、Sと示す)1で扉の内板9を真空成形し、S2で補強板6を扉内板9にスライド係合し、S3で別の製造ライン(板金プレス)にて扉(外板)を組立し、もとの製造ラインに戻りS4でS3で組立てた扉(外板)4と扉内板9をあわせ、S5で扉(外板)4と内板9との間に断熱材を注入発泡し扉本体を完成させる。S6でフレーム5を内板9にスライドさせながら仮固定し、S7で扉の大きさ及びネジ穴(フレーム5の穴5a、内板9の穴10a、補強板6の穴6)をカメラで検知し、そのデータをコンピュータでX,Y軸に解析しネジ穴の位置を検知し、S8でそのネジ穴にロボットでネジ締めを行う。
以上より、フレーム取付け用において確実な位置決めと仮固定が出来るので作業者が手で押さえつける必要も無く作業台をコンベアー化して生産性を上げることが出来る。そして、フレームのネジ締め(固定具で固定する)作業をロボット等を使い機械化することにより自動化でき、人手がかからず容易になった。また、扉の数が多い冷蔵庫に対しても、ロボットの手の数を増やし同時に複数のネジ締めを行えば、ネジ締め時間も少なくて済む。
また、補強板6が左右別体となるので、大きな扉や小さな扉等、どんな扉に対しても同じロボットで対応でき、共通化がはかれ費用の削減ができる。
【0025】
図7は実施の形態1,2に係るフレームのネジ締め自動化設備図である。Aの段階で、扉本体4をコンベアに乗せ、次にフレーム5を扉4の内板にスライド固定し、Bで防塵室へ投入し、Cでカメラにて機種判別とネジ穴を検知し、Dでロボットにより自動ネジ締めされ、Eで排出コンベアにて次の工程に送られる。尚、Aの前工程で補強板が内板に取付けられ、その内板に外板を被せその空間部に発泡材を注入発泡させて扉本体4が完成している。
【0026】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、扉内板と、扉外板と、前記扉内板の冷蔵庫外側に設けられたフレーム取付用補強板と、前記扉内板と前記扉外板との空間部に発泡充填された断熱材よりなる引出式扉を設けた冷蔵庫において、前記扉内板は、フレーム取付部に前記フレームを係合するための第1凸部を少なくとも2箇所以上設け、前記補強板は、左右別体にし、前記第1凸部に相対するようフランジ部を設け、前記フレームは、前記第1凸部に相対するようフランジ部を設け、前記補強板及び前記フレームの前記フランジ部は、前記扉内板の前記第1凸部にスライドさせて係合させるとともに、前記扉内板に前記断熱材側に突出させたストッパー部と前記断熱材側に突出させた第2凸部とを設け、前記補強板の前記扉内板へのスライド挿入時、前記補強板の先端部が前記ストッパー部に当接した時に、前記補強板に設けた穴部が前記第2凸部と合致するように配置したので、内板への補強板取付け作業には固定具が必要でなく工具も必要でないので作業が非常に楽で安価に出来る。さらに、補強板は左右別体であるのでどんな扉にも全て共通化することが出来て生産性が向上する。さらにまた、フレームの位置決めができ、また補強板装着後のフレームの抜け防止ができる。
【0027】
また、内板に設けられた第1凸部は、断熱材側に突出したもの、または冷蔵庫内側に突出したので、補強板やフレームの形状に合わせることができる。
【0028】
また、スライド方向は、上方向から下方向へ、または下方向から上方向であるので、扉の平行度調整が可能となる。
【0030】
また、フレームの内板取付面に、スライド挿入方向にビード形状部を形成し、そのビード形状部の一部を潰し、フレームが内板のフレーム挿入ストッパー部に当接した時に、内板に設けた第3凸部をフレームのビード潰し部が乗り越えてセットされるので、フレームの位置決めが確実にできる。
【0031】
また、内板に設けた第3凸部を、フレームのビード潰し部が乗り越える時、補強板に設けた凹部側に押しのけられて内板を変形可能としたので、フレームが挿入しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態1による扉構造斜視図。
【図2】 この発明の実施形態1による扉構造詳細斜視図。
【図3】 この発明の実施形態1による断面図。
【図4】 この発明の実施形態2による扉構造詳細斜視図。
【図5】 この発明の実施形態3による扉構造詳細斜視図。
【図6】 この発明の実施形態3による扉組立てフローチャート図。
【図7】 ネジ締め自動化設備図。
【図8】 従来の冷蔵庫の側面図。
【図9】 従来の扉構造斜視図。
【図10】 従来の補強板取付け図。
【図11】 従来のフレーム取付け図。
【符号の説明】
4 引出し扉、5 フレーム、6 補強板、9 内板、10 第1凸部、11フランジ、13 ストッパー部、14 穴部、15 第2凸部、19 ビード形状部、20 第3凸部、22 潰し部、23 凹部。

Claims (5)

  1. 扉内板と、扉外板と、前記扉内板の冷蔵庫外側に設けられたフレーム取付用補強板と、前記扉内板と前記扉外板との空間部に発泡充填された断熱材よりなる引出式扉を設けた冷蔵庫において、前記扉内板は、フレーム取付部に前記フレームを係合するための第1凸部を少なくとも2箇所以上設け、前記補強板は、左右別体にし前記第1凸部に相対するようフランジ部を設け、前記フレームは、前記第1凸部に相対するようフランジ部を設け、前記補強板及び前記フレームの前記フランジ部は、前記扉内板の前記第1凸部にスライドさせて係合させるとともに、前記扉内板に前記断熱材側に突出させたストッパー部と前記断熱材側に突出させた第2凸部とを設け、前記補強板の前記扉内板へのスライド挿入時、前記補強板の先端部が前記ストッパー部に当接した時に、前記補強板に設けた穴部が前記第2凸部と合致するように配置したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記扉内板に設けられた前記第1凸部は、前記断熱材側に突出したもの、または冷蔵庫内側に突出したものであることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記スライド方向は、上方向から下方向へ、または下方向から上方向であることを特徴とする請求項1または2記載の冷蔵庫。
  4. 前記フレームの内板取付面に、スライド挿入方向にビード形状部を形成し、前記ビード形状部の一部を潰し、前記フレームが前記扉内板のフレーム挿入ストッパー部に当接した時に、前記扉内板に設けた第3凸部を前記フレームのビード潰し部が乗り越えてセットされることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記扉内板に設けた前記第3凸部を、前記フレームの前記ビード潰し部が乗り越える時、前記補強板に設けた凹部側に押しのけられて前記扉内板を変形可能としたことを特徴とする請求項記載の冷蔵庫。
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