JP6516364B2 - 枠材 - Google Patents

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Description

本明細書によって開示される技術は、断熱パネルの枠材に関する。
複数の断熱パネルを相互に組み付けることで箱形に形成されたプレハブ式貯蔵庫として、実開平4−95286号公報(下記特許文献1)が知られている。このプレハブ式貯蔵庫の断熱パネルは、対向して配される略矩形板状の一対の表面板と、一対の表面板の4つの端縁部を対向方向に繋ぐ枠材と、一対の表面板と枠材とによって形成された外殻体の内部に発泡充填される断熱材とを備えて構成されている。枠材は、その外面に凸状部または凹状部が形成されており、この凸状部または凹状部と、他の断熱パネルの枠材に設けられた凸状部または凹状部とを凹凸嵌合させ、断熱パネルを貫通させた固定ボルトを、他の断熱パネルの凸状部に設けられた凹状のボルト固定部に締め込むことにより、断熱パネル同士が連結されている。
また、断熱パネル同士を連結するロック機構として、特開平10−318668号公報(下記特許文献2)が知られている。このロック機構は、枠材の凸状部の一部をくり抜いて組み付けられたフック装置と枠材の凹状部の一部をくり抜いて組み付けられたピン装置とを、凸状部と凹状部とを凹凸嵌合させることによって突き合わせ、フック装置に設けられたフックを工具によって回転させ、フックとピン装置に設けられたピンとを係合させることで断熱パネル同士を連結した状態にロックする。
実開平4−95286号公報 特開平10−318668号公報
ところで、固定ボルトによる断熱パネルの固定は、ロック機構を用いた断熱パネルの固定に比べて製造コストを低減できるものの、固定ボルトを締め込むためのスペースが確保できない場合には、ロック機構を用いることが有効である。
しかしながら、目的に応じて上記の固定手段によって対応するには、固定ボルトに対応した枠材と、フック装置に対応した枠材との双方の枠材を保管管理する必要があるため、手間がかかり、ひいては製造コストが高くなってしまう。
本明細書では、保管管理作業を簡素化し、手間や製造コストが増加することを抑制する技術を開示する。
本明細書によって開示される技術は、間隔を空けて配された一対の表面板の間の領域に充填される断熱材を前記一対の表面板と共に取り囲むようにして前記一対の表面板の周縁部に配される断熱パネルの枠材であって、他の枠材に凹んで設けられた位置決め凹部と凹凸嵌合可能に突出する位置決め突部を備え、前記位置決め突部は、固定ボルトを締め込み可能なボルト固定部と、前記固定ボルトの前記ボルト固定部への締め込み寸法よりも小さい厚さ寸法で前記ボルト固定部に隣接して設けられ、前記位置決め凹部に設けられた被ロック部材と係合可能なロック部材を取り付ける場合に、前記ボルト固定部を取り除くようにして切断される易切断部と、前記易切断部が切断されて前記ボルト固定部が取り除かれた場合に、前記ロック部材が固定可能となるロック部材固定部とを有する構成とした。
このような構成の枠材によると、他の枠材を固定ボルトによって固定する場合には、例えば、他の枠材を貫通させた固定ボルトをボルト固定部に締め込むことにより、枠材同士を位置決めした状態で固定することができる。
また、枠材と他の枠材とをロック部材および被ロック部材からなるロック機構によって固定する場合には、易切断部を切断し、ボルト固定部を切除することによって構成されたロック部材固定部にロック部材を取り付けることで、ロック機構によって枠材同士を位置決めした状態で固定することができる。
つまり、固定ボルトによって固定する場合の枠材とロック機構によって固定する場合の枠材とを統合し、1つの枠材を2つの固定手段で共用することができるから、複数の枠材を保管管理する場合に比べて、保管管理作業を簡素化することができ、手間や製造コストが増加することを抑制することができる。
本明細書によって開示される枠材は、以下の構成としてもよい。
前記ロック部材固定部は、前記易切断部に沿うように前記ボルト固定部と隙間を隔てて設けられている構成にしてもよい。
このような構成によると、ボルト固定部とロック部材固定部との間の隙間に金型などを差し込んで易切断部を容易に切断することができる。
前記ボルト固定部は、前記固定ボルトの軸部よりも狭い隙間間隔で互いに対向すると共に前記易切断部の位置を境に両側に向けて延びた形態に設けられ、前記固定ボルトが延び方向に締め込まれる一対の突起部と、前記一対の突起部を対向する方向に繋ぐようにして設けられ、前記固定ボルトが締め込まれた場合には、前記固定ボルトが貫通する繋ぎ部とを有している構成にしてもよい。
このような構成によると、繋ぎ部によって繋がれた一対の突起部の間に隙間を設けつつ、一対の突起部が固定ボルトの軸方向に延びた形態となっているから、例えば、一対の突起部の間に隙間がない場合に比べて、固定ボルトを締め込む際の抵抗を低減しつつ、固定ボルトの締め込み可能な寸法を長く確保することができる。
前記易切断部と前記繋ぎ部とは、前記固定ボルトの締め込み方向にずれて配されている構成にしてもよい。
例えば、ボルト固定部に対して固定ボルトを締め込むと、固定ボルトが繋ぎ部を貫通する際に、繋ぎ部に対して径方向外側に押し広げるような力が加わる。したがって、固定ボルトの締め込み方向において易切断部と繋ぎ部とが同じ位置に形成さている場合には、径方向外側に押し広げられる繋ぎ部によって易切断部がさらに径方向外側に押し広げられ、固定ボルトが締め込まれた部分を起点に繋ぎ部が避けるように破損することが懸念される。
しかしながら、このような構成によると、易切断部と繋ぎ部とが、固定ボルトの締め込み方向にずれて配されているから、繋ぎ部に対して径方向に押し広げられるような力が加わったとしても、易切断部が径方向に押し広げられることを防ぐことができる。これにより、固定ボルトが締め込まれた部分を起点に繋ぎ部が避けるように破損することを防ぐことができる。
前記一対の突起部において前記易切断部よりも前記固定ボルトの締め込み方向手前側の長さ寸法が前記固定ボルトの締め込み方向奥側の長さ寸法よりも長く設定されており、前記繋ぎ部は、前記一対の突起部において前記易切断部よりも手前側に配されている構成にしてもよい。
一般に、ボルト固定部に対して固定ボルトを締め込むと、一対の突起部は繋ぎ部を支点に締め込み方向手前側が外側に押し広げられる。このため、例えば、繋ぎ部から手前側の突起部の長さ寸法が長いと、一対の突起部が大きく撓んでしまい、ボルト固定部における固定ボルトの保持力の低下が懸念される。
しかしながら、このような構成によると、繋ぎ部が易切断部よりも手前側に配されているから、一対の突起部における手前側の部分が大きく撓むことを防ぐことができ、ボルト固定部における固定ボルト保持力の低下を防ぐことができる。また、一対の突起部における奥側の部分では、易切断部が隣接して配されているから、一対の突起部が大きく撓むことを防ぐことができる。
前記ロック部材固定部には、前記ロック部材の一部が前記ロック部材固定部内に緊密に嵌合された状態で取り付けられるようになっており、前記繋ぎ部は、前記ロック部材固定部内に配されており、前記一対の突起部は、前記固定ボルトによって過度に押し広げられる場合に、前記ロック部材固定部の内面に当接する構成となっている構成にしてもよい。
このような構成によると、ロック部材固定部の内面を、一対の突起部の過度撓みを抑制する過度撓み防止部として機能させることができる。これにより、過度撓みを抑制する過度撓み防止部を別途設ける必要がないから、枠材の構造が複雑になることを防ぐことができる。
前記一対の突起部の間には、前記ロック部材固定部内に前記ロック部材が嵌合される場合に、前記ロック部材に設けられた嵌合部が緊密に嵌合される支持凹部が形成されている構成にしてもよい。
例えば、ロック部材固定部内にロック部材を収容して保持し、一対の表面板の間の領域に断熱材を充填する場合、断熱材の充填が完了するまでにロック部材が自重によって傾いてしまい、ロック機構に不具合が生じることが懸念される。
しかしならが、このような構成によると、ロック部材固定部内にロック部材が取り付けられる際に、ロック部材がロック部材固定部内に収容されて保持されることに加え、ロック部材の嵌合部が支持凹部内に緊密に嵌合されるから、ロック部材が自重によって傾くことを抑制することができる。
また、ロック部材固定部にロック部材が緊密に嵌合することに加え、ロック部材の嵌合部が支持凹部内に緊密に嵌合されるから、ロック部材とロック部材固定部、嵌合部と支持凹部との間の隙間を小さくすることができ、ロック部材と枠材との間の隙間から断熱材が漏れることを抑制することができる。
本明細書によって開示される技術によれば、保管管理作業を簡素化し、手間や製造コストが増加することを抑制することができる。
実施形態1にかかるプレハブ式冷蔵庫の斜視図 凸型枠材の正面図 サイドパネルの要部拡大断面図 サイドパネルと天井パネルとを固定ボルトによって固定した状態を示す断面図 凸型枠材にロック部材を取り付ける前の状態を示す斜視図 易切断部を切断した状態を示すサイドパネルの要部拡大断面図 サイドパネルと天井パネルとをロック機構によって固定した状態を示す断面図 実施形態2にかかるサイドパネルの要部拡大断面図 固定ボルトをサイドパネルに締め込む前の状態を示す断面図 天井パネルを貫通させた固定ボルトをサイドパネルのボルト固定部に浅く締め込んだ状態を示す断面図 サイドパネルと天井パネルとを固定ボルトによって固定した状態を示す断面図 凸型枠材にロック部材を取り付けた状態を示す斜視図 同側面図 図13のA−A線断面図 図13のB−B線断面図 ロック部材を凸型枠材に取り付ける前の状態を示す断面図
<実施形態1>
実施形態1について図1から図6を参照して説明する。
本実施形態は、直方体の箱形状に形成されたプレハブ式冷蔵庫10を例示しており、このプレハブ式冷蔵庫10は、図1に示すように、複数枚の断熱パネル20を互いに連結することで構成されている。
詳細には、複数枚の断熱パネル20のうち、側面に配される複数枚のサイドパネル21を連結して角筒状に配置し、サイドパネル21によって構成された角筒の下端開口を略矩形状の2枚の床パネル22によって塞ぐと共に、上端開口を2枚の天井パネル23によって塞ぐことによってプレハブ式冷蔵庫10を構成している。また、前面に配されるサイドパネル21には、出入口を開閉する為の扉24が設けられている。
断熱パネル20の基本構造について、サイドパネル21を例に挙げて説明する。
なお、以下の説明において、左右方向とは、図3、図6および図8における上下方向を基準とし、前後方向とは、図5および図12における紙面手前側を前側とし、紙面奥側を後側として説明する。また、上下方向とは、図2、図3、図6および図8における上下方向を基準とし、図12および図16については上下反転させた状態を示し、図14、図15については、90°回転させた状態を示す。
サイドパネル21は、図3に示すように、左右方向に間隔を空けて略平行に配された金属製の一対の表面板(「板材」の一例)30と、一対の表面板30を左右方向に繋ぐようにして一対の表面板30の外周縁部に装着される複数の合成樹脂製の枠材40と、一対の表面板30と複数の枠材40とによって取り囲まれた領域に発泡充填される断熱材70とを備えて構成されており、断熱材70は、一対の表面板30と複数の枠材40とを組み合わせた後、枠材40に設けられた図示しない注入孔から充填されるようになっている。なお、断熱材70としては、例えば、硬質ウレタンフォームを用いることができる。
サイドパネル21の上縁部に装着される枠材40は、押し出し成形によって形成さており、図5に示すように、左右方向に比べて前後方向に長く、図2に示すように、ほぼ均一の板厚寸法で形成された板状の凸型枠材41とされている。凸型枠材41は、図1および図2に示すように、左右方向両側の側縁部において前後方向に真っ直ぐ延びる一対の取付部42と、一対の取付部42の間において上方に突出して形成された位置決め突部43とを備えて構成されており、一対の取付部42は、凸型枠材41の全長に亘って形成されている。
また、一対の取付部42は、互いに左右方向内側に向かって凹んだ取付凹部44と、取付凹部44の側縁から下方に向けて延出した板状の延出部45とを備えて構成されており、図3に示すように、一対の表面板30の上端縁部において左右方向内側に向けて折り曲げられた断面L字状の屈曲部32が取付凹部44内に差し込まれると共に、延出部45を各表面板30の内面33に沿わせた状態で凸型枠材41が一対の表面板30に取り付けられている。
位置決め突部43は、図5に示すように、一対の取付部42に沿うようにして前後方向に真っ直ぐ延びて形成されている。また、位置決め突部43は、図2および図3に示すように、上面43Aがフラットで、左右方向両側の側面43Bが上方に向かうほど互いに近づくようにして傾斜した形態とされており、位置決め突部43の上面43Aにおける左右方向略中央部には、下方に凹んだ補助凹部46が前後方向に真っ直ぐ延びた形態で位置決め突部43の全長に亘って形成されている。
一方、天井パネル23の外周縁に装着される枠材40は、図4に示すように、凸型枠材41と同様に、押し出し成形によって成形されており、前後方向に長い凹型枠材61とされている。
凹型枠材61は、図4および図7に示すように、上下方向に間隔を空けて配された前後方向に長い略矩形平板状の上板62および下板63と、上板62と下板63の側縁を上下に連結する側板64とによって一側方に開口した箱形状に形成されており、凹型枠材61は、一側方に開口した部分を一対の表面板30の間の領域に連通させるようにして一対の表面板30の外周縁部に取り付けられている。
なお、上板62および下板63における一対の表面板30側の端縁部には、図4および図7に示すように、凸型枠材41と同様に、互いに上下方向内側に向かって凹んだ取付凹部65と、取付凹部65から側方に向けて延出した板状の延出部66とが設けられており、一対の表面板30の側縁部において上下方向内側に向けて折り曲げられた断面L字状の屈曲部32が取付凹部65内に差し込まれると共に、延出部66を各表面板30の内面33に沿わせた状態で凹型枠材61が一対の表面板30に取り付けられている。
凹型枠材61における下板63の前後方向略中央部には、図4および図7に示すように、凸型枠材41の位置決め突部43が上方から凹凸嵌合可能な位置決め凹部67が上方に凹んで設けられている。この位置決め凹部67は、前後方向に真っ直ぐ延びた形態で凹型枠材61の全長に亘って設けられている。
位置決め凹部67内における左右方向両側の側面67Aは、互いに上方に向かうほど内側に向けて傾斜する形態とされており、位置決め凹部67の各側面67Aの傾斜角度は、凸型枠材41における位置決め突部43の両側面43Bと同じ傾斜角度となるように設定されている。したがって、位置決め突部43と位置決め凹部67とが正規に嵌合されると、位置決め突部43の左右両側の側面43Bと位置決め凹部67の左右両側の側面67Aとが近接して配され、それぞれの側面43B,67Aが左右方向に当接することでサイドパネル21と天井パネル23とが左右方向に位置決めされた状態で組み付けられるようになっている。
また、位置決め凹部67の内側上面67Bには、図4および図7に示すように、位置決め突部43の補助凹部46内に上方から嵌合可能な補助突部68が形成されている。この補助突部68は、位置決め突部43と位置決め凹部67とが正規に嵌合されると、補助凹部46内に嵌合され、補助突部68における左右両側の側面68Aと補助凹部46内における左右両側の内側面46Aとが左右方向に当接することで、サイドパネル21と天井パネル23とを左右方向により確実に位置決めすることができるようになっている。
さて、補助凹部46のさらに一段下がった位置には、図2に示すように、固定凹部50が形成されている。この固定凹部50は、補助凹部46の底部46Bの左右方向略中央部おいて補助凹部46よりも幅狭にさらに一段下がった形態をなしており、図3および図4に示すように、固定ボルトBを上下方向に締め込み可能なボルト固定部51と、図5および図6に示すように、ボルト固定部51を切除することでロック部材80が固定可能となるロック部材固定部52とを有している。
詳細には、固定凹部50は、図2に示すように、左右方向両側の側面50Aが上下方向に真っ直ぐ延びると共に、底部50Bが側面50Aと直交するように左右方向に真っ直ぐ延びる断面略矩形状に形成されている。
固定凹部50の底部50Bには、底部50Bを境に上下方向両側に延びる板状の一対の突起片(「突起部」の一例)53が固定凹部50の側面50Aとの間に隙間S1を有した形態で形成されている。一対の突起片53は、底部50Bよりも上側に配された上側突起片53Aが底部50Bよりも下側に配された下側突起片53Bよりも上下方向にやや長く形成されている。また、一対の突起片53は、左右方向に隙間S2を空けて対向する配置とされており、一対の突起片53の間に配された固定凹部50の底部50Bは、固定ボルトBの軸部B1よりも狭い隙間間隔で一対の突起片53を左右方向に繋ぐ繋ぎ部54とされている。
そして、この一対の突起片53における一部が、図3および図4に示すように、固定ボルトBが上方から下方に向けて締め込み可能なボルト固定部51とされている。言い換えると、ボルト固定部51は、左右方向に対向する一対の突起片53が繋ぎ部54によって左右方向に連結された形態とされており、一対の突起片53間の左右方向の隙間寸法は、固定ボルトBの軸部B1よりも狭く設定されている。ボルト固定部51に固定ボルトBを締め込む際には、固定ボルトBの軸心と一対の突起片53の中間位置とが一致するようにして固定ボルトBの雄ねじ部B2を一対の突起片53の内面53Cに螺合させる。
つまり、固定ボルトBの軸部B1が一対の突起片53の間の隙間S2に進入するようにして、固定ボルトBの雄ねじ部B2が一対の突起片53の内面53Cに食い込み、固定ボルトBの先端部においては、軸部B1が繋ぎ部54を貫通することで固定ボルトBがボルト固定部51に保持固定されるようになっている。
したがって、図4に示すように、サイドパネル21と天井パネル23とを位置決め凹部67と位置決め突部43とによって位置決めして組み付け、天井パネル23の凹型枠材61における上板62および下板63の補助突部68を貫通させた固定ボルトBをボルト固定部51に対して上方から締め込むことで固定ボルトBが固定凹部50内のボルト固定部51に固定される。これにより、サイドパネル21と天井パネル23とを位置決めした状態で固定することができる。
一方、ロック部材80は、図7に示すように、天井パネル23の凹型枠材61に取り付けられた被ロック部材69と係合可能とされており、ロック部材80と被ロック部材69とにより互いに固定されるロック機構を構成する。また、ロック部材80は、図5に示すように、一側縁が開口する前後方向に細長い側面視略矩形状の収容ケース81を有している。収容ケース81は、金属板材を加工することで形成されており、収容ケース81の開口は、略六角形状をなしている。収容ケース81内には、被ロック部材69と係合する図示しないフックが回動可能に収容されており、収容ケース81の側面には、フックと対応する位置に、レンチ孔82が形成されている。
収容ケース81において開口部分以外の外周縁部は、図5に示すように、平板状をなす板状部(「嵌合部」の一例)83とされており、板状部83において開口部分の前後方向両端部には、上下方向に切り欠かれた形態の切欠部84が開口部分から前後方向に僅かに離れた位置に形成されている。
また、固定凹部50の底部50Bにおける左右方向両側の側縁部(一対の突起片53と固定凹部50の側面50Aとの間の底部50B)は、図2に示すように、金型などで打ち抜くことにより切断可能な易切断部55とされている。
つまり、易切断部55は、ボルト固定部51の左右方向両側に隣接して配されており、易切断部55の板厚寸法L3は、図2に示すように、ボルト固定部51において固定ボルトBが上下方向に締め込まれる高さ寸法L4よりも小さく設定されている。したがって、固定凹部50における左右方向両側の側面50Aと一対の突起片53との間の隙間S1に金型などを差し込むことにより、金型を易切断部55に向けて案内しつつ易切断部55を容易に切断することができるようになっている。
そして、ボルト固定部51の位置を中心にロック部材80の前後方向の長さ寸法に合わせて、易切断部55を金型によって打ち抜き、ボルト固定部51およびその周辺における一対の突起片53を取り除くことで、図5および図6に示すように、固定凹部50が設けられた場所に、左右方向の内側寸法がロック部材80の左右方向の幅寸法とほぼ同じとなるロック部材固定部52を形成することができるようになっている。
ロック部材固定部52は、図5に示すように、ロック部材80の収容ケース81の開口部分と対応するように、略六角状に開口した形態をなしており、その深さ寸法D1は、図7に示すように、ロック部材80の板状部83における切欠部84の深さ寸法D2とほぼ同じに設定されている。また、ロック部材固定部52内における左右方向の幅寸法L1は、図6に示すように、ロック部材80の左右方向の幅寸法L2とほぼ同じに設定されている。
したがって、このロック部材固定部52内には、ロック部材80の収容ケース81の開口縁部が緊密に嵌合可能とされており、ロック部材固定部52内に収容ケース81が下方から嵌合されると、ロック部材固定部52内においてロック部材80が保持固定される。また、ロック部材80がロック部材固定部52内の正規の位置に至ると、図6に示すように、ロック部材80の板状部83がロック部材固定部52の前後方向両側に配された一対の突起片53内において左右方向両側にクリアランスを有した状態で収容されると共に、板状部83の切欠部84における奥面84Aがロック部材固定部52の前後方向両側に配された繋ぎ部54に当接するようになっている。これにより、ロック部材80を凸型枠材41に対して上下方向に位置決めされた状態に保持固定することができるようになっている。
そして、ロック部材80が凸型枠材41に対して保持固定されたところで、切欠部84と繋ぎ部54との間に目張りを行い、一対の表面板30と凸型枠材41との間の領域に断熱材70を充填することで、図7に示すように、ロック部材80が固定されたサイドパネル21を構成することができる。
そして、図7に示すように、サイドパネル21と天井パネル23とを位置決め凹部67と位置決め突部43とによって位置決めして組み付け、天井パネル23に組み付けられた被ロック部材69と、ロック部材80のフックとを係合させることでサイドパネル21と天井パネル23とを位置決めした状態で固定することができるようになっている。なお、フックは、サイドパネル21に設けられた工具孔を通して操作される。
本実施形態は、以上のような構成であって、続いて、凸型枠材41の効果について説明する。
本実施形態によると、サイドパネル21と天井パネル23とを固定ボルトBによって固定する場合には、図4に示すように、天井パネル23の凹型枠材61における上板62および下板63を貫通させた固定ボルトBをボルト固定部51に対して上方から締め込むことで固定ボルトBが固定凹部50内のボルト固定部51に固定され、サイドパネル21と天井パネル23とを位置決めした状態で固定することができる。
また、サイドパネル21と天井パネル23とをロック部材80および被ロック部材69からなるロック機構によって固定する場合には、まず、固定凹部50においてボルト固定部51の位置を中心に易切断部55を金型によって打ち抜き、ボルト固定部51およびその周辺における一対の突起片53を取り除くことで、図5および図6に示すように、ロック部材固定部52を形成する。
そして、ロック部材固定部52内にロック部材80を嵌合させて、ロック部材固定部52内にロック部材80を固定し、一対の表面板30と凸型枠材41との間の領域に断熱材70を充填することで、ロック部材80が固定されたサイドパネル21を構成する。そして、図7に示すように、天井パネル23に組み付けられた被ロック部材69と、ロック部材80のフックとを係合させることで被ロック部材69とロック部材80とが固定され、サイドパネル21と天井パネル23とを位置決めした状態に固定することができる。
以上のように、本実施形態によると、固定ボルトBによって固定する場合の凸型枠材とロック機構によって固定する場合の凸型枠材とを統合し、1つの凸型枠材41を2つの固定方法で共用できるから、例えば、複数の凸型枠材を保管管理する場合に比べて、保管管理作業を簡素化することができ、手間や製造コストが増加することを抑制することができる。
また、本実施形態によると、固定凹部50における左右方向両側の側面50Aと一対の突起片53との間の隙間S1に金型などを差し込むことで易切断部55に向けて案内しつつ、易切断部55を容易に切断することができるから、例えば、一対の突起と固定凹部の側面との間に隙間がない場合に比べて、易切断部55を切断する際の作業効率を向上させることができる。
さらに、本実施形態によると、繋ぎ部54によって左右方向に繋がれた一対の突起片53の間に隙間S2を構成しつつ、一対の突起片53が上下方向に延びた形態となっているから、例えば、一対の突起部の間に隙間がない場合に比べて、固定ボルトBを締め込む際の締め込み抵抗を低減しつつ、固定ボルトBの締め込み可能な寸法を長く確保することができる。
<実施形態2>
次に、実施形態2について図8から図16を参照して説明する。
実施形態2のサイドパネル121における凸型枠材141は、実施形態1における一対の突起片53における上端内面の形状を変更すると共に、繋ぎ部54の位置を変更し、さらに、繋ぎ部54の下方の形状を変更したものであって、実施形態1と共通する構成、作用、および効果については重複するため、その説明を省略する。また、実施形態1と同じ構成については同一の符号を用いるものとする。
実施形態2の一対の突起片153における上側突起片153Aの上端内面には、図8および図9に示すように、上方に向かうほど左右方向両側に広がる案内面156が形成されている。
一方、繋ぎ部154は、固定ボルトBの締め込み方向手前側である上方にずれた配置とされており、繋ぎ部154は、一対の突起片153における上側突起片153Aの上端位置と易切断部55との間の高さ位置においてやや下方寄りの位置に配されている。
したがって、ボルト固定部151に対して固定ボルトBを上方から締め込むと、図10に示すように、固定ボルトBの先端が上側突起片153Aの案内面156に案内され、固定ボルトBの先端が一対の上側突起片153Aに対してほぼ同じ角度で接触する。これにより、固定ボルトBをボルト固定部151に対して上下方向に真っ直ぐ締め込むことができるようになっている。
ところで、ボルト固定部151に対して固定ボルトBを上方から締め込むと、一対の突起片153は繋ぎ部154を支点に上側の部分(締め込み方向手前側)が左右方向外側に押し広げられる。このため、例えば、上側突起片の長さ寸法が長い場合、繋ぎ部を支点に一対の上側突起片が大きく撓んでしまい、ボルト固定部における固定ボルトの保持力の低下が懸念される。
しかしながら、本実施形態によると、繋ぎ部154が易切断部55よりも上方に配されており、繋ぎ部154よりも上方に配された上側突起片153Aの長さ寸法が上側突起片153A全体の長さ寸法よりも短くなっているから、上側突起片153Aの間に固定ボルトBが進入しても、一対の上側突起片153Aが左右方向外側に向けて大きく撓むことを防ぐことができ、一対の上側突起片153A部分において固定ボルトBの保持力が低下することを防ぐことができる。
また、本実施形態によると、図10に示すように、一対の上側突起片153Aが左右方向両側に撓むと、一対の上側突起片153Aが固定凹部50の左右方向両側の側面50Aに当接し、一対の上側突起片153Aの過度撓みを防ぐことができる。つまり、一対の上側突起片153Aの過度撓みを抑制する過度撓み防止部として固定凹部50の側面50Aを機能させることができるから、過度撓み防止部を別途設ける必要がなく、凸型枠材41の構造が複雑になることを防ぐことができる。また、固定ボルトBが完全に締め込まれると、一対の下側突起片153Bでは、図11に示すように、下側突起片153Bの左右方向外側に易切断部55が隣接して配されおり、固定凹部50の底部50Bが元に戻ろうとする弾性力が作用するから、一対の下側突起片153Bが外側に向かって大きく撓むことを防ぐことができる。
ところで、固定ボルトBの締め込み過程において固定ボルトBが繋ぎ部154を貫通する場合、繋ぎ部154に対して左右方向外側に押し広げるような力が加わることになる。したがって、例えば、固定ボルトの締め込み方向において易切断部と繋ぎ部とが同じ位置に形成さている場合には、左右方向外側に押し広げられる繋ぎ部によって易切断部がさらに左右方向外側に押し広げられ、固定ボルトが締め込まれた部分を起点に繋ぎ部が避けるように破損することが懸念される。
しかしながら、本実施形態によると、繋ぎ部154が易切断部55よりも上側に配されることで、易切断部55と繋ぎ部154とが上下方向にずれた配置となっているから、繋ぎ部154に対して左右方向外側に押し広げられるような力が加わったとしても、易切断部55がさらに左右方向外側に押し広げられることを防ぐことができる。これにより、固定ボルトBが締め込まれた部分を起点に繋ぎ部154が避けるように破損することを防ぐことができる。
また、繋ぎ部154が上方にずれたことにより、一対の突起片153の間における易切断部55と同じ高さ位置には、図12から図16に示すように、上方に向けて凹んだ支持凹部157が形成されている。支持凹部157の深さ寸法は、図15および図16に示すように、易切断部55よりもやや深い寸法とされており、支持凹部157の奥部の左右方向の幅寸法L5は、図16に示すように、ロック部材80における板状部83の板厚寸法L6とほぼ同じに設定されている。また、支持凹部157の下端開口は、下方に向かうほど幅広となる誘い込み部158とされている。
したがって、易切断部55を金型によって打ち抜き、ボルト固定部51およびその周辺における一対の突起片153を取り除いて、図13に示すように、ロック部材固定部52を形成すると、ロック部材固定部52の前後方向両側に支持凹部157が配された状態となる。そして、ロック部材固定部52内にロック部材80を嵌合させて、ロック部材固定部52内にロック部材80を固定すると、これと同時に、ロック部材80の板状部83が支持凹部157内に緊密に嵌合される(図12および図15を参照)。
つまり、例えば、ロック部材固定部においてのみロック部材を保持しつつ、上下に対向した配置の一対の表面板の間の領域に断熱材を充填する場合、断熱材の充填が完了するまでにロック部材が自重によって下方に傾いてしまい、ロック部材と被ロック部材との間で不具合が生じてしまう虞がある。
ところが、本実施形態によると、図15に示すように、ロック部材固定部52内にロック部材80を嵌合させて、ロック部材固定部52内にロック部材80を固定すると、これと同時に、ロック部材80の板状部83が支持凹部157内に緊密に嵌合される。
つまり、図14に示すように、ロック部材80をロック部材固定部52で支持することに加え、図15に示すように、ロック部材80の板状部83が支持凹部157内に緊密に嵌合されて支持されるから、例えば、ロック部材をロック部材固定部でのみ支持する場合に比べて、ロック部材80が自重によって傾くことを抑制することができる。これにより、ロック部材80が自重によって傾くことに起因してロック部材80と被ロック部材69との間で不具合が生じることを防ぐことができる。
また、ロック部材固定部52内にロック部材80を嵌合させて、ロック部材固定部52内にロック部材80を固定すると、ロック部材固定部52内にロック部材80における収容ケース81の開口縁部が緊密に嵌合されると共に、ロック部材80の板状部83が支持凹部157内に緊密に嵌合され、収容ケース81の開口縁部とロック部材固定部52の間の隙間が小さくなると共に、板状部83と支持凹部157との間の隙間が小さくなる。
つまり、一対の表面板30と凸型枠材141との間の領域に断熱材70を充填する際に、ロック部材80と凸型枠材41との間の隙間から断熱材70が漏れることを抑制することができる。すなわち、ロック部材80と凸型枠材41との間に目張りを行って、断熱材70を充填する必要がなくなるから、断熱材70の充填作業の作業効率を向上させることができると共に、断熱パネル20の製造コストを低減することができる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態では、サイドパネル21の表面板30に凸型枠材41,141が取り付けられた構成にした。しかしながら、これに限らず、天井パネルや床パネルの表面板に凸型枠材が取り付けられる構成にしてもよい。
(2)上記実施形態では、一対の突起片53,153が固定凹部50の底部50Bを境に上下両側に延びた構成にした。しかしながら、これに限らず、一対の突起片が固定凹部の底部から上方にのみ延びた構成にしてもよい。
(3)上記実施形態では、上側突起片53A,153Aが下側突起片53B,153Bよりも長い構成とした。しかしながら、これに限らず、下側突起片が上側突起片よりも長い構成にしてもよい。
(4)上記実施形態2では、繋ぎ部154が易切断部55の高さ位置よりも上方に配された構成とした。しかしながら、これに限らず、繋ぎ部が易切断部の高さ位置よりも下方に配された構成にしてもよい。
(5)上記実施形態1では、繋ぎ部54の下方に支持凹部が設けられておらず、一対の下側突起片53Bの間の間隔がロック部材80の板状部83の厚さ寸法よりも大きい構成とした。しかしながら、これに限らず、繋ぎ部の下方に支持凹部を設けた構成にしてもよい。
21,121:サイドパネル(「断熱パネル」の一例)
30:表面板(「表面板」の一例)
40:枠材
41:凸型枠材(「枠材」の一例)
43:位置決め突部
51,151:ボルト固定部
52:ロック部材固定部
53,153:突起片(「突起部」の一例)
53A,153A:上側突起片(「突起部」の一例)
53B,153B:下側突起片(「突起部」の一例)
54,154:繋ぎ部
55:易切断部
61:凹型枠材(「他の枠材」の一例)
67:位置決め凹部
69:被ロック部材
70:断熱材
80:ロック部材
83:板状部(「嵌合部」の一例)
157:支持凹部
B:固定ボルト
S1:隙間

Claims (7)

  1. 間隔を空けて配された一対の表面板の間の領域に充填される断熱材を前記一対の表面板と共に取り囲むようにして前記一対の表面板の周縁部に配される断熱パネルの枠材であって、
    他の枠材に凹んで設けられた位置決め凹部と凹凸嵌合可能に突出する位置決め突部を備え、
    前記位置決め突部は、固定ボルトを締め込み可能なボルト固定部と、
    前記固定ボルトの前記ボルト固定部への締め込み寸法よりも小さい厚さ寸法で前記ボルト固定部に隣接して設けられ、前記位置決め凹部に設けられた被ロック部材と係合可能なロック部材を取り付ける場合に、前記ボルト固定部を取り除くようにして切断される易切断部と、
    前記易切断部が切断されて前記ボルト固定部が取り除かれた場合に、前記ロック部材が固定可能となるロック部材固定部とを有する枠材。
  2. 前記ロック部材固定部は、前記易切断部に沿うように前記ボルト固定部と隙間を隔てて設けられている請求項1に記載の枠材。
  3. 前記ボルト固定部は、前記固定ボルトの軸部よりも狭い隙間間隔で互いに対向すると共に前記易切断部の位置を境に両側に向けて延びた形態に設けられ、前記固定ボルトが延び方向に締め込まれる一対の突起部と、
    前記一対の突起部を対向する方向に繋ぐようにして設けられ、前記固定ボルトが締め込まれた場合には、前記固定ボルトが貫通する繋ぎ部とを有している請求項1または請求項2に記載の枠材。
  4. 前記易切断部と前記繋ぎ部とは、前記固定ボルトの締め込み方向にずれて配されている請求項3に記載の枠材。
  5. 前記一対の突起部において前記易切断部よりも前記固定ボルトの締め込み方向手前側の長さ寸法が前記固定ボルトの締め込み方向奥側の長さ寸法よりも長く設定されており、
    前記繋ぎ部は、前記一対の突起部において前記易切断部よりも手前側に配されている請求項4に記載の枠材。
  6. 前記ロック部材固定部には、前記ロック部材の一部が前記ロック部材固定部内に緊密に嵌合された状態で取り付けられるようになっており、
    前記繋ぎ部は、前記ロック部材固定部内に配されており、
    前記一対の突起部は、前記固定ボルトによって過度に押し広げられる場合に、前記ロック部材固定部の内面に当接する構成となっている請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の枠材。
  7. 前記一対の突起部の間には、前記ロック部材固定部内に前記ロック部材が嵌合される場合に、前記ロック部材に設けられた嵌合部が緊密に嵌合される支持凹部が形成されている請求項3から請求項6のいずれか一項に記載の枠材。
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