JP3197226U - グラウト型枠 - Google Patents
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Abstract
Description
との建て込み調整が行えないと共に、グラウト型枠自体の位置固定が不完全であるとう問題点があった。
とでプレキャスト柱等の下端面と下部構造体を接続するL型鋼よりなる建て込み調整金具と、両建て込み調整金具相互間の目地空間を塞ぐL型鋼よりなる表面型枠と、目地空間の周囲の内の裏面側を塞ぐ角パイプよりなる裏面型枠と、目地空間の周囲の内の左右両側面と表面のうち両建て込み調整金具の両側部をそれぞれ塞ぐL型鋼よりなる左側面型枠及び右側面型枠と、前記表面型枠と左側面型枠と右側面型枠をそれぞれ位置固定する断面略Z型の位置固定金具と、で構成され、
前記各位置固定金具の下端側を下部構造体にボルト締めすることで前記表側型枠と左側面型枠と右側面型枠とをそれぞれ目地空間へ押圧固定するように構成され、
前記左側面型枠と右側面型枠の後端縁部と裏面型枠の両端部をそれぞれボルト締め固定するように構成されていることを特徴とする手段とした。
前記各位置固定金具の上端側とL型鋼よりなる各型枠との間に介装させるゴムプレートパッキンを備えることを特徴とする手段とした。
前記左側面型枠と右側面型枠の裏面側端面と前記裏面型枠の両端部にはそれぞれボルト挿通孔が形成され、この両ボルト挿通孔に挿通した締付ボルトにナットを螺合して締め付けることにより左側面型枠と右側面型枠の表側と裏面型枠をそれぞれ目地空間へ押圧固定するように構成されていることを特徴とする手段とした。
前記裏面型枠のボルト挿通孔は横長の長孔に形成されていることを特徴とする手段とした。
また、表面型枠と左側面型枠と右側面型枠をそれぞれ位置固定する断面略Z型の位置固定金具を備えることで、グラウト型枠自体の位置固定を確実に行うことができるようになる。
このグラウト型枠は、図1〜5に示すように、2つの建て込み調整金具1、1と、表面型枠2と、左側面型枠3と、右側面型枠4と、裏面型枠5と、位置固定金具6と、を主な構成として備えている。
なお、図7に示すように、前記裏面型枠5の両ボルト挿通孔14、14は横長の長孔に形成されている。
なお、この実施例1では、各位置固定金具6の上端側と各型枠2、3、4との間にゴムプレートパッキン10を介装させるようにしている。
また、下部構造体8には、あらかじめボルト11、12、17を螺合するためのインサートアンナ18が埋め込まれている。
この実施例1のグラウト型枠では、以下の手順で取付が行われる。
次に、図8(b)、図5に示すように、目地空間9の周縁部内に打継目地棒19を挿入する。
次に、図8(c)に示すように、位置固定金具6を下部構造体8に対してボルト締めすることで、表面型枠2と左側面型枠3と右側面型枠4をそれぞれ位置決め固定し、
次いで、図8(d)に示すように、左側面型枠3と右側面型枠4の後端縁部と裏面型枠5の両端部をそれぞれボルト締めすることで、グラウト型枠の組み付けを完了する。
この実施例1のグラウト型枠では、上述のように、プレキャスト柱7の下端面と下部構造体8の上端面との間の目地空間9の周囲の内の表面の2箇所において、プレキャスト柱7の下端面と下部構造体8の上端面に対しそれぞれボルト締めすることでプレキャスト柱7の下端面と下部構造体8を接続するL型鋼よりなる建て込み調整金具1を備えることで、プレキャスト柱7と下部構造体8との建て込み調整が行えるようになる。
また、表面型枠2と左側面型枠3と右側面型枠4をそれぞれ位置固定する断面略Z型の位置固定金具6を備えることで、グラウト型枠自体の位置固定を確実に行うことができるようになる。
2 表面型枠
3 左側面型枠
4 右側面型枠
5 裏面型枠
6 位置固定金具
7 プレキャスト柱
8 下部構造体
9 目地空間
10 ゴムプレートパッキン
11 ボルト
12 ボルト
13 ボルト挿通孔
14 ボルト挿通孔
15 締付ボルト
16 ナット
17 ボルト
18 インサートアンナ
19 打継目地棒
Claims (4)
- プレキャスト柱等の下端面と下部構造体の上端面との間の目地空間の周囲の内の表面の2箇所において、プレキャスト柱等の下端面と下部構造体の上端面に対しそれぞれボルト締めすることでプレキャスト柱等の下端面と下部構造体を接続するL型鋼よりなる建て込み調整金具と、両建て込み調整金具相互間の目地空間を塞ぐL型鋼よりなる表面型枠と、目地空間の周囲の内の裏面側を塞ぐ角パイプよりなる裏面型枠と、目地空間の周囲の内の左右両側面と表面のうち両建て込み調整金具の両側部をそれぞれ塞ぐL型鋼よりなる左側面型枠及び右側面型枠と、前記表面型枠と左側面型枠と右側面型枠をそれぞれ位置固定する断面略Z型の位置固定金具と、で構成され、
前記各位置固定金具の下端側を下部構造体にボルト締めすることで前記表側型枠と左側面型枠と右側面型枠とをそれぞれ目地空間へ押圧固定するように構成され、
前記左側面型枠と右側面型枠の後端縁部と裏面型枠の両端部をそれぞれボルト締め固定するように構成されていることを特徴とするグラウト型枠。 - 請求項1記載のグラウト型枠において、
前記各位置固定金具の上端側とL型鋼よりなる各型枠との間に介装させるゴムプレートパッキンを備えることを特徴とするグラウト型枠。 - 請求項1又は2に記載のグラウト型枠において、
前記左側面型枠と右側面型枠の裏面側端面と前記裏面型枠の両端部にはそれぞれボルト挿通孔が形成され、この両ボルト挿通孔に挿通した締付ボルトにナットを螺合して締め付けることにより左側面型枠と右側面型枠の表側と裏面型枠をそれぞれ目地空間へ押圧固定するように構成されていることを特徴とするグラウト型枠。 - 請求項2又は3に記載のグラウト型枠において
前記裏面型枠のボルト挿通孔は横長の長孔に形成されていることを特徴とするグラウト型枠。
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JP2018091019A (ja) * | 2016-12-01 | 2018-06-14 | 清水建設株式会社 | 型枠固定装置、型枠、型枠固定方法および目地の施工方法 |
CN109235664A (zh) * | 2018-10-26 | 2019-01-18 | 北京住总第三开发建设有限公司 | 一种装配式结构预制墙体坐浆的施工工具及其施工方法 |
JP2020169529A (ja) * | 2019-04-05 | 2020-10-15 | 三井住友建設株式会社 | 目地型枠の固定方法及び仮受け器具 |
CN115837703A (zh) * | 2022-12-01 | 2023-03-24 | 中建八局第三建设有限公司 | 一种预制装配式建筑预制柱灌浆封堵器组件 |
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