JPH11337111A - 空気調和機器の断熱パネルの構造 - Google Patents
空気調和機器の断熱パネルの構造Info
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- JPH11337111A JPH11337111A JP10143867A JP14386798A JPH11337111A JP H11337111 A JPH11337111 A JP H11337111A JP 10143867 A JP10143867 A JP 10143867A JP 14386798 A JP14386798 A JP 14386798A JP H11337111 A JPH11337111 A JP H11337111A
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
される断熱パネルの構造において、表面板への熱リーク
を遮断して結露の発生防止と、筐体骨組の間柱を省略し
て据付・組立・メンテナンス性を簡便化することを目的
とする。 【解決手段】 表面板1の周縁を内側方向に袖2を延出
してリップ溝形に形成し、このリップ溝形に断熱材5を
装填して袖2を筐体主骨8にネジ締結され、ネジの挿入
孔4に低熱伝導性のキャップ10を被せることにより、
パネル固定ネジ9の表面板1への熱リークが遮断されて
結露を防止した断熱パネル7の構造が得られる。
Description
によって壁面を構築される空気調和機器の断熱パネルの
構造に関する。
ルの構造について図4を参照しながら説明する。図に示
すように、断熱パネル101は、断熱材102を周縁が
L字状に形成した表面板103の裏面に植設した単数ま
たは複数個のスタッドピン104に押しつけ、断熱材1
02を突き出たピン先端を押さえワッシャ105を介し
て曲げ固定されている。桟106は表面板103の対向
する周縁間を単数または複数個に区画して設置された表
面板103の補強材である。また表面板103の周縁近
くに複数個のネジ通し孔107が穿設され、周縁の内周
には断熱パッキング108が貼られている。
骨109との固定は、スペーサ110を圧入したパネル
固定ネジ111をワッシャ(合成樹脂材の)112を介
し締め付け固定している。このパネル固定ネジ111は
先端に刃先を有する鋼材ネジを頭部は合成樹脂材でイン
サートモールドされたものである。間柱113は桟10
6の対向位置に設けられ筐体主骨109に締結されてい
る。
ル取付面に沿って貼られている。複数枚の断熱パネルは
上述したように筐体主骨109に順次、パネル固定ネジ
111で固定して空気調和機器を覆うパネル外壁が構築
されている。
パネルの構造では、パネル固定ネジの締め付け状態によ
って冷房運転時に表面パネルのパネル固定ネジの周囲に
結露が発生して床面を濡らすとともに無効な冷房負荷エ
ネルギー消費の問題があり、結露させない構造にするこ
とが優先課題として要求されている。それはパネル固定
ネジを筐体主骨に予めあけられたネジ下孔の通し孔に対
して垂直に螺設して締め付けることは難度な作業であっ
て管理がむずかしく倒れが大きいと通し孔にスペーサが
接触する傾向にあった。このことから断熱材で覆われた
内部空間の冷気はパネル固定ネジ→スペーサ→通し孔→
表面板の経路で熱伝導される熱リークで結露が発生し
た。
密性が高く、運転時に空気調和機器の発生する負圧力を
受けた表面板は、中央部分が皿状に窪んだ内反り変形を
起こす作用力が働く。この内反り変形を防止するのに表
面板に桟が設けられているが未然防止には筐体組の間柱
で負圧力を受け止めるのが効果的である。しかしながら
間柱を前後・左右・天面との五面にそれぞれ配設するこ
とは筐体骨組の必要とする強度を超えるものとなり、適
切強度で省資源化を図ることが課題であり要求されてい
る。
間口が狭まり作業の障害となって据付・機器の組立・点
検・メンテナンス性に問題があり、作業を簡便化する対
応が求められていた。
るものであり、表面板への熱リークの経路を遮断して結
露の発生を防止することができ、また筐体骨組の間柱を
省略することのできる断熱パネルにすることにより据付
・機器の組立・点検・メンテナンス性を簡便にする断熱
パネルの構造を提供することを目的としている。
断熱パネルの構造は、上記目的を達成するために表面板
の周縁を内側方向に袖を延出してリップ溝形に形成し、
この袖をパネル固定ネジの締め付けベースにすることに
より、パネル固定ネジを断熱パネルの内部で筐体主骨に
締結できるようにしたものである。なお、リップ溝形の
天面にパネル固定ネジの挿入孔を穿設し、ネジ締結後に
低熱伝導性のキャップを被せている。
モールドした専用のパネル固定ネジとスペーサを採用せ
ずにJIS規格の市販ネジが使用できるので、ネジ込み
で発生するネジ倒れ角度は微少で通し孔とのスキマは常
に確保されることとなり、表面板に熱リークすることが
なくなり結露を防止することのできる断熱パネルの構造
が得られる。
板の相対する周縁との中間位置で、左右対称に周縁のリ
ップ溝形と同形状で対向するパネル補強リブを配設した
ものである。
横H字状に形成されることになり、断面係数が大きくな
って空気調和機器の負圧力に対抗するに十分な剛性強度
を確保することができる。これにより筐体骨組の間柱を
省略することが可能とした断熱パネルの構造が得られ
る。
袖に跨がって弾性的に係合するリブカバーを備え、断熱
材にリブカバーに設けた係合のフック部の弾性力を作用
させ押圧して装填することとしたものである。
断熱材に食い込み脱落を防ぐことを可能としたことによ
り、スタッドピンとピン先端の曲げ処理を省略しても断
熱パネルをリップ溝形に確実に装填することができる断
熱パネルの構造が得られる。
向に袖を延出してリップ溝形に形成し、この袖にパネル
固定ネジの首下を通す通し孔を、周縁の上面には通し孔
に対応するネジ頭部の挿入孔をそれぞれ穿設し、このリ
ップ溝形に断熱材を装填され、パネル固定ネジを袖を介
して締結することができ、締結したのち低熱伝導性のキ
ャップで挿入孔を被った断熱パネルの構造。
る周縁との中間位置で、左右対称に周縁のリップ溝形と
同形状で対向するパネル補強リブを配設し、断熱材を双
方のリップ溝形に分割装填することのできる断熱パネル
の構造。
て弾性的に係合するリブカバーを備え、断熱材をリブカ
バーに設けた係合のフック部の弾力性を作用させ押圧し
て装填することのできる断熱パネルの構造。
しながら説明する。
周縁を内側方向に袖2を延出してリップ溝形に形成して
いる。この袖2にパネル固定ネジの首下を通す通し孔3
を、周縁の上面には通し孔3に対応するネジ頭部の挿入
孔4をそれぞれ周縁に平行に複数個を穿設している。断
熱材5はリップ溝形に挿入し装填されている。断熱パッ
キング6をリップ溝形の側面と袖2に跨がって貼り付け
られ断熱パネル7が構成されている。この断熱パネル7
は空気調和機器の筐体主骨8にパネル固定ネジ9を挿入
孔4から通し孔3に入れ、袖2と筐体主骨8とを締結し
た後、挿入孔4に低熱伝導性のキャップ10を被せて断
熱パネル7内部と外気との接触するのを遮断している。
なお、パネル固定ネジ9はJIS規格の市販品を、また
低熱伝導性の材料として合成樹脂系材が使用されてい
る。
形を設けた表面板1の相対する周縁との中間位置で、左
右を対称に周縁のリップ溝形と同形状で対向するパネル
補強リブ11は、断面が横コ字状に形成した素材を2枚
背合わせにして横H字状に溶着して形成されたものを表
面板1の所定位置に配設して溶着されている。断熱材5
はこのパネル補強リブ11で区画されることとなり、リ
ップ溝形に分割装填が得られる。
に、パネル補強リブ11の両側の袖に跨がって弾性的に
係合するフック部12を弾性体で低熱伝導性のリブカバ
ー13に形成したものであり、パネル補強リブ11の両
袖にフック部12を係合することにより、装填した断熱
材5をフック部12の弾性作用の働きで押圧することと
なり、断熱材5の装填の保持を一層確実なものにしてい
る。
によればパネル固定ネジを断熱パネルの内部で締結する
ものであり、スペーサが省略されることによりネジ倒れ
による通し孔との接触を解消して表面板への熱リークの
遮断と結露を防止することができ、またパネル固定ネジ
は頭部をインサートモールドされた専用部品を使用する
ことなくJIS規格の市販品が使用できることとなり、
据付後の点検・メンテナンスにおいて代替部品の調達の
利便性を良くした空気調和機器の断熱パネルの構造を提
供できる。
成した断面係数の大きい補強リブにより、表面板の内反
り防止強化の余裕度を大きくすることで筐体枠組の間柱
を省略することができることとなり、その据付にあたっ
て筐体枠組の中へ空気調和機器の搬入・搬出の作業が容
易となり、また組立・点検・メンテナンスの作業も簡便
に行うことができる。また断熱材は補強リブのN個数分
の1に分割されてそのコ字状に形成した懐と表面板のリ
ップ溝形の袖にその周縁を装填することにより、断熱材
の個々の自重が同様にN個分の1に軽くなり装填保持力
も比例して軽減され、取り付けが敏速で簡単に行うこと
ができる。
のフック部の弾性力を作用させて食い込ませることによ
り断熱材を脱落防止することを可能とし、スタッドピン
とそのピン先の曲げ止めを省略しても簡単で装填を確実
にすることができる効果のある空気調和機器の断熱パネ
ルの構造を提供できる。
の要部を示す縦断面図
断面図
縦断面図
Claims (3)
- 【請求項1】周縁を内側方向に袖を延出してリップ溝形
を設けた表面板と、この袖にパネル固定ネジのネジ首下
を通す通し孔を更に周縁の上面には通し孔に対応するネ
ジ頭部を通す挿入孔がそれぞれ穿設され、このリップ溝
形に断熱材を装填した断熱パネルと、挿入孔に低熱伝導
性のキャップを被せた空気調和機器の断熱パネルの構
造。 - 【請求項2】リップ溝形を設けた表面板の相対する周縁
との中間位置で、左右対称に周縁のリップ溝形に同形状
で対向するパネル補強リブを配設し、断熱材を双方のリ
ップ溝形に分割装填することのできる請求項1記載の空
気調和機器の断熱パネルの構造。 - 【請求項3】パネル補強リブの両側の袖に跨がって弾性
的に係合するリブカバーを備え、断熱材をリブカバーに
設けた係合のフック部の弾性力で押圧させて装填した請
求項2記載の空気調和機器の断熱パネルの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10143867A JPH11337111A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 空気調和機器の断熱パネルの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10143867A JPH11337111A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 空気調和機器の断熱パネルの構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11337111A true JPH11337111A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15348847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10143867A Pending JPH11337111A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 空気調和機器の断熱パネルの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11337111A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018146148A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | クボタ空調株式会社 | 空気調和機のパネル固定構造 |
KR102058202B1 (ko) * | 2019-07-11 | 2020-01-22 | 주식회사 삼화에이스 | 단열 향상 및 코일 파손 방지 공기조화기 |
JP7055315B1 (ja) * | 2020-12-25 | 2022-04-18 | 大都技研株式会社 | 中空パネル接合構造、組立ハウス、および中空パネル作製方法 |
WO2022137587A1 (ja) * | 2020-12-25 | 2022-06-30 | 大都技研株式会社 | 中空パネル接合構造、組立ハウス、および中空パネル作製方法 |
-
1998
- 1998-05-26 JP JP10143867A patent/JPH11337111A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018146148A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | クボタ空調株式会社 | 空気調和機のパネル固定構造 |
KR102058202B1 (ko) * | 2019-07-11 | 2020-01-22 | 주식회사 삼화에이스 | 단열 향상 및 코일 파손 방지 공기조화기 |
JP7055315B1 (ja) * | 2020-12-25 | 2022-04-18 | 大都技研株式会社 | 中空パネル接合構造、組立ハウス、および中空パネル作製方法 |
WO2022137587A1 (ja) * | 2020-12-25 | 2022-06-30 | 大都技研株式会社 | 中空パネル接合構造、組立ハウス、および中空パネル作製方法 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070306 |