JP3986010B2 - 本葺き屋根の平瓦 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、本葺き屋根の平瓦に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、本葺き屋根の平瓦に関する文献の一例を挙げると、次の文献(1)〜(3)が挙げられるので、その概要を本発明との関係で説明する。
【0003】
文献(1)は、実公昭50-15696号の本葺用の平瓦があり、その内容は、平瓦本体の両側端と、尻側端に亙って水返し突条を形成するとともに、両頭側より平瓦本体の略中央部に向って高い水返し突条とすること、この高い両水返し突条の中央部端に、他の本葺き用の平瓦の両水返し突条頭側端が衝止することで、当該本葺き用の平瓦のズレ防止(耐震、耐風対策)と、また葺設された本葺き用の平瓦の両側端に、高い水返し突条を形成することで、平瓦本体を流れる雨水の堰き止め効果(耐風雨対策)を意図する構成である。
【0004】
文献(2)は、特開平11-315619号の瓦があり、その内容は、前記文献(1)に順ずる。
【0005】
また文献(3)は、実開昭60-115318号の本葺き屋根の葺き土風化防止凸部つき平瓦があり、その内容は、平瓦本体の表面側両端に葺き土風化防止凸部を設け、この葺き土風化防止凸部の尻端に、他の平瓦本体の頭側端面が衝止する構成であり、当該本葺き用の平瓦のズレ防止と、葺き土風化防止とを図る構成である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記文献(1)、(2)は、平瓦本体の両頭側より尻側に向って設けた高い(形状の)水返し突条を利用した、ズレ防止である。従って、平瓦本体の両側端の一部に低い(形状の)水返し突条が形成される。この低い水返し突条は、本葺きにおいて、むくり(湾曲した屋根を云う)、又はそりの如く、曲面状で葺上げる際に、この低い水返し突条を、雨水が乗り越え、又は伝い流れる。これにより、平瓦本体の裏面側に流下、又は流れ落ちる等することから、雨水対策が十分でない、又は屋根裏の濡れの問題が発生する。そして、この水返し突条を採用した平瓦本体(本平瓦)では、豪雨の場合の雨水対策が十分でないので、当然解決すべき課題と考えられる。殊に、1条の水返しでは、問題があることは、明らかであり、解決すべき課題である。
【0007】
また文献(3)は、平瓦本体の両表面側に、頭側より尻側に向って設けた葺き土風化防止凸部を利用した、ズレ防止である。しかし、平瓦本体に水返し突条を設けない構成を採用することから、前記文献(1)、(2)より、前記雨水対策に関して、一層解決すべき課題と思われる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、左右兼用の第二の平瓦(第二の平瓦とする)の水返し突条に係止段付き部を形成し、この係止段付き部を、左右兼用の第一の平瓦(第一の平瓦とする)の水返し突条尻端に衝止することで、ズレ防止を図ること、又は第一の平瓦の水返し突条と、第二の平瓦の水返し突条とを併設することで、本葺きにおいて、むくり、又はそりの如く、曲面状で葺上げる際に、この併設した水返し突条で、雨水の乗り越え、又は伝い流れを防止して、平瓦本体の裏面側に雨水流下、又は雨水流れ落ち等をなくす(雨水対策を図り、また屋根裏の濡れをなくす)こと、等を意図する。また左右兼用の第一の平瓦、及び第二の平瓦を採用することで、当該瓦の在庫、運搬等の枚数減少化、又は搬送の容易化、排気ガスの減少化等に寄与することを意図する。
【0009】
請求項1は、本葺き屋根を、第一の平瓦と、第二の平瓦との葺き合せで構成する本葺き屋根の平瓦であって、
この第一の平瓦を、平瓦部と、この平瓦部の両側面端に設けた略平坦上面を有する水返し突条と、またこの平瓦部の尻側端に設けた尻側水返し突条と、で構成し、
この第二の平瓦を、尻側が広幅となる平瓦部と、この平瓦部の両側面端に沿って設けた略平坦上面を有する係止段付き部を備えた水返し突条と、当該平瓦部の尻側端に設けた尻側水返し突条と、またこの平瓦部の裏面側に設けた凹部と、で構成し、
前記第一の平瓦の平瓦部に、前記第二の平瓦の平瓦部が葺上げられるとともに、また前記第一の平瓦の水返し突条尻端に、前記第二の平瓦の水返し突条係止段付き部が衝止することを特徴とした本葺き屋根の平瓦である。
【0010】
請求項2の発明は、破風構造に最適な一・二の平瓦を提供して、請求項1と同じ効果を達成することを意図する。
【0011】
請求項2は、請求項1に記載の第一の平瓦が、破風構造の一の平瓦で、また第二の平瓦が、破風構造の二の平瓦である構成の本葺き屋根の平瓦である。
【0012】
請求項3の発明は、本葺き屋根に最適な一方・他方の平瓦を提供して、請求項1と同じ効果を達成することを意図する。
【0013】
請求項3は、請求項1に記載の第一の平瓦が、本葺き屋根の一方の平瓦で、また第二の平瓦が、本葺き屋根の他方の平瓦である構成の本葺き屋根の平瓦である。
【0014】
【発明の実施の形態】
1. 図1〜図10に示す破風構造の実施態様を説明する。本葺き屋根の破風板に、一の平瓦(左右兼用である)の瓦当てが略接するように屋根地に、瓦棧を利用して葺き上げ、この一の平瓦を釘止め固止する。この一の平瓦の水返し突条間に、二の平瓦を挿入するとともに、一の平瓦の表面側に、二の平瓦の裏面側を当接し、この二の平瓦を釘止めする。この一の平瓦に二の平瓦を葺設することで、二の平瓦部の係止段付き部が、一の平板瓦の尻端に衝止し、当該一・二の平瓦が一体に葺上げられると、当該一・二の平瓦の水返し突条で、二重の水返し突条が形成される。従って、この二重の水返し突条が形成されることで、当該一・二の平瓦の側面側より漏れる雨水をなくして、雨仕舞の向上が期待できる。また一の平瓦の水返し突条尻端に、二の平瓦の水返し突条の係止段付き部が衝止することで、ズレ防止が図れる。以上のようにして葺設された当該一・二の平瓦と、これに隣接する一・二の平瓦の平瓦部の両端の表面部に左右の軒巴を葺き上げる。この左右の軒巴で、一・二の平瓦の平瓦部の両端を隠蔽して、一・二の平瓦の段付感覚を表現する。そして、この軒巴は釘止め、銅線止め等の手段で固定される。
【0015】
尚、軒先用の一・二の平瓦には、瓦当てを設けること、又は軒先用の軒巴では、瓦当てを設けることは従前と同様である。
【0016】
2. 図11〜図21に示す本葺き屋根の実施態様を説明する。本葺き屋根の野地板に、軒先用の一方の平瓦(左右兼用である)の瓦当てが略接するように屋根地に設けた瓦棧(横棧)に係止するように葺設する。そして、望ましくは、縦棧工法(特許第2905776号:他の例も同じ)を利用して葺き上げ、この軒先用の一方の平瓦を釘止め固止する。この軒先用の一方の平瓦の水返し突条間に、軒先用の他方の平瓦を挿入するとともに、軒先用の一方の平瓦の表面側に、軒先用の他方の平瓦の裏面側を当接し、この軒先用の他方の平瓦を釘止めする。この軒先用の一方の平瓦に軒先用の他方の平瓦を葺設することで、軒先用の他方の平瓦の係止段付き部が、軒先用の一方の平瓦の尻端に衝止し、当該軒先用の一方・他方の平瓦が一体に葺上げられると、当該軒先用の一方・他方の平瓦の水返し突条で、二重の水返し突条が形成される。従って、この二重の水返し突条が形成されることで、当該軒先用の一方・他方の平瓦の側面側より漏れる雨水をなくして、雨仕舞の向上が期待できる。また軒先用の一方の平瓦の水返し突条尻端に、軒先用の他方の平瓦の水返し突条の係止段付き部が衝止することで、ズレ防止が図れる。以上のようにして葺設された当該軒先用の一方・他方の平瓦と、これに隣接する軒先用の一方・他方の平瓦の平瓦部の両端の表面部に左右の軒巴を葺き上げる。この左右の軒巴で、軒先用の一方・他方の平瓦の平瓦部の両端を隠蔽して、軒先用の一方・他方の平瓦の段付感覚を表現する。そして、この軒巴は釘止め、銅線止め等の手段で固定される。
【0017】
尚、図示しないが軒先用の一方・他方の平瓦には、瓦当てを設けること、又は軒先用の軒巴では、瓦当てを設けることは従前と同様である。
【0018】
そして、この葺設された軒先用の他方の平瓦には、次の一方の平瓦が、当該軒先用の他方の平瓦と同様に葺設される。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の一例を説明する。
【0020】
1. 図1〜図10に示す破風構造の実施態様を説明する。
【0021】
1は一の平瓦Aの平瓦部で、この平瓦部1の表面100の両側面端101、102には、略平坦上面200、300を有する水返し突条2、3が設けられている。また平瓦部1の表面100の尻側端103には、略平坦上面400を有する水返し突条4が設けられている。この水返し突条2、3は、同じ高さとして、製造の容易化、低コスト化、又は水返し効果等を意図する。そして、水返し突条4を、他の水返し突条2及び/又は3に比し、低くして二の平瓦(後述する)の葺設と、軽量化、水返し機能の達成に役立てること等を意図する。図中5は釘孔、6は平瓦部1の裏面100aに設けた引掛け、7は平瓦部1の裏面100aに設けた安定駒、8は平瓦部1の裏面100aに設けた横棧用の当て部をそれぞれ示す。また図中9は頭側端104に設けた瓦当てを示す。
【0022】
10は二の平瓦Bの平瓦部で、この平瓦部10の表面1000の両側面端1001、1002には、略平坦上面1100、1200を有する水返し突条11、12が設けられている。尚、この表面1000は尻側1003aが広幅1000-1となっている。そして、前記水返し突条11、12は、広幅1000-1に合わせて広く形成し係止段付き部11a、12aを備える。また平瓦部10の表面1000の尻側端1003には、略平坦上面1300を有する水返し突条13が設けられている。この水返し突条11、12は、同じ高さとして、製造の容易化、低コスト化、又は水返し効果等を意図する。そして、水返し突条4を、他の水返し突条11及び/又は12に比し、低くして軽量化、水返し機能の達成に役立てること等を意図する。図中14は釘孔、15は平瓦部10の裏面1000aに設けた引掛け、16は平瓦部10の裏面1000aに設けた安定駒、17は平瓦部10の裏面1000aに設けた横棧用の当て部をそれぞれ示す。また図中1004は頭側端を示す。尚、18は平瓦部10の裏面1000aに設けた一の平瓦Aの水返し突条4が入込む係止用の段付き凹部を示す。
【0023】
20は瓦当て21(万十)付き軒巴で、この軒巴20を構成する胴体部22の被せ方向の端面22aには、段付き部23を有している。尚、胴体部22の長手方向の端面22bには、玉縁(図示せず)を設けることも有り得る。図中24はワイヤ、釘用等の孔を示す。そして、胴体部22の端面22aの段付き部23は、一の平瓦Aと二の平瓦Bを葺上げた際に、その表面100、1000と、葺上げ段部(二の平瓦Bの頭側端面)に当接される。なお、図中20aは屋根の切隅に葺設される切隅隅巴である。尚、図中20bは屋根の破風用に葺設される掛巴である。
【0024】
25は釘、26、27は棧木、28は屋根地をそれぞれ示す。
【0025】
2. 図11〜図21に示す本葺き屋根(構造)の実施態様を説明する。
【0026】
30は軒先用の一方の平瓦Cの平瓦部で、この平瓦部30の表面3000の両側面端3001、3002には、略平坦上面3100、3200を有する水返し突条31、32が設けられている。この水返し突条31、32は、同じ高さとして、製造の容易化、低コスト化、又は水返し効果等を意図する。図中33は釘孔、34は平瓦部30の裏面3000aに設けた引掛け、35は平瓦部30の裏面3000aに設けた安定駒、36は平瓦部30の裏面3000aに設けた横棧用の当て部をそれぞれ示す。また図中37は頭側端3004に設けた瓦当てを示す。
【0027】
40は軒先用の他方の平瓦Dの平瓦部で、この平瓦部40の表面4000の両側面端4001、4002には、略平坦上面4100、4200を有する水返し突条41、42が設けられている。尚、この表面4000は尻側4003aが広幅4000-1となっている。そして、前記水返し突条41、42は、広幅4000-1に合わせて広く形成し係止段付き部4100a、4200aを備える。この水返し突条41、42は、同じ高さとして、製造の容易化、低コスト化、又は水返し効果等を意図する。図中43は釘孔、44は平瓦部40の裏面4000aに設けた引掛け、45は平瓦部40の裏面4000aに設けた安定駒、46は平瓦部40の裏面4000aに設けた横棧用の当て部をそれぞれ示す。また図中4004は頭側端を示す。
【0028】
図中C'は一方の平瓦で、軒先用の一方の平瓦Cと、基本的な構造は同じであるが、軒先用の一方の平瓦Cの瓦当て37を有さない。他の構成は、この軒先用の一方の平瓦Cに順ずるので、同じ番号、名称を使用する(他の例も同じ)。
【0029】
50は瓦当て51(万十)付き軒巴で、この軒巴50を構成する胴体部52の被せ方向の端面52aには、段付き部53を有している。また胴体部52の長手方向の端面52bには、玉縁54を有している。図中55はワイヤ、釘用等の孔を示す。そして、胴体部52の端面52aの段付き部53は、軒先用の一方の平瓦Cと軒先用の他方の平瓦Dを葺上げた際に、その表面3000、4000と、葺上げ段部(軒先用の他方の平瓦Dの頭側端面)に当接される。そして、この広幅4000-1には、上方に葺かれる一方の平瓦C'の頭側端3004が葺設される。この一方の平瓦C'のその他の構成は、前述一方の平瓦Cに順ずるので、同じ番号、名称を使用する。
【0030】
60は素丸で、他の構成は、前述の軒掛巴瓦50に順ずるので、同じ番号、名称を使用する。
【0031】
【発明の効果】
請求項1の発明は、本葺き屋根を、第一の平瓦と、第二の平瓦との葺き合せで構成する本葺き屋根の平瓦であって、第一の平瓦を、平瓦部と、平瓦部の両側面端に設けた略平坦上面を有する水返し突条と、また平瓦部の尻側端に設けた尻側水返し突条とで構成し、第二の平瓦を、尻側が広幅となる平瓦部と、平瓦部の両側面端に沿って設けた略平坦上面を有する係止段付き部を備えた水返し突条と、平瓦部の尻側端に設けた尻側水返し突条と、また平瓦部の裏面側に設けた凹部とで構成し、第一の平瓦の平瓦部に、第二の平瓦の平瓦部が葺上げられるとともに、また第一の平瓦の水返し突条尻端に、第二の平瓦の水返し突条係止段付き部が衝止することを特徴とした本葺き屋根の平瓦である。従って、第二の平瓦の水返し突条に係止段付き部を形成し、この係止段付き部を、第一の平瓦の水返し突条尻端に衝止することで、略全方向のズレ防止が図れること、又は第一の平瓦の水返し突条と、第二の平瓦の水返し突条とを併設することで、本葺きにおいて、むくり、又はそりの如く、曲面状で葺上げる際に、この併設した水返し突条で、雨水の乗り越え、又は伝い流れを防止して、平瓦本体の裏面側に雨水流下、又は雨水流れ落ち等をなくし得る(雨水対策を図り、また屋根裏の濡れをなくし得る)こと、等の特徴がある。
【0032】
請求項2の発明は、請求項1に記載の第一の平瓦が、破風構造の一の平瓦で、また第二の平瓦が、破風構造の二の平瓦である構成の本葺き屋根の平瓦である。従って、破風構造に最適な一・二の平瓦を提供して、請求項1と同じ効果を達成できる特徴がある。
【0033】
請求項3の発明は、請求項1に記載の第一の平瓦が、本葺き屋根の一方の平瓦で、また第二の平瓦が、本葺き屋根の他方の平瓦である構成の本葺き屋根の平瓦である。従って、本葺き屋根に最適な一方・他方の平瓦を提供して、請求項1と同じ効果を達成できる特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の本葺き屋根の要部の一部を示す斜視図である。
【図2】図1の要部の拡大正面図である。
【図3】一の平瓦の表面拡大斜視図である。
【図4】一の平瓦の裏面拡大斜視図である。
【図5】二の平瓦の表面拡大斜視図である。
【図6】二の平瓦の裏面拡大斜視図である。
【図7】軒巴の表面拡大斜視図である。
【図8】軒巴裏面拡大斜視図である。
【図9】図1の破風構造を拡大して示した拡大斜視図である。
【図10】図1の要部の断面図である。
【図11】軒先用の一方の平瓦の表面拡大斜視図である。
【図12】軒先用の一方の平瓦の裏面拡大斜視図である。
【図13】軒先用の他方の平瓦の表面拡大斜視図である。
【図14】軒先用の他方の平瓦の裏面拡大斜視図である。
【図15】軒巴の表面拡大斜視図である。
【図16】軒巴の裏面拡大斜視図である。
【図17】一方の平瓦の表面拡大斜視図である。
【図18】一方の平瓦の裏面拡大斜視図である。
【図19】素丸の表面拡大斜視図である。
【図20】素丸の裏面拡大斜視図である。
【図21】図11〜図20の例の葺設状態を示した拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 平瓦部
100 表面
100a 裏面
101 側面端
102 側面端
103 尻側端
104 頭側端
2 水返し突条
200 略平坦上面
3 水返し突条
300 略平坦上面
4 水返し突条
400 略平坦上面
5 釘孔
6 引掛け
7 安定駒
8 当て部
9 瓦当て
10 平瓦部
1000 表面
1000-1 広幅
1000a 裏面
1001 側面端
1002 側面端
1003 尻側端
1003a 尻側
1004 頭側端
11 水返し突条
11a 係止段付き部
1100 略平坦上面
12 水返し突条
12a 係止段付き部
1200 略平坦上面
13 水返し突条
1300 略平坦上面
14 釘孔
15 引掛け
16 安定駒
17 当て部
18 段付き凹部
20 軒巴
20a 切隅隅巴
20b 掛巴
21 瓦当て
22 胴体部
22a 端面
22b 端面
23 段付き部
24 孔
25 釘
26 棧木
27 棧木
28 屋根地
30 平瓦部
3000 表面
3000a 裏面
3001 側面端
3002 側面端
3004 頭側端
31 水返し突条
3100 略平坦上面
32 水返し突条
3200 略平坦上面
33 釘孔
34 引掛け
35 安定駒
36 当て部
37 瓦当て
40 平瓦部
4000 表面
4000-1 広幅
4000a 裏面
4001 側面端
4002 側面端
4003a 尻側
4004 頭側端
41 水返し突条
4100 略平坦上面
4100a 係止段付き部
42 水返し突条
4200 略平坦上面
4200a 係止段付き部
43 釘孔
44 引掛け
45 安定駒
46 当て部
50 軒巴
51 瓦当て
52 胴体部
52a 端面
52b 端面
53 段付き部
54 玉縁
55 孔
60 素丸
A 一の平瓦
B 二の平瓦
C 軒先用の一方の平瓦
C' 一方の平瓦
D 軒先用の他方の平瓦

Claims (3)

  1. 本葺き屋根を、第一の平瓦と、第二の平瓦との葺き合せで構成する本葺き屋根の平瓦であって、
    この第一の平瓦を、平瓦部と、この平瓦部の両側面端に設けた略平坦上面を有する水返し突条と、またこの平瓦部の尻側端に設けた尻側水返し突条と、で構成し、
    この第二の平瓦を、尻側が広幅となる平瓦部と、この平瓦部の両側面端に沿って設けた略平坦上面を有する係止段付き部を備えた水返し突条と、当該平瓦部の尻側端に設けた尻側水返し突条と、またこの平瓦部の裏面側に設けた凹部と、で構成し、
    前記第一の平瓦の平瓦部に、前記第二の平瓦の平瓦部が葺上げられるとともに、また前記第一の平瓦の水返し突条尻端に、前記第二の平瓦の水返し突条係止段付き部が衝止することを特徴とした本葺き屋根の平瓦。
  2. 請求項1に記載の第一の平瓦が、破風構造の一の平瓦で、また第二の平瓦が、破風構造の二の平瓦である構成の本葺き屋根の平瓦。
  3. 請求項1に記載の第一の平瓦が、本葺き屋根の一方の平瓦で、また第二の平瓦が、本葺き屋根の他方の平瓦である構成の本葺き屋根の平瓦。
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