JP3107616U - 防災袖瓦 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の袖瓦は耐震性及び耐風性に劣る。
【解決手段】瓦部1の何方か一側方に側垂れ2を一体形成した袖瓦であって、瓦部1の頭
側裏面に、瓦部1の尻側端部を差込み可能な鉤状の係合突起3を一体形成した防災袖瓦を
葺設する際に、葺設する防災袖瓦における係合突起3における差込凹部6内に、葺設状態
の防災袖瓦の尻側端部を差し込む様にして、葺設状態の防災袖瓦の尻側に葺設する防災袖
瓦の頭側を重ねることによって、下方の防災袖瓦の尻側に上方の防災袖瓦の頭側を固定し
て該頭側の浮き上がりを防止する。
【選択図】図4

Description

本考案は、葺設状態において耐震性及び耐風性を有する様にした防災袖瓦に関する。
従来、切妻屋根面の両側部に葺設する左右の袖瓦にあっては、瓦部の左右の何方か一側
方に側垂れを形成し、瓦部の頭側の幅を側垂れの厚み分外側へ広くすると共に、当該側部
に沿って側垂れを形成したものが一般的に使用されている。
研究開発段階や出願段階で先行技術調査を行っておらず、記載すべき先行技術文献を知
りません。
しかし、上記従来技術にあっては、確かに側垂れをオーバーラップさせることで側垂れ
間からの雨水の侵入を防止出来るが、葺設状態において頭側部位を固定出来ず、よって強
風・強震時に葺設状態の袖瓦の頭側が浮き上がってしまうため、戻った位置が葺設位置と
ズレてしまったり、最悪のケースとしては袖瓦が吹き飛んだり、屋根から落下してしまう
可能性が非常に高くなってしまうなど、解決せねばならない課題があった。
本考案は、上記従来技術に基づく、従来の袖瓦は耐震性及び耐風性に劣る課題に鑑み、
瓦部の何方か一側方に側垂れを一体形成した袖瓦であって、瓦部の頭側裏面に、瓦部の尻
側端部を差込み可能な鉤状の係合突起を一体形成した防災袖瓦を葺設する際に、葺設する
防災袖瓦における係合突起における差込凹部内に、葺設状態の防災袖瓦の尻側端部を差し
込む様にして、葺設状態の防災袖瓦の尻側に葺設する防災袖瓦の頭側を重ねることによっ
て、下方の防災袖瓦の尻側に上方の防災袖瓦の頭側を固定可能にして、上記課題を解決す
る。
要するに本考案は、瓦部の何方か一側方に側垂れを一体形成した袖瓦であって、瓦部の
頭側裏面に、瓦部の尻側端部を差込み可能な鉤状の係合突起を一体形成したので、葺設状
態における上方の防災袖瓦の係合突起と、下方の防災袖瓦の尻側端部を係合させることで
、葺設状態における防災袖瓦の頭側をその下方の防災袖瓦の尻側に固定することか出来る
ため、その他の桟瓦にも防災構造を具備させたものを使用すれば、完璧な防災機能を具備
した瓦屋根を構築することが出来る。
葺設状態の袖瓦は側垂れ側の側部から捲れ上がり易いが、係合突起を、瓦部の頭側裏面
における側垂れ付近の部位に設けたので、葺設状態における防災袖瓦の頭側の固定部位が
側垂れ側寄りに位置するため、かかる側部から捲れ上がり難くすることか出来る。
又、係合突起の側垂れ側を該側垂れと一体化したので、係合突起の強度の向上を図るこ
とが出来るため、保管・搬送・葺設時における係合突起の欠損事故を抑止することが出来
、而も係合突起を側垂れ付近の部位に設ければ、葺設状態における下方の袖瓦の側垂れが
邪魔になって差し込めないが、側垂れを瓦部の尻側端面に到達しない様に形成したので、
瓦部の尻側端部を確実に係合突起に係合させることが出来る等その実用的効果甚だ大であ
る。
以下、本考案に係る一実施例を図面に基づき説明する。
図1、2で本考案に係る防災袖瓦の底面図及び正面図であり、図3、4は、図1の防災
袖瓦の葺設状態を示す平面図及び図3のX−X断面の拡大図である。
本考案に係る防災袖瓦にあっては、瓦部1の瓦部の何方か一側方に、高さを尻側へ序々
に低く形成した側垂れ2を一体形成し、瓦部1の頭側裏面に鉤状の係合突起3を一体形成
している。
上記係合突起3にあっては、瓦部1の頭側裏面における側垂れ2付近の部位に配置し、
立下部位4の下端より頭側突出部位5を一体形成し、該頭側突出部位5は、瓦部1の頭側
裏面における対向部位と平行に形成している。
そして、頭側突出部位5と瓦部1の頭側裏面間に、頭側で開口する差込凹部6を形成し
ている。この場合、側垂れ2の尻側端部は、瓦部1の尻側端面に到達しない様に形成して
いる。
但し、係合突起3は、その側垂れ2側部位で該側垂れ2に一体化するのが望ましい。
尚、上記実施例における防災袖瓦は、図面上、瓦部の頭側の幅を側垂れの厚み分外側へ
広くすると共に、当該側部に沿って側垂れを形成したものとしているが、かかる形態のも
のに限定せず、図示しないが、瓦部における頭側と尻側の幅を略同じにし、且つ側垂れを
、尻側より頭側の重合部位の境界線までとしたものであってもよい。
次に、本考案に係る防災袖瓦の葺設方法について説明する。
先ず、葺設する防災袖瓦の係合突起3における差込凹部6内に、葺設状態の防災袖瓦の
尻側端部を差し込むことで、葺設する防災袖瓦を、その頭側を葺設状態の防災袖瓦の尻側
に重ねて屋根下地上に載置し、その後釘等により尻側を屋根下地に固定することを繰り返
して、図3、4に示す様に、葺設する。
すると、葺設状態における下方の防災袖瓦の固定された尻側に、上方の防災袖瓦の頭側
が固定されて、該頭側が浮き上がらない。
本考案に係る防災袖瓦の底面図である。 図1の防災袖瓦の正面図である。 図1の防災袖瓦の葺設状態を示す平面図である。 図3のX−X断面の拡大端面図である。
符号の説明
1 瓦部
2 側垂れ
3 係合突起

Claims (2)

  1. 瓦部の何方か一側方に側垂れを一体形成した袖瓦であって、瓦部の頭側裏面に、瓦部の
    尻側端部を差込み可能な鉤状の係合突起を一体形成したことを特徴とする防災袖瓦。
  2. 係合突起を、瓦部の頭側裏面における側垂れ付近の部位に設けると共に、係合突起の側
    垂れ側を該側垂れと一体化し、側垂れを瓦部の尻側端面に到達しない様に形成したことを
    特徴とする請求項1記載の防災袖瓦。
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