JP4474212B2 - 屋根瓦に対する太陽電池モジュールの固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、屋根瓦の上に連結金具を介して太陽電池モジュールを取り付ける固定構造に関するものである。
近年、石油資源の節約や環境破壊を憂慮し、太陽電池を利用して太陽エネルギーを電気エネルギーに変換する技術が徐々に実用化されてきている。そしてその中に住宅の傾斜した屋根に葺かれた屋根瓦の上に太陽電池モジュールを固定して電気エネルギーを得る技術がある。
ところが、太陽電池モジュールから実用的な電力を得るためには、現段階では比較的重量感のある太陽電池モジュールを屋根に広く設置しなければならないのみならず、暴風雨に曝されても太陽電池モジュールが吹き飛ばされないように屋根に設置しなければならないという問題がある。そのため、従来からわが国の住宅の屋根に幅広く葺かれている屋根瓦の形状・大きさを実質上変えることなく、太陽電池モジュールを屋根瓦の上に直接設置することは困難であるとして、太陽電池モジュールに合わせた形状・大きさの屋根瓦を特別に製造し、それらを完全に一体化して得た屋根材を屋根に使用する技術(従来技術1)がある。さらに、従来の屋根瓦を使用する技術もあるが、それは太陽電池モジュールを屋根瓦に直接固定するのではなく、その屋根瓦が固定される野地板に連結金具を介して固定する技術(従来技術2)である(特開2000−213116号公報)。
しかしながら、従来技術1においては太陽電池モジュールの形状・大きさに合致した屋根瓦を製造する必要から屋根瓦の生産性が制約されるだけでなく、太陽電池モジュールの受光面積を屋根瓦の表面積に近づけるには限度があるという問題がある。また、従来技術2においては前記連結金具を貫通させるための特定の屋根瓦、すなわち連結金具を貫通させるための貫通孔を屋根瓦の中央部に透設した屋根瓦が必要となり、その結果、施工が煩雑になるのみならず、前記貫通孔から雨水が浸入するのを防止する対策が必要になるという問題がある。
そこで、本出願人は、わが国において幅広く使用されている、いわゆる陶器製の屋根瓦の形状・構造及び機能を略維持した屋根瓦であって、それに隣接する他の屋根瓦との間に特定の係合関係が付与されるとともに、屋根瓦の表面中央付近に特定の係止突起を設けて、それに太陽電池モジュールを直接固定すれば、屋根瓦に太陽電池モジュールを半ば直接設置できるという事実を見出し、その技術(先行技術)を既に提案した(特開2003−172005号公報)。
特開2000−213116号公報 特開2003−172005号公報
前記先行技術は、屋根瓦の形状・大きさを大幅にかえることなく受光面積を最大限に発揮させ得る状態で屋根瓦に太陽電池モジュールを固定することができるとともに、暴風雨時にも太陽電池モジュールが吹き飛ばされないようにできるという効果を発揮しているが、本出願人は、その後、この先行技術をベースにして屋根瓦に対する太陽電池モジュールの施工効率をより向上させるには、前記先行技術にさらなる改良が必要であるということに気付いた。すなわち、屋根瓦に対して太陽電池モジュールを施工するには、建物の屋根となる野地板に屋根瓦を葺くステップと、その屋根瓦に太陽電池モジュールから集電するための配線を予め敷設するステップと、前記太陽電池モジュールを屋根瓦に固定するステップとが必要で、これらのステップを順序良くかつ効率的に進める必要があることが判明した。
そこで本発明者は上記ステップを効率化するには、先行技術の屋根瓦と太陽電池モジュールとを別個に独立した連結金具により連結するとともに、前記屋根瓦と連結金具との間にそれらを係合させる第一係合部、同じく前記屋根瓦との係合関係を維持するとともに前記第一係合部の係脱が起こらないように係脱抑制部を兼備する第二係合部、太陽電池モジュールと係合関係を維持する第三係合部及び同じく太陽電池モジュールと係合関係を維持し、前記第三係合部の係脱が起こらないように係脱抑制部を兼備する第四係合部等を前記連結金具に具備させる必要があることを見出した。
また、野地板2上において同一段で隣接して葺かれる防災瓦1同士の間には、それらの差込部Cに被覆される桟部Dが存在するため、複数枚の防災瓦1にわたってそれらの上に設置される太陽電池モジュール70の2本の横フレームのうち、防災瓦1の尻部B側の上位フレーム72が少なくとも前記桟部Dの上面を横切ることになる。よって、図9に示すように、太陽電池モジュール70の上位フレーム72が防災瓦1の桟部Dの上に載った状態で交差し、雨曝し部Eの略水平な上面に固定されている連結金具20に対して、太陽電池モジュール70は平行に固定できなくなる。すなわち、太陽電池モジュール70は、防災瓦1の勾配と異なる、より急勾配の状態で屋根に固定しなければならなくなる。
換言すると差込部Cと桟部Dによって形成される突出領域の高さより離間して固定されることになる。よって屋根瓦と太陽電池モジュールとの間に隙間が生じ、外観が悪くなるとともに、耐暴風雨性能も悪くなる。これは、防災瓦1に対して太陽電池モジュール70をより密着させて固定し、それらの間に暴風雨時に風雨を入り難くして太陽電池モジュール70又は防災瓦1が吹き飛ばされないようにするという本発明の技術思想に反することになる。
そこで本発明者は、前記問題を解消し得る太陽電池モジュールを提案すべく鋭意検討したところ、太陽電池モジュールを構成している上位フレームに特定の加工を施せばよいという事実を見出し、本発明を完成した。従って、本発明の課題は、防災瓦とその上に設置される横長の太陽電池モジュールとを連結する連結金具の高さを極力抑制して、防災瓦と太陽電池モジュールをより近接させた状態で両者を一体化するとともに、施工効率よく固定できるようにすることにある。
本発明は前記の課題を解決するために、屋根瓦の上に固定した連結金具を介して前記屋根瓦と太陽電池モジュールとを係合させたとき、前記屋根瓦に対して該屋根瓦1枚につき前記連結金具を複数箇所で係合させて、少なくとも前記第一、第二係合部を実現するという手段を採用する。この手段を採用することにより、屋根瓦と連結金具とは複数箇所で係合するので、連結金具そのものの2次的移動が抑制され、その結果、連結金具と太陽電池モジュールとを確実に係合さえすれば、屋根瓦、ひいては建物の屋根に対して太陽電池モジュールを確実に固定することが可能になる(作用・効果)。
前記態様において屋根瓦1枚につき前記連結金具を複数箇所で係止させるとき、係合箇所をより多くすることは屋根瓦が陶器製であることに起因して困難であり、また屋根瓦と連結金具とを係合させる作業も煩雑になるので、好ましくは前記複数箇所を2箇所に制限する。この態様において、前記屋根瓦の上面略中央に突出形成させた係止突起に前記連結金具の中央部を係止させるとともに、同連結金具の一端部に設けた係止部を前記屋根瓦の頭部に係止させる。
また、本発明において前記の作用・効果を発揮させるには、屋根瓦は、暴風雨時に吹き飛ばされないように、屋根の野地板に強固に固定されることが前提になる。よって、本発明において、かかる屋根瓦としては、その斜め上下位置に千鳥葺きされる隣接屋根瓦と相互に係合して暴風雨時に単独で吹き飛ばされないようにした耐暴風雨瓦が使用され、好適には、前記耐暴風雨瓦の差込部の頭部寄り部位に、斜め下方位置に葺かれる下葺き屋根瓦の尻部上に突設されている係止突起を係止させ、同じく前記暴風雨瓦の尻部に突設形成した係止突起を、斜め上方位置に葺かれる上葺き屋根瓦の頭部寄りの差込部に係止させる構造の屋根瓦が使用される。
さらに、屋根の横方向の同一段に葺かれている複数枚単位とする屋根瓦の上に設置される横長の太陽電池モジュールにおいて、その太陽電池モジュールの一構成要素である2本の横長フレームのうち、少なくとも屋根の棟側にある上位フレームの下縁部に切欠きを設けて、隣接する屋根瓦同士の間に生ずる差込部と桟部とからなる突出領域を前記切欠きの中に進入可能にするという手段を採用する。
このような構造の太陽電池モジュールを建物の傾斜した瓦葺きの屋根に設置することにより、屋根の横方向の同一段において隣接して葺かれている屋根瓦同士の間に生ずる差込部と桟部からなる突出領域が、太陽電池モジュールの一構成要素である2本の横長フレームのうち、少なくとも屋根の棟側にある上位フレームの切欠きに進入するので、前記突出領域が切欠きに進入した深さに相当する距離だけ太陽電池モジュールを屋根瓦に近づけて、太陽電池モジュールを屋根瓦の上に設置可能になる。その結果、屋根瓦と太陽電池モジュールとの間の空間高さを少なくできる。
その結果、従来から我が国の建物に幅広く使用されている屋根瓦に対して太陽電池モジュールを半ば直接、確実かつ安全に固定することが可能になる。
次に本発明の実施形態を屋根の野地板に施工される屋根瓦、その屋根瓦に係止・固定される連結金具及び該連結金具を介して取り付けられる太陽電池モジュールについて、更には、この太陽電池モジュールを前記屋根瓦に固定する施工方法について、順次、詳述する。
(屋根瓦の形状・構造)
図1〜図8に示すように、本発明に係る屋根瓦1は、平面が略正方形をなす陶板からなり、わが国において幅広く使用されている屋根瓦と基本的に同じ形状・構造をなしている。そして、その屋根瓦が屋根の野地板2上に施工されたとき軒先側に位置する下側部が屋根瓦の頭部Aになっており、棟側に位置する上側部が屋根瓦1の尻部Bになっている。また、屋根瓦1の左側において、同じ高さ位置において野地板2上で葺かれる他の屋根瓦の右側部{桟部(後述)}により被覆される差込部Cが形成されている。さらに、屋根瓦1の右側において前記同様に隣接して葺かれる他の屋根瓦の左側部(差込部)を被覆する桟部Dが形成されている。なお、前記屋根瓦の構造と異なり、その左側部が桟部Dになっており、右側部が差込部Cになる構造の屋根瓦も当然本発明の対象にすることができる。
また通常の屋根瓦であると、下地材である野地板2又はその上に所定間隔をおいて敷設される桟木2aに、尻部B寄りに透設されている釘穴3に釘を打ち込んで固定するだけでは、暴風雨に曝されると頭部が浮き上がり吹き飛ばされる虞があるが、本発明に係る屋根瓦1においては、尻部B、特にその尻部Bにある城壁状の尻部水返し4の上にフック状の係止突起5が突設・形成されているとともに、頭部A寄りの差込部Cに、特にその差込部Cに突条の差込部側縁に設けられた水返し6aを回折させて他の部位より一段低くした段差部に、被係止部7が形成され、屋根面上に施工されたとき、前記係止突起と被係止部とが係止して吹き飛ばされることを防止するという点において、従来技術の屋根瓦と相違している。
次に、本発明に係る屋根瓦1において前記水返し6aの内方において、該水返し6aから所定距離だけ平行に離れた位置で、後述する雨曝し部Eより一段高く水返し6bが形成されている。そして、前記水返し6bと前記尻部水返し4及び前記桟部Dに帯状に突出形成されている水返し8によって三方から包囲される上面部が降雨を受ける雨曝し部Eを構成し、従来技術に係る屋根瓦と同様に略平らになっている。しかしながら、本発明に係る屋根瓦1において前記雨曝し部Eのうち、前記差込部Cと桟部Dとの間における頭部Aから尻部Bにかけて所定の幅Wを以って平坦部A1が頭部端まで延びて中央端部9cを構成している点において、従来技術に係る屋根瓦と相違している。なお、前記雨曝し部Eにおいて他の左右側頭部9a、9bは緩やかに下方に下がる曲面になっている。
さらに、本発明に係る屋根瓦1において前記中央頭部9cは、アンダーカットされて他の部位より肉薄になっており、後述する連結金具が係止され易いようになっている。
また、前記雨曝し部Eの略中央には側面から見てフック状をなす係止突起10が、その開口10aを前記尻部B側に向けて突設され、後述する連結金具と共働して本発明に係る第一係合部を構成する。さらに前記係止突起10の周囲には上面が略同一高さの支持突起11が4個設けられており、前記連結金具を下方から四点で安定に支持して、前記連結金具の上下方向への変位を抑制するだけでなく、連結金具の押圧力が、前記雨曝し部Eの表面レベル精度のばらつきに影響されないようになっている。
(連結金具の形状・構造)
次に前記屋根瓦1に固定される連結金具の形状と構造について説明する。図10〜図14に示すように、本発明に係る連結金具20は、屋根瓦1の上にそれ自体が係止・固定され、太陽電池モジュールを係止・固定するために使用される舟形状をなす金具である。なお、前記において「係止・固定」とは、連結金具20が屋根瓦1の係止突起10にまず係止されてから後述する係脱抑制部の作用により屋根瓦1の上に固定されるという意味であり、前記連結金具20に太陽電池モジュールが係止・固定される場合も同様の意味で使用される。
前記連結金具20は、弾性を有する1枚の鋼材を所定の大きさ・形状に切断及び切欠き加工した後、曲げ加工することにより、平面が長方形をなし断面が略逆門形の金具として製作される。従って、本発明に係る連結金具20は、長方形をなす底面部30と、その底面部30から立ち上がる二つの長辺側壁部40と、第一、第二短辺側壁部50、60とからなる上蓋を有しない箱のように構成されている。
そして、前記連結金具20の中央部、すなわち前記底面部30の中央付近には方形の開口31が透設されており、その開口31に前記屋根瓦1の雨曝し部Eに突設されている係止突起10を挿入して係止させることにより本発明に係る第一係合部が構成される。また、前記底面部30において前記短辺側壁部50、60寄りの部位は略コ字形に切り欠かれて、先端部32a、33aが互いに外方を向く第一、第二舌片状弾性部32、33になっているとともに、前記先端部32a、33aが前記底面部30より下位になるように、若干曲げられて弾性材としての機能が付加されている。
従って、前記先端部32a、33aは、連結金具20の長手方向において相反する向きに外方を向いて延びていると同時に前記底面部の下方に位置するので、前記連結金具20が屋根瓦1上で太陽電池モジュールをその下方から支承するとき、第一、第二舌片状弾性部32、33は太陽電池モジュールの荷重を受けて変形するが、連結金具20自体が弾性材料から作られているので、第一、第二舌片状弾性部32、33は弾性変形の範囲で変形して屋根瓦1上で広角状に太陽電池モジュールを支えるとともに、前記屋根瓦1上に取り付けられた連結金具のがたつきを防止している。
また、第二舌片状弾性部33の先端部33aは、図15に示すように、屋根瓦1と接触するとき屋根瓦1の表面を損傷しないように、再び底面部30側に僅かに屈曲している。一方、第一舌片状弾性部32の先端部32aは、先端断面がコ字形又はフック状に屈曲している点で第二舌片状弾性部33と相違している。そして、屋根瓦1の係止突起10の開口10aに連結金具20の開口31の一辺を嵌め込みながら、連結金具20を屋根瓦1側に十分押圧させて第一舌片状弾性部32を水平方向に伸張させると、前記先端部32aが屋根瓦1の中央頭部9cから外方に外れるように、第一舌片状弾性部23の長さも正確に調節されている。前記先端部32aが前記中央頭部9cから外れた状態で、前記連結金具20を尻部B側に僅かにスライドさせると、前記先端部32aも相応して変位し、図16に示すように、前記中央頭部9cを係止する。その結果、屋根瓦1の中央頭部9cと連結金具20の第一舌片状弾性部32とが共働して本発明に係る第二係合部を構成するとともに、前記先端部32aが連結金具20を屋根瓦1の尻部B側に変位するのを抑制して、前記第一係合部の係脱を抑制している。
このように本発明においては、屋根瓦1枚につき連結金具が2箇所において屋根瓦と係合することになり、前記連結金具20の開口31と屋根瓦1の係止突起10とが第一係合部を構成し、連結金具20の第一舌片状弾性部32と屋根瓦1の中央頭部9cとが第二係合部兼第一係合部の係脱抑制部を構成している。
さらに連結金具20について、再度、図10〜図13に基づいて説明すると、二つの平行な前記長辺側壁部40の上面先端は外方を向き、断面が逆L字状に形成されており、その水平面部41は太陽電池モジュールが当接しても面あたりして損傷しないようになっている。そして前記水平面部41の第二短辺側壁部60寄りの部位が一部分切り落とされて、屋根への施工時に後述する太陽電池モジュールの配線をこのスペースへ挿入することで、前記配線が前記太陽電池モジュール70や連結金具20と干渉することなく効率的に敷設可能になっている。さらに長手方向に切欠かれた垂直面部42の上端部は、前記水面部41と同様に外方に折り曲げられて、前記配線が損傷しないように配線支え43になっている。
次に第一短辺側壁部50に移ると、同側壁部50は、前記底面部30を外方に延長して形成された金属板が略直角に曲げ加工されてできた連結金具20の立上げ壁であると同時に、図17に示すように、太陽電池モジュール70の構成要素の一部分を係止させ、固定する機能を備えている。
具体的には、前記側壁部50は、壁面部本体51と、その壁面部本体51の外側中央に突設した係止爪52とからなり、連結金具20の後述する第二短辺側壁60に太陽電池モジュール70の一つである上位フレーム72を係止させた(第三係合部を形成させた)後、他の下位フレーム71を前記第一短辺側壁部50の上に重ねると、図18、図19に示すように、前記他の下位フレーム71の内側に設けられている係止突起71aは、前記係止爪52の曲表面を滑動して、前記側壁本体51を圧縮させ、最終的に前記係止爪52を乗り越えて、図17に示すように、係止爪52に係止される。すなわち、太陽電池モジュール70は、第一短辺側壁部50に係止され、連結金具20に完全に係止・固定される(第四係合部が形成される)。
また、第三係合部の一要素である第二短辺側壁部60は、図10〜図13及び図14から明白なように、前記底面部30を外方に延長して形成された金属板が略直角に曲げ加工されてできた連結金具20のもう一つの立上げ壁であると同時に、図17に示すように、太陽電池モジュール70の構成要素の一部分を嵌め込んで固定する嵌め殺し部材としての機能を備えている。具体的に説明すると、第二短辺側壁部60も、第一短辺側壁部50の構造・形状と同様に、前記立上げ壁に相当する壁面部本体61と、その壁面部本体61の外側中央に突設した係止爪62とからなっている。従って、前記係止爪62を太陽電池モジュール70の一つの上位フレーム72の内側に形成してある係止突起72aに係止させる(第三係合部を形成させる)と、前記第二短辺側側壁60と太陽電池モジュール70とが係合するが、その係合過程は前述した第一短辺側壁部50と太陽電池モジュール70の下位フレーム71との係合過程と同じである。なお、本発明に係る連結金具20と太陽電池モジュール70とを係合させる場合、前記第三係合部を第四係合部より先に形成してもよいし、後に形成してもよい。さらに同時に形成してもよい。
図24、図25及び図26に示すように、本発明に係る太陽電池モジュール70は、屋根瓦としての防災瓦1が横に略4枚並べられた幅に相当する横長の長方形平面形状をなし、枠型フレームFとその中に収納される平板状の太陽電池73とから構成されている。枠型フレームFは、太陽電池モジュール73の長辺に添って平行に延びる下位フレーム71及び上位フレーム72と、同じく短辺に添って延びる左右側フレーム74、75とからなっている。そして、前記上位フレーム72は、太陽電池モジュール70が屋根の防災瓦1の上に設置されると、屋根の棟側に位置するようになる。
前記上下フレーム72、71は、図26に示すように横断面が略F形状をなしており、それらの上方位置において太陽電池73を挟持し、下方位置において防災瓦1の雨曝し部Eに係止される連結金具20に係止可能な係止片72a、71aをそれぞれ有している。さらに上下フレーム72、71は、ボルトとナットその他の連結手段(図示なし)により、太陽電池73、左右側フレーム74、75を挟持するとともに互いに離間しないようになっている。また太陽電池73の裏面中央部には集電した直流電力を取り出す端子部77が設けられており、その端子部77に接続された導線が太陽電池モジュール70の外方に延びている。
さらに前記上位フレーム72の下端縁72cにおいて所定間隔をおいて複数個の切欠き76が、そして両端には前記切欠き76の半分の形状を以って削り取られた半切欠き76a、76bがそれぞれ形成されている。そして、屋根に葺かれた4枚単位の防災瓦1の上に連結金具20を介して前記太陽電池モジュール70を1基の割合で設置する場合、前記切欠き76、半切欠き76a、76bの中に、隣接する屋根瓦1同士の間に生ずる差込部Cと桟部Dとからなる突出領域7が進入するようになっている(図24又は図25を参照)。なお、前記半切欠き76a、76bは、隣接して前記同様に設置される太陽電池モジュールの半切欠きと共働して一つの切欠きを構成し、その切欠きの中に一つの前記突出領域7が進入するようになっている。
このように4個の隣接する防災瓦1に対して1基の太陽電池モジュール70が設置されると、図20に示すように、防災瓦1の雨曝し部Eの上にそれと平行に連結金具20が固定されるとともに、その連結金具20に太陽電池モジュール70を実質上平行に設置可能になる。その結果、図21に示すように、太陽電池モジュール70を防災瓦1の雨曝し部Eに対して平行に設置可能になり、防災瓦1の尻部B側における防災瓦1と太陽電池モジュール70とのなす空間高さSを頭部A側における空間高さと同一にすることができ、防災瓦1と太陽電池モジュール70との一体化度を向上させることができる。従って、防災瓦1と太陽電池モジュール70との間に風雨の侵入する余地を少なくするとともに、仮に幾分風雨が進入してもその風雨に太陽電池モジュール70を防災瓦1から引き離すために必要な上向きの分力を少なくすることが可能になり、風雨に曝されてもそれに吹き飛ばされないという本発明に係る防災瓦の機能が完全に維持される。
(太陽電池モジュールの施工法)
前記のように構成される連結金具20を使用して、建物の屋根となる野地板2の上に屋根瓦1及び太陽電池モジュール70を取付ける施工法について説明する。まず、図1に示す構造の屋根瓦1を、図9に示すような野地板2の上に施工する場合において、いま任意の屋根瓦1sが野地板2の上に釘孔3に釘(図示なし)を打ち込んで施工されたとする。そして、続いてその屋根瓦1sの差込部Cに対して、同じ高さ位置(同段位置)において左側に隣接して葺かれる屋根瓦(図示なし)の桟部Dを被せることにより、該屋根瓦が野地板2に前記同様に葺かれる。以下、同様にして同段位置の屋根瓦が野地板2上に葺かれる。なお、図9において全ての屋根瓦1には連結金具20が、そして一部の屋根瓦1には前記連結金具20を介して太陽電池モジュール70が係止・固定されている様子が描かれているが、野地板2の上に最初に屋根瓦を葺くときは、それらの屋根瓦には連結金具20や太陽電池モジュール70は固定されていない。また、前記態様に代えて任意の屋根瓦1sの桟部Dに同様にして右側に葺かれる隣接屋根瓦(図示なし)の差込部Cを差し込むようにして隣接屋根瓦を葺く態様を採用することもできる。
次に、前記任意の屋根瓦1sの斜め上に葺かれる上葺き屋根瓦1uを野地板2上で葺くとき、その上葺き屋根瓦1uの被係止部7に対して前記任意の屋根瓦1sの係止突起5を係止させる。すると、斜めに隣接する二つの前記屋根瓦1s、1uは、野地板2に釘で固定されるほかに、係止突起5と被係止部7との係合により、相互に連結される。同様にして前記任意の屋根瓦1sの被係止部7は、野地板2上の斜め下で葺かれる下葺き屋根瓦1dの係止突起5により係止される。このように千鳥葺きされた3個の屋根瓦1u、1s、1d同士は野地板2上で確固として固定されるとともに連携し、暴風雨に曝されても、頭部Aの浮き上がりが抑制されて、吹き飛ばされることはない。ここでは、千鳥葺きされる屋根瓦について詳述しているが、筋葺きされる屋根瓦について同様の態様を採用することももちろん可能である。
このようにして施工された屋根瓦1に対して、図9、図20及び図21に示すように、連結金具20を係止・固定するに際して、図15に示すように、屋根瓦1の上に連結金具20を載せて屋根瓦1側に押圧すると、屋根瓦1の係止突起10が連結金具20の底面部30に形成されている開口31から突出するとともに、同時に前記底面部30に設けてある第一、第二舌片状弾性部32、33が屋根瓦1の雨曝し部E上の支持突起11に当接して弾性変形し、それらの先端部32a、33aが互いにより離間するように開いて前記雨曝し部Eに着地する。しかもそれらの着地点は雨曝し部Eにおいて中央頭部9cを含む平らな領域になっているとともに、第一、第二舌片状弾性部32、33の先端部32a、33aも平らになっているので、第一段階としては連結金具20を屋根瓦1の所定位置において確実に初期的設置が可能になる。
ところが、第一舌片状弾性部32は所定の長さに設定されており、かつその先端部32aの断面がコ字状になっているので、連結金具20を屋根瓦1側に所定量押圧すると、前記先端部32aが屋根瓦1の中央頭部9cから外れてその先端面側に移る。この状態で第二段階として、図16に示すように、連結金具20を尻部B側に僅かに変位させると、連結金具20の底面部30に形成されている開口31の一辺が、屋根瓦1の係止突起10に形成されている開口10aの中に嵌入する(第一係合部が完成する)とともに、同じくアンダーカットされている前記中央頭部9cの先端部が、第二舌片状弾性部32の先端部32aの中に嵌入する(第二係合部が完成する)。従って、本発明においては屋根瓦1と連結金具20とは複数箇所、特に2箇所で係合されるので、両者は所定位置において安定して連結可能になる。また、前記連結金具20を屋根瓦1側に押圧することにより弾性変形した第一、第二舌片状弾性部32、33はその下方で所定高さの支持突起11により上方に付勢され、その結果、連結金具20には屋根瓦1から絶えず離間する作用が働くので、前記第一係合部の係合作用が確実に保持される。
次に、このようにして連結金具20が係止・固定された屋根瓦1の上に太陽電池モジュール用の配線を敷設する。最初に複数枚の太陽電池モジュールを用意するとともに、それらの太陽電池モジュールからどのように集電するかを決め、その集電方式に則ったユニット配線を準備する。そしてそのユニット配線を屋根瓦1が葺かれた屋根の上に広げ、図22に示すように、各屋根瓦1上を這う配線を屋根瓦1に係止・固定された連結金具20の配線支え43の上に保持させる。このように配線80を屋根の上に敷設することにより、次の工程である太陽電池モジュールの施工時に前記配線80が縺れて施工効率が低下することはないし、太陽電池モジュールに接合する端子を所定位置に確保して、太陽電池モジュールの端子と迅速に接合できるという効果を発揮する。なお、図22に記載の配線80には太陽電池モジュールに接合する端子は省略されている。
最後に、配線80が敷設された屋根の同一高さ位置において葺かれている屋根瓦の複数枚につき1枚の割合の太陽電池モジュールを被覆・固定する。本発明においては既に耐暴風雨性のある1枚の特定の屋根瓦1枚に対して1個の割合の連結金具20が固定されているので、1枚の太陽電池モジュールをその下方から所定の間隔をおいて複数本の連結金具20が支承するとともに、各連結金具20の両端部を太陽電池モジュール70に係止・固定させることにより、太陽電池モジュールを屋根瓦に半ば直接支持させる。すなわち、図17〜図19及び図23に示すように、前記配線80と太陽電池モジュール70を接合した後、太陽電池モジュール70の上位フレーム72の係止突起72aを前記連結金具20の一端部に相当する第二短辺側壁部60の係止爪62に係止させた(第三係合部を完成させた)後、太陽電池モジュール70の下位フレーム71を連結金具20のもう一つの端部に相当する第一短辺側壁部50側に被さるように下方に押圧すれば、前記側縁把持部71の内側に設けられている係止突起71aが前記係止爪52の曲表面を乗り越えて係止爪52に係止される(第四係合部が完成する)。従って、太陽電池モジュール70の側縁把持部72と前記第二短辺側壁部60とを共働させて本発明における第三係合部にし、同じく他の側縁把持部71と第一短辺側壁部50とを共働させて第四係合部としたので、太陽電池モジュール70は、屋根瓦の上に半ば直接係止・固定されることになる。
よって、太陽電池モジュール70は、屋根瓦1に対し連結金具20を介して実質上直接固定されるとともに、その連結金具20に太陽電池モジュール70を実質上平行に設置されることとなり、その結果、屋根に太陽電池モジュールを設置する施工効率を著しく向上させることが可能になり、従来技術1と異なり太陽電池モジュール一体型の屋根瓦を形成する必要がないのみならず、1枚の太陽電池モジュールが複数枚の屋根瓦を同時に覆うので前記一体型の屋根瓦に比して受光面積が大幅に向上する。また、従来技術2と異なり特定の取付け金具を使用して野地板に太陽電池モジュールを取り付ける複雑な工法を採用する必要もない。さらに、本発明においては屋根瓦の施工とその屋根に対して太陽電池モジュールを設置する施工とを時期的に分離することも可能で、本発明に係る屋根瓦を使用して屋根の施工を先行させて行ない、太陽電池モジュールがより低廉になった時点にそれを屋根に設置することもできる。
本発明は、従来から幅広く使用されてきた屋根瓦、特に、表面に突出領域を有する防災瓦を以って葺かれる建物の屋根に対して広く利用することが可能である。
本発明に係る屋根瓦の斜視図である。 同屋根瓦の平面図である。 屋根瓦の背面図である。 同じく左側面図である。 同じく右側面図である。 屋根瓦の正面図である。 同じく裏面図である。 図2におけるY―Y断面図である。 本発明に係る屋根瓦が屋根の野地板上に葺かれた状態を示す部分破断斜視図である。 本発明に係る連結金具の斜視図である。 前記連結金具の平面図である。 同じく背面図である。 正面図である。 左又は右側面図である。 屋根瓦に対して本発明に係る連結金具を係止・固定する直前の状態を示す部分破断縦断面図である。 屋根瓦に対して前記連結金具を係止・固定した直後の状態を示す部分破断縦断面図である。 本発明に係る連結金具に対して太陽電池モジュールを係止・固定した状態を示す部分破断縦断面図である。 連結金具に対して太陽電池モジュールを重ねた状態の要部を示す部分破断縦断面図である。 連結金具に対して太陽電池モジュールを重ねる途中の過程の要部を示す部分破断縦断面図である。 屋根瓦に連結金具を係止・固定した状態を示す平面図である。 図20におけるZ−Z断面図である。 屋根瓦上に配線を敷設した状態を示す斜視図である。 屋根瓦上に太陽電池モジュールを設置した状態を示す部分破断斜視図である。 第一防災瓦に連結金具を介して太陽電池モジュールが組み付けられようとしている状態を示す斜視図である。 第一防災瓦に連結金具を介して太陽電池モジュールが組み付けられた状態を示す斜視図である。 第一防災瓦に連結金具を介して太陽電池モジュールが組み付けられた状態を示す断面図である。
符号の説明
1:屋根瓦、1d:下葺き屋根瓦、1s:任意の屋根瓦、1u:上葺き屋根瓦、2:野地板、2a:桟木、3:釘孔、4:尻部水切り、5:係止突起、6a:差込部外側水切り、6b:差込部内側水切り、7:被係止部、8:桟部水切り、9a:左側頭部、9b:右側頭部、9c:中央頭部、10:係止突起、10a:開口、11:支持突起、20:連結金具、30:底面部、31:開口、32:第一舌片状弾性部、32a:先端部、33:第二舌片状弾性部、33a:先端部、40:長辺側壁部、41:水平面部、42:垂直面部、43:配線支え、50:第一短辺側壁部、51:側面部本体、52:係止爪、60:第二短辺側壁部、61:側壁本体、62:係止爪、70:太陽電池モジュール、71:下位フレーム、71a:係止突起、72:上位フレーム、72a:係止突起、73:太陽電池、74:右側フレーム、75:左側フレーム、76:切欠き、77:端子部、80:配線、A:頭部、B:尻部、C:差込部、D:桟部、E:雨曝し部、S:空間高さ、W:

Claims (3)

  1. 屋根瓦(1)の上に、前記屋根瓦1枚に対して連結金具(20)を前記屋根瓦の上面略中央に突出形成した係止突起(10)と前記屋根瓦の頭部(9c)の2箇所で固定し、前記連結金具(20)を介して太陽電池モジュール(70)を固定する場合において、前記太陽電池モジュールの一構成要素である2本の横長フレーム(71、72)のうち、少なくとも屋根の棟側にある上位フレーム(72)の下縁部(72c)に切欠き(76)を設けて、隣接する屋根瓦同士の間に生ずる差込部(C)と桟部(D)とからなる突出領域(7)を前記切欠きの中に進入可能にしたことを特徴とする屋根瓦に対する太陽電池モジュールの固定構造。
  2. 前記屋根瓦(1)は、その周囲に葺かれる隣接屋根瓦(1d、1m、1u)と相互に係合して暴風雨時に単独で吹き飛ばされることのない耐暴風雨瓦である請求項に記載の太陽電池モジュールの固定構造。
  3. 前記耐暴風雨瓦(1m)は、屋根の下地材(2)の上に千鳥葺きされる屋根瓦であって、その頭部寄り側部(7)が、斜め下方に葺かれる斜め下葺き屋根瓦(1d)の尻部水切り(4)上に突設されている係止突起(5)により、係止されているとともに、尻部水返し上に突設形成した係止突起(5)が、斜め上方に葺かれる斜め上葺き屋根瓦(1u)の頭部寄り側部(7)を係止している請求項記載の屋根瓦に対する太陽電池モジュールの固定構造。
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