JP3835808B1 - 平板スレート瓦改修用金属屋根材 - Google Patents

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Abstract

【課題】既存の平板スレート瓦に棟側から軒側に向けて改修用金属屋根材を葺くようにして仕上げ面に傷や汚れが付くことを防止すると共に施工性に優れた平板スレート瓦改修用金属屋根材を提供する。
【解決手段】既存の平板スレート瓦1に金属屋根材2を被せて改修する金属屋根材であって、上板部5aが被せるべき平板スレート瓦に固定され、係止部6が形成された下板部5bが下側の平板スレート瓦との間に挿入される固定部材5と、被せるべき平板スレート瓦を覆い上端部2bが上側の平板スレート瓦との間に挿入され、下端部2cが被せるべき平板スレート瓦の前端部を覆い、下板部2gが下側の平板スレート瓦との間に挿入され係止部6に係止される係止部2jが形成された金属屋根材2とを備えた構成としている。
【選択図】図7

Description

本発明は、既存の平板スレート瓦に改修用の金属屋根材を被せて改修する平板スレート瓦改修用金属屋根材に関し、特に棟側から軒側に向けて金属屋根材を葺いて施工する平板スレート瓦改修用金属屋根材に関する。
従来から平板スレート瓦屋根の改修工法として既存の平板スレート瓦に新規の金属屋根材(改修用の金属屋根材)を被せる施工法がある。この施工法は、軒先(1段目)の平板スレート瓦に金属屋根材を被せて水上側の端部を平板スレート瓦と共に野地板にビスで固定し、次に、2段目の平板スレート瓦に金属屋根材を被せて水下側(下側)の係合部を1段目に被せた金属屋根材の水上側(上側)の係合部に係合させて端部を平板スレート瓦と共に野地板にビスで固定する。このようにして軒側から棟側に向かって既存の平板スレート瓦に新規の金属屋根材を順次被せて改修する。
また、棟側から軒側方向へ向かって新規の金属屋根材を葺く施工法も提案されている(例えば、特許文献1参照)。この施工法は、新設外装材を保持する新設保持部材を棟軒方向に隣接する既設横葺き外装材同士の接続部上に配置し、棟側の既設横葺き外装材の面板部への接合、軒側の既設横葺き外装材の面板部への接合、棟側の既設横葺き外装材の軒側成形部と軒側の既設横葺き外装材の面板部又は棟側成形部との間の空間もしくは接合部分への挿入の内少なくとも2つの手段により新設保持材を固定するようにしたものである。
特開2003−301566号公報(4頁、図3)
しかしながら、従来の軒側から棟側に向けて新規の屋根材を葺く施工法は、新しく葺いた屋根材の上に乗って次の屋根材を葺くために新しく葺いた屋根材の上を歩行することとなり、作業が棟側に進むに伴い新しい屋根材を運んだり作業者の上がり降り等を含めて新しく葺いた屋根材の上を歩くことが多くなり傷が付きやすい。また、既存の平板スレート瓦のざらざらした表面が剥げて新しく葺いた屋根材の上に落ち、この上を歩くことで更に傷や汚れが付きやすくなると共に作業者の靴底の汚れ等が付着して新しく葺いた屋根材の仕上げ面が汚れるという問題がある。また、作業者は、下方(軒側)を向いた作業が多くなり、姿勢に無理があり疲労度が大きい。
また、特許文献1に開示されている屋根材は、下側に葺く屋根材の上端部(水上側端部)の係止部を上側に葺いた屋根材の下端部(水下側端部)から奥深く挿入した後手前に引き出して前記係止部を上側の屋根材の下端部に形成した係止部に係止するようにしているために作業性が悪い。また、奥行き方向の逃げ代が長くなり、その分だけバックアップ材との隙間が長くなり下端部の強度を確保することが困難となる。また、改修工事もあるが既設屋根材の間に差し込む工法ではない。
本発明の目的は、既存の平板スレート瓦に棟側から軒側に向けて改修用の金属屋根材を葺くようにして仕上げ面に傷や汚れが付くことを防止すると共に施工性に優れ更に施工途中の雨仕舞いも良好な平板スレート瓦改修用金属屋根材を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明に係わる平板スレート瓦改修用金属屋根材は、屋根の野地板上に軒側から棟側に階段状に重ねられた平板スレート瓦に改修用金属屋根材を被せて改修する平板スレート瓦改修用金属屋根材であって、略U字状をなし上板部が被せるべき平板スレート瓦に固定され、係止部が形成された下板部が下側の平板スレート瓦との間に挿入される固定部材と、平板をなし前記被せるべき平板スレート瓦を覆い、上端部が上側に折り返されて上側の平板スレート瓦との間に挿入され、下端部が下側に略角形U字状に折曲されて前記被せるべき平板スレート瓦の前端部を覆い、下板部が下側の平板スレート瓦との間に挿入されかつ前記固定部材の係止部に係止される係止部が形成された改修用金属屋根材とを備えたことを特徴としている。
固定部材の下板部を被せるべき平板スレート瓦と下側の平板スレート瓦との間に挿入し、上板部を被せるべき平板スレート瓦と共に野地板にビスで固定する。次に、被せるべき平板スレート瓦に改修用金属屋根材を被せ、上端部を上側の平板スレート瓦との間に、下端部の下板部を固定部材の下板部の下側から下側のスレート瓦との間に挿入して被せるべき平板スレート瓦の上面部及び前端部を覆い、下板部の係止部を固定部材の下板部の係止部に係止させる。上端部の上側に折り返された部分は、上側の平板スレート瓦の下面に当接する。
改修用金属屋根材は、下板部が固定部材の下板部に係止されてずれ落ちることが防止される。また、改修用金属屋根材は、上端部の上側に折り返された部分が上側の平板スレート瓦の下面に当接することで雨水の浸入が防止され、上端部の端面のエッジが前記下面に食い込むことでずれ落ちることが更に防止される。
前記改修用金属屋根材を被せた平板スレート瓦の下側の平板スレート瓦に同様にして固定部材を取り付けて改修用金属屋根材を被せ、上端部を上側の平板スレート瓦との間に、下端部の下板部を固定部材の下板部の下側から下側のスレート瓦との間に挿入して被せるべき平板スレート瓦の上面部及び前端部を覆い、下板部の係止部を固定部材の係止部に係止させる。このようして棟側から軒側に順次改修用金属屋根材を被せて改修する。
また、本発明の請求項2に記載の平板スレート瓦改修用金属屋根材は、請求項1に係わる平板スレート瓦改修用金属屋根材において、前記固定部材の係止部は下板部の板面に下方かつ端末側に向けて起立して略鋸歯状に形成されていることを特徴としている。
改修用金属屋根材の下板部が固定部材の下板部の下側に挿入され、その係止部が固定部材の下板部の板面に下方かつ端末側に向けて起立して略鋸歯状に形成された係止部に係止される。これにより、改修用金属屋根材が固定部材に係止されてずれ落ちることが防止される。
また、本発明の請求項3に記載の平板スレート瓦改修用金属屋根材は、請求項1又は請求項2に係わる平板スレート瓦改修用金属屋根材において、前記固定部材の下板部の端末近傍に下方に膨出して下側の平板スレート瓦との間に隙間を形成するリブが形成されていることを特徴としている。
固定部材の下板部が下側の平板スレート瓦との間に挿入されたときに端末近傍に下方に膨出して形成されたリブにより下側の平板スレート瓦との間に隙間が形成されて改修用金属屋根材の下板部の挿入が容易となる。そして、固定部材の上板部をリブの上方(棟側)位置で固定することで隙間がリブを支点として軒側(下方)にテーパ状に開き改修用金属屋根材の下板部の挿入が更に容易となる。
また、本発明の請求項4に記載の平板スレート瓦改修用金属屋根材は、請求項1に係わる平板スレート瓦改修用金属屋根材において、前記金属屋根材の係止部は下板部の端末が内側に折り返されて形成されていることを特徴としている。
改修用金属屋根材の下板部が固定部材の下板部の下側に挿入され、その折り返された端末が係止部とされて固定部材の下板部に下方かつ端末側に向けて起立して略鋸歯状に形成された係止部に係止される。改修用金属屋根材の下板部の端末を折り返して係止部とすることで改修用金属屋根材の幅(横)方向の何れの位置に固定部材を配置してもこの固定部材の下板部に形成された係止部に係止させることができる。
また、本発明の請求項5に記載の平板スレート瓦改修用金属屋根材は、屋根の野地板上に軒側から棟側に階段状に重ねられた平板スレート瓦に改修用金属屋根材を被せて改修する平板スレート瓦改修用金属屋根材であって、上部が上側に折り返されて被せるべき平板スレート瓦と上側の平板スレート瓦との間に挿入されその上板部の端末が上側に折曲されて前記上側の平板スレート瓦の前端部に係止されかつ端末近傍と折り返し部との間に下側に突出する係止部が少なくとも1つ形成され、下部が前記被せるべき平板スレート瓦に固定される固定部材と、平板をなし前記被せるべき平板スレート瓦を覆い上端部が上側に折り返されて前記固定部材の上部及び上側の平板スレート瓦との間に挿入されかつ端面が前記係止部に係止され、下端部が下側に略角形U字状に折曲されて前記被せるべき平板スレート瓦の前端部を覆い下板部が下側の平板スレート瓦との間に挿入される改修用金属屋根材とを備えたことを特徴としている。
固定部材の折り返された上部を被せるべき平板スレート瓦と上側の平板スレート瓦との間に挿入して上板部の端末を上側の平板スレート瓦の前端部に係止させて位置決めし、下部を被せるべき平板スレート瓦と共に野地板にビスで固定する。次に、被せるべき平板スレート瓦に改修用金属屋根材を被せ、折り返された上端部を固定部材の折り返された上部及び上側の平板スレート瓦との間に、下端部の下板部を下側のスレート瓦との間に挿入して被せるべき平板スレート瓦の上面部及び前端部を覆い、折り返された上端部の端面を固定部材に形成された係止部に係止させる。これにより、改修用金属屋根材は、上端部が固定部材に係止されてずれ落ちることが防止される。また、改修用金属屋根材は、上端部の上側に折り返された部分が上側の平板スレート瓦の下面に当接することで雨水の浸入が防止される。
前記改修用金属屋根材を被せた平板スレート瓦の下側の平板スレート瓦に同様にして固定部材を取り付けて改修用金属屋根材を被せ、上端部を固定部材の折り返された上部と上側の平板スレート瓦との間に、下端部の下板部を下側のスレート瓦との間に挿入して被せるべき平板スレート瓦の上面部及び前端部を覆い、上端部を固定部材の係止部に係止させる。このようして棟側から軒側に順次改修用金属屋根材を被せて改修する。
また、本発明の請求項6に記載の平板スレート瓦改修用金属屋根材は、請求項5に係わる平板スレート瓦改修用金属屋根材において、前記固定部材の係止部は上板部の板面に下方かつ端末側から折り返し部に向けて起立して略鋸歯状に形成されていることを特徴としている。
改修用金属屋根材の折り返された上端部が固定部材の上側に折り返された上部に挿入され端末が固定部材の下板部の板面に下方かつ端末側から折り返し部に向けて起立して略鋸歯状に形成された係止部に係止される。これにより、改修用金属屋根材が固定部材に係止されてずれ落ちることが防止される。
また、本発明の請求項7に記載の平板スレート瓦改修用金属屋根材は、請求項5又は請求項6に係わる平板スレート瓦改修用金属屋根材において、前記固定部材の係止部は端末側から折り返し部に向けて間隔を存して複数形成され、前記金属屋根材は上端部の端面が前記複数の係止部の中の折り返し部側の係止部に係止され、下板部の端末が内側に折り返されて前記複数の係止部の中の端末側の係止部に係止されることを特徴としている。
改修用金属屋根材の上端部は、固定部材の折り返された上部の折り返し部近傍(奥)まで挿入されてその端面が固定部材の奥の係止部に係止され、下板部の折り返された端末の端面が固定部材の手前側の係止部に係止される。改修用金属屋根材は、上端部と下板部の2箇所で固定部材に係止されることで確実に係止されてずれ落ちることが防止される。
本発明によると、屋根の棟側から軒側に向けて改修用金属屋根材を葺くことで新しく葺いた金属屋根材の上に乗って施工することがなくなり、傷付けや汚れを最小限に抑えることができる。
更に新しく葺いた改修用金属屋根材の仕上げ面の歩行を最小限に抑えることができ、汚れ及び傷を防止することができる。また、作業者の施工体勢に無理がなく、疲労度を軽減することができ、作業性の向上が図られる。更に固定部材により既存の平板スレート瓦へのビス止め時の石綿の飛散を防止することが可能である。
また、施工途中で雨が降ってきた場合でも何ら問題が無く作業を中断することができ、雨養生が極めて容易であり、雨仕舞いに優れている。更に、既存の平板スレート瓦の段差と一致させて新規の金属屋根材を被せることができ、既存の屋根の意匠を保持することができる。また、既存の平板スレート瓦を新しい金属屋根材で覆うことで、既存の平板スレート瓦と相俟って夏季における熱暑や冬季における冷却の影響及び雨音を有効に抑えることができる。
以下、本発明の一実施形態に係わる平板スレート瓦改修用金属屋根材について図面に基づいて説明する。
図1は、2点鎖線で示すように平板スレート瓦1が軒側(下)から棟側(上)に階段状をなして順次重ねられた屋根の一部を示す平面図で、改修用金属屋根材(以下単に「金属屋根材」という)2は、既存の平板スレート瓦1に被せられかつこの平板スレート瓦1と金属屋根材2との間に所定の間隔を存して介在され当該平板スレート瓦1と共に野地板に固定される固定部材5により固定される。尚、以後上記各構成部材において水上側(棟側)を上端或いは上端部、水下側(軒側)を下端或いは下端部として説明する。
金属屋根材2は、平板状をなし、例えば、横の長さ(横幅)が平板スレート瓦1の横幅の略2倍(2枚分)よりも僅かに長く、縦の長さ(縦幅)が平板スレート瓦1の働き幅よりも広い横方向に細長い長方形状とされている。金属屋根材2は、図2に示すように平板部2aの上端部2bが全幅に亘り上側に側面から見て僅かに開きぎみの略U字状に折り返され、下端部2cが全幅に亘り側面から見て下側に略角形U字状に折曲されている。
上端部2bの上面2dは、被せるべき平板スレート瓦1の上側の平板スレート瓦1の下面に弾性的に当接しその端面2eが下面に食い込むようになっている。また、この端面2eは、後述する固定部材5の係止部としての係止爪7と係合可能とされて係止部としての機能も有している。
略角形U字状をなす下端部2cは、中央部(前板部)2fが平板スレート瓦1の板厚よりも高く形成され、下板部2gの上端部(端末)2hが内側に略U字状に折り返されている。下板部2gは、被せるべき平板スレート瓦1の先端部と下側の平板スレート瓦1との隙間に挿入可能とされ、上面2iが被せるべき平板スレート瓦1の下面に当接又は僅かな隙間を存して対向可能とされ、その端面2jが固定部材5の係止爪6と係合する係止部としての機能を有している。
尚、平板スレート瓦の軒先の施工として例えば平板スレート瓦が2枚重ねられた構造の場合、当該軒先の平板スレート瓦に被せる金属屋根材2は、下端部2cの中央部2fの高さがこれに応じた2枚分の高さとされる。
この金属屋根材2は、例えば耐食性に優れたガルバリウム鋼板により形成され、全面に防錆塗装が施され、更に表面に所定のカラー塗装が施されている。金属屋根材2の平板部2aの裏面にはバックアップ材3が貼着されている。バックアップ材3は、例えばウレタンや発泡スチロール部材で形成されており、断熱材及び遮音材としての機能を有している。
固定部材5は、いわゆる吊子と称されており、既存の平板スレート瓦1に固定されて金属屋根材2を止めるためのものである。固定部材5は、図3乃至図5に示すように帯状の鋼板を側面から見て略角形U字状に折曲して形成されており、平板スレート瓦1の前端部に装着される。上板部5aは、下板部5bよりも僅かに長く、中央部5cの下部5dは、後方に傾斜面をなして下板部5bに連設されている。尚、中央部5cは、図5に2点鎖線で示すように半円形状に形成しても良い。このように半円形状に形成することで成形が容易となる。
上板部5aの上端部の略中央に上面から見て同心円形をなし側面から見て上方に略半円形状に膨出する例えばドーナツを半割にした形状のリブ5eが形成され、その中央にビス孔5fが形成されている。更に上板部5aの両側部に一端がリブ5eに連接され他端が下端側(中央部5c側)に適宜の長さだけ延出し上方に略半円形状をなしてリブ5eと同じ高さに膨出する細長いリブ5gが形成されている。ビス孔5fは、図4及び図5に示すように下板部5bの端末(上端よりも上方(棟側)に位置している。
下板部5bの上端には図4及び図5に示すように板面の下方にかつ下端側から上端方向(上下方向)に沿って略台形状に膨出するリブ5hが形成されている。更に、下板部5bの下端部の両側に係止部としての係止爪6が形成され、これらの係止爪6とリブ5hとの間に係止部としての係止爪7が形成されている。そして、係止爪6の高さはリブ5hよりも低く設定され、係止爪7の高さは係止爪6と同じ高さに設定されている。
尚、図4及び図5においてリブ5hは、下板部5bの幅一杯に形成したが、これに限るものではなく他の位置に適当な幅に例えば、下板部5bの上端中央部に板幅の略1/3程度の幅に形成しても良い。また、その断面形状も下端側から上端方向(上下方向)に沿って略円弧状をなすようにしてもよい。
係止爪6は、図5に示すように側面から見て下板部5bの板面の下方にかつ下端から上端(上方向)に向かって起立された略鋸歯状をなし、図6に示すように下面6aが下端から上端に向かって僅かに内側に僅かに凹面をなし、両側部6bが下板部5bに対して略垂直をなして形成されて上方に開口している。
開口部6dは角形をなし、その両側端面、即ち両側部6bの端面6cは、下面6aの端面6eから下板部5bにかつ下端側に向かって僅かに傾斜して形成されており、これらの両端面6cが実質的な係止爪とされている。係止爪7も係止爪6と同様にして形成されている。この固定部材5は、金属屋根材2と同様に耐食性に優れたガルバリウム鋼板により一体に形成されている。
以下に金属屋根材2により既存の平板スレート瓦の屋根を改修する手順について説明する。先ず、屋根の図示しない棟カバー及び最上段の平板スレート瓦を野地板に固定している笠木(押さえ板)を取り外す。次に、最上段の平板スレート瓦に当該屋根の横方向に所定の間隔で固定部材5を配置して固定する。平板スレート瓦葺き屋根は、図1に示すように平板スレート瓦1が屋根の横(幅)方向に並設されて左右の隣り合う平板スレート瓦1の端面同士が突き合わされて配置されている。そこで、固定部材5を、図1に示す左右に隣り合う平板スレート瓦1の例えば突き合わせ位置に配置する。
そして、図7に示すように棟側から1段目(最上段)の平板スレート瓦1-1の前端部に固定部材5-1を装着し、平板スレート瓦1-1の上面に上板部5aを当接させ、下板部5bをこの平板スレート瓦1-1と下側の2段目の平板スレート瓦1-2との隙間に中央部5cの下部5dが当たるまで挿入する。下板部5bは、平板スレート瓦1-2の下面に当接する。尚、図7において平板スレート瓦1と固定部材5のハッチングは図面の煩雑を避けるために省略してある。
次いで、上板部5aのリブ5eの中にパッキン8を入れてビス9により上板部5aを平板スレート瓦1と共に野地板15、垂木16に固定する。ビス9の頭部は、リブ5eと略同じ高さになる。パッキン8は、丸いゴム板でビス9をねじ込む際にリブ5eとビス9に密着し、平板スレート瓦1-1にビス9をねじ込む際に発生する石綿の切粉がビス孔5fから外部に飛散することが有効に防止される。尚、パッキン8は、必ずしも使用しなくとも良い。
この状態において固定部材5の下板部5bに形成されたリブ5hが2段目の平板スレート瓦1-2の上面に当接し、かつこのリブ5hを支点として下端側が押し上げられて1段目の平板スレート瓦1-1と2段目の平板スレート瓦1-2との間に平板スレート瓦1-1の前端部側に向けてテーパ状に開口する隙間S-1が形成される。そして、係止爪6,7の先端が平板スレート瓦1-2の上面から僅かに離隔している。
次に、1段目の平板スレート瓦1-1に金属屋根材2-1を被せて下板部2gを平板スレート瓦1-1と固定部材5-1の下板部5bの下側及び平板スレート瓦1-2との隙間S-1に挿入する。下板部2gは、固定部材5-1の中央部5cの下部5dが後方に傾斜面をなしていることで金属屋根材2-1の下板部2gが挿入し易くなる。
また、下板部2gのU字状に折り返された上端部2hは、係止爪6の下面6aが内側に僅かに凹面をなしていることで摺動しながら容易に乗り越えることが可能となり、下板部2gが挿入し易くなる。そして、下板部2gのU字状に折り返された上端部2hの上面2iが平板スレート瓦1-1の下面に当接し、端面2jが固定部材5-1の係止爪6の両端面6c(図6参照)に係止される。これにより、金属屋根材2-1の下端部2cが固定部材5-1に係止される。
この金属屋根材2-1の上部は、図示しない笠木で押さえられビスで平板スレート瓦1-1と共に野地板及び垂木に固定され、前記笠木から上方に延出する部位は適宜の長さを残して切断されて上方に折曲される。そして、図示しない棟カバーが取り付けられる。このようにして最上段の平板スレート瓦1-1に金属屋根材2-2を被せる。固定部材5-1のリブ5e,5h及びビス9の頭部は金属屋根材2-1の裏面に貼着されているバックアップ材3により吸収され、これらに起因して当該金属屋根材2-1の平板部2aが変形したりすることはない。
次に、2段目の平板スレート瓦1-2に上述と同様にして固定部材5-2を固定し、下側の3段目の平板スレート瓦1-3との間に隙間S-2を形成する。そして、この平板スレート瓦1-2に金属屋根材2-2を被せて上端部2bを前記隙間S-1に挿入し、下板部2gを隙間S-2に挿入する。上端部2bは、上面2dが固定部材5-1の下板部5b及び平板スレート瓦1-1の裏面に当接する。上面2dの端面2eは、係止爪7よりも奥まで挿入されて係止爪7と僅かな間隔を存して対向している。
また、下板部2gのU字状に折り返された上端部2hの上面2iが固定部材5-2の下板部5b及び平板スレート瓦1-1の下面に当接し、端面2jが固定部材5-2の係止爪6の両端面6cに係止される。これにより、金属屋根材2-2が2段目の平板スレート瓦1-2に被されて固定部材5-2に係止される。このようにして、棟側(上)から軒側(下)に3段目、4段目と順次既存の平板スレート瓦に金属屋根材2を被せて改修する。
尚、上述したように固定部材11を取り付け、次いで、金属屋根材2を取り付けるというように交互に取り付けるようにしても良く、或いは既存の平板スレート瓦1の所定位置に棟側から軒側まで先に固定部材5を取り付けておき、後から金属屋根材2を順次取り付けるようにしても良い。
上述したように金属屋根材2の上面2dの端面2eが固定部材5の係止爪7よりも奥まで挿入されることで、既存の平板スレート瓦1の働き幅の寸法が多少変化している場合でもその寸法差(変化分)を吸収することが可能となる。金属屋根材2は、端面2eが平板スレート瓦1の下面に食い込んで係止されることで係止爪7と必ずしも係止する必要はない。従って、固定部材5の係止爪7を省いても良い。
しかしながら、何らかの原因で金属屋根材2に下向きに大きな力が作用して下板部2gの端面2jが固定部材5の係止爪6から外れて当該金属屋根材2がずれた場合、端面2eが係止爪7と係止して当該金属屋根材2がずれ落ちることを防止することができる。勿論、下板部2gの端面2jを固定部材5の係止爪6に係止すると共に端面2eを係止爪7に係止させるようにしても良い。
そして、棟側から軒側に向けて葺き作業を行うことで新しく葺いた金属屋根材2の上に乗って施工することがなくなり、傷付けや汚れを最小限に抑えることができる。また、新しく葺いた金属屋根材の仕上げ面の歩行を最小限に抑えることが可能であり、汚れ及び傷防止ができると共に施工途中での雨が降ってきても何ら問題が無く養生が容易である。更に、作業者の施工体勢に無理がなく、疲労度を軽減することができる。
更に、既存の平板スレート瓦1の段差と一致させて金属屋根材2を被せることができ、既存の屋根の意匠を保持することができる。また、金属屋根材2の裏面に貼着されている断熱性及び遮音性を有するバックアップ材3より既存の平板スレート瓦1と相俟って夏季における熱暑や冬季における冷却の影響及び雨音を有効に抑えることができる。
図8及び図9は、本発明に係る固定部材の変形例を示す。固定部材11は、平板の上部11aが略U字状に折り返されて上板部11bが下板部11cの略中央部近傍に至り、端末11dが上方(外側)に略直角に折曲されて形成されている。端末11dは、既存の平板スレート瓦1の前端面に当接して係止される係止部とされる。上板部11bには係止部としての係止爪12が端末11dとの折曲部近傍から折り返し部方向に所定の間隔を存して複数形成されている。
係止爪12は、上板部11bの板面の下方にかつ端末側(下端側)から折り返し部(上端側)に向かって起立された略鋸歯状をなし、下面12aが幅方向に略半円形状をなし、下端から上端に向けて広くなる三角形状をなし上端が開口している。そして、開口部は、略半円形状をなしその端面12bが実質的な係止爪とされている。
係止爪12の高さは、端末側から折り返し部方向に徐々に低くなっており、金属屋根材2の上端部2bが挿入し易くなっている。尚、各係止爪12は、同じ高さでも良い。下板部11cの下端部の略中央及び両側部には前記固定部材5と同様のリブ11e、ビス孔11f、リブ11gが上方に膨出して形成されている。
次に上記固定部材11を使用して金属屋根材2により既存の平板スレート瓦の屋根を改修する手順について説明する。先ず、図10に示すように棟側から1段目の平板スレート瓦1-1と2段目の平板スレート瓦1-2との間に固定部材11-1の上部11aを差し込み、上板部11bの端末11dを1段目の平板スレート瓦1-1の前端面に当接係止させて位置決めし、下板部11cを2段目のスレート瓦1-2にビス9で固定する。この状態において固定部材11-1の上板部11bが1段目の平板スレート瓦1-1の下面に当接している。
次いで、1段目の平板スレート瓦1-1に金属屋根材2-1を被せて下端部2cの下板部2gを固定部材11の上板部11b及び1段目の平板スレート瓦1-1の下面と2段目の平板スレート瓦1-2との間に挿入し、U字状に折り返された端末2hの端面2jを複数の係止爪12の例えば一番手前の係止爪12の端面12bに係止する。この金属屋根材2-1の上部は、前述したと同様に笠木で押さえられてビスで平板スレート瓦1-1と共に野地板及び垂木に固定され、前記笠木から上方に延出する部位は適宜の長さを残して切断されて上方に折曲される。
次に、2段目の平板スレート瓦1-2と3段目の平板スレート瓦1-3との間に固定部材11-2の上部11aを差し込み、下板部11cを3段目の平板スレート瓦1-3に固定する。そして、2段目の平板スレート瓦1-2に金属屋根材2-2を被せて上端部2bを金属屋根材2-1の下板部2gの下側から固定部材11-1のU字状をなす上部11a、1段目の平板スレート瓦1-1と2段目の平板スレート瓦1-2との間に挿入し、上面2dの端面2eを固定部材11-1の複数の係止爪12の何れか例えば奥の係止爪12の端面12bに係止させる。このように2段目の金属屋根材2-2は、2段目の平板スレート瓦1-2に固定された固定部材11-1に上端部2bが係止される。このようにして、既存の平板スレート瓦1に順次棟側(上)から軒側(下)方向に金属屋根材2を葺く。
尚、金属屋根材2は、上端部2bが固定部材11の係止爪12に係止されて止められているので、下板部2gの端面2jが固定部材11の係止爪12に必ずしも係止されなくとも良い。また、上述した固定部材5と同様に既存の平板スレート瓦1の所定位置に棟側から軒側まで先に固定部材11を取り付けておき、後から金属屋根材2を順次取り付けるようにしても良い。
本発明に係わる平板スレート瓦改修用金属屋根材により改修する場合の屋根の一部平面図である。 図1に示した改修用金属屋根材の側面図である。 図1に示した固定部材の平面図である。 図3に示した固定部材の底面図である。 図3に示した固定部材の矢線V−Vに沿う断面図である。 図4に示した固定部材の係止爪の斜め下方から見た斜視図である。 図2及び図3に示した金属屋根材と固定部材により既存の平板スレート瓦屋根を改修する場合の説明図である。 図4に示した固定部材の変形例を示す平面図である。 図8に示した固定部材の矢線IX−IXに沿う断面図である。 図8に示した固定部材を使用して既存の平板スレート瓦屋根を改修する場合の説明図である。
符号の説明
1,1-1,1-2,1-3 既存の平板スレート瓦
2,2-1,2-2 改修用金属屋根材(金属屋根材)
2a 平板部
2b 上端部
2c 下端部
2d 上面
2e 端面
2f 中央部
2g 下板部
2h 上端部(端末)
2i 上面
2j 端面(係止部)
3 バックアップ材
5,5-1,5-2 固定部材(吊子)
5a 上板部
5b 下板部
5c 中央部
5d 下部
5e,5g,5h リブ
5f ビス孔
6,7 係止爪(係止部)
6a 下面
6b 側部
6c,6e 端面
6d 開口部
8 パッキン
9 ビス
11,11-1,11-2 固定部材(吊子)
11a 上部
11b 上板部
11c 下板部
11d 端末
11e,11g リブ
11f ビス孔
12 係止爪
12a 下面
12b 端面
15 野地板
16 垂木
S-1,S-2 隙間

Claims (7)

  1. 屋根の野地板上に軒側から棟側に階段状に重ねられた平板スレート瓦に改修用金属屋根材を被せて改修する平板スレート瓦改修用金属屋根材であって、
    略U字状をなし上板部が被せるべき平板スレート瓦に固定され、係止部が形成された下板部が下側の平板スレート瓦との間に挿入される固定部材と、
    平板をなし前記被せるべき平板スレート瓦を覆い、上端部が上側に折り返されて上側の平板スレート瓦との間に挿入され、下端部が下側に略角形U字状に折曲されて前記被せるべき平板スレート瓦の前端部を覆い、下板部が下側の平板スレート瓦との間に挿入されかつ前記固定部材の係止部に係止される係止部が形成された改修用金属屋根材とを備えたことを特徴とする平板スレート瓦改修用金属屋根材。
  2. 前記固定部材の係止部は下板部の板面に下方かつ端末側に向けて起立して略鋸歯状に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の平板スレート瓦改修用金属屋根材。
  3. 前記固定部材の下板部の端末近傍に下方に膨出して下側の平板スレート瓦との間に隙間を形成するリブが形成されていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の平板スレート瓦改修用金属屋根材。
  4. 前記金属屋根材の係止部は下板部の端末が内側に折り返されて形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の平板スレート瓦改修用金属屋根材。
  5. 屋根の野地板上に軒側から棟側に階段状に重ねられた平板スレート瓦に改修用金属屋根材を被せて改修する平板スレート瓦改修用金属屋根材であって、
    上部が上側に折り返されて被せるべき平板スレート瓦と上側の平板スレート瓦との間に挿入されその上板部の端末が上側に折曲されて前記上側の平板スレート瓦の前端部に係止されかつ端末近傍と折り返し部との間に下側に突出する係止部が少なくとも1つ形成され、下部が前記被せるべき平板スレート瓦に固定される固定部材と、
    平板をなし前記被せるべき平板スレート瓦を覆い上端部が上側に折り返されて前記固定部材の上部及び上側の平板スレート瓦との間に挿入されかつ端面が前記係止部に係止され、下端部が下側に略角形U字状に折曲されて前記被せるべき平板スレート瓦の前端部を覆い下板部が下側の平板スレート瓦との間に挿入される改修用金属屋根材とを備えたことを特徴とする平板スレート瓦改修用屋根材。
  6. 前記固定部材の係止部は上板部の板面に下方かつ端末側から折り返し部に向けて起立して略鋸歯状に形成されていることを特徴とする、請求項5に記載の平板スレート瓦改修用金属屋根材。
  7. 前記固定部材の係止部は端末側から折り返し部に向けて間隔を存して複数形成され、前記金属屋根材は上端部の端面が前記複数の係止部の中の折り返し部側の係止部に係止され、下板部の端末が内側に折り返されて前記複数の係止部の中の端末側の係止部に係止されることを特徴とする、請求項5又は請求項6に記載の平板スレート瓦改修用金属屋根材。
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