JP2023110587A - 雨押え換気部材及びその施工構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】屋根材の形状に影響されることなく、また防水性を高くして施工することができる雨押え換気部材の施工構造を提供する。【解決手段】外壁1と、外壁1の前方に設けられた屋根2と、外壁1と屋根2との間に設けられた換気孔3と、換気孔3の上方に配置される笠木4と、通気路5を有する雨押え換気部材6と、を備える。笠木4は、換気孔3の長手方向の所定位置に少なくとも一つ配置される。雨押え換気部材6は、換気孔3と通気路5が連通するように配置され、かつ、換気孔3の上方を全長にわたって覆うように配置される。雨押え換気部材6は、笠木4よりも前方に位置する固定片60を有する。固定片60は、前方より打入された固定具7により笠木4に固定される。【選択図】図1
Description
本発明は、雨押え換気部材及びその施工構造に関する。より詳細には、下屋の換気を可能にするための雨押え換気部材及びその施工構造に関する。
特許文献1及び2には、換気雨押えが記載されている。この種の換気部材は、下屋を有する建物に使用されるものであり、下屋の屋根裏の換気を可能にするために設けられている。
下屋は、母屋の外壁の外側に突設されており、下屋と母屋との境界部分に換気孔が設けられている。また、換気雨押えは、カバー部と通気路とを有している。そして、換気雨押えを下屋の屋根材の上に載置し、カバー部で換気孔の上方を覆うと共に、通気路を換気孔と連通させるようにして、換気雨押えを施工する。これにより、カバー部で換気孔からの雨水の浸入を防止しながら、下屋の屋根裏の換気を換気孔及び通気路で行うことができる。
特許文献1、2に記載の発明では、下屋の屋根材が平板であるため、換気雨押えを屋根材の上に載せ、換気雨押え及び屋根材に垂直に釘又はビスを貫通させて屋根下地に留めるようにしている。
しかし、屋根材が平板でなく、波形状や表面に凹凸模様を有する場合、屋根材の上に安定して換気雨押えを配置することが難しく、長尺物の換気雨押えを施工することができない、という問題があった。また、屋根材に釘やビス用の孔を空けるために、防水性が低下するという懸念がある。
本発明は、上記事由に鑑みてなされており、屋根材の形状に影響されることなく、また防水性を低下させにくくして施工することができる雨押え換気部材及びその施工構造を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る雨押え換気部材の施工構造は、外壁と、前記外壁の前方に設けられた屋根と、前記外壁と前記屋根との間に設けられた換気孔と、前記換気孔の上方に配置される笠木と、通気路を有する雨押え換気部材と、を備える。前記笠木は、前記換気孔の長手方向の所定位置に少なくとも一つ配置される。前記雨押え換気部材は、前記換気孔と前記通気路が連通するように配置され、かつ、前記換気孔の上方を全長にわたって覆うように配置される。前記雨押え換気部材は、前記笠木の前面よりも前方に位置する固定片を有する。前記固定片は、前方より打入された固定具により前記笠木に固定される。
本発明の一態様に係る雨押え換気部材は、上記施工構造で使用される雨押え換気部材であって、ベース部材と、前記ベース部材の上方に配置されるカバー部材と、を備え、前記ベース部材と前記カバー部材との間に前記通気路が形成され、前記ベース部材には、前記笠木が収容される収容空間が形成され、前記収容空間の前方に前記固定片が形成されている。
本発明によれば、雨押え換気部材は、屋根の屋根材に固定されず、前方から笠木に固定具を打入することにより固定されるので、屋根材の形状に影響されることなく、しかも、屋根材には固定具が打入されないので、防水性が低下しにくい、という利点がある。
(実施形態1)
<雨押え換気部材>
図1A~C及び図2は、本実施形態に係る雨押え換気部材6を示している。建物の外壁1と屋根2との境界付近に配置される部材であり、防水性の低下を極力抑制しつつ、屋根2の換気を行うことができるものである。
<雨押え換気部材>
図1A~C及び図2は、本実施形態に係る雨押え換気部材6を示している。建物の外壁1と屋根2との境界付近に配置される部材であり、防水性の低下を極力抑制しつつ、屋根2の換気を行うことができるものである。
雨押え換気部材6は、ベース部材61とカバー部材62とを備え、更に、邪魔板63、取付具64及び防露材65を備えている。ベース部材61、カバー部材62、邪魔板63及び取付具64は、それぞれ、金属製の部材であって、例えば、塗装鋼板等を曲げ加工するなどして形成されている。防露材65は、樹脂発泡体であって、例えば、架橋ポリエチレンの30倍発泡体などで形成されている。雨押え換気部材6は、横方向に長く形成され、前後方向は横方向よりも短く形成されている。
ベース部材61は、上片611と、下片612と、先端片613とを有している。上片611と下片612とは上下方向において対向配置されている。先端片613は、上片611の前端と下片612の前端とにわたって形成されている。下片612の前端部には、複数の水抜き孔6120が設けられている。
ベース部材61は、支持片614を有している。支持片614は複数であって、本実施形態においては、上片611の長手方向の両端部と略中央部に設けられている。各支持片614は、上片611から上方に向かって突出している。また、各支持片614の上端には、後方に向かって突出する載置片615が設けられている。
ベース部材61は、複数の起立片616を有している。各起立片616は、両端部の支持片614においては、当該支持片614の内側の横(側端縁)に位置し、略中央部の支持片614においては、当該支持片614の両側の横(側端縁)に位置し、各側端縁から後方に向かって突出している。すなわち、起立片616は、ベース部材61の両端部に一つずつ設けられ、二つの起立片616が、ベース部材61の長手方向の略中央部に設けられている。
ベース部材61は、二つの立ち上げ片617を有している。各立ち上げ片617は、ベース部材61の長手方向の端部の起立片616と、略中央部の起立片616との間に設けられている。各立ち上げ片617は、上片611の後端から上方に向かって突出している。
ベース部材61は、二つの対向片618を有している。各対向片618は、各立ち上げ片617の後方に位置し、各立ち上げ片617と対向して設けられている。各対向片618には、複数の孔部619が設けられている。各孔部619は、対向片618を前後方向で貫通して形成されている。また、各孔部619は、横方向に長い長穴に形成されている。
カバー部材62は、覆い片621と、固定片60と、取付片622とを有している。覆い片621は、平板状に形成されており、平面視(上から見た場合)において、ベース部材61とほぼ同じ大きさに形成されている。固定片60は、覆い片621の前端から下方に向かって突出して形成されている。固定片60は、カバー部材62に長手方向(横方向)の全長にわたって設けられている。取付片622は、覆い片621の後端から上方に向かって突出して形成されている。取付片622は、カバー部材62に長手方向の全長にわたって設けられている。
邪魔板63は、基板631と、二つの邪魔片632とを有している。邪魔片632は、基板631の前端と後端とに一つずつ設けられている。各邪魔片632は、基板631の前端又は後端から下方に向かって突出している。各邪魔片632は、邪魔板63の長手方向(横方向)の全長にわたって設けられている。邪魔板63は、雨押え換気部材6に2つ設けられている。
取付具64は、差し込み片641と、突出片642と、台座部643とを有している。差し込み片641は、矩形平板状に形成されており、差し込み片641の後端から上方に向かって突出するように突出片642が設けられている。また、台座部643は、突出片642の上端から前方に向かって突出して設けられている。取付具64は、雨押え換気部材6に4つ設けられている。
そして、ベース部材61、カバー部材62、邪魔板63、取付具64及び防露材65を一体的に組み立てることで、雨押え換気部材6が形成される。カバー部材62はベース部材61の上方に配置されるが、ベース部材61とカバー部材62の間には邪魔板63と取付具64とが配置される。取付具64は、差し込み片641をベース部材61の上片611と下片612との間に差し込むことにより、ベース部材61に取り付けられる。4つの取付具64のうちの2つは、略中央部にある一方の起立片616と一方の端部にある起立片616の間に、且つそれぞれの起立片616に近接させて設けられている。4つの取付具64のうちの他の2つは、略中央部にある他方の起立片616と他方の端部にある起立片616の間に、且つそれぞれの起立片616に近接させて設けられている。
一方の邪魔板63は一方の二つの取付具64に跨るよう上方に配置されている。他方の邪魔板63は他方の二つの取付具64に跨るよう上方に配置されている。このとき、邪魔板63の基板631が台座部643の上に配置される。カバー部材62は、邪魔板63の上に配置される。このとき、邪魔板63の基板631の上にカバー部材62の覆い片621が載置される。また、カバー部材62の覆い片621の前端部がベース部材61の載置片615の上に載置される。さらに、カバー部材62の固定片60がベース部材61の支持片614の前方に配置される。
この後、ベース部材61、カバー部材62、邪魔板63及び取付具64が、リベットなどの締結具8により結合される。一部の締結具8は、覆い片621の前端部と、支持片614とを締結する。また、他の締結具8は、覆い片621と、台座部643と、基板631とを締結する。そして、防露材65は、覆い片621の邪魔板63よりも後方部分と、取付片622の後面とにわたって連続して設けられる。
上記のように形成される雨押え換気部材6は、ベース部材61とカバー部材62との間に通気路5が形成される。通気路5は、孔部619の後方の空間から固定片60と上片611との隙間に至るまでの空間で形成されている。通気路5には、邪魔片632と立ち上げ片617が位置しており、通気が真っ直ぐに進まないようになっている。
また、雨押え換気部材6の横方向の略中央部には、収容空間67が形成されている。収容空間67は、略中央部にある支持片614の後方で、かつ、略中央部にある二つの立ち上がり片616の間の空間で形成されていて、後方に開放されている。また、雨押え換気部材6の横方向の両端部には、端部収容空間66が設けられている。端部収容空間66は、端部にある支持片614の後方で、かつ、端部にある起立片616の側方の空間で形成されていて、後方及びそれぞれの横方向に開放されている。
<雨押え換気部材の施工方法>
雨押え換気部材6を施工するにあたっては、以下のようにして行う。
雨押え換気部材6を施工するにあたっては、以下のようにして行う。
まず、建物の外壁1と屋根2との境界部分には、換気孔3が設けられている。外壁1は、例えば、2階部分の外壁であって、屋根2は、外壁1の前方に設けられた1階部分の屋根である。外壁1は、壁下地11の前面に通気防水シート12を配置し、通気防水シート12の前面に胴縁13を配置し、胴縁13の前面に外壁材14を設けて形成されている(図6A、B参照)。屋根2は、垂木21の上面に野地22を設け、野地22の上面に下葺き材23を配置し、下葺き材23の上に複数の屋根材20を設けて形成されている(図6A、B参照)。本実施形態では、屋根材20として、表面が上向きに凹曲した波状のものが使用されている。
図3、図6Bに示すように、換気孔3は、胴縁13及び外壁材14の下方において、壁下地11と屋根材20との間に形成されている。換気孔3は屋根2の下方の空間(屋根裏空間)と連通している。換気孔3の周囲は、水切り31で囲まれている。水切り31の外側方において、屋根材20と壁下地11の間には、桟木80が設けられており、桟木80の上には笠木81が設けられている。また、水切り31の内側において、屋根材20と壁下地11の間には、中央桟木82が設けられており、中央桟木82の上には中央笠木83(笠木4)が釘などの固定具84で固定されている。中央桟木82及び中央笠木83は、換気孔3の横方向の略中央部に設けられている。
笠木81には、ジョイント部材85が設けられる。ジョイント部材85は、雨押え換気部材6と雨押え9とを接続するものである。ジョイント部材85は、載置片851と、載置片851の後端から上方に向かって突出する取付片852と、載置片851の前端から下方前方に向かって突出する前片853とを有している。また、取付片852から前片853にまでにわたって、防水部材854が設けられている。
雨押え9は、外壁1と屋根2との防水性を得るために配置される部材である。雨押え9は、カバー部91と、カバー部91の後端から上方に向かって突出する取付片92と、カバー部91の前端から下方前方に向かって突出する前片93とを有している。
そして、ジョイント部材85が、笠木81の端部に載置される。このとき、載置片851は、笠木81の上面に載せられ、前片853は、笠木81の前方に配置され、取付片852は壁下地11の前方に配置される。次に、ジョイント部材85の横方向の略半分を上方から覆うようにして雨押え9の端部が配置される。このとき、載置片851の上方にカバー部91は配置され、前片853の前方に前片93が配置され、取付片852の前方に取付片92が配置される。また、ジョイント部材85と雨押え9の端部との間には、防水部材854が介在している。ジョイント部材85及び雨押え9は、ビス又は釘などの固定具95で固定される。固定具95は、前片853と前片93に前方から笠木81にまで打ち込まれる。
次に、雨押え換気部材6が施工される。この場合、雨押え換気部材6の横方向の端部は、ジョイント部材85の上に載せられる。また、端部収容空間66に笠木81及び載置片851が収容され、支持片614の後方に、笠木81、載置片851及び前片853が位置する。また、ジョイント部材85と雨押え換気部材6の端部との間には、防水部材854が介在している。さらに、雨押え換気部材6の略中央部にある収容空間67に中央笠木83が収容される。すなわち、中央笠木83の前方に中央の支持片614と固定片60の略中央部が位置している。
この後、ビス又は釘などの固定具7により、雨押え換気部材6を笠木81及び中央笠木83に固定される。このとき、固定具7は、雨押え換気部材6の前方から固定片60及び支持片614を貫通し、笠木81及び中央笠木83にまで打入される。このようにして施工された雨押え換気部材6は、換気孔3と通気路5とが連通している。従って、屋根2の下方の屋根裏空間から換気孔3と通気路5とを通じて換気することができる。
なお、屋根材20と雨押え換気部材6の隙間には、防水部材100を設けてもよい。防水部材100は、最も壁下地11側の屋根材20の表面と雨押え換気部材6のベース部材61の下片612の下面との間に形成される隙間を塞ぐよう設けられる。防水部材100は、例えば、エチレンプロピレンゴム(EPDM)製の発泡体、シリコーン系のコーキング材などの防水性を長期間確保できる材料を用いることができる。そして、材料の特性である弾性(EPDM等)を利用して前記隙間を塞ぐ場合など、ビス又は釘などの固定具7により、雨押え換気部材6を笠木81及び中央笠木83の軒側の面に固定しているため、防水部材100の弾性による雨押え換気部材6の浮き上がりを抑制することができる。
本実施形態では、雨押え換気部材6を笠木81及び中央笠木83に前方から固定具7で固定するため、屋根材20の表面形状の影響を受けにくくなる。従って、凹凸模様の大きな屋根材20を有する屋根2にも使用を可能とすることができる。また、固定具7による留め付け部分がベース部材61の支持片614とカバー部材62の固定片60がそれぞれ部分的に重なっている箇所となるため、耐風性能を確保することが可能となる。また、雨押え換気部材6は、長手方向の中央部が中央笠木83に固定されるため、従来よりも固定強度を向上させることができる。また、雨押え換気部材6を固定するにあたって、屋根材20に固定具7が貫通せず、防水性を低下させにくくすることができる。
(変形例)
実施形態1は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。実施形態1は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
実施形態1は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。実施形態1は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
上記では、雨押え換気部材6の横方向の略中央部に収容空間67が一つ形成され、この収容空間67に対応する位置に中央笠木83が設けられていたが、これに限らず、雨押え換気部材6が横方向に更に長い場合は、横方向に均等(必ずしも均等でなくてよい)に収容空間67が複数形成され、この複数の収容空間67に対応する位置に複数の笠木4が設けられていてもよい。また、屋根材20として、和瓦のような、表面が波状のものを例示したが、これに限らず、屋根材20は、表面に傾斜方向の異なる複数の傾斜面を有する立体形状に形成されていてもよい。また、屋根材20は、表面に立体形状を有さず、フラットであってもよい。
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様に係る雨押え換気部材6の施工構造は、外壁1と、外壁1の前方に設けられた屋根2と、外壁1と屋根2との間に設けられた換気孔3と、換気孔3の上方に配置される笠木4と、通気路5を有する雨押え換気部材6と、を備える。笠木4は、換気孔3の長手方向の所定位置に少なくとも一つ配置される。雨押え換気部材6は、換気孔3と通気路5が連通するように配置され、かつ、換気孔3の上方を全長にわたって覆うように配置される。雨押え換気部材6は、笠木4よりも前方に位置する固定片60を有する。固定片60は、前方より打入された固定具7により笠木4に固定される。
以上説明したように、第1の態様に係る雨押え換気部材6の施工構造は、外壁1と、外壁1の前方に設けられた屋根2と、外壁1と屋根2との間に設けられた換気孔3と、換気孔3の上方に配置される笠木4と、通気路5を有する雨押え換気部材6と、を備える。笠木4は、換気孔3の長手方向の所定位置に少なくとも一つ配置される。雨押え換気部材6は、換気孔3と通気路5が連通するように配置され、かつ、換気孔3の上方を全長にわたって覆うように配置される。雨押え換気部材6は、笠木4よりも前方に位置する固定片60を有する。固定片60は、前方より打入された固定具7により笠木4に固定される。
この態様によれば、屋根2の屋根材20に固定されず、前方から笠木4に固定具7を打入することにより固定されるので、屋根材20の形状に影響されることなく、しかも、屋根材20には固定具7が打入されないので、防水性が向上する、という利点がある。
第2の態様は、第1の態様の雨押え換気部材6の施工構造であって、屋根2に設けた屋根材20は、表面に立体形状を有する。
この態様によれば、屋根材20の形状に影響されることなく、固定することができる、という利点がある。
第3の態様は、第1又は第2の態様の雨押え換気部材6の施工構造に使用される雨押え換気部材6であって、ベース部材61と、ベース部材61の上方に配置されるカバー部材62と、を備える。ベース部材61とカバー部材62との間に通気路5が形成される。ベース部材61には、笠木4が収容される収容空間67が形成される。収容空間67の前方に固定片60が形成される。
この態様によれば、屋根2の屋根材20に固定されず、前方から笠木4に固定具7を打入することにより固定されるので、屋根材20の形状に影響されることなく、しかも、屋根材20には固定具7が打入されないので、防水性が向上する、という利点がある。
1 外壁
2 屋根
20 屋根材
3 換気孔
4 笠木
5 通気路
6 雨押え換気部材
60 固定片
61 ベース部材
62 カバー部材
63 邪魔板
67 収容空間
7 固定具
2 屋根
20 屋根材
3 換気孔
4 笠木
5 通気路
6 雨押え換気部材
60 固定片
61 ベース部材
62 カバー部材
63 邪魔板
67 収容空間
7 固定具
Claims (3)
- 外壁と、
前記外壁の前方に設けられた屋根と、
前記外壁と前記屋根との間に設けられた換気孔と、
前記換気孔の上方に配置される笠木と、
通気路を有する雨押え換気部材と、を備え、
前記笠木は、前記換気孔の長手方向の所定位置に少なくとも一つ配置され、
前記雨押え換気部材は、前記換気孔と前記通気路が連通するように配置され、かつ、前記換気孔の上方を全長にわたって覆うように配置され、
前記雨押え換気部材は、前記笠木よりも前方に位置する固定片を有し、
前記固定片は、前方より打入された固定具により前記笠木に固定される、
雨押え換気部材の施工構造。 - 前記屋根に設けた屋根材は、表面に立体形状を有する、
請求項1に記載の雨押え換気部材の施工構造。 - 請求項1又は2に使用される雨押え換気部材であって、
ベース部材と、前記ベース部材の上方に配置されるカバー部材と、を備え、
前記ベース部材と前記カバー部材との間に前記通気路が形成され、
前記ベース部材には、前記笠木が収容される収容空間が形成され、
前記収容空間の前方に前記固定片が形成されている、
雨押え換気部材。
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JP2022012128A Pending JP2023110587A (ja) | 2022-01-28 | 2022-01-28 | 雨押え換気部材及びその施工構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2023110587A (ja) |
-
2022
- 2022-01-28 JP JP2022012128A patent/JP2023110587A/ja active Pending
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