JP2909885B2 - 縦葺き屋根構造 - Google Patents

縦葺き屋根構造

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JP2909885B2 JP5076196A JP5076196A JP2909885B2 JP 2909885 B2 JP2909885 B2 JP 2909885B2 JP 5076196 A JP5076196 A JP 5076196A JP 5076196 A JP5076196 A JP 5076196A JP 2909885 B2 JP2909885 B2 JP 2909885B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建築物の屋根に
施工される縦葺き(縦張り)外装材に、外設部材や納め
部材を設ける際の受具の取り付けを、容易に且つ確実に
行えるようにした縦葺き屋根構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、縦葺き屋根上に雪止め等の外設部
材を取り付ける場合は、実開平1−118528号公報
に示されるように、屋根の縦桟部分(屋根板もしくはカ
バー)に直接釘(ビス)等を打ち込んで固定したり、実
公平3−52329号公報に示されるように、ハゼ部
(縦桟)の外側を金具で挟み、ボルトで締着して取り付
けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の手
法では、次のような問題点を有していた。すなわち、上
記の実開平1−118528号公報では、 1.縦桟に直接釘等を打つため、縦桟内に保釘性が必要
になる。 2.釘孔が屋根面に露出しているため釘孔から雨水が浸
入する(釘が屋根板、カバーを貫通しているため)。 3.釘等を縦桟の横方向から打ち込むため取付作業に手
間が掛かる。 等の問題点を有し、また、上記の実公平3−52329
号公報では、ボルトでの締着強さの調整が難しく、締着
力が弱いと金具が動いたり脱落したりし、逆に締着力が
強いとハゼ部(縦桟)が変形する恐れがあった。さら
に、従来、棟、下り棟等を納めるためには、躯体に直接
固定する型材を用いたり、吊子等の保持部材に型材を取
り付けて行っていた。その結果、上記した雪止め金具等
と棟等の納めに用いる部材(型材)は全く形状が異な
り、部材管理、費用等の面で改善する必要があった。
【0004】この発明は上記に鑑み提案されたもので、
縦葺き屋根に外設部材や納め部材等を設ける場合の受具
を容易且つ確実に取り付け、雨仕舞いの良好な縦葺き屋
根構造を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、左右側縁に立上り部を形
成した縦葺き外装材と、下地上に固定して縦葺き外装材
の立上り部を保持する保持部材と、保持部材及び縦葺き
外装材の立上り部を覆うカバー部材からなる縦葺き屋根
上に雪止め等の外設部材や棟の納め部材等を受具によっ
て設ける縦葺き屋根構造であって、前記保持部材は、上
方に縦葺き外装材の立上り部上方の裏面に臨む傾斜面部
を備え、前記受具は、保持部材の傾斜面部に対応する固
定部と、カバー部材裏面に当接する上面部とを備え、前
記保持部材の傾斜面部に縦葺き外装材の立上り部を載置
し、受具の固定部を取り付け、縦葺き外装材の立上り
部、保持部材および受具をカバー部材で覆ったことを特
徴とするものである。また、請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の発明に加えて、上記受具の上面部が、
カバー部材を貫通して上方に延在する突状片を備えたこ
とを特徴としている。また、請求項3に記載の発明は、
請求項1に記載の発明に加えて、上記受具の上面部が、
カバー部材の裏面に対応するフランジ部を備えたことを
特徴としている。さらに、請求項4に記載の発明は、請
求項1,2または3に記載の発明に加えて、保持部材
が、骨組躯体の母屋1スパン以上の長さからなることを
特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明の縦葺き
屋根構造の断面図、図2は図1の長さ方向における側面
図である。この発明の縦葺き屋根構造は、左右側縁に立
上り部11を形成した縦葺き外装材1と、下地2上に固
定して縦葺き外装材1の立上り部11を保持する保持部
材3と、保持部材3および縦葺き外装材1の立上り部1
1を覆うカバー部材4からなる縦葺き屋根上に雪止め等
の外設部材5や棟の納め部材等を受具6によって設ける
縦葺き屋根構造であって、保持部材3は、上方に縦葺き
外装材1の立上り部11上方の裏面に臨む傾斜面部31
を備え、受具6は、保持部材3の傾斜面部31に対応す
る固定部61と、カバー部材4裏面に当接する上面部6
2とを備え、保持部材3の傾斜面部31に縦葺き外装材
1の立上り部11を載置し、受具6の固定部61を取り
付け、縦葺き外装材1の立上り部11、保持部材3およ
び受具6をカバー部材4で覆ったものである。
【0007】上記の縦葺き外装材1は、表面化粧鋼板、
ラミネート鋼板、メッキ鋼板、ステンレス鋼板、アルミ
合金板、チタン合金板、銅板、真鍮板、鉛板等の公知の
金属素材、炭素繊維積層板、硬質樹脂板等より成形さ
れ、素材厚は特に限定するものではないが、概ね0.4
乃至1.6mm程度であり、予め下地2上に所定間隔で
設置された保持部材3,3間に配設するものであり、図
3に示すように、中央に面板部10を、その左右側縁に
内側立上り部12を有すると共に、内側立上り部12の
外側には排水溝13を介して上記の立上り部11を有し
ている。この立上り部11は、外方に向かって傾斜状に
形成され、中間には、内方に屈曲し、再び外方へ屈曲し
た形状の係合部111が設けられ、上端を内方側から折
り返した構成である。また、面板部10の裏面及び内側
立上り部12の裏面空間には、結露防止及び防音対策
上、ポリエチレンフォーム等の裏貼り材15が添装され
ている。
【0008】上記の下地2は、木造、鉄骨造、コンクリ
ート造等、釘、ビス、アンカー等の固定具が取付可能な
全ての建築躯体を用いることができ、建築躯体上に断熱
その他の必要に応じて敷設する木毛セメント板等のボー
ド類を含む。
【0009】上記の保持部材3は、左右に上向きの起立
片32,32を有し、該起立片32,32の内側に平坦
部分33,33を、さらに内側に上方に向けて隆起部3
4を有する。この隆起部34の頭部は、上述したよう
に、縦葺き外装材1の立上がり部11上方の裏面と接す
る傾斜面部31,31を有している。隆起部34の頭部
左右には楔状の被係合部35,35が形成されている。
また、隆起部34の長さ方向では、その頭部を部分的に
切り欠いて、ここでは図示されていないが下地2への固
定部が形成されている。さらに、起立片32には、外方
へ突起する規制部321が先端に設けられ、内方へ突起
する第二被係合部322が中間に設けられるている。
【0010】この保持部材3は、アルミや硬質樹脂によ
る押出成形品、メッキ鋼板、ステンレス鋼板等のプレス
加工品及びセラミック等よりなり、短尺なピース材であ
っても長尺であっても良い。長尺の場合は、骨組躯体の
母屋1スパン以上の長さとすることで、固定部の設置個
所を複数箇所とすることができ、これにより保持部材3
の取付強度が増し、受具6等を安定した取付強度で取り
付けることができる。骨組躯体の母屋1スパンは、通常
606mm以上であるが、軒や棟についてのみ希に30
0mmや450mmの場合もある。
【0011】上記の受具6は、亜鉛メッキ鋼板、ステン
レス、硬質樹脂等から成り、カバー部材4の裏面に当接
するように頂部から左右下方へ傾斜させた上面部62
と、保持部材3の傾斜面部31,31に対応するように
上面部62からさらに下方へ拡開させて形成した固定部
61,61とを備えている。また、図4および図5に示
すように、その上面部62には、カバー部材4を貫通し
て上方に延在する突状片7を雪止め金具と受具6との間
の接続部材として備え、その上面部62の突状片7取付
部分では、その取付部分から下方に向けて、カバー部材
7の裏面に対応させたフランジ部621を備えている。
フランジ部621を設けることにより、受具6を安定し
て確実に保持部材3とカバー部材4との間に固定できる
ようになる。突状片7は上面部62に一体に形成しても
よいし、別体に形成したものを溶接等で一体的に取り付
けてもよい。この突状片7の一隅には、断面形状が略L
字形状のアングル材51を雪止め金具(外設部材5)と
して横渡しの状態で載置するとともに、このアングル材
51を固定具8で固定する。
【0012】固定具8は、図6に示すように、互いに直
角の上片82と側片83との折り曲げ部分に切り欠き8
1を形成し、上片82の切り欠き81側の端部を他方の
側片83に向けて垂下させ、側片83にはボルト孔8
4,84を穿設したものである。上記のアングル材51
を突状片7の一隅に載置し固定する際には、載置したア
ングル材51を固定具8の切り欠き81で被い、側片8
3と突状片7とをそのボルト孔71,84にボルト8
5,85を貫通させてボルト締めすることにより、上片
82でアングル材51を押圧して固定する。
【0013】カバー部材4は、頂部から左右下方へ傾斜
させた被着部41の左右の端縁を下方へ折下げた縦片部
42を有し、その縦片部42の内側に、縦葺き外装材1
の内側立上り部12を包持する包持凹部46を有し、そ
の包持凹部46の下端を内方へ、続いて下方へ、それぞ
れ鈍角状に折曲した取付部43を有する。カバー部材4
の包持凹部46は、内側立上り部12の裏面側空間12
1に位置する起立片32を間接的に包持している。この
カバー部材4は、基本的には縦葺き外装材1と同一素材
により成形されるが、アルミや硬質樹脂による押出成形
品でも良い。また、その素材厚は、特に限定するもので
はないが、押出成形品の場合、概ね1.2乃至2.5m
m程度である。
【0014】図1および図2に示す縦葺き屋根構造は、
例えば鉄骨造の躯体上に断熱ボードを載置するなどして
形成した下地2上に、所定の間隔で保持部材3を設置
(割り付け)、固定し、横方向に隣接する保持部材3,
3間に、縦葺き外装材1を敷設、固定し、保持部材3を
介して横方向に隣接する縦葺き外装材1,1間に受具6
を冠着、固定し、さらにその受具6に、突状片7に対応
させて貫通口を開けてあるカバー部材4を冠着した構造
である。
【0015】縦葺き外装材1の敷設に際しては、立上り
部11の係合部111と保持部材3の被係合部35とを
弾性的に係合させ、立上り部11の上方部分を保持部材
3の傾斜面部31に沿わせる。さらに受具6の固定部6
1,61を、横方向に隣接する縦葺き外装材1,1の立
上がり部11,11に対応するように上方から臨ませ、
受具6の固定部61に穿設した固着部分(ビス孔)61
1にビスを挿通し、固定部61と、縦葺き外装材1の立
上がり部11と、保持部材3の傾斜面部31とを一体に
ビス止めして受具6を保持部材3側に固定し、さらに上
方からカバー部材4を臨ませて、カバー部材4の被着部
41裏面を受具6の上面部62に当接させるとともに、
カバー部材4の取付部43と縦葺き外装材1の内側立上
り部12とを弾性的に係合保持させて配設する。そし
て、カバー部材4が突状片7を貫通する部分にはシール
材を配しておく。そして、カバー部材4を貫通する突状
片7には、上述したように、アングル材51を固定具8
で固定し、雪止め金具(外設部材5)とする。
【0016】なお、上記の説明では、受具6の上面部6
2をカバー部材4の頂部形状に合わせて斜状に構成した
が、この受具6は、カバー部材4の頂部形状に合わせて
任意に構成することができる。例えば、図7および図8
に示すように、カバー部材4aの断面形状が半円状のも
のであれば、受具6aの上面部62aおよびフランジ部
621aをその半円に合わせて円弧状に構成することが
できる。また、図9に示すように、カバー部材4bの頂
部断面形状が矩形状のものであれば、受具6bの上面部
62bおよびフランジ部621bを、その矩形形状に合
わせてフラットに構成することができる。すなわち、雨
仕舞性能や意匠性を考慮して選定したカバー部材4をそ
のまま使用しても、そのカバー部材4の形状にフレキシ
ブルに対応して受具6を備えることができる。
【0017】また、受具6にフランジ部621を設ける
ようにしたが、図10に示すように、必ずしもフランジ
部621を設ける必要はなく、これにより受具6の軽量
化および低コスト化を図ることができる。なお、図10
において、(A)の受具6cは上面部62cが斜状であ
ってフランジ部がないものを、(B)は上面部62dが
円弧状のものであってフランジ部がないものを、(C)
は上面部62eがフラットであってフランジ部がないも
のを、それぞれ示している。
【0018】さらに、受具6に突状片7を設けるように
したが、突状片7を設けない構成としてもよい。その場
合は、外設部材5や、後述する棟の納め部材は受具6に
直接取り付けるようにする。図11は突状片を設けない
場合の受具の各種態様を示す図である。上述した突状片
付受具6の場合と同様に、カバー部材4の頂部形状にフ
レキシブルに対応して各種態様のものを備えることがで
き、(A)の受具6fは上面部62fが斜状のものを、
(B)の受具6gは上面部62gが円弧状のものを、
(C)の受具6hは上面部62hがフラットのものを、
それぞれ示している。
【0019】また、縦葺き外装材1に内側立上り部12
を設けたが、内側立上り部12を設けない構成とするこ
ともできる。その場合の縦葺き外装材11と保持部材3
と受具6とカバー部材4との組み合わせ例を図12に示
す。この組み合わせ例では、縦葺き外装材1は、図3に
示す内側立上がり部12および排水溝13が設けられな
い構成で、面板部10から立上がり部11が直接形成し
てあり、保持部材3は、図1に示す起立片32が設けら
れない構成であり、受具6はフランジ部621が設けら
れない構成であり、カバー部材4は、被着部41の下端
に内側へ略く字状に折曲された取付部43,43が設け
られた構成である。なお、受具6は、上述したように、
カバー部材4の頂部形状に合わせて任意に構成すること
ができ、フランジ部を設けるようにしてもよい。
【0020】また、上記の説明では、受具6の固定部6
1と、縦葺き外装材1の立上がり部11と、保持部材3
の傾斜面部31とを一体にビス止めするように構成した
が、一体にビス止めする構成をとらなくてもよい。その
場合の一例としては、縦葺き外装材1の立上がり部11
の、係合部111から上方の部分を短く形成し、その上
方の部分を保持部材3の傾斜面部31と受具6の固定部
61とで挟み込み、傾斜面部31と固定部61のみを一
体にビス止めするようにした構成がある。
【0021】上述したように、この実施形態では、保持
部材3の頭部に傾斜面部31を形成し、傾斜面部31に
受具6を固定するので、受具6の固定をほぼ上方からの
作業で行うことができ、固定作業を容易かつ確実に行う
ことができる。
【0022】また、受具6を保持部材3に固定し、固着
部分(ビス孔)611上にカバー部材4を配するため、
ビス孔611が直接屋根面に露出することがなく、雨仕
舞いに優れた縦葺き屋根構造とすることができる。
【0023】万が一、雨水が浸入しても、保持部材3の
固定部31を傾斜面としたことで雨水は縦葺き外装材1
の立上がり部11に沿って排水溝13に流下するので、
速やかに排出することができる。
【0024】また、受具6を保持部材3に固定するた
め、従来のように、外設部材5の取り付けが、縦葺き外
装材1の敷設作業と別工程にならず、縦葺き外装材1の
敷設作業に沿って行えるため、作業性を向上させること
ができる。
【0025】さらに、受具6の固着を縦葺き外装材1の
敷設作業に沿って行えるため、受具6の取付対象である
保持部材3の位置を目視しながら正確に行うことができ
る。
【0026】また、外設部材5の取付対象である受具6
の突状片7が屋根上に突設されるので、従来のように、
取付位置を確認する必要が無く作業性を向上させること
ができる。なお、従来技術の場合、縦葺き外装材の敷設
後に外設部材を取り付けるという作業工程から、外設部
材の取り付け時に縦桟内が目視できないため、雪止め金
具等の固定位置(保持部材等が在る場所)を確認しなけ
ればならず手間が掛かっていた。
【0027】さらに、外設部材5を突状片7に取付ける
ことができるので、従来のように、外設部材5を縦葺き
外装材1あるいはカバー部材4等に直接固定する必要が
無いため、縦葺き外装材1の破損等を防ぐことができ、
取付強度等のバラツキをなくして外設部材5を確実に取
り付けることができる。
【0028】次に、この発明の他の実施形態を図13を
用いて説明する。図13は棟の納め部材を受具によって
設けたときの縦葺き屋根構造を概略的に示す図である。
図において、縦葺き屋根の棟100には、躯体18上の
下地2に、保持部材3が棟100の頂部101から両側
の軒先に向けて載置してあるとともに、ボルト30によ
って躯体18および下地2と一体に固着してある。
【0029】この頂部101を挟んで相対している保持
部材3の各々には、縦葺き外装材1の立上がり部11と
ともに受具6が一体に固着してあり、またカバー部材4
が、受具6の上面部分62およびフランジ部621に相
当する部分を切り欠いだ状態で冠着してあり、さらに双
方のカバー部材4にわたして、棟100の納め部材9が
設けてある。この納め部材9は、頂部90の両側に連続
する凹面92と凸面91とを有し、その凹面9を受具6
のフランジ部621にビス等で固着することにより、納
め部材9を保持部材3に一体に固定する。なお、凹面9
2は、フランジ部621に対応する形状を有し、フラン
ジ部621の面にフィットするようになっている。この
納め部材9には棟化粧板19を冠着し、棟化粧板19の
両端を納め部材9に固定する。また、図中、102,1
02は棟面戸、103,103は止水面戸である。
【0030】上記の説明では、受具6と、縦葺き外装材
1の立上がり部11と、保持部材3とを一体に固着する
構成としたが、一体に固着する構成を必ずしもとらなく
てもよい。例えば、止水面戸103を設けることで、縦
葺き外装材1の棟側端部を頂部101まで延設しない場
合があり、そのような場合は、止水面戸103より棟側
に位置する受具6の固定部61が保持部材3に固着され
る。
【0031】このように、納め部材9を受具6を介して
縦葺き屋根の棟100に設けるようにしたので、上述し
た外設部材5を受具6によって設ける場合と同様に、納
め部材9を設ける際の作業性の向上や確実な取付性、優
れた雨仕舞い性能等の諸効果を奏することができるとと
もに、この実施形態では、納め部材9を突状片にでなく
受具6に直接固着するが、その場合受具6に形成したフ
ランジ部621に納め部材9をフィットさせビス等で固
着するようにしたので、ビス等の固着具の保釘性を向上
させることができる。
【0032】以上、この発明を図面の実施の形態に基づ
いて説明したが、この発明は上記の各実施形態に限定さ
れるものではなく、特許請求の範囲に記載の構成を変更
しない限りどのようにでも実施することができる。例え
ば、上記の実施形態では、外設部材5を雪止め金具とし
て説明したが、他の用途の外設部材、例えば避雷針、ア
ンテナ、ソーラーシステム(太陽電池、太陽熱集熱器、
温水器等)等の外設部材として構成してもよい。また、
雪止め金具(外設部材5)を突状片7を介して受具6に
取り付けるようにしたが、受具6に直接取り付けるよう
に構成してもよい。さらに、棟100の納め部材9を直
接、受具6に取り付けるようにしたが、突状片7を介し
て受具6に取り付けるように構成してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の縦葺き
屋根構造によれば、保持部材に傾斜面部を形成し、傾斜
面部に受具を固定するので、受具の固定をほぼ上方から
の作業で行うことができ、固定作業を容易かつ確実に行
うことができる。
【0034】また、受具を保持部材に固定し、固着部分
上にカバー部材を配するため、固着部分が直接屋根面に
露出することがなく、雨仕舞いに優れた縦葺き屋根構造
とすることができる。
【0035】万が一、雨水が浸入しても、保持部材の固
定部を傾斜面としたことで雨水は縦葺き外装材上に流下
するので、速やかに排出することができる。
【0036】また、受具を保持部材に固定するため、従
来のように、外設部材等の取り付けが、縦葺き外装材の
敷設作業と別工程にならず、縦葺き外装材の敷設作業に
沿って行えるため、作業性を向上させることができる。
【0037】さらに、受具の固着を縦葺き外装材の敷設
作業に沿って行えるため、受具の取付対象である保持部
材の位置を目視しながら正確に行うことができる。
【0038】また、外設部材の取付対象である受具の突
状片が屋根上に突設されるので、従来のように、取付位
置を確認する必要が無く作業性を向上させることができ
る。
【0039】さらに、外設部材を突状片に取付けること
ができるので、従来のように、外設部材を縦葺き外装材
あるいはカバー部材等に直接固定する必要が無いため、
縦葺き外装材の破損等を防ぐことができ、取付強度等の
バラツキをなくして外設部材等を確実に取り付けること
ができる。
【0040】また、納め部材を受具に固着する際に、カ
バー部材の裏面に沿う形で形成したフランジ部にビス等
の固着具で固着するようにしたので、固着具の保釘性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の縦葺き屋根構造の断面図である。
【図2】図1の長さ方向における側面図である。
【図3】縦葺き外装材を示す断面図である。
【図4】受具の構成を示す斜視図である。
【図5】受具の構成を示す断面図である。
【図6】固定具の構成を示す斜視図である。
【図7】カバー部材の形状に合わせて形成した各種態様
の受具を示す図である。
【図8】図7での受具と突状片の構成を示す断面図であ
る。
【図9】カバー部材の形状に合わせて形成した受具を示
す図である。
【図10】フランジ部を設けない場合の受具の構成を示
す図である。
【図11】突状片を設けない場合の受具の各種態様を示
す断面図である。
【図12】内側立上り部を形成しない縦葺き外装材を用
いた場合の縦葺き屋根構造を概略的に示す図である。
【図13】棟の納め部材を受具によって設けたときの縦
葺き屋根構造を概略的に示す図である。
【符号の説明】
1 縦葺き外装材 11 立上がり部 111 係合部 12 内側立上がり部 13 排水溝 2 下地 3 保持部材 31 傾斜面部 32 起立片 33 平坦部 34 隆起部 35 被係合部 322 第二被係合部 4,4a,4b カバー部材 41 被着部 42 縦片部 43 取付部 5 外設部材 51 アングル材 6,6a,6b,6c,6d,6e,6f,6g,6h
受具 61 固定部 611 固着部分(ビス孔) 62,62a,62b,62c,62d,62e,62
f,62g,62h上面部 621,621a,621b,621f,621g,6
21h フランジ部 7 突状片 8 固定具 81 切り欠き

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右側縁に立上り部を形成した縦葺き外
    装材と、下地上に固定して縦葺き外装材の立上り部を保
    持する保持部材と、保持部材及び縦葺き外装材の立上り
    部を覆うカバー部材からなる縦葺き屋根上に雪止め等の
    外設部材や棟の納め部材等を受具によって設ける縦葺き
    屋根構造であって、 前記保持部材は、上方に縦葺き外装材の立上り部上方の
    裏面に臨む傾斜面部を備え、 前記受具は、保持部材の傾斜面部に対応する固定部と、
    カバー部材裏面に当接する上面部とを備え、 前記保持部材の傾斜面部に縦葺き外装材の立上り部を載
    置し、受具の固定部を取り付け、縦葺き外装材の立上り
    部、保持部材および受具をカバー部材で覆ったことを特
    徴とする縦葺き屋根構造。
  2. 【請求項2】 受具の上面部は、カバー部材を貫通して
    上方に延在する突状片を備えたことを特徴とする請求項
    1に記載の縦葺き屋根構造。
  3. 【請求項3】 受具の上面部は、カバー部材の裏面に対
    応するフランジ部を備えたことを特徴とする請求項1に
    記載の縦葺き屋根構造。
  4. 【請求項4】 保持部材は、骨組躯体の母屋1スパン以
    上の長さからなることを特徴とする請求項1または2ま
    たは3に記載の縦葺き屋根構造。
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