JP4042850B2 - 耐震、耐風雨用の本葺き瓦 - Google Patents

耐震、耐風雨用の本葺き瓦 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、耐震、耐風雨用の本葺き瓦に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の耐震、耐風雨用の本葺き瓦(擬似本葺き瓦である。以下、本葺き瓦とする)は、水返し突条を有する平板瓦部と、玉口部を有する丸瓦部とで構成される。この本葺き瓦の葺き上げ(葺設)は、下側(軒側)に葺設かつ釘打ちした本葺き瓦の平板瓦部の尻側と、玉口部に、上側(棟側)に葺設した本葺き瓦の平板瓦部の頭側と、丸瓦部の頭側が、それぞれ重ね葺きされるとともに、下側の丸瓦部の尻側の端面は、上側の頭側の端面に当接される構造である。この釘打ち、重ね葺き、及び当接とによる構成を介して耐震、耐風雨効果を意図する。しかし、この釘打ち、重ね葺き、及び当接構造による耐震、耐風雨効果では、業界及び施主にとって十分とは到底云えないのが現状である。
【0003】
そこで、従来の問題解決の一環として、文献(1)〜(4)を参照してさらに言及する。文献(1)は、実開平1−82218号の耐風用屋根瓦であり、内容は、丸瓦部の頭側端部に凸部を、また尻側の端面に凹部を形成し、この凹凸部を利用して上下側の屋根瓦相互間を、緊締する構造(ズレ防止と、耐震、耐風雨効果を図ること)である。文献(2)は、特開平11−22112号の本瓦葺屋根構造であり、丸瓦の丸瓦本体の頭側と、尻側の端面に、凹凸を形成し、この凹凸の嵌合を利用して上下側の本瓦の相互間を、緊締する構造である。また文献(3)は、特開2002−13250の耐震、耐風雨用の軽量本葺き瓦であり、内容は、平瓦部の表面に、尻棧隅部から差込み頭隅部に亘って設けた水返し突条と、この水返し突条の尻側及び差込み側に併設した内部表側水返し突条部と、また当該内部表側水返し突条の尻側に併設した係止突部とを設けた構成であり、係止突部と他の本葺き瓦の頭側との係止、及び丸瓦部の尻側の端面と他の本葺き瓦の丸瓦部の頭側との係止とを介して耐震、耐風雨効果を図る構造である。尚、文献(4)は、特開2000−54566の防水瓦(和形瓦)であり、内容は、瓦本体の表面に、尻棧隅部から差込み頭隅部に亘って設けた水返し突条と、この水返し突条の尻側及び差込み側に併設した内部表側水返し突条部と、また当該内部表側水返し突条の尻側に併設した係止突部とを設けた構成であり、内部表側水返し突条部と他の防水瓦の頭側との係止、及び差込み側の内部水返し突条部と隣接する防水瓦の断面円弧状の被せ部との係止とを介して耐震、耐風雨効果を図る構造である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
文献(1)、(2)は、丸瓦部(丸瓦)の凸部と、その尻側の凹部とを係止した構造である。この丸瓦部による上下側の屋根瓦(本瓦)相互間の耐震、耐風雨効果では、当該屋根瓦の全体の耐震、耐風雨効果は、到底期待できないと考えられる。何故ならば、この震動、又は風雨は、丸瓦部のみでなく、屋根瓦の全体に掛るものであり、しかも屋根瓦で、最も震動、又は風雨の影響を受けるが平板瓦部であること、等が理由である。
【0005】
また文献(3)、(4)は、本葺き瓦(防水瓦)の表面に、その尻側及び差込み側に併設した内部表側水返し突条部と、また当該内部表側水返し突条の尻側に併設した係止突部とを設けた構成であり、上下側及び/又は隣接する本葺き瓦相互間の係止を利用して耐震、耐風雨効果を図る構造である。しかし、この文献(3)、(4)の構成では、平板瓦部(瓦本体)の衝止関係であり、ズレ防止と、風雨の浸入防止の範囲に留まり、到底、耐震、耐風雨効果を図るには、十分でないものと考えられる。何故ならば、この震動、又は風雨は、衝止関係でなく、少なくとも係止(嵌合)関係が必要となるからである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、本葺き瓦全体で耐震、耐風雨効果を発揮できる構造を提供すること、殊に、平板瓦部と丸瓦部との双方による嵌合関係を採用して、耐震、耐風雨効果を発揮すること、又は本葺き瓦の表側水返し突条の差込み側に併設した差込み表側内部水返し突条部と、隣接する本葺き瓦の丸瓦部の面戸端部との係止を利用して、地割の確実性、容易性、又は変更可能とした本葺き瓦の提供すること、等を意図する。
【0007】
請求項1は、平板瓦部の表面に、尻棧隅部から差込み頭隅部に亘って設けた表側水返し突条と、この表側水返し突条の差込み側に併設した差込み表側内部水返し突条部と、また当該表側水返し突条の尻側に併設した少なくとも一段の尻表側内部水返し突条部、及びこの尻表側内部水返し突条部に併設した内部表側水返し突条とを設け、またこの平板瓦部の裏面に設けた頭裏側水返し突条の裏側嵌合溝と、この頭裏側水返し突条の内側に内部裏側嵌合溝とを設け、また当該平板瓦部に併設した玉口部を有する丸瓦部と、この丸瓦部の頭側に設けた第1係止部と、当該丸瓦部の尻側に設けた第2係止部とで構成した耐震、耐風雨用の本葺き瓦であって、前記差込み表側内部水返し突条部の内側端面は、前記表側水返し突条の差込み側(差込み表側水返し突条部)の内側端面と同じ位置関係を維持し、隣接瓦の面戸部との衝止を図り、本葺き瓦のズレ防止、位置決め、葺合せの容易化を図ることを特徴とした耐震、耐風雨用の本葺き瓦である。
【0008】
請求項2の発明は、本葺き瓦全体で耐震、耐風雨効果を発揮できる構造を提供すること、殊に、平板瓦部の二重の嵌合関係と、この二重の嵌合関係と丸瓦部とによる双方の嵌合関係とを採用して、耐震、耐風雨効果を、最大限に発揮すること、又は本葺き瓦の表側水返し突条の差込み側に併設した差込み表側内部水返し突条部と、隣接する本葺き瓦の丸瓦部の面戸端部との係止を利用して、地割の確実性、容易性、又は変更可能とした本葺き瓦の提供を意図する。また二重の嵌合関係と、双方の嵌合関係、及び差込み表側内部水返し突条部と、隣接する本葺き瓦の丸瓦部の面戸端部との係止を利用し、雨仕舞がよく、また葺き上げ操作が容易で、かつ葺き上げの美観又は質感の向上が図れ、しかも堅牢な本葺き屋根の構築ができる本葺き瓦の提供を意図する。
【0009】
請求項2は、平板瓦部の表面に、尻棧隅部から差込み頭隅部に亘って設けた表側水返し突条と、この表側水返し突条の差込み側に併設した差込み表側内部水返し突条部と、また当該表側水返し突条の尻側に併設した少なくとも一段の尻表側内部水返し突条部、及びこの尻表側内部水返し突条部に併設した内部表側水返し突条と、この内部表側水返し突条に併設して表側嵌合溝を設け、またこの平板瓦部の裏面に、頭側に設けた頭裏側水返し突条と、この頭裏側水返し突条の下側の裏側係止突条と、この裏側係止突条に併設した頭裏側嵌合溝と、当該頭裏側水返し突条の内側に内部裏側嵌合溝とを設け、また当該平板瓦部に併設した玉口部を有する丸瓦部と、この丸瓦部の頭側に設けた第1係止部と、当該丸瓦部の尻側に設けた第2係止部とで構成した耐震、耐風雨用の本葺き瓦であって、前記差込み表側内部水返し突条部の内側端面は、前記表側水返し突条の差込み側(差込み表側水返し突条部)の内側端面と同じ位置関係を維持し、隣接瓦の面戸部との衝止を図り、本葺き瓦のズレ防止、位置決め、葺合せの容易化を図ることを特徴とした耐震、耐風雨用の本葺き瓦である。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1の目的を達成するのに最適な丸瓦部の第1係止部と、当該丸瓦部の第2係止部とを提供する。
【0011】
請求項3は、請求項1又は請求項2の第1係止部は、丸瓦部の頭側より突出した突起で、前記第2係止部は、丸瓦部の尻側より陥没した窪みで構成した耐震、耐風雨用の本葺き瓦である。
【0012】
請求項4の発明は、請求項1の目的を達成するのに最適な丸瓦部の第1係止部と、当該丸瓦部の第2係止部とを提供する。
【0013】
請求項4は、請求項1又は請求項2の第1係止部は、丸瓦部の頭側より陥没した窪みで、前記第2係止部は、丸瓦部の尻側より突出した突起で構成した耐震、耐風雨用の本葺き瓦である。
【0014】
請求項5の発明は、請求項1の目的を達成するとともに、平板瓦部の葺き合わせ部を浸入する(遡上する)風雨を確実に防止し、かつ少なくとも耐風雨効果を発揮できる本葺き瓦を提供する。
【0015】
請求項5は、請求項1又は請求項2の丸瓦部の尻側の端面は、差込み表側内部水返し突条部の尻側の端面に位置する構成した耐震、耐風雨用の本葺き瓦である。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の態様を説明すると、
1.) 図1〜図6の例では、屋根地の横棧に、下側の本葺き瓦(瓦とする)の裏面の引掛けを係止し、かつ釘止めして葺き上げる。この下側の瓦の尻側に、上側(屋根の勾配方向:軒先方向)の瓦の頭側を重ね合せるように葺き上げる。この際、図5の如く、下側の瓦の表面に設けた尻表側水返し突条(尻表側水返し突条とは、尻側の表面の水返し突条を示す。以下同じ)に、上側の瓦の裏面に設けた内部裏側嵌合溝(内部裏側嵌合溝とは、裏面の内部の嵌合溝を示す。以下同じ)を、また下側の瓦の表面に設けた内部表側水返し突条に、上側の瓦の裏面に設けた頭裏側嵌合溝を、それぞれ嵌合する。この二箇所の嵌合関係は、当該上下側の瓦のズレ防止と、耐震・耐風雨効果が期待できる。またこの嵌合関係は、瓦の葺き上げの容易化、簡略化が図れ、かつ葺き上げの正確性(正確な位置決め)、葺き上げの美観確保等の効果が期待できる。尚、耐風雨効果は、主として下側の頭裏側嵌合溝と、上側の内部表側水返し突条との嵌合により可能となる。また頭側の頭垂れに面取り部を形成した場合には、この面取り部が、頭側に向って遡上する風雨を、上方に向う遡上を阻止し、耐風雨効果の一助となる。
【0017】
そして、この面取り部は、雨水、雪等の誘導と、暴風時にも前述の効果は期待できること、又は一層前記効果が期待できる。以上のような効果が期待できることは、例えば、屋根勾配の緩やかな葺設でも可能であり、しかも前述の効果と、略同じ効果が期待できる。即ち、屋根勾配の緩やかな葺設においても、防災瓦となり得る。またこの面取り部は、本葺き瓦等の厚みのカムフラージュに役立て得る。
【0018】
一方、前記下側の瓦の差込み側に、隣接する(勾配方向に交差する方向:棟方向)側の瓦(隣接瓦)の丸瓦部(棧山側)を重ね合せるように葺き上げる。この際、図6の如く、下側の瓦の表面に設けた差込み表側水返し突条及び差込み表側内部水返し突条部の上に、隣接瓦の丸瓦部を重ね葺きする。そして、この下側の差込み表側内部水返し突条部は、隣接瓦の面戸部の基点(ガイド)として役立ち、地割の目安となる。またこの差込み表側内部水返し突条部と面戸部との添接関係の重なりは、耐震、耐風雨効果と、軒方向の瓦ズレ防止が期待できる。またこの添接関係は、瓦の葺き上げの容易化、簡略化が図れ、かつ葺き上げの正確性、葺き上げの美観確保等の効果が期待できる。
【0019】
また丸瓦部には、その頭側の端面に第1係止部を、またその尻側の端面には第2係止部を、それぞれ設け、下側の瓦の第2係止部(突起)に、上側の瓦の第1係止部(窪み)が嵌込む(嵌込み関係)構成であり、この嵌込み関係は、前記の嵌合関係との相乗効果が期待できる。また耐震、耐風雨効果と、棟方向の瓦ズレ防止が期待できる。またこの嵌込み関係は、瓦の葺き上げの容易化、簡略化が図れ、かつ葺き上げの正確性、葺き上げの美観確保等の効果が期待できる。
【0020】
尚、玉口部に(尻棧山の切込みに隣接して)設けた略方形状の表側膨出部は、上下側の瓦を葺き上げた際に、図示しない斜め上側の瓦の頭差込側の挿入用のスペースを構成する。従って、この部位で相互に関連する四枚の瓦の整然とした葺き上げが確保されること、又は前述の耐震、耐風雨効果と、略屋根の全方向の瓦ズレ防止が期待できる。またこの関係は、瓦の葺き上げの容易化、簡略化が図れ、かつ葺き上げの正確性、葺き上げの美観確保等の効果が期待できる。
2.) また図7、図8の例では、屋根地の横棧に、下側の瓦の裏面に設けた引掛けを係止し、かつ釘止めして葺き上げる。この下側の瓦の尻側に、上側の瓦の頭側を重ね合せるように葺き上げる。この際、図8の如く、下側の瓦の表面に設けた尻表側水返し突条に、上側の瓦の裏面に設けた内部裏側嵌合溝を、これと同時に表側嵌合溝に上側の頭裏側水返し突条に設けた裏側係止突条を、そして、下側の瓦の表面に設けた内部表側水返し突条に、上側の瓦の裏面に設けた頭裏側嵌合溝を、それぞれ嵌合する。この三箇所の嵌合関係は、当該上下側の瓦のズレ防止と、耐震・耐風雨効果が、大いに期待できる。またこの嵌合関係は、瓦の葺き上げの容易化、簡略化が図れ、かつ葺き上げの正確性、葺き上げの美観確保等の効果が、大いに期待できる。尚、耐風雨効果は、主として下側の頭裏側嵌合溝と、上側の内部表側水返し突条との嵌合により可能となる。また頭側の頭垂れに面取り部を形成した場合には、この面取り部が、頭側に向って遡上する風雨を、上方に向う遡上を阻止し、耐風雨効果の大きな一助となる。そして、他の構成、この構成による葺き上げ、効果等は前述の図1〜図6の例に準ずる。
3.) 図9、図10の例は、前記図1〜図6の例における丸瓦部の頭側の端面に第1係止部と、その尻側の端面には第2係止部との他の例であり、下側の瓦の第2係止部(窪み)に、上側の瓦の第1係止部(突起)が嵌込む(嵌込み関係)構成であり、この嵌込み関係は、前記図1〜図6の例に準ずる。
4.) 図11〜図13の例は、袖瓦に、本発明の構成を採用した一例である。この一例における構成と、この構成による葺き上げ、効果等は前述の図1〜図9の例に準ずる。
5.) 図14〜図16の例は、角袖瓦に、本発明の構成を採用した一例である。この一例における構成と、この構成による葺き上げ、効果等は前述の図1〜図9の例に準ずる。
6.) 図17〜図19の例は、軒先瓦に、本発明の構成を採用した一例である。この一例における構成と、この構成による葺き上げ、効果等は前述の図1〜図9の例に準ずる。
7.) また図20〜図23の例は、袖丸の頭側の端面に第1係止部と、その尻側の端面には第2係止部との他の例であり、下側の瓦の第2係止部(突起)に、図示しない上側の瓦の第1係止部(窪み)が嵌込む(嵌込み関係)構成であり、この嵌込み関係は、前記図1〜図6の例に準ずる。また図9の例も可能である。
8.) さらに図24〜図27の例は、軒巴の頭側の端面に第1係止部と、その尻側の端面には第2係止部との他の例であり、下側の瓦の第2係止部(突起)に、図示しない上側の瓦の第1係止部(窪み)が嵌込む構成(嵌込み関係)であり、この嵌込み関係は、前記図1〜図6の例に準ずる。また図9の例も可能である。
【0021】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を説明する。
1.) 図1〜図6の例を説明する。図中1は瓦(本葺き瓦)であり、この瓦1は、略曲面状を呈する平板瓦部2と、平板瓦部2に併設した玉口部3を有する略半円弧状を呈する丸瓦部4とで構成される。この平板瓦部2の表側2aは、次の構成となっている。:尻棧隅部1イから差込み頭隅部1ロに亘って設けた表側水返し突条200と、:この表側水返し突条200の差込み側1−3(差込み表側水返し突条部201)に併設した差込み表側内部水返し突条部202と、:また表側水返し突条200の尻側1−2(瓦1の尻側1−2)には段落し部203を経由して併設した少なくとも一段の端面視して略三角形状を呈する(尻側1−2に向って傾斜面となる)尻表側内部水返し突条部204と、:この尻表側内部水返し突条部204に併設した内部表側水返し突条205とを設ける。図中5は釘孔、6は表側膨出部、7は差込み頭隅部1ロに設けた切込み、8は尻棧隅部1イに設けた切込み、また9は瓦1(平板瓦部2及び/又は丸瓦部4)の頭側1−1に設けた面取り部を示す。尚、1−4は瓦1の棧山側を示す。前記差込み表側水返し突条部201と差込み表側内部水返し突条部202との間には、雨水の流れを確保する隙間206を設ける。またこの差込み表側内部水返し突条部202の尻側の端面202aは、丸瓦部4の尻側の端面(後述する)と、同じ位置関係となり、上側の瓦1’の頭側1’−1が衝止し、ズレ防止、位置決め、葺合せの容易化等が図れる。そして、この差込み表側内部水返し突条部202の内側端面202bは、差込み表側水返し突条部201の内側端面201aと同じ位置関係を維持し、隣接瓦1”の面戸部(後述する)との衝止に役立てること、又はズレ防止、位置決め、葺合せの容易化等が図れる。
【0022】
この平板瓦部2の裏面2bは、次の構成となっている。:頭側1−1の裏面に設けた頭裏側水返し突条10と、:この頭裏側水返し突条10に設けた頭裏側嵌合溝11と、:この頭裏側水返し突条10の内側に設けた内部裏側嵌合溝12とを設ける。尚、13は裏面2bに設けた引掛けである。
【0023】
従って、この例では、内部表側水返し突条205と、頭裏側嵌合溝11との嵌合と、内部表側水返し突条205と、内部裏側嵌合溝12との嵌合との二箇所の嵌合関係が図れる。この特徴は、前述の例「発明の実施の態様」の如くである。
【0024】
また平板瓦部1には玉口部3を有する丸瓦部4が併設されており、この丸瓦部4の頭側の端面4aには第1係止部14を、また丸瓦部4の尻側の端面4bには第2係止部15をそれぞれ形成する。そして、この例では、が窪み、第2係止部15が突起である。尚、1−5は丸瓦部4の棧山側1−4の端に設けた面戸部である。
【0025】
図中Aは屋根地、Bは横棧であり、この屋根地Aには引掛け13を添接する。また横棧Bには引掛け13を係止する。
2.) 図7、図8の例を説明する。主要部は、前述の図1〜図6の例に準ずるので、この例の特徴を説明する。この平板瓦部2の表側2aに設けた内部表側水返し突条205に併設して表側嵌合溝207を設け、また当該平板瓦部2の裏面2bの頭側1−1に設けた頭裏側水返し突条10に、この頭裏側水返し突条10を延設した裏側係止突条1000を設ける。従って、この例では、前述の図1〜図6の例に、さらに表側嵌合溝207と裏側係止突条1000との嵌合関係が図れる。その特徴は、前述の例「発明の実施の態様」の如くである。
3.) 図9、図10の例を説明する。主要部は、前述の図1〜図6(又は図7、図8)の例に準ずるので、この例の特徴を説明する。この例は、第1係止部14は突起で、第2の係止部15が窪みである。尚、この第1係止部14と、第2の係止部15との幅は、限定されないが、製造面、欠け防止、耐震効果等を考慮して決定する。また前記効果と、葺き合せ、葺替えの容易化等を配慮して、嵌合せに余裕を与える。
4.) 図11〜図13の例は、袖瓦(瓦1)に、本発明の構成を採用した一例である。この一例における構成と、この構成による葺き上げ、効果等は、前述の図1〜図6、また図7、図8、又は図9の例に準ずる。尚、図面は、図1〜図6の例を示す。図中1−5’は袖垂れ部を示す。そして、この例では丸瓦部4の頭側の端面4aは、平板瓦部2の頭側1−1の端面より突出する構成となっている。
5.) 図14〜図16の例は、角袖瓦(瓦1)に、本発明の構成を採用した一例である。この一例における構成と、この構成による葺き上げ、効果等は、前述の図1〜図6、また図7、図8、又は図9の例に準ずる。尚、図面は、図1〜図6の例を示す。但し、面取り部9は原則として設けない。図中1−6は万十、1−7は、図示しない樋用の切込みを示す。この例では丸瓦部4の頭側の端面4aは、平板瓦部2の頭側1−1の端面より突出(万十1−6の寸法の突出)する構成となっている。
6.) 図17〜図19の例は、軒先瓦(瓦1)に、本発明の構成を採用した一例である。この一例における構成と、この構成による葺き上げ、効果等は、前述の図1〜図6、また図7、図8、又は図9の例に準ずる。尚、図面は、図1〜図6の例を示す。但し、面取り部9は原則として設けない。図中1−6は万十を示す。この例では丸瓦部4の頭側の端面4aは、平板瓦部2の頭側1−1の端面より突出(万十1−6の寸法の突出)する構成となっている。
7.) また図20〜図23の例は、袖丸(瓦1)の頭側の端面4aに第1係止部14を、その尻側の端面4bには第2係止部15をそれぞれ設けた他の例であり、下側の瓦の第2係止部(突起)に、図示しない上側の瓦の第1係止部(窪み)が嵌込む(嵌込み関係)構成であり、この嵌込み関係は、前記図1〜図6の例に準ずる。また図9の例も可能である。
8.) さらに図24〜図27の例は、軒巴(瓦1)の頭側の端面4aに第1係止部14を、その尻側の端面4bには第2係止部15をそれぞれ設けた他の例であり、下側の瓦の第2係止部(突起)に、図示しない上側の瓦の第1係止部(窪み)が嵌込む構成(嵌込み関係)であり、この嵌込み関係は、前記図1〜図6の例に準ずる。また図9の例も可能である。
【0026】
【発明の効果】
請求項1の発明は、平板瓦部の表面に、尻棧隅部から差込み頭隅部に亘って設けた表側水返し突条と、表側水返し突条の差込み側に併設した差込み表側内部水返し突条部と、また表側水返し突条の尻側に併設した少なくとも一段の尻表側内部水返し突条部、及び尻表側内部水返し突条部に併設した内部表側水返し突条とを設け、また平板瓦部の裏面に設けた頭裏側水返し突条の裏側嵌合溝と、頭裏側水返し突条の内側に内部裏側嵌合溝とを設け、また平板瓦部に併設した玉口部を有する丸瓦部と、丸瓦部の頭側に設けた第1係止部と、丸瓦部の尻側に設けた第2係止部とで構成した耐震、耐風雨用の本葺き瓦であって、差込み表側内部水返し突条部の内側端面は、表側水返し突条の差込み側(差込み表側水返し突条部)の内側端面と同じ位置関係を維持し、隣接瓦の面戸部との衝止を図り、本葺き瓦のズレ防止、位置決め、葺合せの容易化を図ることを特徴とした耐震、耐風雨用の本葺き瓦である。
【0027】
従って、請求項1は、瓦全体で耐震、耐風雨効果を発揮できる構造を提供できること、殊に、平板瓦部と丸瓦部との双方による嵌合関係を採用して、耐震、耐風雨効果を発揮できること、又は瓦の表側水返し突条の差込み側に併設した差込み表側内部水返し突条部と、隣接する瓦の丸瓦部の面戸端部との係止を利用して、地割の確実性、容易性、又は変更可能とした瓦を提供できること、等の特徴がある。
【0028】
請求項2の発明は、平板瓦部の表面に、尻棧隅部から差込み頭隅部に亘って設けた表側水返し突条と、表側水返し突条の差込み側に併設した差込み表側内部水返し突条部と、また表側水返し突条の尻側に併設した少なくとも一段の尻表側内部水返し突条部、及び尻表側内部水返し突条部に併設した内部表側水返し突条と、内部表側水返し突条に併設して表側嵌合溝を設け、また平板瓦部の裏面に、頭側に設けた頭裏側水返し突条と、頭裏側水返し突条の下側の裏側係止突条と、裏側係止突条に併設した頭裏側嵌合溝と、頭裏側水返し突条の内側に内部裏側嵌合溝とを設け、また平板瓦部に併設した玉口部を有する丸瓦部と、丸瓦部の頭側に設けた第1係止部と、丸瓦部の尻側に設けた第2係止部とで構成した耐震、耐風雨用の本葺き瓦であって、差込み表側内部水返し突条部の内側端面は、表側水返し突条の差込み側(差込み表側水返し突条部)の内側端面と同じ位置関係を維持し、隣接瓦の面戸部との衝止を図り、本葺き瓦のズレ防止、位置決め、葺合せの容易化を図ることを特徴とした耐震、耐風雨用の本葺き瓦である。
【0029】
従って、請求項2は、瓦全体で耐震、耐風雨効果を発揮できる構造を提供できること、殊に、平板瓦部の二重の嵌合関係と、この二重の嵌合関係と丸瓦部とによる双方の嵌合関係とを採用して、耐震、耐風雨効果を、最大限に発揮できること、又は瓦の表側水返し突条の差込み側に併設した差込み表側内部水返し突条部と、隣接する本葺き瓦の丸瓦部の面戸端部との係止を利用して、地割の確実性、容易性、又は変更可能とした瓦を提供できること、等の特徴がある。また二重の嵌合関係と、双方の嵌合関係、及び差込み表側内部水返し突条部と、隣接する瓦の丸瓦部の面戸端部との係止を利用し、雨仕舞がよく、また葺き上げ操作が容易で、かつ葺き上げの美観又は質感の向上が図れ、しかも堅牢な本葺き屋根の構築ができる瓦を提供できる。
【0030】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の第1係止部は、丸瓦部の頭側より突出した突起で、前記第2係止部は、丸瓦部の尻側より陥没した窪みで構成した耐震、耐風雨用の瓦である。
【0031】
従って、請求項3は、請求項1の目的を達成するのに最適な丸瓦部の第1係止部と、当該丸瓦部の第2係止部とを提供できる。
【0032】
請求項4の発明は、請求項1又は請求項2の第1係止部は、丸瓦部の頭側より陥没した窪みで、前記第2係止部は、丸瓦部の尻側より突出した突起で構成した耐震、耐風雨用の瓦である。
【0033】
従って、請求項4は、請求項1の目的を達成するのに最適な丸瓦部の第1係止部と、当該丸瓦部の第2係止部とを提供できる。
【0034】
請求項5の発明は、請求項1又は請求項2の丸瓦部の尻側の端面は、差込み表側内部水返し突条部の尻側の端面に位置する構成した耐震、耐風雨用の瓦である。
【0035】
従って、請求項5は、請求項1の目的を達成するとともに、平板瓦部の葺き合わせ部を浸入する(遡上する)風雨を確実に防止し、かつ少なくとも耐風雨効果を発揮できる瓦を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1、3等に対応した瓦の表面図
【図2】 図1の頭側からの正面図
【図3】 図1の棧山側からの側面図
【図4】 図1の差込み側からの側面図
【図5】 請求項1、3等の発明の嵌込み状態を説明する拡大端面図
【図6】 請求項1、3等の発明の葺合せ状態を説明する縮尺正面図
【図7】 請求項2、3等に対応した瓦の表面図
【図8】 請求項2、3等の発明の嵌込み状態を説明する拡大端面図
【図9】 請求項4等に対応した瓦の表面図
【図10】 請求項4等に対応した丸瓦部の葺き合せ頭側と尻側の嵌込みを示した拡大断面図
【図11】 請求項1、3等に対応した他の瓦(袖瓦)の表面図
【図12】 図11の頭側からの正面図
【図13】 図11の棧山側からの側面図
【図14】 請求項1、3等に対応した他の瓦(角袖瓦)の表面図
【図15】 図14の頭側からの正面図
【図16】 図14の棧山側からの側面図
【図17】 請求項1、3等に対応した他の瓦(軒先瓦)の表面図
【図18】 図17の頭側からの正面図
【図19】 図17の棧山側からの側面図
【図20】 請求項4、5に対応した瓦(袖丸)の表面図
【図21】 図20の頭側からの正面図
【図22】 図20の棧山側からの側面図
【図23】 図20の差込み側からの側面図
【図24】 請求項4、5に対応した瓦(軒巴)の表面図
【図25】 図24の頭側からの正面図
【図26】 図24の棧山側からの側面図
【図27】 図24の差込み側からの側面図
【符号の説明】
1 瓦
1’ 瓦
1” 瓦
1−1 頭側
1’−1 頭側
1−2 尻側
1−3 差込み側
1−4 棧山側
1−5 面戸部
1−5’ 袖垂れ部
1−6 万十
1−7 切込み
1イ 尻棧隅部
1ロ 差込み頭隅部
2 平板瓦部
2a 表側
2b 裏側
200 表側水返し突条
201 差込み表側水返し突条部
201a 内側端面
202 差込み表側内部水返し突条部
202a 尻側の端面
202b 内側端面
203 段落し部
204 尻表側内部水返し突条部
205 内部表側水返し突条
206 隙間
207 表側嵌合溝
3 玉口部
4 丸瓦部
4a 頭側の端面
4b 尻側の端面
5 釘孔
6 表側膨出部
7 切込み
8 切込み
9 面取り部
10 頭裏側水返し突条
1000 裏側係止突条
11 頭裏側嵌合溝
12 内部裏側嵌合溝
13 引掛け
14 第1係止部
15 第2係止部
A 屋根地
B 横棧

Claims (5)

  1. 平板瓦部の表面に、尻棧隅部から差込み頭隅部に亘って設けた表側水返し突条と、この表側水返し突条の差込み側に併設した差込み表側内部水返し突条部と、また当該表側水返し突条の尻側に併設した少なくとも一段の尻表側内部水返し突条部、及びこの尻表側内部水返し突条部に併設した内部表側水返し突条とを設け、またこの平板瓦部の裏面に設けた頭裏側水返し突条の裏側嵌合溝と、この頭裏側水返し突条の内側に内部裏側嵌合溝とを設け、また当該平板瓦部に併設した玉口部を有する丸瓦部と、この丸瓦部の頭側に設けた第1係止部と、当該丸瓦部の尻側に設けた第2係止部とで構成した耐震、耐風雨用の本葺き瓦であって、
    前記差込み表側内部水返し突条部の内側端面は、前記表側水返し突条の差込み側(差込み表側水返し突条部)の内側端面と同じ位置関係を維持し、隣接瓦の面戸部との衝止を図り、本葺き瓦のズレ防止、位置決め、葺合せの容易化を図ることを特徴とした耐震、耐風雨用の本葺き瓦。
  2. 平板瓦部の表面に、尻棧隅部から差込み頭隅部に亘って設けた表側水返し突条と、この表側水返し突条の差込み側に併設した差込み表側内部水返し突条部と、また当該表側水返し突条の尻側に併設した少なくとも一段の尻表側内部水返し突条部、及びこの尻表側内部水返し突条部に併設した内部表側水返し突条と、この内部表側水返し突条に併設して表側嵌合溝を設け、またこの平板瓦部の裏面に、頭側に設けた頭裏側水返し突条と、この頭裏側水返し突条の下側の裏側係止突条と、この裏側係止突条に併設した頭裏側嵌合溝と、当該頭裏側水返し突条の内側に内部裏側嵌合溝とを設け、また当該平板瓦部に併設した玉口部を有する丸瓦部と、この丸瓦部の頭側に設けた第1係止部と、当該丸瓦部の尻側に設けた第2係止部とで構成した耐震、耐風雨用の本葺き瓦であって、
    前記差込み表側内部水返し突条部の内側端面は、前記表側水返し突条の差込み側(差込み表側水返し突条部)の内側端面と同じ位置関係を維持し、隣接瓦の面戸部との衝止を図り、本葺き瓦のズレ防止、位置決め、葺合せの容易化を図ることを特徴とした耐震、耐風雨用の本葺き瓦。
  3. 請求項1又は請求項2の第1係止部は、丸瓦部の頭側より突出した突起で、前記第2係止部は、丸瓦部の尻側より陥没した窪みで構成した耐震、耐風雨用の本葺き瓦。
  4. 請求項1又は請求項2の第1係止部は、丸瓦部の頭側より陥没した窪みで、前記第2係止部は、丸瓦部の尻側より突出した突起で構成した耐震、耐風雨用の本葺き瓦。
  5. 請求項1又は請求項2の丸瓦部の尻側の端面は、前記差込み表側内部水返し突条部の尻側の端面に位置する構成した耐震、耐風雨用の本葺き瓦。
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