JP2523257B2 - 三本の峠部ラインが形成される平瓦及び軒先平瓦 - Google Patents

三本の峠部ラインが形成される平瓦及び軒先平瓦

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JP2523257B2 JP5135582A JP13558293A JP2523257B2 JP 2523257 B2 JP2523257 B2 JP 2523257B2 JP 5135582 A JP5135582 A JP 5135582A JP 13558293 A JP13558293 A JP 13558293A JP 2523257 B2 JP2523257 B2 JP 2523257B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、三本の峠部ラインが形
成され、かつ雨水の拡流用の拡流帯域が形成される平瓦
及び同構成の軒先平瓦に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、棧峠部ラインが形成される
瓦(即ち、太陽光により多様な陰陽模様が形成される
瓦)としては、通常S瓦と称する構造の瓦がある。例え
ば、実開昭52−94019号の棧かわらがある。この
考案による棧峠部ラインは瓦の葺き合わせ目で、当該ラ
インが分断されることから、一連の棧峠部ラインが形成
されない課題があった。一方、この考案の改良として
は、特公平4−38859号の瓦屋根の施工方法及び屋
根瓦がある。この発明には、曲面状の棧峠山部に嵌合凹
部を形成し、一連の棧峠部ラインを形成する構成が開示
されている。また本出願人の考案に係る実願平4−24
88号の葺き合わせ時に棧峠部ラインが形成される和形
瓦がある。この考案は、棧峠部ラインを形成する湾曲膨
出部の尻側端部に段付部を形成し、この段付部に次の和
形瓦の湾曲膨出部を葺き合わせ、一連の棧峠部ラインが
形成される構成としたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上で詳述した発明・
考案では一連の棧峠部ラインは形成されるが、通常の曲
面状の棧峠部ラインであることから、前記した陰陽模様
の生成、又は葺き上げ時における明確な棧峠部ライン並
びに平瓦ライン(谷部ライン)の表現態様としては、今
だ力不足の感がある。また瓦表面部における谷部には、
特別な構成を採用しないことから、雨水の流下が一連の
流れ(直流)となり、僅かの雨水でも樋より溢流するこ
と、及び樋の一箇所に衝撃を与え、該部を損傷させるこ
と、等の課題が考えられる。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は明確な
三本の峠部ラインが形成されること、雨水を拡流させる
拡流帯域を形成すること、又は屋根地と瓦棧に安定的な
葺き上げを図ること、等を目的に下記の構成を採用す
る。
【0005】即ち、三本の峠部ラインが形成される平瓦
は、棧側に三本の峠部ラインを形成する山形膨出部、及
尻側の棧側隅部にきき幅調整用の肉薄重ね下舌、並び
頭側の差込み側隅部にきき幅調整用の肉薄重ね上舌
を、それぞれ形成してなる平瓦本体であって、この平瓦
本体の表面には、その谷部に尻側から頭側に向かった水
平表面帯域を、またその表面に設けた山形膨出部の頭側
端部に削面と同山形膨出部の尻側端部に嵌合凹部を、更
にその表面の尻側と差込み側に亘る倒L字形の水返し突
条をそれぞれ設け、また前記平瓦本体の裏面には、その
山形膨出対応凹部、及び谷部の水平裏面帯域に載せ台脚
当部を、またその尻側に引掛けを、更にその裏面の頭側
から棧側に亘るL字形の水返し突条を設け、てなる構成
である。
【0006】また三本の峠部ラインが形成される軒先平
瓦は、棧側に三本の峠部ラインを形成する山形膨出部、
及び尻側の棧側隅部にきき幅調整用の肉薄重ね下舌、
びに頭側に万十と前垂れとを、それぞれ形成してなる軒
先平瓦本体であって、この平瓦本体の表面には、その谷
部に尻側から頭側に向かった水平表面帯域を、またその
表面に設けた山形膨出部の頭側端部に削面と同山形膨出
の尻側端部に嵌合凹部を、更にその表面の尻側と差込
み側に亘る倒L字形の水返し突条をそれぞれ設け、また
前記平瓦本体の裏面に広小舞安定部を、またその裏面の
尻側に引掛けを、更にその裏面の棧側に一文字状の水返
し突条をそれぞれ設け、てなる構成である。
【0007】
【作用】次に、本発明の作用(葺き合わせ)を説明す
る。先ず、屋根地の軒先に施設した広小舞の上に、軒先
平瓦Aの広小舞安定部を当接し、かつその尻側裏面に設
けた引掛けを瓦棧に掛け、しかも当該瓦棧に軒先平瓦A
の裏面に設けた瓦棧安定面を当接する(葺土の場合も有
り得る。以下同じ、)。その後、当該軒先平瓦Aの棧側
に次の軒先平瓦Bの棧峠、即ち、山形膨出部を覆せる
(即ち、かぶせ葺き施工である。この施工に限定されな
い。以下同じ)。その際、軒先平瓦Aの葺き合わせ切欠
部が、軒先平瓦Bの山形膨出部対応凹部山形膨出部
裏面)に衝止し、当該軒先平瓦Aの棧側を押圧する構成
となっている。このように葺かれた軒先平瓦Bには同様
にして、更に次の軒先平瓦Cが葺かれる。以上の操作及
び手順を介して、原則として、軒先平瓦A、B、C、・
・・・・・(以下、単にA、B、Cとする。)が順次葺
かれ、これによって、軒先平瓦A、B、Cのすべてが施
工され、かつ場合によりきき幅調整がされる。尚、軒先
平瓦A、B、Cの山形膨出部の頭側端面には削面が設け
られていることから、例えば、雪の降下(落下)を促
し、積雪による軒先平瓦への荷重及び破損(主として、
万十の破損)を回避する。
【0008】その後、軒先平瓦A、B、Cのいずれか、
例えば、軒先平瓦Aの屋根の棟方向(上方向とする。)
に平瓦Dを施工するが、この際、当該平瓦Dの頭側裏面
の水返し突条を、前記軒先平瓦の山形膨出部の尻側端部
に設けた嵌合凹部に嵌合し、かつ尻側裏面に設けた引掛
けを瓦棧に掛け、しかも当該平瓦D裏面で、かつ尻側に
設けた帯状の瓦棧安定面を前記瓦棧に当接する(葺土の
場合も有り得る。以下同じ)。尚、瓦棧安定面は尻側に
深く頭側に向かって浅くなる帯状平面となっている。ま
た釘孔に釘を挿入、打ち込む。そして、これら作業によ
り、最初の平瓦Dが施工される。続いて、次の平瓦Eを
施工するが、この際、当該平瓦Eの引掛けを瓦棧に引掛
けるとともに、当該平瓦Eの頭側裏面の水返し突条を、
前記平瓦Dの山形膨出部の尻側端部に設けた嵌合凹部に
嵌合し、かつ当該平瓦Eの裏面の尻側に設けた帯状の瓦
棧安定面を前記瓦棧に当接する。尚、瓦棧安定面は尻側
に深く頭側に向かって浅くなる帯状平面となっている。
また釘孔に釘を挿入、打ち込む。そして、これら作業に
より、次の平瓦Eが施工される。以上で説明した平瓦E
の施工を、図示しない次の平瓦につき順次上方向になす
ことにより、当該一連の平瓦D、E、・・・・・・が施
工される。
【0009】その後、前記一連の平瓦D、E、・・・・
・・に隣接する一連の次の平瓦F、G、・・・・・・を
順次かぶせ葺き施工(即ち、かぶせ葺き施工である。こ
の施工に限定されない。以下同じ)するが、この際、先
ず最初の平瓦Fの引掛けを瓦棧に引掛けるとともに、当
該平瓦Fの頭側裏面の水返し突条を、前記軒先平瓦Bの
山形膨出部の尻側端部に設けた嵌合凹部に嵌合し、かつ
当該棧側を既に葺かれた平瓦Dの差込み側にかぶせ葺き
するとともに、当該平瓦Fの裏面で、かつ尻側に設けた
帯状の瓦棧安定面を前記瓦棧に当接する。尚、瓦棧安定
面は尻側に深く頭側に向かって浅くなる帯状平面となっ
ている。また、当該施工のかぶせ葺きの場合は、当該平
瓦Fの尻側に設けた肉薄重ね下舌と、既に葺かれた平瓦
Eの頭側に設けた肉薄重ね上舌との間できき幅調整がさ
れ、かつ前記かぶせ葺き寸法を調整する。そして、この
きき幅及びかぶせ葺き寸法が調整された処で、当該平瓦
Fを釘止めする。これらの作業により、一連の次の最初
の平瓦Gが施工される。続いて当該一連の次の平瓦Gを
かぶせ葺き施工するが、この際、当該平瓦Gを引掛けを
瓦棧に引掛けるとともに、当該平瓦Gの頭側裏面の水返
し突条を、前記平瓦Fの山形膨出部の尻側端部に設けた
嵌合凹部に嵌合し、かつ当該棧側を既に葺かれた平瓦E
の差込み側にかぶせ葺きするとともに、当該平瓦Gの裏
面で、かつ尻側に設けた帯状の瓦棧安定面を前記瓦棧に
当接する。尚、瓦棧安定面は尻側に深く頭側に向かって
浅くなる帯状平面となっている。そして、当該施工のか
ぶせ葺きの場合は、当該平瓦Gの尻側に設けた肉薄重ね
下舌と、既に葺かれた平瓦(図示せず)の頭側に設けた
肉薄重ね上舌との間できき幅調整がされ、かつ前記かぶ
せ葺き寸法を調整する。そして、このきき幅及びかぶせ
葺き寸法が調整された処で、当該平瓦Gを釘止めする。
これらの作業を繰り返して当該一連の次の平瓦F、G、
・・・・・・が施工される。
【0010】その後は、棟方向と同方向に向かって、順
次一連の平瓦が順次施工された後、棟瓦を葺き上げる。
尚、図示の如く、山形膨出部の頭側端面は削面とされて
いることから、風の抵抗を少なくすること、及び瓦のめ
くれ防止を図ること、並びに頭側の全体に同じ立上り壁
面とすること、等を目的にしている。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。先ず、平瓦につき説明すると、1は棧側2に
本の峠部ラインを形成する山形膨出部8、並びに尻側3
と棧側2との隅部にきき幅調整用の肉薄重ね下舌6、及
び差込み側4と頭側5との隅部にきき幅調整用の重ね上
舌7を、それぞれ形成した平瓦本体であり、この平瓦本
体1の表面111で、かつ谷部111aには水平表面帯
域9が形成されており、この水平表面帯域9は平瓦本体
1の表面111の主として谷部111aを流下する雨水
を分流し、樋(図示せず)への集中流下を防止してい
る。また山形膨出部8の頭側端面511には削面10、
又尻側端部512には嵌合凹部11がそれぞれ設けられ
ている。図中12は釘孔を示す。また13は尻側3か差
込み側4に亘って設けた倒L字形の水返し突条である。
そして、図示の如く、平瓦ライン(谷部ライン)は谷部
111aの両面側において、尻 側3から頭側5に向かっ
て設けられているとともに、山形膨出部8は頭側5より
尻側3に向かってやや幅狭となっている。またこの山形
膨出部8には、三本の峠部ラインを形成するための稜線
8aと裾野線8b、8cが設けられており、前述の如
く、山形形状をなす。
【0012】一方、平瓦本体1の裏面121で、かつ谷
部121aには水平裏面帯域20及び平干しライン(平
干しパレット)の載せ台Hの載せ台脚H1が当接される
膨出状の載せ台脚当部21が、またその尻側3には引掛
け22と、この引掛け22から頭側5に到り、かつ平瓦
のきき幅方向に向かう瓦棧安定面23が、更にその頭側
5には、前記表面111の水返し突条13当接用の凹部
24が、又同裏面121で、かつ山形膨出部対応凹部1
21bには載せ台脚H1が当接され、かつきき足方向に
向かう凸凹状の載せ台安定突条25及び載せ台脚当部2
5a(但し、当該載せ台脚当部25aの凹条は、平瓦
D、E等の結束時、山形膨出部8の山部が当接され
る。)が、また前記山形膨出部対応凹部121bの差込
み側4端部には結束時の山形膨出部8の外側裾部が当接
され、かつきき足方向に向かう結束凹条26が、更に同
裏面121で、かつ頭側5から棧側2に亘ってL字形の
水返し突条27が、それぞれ設けられている。尚、28
は結束用の結束安定突条で、同裏面121の差込み側4
で平瓦のきき足方向に向かって設けられている。また2
9は焼成用金櫛Iが係止される凹部で、同裏面121
で、かつ肉薄重ね上舌7の下方(尻側3)に向かって縦
設されている。
【0013】そして、図中30が平瓦本体1の尻側3と
棧側2との隅部に設けた葺合切欠、31は同頭側5と差
込み側4との隅部に設けた葺合切欠をそれぞれ示す。ま
た32は山形膨出部8の内側山裾部と平瓦本体1の連設
部に設けた肉盛み部で、当該肉盛み部32は前記連設部
の補強を主目的とする。尚図4の如く、葺合切欠30、
31に設けた肉薄重ね上下舌7、6の重ね合せを介し
て、僅かであるがきき幅調整ができる構造となってい
る。
【0014】次に、軒先平瓦につき説明すると(尚、同
一機能を有する部辺は同じ番号を使用する。)、40は
棧側2に三本の峠部ラインを形成する山形膨出部8、並
びに頭側5に前垂れ41及び万十42、及び頭側5と差
込み側4との隅部には、葺き合わせ切欠部43を、それ
ぞれ形成した軒先平瓦本体で、この軒先平瓦本体40の
表面111で、かつ谷部111aには雨水分流を図る水
平表面帯域9が形成されている。また山形膨出部8には
嵌合凹部11がそれぞれ設けられている。図中13は尻
側3か差込み側4に亘って設けた倒L字形の水返し突条
である。
【0015】一方、軒先平瓦本体40の裏面121で、
かつ谷部121aには広小舞安定部201が、また同裏
面121で、かつ山形膨出部対応凹部121bには凸凹
状の載せ台安定突条25及び載せ台脚当部25aが、更
に同裏面121で、かつ棧側21には一文字状の水返し
突条44が、それぞれ設けられている。尚、前記万十4
2の表面には、軒先平瓦本体40の棧峠部ライン、その
他谷部ラインに相応する流れラインが形成されている。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上で詳述した如く、平瓦本
体の棧側に山形膨出部を設ける構成であるので、当該平
瓦、軒先平瓦を葺き上げることにより、屋根の流れ方向
明確な三本の峠部ラインが形成される効果、またこの
棧側に三本の峠部ラインに、水平表面帯域で谷部に谷部
ラインを付加する構成とすれば、更に太陽光線による美
しい陰陽模様が楽しめる美的効果、新たなライン感覚の
屋根が構築される効果、等がある。また谷部に水平表面
帯域を形成してあり、雨水の分流効果と、樋に対する雨
水流下の衝撃を軽減できる効果がある。
【0017】また本発明は、山形膨出部の頭側端面に削
面を形成したので、雪降しの容易化、雨水侵入防止並び
に瓦めくれ防止、等の多くの効果が達成される。又は葺
き合わせ時の平瓦の立上り壁面の均一化が達成される卓
効がある。
【0018】更に本発明は裏面に水返し、結束安定突
条、結束凹条を設ける構成にすれば、結束の容易化、安
定化並びに簡略化等実用的に役立つ卓効がある。
【0019】その他平干しライン用の載せ台の活用及び
安定的設置、焼成用金櫛等の製造過程での利点、並びに
平瓦施工の容易性、耐風性、耐雨水等の向上が達成され
有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】平瓦の表面視した斜視図である。
【図2】平瓦の裏面視した斜視図である。
【図3】平瓦の流れ方向の葺き合わ平面図である。
【図4】平瓦の斜め方向の葺き合わ平面図である。
【図5】平瓦と焼成用金櫛との関係を示す拡大正面図で
ある。
【図6】平瓦の結束状態を示す拡大正面図である。
【図7】載せ台と平瓦との関係を示した正面図である。
【図8】軒先平瓦の表面視した斜視図である。
【図9】軒先平瓦の裏面視した斜視図である。
【図10】葺き上げ状態の斜視図である。
【符号の説明】
平瓦本体 111 表面 111a 谷部 121 裏面 121a 谷部 121b 山形膨出部対応凹部 2 棧側 3 尻側 4 差込み側 5 頭側 511 頭側端面 512 尻側端部 6 肉薄重ね下舌 7 肉薄重ね上舌 8 山形膨出部 8a 稜線 裾野線 8c 裾野線水平表面帯域 10 削面 11 嵌合凹部 12 釘孔 13 水返し突条 20 水平裏面帯域 201 広小舞安定部 21 載せ台脚当部 22 引掛け 23 瓦棧安定面 24 凹部 25 載せ台安定突条 25a 載せ台脚当部 26 結束凹条 27 水返し突条 28 結束安定突条 29 凹部 30 葺合切欠 31 葺合切欠 32 肉盛み部 40 軒先平瓦本体 41 前垂れ 42 万十 43 葺き合わせ切欠部 44 水返し突条 A 軒先平瓦 B 軒先平瓦 C 軒先平瓦 D 平瓦 E 平瓦 F 平瓦 G 平瓦 H 載せ台 H1 載せ台脚 I 焼成用金櫛

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棧側に三本の峠部ラインを形成する山形
    膨出部、及び尻側の棧側隅部にきき幅調整用の肉薄重ね
    下舌、並びに頭側の差込み側隅部にきき幅調整用の肉薄
    重ね上舌を、それぞれ形成してなる平瓦本体であって、 この平瓦本体の表面には、その谷部に尻側から頭側に向
    かった水平表面帯域を、またその表面に設けた山形膨出
    の頭側端部に削面を、更にその表面の尻側と差込み側
    に亘る倒L字形の水返し突条をそれぞれ設け、 また前記平瓦本体の裏面には、その山形膨出対応凹部
    及びその裏面の頭側から棧側に亘るL字形の水返し突条
    を設け、てなる三本の峠部ラインが形成される平瓦
  2. 【請求項2】 棧側に三本の峠部ラインを形成する山形
    膨出部、及び尻側の棧側隅部にきき幅調整用の肉薄重ね
    下舌、並びに頭側の差込み側隅部にきき幅調整用の肉薄
    重ね上舌を、それぞれ形成してなる平瓦本体であって、 この平瓦本体の表面には、その谷部に尻側から頭側に向
    かった水平表面帯域を、またその表面に設けた山形膨出
    の頭側端部に削面と同山形膨出部の尻側端部に嵌合凹
    部を、更にその表面の尻側と差込み側に亘る倒L字形の
    水返し突条をそれぞれ設け、 また前記平瓦本体の裏面には、その山形膨出対応凹部
    及び谷部の水平裏面帯域に載せ台脚当部を、またその尻
    側に引掛けを、更にその裏面の頭側から棧側に亘るL字
    形の水返し突条を設け、てなる三本の峠部ラインが形成される平瓦
  3. 【請求項3】 棧側に三本の峠部ラインを形成する山形
    膨出部、及び尻側の棧側隅部にきき幅調整用の肉薄重ね
    下舌、並びに頭側に万十と前垂れとを、それぞれ形成し
    てなる軒先平瓦本体であって、 この平瓦本体の表面には、その谷部に尻側から頭側に向
    かった水平表面帯域を、またその表面に設けた山形膨出
    の頭側端部に削面を、更にその表面の尻側と差込み側
    に亘る倒L字形の水返し突条をそれぞれ設け、 また前記平瓦本体の裏面の棧側に一文字状の水返し突条
    を設け、てなる三本の峠部ラインが形成される軒先平瓦
  4. 【請求項4】 棧側に三本の峠部ラインを形成する山形
    膨出部、及び尻側の棧側隅部にきき幅調整用の肉薄重ね
    下舌、並びに頭側に万十と前垂れとを、それぞれ形成し
    てなる軒先平瓦本体であって、 この平瓦本体の表面には、その谷部に尻側から頭側に向
    かった水平表面帯域を、またその表面に設けた山形膨出
    の頭側端部に削面と同山形膨出部の尻側端部に嵌合凹
    部を、更にその表面の尻側と差込み側に亘る倒L字形の
    水返し突条をそれぞれ設け、 また前記平瓦本体の裏面に広小舞安定部を、またその裏
    面の尻側に引掛けを、更にその裏面の棧側に一文字状の
    水返し突条をそれぞれ設け、てなる三本の峠部ラインが形成される軒先平瓦
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