JP2507136B2 - 地割りけらばおよび地割りけらばを用いた葺き降ろし部の施工方法 - Google Patents

地割りけらばおよび地割りけらばを用いた葺き降ろし部の施工方法

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    • E04DROOF COVERINGS; SKY-LIGHTS; GUTTERS; ROOF-WORKING TOOLS
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    • E04D1/30Special roof-covering elements, e.g. ridge tiles, gutter tiles, gable tiles, ventilation tiles
    • E04D2001/301Special roof-covering elements, e.g. ridge tiles, gutter tiles, gable tiles, ventilation tiles at roof edges, e.g. intersections with walls
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    • E04D2001/303Eave tiles

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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、地割りけらばおよび地割りけらばを用いた
葺き降ろし部の施工方法に関する。
(従来の技術) 一般に、瓦を用いて屋根を葺く場合には、一の本体瓦
を左下に配置して野地板に釘止め固定し、次いで、この
一の本体瓦における右側辺に沿う縁部表面にこの一の本
体瓦の右隣に並べられる他の本体瓦における左側辺に沿
う縁部裏面を載せ、これらの本体瓦の表面を連続させ
る。この後、他の本体瓦を野地板に釘止め固定する。さ
らに、一の本体瓦の上隣に並べられる他の本体瓦をその
軒側辺に沿う縁部裏面を一の本体瓦における棟側辺に沿
う縁部表面を覆うように配置し、その他の本体瓦を野地
板に釘止め固定する。このように、下隣および左隣に配
置された本体瓦と一部重合して右方向に順次配置される
ものである。
一方、屋根の軒先には軒瓦が用いられ、また、屋根の
妻側端部であるけらばにおいては袖瓦が用いられ、前述
の本体瓦とそれぞれ重なるように配置される。
(発明が解決しようとする課題) ところで、第4図に示すように、本屋Hの屋根Yの流
れ面を連続して下屋H1まで及ぼした葺き降ろしY1に瓦を
葺く場合、新築の際は瓦寸法に合わせて屋根寸法を決め
ることから問題は生じないが、屋根の葺き替えや補修な
どにおいて、瓦の大きさと屋根の大きさが対応しない場
合には、本屋Hの屋根Yと下屋H1の葺き降ろしY1の接続
部分である葺き降ろし部AR,ALにおいて、前述した袖瓦
と軒瓦が干渉して円滑に配置することができなかった。
このため、瓦が不揃いとなって外観が見苦しいばかり
でなく、場合によっては瓦が浮き上がってガタツキが生
じるなどの問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、
袖瓦と軒瓦が葺き降ろし部に円滑に配置することができ
るようにした地割りけらばおよび地割りけらばを用いた
葺き降ろし部の施工方法を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の地割りけらばは、右側辺もしくは左側辺に沿
う一方の縁部に葺き降ろし部の側縁に接する垂直部が、
また、その他方の縁部に平面とされた本体瓦重合部がそ
れぞれ形成され、さらに、軒側辺に沿う縁部に上記本体
瓦重合部寄りが該本体瓦重合部に連続する平面とされ該
平面に続いて上方に湾曲された袖瓦重合部が、また、棟
側辺に沿う縁部に上記本体瓦重合部に連続する平面とさ
れた軒瓦重合部がそれぞれ形成されていることを特徴と
するものである。
また、本発明の施工方法は、葺き降ろしにおける野地
板のけらばに上り木を配置し、葺き降ろし部における本
屋の軒に合わせて上記本発明の地割りけらばの一方の側
辺に沿う垂直縁部を切断した後、この地割りけらばを隣
接して配置された本体瓦と下方に配置された袖瓦と重な
るように葺き降ろし部のけらばに配置して上り木に固定
し、次いで、本屋における軒瓦の軒側辺に沿う垂直縁部
を葺き降ろし部に配置された前記地割りけらばに合わせ
て切断した後、この軒瓦を前記地割りけらばに重なるよ
うに本屋の軒に配置して固定したことを特徴とするもの
である。
(作用) 葺き降ろしを葺いて葺き降ろし部に達すると、地割り
けらばの一方の側辺に沿う垂直縁部を本屋の軒に合わせ
て切断する。この一部切断された地割りけらばを隣接し
て配置された本体瓦と下方に配置された袖瓦と重なるよ
うに葺き降ろし部のけらばに配置し、葺き降ろしの側縁
に設けられた上り木に固定する。
一方の本屋の軒瓦における軒側辺に沿う垂直縁部を葺
き降ろし部に配置された地割りけらばの棟側辺に沿う縁
部に合わせて切断した後、この一部切断された軒瓦を地
割りけらばに重なるように本屋の軒に配置して固定す
る。
このように葺き降ろし部に地割りけらばを介在させる
ことによって、軒瓦と袖瓦を整合性をもって配置させる
ことが可能となり、瓦が不揃いとなることがなく、また
瓦が浮き上がったりしてガタツキが生じることがない。
(実施例) 以下、本発明の地割りけらばの実施例を第1図を参照
して説明すると、第1図には前述した葺き降ろし部AR
配置される地割りけらば1が示されている。
この地割りけらば1は、第2図あるいは第2図に示さ
れるとおり、左方に位置する本体瓦KH、下方に位置する
袖瓦KSおよび上方に位置する軒瓦KNに囲まれて配置され
る。
具体的には、地割りけらば1は、その本体2の左側辺
3に沿う縁部3aが平面に形成され、また、その右側辺4
に沿う縁部4aは下方に向けて垂直に折曲されている。
一方、地割りけらば1の軒側辺5に沿う縁部5aは前記
左側辺3寄りがその平面縁部3aに連続する平面に、前記
右側辺4寄りが上方に湾曲するようにそれぞれ形成さ
れ、さらに、その棟側辺6に沿う縁部6aは前記左側辺3
の平面縁部3aに連続する平面に形成されている。このよ
うに、地割りけらば1は断面鉤状に形成されている。
これらのことから、地割りけらば1においては、その
左側辺3に沿う平面縁部3aは本体瓦KHにおける右側辺に
沿う縁部裏面が載せられて重なる本体瓦重合部となり、
その右側辺4に沿う垂直縁部4aは葺き降ろしY1の妻側側
縁(破風)Y1a(第2図および第3図参照)に接し、ま
た、その軒側辺5に沿う縁部5aは袖瓦KSにおける棟側辺
に沿う表面縁部に載せられて重なる袖瓦重合部となり、
さらに、その棟側辺6に沿う平面縁部6aは、軒瓦KNの左
下隅部が載せられて重なる軒瓦重合部となっている。
次に、葺き降ろしY1を葺く場合について説明すると、
前述したように、一の本体瓦KHを左下に配置して野地板
10に固定し、次いで、この一の本体瓦KHの右隣に他の本
体瓦KHを配置し、これらの本体瓦KH,KHの表面を連続さ
せた後、その他の本体瓦KHを野地板10に固定する。さら
に、一の本体瓦KHの上隣に他の本体瓦KHを配置して重ね
合わせ、この他の本体瓦KHを野地板10に固定する。この
ようにして、下隣および左隣に配置された本体瓦KH・・
・と一部重合して右方向に順次配置する。
このようにして葺き降ろしY1を葺いて妻側の端部であ
るけらばに達すると、その右端に沿って棟から軒に向け
て上り木20を野地板10に固定する。その後、袖瓦KSをそ
の左側辺に沿う縁部表面に左隣に配置された本体瓦KH
右側辺に沿う縁部裏面が重なるように、かつ、その軒側
辺に沿う縁部裏面が下方に配置された袖瓦KSの棟側辺に
沿う縁部表面に重なるように、さらに、その右側辺に沿
う垂直縁部が葺き降ろしY1の妻側側縁Y1aに接するよう
に配置し、上り木20にこれらの袖瓦KS・・・を釘止め固
定する。
そして、葺き降ろし部ARに到達すると、地割りけらば
1を用意し、その本体2の右側辺4に沿う垂直縁部4aを
本屋Hの軒Ybに合わせて一部切り落とす(第3図参
照)。このように一部切り落とされた地割りけらば1
を、その左側辺3に沿う平面縁部3aに左隣に配置された
本体瓦KHの右側辺に沿う縁部裏面が重なるように、ま
た、その軒側辺5に沿う縁部5aの裏面が下隣に配置され
た袖瓦KSに棟側辺に沿う縁部表面に重なるように、さら
に、その右側辺4に沿う垂直縁部4aが葺き降ろしARの妻
側側縁Y1aに接するように配置して上り木20に固定す
る。
さらに、本屋Hの軒Ybに配置される軒瓦KNを、この葺
き降ろし部ARに配置された地割りけらば1の棟側辺6に
沿う平面縁部6aに合わせてその軒瓦KNの軒側辺に沿う垂
直縁部を一部切り落とす(第3図参照)。このように一
部切り落とされた軒瓦KNを上隣に配置された本体瓦KH
よび右隣に配置された軒瓦KNにそれぞれ重なり合うよう
に位置せしめるとともに、地割りけらば1の棟側辺6に
沿う平面縁部6aに重なるように配置して固定する。
なお、これまでは右側における葺き降ろし部ARについ
て説明したが、左側における葺き降ろし部ALについても
同様に行われる。ただし、その際に用いられる地割りけ
らばは、第1図に示す地割りけらば1と左右対称となる
ように形成され、本体瓦KHとの重ね合わせ関係は逆とな
る。
また、これらの地割りけらば1は、採用される本体瓦
KH、袖瓦KSおよび軒瓦KNの形状に合わせて適宜変形され
るものであって、その形状を図面に示す実施例に限定す
るものではない。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、葺き降ろし部において
も地割りけらばを介在させることによって軒瓦と袖瓦を
整合性をもって配置することが可能となり、美観を損な
うことが解消されるとともに、瓦のガタツキや浮き上が
りなどを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の地割りけらばおよび地割りけらばを用い
た葺き降ろし部の施工方法の実施例を例示するもので、
第1図は地割りけらばの斜視図、第2図は葺き降ろし部
を含む屋根を葺いた状態を示す斜視図、第3図は葺き降
ろし部における施工要領を示す斜視図、第4図は葺き降
ろし部を説明するための家屋の概略斜視図である。 1……地割りけらば、2……本体 3……左側辺、3a……本体瓦重合部 4……右側辺、5……軒側辺 5a……袖瓦重合部、6……棟側辺 6a……軒瓦重合部、10……野地板 20……上り木 Y1……葺き降ろし Y1a……葺き降ろしの妻側側縁(破風) AR,AL……葺き降ろし部 Yb……本屋の軒、KH……本体瓦 KS……袖瓦、KN……軒瓦

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】右側辺もしくは左側辺に沿う一方の縁部に
    葺き降ろし部の側縁に接する垂直部が、また、その他方
    の縁部に平面とされた本体瓦重合部がそれぞれ形成さ
    れ、さらに、軒側辺に沿う縁部に上記本体瓦重合部寄り
    が該本体瓦重合部に連続する平面とされ該平面に続いて
    上方に湾曲された袖瓦重合部が、また、棟側辺に沿う縁
    部に上記本体瓦重合部に連続する平面とされた軒瓦重合
    部がそれぞれ形成されていることを特徴とする地割りけ
    らば。
  2. 【請求項2】葺き降ろしにおける野地板のけらばに上り
    木を配置し、葺き降ろし部における本屋の軒に合わせて
    請求項1記載の地割りけらばの一方の側辺に沿う垂直縁
    部を切断した後、この地割りけらばを隣接して配置され
    た本体瓦と下方に配置された袖瓦と重なるように葺き降
    ろし部のけらばに配置して上り木に固定し、次いで、本
    屋における軒瓦の軒側辺に沿う垂直縁部を葺き降ろし部
    に配置された前記地割りけらばに合わせて切断した後、
    この軒瓦を前記地割りけらばに重なるように本屋の軒に
    配置して固定したことを特徴とする請求項1記載の地割
    りけらばを用いた葺き降ろし部の施工方法。
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