JP3226416B2 - 屋根瓦の施工方法 - Google Patents

屋根瓦の施工方法

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JP3226416B2 JP08637394A JP8637394A JP3226416B2 JP 3226416 B2 JP3226416 B2 JP 3226416B2 JP 08637394 A JP08637394 A JP 08637394A JP 8637394 A JP8637394 A JP 8637394A JP 3226416 B2 JP3226416 B2 JP 3226416B2
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅等の半切妻屋根の
けらば部と軒先部が交差する降り棟の先端部を施工する
屋根瓦の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅等の半切妻屋根のけらば部と
軒先部が合流する降り棟の先端部を施工する場合、先に
葺設されたけらば瓦の形状に合わせて、先端役物である
隅瓦役物や丸棟隅瓦役物を切断加工して形状合わせを行
う方法が採られてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の施工方法においては、先端役物をけらば瓦の曲面形
状に合わせて、何度にもわたって切断と研削を繰り返し
て形状合わせを行わねばならず、多くの手間と時間を必
要とし、熟練を要する点に問題があり、又、仕上がり外
観が見栄えしないといった問題がある。
【0004】本発明は、このような上記の問題点に着目
してなされたものであり、その目的とするところは、先
端役物の切断加工を簡単にして施工工数を削減し、防水
が確実で、外観に優れた半切妻屋根のけらば部と軒先部
とが交差する降り棟の先端部を施工する屋根瓦の施工方
法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の屋根瓦の施工方
法においては、半切妻屋根のけらば部と軒先部とが交差
する降り棟の先端部を施工する屋根瓦の施工方法であっ
て、地割けらば瓦の上方平坦部を降り棟方向に沿って切
断した上、交差する降り棟の先端部に突き合わせて葺設
し、棟瓦の先端役物を上記地割けらば瓦の上方平坦部の
形状に合わせて切断加工し、この切断加工された棟瓦の
先端役物を、上記切断された地割けらば瓦の上方平坦部
の上より葺設することを特徴とする。
【0006】本発明の屋根瓦の施工方法において用いら
れる先端役物とは、隅瓦役物と丸棟隅瓦役物を指してい
う。
【0007】
【作用】本発明の屋根瓦の施工方法においては、地割け
らば瓦の上方平坦部を降り棟方向に沿って切断した上、
交差する降り棟の先端部に突き合わせて葺設し、棟瓦の
先端役物を上記地割けらば瓦の上方平坦部の形状に合わ
せて切断加工し、この切断加工された棟瓦の先端役物
を、上記切断された地割けらば瓦の上方平坦部の上より
葺設することにより、先端役物の切断加工を簡単にして
施工工数を削減し、防水が確実で、外観に優れた降り棟
の先端部とすることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 〔実施例1〕図1は、本発明の屋根瓦の施工方法の一例
を示す斜視図である。図1において1、及び2は半切妻
屋根であり、この半切妻屋根1と半切妻屋根2との交差
部12の先端には、本来であれば軒瓦1aとけらば瓦3
が重なる箇所となる。
【0009】本発明においては、この交差部の先端には
地割けらば瓦4が用いられ、この地割けらば瓦4は、葺
設時に下方にくる半部が山部4aで上方の半部が平坦部
4bとなっている。この上方の半部の平坦部4bと、他
方の軒瓦1aとの重なり部分は、軒瓦1aと同様に降り
棟方向に沿って斜めに切断され、この切断された地割け
らば瓦4と軒瓦1aの切断端面同士が突き合わされて葺
設される。
【0010】図2は、次の棟瓦の施工に先立つ下地の施
工を示す斜視図である。図2において、6、及び6は下
地材であり、この下地材6、及び6は半切妻屋根1と半
切妻屋根2との交差部12に両側にわたって固定されて
おり、この上から棟の施工が行われる。
【0011】図3は、棟瓦の施工を示す斜視図である。
図3において、5は丸棟瓦であり、5aは先端に施工さ
れる先端役物の丸棟隅瓦役物である。この丸棟隅瓦役物
5a、及び丸棟瓦5は、図2に示す下地材6、及び6に
釘打により固定して施工される。
【0012】この先端の丸棟隅瓦役物5aは、地割けら
ば瓦4の上半部が平坦部4bとなっているので、丸棟隅
瓦役物5aは先端部の半部側を切断加工して葺設され
る。この切断加工は、地割けらば瓦4の平坦部4bの形
状に合わせて直線的に行えばよく、従来の施工であれ
ば、曲面の複雑な窪みのえぐり加工や切断と研削による
形状合わせに手間を掛けることになるが、本発明の施工
においては熟練を必要とせず、短時間で簡単に行うこと
ができる。
【0013】〔実施例2〕図4は、本発明の屋根瓦の施
工方法の他の例を示す斜視図である。図4において1
0、及び20は半切妻屋根であり、この半切妻屋根10
と半切妻屋根20との交差部120の先端には、本来で
あれば軒瓦10aとけらば瓦30が重なる箇所となる。
【0014】本発明においては、この交差部の先端には
地割けらば瓦40が用いられ、この地割けらば瓦40
は、葺設時に下方にくる半部が山部40aで上方の半部
が平坦部40bとなっている。この上方の半部の平坦部
40bと、他方の軒瓦10aとの重なり部分は、流れ方
向に切断された軒瓦10aと三角形状の当物10bが用
いられる。一方、地割けらば瓦40は、上記当物10b
の端面に沿って切断され、この切断された地割けらば瓦
40と当物10bの切断端面同士が突き合わされて葺設
される。
【0015】図5は、次の棟瓦の施工に先立つ下地の施
工を示す斜視図である。図5において、60、及び60
は下地材であり、この下地材60、及び60は半切妻屋
根10と半切妻屋根20との交差部120に両側にわた
って固定されており、この上から棟の施工が行われる。
【0016】図6は、棟瓦の施工を示す斜視図である。
図6において、50は丸棟瓦であり、50aは鬼瓦であ
り、この鬼瓦50aの先端に先端役物である隅瓦役物5
0bが施工される。上記丸棟瓦5は、図5に示す下地材
60、及び60に釘打等により固定して葺設される。
【0017】この先端の隅瓦役物50bは、地割けらば
瓦40の上半部が平坦部40bとなっているので、隅瓦
役物50bは先端部の半部側を切断加工して葺設され
る。この切断加工は、地割けらば瓦40の平坦部40b
の形状に合わせて直線的に行えばよく、従来の施工であ
れば、曲面の複雑な窪みのえぐり加工や切断と研削によ
る形状合わせに手間を掛けることになるが、本発明の施
工においては熟練を必要とせず、短時間で簡単に行うこ
とができる。
【0018】
【発明の効果】本発明の屋根瓦の施工方法においては、
以下の効果が得られる。 1)けらば部と軒先部の瓦の割り付けを考える必要がな
く、先端役物である隅瓦役物や丸棟隅瓦役物の切断加工
を簡単に済ませることができ、施工工数を大幅に削減で
きる。 2)雨水に対する防水が確実である。 3)外観に優れた降り棟の先端部が得られる。 4)先端役物である隅瓦役物や丸棟隅瓦役物切断加工の
失敗が解消され、コストの低減と作業能率を向上させる
ことができる。 従って、住宅等の屋根のけらば部と軒先部が合流する半
切妻屋根の降り棟の先端部を施工する屋根瓦の施工方法
として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の屋根瓦の施工方法の一例を示す斜視
図。
【図2】次の棟瓦の施工に先立つ下地の施工を示す斜視
図。
【図3】棟瓦の施工を示す斜視図。
【図4】本発明の屋根瓦の施工方法の他の例を示す斜視
図。
【図5】次の棟瓦の施工に先立つ下地の施工を示す斜視
図。
【図6】棟瓦の施工を示す斜視図。
【符号の説明】
1、2、10、20 半切妻屋根 1a、10a 軒瓦 10b 当物 3、30 けらば瓦 4、40 地割けらば瓦 4a、40a 山部 4b、40b 平坦部 5 棟瓦 5a 丸棟隅瓦役物 5b 先端部 6、60 下地材 12、120 交差部 50a 鬼瓦 50b 隅瓦役物

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半切妻屋根のけらば部と軒先部とが交差
    する降り棟の先端部を施工する屋根瓦の施工方法であっ
    て、地割けらば瓦の上方平坦部を降り棟方向に沿って切
    断した上、交差する降り棟の先端部に突き合わせて葺設
    し、棟瓦の先端役物を上記地割けらば瓦の上方平坦部の
    形状に合わせて切断加工し、この切断加工された棟瓦の
    先端役物を、上記切断された地割けらば瓦の上方平坦部
    の上より葺設することを特徴とする屋根瓦の施工方法。
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