JP2564890Y2 - 屋根のコーナーカバー - Google Patents
屋根のコーナーカバーInfo
- Publication number
- JP2564890Y2 JP2564890Y2 JP1992027452U JP2745292U JP2564890Y2 JP 2564890 Y2 JP2564890 Y2 JP 2564890Y2 JP 1992027452 U JP1992027452 U JP 1992027452U JP 2745292 U JP2745292 U JP 2745292U JP 2564890 Y2 JP2564890 Y2 JP 2564890Y2
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- Japan
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- corner
- corner cover
- roof
- exterior material
- attached
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建物の軒先側のコーナ
ーに取付けられるコーナーカバーに関するものである。
ーに取付けられるコーナーカバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】寄棟屋根の隅棟には、図9に示すよう
に、野地板1 の上にアスファルトルーフィング2 を張
り、稜線の両側に笠木4 を取付け、この笠木4 の軒先側
先端にコーナーカバー21を取付け、アスファルトルーフ
ィング2 上に屋根瓦7 を葺上げ、笠木4 の上部を防水シ
ート22又はモルタルでシーリングして隅棟包8 を被せる
ことにより構築するものがあった。
に、野地板1 の上にアスファルトルーフィング2 を張
り、稜線の両側に笠木4 を取付け、この笠木4 の軒先側
先端にコーナーカバー21を取付け、アスファルトルーフ
ィング2 上に屋根瓦7 を葺上げ、笠木4 の上部を防水シ
ート22又はモルタルでシーリングして隅棟包8 を被せる
ことにより構築するものがあった。
【0003】従来、前記コーナーカバー21は、施工現場
で薄板状のカラー板金を屋根勾配に合わせて、図10に
示すように、切断し折り曲げ位置Aで折り曲げを行い作
製されていた。これは、2本の笠木4 先端における立面
の交差する角度が屋根勾配により変化、即ち、屋根勾配
がきつくなる場合には角度αが小さくなるので、折り曲
げ位置Aを変える必要があったからである。
で薄板状のカラー板金を屋根勾配に合わせて、図10に
示すように、切断し折り曲げ位置Aで折り曲げを行い作
製されていた。これは、2本の笠木4 先端における立面
の交差する角度が屋根勾配により変化、即ち、屋根勾配
がきつくなる場合には角度αが小さくなるので、折り曲
げ位置Aを変える必要があったからである。
【0004】また、切妻屋根のけらばには、図11に示
すように、けらば包18をオーバーラップさせて取付ける
場合やけらば包18の軒先側端面と棟側端面とを突合せて
取付ける場合(図示省略) があり、これらの軒先側のコ
ーナーには、板金からなるコーナーカバーや屋根瓦と同
質のコーナーカバーが取付けられていた。
すように、けらば包18をオーバーラップさせて取付ける
場合やけらば包18の軒先側端面と棟側端面とを突合せて
取付ける場合(図示省略) があり、これらの軒先側のコ
ーナーには、板金からなるコーナーカバーや屋根瓦と同
質のコーナーカバーが取付けられていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコーナーカバーのうち板金により製作したものに対
して屋根瓦7 が窯業系のもので葺上げられた場合には、
異なる素材のものが隣接することとなり、昨今の外観重
視の建物においては、外観を損なうという問題を有して
いた。
来のコーナーカバーのうち板金により製作したものに対
して屋根瓦7 が窯業系のもので葺上げられた場合には、
異なる素材のものが隣接することとなり、昨今の外観重
視の建物においては、外観を損なうという問題を有して
いた。
【0006】また、屋根瓦と同質の窯業系のもので製作
したコーナーカバー21は、屋根勾配・けらば包18の取付
方法に適合させて曲げ角度等を調整することができず、
使用数の限られているコーナーカバー21を、多種に及ぶ
屋根瓦7 の材質・色彩等に対応させて予め用意しておく
のは、不経済であった。そこで、本考案は、かかる実情
に鑑み、屋根の軒先側におけるコーナーの立面を屋根瓦
と同質として優れた外観を得ることができ、且つ、屋根
勾配又は取付け方法に対して容易に適合させることがで
きるコーナーカバーを提供することを目的とする。
したコーナーカバー21は、屋根勾配・けらば包18の取付
方法に適合させて曲げ角度等を調整することができず、
使用数の限られているコーナーカバー21を、多種に及ぶ
屋根瓦7 の材質・色彩等に対応させて予め用意しておく
のは、不経済であった。そこで、本考案は、かかる実情
に鑑み、屋根の軒先側におけるコーナーの立面を屋根瓦
と同質として優れた外観を得ることができ、且つ、屋根
勾配又は取付け方法に対して容易に適合させることがで
きるコーナーカバーを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は次の技術的手段を講じた。即ち、本考案の
特徴とするところは、屋根の軒先側のコーナーに取付け
られるコーナーカバーにおいて、コーナーカバーは、塑
性変形可能な薄板状の板金からなるコーナーカバー本体
9 と、該コーナーカバー本体9 表面に取付けられた外装
材10とを備え、外装材10は、屋根瓦7 と同質のもので構
成され、コーナーカバー本体9 表面の前記コーナーの立
面相当部分11に、取付けられている点にある。
に、本考案は次の技術的手段を講じた。即ち、本考案の
特徴とするところは、屋根の軒先側のコーナーに取付け
られるコーナーカバーにおいて、コーナーカバーは、塑
性変形可能な薄板状の板金からなるコーナーカバー本体
9 と、該コーナーカバー本体9 表面に取付けられた外装
材10とを備え、外装材10は、屋根瓦7 と同質のもので構
成され、コーナーカバー本体9 表面の前記コーナーの立
面相当部分11に、取付けられている点にある。
【0008】更に、コーナーカバー本体9 は、上部中央
がカットされて、コーナーカバー本体9 の立面相当部分
11が鉛直方向を角として略直角に折り曲げられて2面が
形成され、この2面の表面に、外装材10が剥離可能な接
着剤13により夫々接着され、外装材10の隣接する端面間
は、コーキング材14により接合されている点にある。
がカットされて、コーナーカバー本体9 の立面相当部分
11が鉛直方向を角として略直角に折り曲げられて2面が
形成され、この2面の表面に、外装材10が剥離可能な接
着剤13により夫々接着され、外装材10の隣接する端面間
は、コーキング材14により接合されている点にある。
【0009】
【作用】屋根勾配等に適合させるために外装材10をカッ
トする場合には、ハンドカッタ等で外装材10が切られ、
不要な外装材10が取除かれる。コーナーカバー本体9
は、所望位置で折り曲げられ、軒先側のコーナーに取付
けられる。
トする場合には、ハンドカッタ等で外装材10が切られ、
不要な外装材10が取除かれる。コーナーカバー本体9
は、所望位置で折り曲げられ、軒先側のコーナーに取付
けられる。
【0010】また、外装材10を接合している接合部材14
は、屋根勾配により笠木4 先端の立面の交差する角度が
変化しても、クラックが生じることもなくこれに対応し
て変化する。
は、屋根勾配により笠木4 先端の立面の交差する角度が
変化しても、クラックが生じることもなくこれに対応し
て変化する。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明
する。図1は本考案の第1実施例における取付け状態を
示している。建物の寄棟屋根において、屋根の下地とな
る野地板1 の上にアスファルトルーフィング2 を張り、
隅棟の稜線3 の両側に軒先側先端を20mm程突出させて笠
木4 が取付けられ、軒先側のコーナーである笠木4 先端
に釘6 でコーナーカバー5 が取付けられている。以下、
隅棟は従来例と同様に屋根瓦7 、隅棟包8 等により構築
されるので説明を省略する。
する。図1は本考案の第1実施例における取付け状態を
示している。建物の寄棟屋根において、屋根の下地とな
る野地板1 の上にアスファルトルーフィング2 を張り、
隅棟の稜線3 の両側に軒先側先端を20mm程突出させて笠
木4 が取付けられ、軒先側のコーナーである笠木4 先端
に釘6 でコーナーカバー5 が取付けられている。以下、
隅棟は従来例と同様に屋根瓦7 、隅棟包8 等により構築
されるので説明を省略する。
【0012】このコーナーカバー5 は、図2, 図3に示
すように、塑性変形可能な薄板状のカラー板金からなる
コーナーカバー本体9 とこの本体9 表面に取付けられた
外装材10とから主構成されている。前記コーナーカバー
本体9 は、板厚が薄く容易に折り曲げることができ、上
部中央部がカットされて、立面相当部分11の中央が鉛直
方向を角として略直角に折り曲げられている。立面相当
部分11の上端部12は、施工現場で折り曲げ加工されて笠
木4 先端部の上面を覆う部分となる。
すように、塑性変形可能な薄板状のカラー板金からなる
コーナーカバー本体9 とこの本体9 表面に取付けられた
外装材10とから主構成されている。前記コーナーカバー
本体9 は、板厚が薄く容易に折り曲げることができ、上
部中央部がカットされて、立面相当部分11の中央が鉛直
方向を角として略直角に折り曲げられている。立面相当
部分11の上端部12は、施工現場で折り曲げ加工されて笠
木4 先端部の上面を覆う部分となる。
【0013】前記外装材10は、直角に折り曲げられた立
面相当部分11の2面の表面に剥離可能な接着剤13により
接着されている。また、この外装材10の隣接する端面間
は、延性を有する接合部材、例えばコーキング材14によ
り接合されており、屋根勾配により笠木4 先端の立面の
交差する角度が変化し外装材10の接合角度が変化しても
クラックを生じることはない。
面相当部分11の2面の表面に剥離可能な接着剤13により
接着されている。また、この外装材10の隣接する端面間
は、延性を有する接合部材、例えばコーキング材14によ
り接合されており、屋根勾配により笠木4 先端の立面の
交差する角度が変化し外装材10の接合角度が変化しても
クラックを生じることはない。
【0014】なお、コーナーカバー本体9 には、コーナ
ーカバー5 を取付けるための釘孔15が複数ケ所設けられ
ている。また、外装材10及びコーナーカバー本体9 に
は、外装材10とコーナーカバー本体9 とを固定するため
のネジ孔15A が複数ケ所設けられ、取めネジ6Aにより固
定されている。上記構成のコーナーカバーによれば、施
工現場でコーナーカバー本体9 を折り曲げて釘6 により
固定するだけで、軒先側のコーナーの立面に屋根瓦7 と
同質の外観を得ることができる。
ーカバー5 を取付けるための釘孔15が複数ケ所設けられ
ている。また、外装材10及びコーナーカバー本体9 に
は、外装材10とコーナーカバー本体9 とを固定するため
のネジ孔15A が複数ケ所設けられ、取めネジ6Aにより固
定されている。上記構成のコーナーカバーによれば、施
工現場でコーナーカバー本体9 を折り曲げて釘6 により
固定するだけで、軒先側のコーナーの立面に屋根瓦7 と
同質の外観を得ることができる。
【0015】また、屋根勾配がきつい場合には、図2の
2点鎖線Bで示すように、勾配に合わせて外装材10をハ
ンドカッタ等で図4に示すようにカットして外装材10を
剥離し、カットしたラインBでコーナーカバー本体9 を
折り曲げればよい。図5は、本考案の第2実施例を示
し、切妻屋根のけらばにおける軒先側のコーナーに取付
けられるコーナーカバー5 であり、コーナーカバー本体
9 と外装材10とから主構成されている。
2点鎖線Bで示すように、勾配に合わせて外装材10をハ
ンドカッタ等で図4に示すようにカットして外装材10を
剥離し、カットしたラインBでコーナーカバー本体9 を
折り曲げればよい。図5は、本考案の第2実施例を示
し、切妻屋根のけらばにおける軒先側のコーナーに取付
けられるコーナーカバー5 であり、コーナーカバー本体
9 と外装材10とから主構成されている。
【0016】前記コーナーカバー本体9 は、略L字状で
入隅部に切込16が入れられている。前記外装材10は、屋
根瓦7 と同質のものからなり、コーナーカバー本体9 表
面のコーナーの立面相当部分11に接着剤13及び釘6Aによ
り固定されている。そして、コーナーカバー本体9 は、
釘止め用の釘孔15が複数ケ所に設けられ、ラインC-C を
基準に左右対称とされている。
入隅部に切込16が入れられている。前記外装材10は、屋
根瓦7 と同質のものからなり、コーナーカバー本体9 表
面のコーナーの立面相当部分11に接着剤13及び釘6Aによ
り固定されている。そして、コーナーカバー本体9 は、
釘止め用の釘孔15が複数ケ所に設けられ、ラインC-C を
基準に左右対称とされている。
【0017】上記構成によれば、図6に示すようにけら
ば包18をオーバーラップさせて取付ける場合には、外装
材10の端部からけらば包18の厚さ分内側の位置(図5に
おける2点鎖線D) で本体9 を現場で容易に折り曲げる
ことができ(図7参照) 、このコーナーカバーを破風板
19の先端部に釘6 で取付け、順次けらば包18をオーバー
ラップさせて取付けることができる。これにより、1段
目のけらば包18と2段目以後のけらば包18との取付け角
度が同一となり、2段目のけらば包18先端に隙間が生じ
ることはない。
ば包18をオーバーラップさせて取付ける場合には、外装
材10の端部からけらば包18の厚さ分内側の位置(図5に
おける2点鎖線D) で本体9 を現場で容易に折り曲げる
ことができ(図7参照) 、このコーナーカバーを破風板
19の先端部に釘6 で取付け、順次けらば包18をオーバー
ラップさせて取付けることができる。これにより、1段
目のけらば包18と2段目以後のけらば包18との取付け角
度が同一となり、2段目のけらば包18先端に隙間が生じ
ることはない。
【0018】また、図8に示すように、けらば包18を突
合わせて取付ける場合には、外装材10の端部の位置(図
5における1点鎖線E) で本体9 を施工現場で折り曲
げ、このコーナーカバー5 を破風板19の先端部に取付
け、順次けらば包18を突合わせて取付けることができ
る。この場合にも、1段目のけらば包18と2段目以後の
けらば包18との取付け角度が同一となる。
合わせて取付ける場合には、外装材10の端部の位置(図
5における1点鎖線E) で本体9 を施工現場で折り曲
げ、このコーナーカバー5 を破風板19の先端部に取付
け、順次けらば包18を突合わせて取付けることができ
る。この場合にも、1段目のけらば包18と2段目以後の
けらば包18との取付け角度が同一となる。
【0019】したがって、第2実施例においては、一種
類のコーナーカバーでけらば包18をオーバーラップして
取付ける場合及び突合わせて取付ける場合のどちらにも
容易に対応でき、また、左右対称とされているので、切
妻屋根における軒先側の左右どちらのコーナーにでも取
付けることができる。なお、けらば包をオーバーラップ
させて取付ける場合に、外装材10の端部の位置で本体9
を折り曲げ、外装材10を剥離して上方及び左方に板厚分
ずらして再度接着させてコーナーカバーを作製すること
も可能である。
類のコーナーカバーでけらば包18をオーバーラップして
取付ける場合及び突合わせて取付ける場合のどちらにも
容易に対応でき、また、左右対称とされているので、切
妻屋根における軒先側の左右どちらのコーナーにでも取
付けることができる。なお、けらば包をオーバーラップ
させて取付ける場合に、外装材10の端部の位置で本体9
を折り曲げ、外装材10を剥離して上方及び左方に板厚分
ずらして再度接着させてコーナーカバーを作製すること
も可能である。
【0020】尚、本考案は、上記実施例に限定されるも
のではなく、接着剤13を用いることなく、取めネジ6Aに
より本体9 と外装材10を取付けておくことができ、ま
た、第1実施例における本体9 の下部にも、上端部12に
対応した笠木4 の下面を覆う下端部を設けておくことが
できる。
のではなく、接着剤13を用いることなく、取めネジ6Aに
より本体9 と外装材10を取付けておくことができ、ま
た、第1実施例における本体9 の下部にも、上端部12に
対応した笠木4 の下面を覆う下端部を設けておくことが
できる。
【0021】
【考案の効果】本考案によれば、コーナーカバーは、塑
性変形可能な薄板状の板金からなるコーナーカバー本体
9 と、該コーナーカバー本体9 表面に取付けられた外装
材10とを備え、外装材10は、屋根瓦7 と同質のもので構
成され、コーナーカバー本体9表面の軒先側のコーナー
の立面相当部分11に、取付けられているので、コーナー
カバー本体9 を、屋根勾配・取付方法に適合させて曲げ
角度等を調整することができ、屋根勾配・取付方法に適
合するコーナーカバーを施工現場で容易に作製すること
ができる。しかも、外装材10を、屋根瓦7 と同質のもの
で構成して、多種に及ぶ屋根瓦7 の材質・色彩等に対応
させることができ、非常に経済的であると共に、コーナ
ーの立面を屋根瓦7 と同質にすることができ、優れた外
観を得ることができる。
性変形可能な薄板状の板金からなるコーナーカバー本体
9 と、該コーナーカバー本体9 表面に取付けられた外装
材10とを備え、外装材10は、屋根瓦7 と同質のもので構
成され、コーナーカバー本体9表面の軒先側のコーナー
の立面相当部分11に、取付けられているので、コーナー
カバー本体9 を、屋根勾配・取付方法に適合させて曲げ
角度等を調整することができ、屋根勾配・取付方法に適
合するコーナーカバーを施工現場で容易に作製すること
ができる。しかも、外装材10を、屋根瓦7 と同質のもの
で構成して、多種に及ぶ屋根瓦7 の材質・色彩等に対応
させることができ、非常に経済的であると共に、コーナ
ーの立面を屋根瓦7 と同質にすることができ、優れた外
観を得ることができる。
【0022】また、コーナーカバー本体9 は、上部中央
がカットされているので、コーナーカバー本体9 を中央
部で簡単に折り曲げて軒先側のコーナーに容易に適合さ
せることができる。また、外装材10が剥離可能な接着剤
13により夫々接着されているため、外装材10をコーナー
カバー本体9 に対して簡単に接合することができるし、
コーナーカバー本体9 に対し外装材10を容易に交換する
ことができる。しかも、外装材10の隣接する端面間は、
コーキング材14により接合されているので、屋根勾配に
より笠木先端の立面の交差する角度が変化し外装材10の
接合角度が変化しても外装材10にクラックを生じること
もなくなる。
がカットされているので、コーナーカバー本体9 を中央
部で簡単に折り曲げて軒先側のコーナーに容易に適合さ
せることができる。また、外装材10が剥離可能な接着剤
13により夫々接着されているため、外装材10をコーナー
カバー本体9 に対して簡単に接合することができるし、
コーナーカバー本体9 に対し外装材10を容易に交換する
ことができる。しかも、外装材10の隣接する端面間は、
コーキング材14により接合されているので、屋根勾配に
より笠木先端の立面の交差する角度が変化し外装材10の
接合角度が変化しても外装材10にクラックを生じること
もなくなる。
【図1】本考案第1実施例における取付状態を示す斜視
図である。
図である。
【図2】本考案第1実施例の斜視図である。
【図3】図2の水平断面図である。
【図4】外装材の一部を削除した状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】本考案第2実施例の正面図である。
【図6】本考案第2実施例における取付状態を示す縦断
面図である。
面図である。
【図7】図5の組立状態を示す斜視図である。
【図8】図5の他の組立状態における取付状態を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図9】従来の隅棟におけるコーナーカバーの取付状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図10】従来のコーナーカバーを示す正面図である。
【図11】従来のけらばにおけるコーナーカバーの取付
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
7 屋根材 9 コーナーカバー本体 10 外装材 11 立面相当部分 13 接着剤 14 接合部材
Claims (2)
- 【請求項1】 屋根の軒先側のコーナーに取付けられる
コーナーカバーにおいて、コーナーカバーは、塑性変形可能な薄板状の板金からな
るコーナーカバー本体(9) と、該コーナーカバー本体
(9) 表面に取付けられた外装材(10)とを備え、外装材(1
0)は、屋根瓦(7) と同質のもので構成され、コーナーカ
バー本体(9) 表面の前記コーナーの立面相当部分(11)
に、取付けられている ことを特徴とする屋根のコーナー
カバー。 - 【請求項2】 コーナーカバー本体(9) は、上部中央が
カットされて、コーナーカバー本体(9) の立面相当部分
(11)が鉛直方向を角として略直角に折り曲げられて2面
が形成され、この2面の表面に、外装材(10)が剥離可能
な接着剤(13)により夫々接着され、外装材(10)の隣接す
る端面間は、コーキング材(14)により接合されているこ
とを特徴とする請求項1記載の屋根のコーナーカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992027452U JP2564890Y2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 屋根のコーナーカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992027452U JP2564890Y2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 屋根のコーナーカバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0585918U JPH0585918U (ja) | 1993-11-19 |
JP2564890Y2 true JP2564890Y2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=12221517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992027452U Expired - Lifetime JP2564890Y2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 屋根のコーナーカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2564890Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5928121U (ja) * | 1982-08-14 | 1984-02-21 | 松下電工株式会社 | 降り楝構造 |
JPH0348981Y2 (ja) * | 1985-08-31 | 1991-10-18 |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP1992027452U patent/JP2564890Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0585918U (ja) | 1993-11-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071128 Year of fee payment: 10 |