JPH075132Y2 - 住宅の屋根パネル構造 - Google Patents
住宅の屋根パネル構造Info
- Publication number
- JPH075132Y2 JPH075132Y2 JP1988119731U JP11973188U JPH075132Y2 JP H075132 Y2 JPH075132 Y2 JP H075132Y2 JP 1988119731 U JP1988119731 U JP 1988119731U JP 11973188 U JP11973188 U JP 11973188U JP H075132 Y2 JPH075132 Y2 JP H075132Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof panel
- eaves
- fixed
- truss
- roof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は住宅の屋根パネル構造、特にユニット住宅の屋
根に適した屋根パネル構造に関するものである。
根に適した屋根パネル構造に関するものである。
［従来技術］ 従来、ユニット住宅の屋根パネルは、屋根の棟部から軒
先部にまで至る長さに設定してあり、第６図に示すよう
にこの屋根パネル３をトラス２の上弦材20の上に載置固
定し、しかる後、上弦材20の軒先端縁に沿って鼻先板30
を固定している（実開昭59-51909号）。
先部にまで至る長さに設定してあり、第６図に示すよう
にこの屋根パネル３をトラス２の上弦材20の上に載置固
定し、しかる後、上弦材20の軒先端縁に沿って鼻先板30
を固定している（実開昭59-51909号）。
［本考案が解決しようとする課題］ ところでユニット住宅においては、住宅によって軒先長
さを変化させる場合があり、従って屋根パネルはこれに
対応して多数種の寸法の異るものを準備しなければなら
ない。しかも屋根パネルには煙突、ドーマ、天窓等を設
けるための加工が施されるので、このような加工を施し
た屋根パネルを、軒先長さの変化に応じて準備すること
は、生産性およびコスト的に問題がある。
さを変化させる場合があり、従って屋根パネルはこれに
対応して多数種の寸法の異るものを準備しなければなら
ない。しかも屋根パネルには煙突、ドーマ、天窓等を設
けるための加工が施されるので、このような加工を施し
た屋根パネルを、軒先長さの変化に応じて準備すること
は、生産性およびコスト的に問題がある。
また、施工上の問題としては、屋根パネルをトラス上弦
材上に載置したとき、その傾斜によりずり下りが生じて
位置決めしにくく、かつ屋根パネルを固定して後に更に
鼻先板を取付けなければならない煩わしさがある。
材上に載置したとき、その傾斜によりずり下りが生じて
位置決めしにくく、かつ屋根パネルを固定して後に更に
鼻先板を取付けなければならない煩わしさがある。
そこで本考案は、軒先長さの変化に容易に対応すること
ができ、かつ位置決めが容易であるとともに鼻先板を屋
根パネル固定後に取付ける必要のない生産性および施工
作業性にすぐれた屋根パネル構造を提供することを目的
とするものである。
ができ、かつ位置決めが容易であるとともに鼻先板を屋
根パネル固定後に取付ける必要のない生産性および施工
作業性にすぐれた屋根パネル構造を提供することを目的
とするものである。
［課題を解決するための手段］ 本考案は、屋根パネルを分割して屋根パネルを本体屋根
パネルと軒先屋根パネルとで構成するとともに、軒先屋
根パネルにはあらかじめ鼻先板を固着し、この鼻先板を
備えた軒先屋根パネルをトラス上弦材の軒先部に載置固
定し、本体屋根パネルをその下縁を軒先屋根パネルに当
接せしめてトラス上弦材の本体部に載置固定する屋根パ
ネル構造としたことを特徴とする。
パネルと軒先屋根パネルとで構成するとともに、軒先屋
根パネルにはあらかじめ鼻先板を固着し、この鼻先板を
備えた軒先屋根パネルをトラス上弦材の軒先部に載置固
定し、本体屋根パネルをその下縁を軒先屋根パネルに当
接せしめてトラス上弦材の本体部に載置固定する屋根パ
ネル構造としたことを特徴とする。
［作用、効果］ 軒先長さの変化による屋根パネルの長さの変化は、軒先
屋根パネルの幅を変えるのみで対応できる。軒先屋根パ
ネルは帯状で本体屋根パネルに比べ小型であるとともに
煙突、ドーマ等のための加工はなく、軒先屋根パネルは
幅寸法の異るものを簡易に製造することができる。
屋根パネルの幅を変えるのみで対応できる。軒先屋根パ
ネルは帯状で本体屋根パネルに比べ小型であるとともに
煙突、ドーマ等のための加工はなく、軒先屋根パネルは
幅寸法の異るものを簡易に製造することができる。
また施工においては、軒先屋根パネルは、予めこれに設
けた鼻先板とトラス上弦材の軒先端面とを当接させるこ
とで容易に位置決めすることができ、また、本体屋根パ
ネルはその下端縁を先に固定した軒先屋根パネルの上端
縁で受けることにより容易に位置決めすることができ
る。
けた鼻先板とトラス上弦材の軒先端面とを当接させるこ
とで容易に位置決めすることができ、また、本体屋根パ
ネルはその下端縁を先に固定した軒先屋根パネルの上端
縁で受けることにより容易に位置決めすることができ
る。
［実施例］ 第１図に示すように、屋根パネル３は、ユニット住宅１
の屋根に並設した同一寸法形状の複数の本体屋根パネル
3Aと、これ等を屋根の軒先で受ける軒先屋根パネル3Bと
で構成してある。
の屋根に並設した同一寸法形状の複数の本体屋根パネル
3Aと、これ等を屋根の軒先で受ける軒先屋根パネル3Bと
で構成してある。
各本体屋根パネル3Aは、第４図に示すように短冊形の野
地板31の下面にもや材32および側材33を設けて構成して
ある。一方、軒先屋根パネル3Bは、第５図に示すように
帯状の野地板31の下面に複数の固定材34を設け、これ等
固定材34の軒先となる端面に沿って鼻先板30を固定して
構成してある。
地板31の下面にもや材32および側材33を設けて構成して
ある。一方、軒先屋根パネル3Bは、第５図に示すように
帯状の野地板31の下面に複数の固定材34を設け、これ等
固定材34の軒先となる端面に沿って鼻先板30を固定して
構成してある。
第２図に示すように、上記軒先屋根パネル3Bは、ユニッ
ト住宅の屋根組みを構成するトラス２の上弦材20の軒先
部22に載置固定せしめられ、次に本体屋根パネル3Aがト
ラス２の上弦材20の本体部21に載置固定せしめられる。
ト住宅の屋根組みを構成するトラス２の上弦材20の軒先
部22に載置固定せしめられ、次に本体屋根パネル3Aがト
ラス２の上弦材20の本体部21に載置固定せしめられる。
第３図は、軒先屋根パネル3Bおよび本体屋根パネル3Aの
トラス２への組付け構造を示すもので、軒先屋根パネル
3Bは、その鼻先板30をトラス上弦材軒先部22の先端面に
当てがうことで位置決めされて該軒先部22に載置固定せ
しめられる。
トラス２への組付け構造を示すもので、軒先屋根パネル
3Bは、その鼻先板30をトラス上弦材軒先部22の先端面に
当てがうことで位置決めされて該軒先部22に載置固定せ
しめられる。
次に各本体屋根パネル3Aは、その下端縁を既に固定され
た軒先屋根パネル3Bの上端縁に当てがい、これにより受
けとめられた状態で位置決めされ、トラス上弦材20の本
体部21に固定せしめられる。本体屋根パネル3Aおよび軒
先屋根パネル3Bの固定は、トラス２が木材の場合は釘
で、鉄材の場合はボルト等により行なわれる。
た軒先屋根パネル3Bの上端縁に当てがい、これにより受
けとめられた状態で位置決めされ、トラス上弦材20の本
体部21に固定せしめられる。本体屋根パネル3Aおよび軒
先屋根パネル3Bの固定は、トラス２が木材の場合は釘
で、鉄材の場合はボルト等により行なわれる。
しかして本考案の屋根パネル構造によれば、軒先屋根パ
ネルのみについて幅寸法の異るものを準備すれば、軒先
長さの異るユニット住宅の各種仕様に対応できる。従っ
て軒先屋根パネルよりも大型で、かつ、煙突、ドーマ、
天窓等の加工がなされる本体屋根パネルについては同一
寸法形状のものを準備すればよく、生産性が向上される
とともにコストダウンに貢献する。
ネルのみについて幅寸法の異るものを準備すれば、軒先
長さの異るユニット住宅の各種仕様に対応できる。従っ
て軒先屋根パネルよりも大型で、かつ、煙突、ドーマ、
天窓等の加工がなされる本体屋根パネルについては同一
寸法形状のものを準備すればよく、生産性が向上される
とともにコストダウンに貢献する。
また、軒先屋根パネルおよび本体屋根パネルの位置決め
も容易になされ得るとともに、本体屋根パネルをトラス
へ載置したときの位置ずれもなく、屋根パネルの施工作
業性も大きく改善される。
も容易になされ得るとともに、本体屋根パネルをトラス
へ載置したときの位置ずれもなく、屋根パネルの施工作
業性も大きく改善される。
第１図ないし第５図は、本考案の実施例を示すもので、
第１図は本考案の屋根パネルの全体斜視図、第２図はト
ラスへの屋根パネル全体の組付けの態様を示す図、第３
図は軒先屋根パネルおよび本体屋根パネル下端部の組付
け構造を示す図、第４図および第５図はそれぞれ本体屋
根パネルおよび軒先屋根パネルを下方よりみた斜視図、
第６図は従来の屋根パネルの組付け態様を示す図であ
る。 １……ユニット住宅 ２……トラス 20……トラス上弦材 ３……屋根パネル 3A……本体屋根パネル 3B……軒先屋根パネル 30……鼻先板 31……野地板
第１図は本考案の屋根パネルの全体斜視図、第２図はト
ラスへの屋根パネル全体の組付けの態様を示す図、第３
図は軒先屋根パネルおよび本体屋根パネル下端部の組付
け構造を示す図、第４図および第５図はそれぞれ本体屋
根パネルおよび軒先屋根パネルを下方よりみた斜視図、
第６図は従来の屋根パネルの組付け態様を示す図であ
る。 １……ユニット住宅 ２……トラス 20……トラス上弦材 ３……屋根パネル 3A……本体屋根パネル 3B……軒先屋根パネル 30……鼻先板 31……野地板
Claims (1)
- 【請求項１】屋根パネルを本体屋根パネルと軒先屋根パ
ネルとで構成するとともに、軒先屋根パネルの先端縁に
鼻先板を固着し、鼻先板を固着した軒先屋根パネルをト
ラス上弦材の軒先部に載置固定し、本体屋根パネルをそ
の下端縁を軒先屋根パネルに当接せしめてトラス上弦材
の本体部に載置固定してなる住宅の屋根パネル構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988119731U JPH075132Y2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | 住宅の屋根パネル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988119731U JPH075132Y2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | 住宅の屋根パネル構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0240813U JPH0240813U (ja) | 1990-03-20 |
| JPH075132Y2 true JPH075132Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=31365220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988119731U Expired - Lifetime JPH075132Y2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | 住宅の屋根パネル構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH075132Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2532725B2 (ja) * | 1990-07-12 | 1996-09-11 | ミサワホーム株式会社 | ユニット式屋根 |
| JP2740072B2 (ja) * | 1992-04-28 | 1998-04-15 | 積水化学工業株式会社 | 建物の増築方法および構築方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6065847A (ja) * | 1983-09-22 | 1985-04-15 | 積水化学工業株式会社 | ユニット建物 |
| JPS60253637A (ja) * | 1984-05-29 | 1985-12-14 | 積水化学工業株式会社 | ユニツト建物 |
| JPS611583A (ja) * | 1984-06-13 | 1986-01-07 | Toyota Motor Corp | 自動車外板の耐チツピング方法 |
-
1988
- 1988-09-12 JP JP1988119731U patent/JPH075132Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6065847A (ja) * | 1983-09-22 | 1985-04-15 | 積水化学工業株式会社 | ユニット建物 |
| JPS60253637A (ja) * | 1984-05-29 | 1985-12-14 | 積水化学工業株式会社 | ユニツト建物 |
| JPS611583A (ja) * | 1984-06-13 | 1986-01-07 | Toyota Motor Corp | 自動車外板の耐チツピング方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0240813U (ja) | 1990-03-20 |
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