JP2541964Y2 - 屋根ユニット構造 - Google Patents
屋根ユニット構造Info
- Publication number
- JP2541964Y2 JP2541964Y2 JP11053191U JP11053191U JP2541964Y2 JP 2541964 Y2 JP2541964 Y2 JP 2541964Y2 JP 11053191 U JP11053191 U JP 11053191U JP 11053191 U JP11053191 U JP 11053191U JP 2541964 Y2 JP2541964 Y2 JP 2541964Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof unit
- rain gutter
- unit structure
- roof
- ridge side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は施工現場における作業性
を良好ならしめるために、予め工場等において組立られ
る屋根ユニット構造、特に、葺き上げられた屋根材に室
内に連通する換気口が設けられた屋根ユニット構造に係
るものである。
を良好ならしめるために、予め工場等において組立られ
る屋根ユニット構造、特に、葺き上げられた屋根材に室
内に連通する換気口が設けられた屋根ユニット構造に係
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の屋根材は施工現場におい
て葺き上げられていたが、昨今にあっては人手不足等に
より省力化を目的として、予め工場等において組立られ
た屋根ユニット材が使用されるようになった。
て葺き上げられていたが、昨今にあっては人手不足等に
より省力化を目的として、予め工場等において組立られ
た屋根ユニット材が使用されるようになった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、これら
屋根ユニット材は予め工場等において一体に組立られた
もものをトラック等で施工現場まで搬送し、クレーン等
を用いて葺き上げられるために、搬送時や施工時におけ
る衝撃等により破損し易く、特に、葺き上げられた屋根
材に室内に連通する換気口が設けてなる屋根ユニット材
にあっては、屋根ユニット材の側部に雨樋を取付る必要
があり、金属や合成樹脂を素材とした従来の雨樋にあっ
ては取扱時における接触等に伴う変形や破損は避けられ
ず、更には、この雨樋が屋根裏のような閉空間に谷樋の
ように取付けるものにあっては補修作業ができない等の
課題をも合わせ有していた。
屋根ユニット材は予め工場等において一体に組立られた
もものをトラック等で施工現場まで搬送し、クレーン等
を用いて葺き上げられるために、搬送時や施工時におけ
る衝撃等により破損し易く、特に、葺き上げられた屋根
材に室内に連通する換気口が設けてなる屋根ユニット材
にあっては、屋根ユニット材の側部に雨樋を取付る必要
があり、金属や合成樹脂を素材とした従来の雨樋にあっ
ては取扱時における接触等に伴う変形や破損は避けられ
ず、更には、この雨樋が屋根裏のような閉空間に谷樋の
ように取付けるものにあっては補修作業ができない等の
課題をも合わせ有していた。
【0004】本考案は上記従来品の欠点を解消するため
に考案されたものであって、搬送時や施工時における衝
撃等による雨樋の変形や破損がなく、且つ取扱いが簡単
で、施工後におけるメンテナンスを要しない屋根ユニッ
ト構造を提供せんとするものである。
に考案されたものであって、搬送時や施工時における衝
撃等による雨樋の変形や破損がなく、且つ取扱いが簡単
で、施工後におけるメンテナンスを要しない屋根ユニッ
ト構造を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記に鑑み考案
されたものであって、片流れ構造の屋根ユニット材の棟
側に雨樋取付金具を介してゴム弾性を有する雨樋を、該
雨樋の外側半分が棟側外方に突出するように装着せしめ
てなることを特徴とする屋根ユニット構造である。
されたものであって、片流れ構造の屋根ユニット材の棟
側に雨樋取付金具を介してゴム弾性を有する雨樋を、該
雨樋の外側半分が棟側外方に突出するように装着せしめ
てなることを特徴とする屋根ユニット構造である。
【0006】
【作用】本考案の屋根ユニット構造は片流れ構造の屋根
ユニット材の棟側に雨樋取付金具を介してゴム弾性を有
する雨樋を、該雨樋の外側半分が棟側外方に突出するよ
うに装着せしめてなるために搬送時や施工時における衝
撃や接触に伴う雨樋の変形や破損がなく、且つ施工後に
おけるメンテナンスを必要とせず、また屋根ユニット材
が軒側、棟側において兼用できる。
ユニット材の棟側に雨樋取付金具を介してゴム弾性を有
する雨樋を、該雨樋の外側半分が棟側外方に突出するよ
うに装着せしめてなるために搬送時や施工時における衝
撃や接触に伴う雨樋の変形や破損がなく、且つ施工後に
おけるメンテナンスを必要とせず、また屋根ユニット材
が軒側、棟側において兼用できる。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例に基づき詳
細に説明すれば、図1は本考案の屋根ユニット構造の一
実施例を示す一部欠截斜視図、図2は同上一部拡大断面
図、図3は同上使用状態を示す一部欠截正面図、図4は
同上他の使用状態を示す一部拡大正面図である。
細に説明すれば、図1は本考案の屋根ユニット構造の一
実施例を示す一部欠截斜視図、図2は同上一部拡大断面
図、図3は同上使用状態を示す一部欠截正面図、図4は
同上他の使用状態を示す一部拡大正面図である。
【0008】図中、Aは片流れ構造の屋根ユニット材で
あって、野地板1の上面に屋根下地材2を介して葺材3
を載置してなる屋根材aの棟側部に該屋根材aの流れ方
向に対する直角方向に沿うように垂木4を設けるととも
にその上方に水切り材5を設けてなるものである。
あって、野地板1の上面に屋根下地材2を介して葺材3
を載置してなる屋根材aの棟側部に該屋根材aの流れ方
向に対する直角方向に沿うように垂木4を設けるととも
にその上方に水切り材5を設けてなるものである。
【0009】図中、Bは屋根ユニット材Aの垂木4に雨
樋取付金具6を介して取付けられた合成ゴムやエラスト
マー樹脂等を素材としたゴム弾性を有する雨樋であっ
て、その外側半分が屋根材aの棟側の先端より外方に向
けて突出するように取付けられているものである。
樋取付金具6を介して取付けられた合成ゴムやエラスト
マー樹脂等を素材としたゴム弾性を有する雨樋であっ
て、その外側半分が屋根材aの棟側の先端より外方に向
けて突出するように取付けられているものである。
【0010】本考案の屋根ユニット構造は上記構成より
なるために、施工に際しては図3および図4に示すよう
に取付けられる。
なるために、施工に際しては図3および図4に示すよう
に取付けられる。
【0011】即ち、まず棟の部分を形成する場合は図3
に示すように、棟木7の上面に雨樋Bが載置されるよう
に屋根ユニット材Aをひねり金具(図示せず)にて上記
棟木7やモヤ8に固定するとともに雨樋Bを設けていな
い屋根ユニット材Cを突き合わされた屋根材a間に換気
口bが形成されるように上記屋根ユニット材Aと対称的
に取付けられるものである。
に示すように、棟木7の上面に雨樋Bが載置されるよう
に屋根ユニット材Aをひねり金具(図示せず)にて上記
棟木7やモヤ8に固定するとともに雨樋Bを設けていな
い屋根ユニット材Cを突き合わされた屋根材a間に換気
口bが形成されるように上記屋根ユニット材Aと対称的
に取付けられるものである。
【0012】次に、軒の部分を形成する場合には、図4
に示すように、モヤ8の上面に雨樋Bが載置されるよう
に屋根ユニット材Aをひねり金具(図示せず)にて上記
モヤ8や垂木4に固定するとともにその棟側に相隣る屋
根ユニット材Aを突き合わされた屋根材a間に換気口b
が形成されるように流れ勾配に沿って取付けられるもの
である。
に示すように、モヤ8の上面に雨樋Bが載置されるよう
に屋根ユニット材Aをひねり金具(図示せず)にて上記
モヤ8や垂木4に固定するとともにその棟側に相隣る屋
根ユニット材Aを突き合わされた屋根材a間に換気口b
が形成されるように流れ勾配に沿って取付けられるもの
である。
【0013】
【考案の効果】以上より明らかなように、本考案の屋根
ユニット構造は片流れ構造の屋根ユニット材の棟側に雨
樋取付金具を介してゴム弾性を有する雨樋を、該雨樋の
外側半分が棟側外方に突出するように装着せしめてなる
構成よりなるために搬送時や施工時における衝撃や接触
に伴う雨樋の変形や破損がなく、また施工後におけるメ
ンテナンスを必要としないために閉空間における使用が
可能ならしめられ、更には屋根ユニット材が軒側、棟側
を問わず換気用屋根ユニットとして共用できるため取扱
性が一段と向上せしめられる。
ユニット構造は片流れ構造の屋根ユニット材の棟側に雨
樋取付金具を介してゴム弾性を有する雨樋を、該雨樋の
外側半分が棟側外方に突出するように装着せしめてなる
構成よりなるために搬送時や施工時における衝撃や接触
に伴う雨樋の変形や破損がなく、また施工後におけるメ
ンテナンスを必要としないために閉空間における使用が
可能ならしめられ、更には屋根ユニット材が軒側、棟側
を問わず換気用屋根ユニットとして共用できるため取扱
性が一段と向上せしめられる。
【図1】本考案の屋根ユニット構造の一実施例を示す一
部欠截斜視図。
部欠截斜視図。
【図2】同上一部拡大断面図である。
【図3】同上使用状態を示す一部欠截正面図である。
【図4】同上他の使用状態を示す一部拡大正面図であ
る。
る。
A 屋根ユニット材 B 雨樋 5 雨樋取付金具
Claims (1)
- 【請求項1】 片流れ構造の屋根ユニット材の棟側に雨
樋取付金具を介してゴム弾性を有する雨樋を、該雨樋の
外側半分が棟側外方に突出するように装着せしめてなる
ことを特徴とする屋根ユニット構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11053191U JP2541964Y2 (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 屋根ユニット構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11053191U JP2541964Y2 (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 屋根ユニット構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0632551U JPH0632551U (ja) | 1994-04-28 |
JP2541964Y2 true JP2541964Y2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=14538172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11053191U Expired - Lifetime JP2541964Y2 (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 屋根ユニット構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2541964Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-17 JP JP11053191U patent/JP2541964Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0632551U (ja) | 1994-04-28 |
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JPH0234332Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323117 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323117 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323115 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |