JPH0348351Y2 - - Google Patents

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JPH0348351Y2
JPH0348351Y2 JP8451485U JP8451485U JPH0348351Y2 JP H0348351 Y2 JPH0348351 Y2 JP H0348351Y2 JP 8451485 U JP8451485 U JP 8451485U JP 8451485 U JP8451485 U JP 8451485U JP H0348351 Y2 JPH0348351 Y2 JP H0348351Y2
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JP
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roof
arch
rafter
insertion groove
gable
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JP8451485U
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JPS61201412U (ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はカーポート、玄関覆い等のアーチ屋
根に関する。
(従来技術とその問題点) 最近、カーポート、玄関覆い等において、柱、
桁材、垂木等の構造材を金属製押出型材から、屋
根材を合成樹脂板から構成するとともに、屋根を
アーチ形に形成するものが提案実施されている
が、第5図aに示すように、屋根材7の長手端部
を上部の棟側が下部の桁側よりも外方にせりだす
ように形成する場合において、屋根材7の端面に
中空の金属製押出型材から構成された妻垂木15
を当接して取付けるときは、まず同図bに示すよ
うに、真直状の押出型材15aをアーチ形に弯曲
するとともに、同図cに示すように前後に曲げ加
工する必要がある。しかしながら、押出型材をこ
のように二度も曲げ加工するのは技術的に難かし
く、加工精度上も問題があつた。
(考案の技術的課題) この考案は上記欠点を解消し、アーチ形で、し
かもその長手端面が棟側の方が桁側よりも外方に
せりだす形状の屋根に対し、金属製の押出型材を
簡単な加工によつて容易且つ確実に取付けること
ができるカーポート、玄関覆い等のアーチ屋根を
提案することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、この考案に係るカー
ポート、玄関覆い等のアーチ屋根は、アーチ形に
形成された屋根材の少なくとも一方の長手端部を
棟側の方が両側桁側よりも外方にせりだすように
形成した屋根端部と、本体の一側面に内部が開口
端よりも拡開された差込み溝を開口形成した金属
製押出型材を上記屋根の長手端部に応じてアーチ
形に弯曲形成してなる妻垂木とを備え、該妻垂木
の差込み溝内に上記屋根材端面を差込むととも
に、妻垂木の本体を屋根構造材に固定したことを
特徴とする。
(考案の効果) 上述のように、この考案によれば、まず、妻垂
木は金属製押出型材をアーチ形に弯曲させること
によつて得られるものであるから、加工が非常に
楽である。また、上記妻垂木によつて屋根のアー
チ形せり出し端部を処理するにあたつては、上記
妻垂木をせり出しアーチ形屋根材の端部に妻垂木
を対応させ、妻垂木の差込み溝内に上記屋根材端
部を差込み、且つ妻垂木の中空状本体を上記屋根
材を支持する屋根構造材に固定することによつて
容易、確実に処理することができる。この場合、
妻垂木はアーチ形に形成されているので、差込み
溝の異なる部位において屋根材はそれぞれ異なる
角度で差込まれる。しかし、妻垂木の差込み溝は
開口部よりもその内部の方が拡開されているの
で、屋根材の端部はどのような角度であつても、
容易、確実に差込み溝内に差込むことができる。
(実施例) 以下、図面によつてこの考案の実施例について
説明する。
図において、符号AはカーポートAを示す。こ
のカーポートAは基本的には第5図aのものと同
じように、支柱1,1上に屋根部2を支持させた
もので、屋根部2は両側の桁材3に平行に設けら
れた母屋4及び棟木5に対し複数のアーチ形の垂
木6を交叉させて上記桁材3に渡設するととも
に、これら垂木6と桁材3、母屋4及び垂木6と
の間に形成された枠内にそれぞれ屋根材7を取付
けることによつてアーチ形に構成されている。桁
材3、母屋4及び棟木5はそれぞれアルミニウム
等の金属製押出型材から構成されている。これに
対して、垂木6は金属製押出型材をアーチ形に折
曲げ形成したもので、棟木5及び母屋4とはその
交叉部においてネジ止め固定され、その端部は取
付金具10を介して桁材3上に固定されている。
屋根材7はアクリル樹脂板製で、第2図及び第
3図に示すように、垂木6及び棟木5に対して
は、これら垂木6及び棟木5とその上にネジ止め
される押え部材11との間に気密材12を介して
挾持され、母屋4に対してはその上に気密材12
を介して支持され、桁材3に対しては、該桁材3
の上面に形成された屋根材保持溝13内に保持さ
れている。
次に、屋根材7の一方の長手端部は棟側の方が
両側桁側よりも外方に斜めにせりだす略一定の傾
斜面上にあるように形成されている一方、他方の
長手端部は垂直に形成され、上記両端部には妻垂
木6a,9が取付けられている。垂直に形成され
た方の屋根材7の端部に設けられる妻垂木6a
は、第2図の左端部に示すように、上述の垂木6
と同様に固定され、屋根材7端部も上述のように
押え部材11と妻垂木6aとの間に挾持されてい
る。
これに対して、上記一方のせり出し側端部に設
けられる妻垂木9は、第2図及び第4図に示すよ
うに、中空状に形成された本体9aの一側面に相
対向する突縁8,8との間に差込み溝9を開口形
成した金属製押出型材を上記屋根のせり出し側端
部に応じてアーチ形に弯曲して形成されている。
上記差込み溝9は内部が開口端よりも拡開して形
成されている。そして、妻垂木9は差込み溝9b
内に上記屋根材7端部を差込むとともに、中空状
本体9aを上記屋根材7を支持する棟木5、母屋
4及び桁材3からなる屋根構造材の端面に当接し
て直接又は取付金具14a,14bを介して固定
されている。なお、上記差込み溝9bは屋根材7
の肉厚よりも大きく形成され、屋根材7端部と差
込み溝9bを構成する突縁8,8には気密材12
が装着されている。また、15は棟木5と屋根材
7の端部に取付けられたキヤツプである。このキ
ヤツプは屋根材7上面に沿う脚片15aを有し、
該脚片15aを差込み溝9bに差込むことによつ
て固定されている。
上述のように、妻垂木9は金属製押出型材をア
ーチ形に弯曲させることによつて得られるもので
あるから、加工が非常に楽である。また、上記妻
垂木9によつて屋根のアーチ形せり出し端部を処
理するにあたつては、上記妻垂木9をアーチ形屋
根材7のせり出し側端部に妻垂木9を対応させ、
妻垂木9の差込み溝9b内に上記屋根材7端部を
差込み、且つ妻垂木9の中空状本体9aを上記屋
根材7を支持する棟木5、母屋4及び桁材3から
なる屋根構造材に当接して固定することによつて
確実に処理することができる。そして、このよう
に屋根材7の端部を妻垂木9の差込み溝9bに差
込む場合、妻垂木はアーチ形に形成されているの
で、差込み溝の異なる部位において屋根材はそれ
ぞれ異なる角度で差込まれる(例えば、第2図と
第4図参照)。しかし、妻垂木の差込み溝は開口
部よりもその内部の方が拡開されているので、屋
根材の端部はどのような角度であつても、容易、
確実に差込み溝内に差込むことができる。
なお、上述のアーチ屋根構成はカーポートだけ
でなく、玄関覆い等のアーチ屋根にも適用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るカーポートの側面図、
第2図は上記カーポートの要部の縦断面図、第3
図は妻垂木の取付態様説明図、第4図は第2図の
X−X線上の拡大断面図であり、第5図a,b,
cは従来のカーポートの斜視図及び該端部に取付
ける妻垂木の成形態様説明図である。 符号、A……カーポート、1……支柱、2……
屋根部、3……桁材、4……母屋、5……棟木、
6……妻垂木、7……屋根材、9b……差込み
溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アーチ形に形成された屋根材の少なくとも一方
    の長手端部を棟側の方が両側桁側よりも外方にせ
    りだすように形成した屋根端部と、本体の一側面
    に内部が開口端よりも拡開された差込み溝を開口
    形成した金属製押出型材を上記屋根の長手端部に
    応じてアーチ形に弯曲形成してなる妻垂木とを備
    え、該妻垂木の差込み溝内に上記屋根材端面を差
    込むとともに、妻垂木の本体を屋根構造材に固定
    したことを特徴とするカーポート、玄関覆い等の
    アーチ屋根。
JP8451485U 1985-06-06 1985-06-06 Expired JPH0348351Y2 (ja)

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JP8451485U JPH0348351Y2 (ja) 1985-06-06 1985-06-06

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JPS61201412U JPS61201412U (ja) 1986-12-17
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