JPH0322499B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0322499B2 JPH0322499B2 JP17749684A JP17749684A JPH0322499B2 JP H0322499 B2 JPH0322499 B2 JP H0322499B2 JP 17749684 A JP17749684 A JP 17749684A JP 17749684 A JP17749684 A JP 17749684A JP H0322499 B2 JPH0322499 B2 JP H0322499B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gutter
- inner layer
- outside
- layer material
- supported
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 40
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 49
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011121 hardwood Substances 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 210000002268 wool Anatomy 0.000 description 2
- 229910001335 Galvanized steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000008397 galvanized steel Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、建物の屋根、外壁のような面構造体
に関するものである。
に関するものである。
本発明の発明者は、特願昭56−153786号(特開
昭58−58811号)として、母屋の外側に第1内層
材を敷設し、この内層材の外側に段付きの垂木を
母屋と直交させて支持させ、垂木を母屋に固定
し、垂木の段に第2内層材を支持して敷設し、第
1、第2内層材間に空間部を形成し、第2内層材
の外側に屋根板を葺いたものを提案している。
昭58−58811号)として、母屋の外側に第1内層
材を敷設し、この内層材の外側に段付きの垂木を
母屋と直交させて支持させ、垂木を母屋に固定
し、垂木の段に第2内層材を支持して敷設し、第
1、第2内層材間に空間部を形成し、第2内層材
の外側に屋根板を葺いたものを提案している。
しかし、この屋根は、第1、第2内層材間の空
間部の高さ寸法の調節がむずかしく、また屋根板
の対向側縁部の連結固定部などの構造が複雑であ
るという問題があつた。
間部の高さ寸法の調節がむずかしく、また屋根板
の対向側縁部の連結固定部などの構造が複雑であ
るという問題があつた。
本発明は、前述した問題を解決して、第1、第
2内層材間の高さ寸法の調節が容易であり、しか
も構造が簡単で安価に提供できる屋根などの面構
造体を提供しようとするものである。
2内層材間の高さ寸法の調節が容易であり、しか
も構造が簡単で安価に提供できる屋根などの面構
造体を提供しようとするものである。
このために、本発明による建物の面構造体は、
母屋ような支持部材の外側に第1内層材を敷設
し、この内層材の外側に垂木のような取付部材を
兼ねた樋を前記支持部材と直交させて支持させ、
前記樋の第1内層材外側に位置する部分を包囲す
るバンドによつて樋を支持部材に固定し、前記バ
ンドの最外側部分または樋の長手方向両側に突出
した部分の外側に第2内層材を支持させて樋間に
敷設し、第1、第2内層材間に空間部を形成し、
第2内層材の外側に屋根板のような面板を支持さ
せ、隣接する両面板の対向側縁部を樋の外側で互
いに当接させ、これらの当接部の内側に配置して
両面板に設けた係合部を凹凸係合させ、さらに係
合部から内側に突出するように一方の面板に設け
た固定部を前記バンドに固定してあるものであ
る。
母屋ような支持部材の外側に第1内層材を敷設
し、この内層材の外側に垂木のような取付部材を
兼ねた樋を前記支持部材と直交させて支持させ、
前記樋の第1内層材外側に位置する部分を包囲す
るバンドによつて樋を支持部材に固定し、前記バ
ンドの最外側部分または樋の長手方向両側に突出
した部分の外側に第2内層材を支持させて樋間に
敷設し、第1、第2内層材間に空間部を形成し、
第2内層材の外側に屋根板のような面板を支持さ
せ、隣接する両面板の対向側縁部を樋の外側で互
いに当接させ、これらの当接部の内側に配置して
両面板に設けた係合部を凹凸係合させ、さらに係
合部から内側に突出するように一方の面板に設け
た固定部を前記バンドに固定してあるものであ
る。
以下、本発明を屋根に用いた実施例につき第1
図乃至第4図を参照して説明する。
図乃至第4図を参照して説明する。
第1図において、1はC型鋼からなる支持部材
すなわち母屋であつて、母屋1の外側に硬質木毛
板、断熱材、遮音材などからなる第1内層材2が
敷設されている。
すなわち母屋であつて、母屋1の外側に硬質木毛
板、断熱材、遮音材などからなる第1内層材2が
敷設されている。
3は金属板の成形品からなる樋であつて、樋3
は取付部材すなわち垂木を兼ね、第2図にも示す
ように、溝3aの開口端に相対向するフランジ3
cが側壁3bから突出した断面形状の長尺材であ
る。樋3は第1内層材2の外側に母屋1と直交
し、開口部が外向きになるように支持されてい
る。
は取付部材すなわち垂木を兼ね、第2図にも示す
ように、溝3aの開口端に相対向するフランジ3
cが側壁3bから突出した断面形状の長尺材であ
る。樋3は第1内層材2の外側に母屋1と直交
し、開口部が外向きになるように支持されてい
る。
4は金属の成形品からなるバンドであつて、バ
ンド4は、第3図にも示すように、最外側部分4
aの間に内側に凹入する溝状の取付部4bが形成
され、最外側部分4aの側端から内側に直角に屈
曲する側板部4cに段4dを介して突出部4eが
設けられ、突出部4eの内端から支持部4fが直
角に屈曲した断面形状の長さが短いものである。
バンド4は、樋3の溝3a内に取付部4bが遊嵌
され、最外側部分4aが樋3のフランジ3c外側
に支持され、側板部4cが樋3の側壁3bに支持
されて、樋3の第1内層材2外側に位置する部分
を包囲し、支持部4fが第1内層材2の外側に支
持され、ボルト、ナツトからなる締付具5によつ
て第1内層材2を介して母屋1の上壁1aに締め
付けられており、このようにして樋3が長手方向
の複数個所で母屋1に固定されている。
ンド4は、第3図にも示すように、最外側部分4
aの間に内側に凹入する溝状の取付部4bが形成
され、最外側部分4aの側端から内側に直角に屈
曲する側板部4cに段4dを介して突出部4eが
設けられ、突出部4eの内端から支持部4fが直
角に屈曲した断面形状の長さが短いものである。
バンド4は、樋3の溝3a内に取付部4bが遊嵌
され、最外側部分4aが樋3のフランジ3c外側
に支持され、側板部4cが樋3の側壁3bに支持
されて、樋3の第1内層材2外側に位置する部分
を包囲し、支持部4fが第1内層材2の外側に支
持され、ボルト、ナツトからなる締付具5によつ
て第1内層材2を介して母屋1の上壁1aに締め
付けられており、このようにして樋3が長手方向
の複数個所で母屋1に固定されている。
6は第2内層材であり、第2内層材6は、内層
部材6aと外層部材6bとから内外2層に構成さ
れ、硬質木毛板、断熱板、遮音材などからなり、
内層部材6aと外層部材6bとが互いに異なつた
材質にしてある。内層部材6aはバンド4の段4
d上の突出部4e外側に支持され、外層部材6b
は内層部材6aとバンド4の最外側部分4aの外
側とに支持されて、樋3に敷設されている。ま
た、第1内層材2と第2内層材6の内層部材6a
との間には、断熱用の空間部7が形成されてい
る。
部材6aと外層部材6bとから内外2層に構成さ
れ、硬質木毛板、断熱板、遮音材などからなり、
内層部材6aと外層部材6bとが互いに異なつた
材質にしてある。内層部材6aはバンド4の段4
d上の突出部4e外側に支持され、外層部材6b
は内層部材6aとバンド4の最外側部分4aの外
側とに支持されて、樋3に敷設されている。ま
た、第1内層材2と第2内層材6の内層部材6a
との間には、断熱用の空間部7が形成されてい
る。
8は金属の成形品からなる断熱溝型の支樋であ
つて、支樋8は第2内層材6の外層部材6b間に
樋3と直交するように樋3のフランジ3c外側に
支持され、これらに接着、ねじ止めなどの適宜の
手段で固定され、樋3間にこれらと直交し母屋1
と平行に配設され、さらに樋3の溝3a上に支樋
8の開口端が配置されている。
つて、支樋8は第2内層材6の外層部材6b間に
樋3と直交するように樋3のフランジ3c外側に
支持され、これらに接着、ねじ止めなどの適宜の
手段で固定され、樋3間にこれらと直交し母屋1
と平行に配設され、さらに樋3の溝3a上に支樋
8の開口端が配置されている。
9は樋3と支樋8で囲まれた1つの矩形状部分
1枚で覆う面板すなわち屋根板であり、面板9
は、亜鉛メツキ鋼板、塗装鋼板などの金属板から
構成され、第4図にも示すように、一側縁部から
内側に直角に屈曲する当接部9aの内側に凹状の
係合部9bが溝型に設けられ、係合部9bの内側
にL字型の固定部9cが突設され、他側部から内
側に直角に屈曲する当接部9dの内端から直角に
突出する凸状の係合部9eが設けられている。面
板9は、第2内層材6の外層部材6b外側に支持
され、隣接する一方の面板9の固定部9cがねじ
などの適宜の固定具10によつてバンド4の取付
部4b外側に固定され、隣接する他方の面板9の
係合部9eが固定されている一方の面板9の係合
部9bに差し込まれ、係合部9b,9eが凹凸係
合されると共に、両面板9,9の当接部9aと9
dとが樋3の溝3aの外側で弾性的に当接され、
面板9,9の当接部9a,9dより中央側が一連
の平担面に形成されている。また、面板9の側縁
部と直交する端縁部が支樋8内で別の隣接面板の
端縁部と当接され、前記両端縁部が連結され、ま
たは少なくとも一方の面板の端部が支樋8に適宜
の手段で固定されている。
1枚で覆う面板すなわち屋根板であり、面板9
は、亜鉛メツキ鋼板、塗装鋼板などの金属板から
構成され、第4図にも示すように、一側縁部から
内側に直角に屈曲する当接部9aの内側に凹状の
係合部9bが溝型に設けられ、係合部9bの内側
にL字型の固定部9cが突設され、他側部から内
側に直角に屈曲する当接部9dの内端から直角に
突出する凸状の係合部9eが設けられている。面
板9は、第2内層材6の外層部材6b外側に支持
され、隣接する一方の面板9の固定部9cがねじ
などの適宜の固定具10によつてバンド4の取付
部4b外側に固定され、隣接する他方の面板9の
係合部9eが固定されている一方の面板9の係合
部9bに差し込まれ、係合部9b,9eが凹凸係
合されると共に、両面板9,9の当接部9aと9
dとが樋3の溝3aの外側で弾性的に当接され、
面板9,9の当接部9a,9dより中央側が一連
の平担面に形成されている。また、面板9の側縁
部と直交する端縁部が支樋8内で別の隣接面板の
端縁部と当接され、前記両端縁部が連結され、ま
たは少なくとも一方の面板の端部が支樋8に適宜
の手段で固定されている。
以上のように構成された実施例のものは、樋3
の溝3aの外側で隣接する両面板9,9の当接部
9a,9dを当接させ、一方の面板9の固定部9
cをバンド4に固定したので、両面板の連結部を
カバーで覆わなくても体裁がよく、このカバーお
よび内、外挾着板を用いる必要がない。また、樋
3を母屋1に固定するのにバンド4を用いるの
で、垂木すなわち取付部材を兼ねた樋3は単純な
形状のCチヤンネル状のものですみ製作が容易で
ある。
の溝3aの外側で隣接する両面板9,9の当接部
9a,9dを当接させ、一方の面板9の固定部9
cをバンド4に固定したので、両面板の連結部を
カバーで覆わなくても体裁がよく、このカバーお
よび内、外挾着板を用いる必要がない。また、樋
3を母屋1に固定するのにバンド4を用いるの
で、垂木すなわち取付部材を兼ねた樋3は単純な
形状のCチヤンネル状のものですみ製作が容易で
ある。
また、本実施例のものは、両面板9,9の当接
部9a,9d間から雨水などの水が内側に侵入し
た場合には、水が樋3内に導かれ、屋根の上下
(棟軒)方向の傾斜で、樋3の軒側端から外部に
排出される。したがつて、樋3より建物内側に水
が侵入することは確実に防止される。なお、支樋
8に雨水などが入つても、支樋8から樋3に導か
れ、前述したと同様に水が外部に排出されるた
め、支樋8に水が入つた場合でも建物内側に水が
侵入することはない。
部9a,9d間から雨水などの水が内側に侵入し
た場合には、水が樋3内に導かれ、屋根の上下
(棟軒)方向の傾斜で、樋3の軒側端から外部に
排出される。したがつて、樋3より建物内側に水
が侵入することは確実に防止される。なお、支樋
8に雨水などが入つても、支樋8から樋3に導か
れ、前述したと同様に水が外部に排出されるた
め、支樋8に水が入つた場合でも建物内側に水が
侵入することはない。
本発明において、第5図に示すように、面板
9,9の対向側縁部の当接部9a,9dの内外方
向すなわち高さ寸法は短くしてもよく、凸状の係
合部9eの先端部を適宜弯曲させて凹状の係合部
9bとの凹凸係合がより確実になるようにしても
よく、第6図に示すように凸状の係合部9eか嵌
まりやすくなるように当接部9aの内側端部に逃
げ部9fを形成してもよい。また、第7図に示す
ように、バンド4の突出部4eは側板部4cの適
所に折り重ね突条によつて形成してもよく、取付
部4bの両側に細幅U字溝4gを介して最外側部
分4aを形成してもよく、さらに第8図に示すよ
うに、突出部を設けることなく最外側部分4a上
に第2内層材6を支持することもでき、本発明で
はバンド4の形状を変えるだけで、第1、第2内
層材間の断熱用の空間部の高さを容易に変えるこ
とができる。なお、第5図乃至第8図中の第1図
乃至第4図と同一符号はこれらと対応する部分を
示す。
9,9の対向側縁部の当接部9a,9dの内外方
向すなわち高さ寸法は短くしてもよく、凸状の係
合部9eの先端部を適宜弯曲させて凹状の係合部
9bとの凹凸係合がより確実になるようにしても
よく、第6図に示すように凸状の係合部9eか嵌
まりやすくなるように当接部9aの内側端部に逃
げ部9fを形成してもよい。また、第7図に示す
ように、バンド4の突出部4eは側板部4cの適
所に折り重ね突条によつて形成してもよく、取付
部4bの両側に細幅U字溝4gを介して最外側部
分4aを形成してもよく、さらに第8図に示すよ
うに、突出部を設けることなく最外側部分4a上
に第2内層材6を支持することもでき、本発明で
はバンド4の形状を変えるだけで、第1、第2内
層材間の断熱用の空間部の高さを容易に変えるこ
とができる。なお、第5図乃至第8図中の第1図
乃至第4図と同一符号はこれらと対応する部分を
示す。
そして、本発明の第2内層材は、内外2層にす
ることなく、単層のものでもよい。
ることなく、単層のものでもよい。
実施例では屋根について述べたが、本発明は建
物の外壁にも適用できる。
物の外壁にも適用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のよる建物の面構
造体は、母屋のような支持部材の外側に、支持部
材と直交する垂木のように取付部材を兼ねた樋
を、第1内層材を介して支持させ、前記樋の外側
を包囲するバンドによつて樋を支持部材に固定
し、前記バンドの最外側部分または樋の長手方向
両側に突出した部分に第2内層材を支持させ、第
1、第2内層材間に空間部を形成したので、バン
ドの形状を変更させることにより、空間部の高さ
寸法の調節ができ、垂木のような取付部材の段に
第2内層材を支持させたのでは長尺の取付部材の
形状を変更させる必要があるのと異なり、長さが
短いバンドの形状変更ですむから、空間部の高さ
寸法の調節が容易にできると共に、前記のような
バンドを用いたことで、樋の断面形状を単純にす
ることができる。さらに、本発明によれば、隣接
する屋根板のような両面板の一方に設けた固定部
をバンドに固定し、両面板の対向縁部を樋の外側
で互いに当接させ、これらの当接部の内側に配置
して両面板に設けた係合部を凹凸係合させたの
で、両面板の当接部から内側に雨水などの水が侵
入しても樋で外部に排出でき、樋より内側には水
が侵入しないことにより、面板の対向側縁部を連
結、固定するための部品数を少なくすることがで
き、構造が簡単になる上に、施工すなわち組立も
容易となり、安価に面構造体を提供できるという
効果が得られる。
造体は、母屋のような支持部材の外側に、支持部
材と直交する垂木のように取付部材を兼ねた樋
を、第1内層材を介して支持させ、前記樋の外側
を包囲するバンドによつて樋を支持部材に固定
し、前記バンドの最外側部分または樋の長手方向
両側に突出した部分に第2内層材を支持させ、第
1、第2内層材間に空間部を形成したので、バン
ドの形状を変更させることにより、空間部の高さ
寸法の調節ができ、垂木のような取付部材の段に
第2内層材を支持させたのでは長尺の取付部材の
形状を変更させる必要があるのと異なり、長さが
短いバンドの形状変更ですむから、空間部の高さ
寸法の調節が容易にできると共に、前記のような
バンドを用いたことで、樋の断面形状を単純にす
ることができる。さらに、本発明によれば、隣接
する屋根板のような両面板の一方に設けた固定部
をバンドに固定し、両面板の対向縁部を樋の外側
で互いに当接させ、これらの当接部の内側に配置
して両面板に設けた係合部を凹凸係合させたの
で、両面板の当接部から内側に雨水などの水が侵
入しても樋で外部に排出でき、樋より内側には水
が侵入しないことにより、面板の対向側縁部を連
結、固定するための部品数を少なくすることがで
き、構造が簡単になる上に、施工すなわち組立も
容易となり、安価に面構造体を提供できるという
効果が得られる。
第1図は本発明の一実施例を示す要部の垂直断
面図、第2図は同樋の断面斜視図、第3図は同バ
ンドの斜視図、第4図は同屋根板の対向側縁部の
分解部分斜視図、第5図は面板の一変形例を示す
部分垂直断面図、第6図は面板の他の変形例を示
す部分垂直断面図、第7図および第8図は互いに
異なるバンドの変形例を示す垂直断面図である。 1……母屋(支持部材)、2……第1内層材、
3……樋、3a……溝、3c……フランジ、4…
…バンド、4a……最外側部分、4b……取付
部、4d……段、4e……突出部、5……締付
具、6……第2内層材、6a,6b……内、外層
部材、7……空間部、8……支樋、9……面板、
9a,9d……当接部、9b,9e……係合部、
9c……固定部、10……固定具。
面図、第2図は同樋の断面斜視図、第3図は同バ
ンドの斜視図、第4図は同屋根板の対向側縁部の
分解部分斜視図、第5図は面板の一変形例を示す
部分垂直断面図、第6図は面板の他の変形例を示
す部分垂直断面図、第7図および第8図は互いに
異なるバンドの変形例を示す垂直断面図である。 1……母屋(支持部材)、2……第1内層材、
3……樋、3a……溝、3c……フランジ、4…
…バンド、4a……最外側部分、4b……取付
部、4d……段、4e……突出部、5……締付
具、6……第2内層材、6a,6b……内、外層
部材、7……空間部、8……支樋、9……面板、
9a,9d……当接部、9b,9e……係合部、
9c……固定部、10……固定具。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 母屋のような支持部材の外側に第1内層材を
敷設し、この内層材の外側に垂木のような取付部
材を兼ねた樋を前記支持部材と直交させて支持さ
せ、前記樋の第1内層材外側に位置する部分を包
囲するバンドによつて樋を支持部材に固定し、前
記バンドの最外側部分または樋の長手方向両側に
突出した部分の外側に第2内層材を支持させて樋
間に敷設し、第1、第2内層材間に空間部を形成
し、第2内層材の外側に屋根板のような面板を支
持させ、隣接する両面板の対向側縁部を樋の外側
で互いに当接させ、これらの当接部の内側に配置
して両面板に設けた係合部を凹凸係合させ、さら
に係合部から内側に突出するように一方の面板に
設けた固定部を前記バンドに固定したことを特徴
とする建物の面構造体。 2 樋は、外側に開口する溝の開口端に相対向す
るフランジを設けた断面形状である特許請求の範
囲第1項に記載の建物の面構造体。 3 バンドは、樋の溝内に遊嵌する取付部を形成
し、この取付部に面板の固定部を固定した特許請
求の範囲第1項または第2項に記載の建物の面構
造体。 4 第2内層材は、内、外2層に構成し、外層部
材の側縁部を樋のフランジ外側にも支持した特許
請求の範囲第2項または第3項に記載の建物の面
構造体。 5 第2内層材の外層部材間には樋と直交する支
樋を配設し、支樋の端部を樋の外側に支持させ、
面板の側縁部と直交する端縁部を支樋内で別の隣
接面板の端縁部と当接させた特許請求の範囲第1
項、第2項、第3項または第4項に記載の建物の
面構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17749684A JPS6157747A (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 建物の面構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17749684A JPS6157747A (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 建物の面構造体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6157747A JPS6157747A (ja) | 1986-03-24 |
JPH0322499B2 true JPH0322499B2 (ja) | 1991-03-27 |
Family
ID=16031916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17749684A Granted JPS6157747A (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 建物の面構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6157747A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7347958B2 (ja) * | 2019-05-13 | 2023-09-20 | Jfe鋼板株式会社 | 嵌合式建材パネル |
-
1984
- 1984-08-28 JP JP17749684A patent/JPS6157747A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6157747A (ja) | 1986-03-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3846654B2 (ja) | 太陽電池付き屋根パネルおよび屋根構造 | |
US4747249A (en) | Subpurlin and attachment assembly | |
JPH0322499B2 (ja) | ||
US4791770A (en) | Subpurlin and attachment assembly | |
JP2633003B2 (ja) | 縦葺屋根構造 | |
JPS6128654A (ja) | 建物の面構造体 | |
JPH0322502B2 (ja) | ||
JPH0718817Y2 (ja) | 金属製屋根板材の取付構造 | |
JP2898244B2 (ja) | 折版屋根の支持構造 | |
JPH0342387B2 (ja) | ||
JPH0316329Y2 (ja) | ||
JPH033781B2 (ja) | ||
JPS6343541B2 (ja) | ||
JPH0152540B2 (ja) | ||
JPS6318668Y2 (ja) | ||
JPH036731Y2 (ja) | ||
JPH0348351Y2 (ja) | ||
JPH0586692A (ja) | 二重屋根及び天井構造 | |
JPS60238554A (ja) | 屋根下地パネル | |
JPH11107433A (ja) | 太陽電池付鋼板屋根パネルおよび屋根構造 | |
JPH01304248A (ja) | 建築物における屋根構造 | |
JPH0443139B2 (ja) | ||
JPH0341536Y2 (ja) | ||
JPS6140826Y2 (ja) | ||
JP2020029756A (ja) | 屋根 |