JP3983489B2 - 稼働情報収集装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車載される建設用の作業装置等の稼働情報を収集し記録する稼働情報収集装置に関し、特に、複数の異なるアプリケーションプログラム及びフォーマットに対応する稼働情報収集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の稼働情報収集に関するアプリケーションプログラムは、用途に応じて複数種存在し、各稼働情報収集装置には、従来、そのうちのいずれかのアプリケーションプログラムが予め格納されており、これにしたがって情報収集が実行される。そして、収集された稼働情報は、メモリカード等に順次記録されていくが、それらのメモリカードの記録エリアも各アプリケーションプログラムの種類に応じて、異なったフォーマットを有していた。したがって、複数種のフォーマットを有するメモリカードが混在する場合、それらの管理は容易ではなかった。また、各稼働情報収集装置には、予め1種類のアプリケーションプログラムのみが固定的に格納されるので、当初と異なるフォーマットを有するメモリカードを使用する際には、特別な設定プログラムを用いて、メモリカードのフォーマットに合わせて、装置の設定変更を行う必要があった。これらの問題を以下に図5を用いて説明する。図5は、従来の稼働情報収集装置の問題点を示すための説明図である。
【0003】
まず、この種の稼働情報収集装置1Aの基本的な動作を説明すると、そのリーダライタ部にデータ記録用の所定のメモリカード3c、3dが挿着され、所定の出庫処理を終了すると、終了ボタン押下等の終了トリガーがあるまで、作業装置8の稼働状態を示す情報が収集されて、これらをメモリカード3c、3dに記録する稼働情報収集処理が行われる。そして、終了ボタン押下等に応答して所定の出庫処理が行われ一連の処理が終了する。
【0004】
このような稼働情報収集処理を行うためには、稼働情報収集装置1Aに予め格納されるアプリケーションプログラムに応じたメモリカード3c、3dが挿着されなければならない。
【0005】
すなわち、図5(A)のOKが付された矢印で示すように、稼働情報収集装置1Aにアプリケーションプログラム111が格納される場合には、このアプリケーションプログラム111に基づき収集される稼働情報に応じた所定フォーマットのデータ記録領域31を有するメモリカード3cが装置1Aに正しく挿着されなければならない。一方、図5(B)のOKが付された矢印で示すように、稼働情報収集装置1Bにアプリケーションプログラム112が格納される場合には、このアプリケーションプログラム112に基づき収集される稼働情報に応じた所定フォーマットのデータ記録領域32を有するメモリカード3dが装置1Aに正しく挿着されなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図5(A)及び図5(B)のNGが付された矢印でそれぞれ示すように、稼働情報収集装置1A及び1Bにそれぞれ格納されるアプリケーションプログラム111及び112に対応しないフォーマットのメモリカード3d及び3cが挿着された場合には、これらの稼働情報収集装置1A及び1Bは正常に作動しない。すなわち、当初、格納したアプリケーションプログラムとは異なるアプリケーションプログラム又は異なるフォーマットを有するメモリカードを用いてデータ収集したい場合等には、対応するメモリカードのフォーマットを考慮して、特別な設定プログラムを用いて、情報収集装置の設定変更を行う必要があった。
また、複数種のメモリカード3c、3dが混在し、またこれらに対応する稼働情報収集装置1A、1Bも混在する状況では、その管理も容易ではなかった。
【0007】
よって本発明は、上述した現状に鑑み、特別な設定変更をすることなく、自動的に挿着されたメモリカードのフォーマットに応じた稼働情報収集処理が正常に行われ、記録される稼働情報収集装置を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の稼働情報収集装置は、図1の基本構成図に示すように、作業装置の稼働情報を収集する車載される稼働情報収集装置であって、前記稼働情報の収集処理を行い第1アプリケーションデータを収集する第1アプリケーションプログラム及びこの第1アプリケーションプログラムとは異なる前記稼働情報の収集処理を行い第2アプリケーションデータを収集する第2アプリケーションプログラムを予め格納するアプリケーションプログラム格納手段と、可搬型記録手段が装着されるリーダライタ部と、前記リーダライタ部に装着された前記可搬型記録手段が、前記第1アプリケーションデータの記録領域に第1データ記録領域を有する第1可搬型記録手段、又は、前記第2アプリケーションデータの記録領域に前記第1データ記録領域と異なる第2データ記録領域を有する第2可搬型記録手段、のいずれであるかを、前記リーダライタ部により読み取られた前記第2データ記録領域の有無により、判定するアクセス判定手段と、前記アクセス判定手段にて前記可搬型記録手段が前記第2データ記録領域を有すると判定された際、前記第2アプリケーションプログラムを実行して、この第2アプリケーションプログラムに基づいて収集した前記第2アプリケーションデータを前記第2データ記録領域に記録し、さもなければ前記第1アプリケーションプログラムを実行して、この第1アプリケーションプログラムに基づいて収集した前記第1アプリケーションデータを前記第1データ記録領域に記録するアプリケーション実行記録手段と、を有することを特徴とする。
【0009】
請求項1記載の発明によれば、稼動情報収集装置1はアプリケーションプログラム格納手段11、可搬型記録手段が装着されるリーダライタ部17と、アクセス判定手段101、及びアプリケーション実行記録手段102を有する。上記アプリケーションプログラム格納手段11は、それぞれ異なる第1及び第2アプリケーションプログラム111、112を予め格納する。第1可搬型記録手段3aは、第1アプリケーションプログラム111に基づいて収集された第1アプリケーションデータの記録領域である第1データ記録領域31aを有する。第2可搬型記録手段3bは、第2アプリケーションプログラム112に基づいて収集された第2アプリケーションデータの記録領域の一部である第2データ記録領域32bを有する。アクセス判定手段101は、第2データ記録領域32bへのアクセス可否を判定する。そして、アプリケーション実行記録手段102は、アクセス判定手段101にて第2データ記録領域32bにアクセス可と判定された際、第2アプリケーションプログラム112を実行して、この第2アプリケーションプログラム112に基づいて収集した第2アプリケーションデータを第2データ記録領域32bに記録し、さもなければ第1アプリケーションプログラム111を実行して、この第1アプリケーションプログラム111に基づいて収集した第1アプリケーションデータを第1データ記録領域31aに記録する。このように、挿着された記録手段3(3a、3b)に対する第2データ記録領域32bへのアクセス可否の判定に基づき、これに適した第1及び第2アプリケーションプログラム111、112のいずれかを実行して、挿着された記録手段3に収集した情報を書き込むようにしているので、記録手段3のフォーマットに関わらずその記録手段3に適合した情報収集及び記録が可能になる。また、従来のように、挿着された記録手段3に対応するように情報収集装置1の設定を変更する必要がなくなるため、設定処理プログラムも不要となる。
【0010】
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の稼働情報収集装置は、図1の基本構成図に示すように、請求項1記載の稼働情報収集装置において、前記第2可搬型記録手段3bは、前記第2データ記録領域32bの他に前記第1データ記録領域31bも有することを特徴とする。
【0011】
請求項2記載の発明によれば、第2可搬型記録手段3bは、第2データ記録領域32bの他に第1データ記録領域31bも有するので、第2アプリケーションプログラム112が、第2アプリケーションデータに加えて、第1アプリケーションプログラム111と同様のデータ収集も行うに際し、非常に有効となる。
【0012】
上記課題を解決するためになされた請求項3記載の稼働情報収集装置は、図1の基本構成図に示すように、請求項2記載の稼働情報収集装置において、前記第1及び第2可搬型記録手段3a、3bは、前記第1及び第2アプリケーションプログラム111、112を前記アプリケーションプログラム格納手段11にロードする際に用いられるプログラムカードと同型状のデータ記録用のメモリカード3であることを特徴とする。
【0013】
請求項3記載の発明によれば、第1及び第2可搬型記録手段3a及び3bは、アプリケーションプログラムをロードする際に用いられるプログラムカードと同型状のデータ記録用のメモリカード3であるので、非常に汎用性が高くなる。
【0014】
上記課題を解決するためになされた請求項4記載の稼働情報収集装置は、図1の基本構成図に示すように、請求項3記載の稼働情報収集装置において、前記第1可搬型記録手段3a及び前記第2可搬型記録手段3bは、共に前記稼働情報の収集に関するデータ記録用であることを示す属性エリア30a、30bを有し、前記アクセス判定手段101が前記第2データ記録領域32bへのアクセス可否を判定する前に、前記属性エリア30a、30bをチェックすることにより、挿着された前記第1可搬型記録手段3a又は前記第2可搬型記録手段3bがデータ記録用であるかどうかを判定し、データ記録用ではないと判定した場合にはその旨警報するカード異常警報手段103を更に有することを特徴とする。
【0015】
請求項4記載の発明によれば、第1及び第2可搬型記録手段3a、3bは共に、稼働情報の収集に関するデータ記録用であることを示す属性エリア30a、30bを有し、上記第2データ記録領域32bへのアクセス可否を判定する前に、この属性エリア30a、30bをチェックすることにより、挿着された記録手段3がデータ記録用であるかどうかを判定し、そうでない場合にはその旨警報するようにしているので、即座に記録手段3の誤挿着を認識できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図2は、本発明に関わる稼働情報収集装置を示すブロック図である。
【0017】
図2に示すように、本稼働情報収集装置1はマイコン10、記憶部11、表示部12、GPS/電波時計13、警報部14、スイッチ部15、リーダライタI/F16、リーダライタ部17、速度センサI/F18、稼働センサI/F19、ハンディターミナルI/F20、外部チャネルI/F21、電源部22を含んで構成される。この稼働情報収集装置1は、情報収集すべき作業装置8を搭載する車両のフロント部等に挿着される。
【0018】
上記マイコン10は、ここでは図示しない中央演算処理装置(CPU)、読み出し専用のメモリ(ROM)及び読み出し書き込み自在のメモリ(RAM)を含んでいる。CPUはROMに予め格納された制御プログラムにしたがって動作する。ROMには所定の基本プログラムや固定データ等が予め格納されている。RAMにはCPUの処理の過程で発生する各種のデータを格納するデータエリアと処理の際に使用するワークエリア等も有する。また、マイコン10は計時機能も備える。
【0019】
記憶部11は、例えば、フラッシュメモリ(FROM)、スタティックメモリ(SRAM)、不揮発メモリ(NVM)等である。このFROMには、自己診断処理プログラムや本発明に関わる複数種の稼働情報収集用プログラム、例えば、第1アプリケーションプログラム111及び第2アプリケーションプログラム112が予めロードされている。SRAMは、稼働情報収集中のバックアップメモリとして使われたり、その所定の格納エリアにシステム項目として車両番号、速度オーバー基準値、定時刻値等の各種の設定項目テーブルが設定されている。NVMには累積走行距離等が記憶される。これらは一例であり、各メモリに格納するデータは適宜変更してもよい。この記憶部11は、請求項1のアプリケーションプログラム格納手段に相当する。
【0020】
表示部12は、LCD及びLCDドライバから基本的に構成される。LCDドライバはマイコン10の制御のもとにLCDを駆動するものである。LCDは、LCDドライバに駆動されて時刻や累積走行距離等の表示内容をデジタル表示する。
【0021】
GPS/電波時計13は、公知のGPSを構成する人工衛星2からのGPS信号の受信機能を有する。このGPS信号には、時刻データや位置データが含まれる。受信されたGPS信号は、マイコン10に供給され、時刻データや位置データが抽出されて、稼働情報収集に利用される。
【0022】
警報部14は、例えば、マイコン10からの駆動指令信号に基づき鳴動するブザーや発光する発光素子である。このブザーは各診断開始及び終了時、診断異常時等に鳴動される。発光素子は、OK(正常)、ALM(警報)、CARD(カード異常)等の応じて発光する複数のLEDである。本発明に関わる点としては、後述するカード異常警報の際に、上記ブザーが鳴動したり、上記カード異常に対応するLEDが発光したりする。
【0023】
スイッチ部15は、基本的に、本稼働情報収集装置1の前面部に配設されており、処理終了時に押下される終了スイッチ、診断時に押下される各スイッチ、電源スイッチ、LEDリセットスイッチ、ブザーリセットスイッチ等である。
【0024】
リーダライタインタフェース(I/F)16は、リーダライタ部17及びマイコン10との間に介在して接続され、これらの電気的インタフェースをとる。このリーダライタ部17は、メモリカード3(3a及び3b)等が挿着されるカード挿着口を有し、ここに挿着されたメモリカード3に収集した稼働情報が記録されたり、カード3に格納されるアプリケーションプログラムが読み込まれたりする。なお、上記メモリカード3は、アプリケーションプログラム等が格納されたプログラムカードや後述の第1及び第2アプリケーションデータが記録されるデータカード等である。これらのメモリカード3は、上記リーダライタ部17のカード挿着口に挿着できる同一形状のメモリカードであるが、それらの使用目的によって異なったフォーマットを有しており、これは図3を用いて説明される。
上記のように、第1及び第2アプリケーションデータが記録されるデータカードは、汎用性の高いメモリカード3が用いられるので、既成のリーダライタを利用できる、ソフトウエアの変更により容易に対応できる、入手が容易である等のメリットがあり、コスト削減の効果がある。
【0025】
なお、ここでは、異なるフォーマットを有する2種類のカードとして、第1データ記録領域のみを有するメモリカード3aと、第1及び第2データ記録領域31b及び32bを有するメモリカード3bを例示する。これらは、図3を用いて再度説明する。
【0026】
速度センサインタフェース(I/F)18は、マイコン10及び速度センサ4の間に介在して接続され、これらの電気的インタフェースをとる。この速度センサ4は走行速度を検出してそれに応じた速度パルスを生成し、これを速度センサI/F18を介してマイコン10に供給する。なお、ここでは、上記速度センサ4は、エンジンの回転数を検出してその回転数に応じたエンジン回転パルスを生成するエンジン回転センサ機能も有するものとし、速度センサI/F18はこれらの電気的インタフェースをとる機能も有するものとする。
【0027】
稼働センサインタフェース(I/F)19は、稼働センサ5及びマイコン10との間に介在して接続され、これらの電気的インタフェースをとる。作業装置8は、例えば、ブルトーザのショベル駆動機構等である。稼働センサ5は、このような作業装置8の稼働状態を検出して、インタフェース(I/F)19を介して、マイコン10に稼働信号を供給する。この信号は、図5で示したようなハイ又はローレベルのパルス信号である。
【0028】
ハンディターミナルインタフェース(I/F)20は、ハンディターミナル6及びマイコン10との間に介在して接続され、これらの電気的インタフェースをとる。ハンディターミナル6は、マイコン、表示部、ブザー、各種スイッチ、各種データの入力時に利用されるテンキー及びファンクションキー61を有しており、これを利用して荷積、荷卸、待機等の作業状態が入力されたりする。
【0029】
外部チャネルインタフェース(I/F)21は、例えば、温度センサ(図示せず)や車両のブレーキ装置や安全装置(図示せず)等の外部機器が接続される際に利用されるインタフェースである。
【0030】
なお、以上の他に、携帯電話等が本稼働情報収集装置に接続される際に利用されるオプションユニットインタフェース等もマイコン10には、接続されてもよいが、ここでは説明を省略する。
【0031】
電源部22は、車両のバッテリ(図示せず)から供給される電力を、リーダライタ部17やマイコン10等に分配して供給するもので、またこの電源部22は、上記車載バッテリからの電力供給が断たれた場合に、所定時間にわたりマイコン10に電力を供給するバックアップ電池も含む。
【0032】
なお、上記マイコン10にはイグニッションスイッチ7も接続されており、エンジンスタート及び停止時にそれぞれ発するイグニッションON及びOFF信号を供給する。
【0033】
このような構成において、本稼働情報収集装置1は、リーダライタ部17にデータ記録用の所定のメモリカード3(3a又は3b)が挿着されると、挿着されたメモリカード3に応じたアプリケーションプログラムが、記憶部11から読み出され、それにしたがって所定の出庫処理等の起動時処理が行われた後、終了ボタン押下等の終了トリガーがあるまで、上記起動されたアプリケーションプログラムに基づいて作業装置8の稼働状態を示す情報が収集されて、これらをメモリカード3に記録する稼働情報収集処理が行われる。
【0034】
次に図3を用いて、本稼働情報収集装置の実施形態に関わるデータフォーマットについて説明する。図3(A)及び図3(B)はそれぞれ、本稼働情報収集装置に関わる第1及び第2データフォーマットの実施形態を示すメモリマップである。
【0035】
そして、ここで、上記記憶部11に格納される第1アプリケーションプログラム111は、作業装置8の作業時系列データのみを取得し、第1アプリケーションデータとして記録するためのものとし、第2アプリケーションプログラム112は、作業装置8の作業時系列データ及び速度時系列データの両方を取得し、第2アプリケーションデータとして記録するためのものとする。
【0036】
図3(A)に示すように、この第1データフォーマットは、属性エリア30a及び作業時系列データエリア31aを含んで構成される。この第1データフォーマットは、公知のメモリカードが上記第1アプリケーションデータの記録用に用いられる場合のメモリマップを示すものである。このような第1データフォーマットは、メモリカード3aに割り当てられる。
【0037】
この第1データフォーマットは、セクタ0〜セクタ236から構成される。ここで各セクタは32バイトで構成される。
【0038】
属性エリア30aは、そのカードがデータ記録用であるか、又はアプリケーションプログラム導入用であるか等の属性を示すもので、セクタ0が割り当てられる。この属性エリア30aをチェックすることにより、リーダライタ部17に挿着されたメモリカード3がデータ記録用であるかどうかを判定し、そうでない場合には後述するようにその旨警報するようにしているので、即座にメモリカード3の誤挿着を認識できる。
【0039】
セクタ1〜セクタ236(7552バイト分)は作業時系列データエリア31aであり、作業時系列データの記録に対応したフォーマットになっている。作業時系列データとは、例えば、1秒毎に発生される上記作業装置8の作業状態を示す各1バイトの時系列データである。このようなデータが、このエリアに所定時間毎に時系列的に記録されていく。
【0040】
なお、上記メモリカード3aは請求項1の第1可搬型記録手段に相当し、上記作業時系列データは請求項1の第1アプリケーションデータに相当し、上記作業時系列データエリア31a(セクタ1〜セクタ236)は請求項1の第1データ記録領域に相当する。
【0041】
また図3(B)に示すように、第2データフォーマットは、属性エリア30b、作業時系列データエリア31b及び速度時系列データエリア32bを含んで構成される。この第2データフォーマットは、公知のメモリカードが上記第2アプリケーションデータの記録用に用いられる場合のメモリマップを示すものである。このような第2データフォーマットは、メモリカード3bに割り当てられる。
【0042】
この第2データフォーマットは、セクタ0〜セクタ240から構成される。ここで各セクタは32バイトで構成される。
【0043】
属性エリア30bは、そのカードがデータ記録用であるか、又はアプリケーションプログラム導入用であるか等の属性を示すもので、セクタ0が割り当てられる。この属性エリア30bをチェックすることにより、上述したように即座にメモリカード3の誤挿着を認識できる。
【0044】
セクタ1〜セクタ96(3072バイト分)は、作業時系列データエリア31bであり、作業時系列データの記録に対応したフォーマットになっている。作業時系列データとは、例えば、1秒毎に発生される上記作業装置8の作業状態を示す各1バイトの時系列データである。このようなデータが、このエリアに1分間毎に時系列的に記録されていく。
セクタ97〜セクタ240(4608バイト分)は、速度時系列データエリア32bであり、速度時系列データの記録に対応したフォーマットになっている。速度時系列データとは、例えば、0.5秒毎に発生される上記速度センサ4から取得される速度情報を示す時系列データである。このようなデータが、このエリアに所定時間毎に時系列的に記録されていく。
【0045】
このように、メモリカード3bは、速度時系列データエリア32bの他に作業時系列データエリア31bも有するので、これは、両方のデータを必要とする第2アプリケーションプログラム112に非常に有効となる。
【0046】
なお、上記メモリカード3bは請求項1の第2可搬型記録手段に相当し、上記作業時系列データ及び速度時系列データは、請求項1の第2アプリケーションデータに相当し、上記速度時系列データエリア32b(セクタ97〜セクタ240)は請求項1の第2データ記録領域の一部に相当する。
【0047】
また、上記作業時系列データ及び速度時系列データは、各アプリケーションデータの一例を示すものであり、本発明の各アプリケーションデータは作業時系列データ及び速度時系列データに限定されるものではない。更に、本発明は第1アプリケーションプログラム及び第2アプリケーションプログラムの内容も上記に限定するものではなく、適宜変更可能である。
【0048】
更に図4を用いて、本稼働情報収集装置の実施形態に関わる処理動作について説明する。図4は本稼働情報収集装置の実施形態に関わる稼働情報収集の処理動作を示すフローチャートである。
【0049】
図4のフローチャートに示すように、この収集装置の電源スイッチがオンされると、まずステップS1において、リーダライタ部17のスロットにメモリカード3(3a及び3b)が正常位置に挿着されたかどうかが判断される。ここで、カード3が正常位置に挿着されたと判断されると処理はステップS2に移行し(ステップS1のY)、挿着されない限りステップS1を繰り返し、カード挿着を待機する(ステップS1のN)。このカード3の挿着判断は、カード3が所定の位置に挿着されたことに基づく機械的方法によってもよいし、電気的にマイコン10からカード3にアクセス可能になったことに基づくようにしてもよい。
【0050】
ステップS2においては、マイコン10は上記挿着されたカード3の属性エリア30a、30bへのアクセスを行う。すなわち、属性エリアには上述したようにカードの属性が記録されているので、このアクセスにより挿着されたカードがデータ記録用であるかどうか判定できる。そして、アクセスが成功すると、どのアプリケーションプログラムに対応するのかを判定すべく、処理はステップS5以降に移行し(ステップS3のY)、さもなければ挿着されたカードはデータ記録用とは判定できないのでその旨、警報すべく処理はステップS4に移行する(ステップS3のN)。
【0051】
ステップS4においては、カード異常警報を警報するために、上記警報部14としてのブザーが鳴動したり、上記カード異常に対応するLEDが発光したりする。そして、ステップS1にもどり再度、カード挿着を待機する。
【0052】
また、ステップS5においては、マイコン10は上記挿着されたカード3に対して、速度時系列データエリア32b(第2データ記録領域)へのアクセスを試みる。図3で説明したように、メモリカード3bは速度時系列データエリア32bを有しており、メモリカード3aはそれを有していないので、このエリア32bへのアクセスを試みることによって、挿着されたカード3がメモリカード3aであるか、或いはメモリカード3bであるかを判定できる。そして、このアクセスが成功すると、挿着されたカード3はメモリカード3b(第2可搬型記録手段)であると判定し、上記第2アプリケーションプログラムを起動すべくステップS7aに移行し(ステップS6のY)、さもなければ挿着されたカード3はメモリカード3a(第1可搬型記録手段)であると判定し、上記第1アプリケーションプログラムを起動すべくステップS7bに移行する(ステップS6のN)。
【0053】
ステップS7aにおいて、マイコン10は記憶部11から第2アプリケーションプログラムを読み出して、それを起動する。この際には、日付及び時刻チェックやデータ初期化等の一連の出庫処理も行われる。なお、このような日付及び時刻チェック等の出庫処理の一部は、必ずしもこのタイミングで行う必要はなく、電源スイッチのオン直後であってもよい。
【0054】
そして、ステップS8aにおいて、所定の稼働情報収集処理、例えば、一定時間毎の作業時系列データ及び速度時系列データの取得及び記録が、ステップS9aにおいて終了ボタン押下等の所定の終了トリガーが検知されるまで継続される(ステップS9aのN)。このステップS8aにおいて、所定の終了トリガーが検知されると処理は、入庫処理を行うべくステップS10に移行する。
【0055】
一方、ステップS7bにおいては、マイコン10は記憶部11から第1アプリケーションプログラムを読み出して、それを起動する。この際には、日付及び時刻チェックやデータ初期化等の一連の出庫処理も行われる。なお、このような日付及び時刻チェック等の出庫処理の一部は、必ずしもこのタイミングで行う必要はなく、上記電源スイッチのオン直後であってもよい。
【0056】
そして、ステップS8bにおいて、所定の稼働情報収集処理、例えば、一定時間毎の作業時系列データの取得及び記録が、ステップS9bにおいて終了ボタン押下等の所定の終了トリガーが検知されるまで継続される(ステップS9bのN)。このステップS8bにおいて、所定の終了トリガーが検知されると処理は、入庫処理を行うべくステップS10に移行する。
【0057】
ステップS10の入庫処理では、情報収集後の所定の終了処理が行われる。すなわち、このステップS10では、例えば、メモリカード3(3a、3b)に対して情報収集終了を示す情報が書き込まれたり、そのメモリカード3のリーダライタスロットからの排出が行われる。そして、ステップS10の出庫処理が終了すると一連の処理が終了する。
【0058】
なお、上記フローチャートにおいて、ステップS2〜ステップS4は請求項4のカード異常警報手段に相当し、ステップS5及びステップS6は請求項1のアクセス判定手段101に相当し、ステップS7a〜ステップS9a及びステップS7b〜ステップS9bは請求項1のアプリケーション実行記録手段102に相当する。
【0059】
以上説明したように、本実施形態によれば、挿着されたメモリカード3に対する速度時系列データエリア32bへのアクセス可否の判定に基づき、これに適した第1及び第2アプリケーションプログラム111、112のいずれかを実行して、挿着されたメモリカード3に収集した情報を書き込むようにしているので、メモリカード3のフォーマットに関わらずそのカード3に適合した情報収集及び記録が可能になる。換言すると、所定のメモリカード3を用いて所望のアプリケーションプログラム111、112を自動的に立ち上げ、実行することも可能になる。また、従来のように、挿着された記録手段3に対応するように情報収集装置1の設定を変更する必要がなくなるため、設定処理プログラムも不要となる。
【0060】
なお、上述の実施形態では、アプリケーションプログラム及びフォーマットは2種類であると想定して説明したが、これは3種類以上の複数種でも同様に本発明は適用可能である。また、本発明は、上記作業装置の稼働情報収集の他に、営業車両等の運行情報収集装置にも適用可能である。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、挿着された記録手段3に対する第2データ記録領域32bへのアクセス可否の判定に基づき、これに適した第1及び第2アプリケーションプログラム111、112のいずれかを実行して、挿着された記録手段3(3a、3b)に収集した情報を書き込むようにしているので、記録手段3のフォーマットに関わらずその記録手段3に適合した情報収集及び記録が可能になる。換言すると、所定の記録手段3を用いて所望のアプリケーションプログラム111、112を自動的に立ち上げ、実行することも可能になる。また、従来のように、挿着された記録手段3に対応するように情報収集装置1の設定を変更する必要がなくなるため、設定処理プログラムも不要となる。
【0062】
請求項2記載の発明によれば、第2可搬型記録手段3bは、第2データ記録領域32bの他に第1データ記録領域31bも有するので、第2アプリケーションプログラム112が、第2アプリケーションデータに加えて、第1アプリケーションプログラム111と同様のデータ収集も行うに際し、本発明は非常に有効となる。
【0063】
請求項3記載の発明によれば、第1及び第2可搬型記録手段3a及び3bは、アプリケーションプログラムをロードする際に用いられるプログラムカードと同型状のデータ記録用のメモリカード3であるので、汎用性が高く入手しやすいため、コスト削減の効果がある。
【0064】
請求項4記載の発明によれば、第1及び第2可搬型記録手段3a、3bは共に、稼働情報の収集に関するデータ記録用であることを示す属性エリア30a、30bを有し、上記第2データ記録領域32bへのアクセス可否を判定する前に、この属性エリア30a、30bをチェックすることにより、挿着された記録手段3がデータ記録用であるかどうかを判定し、そうでない場合にはその旨警報するようにしているので、即座に記録手段3の誤挿着を認識できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の稼働情報収集装置の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に関わる稼働情報収集装置を示すブロック図である。
【図3】図3(A)及び図3(B)はそれぞれ、本稼働情報収集装置に関わる第1及び第2データフォーマットの実施形態を示すメモリマップである。
【図4】本稼働情報収集装置の実施形態に関わる稼働情報収集の処理動作を示すフローチャートである。
【図5】図5(A)及び(B)は、従来の稼働情報収集装置の問題点を示すための説明図である。
【符号の説明】
1 稼働情報収集装置
2 人工衛星
3 メモリカード(記録手段)
3a メモリカード(第1可搬型記録手段)
3b メモリカード(第2可搬型記録手段)
4 速度センサ
5 稼働センサ
6 ハンディターミナル
7 イグニッションスイッチ
8 作業装置
10 マイコン
11 記憶部(アプリケーションプログラム格納手段)
12 表示部
13 GPS/電波時計
14 警報部
15 スイッチ部
16 リーダライタI/F
17 リーダライタ部
18 速度センサI/F
19 稼働センサI/F
20 ハンディターミナルI/F
21 外部チャネルI/F
22 電源部
Claims (4)
- 作業装置の稼働情報を収集する車載される稼働情報収集装置であって、前記稼働情報の収集処理を行い第1アプリケーションデータを収集する第1アプリケーションプログラム及びこの第1アプリケーションプログラムとは異なる前記稼働情報の収集処理を行い第2アプリケーションデータを収集する第2アプリケーションプログラムを予め格納するアプリケーションプログラム格納手段と、
可搬型記録手段が装着されるリーダライタ部と、
前記リーダライタ部に装着された前記可搬型記録手段が、前記第1アプリケーションデータの記録領域に第1データ記録領域を有する第1可搬型記録手段、又は、前記第2アプリケーションデータの記録領域に前記第1データ記録領域と異なる第2データ記録領域を有する第2可搬型記録手段、のいずれであるかを、前記リーダライタ部により読み取られた前記第2データ記録領域の有無により、判定するアクセス判定手段と、
前記アクセス判定手段にて前記可搬型記録手段が前記第2データ記録領域を有すると判定された際、前記第2アプリケーションプログラムを実行して、この第2アプリケーションプログラムに基づいて収集した前記第2アプリケーションデータを前記第2データ記録領域に記録し、さもなければ前記第1アプリケーションプログラムを実行して、この第1アプリケーションプログラムに基づいて収集した前記第1アプリケーションデータを前記第1データ記録領域に記録するアプリケーション実行記録手段と、
を有することを特徴とする稼働情報収集装置。 - 前記第2可搬型記録手段は、前記第2データ記録領域の他に前記第1データ記録領域も有することを特徴とする請求項1に記載の稼働情報収集装置。
- 前記第1及び第2可搬型記録手段は、前記第1及び第2アプリケーションプログラムを前記アプリケーションプログラム格納手段にロードする際に用いられるプログラムカードと同型状のデータ記録用のメモリカードであることを特徴とする請求項1又は2に記載の稼働情報収集装置。
- 前記第1可搬型記録手段及び前記第2可搬型記録手段は、共に前記稼働情報の収集に関するデータ記録用であることを示す属性エリアを有し、前記アクセス判定手段が前記第2データ記録領域へのアクセス可否を判定する前に、前記属性エリアをチェックすることにより、挿着された前記第1可搬型記録手段又は前記第2可搬型記録手段がデータ記録用であるかどうかを判定し、データ記録用ではないと判定した場合にはその旨警報するカード異常警報手段を更に有することを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の稼働情報収集装置。
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