JPH09147071A - Icカード読み取り装置 - Google Patents

Icカード読み取り装置

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JPH09147071A
JPH09147071A JP7300068A JP30006895A JPH09147071A JP H09147071 A JPH09147071 A JP H09147071A JP 7300068 A JP7300068 A JP 7300068A JP 30006895 A JP30006895 A JP 30006895A JP H09147071 A JPH09147071 A JP H09147071A
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JP
Japan
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card
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exit
Prior art date
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Pending
Application number
JP7300068A
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English (en)
Inventor
Makoto Oogiku
誠 大菊
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はICカードに入退場日時を記憶させ
るのを忘れた場合、入場日時と退場日時とが反転してし
まうといった問題を解決するものである。 【解決手段】 ICカード読み取り・書き込み装置1の
制御回路6は、ICカード3が挿入されると、前回のカ
ード操作でICカード3のEEPROM18に記憶され
た入退場日時から今回のカード操作が入場か退場なのか
を判定する。今回のカード操作の時間が入場又は退場か
を判定した後、勤務データテーブルに記憶された各個人
毎のID番号に対応する勤務時間帯の種別A〜Cを読み
込んで今回のカード操作を行った時間が入場時間帯か退
場時間帯かを判定する。その後、前回のカード操作忘れ
の有無を判定する。そのため、退場時にカード操作を忘
れてしまった場合でも、翌日の入場時のカード操作によ
り前日の退場日時の記録を空白にしてカード操作忘れで
あったことを記憶させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はICカードのメモリ
に記憶された入場日時又は退場日時を読み取るよう構成
されたICカード読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】個人のデータが記憶されるメモリ(EE
PROM)及びデータの読み取り・書き込みの制御を行
う1チップマイコンが内蔵されたICカードを各人に配
付して個人データを管理する管理システムの開発が進め
られている。
【0003】例えば、各事業所毎にICカード読み取り
・書き込み装置を設置することにより、複数の事業所に
おける出入りの入退場時間、日付等の利用者個人の時系
列データをICカードに記憶させることができるので、
各人がICカードを携帯し、各事業所に設置されたIC
カード読み取り・書き込み装置にICカードを挿入する
だけで、各個人の入場日時(出勤日時)、退場日時(退
社日時)、出勤日数等のデータを管理することができ
る。
【0004】そして、ICカード読み取り・書き込み装
置では、ICカードが挿入されると、ICカードの表面
に設けられた端子を介して所定の動作クロック、電源を
供給すると共に、データの読み取り・書き込みを行う。
そのため、利用者個人は常にICカードを携帯し、出勤
時にはICカードをICカード読み取り・書き込み装置
のカード挿入口に挿入してICカードのメモリに入場日
時を記憶させ、退社時にはICカードをICカード読み
取り・書き込み装置のカード挿入口に挿入してICカー
ドのメモリに退場日時を記憶させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の装置
では、退社時にICカードをICカード読み取り・書き
込み装置のカード挿入口に挿入するのを忘れてしまった
場合、次の日の出勤時にICカードを装置のカード挿入
口に挿入すると、今回の入場日時が前日の退場日時とし
て記憶されてしまう。
【0006】その場合、カード挿入操作を忘れた日以降
入場日時が退場日時として記憶され、退場日時が入場日
時として記憶されることになるため、一度カード挿入操
作を忘れると入退場日時がずれた状態で記憶されてしま
い各人の勤務時間、出勤日数を集計する際、正確な勤務
時間、出勤日数を集計することができなくなるといった
問題がある。
【0007】また、このような問題を解消するため、例
えば1台の装置に入場専用のカード挿入口と、退場専用
のカード挿入口とを設けて入退場日時がずれた状態で記
憶されないようにすることが考えられている。しかしな
がら、このように2種類のカード挿入口を設けた場合、
ICカードをどっちのカード挿入口に挿入させるのか意
識しなければならず、例えば退社する際に間違って入場
専用のカード挿入口にICカードを挿入してしまう可能
性がある。
【0008】また、ICカードに記憶されている入退場
日時から前回記憶されたデータが入場か退場かを判定し
て今回記憶させるのデータが入場日時か退場日時かを判
断することも考えられるが、カード挿入操作を忘れた
り、あるいは2度カード挿入操作を行った場合には入場
と退場とが反転してしまいICカードに記憶されたデー
タがずれてしまう。
【0009】そこで、本発明は上記問題を解決したIC
カード読み取り装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。上記請求項1
の発明は、ICカードが挿入されるカード挿入部と、該
カード挿入部に挿入されたICカードのメモリの入場日
時を読み取るデータ読み取り部を有するICカード読み
取り装置において、入場日時を記憶させる時間帯を設定
する時間帯設定手段と、前記データ読み取り部により読
み取られた入場日時が前記時間帯設定手段により設定さ
れた時間帯に含まれるか否かを判定する判定手段と、を
備えてなることを特徴とするものである。
【0011】従って、請求項1によれば、データ読み取
り部により読み取られた入場日時が時間帯設定手段によ
り設定された時間帯に含まれていないと判定された場
合、前回の入場日時がICカードに記憶されていないと
判断することができるので、ICカードの挿入忘れがあ
ったことを検出することができる。
【0012】また、請求項2の発明は、ICカードが挿
入されるカード挿入部と、該カード挿入部に挿入された
ICカードのメモリの退場日時を読み取るデータ読み取
り部を有するICカード読み取り装置において、退場日
時を記憶させる時間帯を設定する時間帯設定手段と、前
記データ読み取り部により読み取られた退場日時が前記
時間帯設定手段により設定された時間帯に含まれるか否
かを判定する判定手段と、を備えてなることを特徴とす
るものである。
【0013】従って、請求項2によれば、データ読み取
り部により読み取られた退場日時が時間帯設定手段によ
り設定された時間帯に含まれていないと判定された場
合、ICカードのメモリに前回の退場日時が記憶されて
いないものと判断することができるので、ICカードの
挿入忘れがあったことを検出することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の一実施
例について説明する。尚、図1はICカード読み取り・
書き込み装置の斜視図、図2はICカード読み取り・書
き込み装置のブロック図である。
【0015】ICカード読み取り・書き込み装置1は、
側面からみると略三角形状に形成されており、カード挿
入操作が容易に行えるように前面1aが傾斜されてい
る。この前面1aの中央には、液晶ディスプレイよりな
る表示器2が配設され、表示器2の左右両側にはICカ
ード3が挿入されるカード挿入口4,5が配設されてい
る。
【0016】ICカード読み取り・書き込み装置1の内
部には、制御回路6、電源7、SRAM8、EEPRO
M(Electrically Erasabie Programmable Read Only M
emory )9、表示駆動部10、リセット制御部11、電
源制御部12、通信制御部13、クロック制御部14、
発振子15が収納されている。
【0017】制御回路6は装置全体の制御を行うデバイ
スであり、1チップマイコンよりなる。上記電源7は装
置1内の各デバイスに電源を供給すると共に、カード挿
入口4,5に挿入されたICカード3に電源を供給す
る。また、SRAM8はスタティック形メモリであり、
制御回路6が制御を行う際に一時的にデータが記憶され
る。
【0018】また、EEPROM9は、電気的に書き込
みが行える不揮発性メモリであり、制御回路6が制御を
行うための制御プログラムや各データ等が記憶されてい
る。この制御プログラムには、ICカード3がカード挿
入口4,5に挿入されるとEEPROM9に今回の入退
場日時(入退場日付及び入退場時間等)を記憶させる時
間帯を順次設定する記憶時間帯設定プログラム(記憶時
間帯設定手段)と、現在の時間が今回の時間帯に含まれ
るか否かを判定する記憶時間判定プログラム(記憶時間
判定手段)と、現在の時間が今回の時間帯に含まれない
と判定された場合、前回の入退場日時が記憶されていな
いと判断する記憶内容判定プログラム(記憶内容判定手
段)と、ICカード3のEEPROM9に前回の入退場
日時が記憶されていないと判定された場合、前回の入退
場日時を空欄にして今回の入退場日時のみを記憶させる
データ記憶制御プログラム(データ記憶制御手段)とが
登録されている。
【0019】図3は勤務データテーブル16の一例を示
す概念図である。各作業者毎に勤務時間帯が異なる3交
代勤務の場合、例えば各勤務種別A〜Cによって入退場
時間が8時〜17時、17時〜0時、0時〜8時といっ
た具合に設定される。そのため、ICカード3を装置1
に挿入した利用者の勤務時間帯がどの時間帯であるの
か、各人のID番号毎に勤務種別A〜Cが予め登録され
た勤務データテーブル16が装置1のEEPROM9に
格納されている。
【0020】そのため、制御回路6は、後述するように
ICカード3からID番号を読み取ると、勤務データテ
ーブル16から当該ID番号に対応する勤務種別A〜C
が指定され、当該利用者の勤務時間帯を設定する。例え
ば勤務種別Aの場合には、勤務時間帯を8時〜17時に
設定する。
【0021】そして、制御回路6は、このように設定さ
れた勤務時間帯8時〜17時を基準にして前後2時間の
範囲(入場時間範囲6時〜10時、退場時間範囲15時
〜19時)をこの利用者の入退場時間の許容範囲とし
て、ICカード3の挿入時間が入場時間なのか退場時間
なのかを判定する。
【0022】また、上記勤務データテーブル16は会社
によって一定期間毎に勤務時間帯のローテーションを行
って勤務形態が変更されることが考えられる。このよう
な勤務形態の変更に対応できるようにホストコンピュー
タに勤務データテーブル16を登録しておき、通信回線
を介してホストコンピュータから装置1にダウンロード
するようにしても良いし、あるいは磁気ディスクやPC
カード等の記録媒体に勤務データテーブル16を記憶さ
せておくようにしても良い。
【0023】表示駆動部10は、表示器2にメッセージ
を表示させると共に、制御回路6からの表示データの受
け渡しエリアとしても使用される。また、リセット制御
部11はICカード3に対してリセットパルスを入力す
る制御部であり、ICカード3はリセットパルスが入力
されると動作を開始する。さらに電源制御部12は、I
Cカード3への電源供給を制御しており、ICカード3
と通信中には電源を遮断せず、ICカード3がイジェク
トされる際に確実に電源を遮断するように制御する。
【0024】また、通信制御部13は、ICカード3と
の通信を行っており、例えば日付、入場時間あるいは退
場時間等の時系列データを送受信する。ICカード3は
送受信兼用であるので、通信制御部13はICカード3
を送信又は受信に切り換えるようになっている。そのた
め、制御回路6から送/受信切換信号aが出力される
と、通信制御部13はICカード3に対する通信モード
を送信又は受信に切り換える。従って、通信制御部13
は送/受信切換信号aの供給によりICカード3への送
信データbを送信し、あるいはICカード3からの受信
データbを受信してICカード3に対するデータの読み
取り・書き込みを行う。
【0025】また、クロック制御部14は制御回路6か
らの制御信号により、発振子15から出力されるクロッ
クパルスを制御している。尚、発振子15は、例えば水
晶振動子よりなり、一定の周波数(本実施例では、3.
5795MHz)のクロックパルスを出力するように形成
されている。
【0026】図4はICカード3の構成を示すブロック
である。ICカード3は、内部に1チップマイコンより
なるCPU17と、EEPROM18とを有する。EE
PROM18には、当該ICカード3の利用者のID番
号が記憶されていると共に、装置1から送信された入退
場日時(入退場日付、入場時間又は退場時間等)が記憶
される。
【0027】また、ICカード3の表面には、ICカー
ド読み取り・書き込み装置1のカード挿入口4,5に挿
入された際に接続される外部端子が配設されている。本
実施例では、電源端子(Vcc)19、リセット端子(R
ST)20、クロック端子(CLK)21、アース端子
(GND)22、電源端子(Vpp)23、I/Oインタ
フェース(I/O)24等の外部端子がICカード3に
設けられている。
【0028】上記構成とされたICカード3がカード挿
入口4,5の一方に挿入されると、電源端子(Vcc)1
9が電源制御部12に接続されてCPU17に電源供給
すると共に、リセット端子(RST)20がリセット制
御部11に接続される。これと同時に、クロック端子
(CLK)21はクロック制御部14に接続されてクロ
ックパルスが入力され、I/Oインタフェース(I/
O)24は通信制御部13に接続されて制御回路6から
出力された日付、入場時間あるいは退場時間等の送信デ
ータが入力される。そのため、通信制御部13から送信
された送信データは、I/Oインタフェース(I/O)
24を介してCPU17に供給されてEEPROM18
に記憶される。
【0029】図5は通信制御部13から送信された送信
データをICカード3のEEPROM18に記憶させる
レコード形式の原理を説明するための概念図である。図
5(A)は入退場日時のレコード(記録)A〜Dが格納
されている状態を示す。同図において、レコードA〜D
のうち最新のレコードはレコードDであり、レコードD
にレコード番号「1」が付与されている。また、他のレ
コードA〜Cにはレコード番号「4」〜「2」が付与さ
れている。
【0030】図5(B)は上記図5(A)の状態にレコ
ードEを追記した状態を示す。同図において、レコード
Eは空き領域に格納され、レコードEにレコード番号
「1」が付与される。また、既存のレコードA〜Dのレ
コード番号は更新され、レコードA〜Dにはレコード番
号「5」〜「2」が付与される。
【0031】図5(C)は上記図5(B)の状態にレコ
ードFを追記した状態を示す。同図において、レコード
番号「5」の最旧レコードAが消去された後、この空き
領域に最新のレコードFが格納される。そして、レコー
ドFにレコード番号「1」が付与される。また、既存の
レコードB〜Eのレコード番号は更新され、レコードB
〜Eにはレコード番号「5」〜「2」が付与される。
【0032】このようにICカード3のEEPROM1
8では、記憶されたレコードA〜Dが最新のレコードを
記憶させる際に最も古いレコードを消去して空き領域を
作り、この空き領域に最新のレコードを格納させるサイ
クリック形式により過去のデータを時系列的に記憶させ
る。本実施例のICカード3は例えばEEPROM18
に1月分の入退場日時を記憶することができるようにな
っている。
【0033】ここで、制御回路6が実行する処理につい
て説明する。尚、図6は制御回路6が実行する処理のフ
ローチャートである。制御回路6は、電源スイッチ(図
示せず)がオンに操作されると、図5に示す処理を実行
してカード挿入口4,5の一方に挿入されたICカード
3との通信を行う。
【0034】ステップS1(以下「ステップ」を省略す
る)において、ICカード3のEEPROM18に記憶
されているID番号を読み出し装置1内のEEPROM
9に記憶させる。次のS2では、ICカード3のEEP
ROM18に記憶されている最新の入退場記録を読み出
して装置1内のEEPROM9に記憶させる。ICカー
ド3のEEPROM18には、図7(A)(B)に示す
ように入場日時、退場日時が記憶されている。同図にお
いて、レコード1の欄に記憶された入退場日時が前回の
ものとなる。
【0035】そして、S3において、ICカード3のE
EPROM18から読み出した入退場日時のうち前回の
記録が入場日時なのか退場日時なのかを判別する。IC
カード3のEEPROM18に図7(A)に示すように
入場日時、退場日時が記憶されている場合、最新のレコ
ード1には退場日時が記録されているので、今回は入場
と判断してS4に進む。
【0036】S4では、現在の時間が当該作業者にとっ
て入場時間であるか否かを照合する。すなわち、前述し
た勤務データテーブル16からID番号に対応する勤務
時間帯の種別A〜Cを読み込む。そして、当該ID番号
に対応する勤務時間帯に基づいて上記ID番号の作業者
が現在入場時間帯か否かを判定する。
【0037】当該作業者が現在入場時間帯でない場合に
は、作業者が入場時のカード処理を行わずに入場してし
まい、実際には退場時に今回のカード処理を行った場合
には、入場忘れと判断してS5に進み、表示器2に「入
場時間入力忘れ」と表示し、あるいはブザー等により作
業者に通知する。そして、S6では、図7(C)に示す
ように前回の入場時間の欄を空白にすると共に、現在の
時間を退場時間としてICカード3のEEPROM18
に記憶させる。
【0038】また、上記S4において、当該作業者が現
在入場時間帯である場合には、入場日時が正常であると
判断してS7に進み、図7(B)に示すように現在の時
間を入場時間としてICカード3のEEPROM18に
記憶させると共に、退場時間の欄を空白にする。
【0039】また、上記S3において、ICカード3の
EEPROM18に図8(A)に示すように入場日時、
退場日時が記憶されている場合、最新のレコード1には
入場日時が記録されているので、今回は退場と判断す
る。すなわち、前回の記録が退場時間である場合には、
S8に進み、前述した勤務データテーブル16からID
番号に対応する勤務時間帯の種別A〜Cに基づいて上記
ID番号の作業者が現在退場時間帯か否かを判定する。
【0040】当該作業者が現在退場時間帯でない場合に
は、作業者が前回退場時間にカード処理を行わず退場し
てしまったものと判断してS9に進み、表示器2に「退
場時間入力忘れ」と表示し、あるいはブザー等により作
業者に通知する。そして、S10では、図8(C)に示
すように前回の退場時間の欄を空白にすると共に、現在
の時間を入場時間としてICカード3のEEPROM1
8に記憶させる。
【0041】また、上記S8において、当該作業者が現
在退場時間帯である場合には、退場日時が正常であると
判断してS11に進み、図8(B)に示すように現在の
時間を退場時間としてICカード3のEEPROM18
に記憶させると共に、前回の入場時間の欄を空白にす
る。
【0042】このように、前回のカード操作でICカー
ド3のEEPROM18に記憶された入退場日時から今
回のカード操作が入場か退場なのかを判定した後、勤務
データテーブル16に記憶された各個人毎のID番号に
対応する勤務時間帯の種別A〜Cを読み込んで今回のカ
ード操作を行った時間が入場時間帯か退場時間帯かを判
定した後、前回のカード操作忘れの有無を判定するた
め、退場時にカード操作を忘れてしまった場合でも、翌
日の入場時のカード操作により前日の退場日時の記録を
空白にしてカード操作忘れであったことを記憶させるこ
とができる。
【0043】そのため、各人の勤務時間、出勤日数を集
計する際、入退場日時がずれた状態で記憶されることが
なく、正確な勤務時間、出勤日数を集計することができ
る。尚、上記サイクリック形式によりICカード3のE
EPROM18に記憶された入退場日時は、通信回線を
介してホストコンピュータ又は磁気ディスク装置等の外
部記憶装置に記憶させるようにしても良い。
【0044】また、上記実施例では、ICカード3が挿
入されると、データの読み取り又は書き込みを行えるI
Cカード読み取り・書き込み装置1を一例として説明し
たが、これに限らず、少なくともICカード3が挿入さ
れるとICカード3に記憶されたデータの読み取りを行
うICカード読み取り機能を有する装置であれば良い。
【0045】
【発明の効果】上述の如く、上記請求項1によれば、デ
ータ読み取り部により読み取られた入場日時が時間帯設
定手段により設定された時間帯に含まれていないと判定
された場合、前回の入場日時がICカードに記憶されて
いないと判断することができるので、ICカードの挿入
忘れがあったことを検出することができる。従って、I
Cカードの挿入忘れがあってもICカードのメモリに記
憶された入場日時がずれたまま記憶されることを防止で
き、入場日時の集計ができなくことを防止できる。
【0046】また、請求項2によれば、データ読み取り
部により読み取られた退場日時が時間帯設定手段により
設定された時間帯に含まれていないと判定された場合、
ICカードのメモリに前回の退場日時が記憶されていな
いものと判断することができるので、ICカードの挿入
忘れがあったことを検出することができる。従って、I
Cカードの挿入忘れがあってもICカードのメモリに記
憶された退場日時がずれたまま記憶されることを防止で
き、退場日時の集計ができなくことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのICカード読み取り
・書き込み装置の斜視図である。
【図2】ICカード読み取り・書き込み装置の構成を示
すブロック図である。
【図3】作業者の勤務データテーブルの概念図である。
【図4】ICカードの構成を説明するためのブロック図
である。
【図5】ICカードのメモリに入退場日時を記憶させる
レコード形式の原理を説明するための概念図である。
【図6】制御回路が実行する処理のフローチャートであ
る。
【図7】入場時にICカードのメモリにサイクリック形
式で入退場日時を記憶させる場合の一例を示す工程図で
ある。
【図8】退場時にICカードのメモリにサイクリック形
式で入退場日時を記憶させる場合の一例を示す工程図で
ある。
【符号の説明】
1 ICカード読み取り・書き込み装置 2 表示器 3 ICカード 4,5 カード挿入口 6 制御回路 9 EEPROM 10 表示駆動部 11 リセット制御部 12 電源制御部 13 通信制御部 14 クロック制御部 15 発振子 17 CPU 18 EEPROM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICカードが挿入されるカード挿入部
    と、該カード挿入部に挿入されたICカードのメモリの
    入場日時を読み取るデータ読み取り部を有するICカー
    ド読み取り装置において、 入場日時を記憶させる時間帯を設定する時間帯設定手段
    と、 前記データ読み取り部により読み取られた入場日時が前
    記時間帯設定手段により設定された時間帯に含まれるか
    否かを判定する判定手段と、 を備えてなることを特徴とするICカード読み取り装
    置。
  2. 【請求項2】 ICカードが挿入されるカード挿入部
    と、該カード挿入部に挿入されたICカードのメモリの
    退場日時を読み取るデータ読み取り部を有するICカー
    ド読み取り装置において、 退場日時を記憶させる時間帯を設定する時間帯設定手段
    と、 前記データ読み取り部により読み取られた退場日時が前
    記時間帯設定手段により設定された時間帯に含まれるか
    否かを判定する判定手段と、 を備えてなることを特徴とするICカード読み取り装
    置。
JP7300068A 1995-11-17 1995-11-17 Icカード読み取り装置 Pending JPH09147071A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1125058A (ja) * 1997-07-04 1999-01-29 Nec Corp Lan処理装置自動選択方式
KR100394370B1 (ko) * 2000-03-08 2003-08-09 이형영 Ic카드를 이용한 보안장치 및 방법

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JPH1125058A (ja) * 1997-07-04 1999-01-29 Nec Corp Lan処理装置自動選択方式
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