JP2002304648A - 車両運行情報収集装置 - Google Patents

車両運行情報収集装置

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JP2002304648A
JP2002304648A JP2001107136A JP2001107136A JP2002304648A JP 2002304648 A JP2002304648 A JP 2002304648A JP 2001107136 A JP2001107136 A JP 2001107136A JP 2001107136 A JP2001107136 A JP 2001107136A JP 2002304648 A JP2002304648 A JP 2002304648A
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luggage
vehicle operation
trailer
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JP2001107136A
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Toru Suzuki
徹 鈴木
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トレーラがトラクタに連結された際に、自動
的に荷物データが取り込めるようにして、荷物データの
入力に伴う労力を大きく削減する車両運行情報収集装置
を提供する。 【解決手段】 連結検出手段7Aがトラクタ側100と
トレーラ側200との機械的な連結を検出したことに応
答して、トラクタ側100の荷物データ要求手段6Aは
荷物データをトレーラ側200に無線によって要求す
る。一方、トレーラ側200では荷物データが荷物デー
タ格納手段204Aに格納されており、荷物データ要求
受信手段202Aが荷物データの要求を受信すると、荷
物データ読出送信手段202Bが荷物データを荷物デー
タ格納手段204Aから読み出し、トラクタ側100に
送信する。そして、これがトラクタ側100の荷物デー
タ受信手段6Bで受信されて、更に車両運行情報収集装
置本体1に車両運行情報の一部として取り込まれて、車
両運行情報収集及び記録処理が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両運行情報を収
集する車両運行情報収集装置に関し、特に、トレーラが
連結されるトラクタに情報収集装置本体が搭載されて、
トレーラに積載される荷物データを含む車両運行情報を
収集する車両運行情報収集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両運行情報収集装置本
体は、荷物が積載されたトレーラが連結されるトラクタ
側に搭載される。そして、トレーラに積載される荷物に
関するデータは、それを紙に書いたものを例えば運転手
が荷主から受け取り、運転手が車両運行情報収集装置に
接続されたハンディターミナル等を用いて入力するよう
にしていた。このため、データ入力作業のための時間浪
費、データ入力ミス、紙によるデータの受け渡しに伴う
ミスの発生等の問題があった。この問題を図6を用いて
簡単に説明する。
【0003】図6は、従来例を示す概要図である。図6
の概要図に示すように、トラクタ側100には、車両運
行情報収集装置本体1が搭載され、この装置本体1には
ハンディターミナル5が接続されている。一方、トレー
ラ側200には、運搬される荷物が積載されている。そ
して、上記トラクタ側100とトレーラ側200とは、
トラクタ側100のカップラ(不図示)と、トレーラ側
200のカップラピン(不図示)の結合により、機械的
に結合されている。
【0004】そして、トレーラ側200に積載される荷
物に関するデータは、それを紙に書いたものを例えば運
転手が荷主から受け取り、運転手により上記ハンディタ
ーミナル5等を用いて、手動入力される。このように入
力された荷物データは、車両運行情報の一部として利用
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例によると、ハンディターミナル5等によるデータ入
力作業のための時間浪費、データ入力ミス、紙によるデ
ータの受け渡しに伴うミスの発生等の問題があった。特
に、トラクタに連結されるトレーラが変わる毎に荷物デ
ータを手動入力する必要があり、正確に荷物データを入
力するために多大な労力を要していた。
【0006】よって本発明は、上述した現状に鑑み、ト
レーラがトラクタに連結された際に、自動的に荷物デー
タが取り込めるようにして、上述のような荷物データの
入力に伴う労力を大きく削減する車両運行情報収集装置
を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の車両運行情報収集装置は、図
1の基本構成図に示すように、トラクタ側100に連結
されるトレーラ側200に積載される荷物データを含む
車両運行情報を収集し記録する車両運行情報収集装置で
あって、前記トラクタ側100は、前記トラクタ側10
0とトレーラ側200との機械的な連結を検出する連結
検出手段7Aと、前記連結の検出に応答して、前記トレ
ーラ側200に積載される荷物データを、前記トレーラ
側200に無線によって要求する荷物データ要求手段6
Aと、前記トレーラ側200から無線によって送信され
る前記荷物データを受信する荷物データ受信手段6B
と、受信された前記荷物データを、前記車両運行情報の
一部として取り込み、車両運行情報収集及び記録処理を
行う車両運行情報収集装置本体1とを含み、前記トレー
ラ側200は、前記荷物データを格納する荷物データ格
納手段204Aと、前記トラクタ側100からの前記荷
物データの要求を無線によって受信する荷物データ要求
受信手段202Aと、格納される前記荷物データを、前
記荷物データの要求の受信に基づいて、前記荷物データ
格納手段204Aから読み出し、前記トラクタ側100
に無線によって送信する荷物データ読出送信手段202
Bとを含むことを特徴とする。
【0008】請求項1記載の発明によれば、本車両運行
情報収集装置はトラクタ側100に連結されるトレーラ
側200に積載される荷物データを含む車両運行情報を
収集し記録する。上記トラクタ側100は、連結検出手
段7A、荷物データ要求手段6A、荷物データ受信手段
6B、及び車両運行情報収集装置本体1を含む。また、
上記トレーラ側200は、荷物データ格納手段204
A、荷物データ要求受信手段202A及び荷物データ読
出送信手段202Bを含む。このような構成において、
連結検出手段7Aがトラクタ側100とトレーラ側20
0との機械的な連結を検出したことに応答して、トラク
タ側100の荷物データ要求手段6Aは荷物データをト
レーラ側200に無線によって要求する。一方、トレー
ラ側200では荷物データが荷物データ格納手段204
Aに格納されており、荷物データ要求受信手段202A
が荷物データの要求を受信すると、荷物データ読出送信
手段202Bが荷物データを荷物データ格納手段204
Aから読み出し、トラクタ側100に送信する。そし
て、これがトラクタ側100の荷物データ受信手段6B
で受信されて、更に、車両運行情報収集装置本体1に車
両運行情報の一部として取り込まれて、車両運行情報収
集及び記録処理が行われる。
【0009】上記課題を解決するためになされた請求項
2記載の車両運行情報収集装置は、図1の基本構成図に
示すように、請求項1記載の車両運行情報収集装置にお
いて、前記トレーラ側200は、前記荷物データ格納手
段204Aに格納する前記荷物データを入力する荷物デ
ータ入力手段206Aを更に有することを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明によれば、トレーラ側
200は、荷物データ格納手段204Aに格納する荷物
データを入力する荷物データ入力手段206Aを更に有
するので、これを用いてデータ更新等を容易に行うこと
ができる。
【0011】上記課題を解決するためになされた請求項
3記載の車両運行情報収集装置は、図1の基本構成図に
示すように、請求項2記載の車両運行情報収集装置にお
いて、前記荷物データ入力手段206Aは、前記トレー
ラ側200に積載される荷物に付されたバーコード情報
を読みとるバーコードリーダ206を含むことを特徴と
する。
【0012】請求項3記載の発明によれば、荷物データ
入力手段206Aは、トレーラ側200に積載される荷
物に付されたバーコード情報を読みとるバーコードリー
ダ206を含むので、バーコードが付された荷物が積載
される場合等に非常に有効になる。
【0013】上記課題を解決するためになされた請求項
4記載の車両運行情報収集装置は、図1の基本構成図に
示すように、請求項3記載の車両運行情報収集装置にお
いて、前記荷物データ入力手段206Aは、前記荷物デ
ータを手入力するハンディターミナル208を更に含む
ことを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明によれば、荷物データ
入力手段206Aは、荷物データを手入力するハンディ
ターミナル208を更に含むので、より幅広い荷物デー
タの入力が可能になる。
【0015】上記課題を解決するためになされた請求項
5記載の車両運行情報収集装置は、図1の基本構成図に
示すように、請求項4記載の車両運行情報収集装置にお
いて、前記荷物データは、前記荷物の種類、大きさ、重
量、個数及び行先情報を含むことを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明によれば、荷物データ
は、荷物の種類、大きさ、重量、個数及び行先情報を含
むので、トレーラ側200に積載される荷物データが確
実に把握できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図2(A)及び(B)は、本発明
に関わるトラクタ側及びトレーラ側の概略構成を示す概
要図である。特に、図2(A)は連結前の状態、図2
(B)は連結後の状態を示すものである。
【0018】図2(A)の概要図に示すように、トラク
タ側100には、車両運行情報収集装置本体1、送受信
装置6及び連結センサ7等が搭載されている。また、ト
ラクタ側100は、トレーラ側200が機械的に連結さ
れる際に利用されるカップラ110も有している。一
方、トレーラ側200にはトレーラ情報端末201が搭
載されている。また、トレーラ側200は、トラクタ側
100に機械的に連結される際に利用されるカップラピ
ン210も有している。
【0019】上記トラクタ側100の車両運行情報収集
装置本体1は、車両運行情報を収集する装置の本体部で
ある。この装置本体1は、車両運行情報の一部としてト
レーラ側200に積載される荷物データも取得収集す
る。トラクタ側100の送受信装置6は、上記車両運行
情報収集装置本体1に接続され、これに制御されて、ト
レーラ側200に荷物データの送信要求をDSRC等の
狭域通信を利用して無線送信したり、トレーラ側200
から送信される荷物データを無線受信する。連結センサ
7は、上記カップラピン210がカップラ110に結合
したことを検出して、カップラロック信号を上記車両運
行情報収集装置本体1に供給する。これら車両運行情報
収集装置本体1、送受信装置6及び連結センサ7に関し
ては、図3を用いて再度説明する。
【0020】一方、上記トレーラ側200のトレーラ情
報端末201は、積載する荷物に関するデータを格納し
たり、トラクタ側100からの荷物データの要求をDS
RC等の狭域通信を利用して無線受信したり、格納して
いる荷物データを荷物データの要求の受信に応じて読み
出し、トラクタ側100に無線送信したりする。また、
このトレーラ情報端末201には、格納する荷物データ
を入力する荷物データ入力手段として、バーコードリー
ダやハンディターミナルも接続される。このトレーラ情
報端末201に関しては、図4を用いて再度説明する。
【0021】図2(A)に示すトラクタ側100とトレ
ーラ側200とが図2(B)に示すように連結される
と、すなわち、連結センサ7が上記カップラピン210
がカップラ110に結合したことを検出すると、カップ
ラロック信号が上記車両運行情報収集装置本体1に供給
される。すると送受信装置6は、上記車両運行情報収集
装置本体1に制御されて、トレーラ側200に荷物デー
タの送信要求を無線送信する。この要求を受けたトレー
ラ側200のトレーラ情報端末201は、格納している
荷物データを読み出して、トラクタ側100に無線送信
する。そして、この荷物データを送受信装置6を介して
受信すると、車両運行情報収集装置本体1は、それを車
両運行情報の一部として取得して、収集及び記録処理等
を行う。
【0022】次に、図3を用いて図2において概要を示
した車両運行情報収集装置本体1、送受信装置6及び連
結センサ7について説明する。図3は、図2で示した車
両運行情報収集装置本体1、送受信装置6及び連結セン
サ7の構成を示すブロック図である。
【0023】図3に示すように、車両運行情報収集装置
本体1はマイコン10、記憶部11、表示部12、GP
S/電波時計13、警報部14、スイッチ部15、リー
ダライタI/F16、リーダライタ部17、速度センサ
I/F18、ハンディターミナルI/F19、外部チャ
ネルI/F20、電源部21を含んで構成される。
【0024】上記マイコン10は、ここでは図示しない
中央演算処理装置(CPU)、読み出し専用のメモリ
(ROM)及び読み出し書き込み自在のメモリ(RA
M)を含んでいる。CPUはROMに予め格納された制
御プログラムにしたがって動作する。ROMには所定の
基本プログラムや固定データ等が予め格納されている。
RAMにはCPUの処理の過程で発生する各種のデータ
を格納するデータエリアと処理の際に使用するワークエ
リア等も有する。また、マイコン10はタイマ機能も備
える。
【0025】記憶部11は、例えば、フラッシュメモリ
(FROM)、スタティックメモリ(SRAM)、不揮
発メモリ(NVM)等である。このFROMには、自己
診断処理プログラムや本発明に関わる車両運行情報収集
用プログラムが予めロードされている。SRAMは、車
両運行情報収集中のバックアップメモリとして使われた
り、その所定の格納エリアにシステム項目として車両番
号、速度オーバー基準値、定時刻値等の各種の設定項目
テーブルが設定されている。NVMには累積走行距離等
が記憶される。これらは一例であり、各メモリに格納す
るデータは適宜変更してもよい。
【0026】表示部12は、LCD及びLCDドライバ
から基本的に構成される。LCDドライバはマイコン1
0の制御のもとにLCDを駆動するものである。LCD
は、LCDドライバに駆動されて時刻や累積走行距離等
の表示内容をデジタル表示する。
【0027】GPS/電波時計13は、公知のGPSを
構成する人工衛星2からのGPS信号の受信機能を有す
る。このGPS信号には、時刻データや位置データであ
る緯度データや経度データが含まれる。受信されたGP
S信号は、マイコン10に供給され、時刻データや位置
データが抽出されて、車両運行情報収集に利用される。
【0028】警報部14は、例えば、マイコン10から
の駆動指令信号に基づき鳴動するブザーや発光する発光
素子である。このブザーは各診断開始及び終了時、診断
異常時等に鳴動される。発光素子は、OK(正常)、A
LM(警報)、CARD(カード挿入)等に応じて発光
する複数のLEDである。
【0029】スイッチ部15は、基本的に、本車両運行
情報収集装置本体1の全面に配設されており、処理終了
時に押下される終了スイッチ、診断時に押下される各ス
イッチ、電源スイッチ、LEDリセットスイッチ、ブザ
ーリセットスイッチ等である。
【0030】リーダライタインタフェース(I/F)1
6は、リーダライタ部17及びマイコン10との間に介
在して接続され、これらの電気的インタフェースをと
る。このリーダライタ部17は、メモリカード3が挿入
されるカード挿入口を有し、ここに挿入されたメモリカ
ード3に取得した車両運行情報を記録したり、メモリカ
ード3に格納されるアプリケーションプログラムを読ん
だりする。なお、上記メモリカード3は、アプリケーシ
ョンプログラム等を格納したプログラムカードや後述の
荷物データを含む車両運行情報が記録されるデータカー
ド等である。これらのメモリカード3は、上記リーダラ
イタ部17のカード挿入口に挿入できる同一形状のメモ
リカードであるが、それらの使用目的によって記憶内容
が異なる。
【0031】速度センサインタフェース(I/F)18
は、マイコン10及び速度センサ4の間に介在して接続
され、これらの電気的インタフェースをとる。この速度
センサ4は走行速度を検出してそれに応じた速度パルス
を生成し、これを速度センサI/F18を介してマイコ
ン10に供給する。なお、ここでは、上記速度センサ4
は、エンジンの回転数を検出してその回転数に応じたエ
ンジン回転パルスを生成するエンジン回転センサ機能も
有するものとし、速度センサI/F18はこれらの電気
的インタフェースをとる機能も有するものとする。
【0032】ハンディターミナルインタフェース(I/
F)19は、ハンディターミナル5及びマイコン10と
の間に介在して接続され、これらの電気的インタフェー
スをとる。このハンディターミナル5は、マイコン、表
示部、ブザー、各種スイッチ、及び各種データの入力時
に利用されるテンキーを有しており、これを利用して作
業状態を示すデータが入力されたりする。
【0033】外部チャネルインタフェース(I/F)2
0は、例えば、温度センサ(図示せず)や車両のブレー
キ装置や安全装置(図示せず)等の外部機器が接続され
る際に利用されるインタフェースである。また、本発明
に関わる送受信装置6及び連結センサ7もここに接続さ
れる。
【0034】上記送受信装置6は、トレーラ側200の
トレーラ情報端末201に対する、DSRC等の狭域通
信による公知の無線通信機能を有している。この送受信
装置6は、マイコン10からの荷物データの送信要求を
トレーラ情報端末201に向けて送信したり、トレーラ
情報端末201から送信されてくる荷物データを無線受
信して、外部チャネルI/F20を介してマイコン10
に供給する。上記送受信装置6は、請求項1の荷物デー
タ要求手段及び荷物データ受信手段に相当する。
【0035】連結センサ7は、トレーラ側200のカッ
プラピン210がトラクタ側100のカップラ110に
結合したことを検出して、カップラロック信号を外部チ
ャネルI/F20を介してマイコン10に供給する。こ
の連結センサ7は、請求項1の連結検出手段に相当す
る。
【0036】なお、以上の他に、携帯電話等が本車両運
行情報収集装置に接続される際に利用されるオプション
ユニットインタフェース等もマイコン10には、接続さ
れてもよいが、ここでは説明を省略する。
【0037】電源部21は、車両のバッテリ(図示せ
ず)から供給される電力を、リーダライタ部17やマイ
コン10等に分配して供給するもので、またこの電源部
21は、上記車載バッテリからの電力供給が断たれた場
合に、所定時間に亘りマイコン10に電力を供給するバ
ックアップ電池も含む。
【0038】なお、上記マイコン10にはイグニッショ
ンスイッチ8も接続されており、エンジンスタート及び
停止時にそれぞれ発するイグニッションON及びOFF
信号を供給する。
【0039】このような構成において、車両運行情報収
集装置本体1は、リーダライタ部17にデータ記録用の
メモリカード3が挿入され、所定の出庫処理を終了する
と、終了ボタン押下等の運行情報収集終了トリガーがあ
るまで、速度情報、距離情報、作業種類等の情報を取得
して、これらをメモリカード3に記録する運行情報収集
処理を行う。メモリカード3に記録される運行情報は、
トレーラ側200に積載される荷物データも含まれる。
そして、終了ボタン押下等に応答して所定の出庫処理が
行われ一連の処理が終了する。
【0040】また、図4を用いて図2において概要を示
したトレーラ情報端末201について説明する。図4
は、図2で示したトレーラ情報端末の構成を示すブロッ
ク図である。
【0041】トレーラ情報端末201は、送受信部20
2、マイコン203、記憶部204、バーコードリーダ
インタフェース(I/F)205、バーコードリーダ2
06、ハンディターミナルインタフェース(I/F)2
07、及びハンディターミナル208を含んで構成され
る。
【0042】送受信部202は、トラクタ側100の上
記送受信装置6とDSRC等の狭域通信による公知の無
線通信機能を有している。この送受信部202は、送受
信装置6からの荷物データの送信要求を受信してマイコ
ン203に供給したり、マイコン203が記憶部204
から読み出した荷物データを受け取り、上記送受信装置
6に向けて送信したりする。上記送受信部202は、請
求項1の荷物データ要求受信手段及び荷物データ読出送
信手段に相当する。
【0043】マイコン203は、ここでは図示しない中
央演算処理装置(CPU)、読み出し専用のメモリ(R
OM)及び読み出し書き込み自在のメモリ(RAM)を
含んでいる。CPUはROMに予め格納された制御プロ
グラムにしたがって動作する。ROMには所定の基本プ
ログラムや固定データ等が予め格納されている。RAM
にはCPUの処理の過程で発生する各種のデータを格納
するデータエリアと処理の際に使用するワークエリア等
も有する。そして、マイコン203は、送受信部202
から荷物データの送信要求を受信すると記憶部204か
ら荷物データを読み出して、それを送受信部202を介
して送信させたりする。
【0044】記憶部204は、例えば、フラッシュメモ
リ(FROM)やスタティックメモリ(SRAM)等で
ある。この記憶部204は、荷物データとして、荷物の
種類、大きさ、重量、個数及び行先情報等を格納する。
この記憶部204は、請求項1の荷物データ格納手段に
相当する。
【0045】バーコードリーダインタフェース(I/
F)205は、バーコードリーダ206及びマイコン2
03との間に介在して接続され、これらの電気的インタ
フェースをとる。このバーコードリーダ206は、積載
される荷物に付されたバーコード情報を読みとる公知の
バーコードリーダが用いられる。このようなバーコード
リーダ206は、バーコードが付された荷物が積載され
る場合等に非常に有効になる。近年、ほとんどの荷物に
はバーコードが付されているので、バーコードリーダ2
06を用いることにより、荷主による荷物データ入力時
に、時間短縮及び確実性が大幅に向上する。
【0046】ハンディターミナルインタフェース(I/
F)207は、ハンディターミナル208及びマイコン
203との間に介在して接続され、これらの電気的イン
タフェースをとる。このハンディターミナル208は、
ファンクションキー及びテンキーを有し、これらのキー
を用いて上記荷物の種類、大きさ、重量、個数及び行先
情報が手入力できる。このようなハンディターミナル2
08は、より幅広い荷物データの入力を可能にする。す
なわち、上記バーコードリーダ206とこのハンディタ
ーミナル208との併用により、時間短縮及び確実性が
大幅に向上させつつ、より幅広い荷物データの入力が可
能になる。上記バーコードリーダ206及びハンディタ
ーミナル208を用いて、荷主はデータ更新等も容易に
行うことができるようになる。上記バーコードリーダ2
06及びハンディターミナル208は、請求項2の荷物
データ入力手段に相当する。
【0047】更に、図5を用いて、上記トラクタ側10
0及びトレーラ側200で行われる本発明の実施形態に
関わる処理動作について説明する。図5は、本発明の実
施形態に関わるトラクタ側及びトレーラ側の処理動作を
示すフローチャートである。
【0048】図5のトラクタ側処理動作を示すステップ
S1及びステップS2においては、上記連結センサ7か
らのカップラロック信号の検出が待機されている(ステ
ップS1及びステップS2のN)。ここで、トレーラ側
200のカップラピン210がトラクタ側100のカッ
プラ110に結合したことにより、カップラロック信号
が検出されると、処理はステップS3に移行する(ステ
ップS1及びステップS2のY)。ステップS3におい
ては、荷物データ要求が送受信装置6を介して、トレー
ラ側200に無線送信される。なお、上記ステップS1
及びステップS2は請求項1の連結検出手段に相当し、
ステップS3は請求項1の荷物データ要求手段に相当す
る。
【0049】一方、トレーラ側200においては、トレ
ーラ側処理動作を示すステップT1において、上記バー
コードリーダ206やハンディターミナル208によ
り、荷主によって荷物の種類、大きさ、重量、個数及び
行先情報等の荷物データが入力される。この入力された
荷物データは、ステップT2において上記記憶部204
に順次格納される。上記ステップT1により、荷主は、
荷物データの更新等を容易に行うことができる。また、
荷物データは、荷物の種類、大きさ、重量、個数及び行
先情報を含むので、トレーラ側200に積載される荷物
データが確実に把握できるようになる。なお、上記ステ
ップT1は請求項2の荷物データ入力手段に相当し、ス
テップT2は請求項1の荷物データ格納手段に相当す
る。
【0050】そして、ステップT3及びステップT4に
おいて、トラクタ側100からの荷物データ要求が待機
されている(ステップT3及びステップT4のN)。こ
こで、上記ステップS3により、上記荷物データ要求が
送出されており、その荷物データ要求が送受信部202
を介して受信されると、処理はステップT5に移行する
(ステップT3及びステップT4のY)。なお、上記ス
テップT3及びステップT4は、請求項1の荷物データ
要求受信手段に相当する。
【0051】そして、ステップT5において記憶部20
4に格納されている荷物データが読み出されて、この読
み出された荷物データはステップT6において、送受信
部202を介してトラクタ側100に向けて送信され
る。なお、上記ステップT5及びステップT6は、請求
項1の荷物データ読出送信手段に相当する。
【0052】トラクタ側100においては、ステップS
4及びステップS5において、トレーラ側200から送
信されてくる荷物データが待機されている(ステップS
4及びステップS5のN)。そして、上記ステップT6
により、上記荷物データが送出されており、その荷物デ
ータが送受信装置6を介して受信されると、処理はステ
ップS6に移行する(ステップS4及びステップS5の
Y)。なお、上記ステップS4及びステップS5は、請
求項1の荷物データ受信手段に相当する。そして、ステ
ップS6において、受信された荷物データが車両運行情
報の一部として取り込まれ、車両運行情報収集及び記録
処理が行われる。
【0053】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、トラクタ側100とトレーラ側200との機械的な
連結に基づいて、トレーラ側200に格納される荷物デ
ータが、トラクタ側100の車両運行情報収集装置本体
1に取り込まれるようにしているので、運転手による荷
物データの入力作業が不要になり、時間節約、データ入
力ミス防止、紙によるデータの受け渡しに伴うミス防止
等の効果が得られる。特に、荷主が1度だけ荷物データ
を入力しておくだけで、トラクタに連結されるトレーラ
が頻繁に変わっても、即座に確実に荷物データが車両運
行情報収集装置本体1に取り込まれて、車両運行情報収
集及び記録処理が行われる。また、荷物データの送受信
は、無線を利用しているのでトラクタ側100とトレー
ラ側200に余分な結線が不要であり、信頼性も向上す
る。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、トラクタ側100とトレーラ側200との
機械的な連結に基づいて、トレーラ側200に格納され
る荷物データが、トラクタ側100の車両運行情報収集
装置本体1に取り込まれるようにしているので、運転手
による荷物データの入力作業が不要になり、時間節約、
データ入力ミス防止、紙によるデータの受け渡しに伴う
ミス防止等の効果が得られる。特に、荷主が1度だけ荷
物データを入力しておくだけで、トラクタに連結される
トレーラが頻繁に変わっても、即座に確実に荷物データ
が車両運行情報収集装置本体1に取り込まれて、車両運
行情報収集及び記録処理が行われる。
【0055】請求項2記載の発明によれば、トレーラ側
200は、荷物データ格納手段204Aに格納する荷物
データを入力する荷物データ入力手段206Aを更に有
するので、これを用いてデータ更新等を容易に行うこと
ができるようになる。
【0056】請求項3記載の発明によれば、荷物データ
入力手段206Aは、トレーラ側200に積載される荷
物に付されたバーコード情報を読みとるバーコードリー
ダ206を含むので、バーコードが付された荷物が積載
される場合等に非常に有効になる。近年、ほとんどの荷
物にはバーコードが付されているので、例えば荷主によ
る荷物データ入力時に、時間短縮及び確実性が大幅に向
上する。この結果、より精度の高い車両運行情報収集処
理が可能になる。
【0057】請求項4記載の発明によれば、荷物データ
入力手段206Aは、荷物データを手入力するハンディ
ターミナル208を更に含むので、より幅広い荷物デー
タの入力が可能になる。すなわち、請求項3記載のバー
コードリーダ206とこのハンディターミナル208と
の併用により、時間短縮及び確実性が大幅に向上させつ
つ、より幅広い荷物データの入力が可能になる。この結
果、更に精度の高い車両運行情報収集処理が可能にな
る。
【0058】請求項5記載の発明によれば、荷物データ
は、荷物の種類、大きさ、重量、個数及び行先情報を含
むので、トレーラ側200に積載される荷物データが確
実に把握できるようになる。この結果、非常に有用な車
両運行情報収集処理が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両運行情報収集装置の基本構成を示
すブロック図である。
【図2】図2(A)及び(B)は、本発明に関わるトラ
クタ側及びトレーラ側の概略構成を示す概要図である。
【図3】図2で示した車両運行情報収集装置本体、送受
信装置及び連結センサの構成を示すブロック図である。
【図4】図2で示したトレーラ情報端末の構成を示すブ
ロック図である。
【図5】本発明の実施形態に関わるトラクタ側及びトレ
ーラ側の処理動作を示すフローチャートである。
【図6】従来例を示す概要図である。
【符号の説明】
1 車両運行情報収集装置本体 2 人工衛星 3 メモリカード 4 速度センサ 5、208 ハンディターミナル 6 送受信装置 7 連結センサ 8 イグニッションスイッチ 10、203 マイコン 11、204 記憶部 12 表示部 13 GPS/電波時計 14 警報部 15 スイッチ部 16 リーダライタI/F 17 リーダライタ部 18 速度センサI/F 19、207 ハンディターミナルI/F 20 外部チャネルI/F 21 電源部 100 トラクタ側 110 カップラ 200 トレーラ側 201 トレーラ情報端末 202 送受信部 205 バーコードリーダI/F 206 バーコードリーダ 210 カップラピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E038 AA10 AA20 BA09 BA12 BA20 BB04 BB05 CA02 CA03 DA06 DB09 EA02 EA06 FA03 GA02 GA03 HA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラクタ側に連結されるトレーラ側に積
    載される荷物データを含む車両運行情報を収集し記録す
    る車両運行情報収集装置であって、 前記トラクタ側は、 前記トラクタ側とトレーラ側との機械的な連結を検出す
    る連結検出手段と、 前記連結の検出に応答して、前記トレーラ側に積載され
    る荷物データを、前記トレーラ側に無線によって要求す
    る荷物データ要求手段と、 前記トレーラ側から無線によって送信される前記荷物デ
    ータを受信する荷物データ受信手段と、 受信された前記荷物データを、前記車両運行情報の一部
    として取り込み、車両運行情報収集及び記録処理を行う
    車両運行情報収集装置本体とを含み、 前記トレーラ側は、 前記荷物データを格納する荷物データ格納手段と、 前記トラクタ側からの前記荷物データの要求を無線によ
    って受信する荷物データ要求受信手段と、 格納される前記荷物データを、前記荷物データの要求の
    受信に基づいて、前記荷物データ格納手段から読み出
    し、前記トラクタ側に無線によって送信する荷物データ
    読出送信手段とを含むことを特徴とする車両運行情報収
    集装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両運行情報収集装置に
    おいて、 前記トレーラ側は、 前記荷物データ格納手段に格納する前記荷物データを入
    力する荷物データ入力手段を更に有することを特徴とす
    る車両運行情報収集装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の車両運行情報収集装置に
    おいて、 前記荷物データ入力手段は、 前記トレーラ側に積載される荷物に付されたバーコード
    情報を読みとるバーコードリーダを含むことを特徴とす
    る車両運行情報収集装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の車両運行情報収集装置に
    おいて、 前記荷物データ入力手段は、 前記荷物データを手入力するハンディターミナルを更に
    含むことを特徴とする車両運行情報収集装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の車両運行情報収集装置に
    おいて、 前記荷物データは、 前記荷物の種類、大きさ、重量、個数及び行先情報を含
    むことを特徴とする車両運行情報収集装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7556713B2 (ja) 2020-07-10 2024-09-26 矢崎エナジーシステム株式会社 輸送品質管理装置、輸送品質管理方法、および輸送品質管理システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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