JP3793411B2 - 車両運行情報収集装置の診断システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両運行情報収集装置の診断システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両運行情報を収集する車両運行情報収集装置やタクシーメータ等の内部回路及び他装置との接続を診断は、例えば、特開平7−334713号公報にも記載されているように、診断結果を紙印字できるプリンタに内蔵されている診断プログラムを利用して行われていた。このため、診断プログラムを内蔵したプリンタを接続しないと車両運行情報収集装置やタクシーメータ等の診断を行うことができなかった。また、プリンタ上の限られたスイッチを利用してこの診断に関わる指令を入力せざる得なかったので、診断手順も限定されたものにならざるを得なかった。
【0003】
以下に図10を用いてこの問題を説明する。図10(A)は、プリンタを利用して自己診断する際の各装置の接続関係を示すブロック図である。図10(B)は、従来の自己診断手順を示すフローチャートである。
【0004】
図10(A)に示すように、例えば、タクシメータ101には、接続ボックス102を介して、プリンタ103、カードリーダ104及びハンディテンキー105が接続される。このプリンタ103には、図10(B)に示すような自己診断プログラムが内蔵されており、これを利用してタクシメータ101の内部回路やタクシメータ101とカードリーダ104及びハンディテンキー105との接続状態を自己診断するようになっている。
【0005】
自己診断時には、図10(B)に示すように、ステップT1でプリンタ103上の所定のうスイッチが押下されると、ステップT2でタクシーメータ101の内部回路の診断がおこなわれ、ステップT3で判定された後、ステップT4でプリンタ103から診断結果が印字される。また、これに続いてステップT5において、プリンタ103の印字機能等が診断され、ステップT6で判定された後、ステップT7でプリンタ103から診断結果が印字される。
【0006】
これに続いて更に、ステップT8でタクシーメータ101からの営業支払い信号が診断され、ステップT9で判定された後、ステップT10でプリンタ103から診断結果が印字される。同様にして、ステップT17で終了するまでの、ステップT11〜ステップT16において順次ハンディテンキー105及びカードリーダ104の診断が行われ、判定結果がプリンタ103から印字される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上述のように、診断プログラムを内蔵したプリンタを被診断装置に接続しないと自己診断を行うことができなかった。また、プリンタ上の限られた既存スイッチを利用してこの診断に関わる指令を入力せざる得なかったので、図10(B)に示すように、直列的に順次行う等、診断手順も限定されたものになっていた。
【0008】
よって本発明は、上述した現状に鑑み、プリンタを接続しなくても自己診断でき、また、診断項目も任意に指定できる機能を備えた車両運行情報収集装置の診断システムを提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の車両運行情報収集装置の診断システムは、車両の運行状態を示す車両運行情報を収集する車両運行情報収集装置の診断システムにおいて、前記車両運行情報収集装置に搭載される回路及びこの装置に接続される外部機器に関する複数の診断項目からなる自己診断手順を格納する診断手順格納手段と、手動操作に応じて、第1指令又は第2指令を発することが可能な指令スイッチと、手動操作に応じて、診断項目選択指令を発することが可能な診断項目選択スイッチと、前記第1指令に応答して、前記診断手順格納手段から自己診断手順を読み出し、この自己診断手順に含まれる前記複数の診断項目の全てを予め定められた順序にしたがって自動的に実行し、該複数の診断項目の診断結果を生成する全診断実行手段と、前記全診断実行手段によって生成された診断結果を表示する全診断結果表示手段と、前記第2指令及び前記診断項目選択指令に応答して、前記診断手順格納手段に格納される診断項目のうちから特定の診断項目を選択する診断項目選択手段と、前記診断手順格納手段から前記自己診断手順を読み出し、前記選択された特定の診断項目を実行し、該選択された特定の診断項目の診断結果を生成する選択診断実行手段と、前記選択された特定の診断項目の診断結果を表示する選択診断表示手段と、を有することを特徴とする。
【0010】
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の車両運行情報収集装置の診断システムは、請求項1記載の車両運行情報収集装置の診断システムにおいて、前記診断項目選択スイッチ及び前記選択診断表示手段は、前記車両運行情報収集装置に接続される前記外部機器のうちのひとつであることを特徴とする。
【0011】
上記課題を解決するためになされた請求項3記載の車両運行情報収集装置の診断システムは、請求項2記載の車両運行情報収集装置の診断システムにおいて、前記外部機器は、ハンディーターミナルであることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図2は、本発明に関わる車両運行情報収集装置10を示すブロック図である。
【0024】
図2において、11は読み出し専用のメモリ(ROM)を示し、ROM11には所定のプログラムや固定データ、例えば、車両コードや機能設定情報等の車両個別の設定情報等が予め格納されると共に、後述する診断処理を行うプログラムも格納されている。このROM11は実際的には、通常のROMとFROM(フラッシュメモリ)とが用いられ、所定のメモリカード等を用いて車両運行情報収集用プログラムが予めロードされている。
【0025】
12は中央演算処理装置(CPU)を示し、CPU12はROM11に予め格納された制御プログラムにしたがって動作する。すなわち、制御プログラムにしたがって後述する自己診断処理や車両運行情報収集処理等を行う。
【0026】
13は読み出し書き込み自在のメモリ(RAM)を示し、RAM13はCPU12の処理の過程で発生する各種のデータを格納するデータエリアと処理の際に使用するワークエリア等を有する。また、このROM11は実際的には、SRAMが用いられ、車両運行情報収集中のバックアップメモリとして使われることもある。このRAM13には、所定の格納エリアにシステム項目として車両番号、速度オーバー基準値、定時刻値等の各種の設定項目テーブルが設定されている。
【0027】
14は、各種の固有情報等を記憶する不揮発メモリ(NVM)である。このNVMには累積走行距離等が記憶される。
【0028】
15aは、CPU12の制御のもとにLCD15bを駆動するLCDドライバである。LCD15bは、LCDドライバ15aに駆動されて時刻や累積走行距離等の表示内容をデジタル表示する。
【0029】
16は、GPS/電波時計を示し、GPS/電波時計16は衛星からのGPSデータや時刻情報を取得してCPU12に供給する。
【0030】
BZは、CPU12からの鳴動駆動信号に基づき鳴動するブザーである。このブザーBZは、例えば、後述する診断結果が異常の時、その異常を知らせるために鳴動することもある。LEDは、CPU12から供給される発光駆動信号に応答して発光する。この例としては、OK(正常)、ALM(警報)、CARD(カード挿入)等を示すLEDが挙げられる。
【0031】
SWは、本車両運行情報収集装置10が有する後述の、処理終了時に押下される終了スイッチ、自己診断に移行する際に押下されるAスイッチ(SW−A)、処理を移行する際に押下される切替スイッチ、電源スイッチ、LEDリセットスイッチ、ブザーリセットスイッチ等をまとめて示すものである。
【0032】
IGNは車両のイグニッションスイッチであり、CPU12に接続されて、エンジンスタート及び停止時にそれぞれ発するイグニッションON及びOFF信号を供給する。
【0033】
17は、ハンディターミナルインタフェース(I/F)部を示し、このI/F17は後述するハンディーターミナルH/T及びCPU12との間に介在して接続され、これらの電気的インタフェースを取る。
【0034】
このハンディターミナルI/F部17に接続されるハンディーターミナルH/Tは、後述のハンディーターミナルから自己診断を実行する際の制御をする、ハンディーターミナル側の演算装置であるHCPU、これに接続された表示部HDSP、ブザーHBZ及び各種スイッチHSWを有する。表示部HDSPは、後述の診断項目選択メニューや診断結果等を表示する。ブザーHBZは診断結果が異常である場合等に鳴動してそれを報知する。各種スイッチHSWは後述するが、診断終了等の際に押下される解除スイッチ、画面遷移等の際に押下される確定スイッチ、訂正スイッチ等をまとめて示すものである。また、ハンディーターミナルH/Tは診断項目の選択や各種データの入力時に利用されるテンキーも有している。
【0035】
18は、リーダライタインタフェース(I/F)部を示し、このI/F18はリーダライタ部R/W及びCPU12との間に介在して接続され、これらの電気的インタフェースを取る。このリーダライタ部R/Wは、メモリカード181が挿入されるカード挿入口を有する。メモリカード181は、例えば、車両運行情報を記憶するデータカードや各種の設定をするための設定カードである。
【0036】
19は、オプションユニットインタフェース(OPU I/F)部を示し、このI/F19には、CPU12に接続され、例えば、携帯電話等が本車両運行情報収集装置に接続される際に利用される。
【0037】
20は、速度センサインタフェース(I/F)部を示し、このI/F20はCPU12及び速度センサ201の間に介在して接続され、これらの電気的インタフェースを取る。この速度センサ21は走行速度を検出してそれに応じた速度パルスを生成し、これを速度センサI/F部20を介してCPU12に供給する。
【0038】
21は、エンジン回転センサインタフェース(I/F)部を示し、このI/F21はCPU12及びエンジン回転センサ201の間に介在して接続され、これらの電気的インタフェースを取る。このエンジン回転センサ201は車両が搭載するエンジンの回転数を検出してその回転数(単位はrpm)に応じたエンジン回転パルスを生成し、これを速度センサI/F部20を介してCPU12に供給する。
【0039】
22は、アナログチャネルインタフェース(I/F)部を示し、このI/F22はCPU12に接続され、例えば、車両の荷物室内の温度が閾値を越えたか否かを検出する温度センサ(図示せず)等が接続される際に利用される。
【0040】
23は、外部チャネルインタフェース(I/F)部を示し、このI/F24はCPU12に接続され、例えば、車両のブレーキ装置や安全装置(図示せず)等が接続される際に利用される。
【0041】
なお、24は電源部を示し、この電源部24は車両のバッテリ(図示せず)から供給される電力を、リーダライタ部R/W、及びCPU12等に分配して供給するもので、この電源部24には、上記車載バッテリからの電力供給が断たれた場合に、所定時間に亘りCPU12に電力を供給するバックアップ電池24aも接続されている。
【0042】
次に、図3〜図9を用いて本発明に関わる処理フロー及び表示画面の例ついて説明する。
【0043】
まず、本実施形態の自己診断のメイン処理について説明する。図3は、図2のCPUが行う自己診断のメイン処理を示すフローチャートである。
【0044】
図3のステップS1において、CPU12は入庫中であり、かつイグニッションIGNがONであることを検知すると(ステップS1のY)初期画面を表示すべくステップS2に移行し、さもなければこのステップS1で入庫中、かつイグニッションONになるのを待機する(ステップS1のN)。
【0045】
ステップS2において、CPU12はLCDドライバ14aを制御して、LCD14bに初期画面を表示させ、ステップS3及びステップS4における所定のスイッチ操作、又はステップS5におけるハンディーターミナルH/Tからの診断開始コマンドを待機する。
【0046】
ステップS3において、終了スイッチが押下されるとCPU12は一連の処理を終了し(ステップS3のY)、さもなければステップS4に移行する(ステップS3のN)。ステップS4において、CPU12は終了スイッチ及びAスイッチ(図中のSW−A)が所定時間押下されたかどうかを検出し、ここで例えば、終了スイッチが3秒間押下されたまま、Aスイッチが2秒以上押下されたことが検知されると、自己診断1を実行すべくステップS6に移行し(ステップS4のY)、さもなければステップS5に移行してハンディーターミナルH/Tからの診断開始コマンドを待機する(ステップS4のN)。
【0047】
ステップS5において、CPU12はハンディーターミナルH/Tからの診断開始コマンドを待機し(ステップS5のN)、ここで診断開始コマンドを受信すれば(ステップS5のY)、ステップS7において診断開始許可コマンドをハンディーターミナルH/Tに返送した後、自己診断2を実行すべくステップS8に移行する。ステップS8においては、ハンディターミナルからの各診断項目の診断要求に応じた診断項目の自己診断を行い、その結果をハンディターミナルに返送する。各診断項目の診断内容は、図4のステップS602〜ステップS613のそれぞれの個別処理と同様であるのでここでは説明を省略する。そして、この自己診断2が終了すると処理は、再びステップS1に戻る。
【0048】
一方、ステップS6においては、図4で示すような自己診断1に関わる処理が行われる。この自己診断1は、車両運行情報収集装置から自己診断を実行するものである。そして、この自己診断1が終了すると処理は、再びステップS1に戻る。
【0049】
次に、図4を用いて、上記ステップS6に相当する車両運行情報収集装置から自己診断1を実行する場合の処理例を説明する。図4は、車両運行情報収集装置から自己診断を実行する場合の処理例を示すフローチャートである。
【0050】
ステップS601において、CPU12は自己診断の開始を報知すべくブザーBZを制御して、ブザー音を3回出力させ、処理をステップS602〜ステップS614の各診断項目からなる自己診断処理に移行する。
【0051】
ステップS602においては、表示診断が行われる。ここでは、CPU12はLCD14b上にディジタル数字、コロン、ピリオド、シンボルマークを順次テスト表示させたり、上記OK、ALM、CARD用LEDを順次テスト表示させたりする。そして、これらのテスト表示が終了すると、処理はステップS603に移行する。
【0052】
ステップS603においては、スイッチ診断が行われる。ここでは、CPU12は各スイッチが押下される毎にLCD14b上に対応する結果表示をさせ、作業者はこの結果表示によりOK(正常)又はNG(異常)の判断をする。そして、例えば切替スイッチの押下により、処理はステップS604に移行する。
【0053】
ステップS604においては、イグニッション診断が行われる。ここでは、CPU12はイグニッションスイッチがON/OFFされたことに基づいて、LCD14b上に対応する結果表示をさせ、作業者はこの結果表示によりOK(正常)又はNG(異常)の判断をする。また、例えば所定時間内に、結果表示がない場合にはCPU12はブザーBZを鳴動させて異常を警報する。そして、診断結果がOKの場合自動的に、NGの場合例えば切替スイッチの押下により、処理はステップS605に移行する。
【0054】
ステップS605においては、スピードパルス診断が行われる。ここでは、CPU12は速度センサ201から供給される速度パルスに基づいて、LCD14b上に対応する速度表示をさせ、作業者はこの結果表示によりOK(正常)又はNG(異常)の判断をする。そして、例えば切替スイッチの押下により、処理はステップS606に移行する。
【0055】
ステップS606においては、エンジン回転パルス診断が行われる。ここでは、CPU12はエンジン回転センサ211から供給されるエンジン回転パルスに基づいて、LCD14b上に対応するエンジン回転速度表示をさせ、作業者はこの結果表示によりOK(正常)又はNG(異常)の判断をする。そして、例えば切替スイッチの押下により、処理はステップS607に移行する。
【0056】
ステップS607においては、アナログチャネル診断が行われる。ここでは、CPU12はアナログCH I/F22に接続される例えば、温度センサから供給される温度検出信号に基づいて、LCD14b上に対応する温度を表示させ、作業者はこの結果表示によりOK(正常)又はNG(異常)の判断をする。このチャネルが複数ある時、は切替スイッチ操作により順次診断していき、全てが終了すると、処理はステップS608に移行する。
【0057】
ステップS608においては、外部チャネル診断が行われる。ここでは、CPU12は外部CH I/F23に接続される例えば、ブレーキ装置のブレーキ操作に基づいて、LCD14b上に対応するコードを表示させ、作業者はこのコード表示によりOK(正常)又はNG(異常)の判断をする。この外部チャネルが複数ある時、は切替スイッチ操作により順次診断していき、全てが終了すると、処理はステップS609及びステップS610に移行する。
【0058】
ステップS609及びステップS610においては、GPS接続診断及び電波時計接続診断がそれぞれ行われる。ここでは、CPU12は接続されるGPS装置から所定のGPSデータ及び時刻情報を受信できるかどうかを判断し、例えば4秒内に正確なデータを受信できればLCD14b上にOKを表示させ、受信できなければNG表示をさせると共にブザーBZを所定時間鳴動させて異常を警報する。そして、診断結果がOKの場合自動的に、NGの場合例えば切替スイッチの押下により、処理はステップS611に移行する。
【0059】
このように、診断結果が正常なら自動的に次の診断項目に移行し、診断結果が異常なら鳴動すると共に次の診断項目に移行するのを一時停止する。そして、切替スイッチ操作により一時停止された診断項目が切り替えられる。したがって、診断結果が正常なら診断が順次進むので診断が効率的、短時間で行われるようになり、また異常であれば鳴動されかつ一時停止されるので確実に原因検査及び修理をすることができるようになる。
なお、このような処理は、請求項2の移行制御手段及び診断項目切替手段に相当する。
【0060】
ステップS611においては、ハンディーターミナル診断が行われる。ここでは、CPU12はハンディターミナルI/F17に接続されるハンディターミナルH/Tの通信端子及び接続端子の診断を行う。例えば、CPU12はハンディターミナルH/Tにチェックコマンドを送信し、所定時間内に正常な応答信号が返ってくればLCD14b上にOKを表示させ、受信できなければNG表示をさせると共にブザーBZを所定時間鳴動させて異常を警報する。そして、診断結果がOKの場合自動的に、NGの場合例えば切替スイッチの押下により、処理はステップS612に移行する。
【0061】
ステップS612においては、オプションユニット診断が行われる。ここでは、CPU12はOPU I/F19に接続される外部機器に対してチェックコマンドを送信し、所定時間内に正常な応答信号が返ってくればLCD14b上にOKを表示させ、受信できなければNG表示をさせると共にブザーBZを所定時間鳴動させて異常を警報する。そして、診断結果がOKの場合自動的に、NGの場合例えば切替スイッチの押下により、処理はステップS613及びステップS614に移行する。
【0062】
ステップS613及びステップS614においては、一連の自己診断処理が終了したことを示すために、CPU12はLCD14b上に例えば、「END」等の終了を示すをメッセージを表示させると共に、ブザーBZを共にブザーBZを所定時間鳴動させて診断終了を報知する。そして、処理はステップS615に移行する。
【0063】
ステップS615においては、CPU12は切替スイッチの押下を待機し(ステップS615のN)、押下があれば(S615のY)この自己診断1の一連の処理を終了してリターンする。
【0064】
このように上述の実施形態によれば、開始指令スイッチ(ステップS4の両スイッチが相当する)による開始指令に応答して、各診断項目が実行される。また、診断結果は診断結果表示手段(LCDドライバ15a及びLCD15bがこれに相当する)に表示される。従って、従来のように診断機能をもったプリンタ等を接続することなく、この車両運行情報収集装置自体で自己診断できるようになる。この結果、車両運行情報収集装置の診断が非常に効率的に行えるようになる。
なお、上記ステップS602〜ステップS612の処理が請求項1の診断実行手段に相当する。
【0065】
更に、図5及び図8を用いて、ハンディーターミナルから自己診断2を実行する場合の処理例を説明する。図5は、ハンディーターミナルから自己診断を実行する場合のハンディーターミナル側での処理例を示すフローチャートである。図8は、診断項目選択時のメニュー画面の一例を示す説明図である。
【0066】
図5のステップS801において、ハンディーターミナルから自己診断を実行する場合には、ハンディーターミナルH/T上の所定のスイッチ操作に応答して、ハンディーターミナルH/TのCPUであるHCPUは、車両運行情報収集装置10のCPU12に診断開始コマンドを送信する。なお、この診断開始コマンドを図3で示したステップS5で受信した車両運行情報収集装置10のCPU12は、上述したようにステップS7において、診断開始許可コマンドを送信してくる。
【0067】
ステップS802において、HCPUは上記診断開始許可コマンドを待機しており(ステップS802のN)、診断開始許可コマンドを受信すると処理をステップS803に移行する。
【0068】
ステップS803において、HCPUはハンディーターミナルH/T上の表示部HDSPに診断メニュー画面を表示する。この診断メニュー画面の例を、図8(A)〜(C)に示している。ハンディーターミナルH/Tの表示部HDSPの限られた表示スペースを利用するため、ハンディーターミナルH/T上の矢印キー等を利用して図8(A)、図8(B)又は図8(C)の表示を選択した後、ハンディーターミナルH/T上のテンキーを用いて所望の診断項目を選択できるような画面構成になっている。
【0069】
ステップS804において、上述したようなメニュー画面からテンキーを用いて所望の診断項目が選択すると、選択された項目に応じてステップS805〜ステップS814のいずれかの処理に移行する。なお、ここで、例えばハンディーターミナルH/T上の解除スイッチが押下されると、ステップS815において、終了処理が行われた後、ハンディーターミナルH/T上では一連の処理が終了する。この終了処理では、例えば、終了コマンドを車両運行情報収集装置10のCPU12に送信するようにし、これを受けた車両運行情報収集装置10側は、上述したステップS2の初期画面表示に戻るようにするとよい。
【0070】
ステップS805〜ステップS814の処理は、図4に示したステップS602〜ステップS612の処理と同等であるので、ここでは詳細な説明を省略する。すなわち、ステップS805はステップS602の表示診断、ステップS806はステップS603のスイッチ診断、ステップS807はステップS604のイグニッション診断、ステップS808はステップS605のスピードパルス診断、ステップS809はステップS606のエンジン回転パルス診断、ステップS810はステップS607のアナログチャネル診断、ステップS811はステップS608の外部チャネル診断、ステップS812はステップS609のGPS接続診断、ステップS813はステップS610の電波時計接続診断、そして、ステップS814はステップS612のオプションユニット診断に対応する。
【0071】
ステップS805〜ステップS814のハンディーターミナルH/T側での各処理では、基本的に、各診断要求を車両運行情報収集装置10側に送信し、その診断結果を車両運行情報収集装置10側から受信するようになっている。代用的な例は、図6及び図7を用いて後述する。そして、選択された項目の自己診断が終了すると、再びステップS803の診断メニュー画面表示に戻る。
【0072】
上述した実施形態によれば、ステップS804においてスイッチの操作により診断項目を選択することができるので、この車両運行情報収集装置に接続される機器に応じた自己診断ができるようになる。すなわち、この車両運行情報収集装置に接続される周辺機器に関係なく自己診断が可能になる。また、従来のように診断機能をもったプリンタ等を接続する必要もなくなる。この結果、車両運行情報収集装置の診断が非常に効率的に行えるようになる。また、診断結果の異常が鳴動されるので、即座に診断結果の正常/異常が認識できる。また、図6に示すように診断結果が一時的に表示保持されるので確実に結果を確認できるようになる(請求項4の診断結果保持手段に相当する)。また特に、ステップS808dにおいて手動スイッチ操作により表示保持された診断結果は消去され、ステップS803において診断項目の選択メニューが表示されると共にステップS804において再び診断項目が再び選択可能になるので、必要に応じて、所望の診断項目が再び選択できるようになる(これが請求項4の復帰手段に相当する。)。
なお、上記ステップS805〜ステップS814が請求項3の選択項目実行手段に相当する。また、ステップS804が請求項3の診断項目選択手段に相当する。更に、表示部HDSPが請求項3の表示手段に、HBZが請求項4の異常鳴動手段に相当する。
【0073】
図6、図7及び図9を用いて、ステップS805〜ステップS814の診断処理のうち代用的な例を挙げてを説明する。図6は、スピードパルス診断処理の一例を示すフローチャートである。図7は、OPU接続診断処理の一例を示すフローチャートである。図9は、診断結果を示す画面の一例を示す説明図である。
【0074】
図6のスピードパルス診断処理では、ステップS808aにおいて、ハンディーターミナルH/TのHCPUは、車両運行情報収集装置10のCPU12にスピードパルス診断要求を送出する。なお、これを受けたCPU12は、前述のステップS605のスピードパルス診断で説明したとと同様の診断をし、その診断結果を返送してくる。
【0075】
ステップS808bにおいて、HCPUは診断結果を受信し、ステップS808cにおいて、その結果を表示部HDSP上に表示させる。この表示は例えば、図9(A)に示すようになる。そして、ステップS808dにおいて、ハンディーターミナルH/T上の確定スイッチが押下されるまで(ステップS808dのY)、ステップS808a〜ステップS808dの処理ループが繰り返されて、上記のような診断結果が表示され続ける。ステップS808dにおいて、確定スイッチが押下されると(ステップS808dのY)リターンする。
この図6のような処理は、OK又はNGの診断結果を出さない他の処理、例えば、エンジン回転パルス診断等も同様になる。
【0076】
図7のOPU接続診断処理では、ステップS815aにおいてハンディーターミナルH/TのHCPUは、車両運行情報収集装置10のCPU12にOPU接続診断要求を送出する。なお、これを受けたCPU12は、前述のステップS612のOPU接続診断で説明したと同様の診断をする。
【0077】
このタイプの診断には一定の監視時間がかかるので、HCPUはステップS815cにおいて、診断結果を受信するまでステップS815bにおいて診断中であるメッセージを表示部HDSP上に表示させ続ける(ステップS815cのN)。この表示は例えば、図9(B)に示すようになる。
ステップS815cにおいて診断結果を受信すると(ステップS815cのY)、ステップS815dにおいてHCPUは診断結果の内容を判断し、OK、NG又は判定なしの診断結果に応じた処理に分岐させる。
【0078】
ステップS815dにおいて診断結果がOKなら、HCPUは処理をステップS815eに移行し、表示部HDSPに図9(C)に示すようなOK表示をさせてステップS815fに移行する。ステップS815fにおいては、HCPUはハンディーターミナルH/T上の確定スイッチの押下があるまでOK表示を継続すべく処理をステップS815eに戻し(ステップS815fのN)、確定スイッチの押下があるとリターンさせる。
【0079】
一方、ステップS815dにおいて診断結果がNGなら、HCPUはステップS815gに移行し、診断結果の異常を報知すべくハンディーターミナルH/T上のブザーHBZを例えば10秒間鳴動させると共に、ステップS815hにおいて表示部HDSPに図9(D)に示すようなNG表示をさせてステップS815iに移行する。ステップS815iにおいては、HCPUはハンディーターミナルH/T上の確定スイッチの押下があるまでNG表示を継続すべく処理をステップS815hに戻し(ステップS815iのN)、確定スイッチの押下があるとリターンさせる。
【0080】
また、ステップS815dにおいて診断結果が判定なしなら、HCPUは処理をステップS815jに移行し、表示部HDSPに図9(E)に示すような判定なし表示をさせてステップS815kに移行する。ステップS815kにおいては、HCPUはハンディーターミナルH/T上の確定スイッチの押下があるまでステップS815jの判定なし表示を継続すべく処理をステップS815jに戻し(ステップS815kのN)、確定スイッチの押下があるとリターンさせる。なお、このような判定なしの診断結果は、OPU I/F19に接続される外部機器の設定がない時、等に出される。
【0081】
この図7のような処理は、OK又はNGは診断結果を出す他の処理、例えば、GPS接続診断や電波時計接続診断等も同様になる。
【0082】
上述のように、ハンディーターミナルH/Tの有する各スイッチHSW、表示部HDSP、ブザーHBZを利用することにより、車両運行情報収集装置10の有するすべてのスイッチ、表示装置、鳴動装置等が診断できるようになる。また、ハンディーターミナルH/Tは、この種の通常車両運行情報収集装置にはデータ入力等にも汎用的に用いられる機器であるので、これを自己診断用にも利用することで新たな診断用外部機器を設計する必要がなく、診断用にハードウエアのコスト増を招くことがない。
【0083】
なお、上述のようなハンディーターミナルH/Tから自己診断を実行する場合の自己診断プログラムは、ハンディーターミナルの記憶手段に持たせるようにしてもよい。この場合、従来のプリンタに自己診断プログラムを持たせる場合に比べて、ハンディーターミナルのテンキーや表示部HDSPを利用することによって、所望の診断項目を任意に選択できるようになる等、プリンタを利用した場合には得られないメリットが得られる。
【0084】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、車両運行情報収集装置の診断が非常に効率的に行えるようになる。
【0088】
請求項2記載の発明によれば、診断時にはこの外部装置のスイッチ及び表示手段を利用することにより、車両運行情報収集装置の有するすべてのスイッチ、表示装置、鳴動装置が診断できるようになる。
【0089】
請求項3記載の発明によれば、外部機器は、ハンディーターミナルである。ハンディーターミナルは、この種の通常車両運行情報収集装置にはデータ入力等にも汎用的に用いられる機器であるので、これを自己診断用にも利用することで新たな診断用外部機器を設計する必要がなく、診断用にハードウエアのコスト増を招くことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考となる車両運行情報収集装置の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に関わる車両運行情報収集装置を示すブロック図である。
【図3】図2のCPUが行う自己診断のメイン処理を示すフローチャートである。
【図4】車両運行情報収集装置から自己診断を実行する場合の処理例を示すフローチャートである。
【図5】ハンディーターミナルから自己診断を実行する場合のハンディーターミナル側での処理例を示すフローチャートである。
【図6】スピードパルス診断処理の一例を示すフローチャートである。
【図7】OPU接続診断処理の一例を示すフローチャートである。
【図8】診断項目選択時のメニュー画面の一例を示す説明図である。
【図9】診断結果を示す画面の一例を示す説明図である。
【図10】図10(A)は、プリンタを利用して自己診断する際の各装置の接続関係を示すブロック図である。図10(B)は、従来の自己診断手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 車両運行情報収集装置
11 ROM(診断手順格納手段)
12 CPU
13 RAM
14 不揮発メモリ
15a LCDドライバ(診断結果表示手段)
15b LCD(診断結果表示手段)
16 GPS/電波時計
17 ハンディターミナルI/F
18 リーダライタI/F
19 OPU I/F
20 速度センサI/F
21 エンジン回転センサI/F
22 アナログCH I/F
23 外部CH I/F
24 電源部
181 メモリカード
201 速度センサ
211 エンジン回転センサ
BZ ブザー(異常鳴動手段)
SW スイッチ(開始指令スイッチ、切替スイッチ)
R/W リーダライタ部
IGN イグニッションスイッチ
H/T ハンディーターミナル
HDSP 表示部(表示手段)
HBZ ブザー(異常鳴動手段)
Claims (3)
- 車両の運行状態を示す車両運行情報を収集する車両運行情報収集装置の診断システムにおいて、
前記車両運行情報収集装置に搭載される回路及びこの装置に接続される外部機器に関する複数の診断項目からなる自己診断手順を格納する診断手順格納手段と、
手動操作に応じて、第1指令又は第2指令を発することが可能な指令スイッチと、
手動操作に応じて、診断項目選択指令を発することが可能な診断項目選択スイッチと、
前記第1指令に応答して、前記診断手順格納手段から自己診断手順を読み出し、この自己診断手順に含まれる前記複数の診断項目の全てを予め定められた順序にしたがって自動的に実行し、該複数の診断項目の診断結果を生成する全診断実行手段と、
前記全診断実行手段によって生成された診断結果を表示する全診断結果表示手段と、
前記第2指令及び前記診断項目選択指令に応答して、前記診断手順格納手段に格納される診断項目のうちから前記診断項目選択指令で指定された特定の診断項目を選択する診断項目選択手段と、
前記診断手順格納手段から前記自己診断手順を読み出し、前記選択された特定の診断項目を実行し、該選択された特定の診断項目の診断結果を生成する選択診断実行手段と、
前記選択された特定の診断項目の診断結果を表示する選択診断表示手段と、
を有することを特徴とする車両運行情報収集装置の診断システム。 - 請求項1記載の車両運行情報収集装置の診断システムにおいて、
前記診断項目選択スイッチ及び前記選択診断表示手段は、前記車両運行情報収集装置に接続される前記外部機器のうちのひとつである
ことを特徴とする車両運行情報収集装置の診断システム。 - 請求項2記載の車両運行情報収集装置の診断システムにおいて、
前記外部機器は、ハンディーターミナルである
ことを特徴とする車両運行情報収集装置の診断システム。
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