JP2752005B2 - 作業車両情報収集装置 - Google Patents

作業車両情報収集装置

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JP2752005B2
JP2752005B2 JP3038684A JP3868491A JP2752005B2 JP 2752005 B2 JP2752005 B2 JP 2752005B2 JP 3038684 A JP3038684 A JP 3038684A JP 3868491 A JP3868491 A JP 3868491A JP 2752005 B2 JP2752005 B2 JP 2752005B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は作業車両情報収集装置に
係り、特に、作業車両の運行作業状態を示す作業車両情
報を収集するのに適した作業車両情報収集装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、除雪車など
の作業車両の運行作業情報を収集して記録するようにし
た図6に示す装置が、例えば特願昭62−129894
号などによって提案されている。
【0003】同図において、1はコントロールボックス
であり、ROM(図示せず)に格納した予め定められた
制御プログラムに従って動作するCPU(図示せず)を
有し、表示の制御、データの授受、データ処理などの仕
事を行う。
【0004】コントロールボックス1にはまず、表示部
2aとキーボード2bとを有するハンディ・ターミナル
2が接続さている。表示部2aはLCD、VFT、LE
Dなどの表示素子により構成され、時刻、メッセージな
どの各種情報の表示を行う。キーボード2bは後述する
各種データを入力するための入力手段として使用され、
テンキーやファンクションキーなどから構成されてい
る。
【0005】コントロールボックス1はまた、不揮発性
メモリからなる電気的に消去可能なプログラマブルリー
ドオンリーメモリ(EEPROM)1aを有し、これに
はハンディ・ターミナル2のキーボード2bのキー操作
によって入力される各種の設定データが書き込まれ、こ
の設定データは除雪車の運行情報を収集して記録するた
めに使用される。
【0006】コントロールボックス1には更に、ICメ
モリカードリーダ・ライタ(R/W)3が接続されてお
り、このICメモリカードリーダ・ライタ(R/W)3
には可搬形記録媒体としてのICメモリカード3aが着
脱自在に装着される。更にまた、コントロールボックス
1には、走行センサ4、回転センサ5、除雪作業状態セ
ンサ61 〜6n が接続されている。
【0007】走行センサ4は除雪車が所定距離走行する
毎にパルスを発生し、回転センサ5は除雪車のエンジン
の回転を検出し、除雪作業状態センサ6〜6は除雪
作業に使用する除雪装置に対応して設けられた例えば近
接スイッチからなり、各々に対応する除雪装置が除雪作
業に使用中であるか否かの検出を行う。
【0008】上述した構成の装置により収集されるデー
タは、除雪作業データと速度時系列データである。また
除雪作業データは、随時データと作業時系列データとか
らなり、随時データはキーボード2bにより入力される
除雪装置の種別、作業の区分、燃料の給油量、運転者の
コードなどである。これらのデータがキーボード2bに
より入力されたとき、コントロールボックス1は時計
(図示せず)による日付・時刻データと共に内部RAM
(図示せず)に一時記録する。
【0009】作業時系列データは、走行センサ4、回転
センサ5、作業状態センサ61 〜6 n からの信号に基づ
く除雪車の走行、エンジン稼働及び除雪作業装置の状態
を表わすデータからなり、コンロールボックス1が例え
ば1秒毎にこれらセンサの出力を読取り、その累積値に
基づいて例えば1分毎に内部RAMに書込む。
【0010】速度時系列データは、走行センサ4からの
パルスをカウントして得たカウント値を例えば0.5秒毎
に読取り、速度に変換することにより得られ、内部RA
Mの所定の領域に順次記録される。
【0011】内部RAMに一時的に収集された速度時系
列データは、あるタイミングでICメモリカード3aに
記録するに当っていくつかのパターンに振り分けられて
短縮処理される。
【0012】所定の記録が行われたICメモリカード3
aは、ICメモリカードR/W3から取出され、事務所
におけるコンピュータによるデータ解析に供される。
【0013】データ解析の際、ICメモリカード3aの
データがどの除雪車、どの運転手のものであるかが区別
できるように、ICメモリカード3aにはそれらを示す
例えば番号が記録されていなければならないが、これら
番号はキーボード2bの2つのキーの同時操作による設
定モード指定後にテンキー操作により互に区別して入力
して、EEPROM1aに予め記録しておいたものが利
用される。設定指定モードの解除は図示しないSETキ
ーにより行われる。
【0014】運行情報を収集すべき対象車両が除雪車の
場合、除雪車には、除雪トラック、除雪グレーダ、ロー
タリ除雪車、凍結防止剤散布車、スノーローダ、除雪ド
ーザ、小型除雪車などの種類があり、各車の作業の内容
が異なり、当然に収集するデータの種類も異なってい
る。
【0015】そこで、キーボード2bのファンクション
キーの割付け、収集するデータの項目の選択、表示文字
の設定などの除雪車の運行データを収集して記録する際
に使用する設定データをキーボード2bのキー操作によ
って入力してEEPROM1aに書き込んでおく必要が
ある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の装置で
は、運行データの収集の際に使用する設定データのEE
PROM1aへの書き込みを各車両毎にキーボード2b
のテンキーを操作することによって行っているため、設
定データの設定作業を装置を車両に搭載してから行わな
ければならず、作業性が悪く、設定作業に時間がかかる
などの問題がある。
【0017】このようなことをなくするには、各車両毎
に予め設定データを書き込んだ多種類のEEPROM1
aを用意しておき、搭載する車両が決まったところで対
応するEEPROM1aを装着すればよいが、このよう
にした場合、一般に種類が多く、各車種の台数が少量で
ある施工用車両の運行データを収集しようとしたとき、
各車種によって収集すべきデータの内容が微妙に異な
り、用意しておくEEPROM1aの種類が膨大にな
り、納期、コストの面で問題がある。
【0018】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、車両の各部に設けた複数の状態センサ及びキーボ
ードの各キーへの機能の割付け、収集するデータの項目
関する情報からなり、車両の作業データを収集するた
めに使用される設定データが車両毎に微妙に異なる場合
にも、車両毎の設定データの設定を簡単に行えるように
した作業車両情報収集装置を提供することを課題として
いる。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明により成された作業車両情報収集装置は、図1の
基本構成図に示すように、作業車両の各部に設けた複数
作業状態センサ16乃至16及び例えばハンディ
ターミナルに設けたキーボード122の各キーへの機能
の割付け、収集するデータの項目に関する情報からなる
設定データを例えばEPROMからなる書換え可能な
不揮発性メモリ114に書き込んでおき、該設定データ
を使用して前記複数の作業状態センサからの信号と、前
記キーボードによって入力されるデータとによって作業
データ生成手段111が作業データを順次生成し、該生
成した作業データを内部記憶手段113に一時記憶し、
該内部記憶手段に記憶した作業データを外部記憶媒体読
取書込手段13に着脱自在に装着された可搬形の作業デ
ータ用外部記憶媒体131に書き込んで収集するように
した作業車両情報収集装置であって、前記外部記憶媒体
読取書込手段に着脱自在に装着されている可搬形の設定
データ用外部記憶媒体132に書き込まれているデータ
を読み込ませ、該読み込んだデータを設定データとして
前記不揮発性メモリに書き込む第1の読取書込制御手段
111aと、前記不揮発性メモリに書き込まれている設
定データを読み出し、該読み出した設定データを前記外
部記憶媒体読取書込手段に着脱自在に装着されている可
搬形の設定データ用外部記憶媒体に書き込ませる第2の
読取書込制御手段111cと、前記不揮発性メモリに書
き込まれている設定データを前記キーボードによって入
力される修正データに基づいて修正する修正手段111
bとを備えることを特徴としている。
【0020】
【作用】上記構成において、書換え可能な不揮発性メモ
リ114に書き込んだ設定データは、作業車両の各部に
設けた複数の作業状態センサ16乃至16及び例え
ばハンディターミナルに設けたキーボード122の各キ
ーへの機能の割付け、収集するデータの項目に関する情
報からなる。作業データ生成手段111は、複数の作業
状態センサからの信号又はキーボードからのデータが入
力されると、不揮発性メモリ114の設定データを使用
して作業データを生成し、内部記憶手段113に一時記
憶する。内部記憶手段に一時的に記憶された作業データ
は、外部記憶媒体読取書込手段13に着脱自在に装着さ
れた可搬形の作業データ用外部記憶媒体131に書き込
まれて収集される。
【0021】第1の読取書込制御手段111aが、外部
記憶媒体読取書込手段に脱着自在に装着されている可搬
形の設定データ用外部記憶媒体132に書き込まれてい
るデータを読み込ませ、該読み込んだデータを設定デー
タとして不揮発性メモリに書き込むので、書換え可能な
不揮発性メモリ114に書き込んだ設定データは、設定
データ用外部記憶媒体132を外部記憶媒体読取書込手
段に着脱自在に装着することで得られる。また、修正手
段111bが、不揮発性メモリに書き込まれている設定
データをキーボードによって入力される修正データに基
づいて修正するので、可搬形の設定データ用外部記憶媒
体132から読み込み不揮発性メモリに書き込んだ設定
データが所望のものでないときには、キーボードを操作
することで所望の設定データとすることができる。さら
に、第2の読取書込制御手段111cが、不揮発性メモ
リに書き込まれている設定データを読み出し、該読み出
した設定データを外部記憶媒体読取書込手段に着脱自在
に装着されている可搬形の設定データ用外部記憶媒体に
書き込ませるので、不揮発性メモリに書き込まれている
設定データと同じ設定データを可搬形の設定データ用外
部記憶媒体に書き込んで得ることができる。
【0022】よって、不揮発性メモリから読み出されて
設定データ用外部記憶媒体に書き込まれた設定データ
は、他の同一種の車両に搭載された当該他の装置の外部
記憶媒体読取書込手段に設定データ用外部記憶媒体を着
脱自在に装着して読み取らせ不揮発性メモリに書き込む
ことによって、最小限の修正作業で当該他の装置の設定
データとして使用することができる。また、他の同一種
の車両に搭載された当該装置の外部記憶媒体読取書込手
段に着脱自在に装着され不揮発性メモリから読み取った
設定データが書き込まれた設定データ用外部記憶媒体か
ら読み取った設定データを不揮発性メモリに書き込むこ
とによって、修正手段による最小限の修正作業で当該自
装置の設定データとして使用することができるようにな
る。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は本発明による車両情報収集装置の一実施例
を示す図であり、同図において、11はコントロールボ
ックスであり、このコントロールボックス11は、内蔵
する図示しないROMに格納した予め定められた制御プ
ログラムに従って動作するマイクロコンピュータ111
と、実時刻データを発生する時計112と、収集したデ
ータを一時記憶する内部記憶手段としてのRAM113
と、設定データを格納する不揮発性メモリからなる電気
的に消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリで
あるE2 PROM114と、走行パルスカウンタ115
と、インターフェース回路116とを有し、ROM表示
の制御、データの授受、データ処理などの仕事を行う。
【0024】コントロールボックス11にはまず、表示
部121とキーボード122とを有するハンディ・ター
ミナル12が接続さている。表示部121はLCD、V
FT、LEDなどの表示素子により構成され、時刻、メ
ッセージなどの各種情報の表示を行う。キーボード12
2は後述する各種データを入力するための入力手段とし
て使用され、テンキーやファンクションキーなどから構
成されている。
【0025】コントロールボックス11には更に、IC
メモリカードリーダ・ライタ(R/W)13が接続され
ており、このICメモリカードリーダ・ライタ(R/
W)13には可搬形の作業データ用外部記録媒体として
作業データ用ICメモリカード131又は、同じく可
搬形の設定データ用外部記録媒体としての設定データ用
ICメモリカード132が着脱自在に装着される。更に
また、コントロールボックス11には、走行センサ1
4、回転センサ15、除雪作業状態センサ16〜16
が接続されている。
【0026】時計112は、実時刻データを発生し、常
時これをCPU111に対して供給している。RAM1
13は、CPU111によって書き込まれたデータを一
時記憶すると共に、一時記憶しているデータをCPU1
11によって随時読み出される。RAM113に一時記
憶されたデータは主電源からの電源供給遮断によって消
失しないように図示しない電池などによってバックアッ
プされている。
【0027】上記E2 PROM114には、ハンディ・
ターミナル12のキーボード122のキー操作によって
入力され、除雪車の運行情報を収集して記録するために
使用される車両番号などの各種の設定データが書き込ま
れ、これは不揮発性であるためデータ保持のための電源
供給を必要としない。
【0028】走行パルスカウンタ115は、その入力に
I/F116が接続さていて、I/F116を介して走
行センサ14から供給される走行パルスをカウントし、
そのカウント値をCPU111に供給する。走行パルス
カウンタ115のカウント値は、一定時間毎にCPU1
11によって読み取られ、この読み取られた直後にリセ
ットされるようになっている。
【0029】I/F116は、その入力に上記走行セン
サ14、回転センサ15、状態センサ161 〜16n
接続されている。走行センサ14は除雪車が所定距離走
行する毎にパルスを発生し、回転センサ15は除雪車の
エンジンの回転を検出し、除雪作業状態センサ161
16n は除雪作業に使用する除雪装置に対応して設けら
れた例えば近接スイッチからなり、各々に対応する除雪
装置が使用中であるか否かの検出を行う。
【0030】上述した構成の装置により収集されるデー
タは、除雪作業データと速度時系列データである。また
除雪作業データは、随時データと作業時系列データとか
らなり、随時データはキーボード122により入力され
る除雪装置の種別、作業の区分、燃料の給油量、運転者
のコードなどである。これらのデータがキーボード12
2により入力されたとき、CPU111は時計112に
よる日付・時刻データと共にRAM113に一時記録す
る。
【0031】作業時系列データは、走行センサ14、回
転センサ15、作業状態センサ16 1 〜16n からの信
号に基づく除雪車の走行、エンジン稼働及び除雪作業装
置の状態を表わすデータからなり、CPU111が例え
ば1秒毎にこれらセンサの出力を読取り、その累積値に
基づいて例えば1分毎にRAM113に書込む。
【0032】速度時系列データは、走行センサ14から
のパルスをカウントして得たカウント値を例えば0.5秒
毎に読取り、速度に変換することにより得られ、RAM
113の所定の領域に順次記録される。
【0033】RAM111に一時的に収集された速度時
系列データは、あるタイミングでデータ用ICカード1
31に記録するに当っていくつかのパターンに振り分け
られて短縮処理される。
【0034】所定の記録が行われたデータ用ICメモリ
カード131は、ICメモリカードR/W13から取出
され、事務所におけるコンピュータによるデータ解析に
供される。
【0035】データ解析の際、ICメモリカード131
のデータがどの除雪車、どの運転手のものであるかが区
別できるように、データ用ICメモリカード131には
それらを示す例えば番号が記録されていなければならな
いが、これら番号はキーボード122の2つのキーの同
時操作による設定モード指定後にテンキー操作により互
に区別して入力して、EEPROM11に予め記録して
おいたものが利用される。設定指定モードの解除は図示
しないSETキーにより行われる。
【0036】上記データ収集の動作の詳細を以下説明す
る。CPU111はまず起動されると、データ初期値が
セットされ、データ用ICメモリカード131がICメ
モリカードR/W13に装着されているか否かをチェッ
クする。データ用ICメモリカード131がセットされ
ている場合には、1枚目のICメモリカードか否かをチ
ェックし、1枚目である場合には、キーボード122の
キー操作によるキー入力が有か否かをチェックする。キ
ー入力があればそれを読取り、読取った入力によりキー
入力の処理を行い、この処理結果により作業随時データ
を作成する。この作成された作業随時データはRAM1
13に書き込む。
【0037】なお、ICメモリカードが1枚目でないと
きは、RAM113から残りのデータを読込む。また、
キー入力がないときには、上記動作を飛ばす。
【0038】データ用ICメモリカード131の残量が
有るか否かをチェックするが、このチェックはデータ用
ICメモリカード131への書込みアドレスを見ること
によって行う。データ用ICメモリカード131に残量
があれば、データ用ICメモリカード131にデータを
書き込み、残量が無ければデータ用ICメモリカード1
31に残量がないことを例えばブザーの鳴動と表示部1
21の表示によって警告する。
【0039】ところで、上述の動作の実行中、タイマ割
込みが働くと、特に割込み禁止が行われていない限り、
走行パルスカウンタ115のカウント値を読み込み、こ
の読込んだカウント値により走行距離の演算処理と、速
度の計算処理をそれぞれ行う。
【0040】各センサ15,161 〜16n がオンして
いるか否かをチェックし、チェックの結果、センサがオ
ンしているときにはCPU111が時間加算処理を行
い、チェックによってセンサがオンしていないとき、又
は実行後に、作業時系列データの作成を行って、この作
成したデータをRAM113に書き込む。
【0041】また、CPU111はRAM113中の速
度データに基づき速度データの圧縮処理を行う。この処
理結果により速度時系列データの作成を行って、これを
RAM113に書き込んで一時記憶する。
【0042】なお、図示実施例では、走行パルスカウン
タを用いているが、走行パルスのカウントをCPU11
1に行わせるようにすることもでき、この場合には走行
パルスカウンタは必要なくなる。
【0043】以上説明したように、車両の作業データと
速度データとを時系列で得られるため、後の作業状況の
解析が非常に正確にかつ簡単に行うことができ、しかも
速度データの圧縮により記録媒体の容量が小さくてもよ
くなり、取扱い上及びコトス的に極めて有利となってい
る。
【0044】次に、E2 PROM114への設定データ
の書き込みの仕方を図3乃至図5のフローチャートを参
照して詳細に説明する。
【0045】CPU111は、まず、ICメモリカード
R/W13にデータ用ICメモリカード131と別個に
用意された設定データ用ICメモリカード132が挿入
されたか否かを判断し、設定データ用ICメモリカード
132が挿入されたと判断するとステップS1に進み、
ここで「リード? AorB Set」という表示をハ
ンディターミナル12の表示部121に表示する。
【0046】その後ステップS2に進み、ここでハンデ
ィターミナル12のキーボード122のファンクション
キー中の「積込」キーが操作されたか否かを判定し、こ
のステップS2の判定がNOのときにはステップS3に
進んでファンクションキー中の「時計」キーが操作され
たか否かを判定する。このステップS3の判定もNOの
ときにはステップS2に戻って上記ステップS2及びS
3を繰り返し実行してステップS2又はS3の判定がY
ESになるのを、すなわちファンクションキー中の「積
込」キー又は「時計」キーが操作されるのを待つ。
【0047】上記ステップS2の判定がYESのとき、
すなわち「積込」キーが操作されたときには、ステップ
S4に進んでハンディターミナル12の表示部121に
「ASETヲオシテクダサイ」という表示を行う。
【0048】その後ステップS5に進み、ここでファン
クションキー中の「訂正」キーが操作されたか否かを判
定し、このステップ5の判定がNOのときにはステップ
S6に進んでファンクションキー中の「SET」キーが
操作されたか否かを判定する。このステップS6の判定
もNOのときにはステップS5に戻って上記ステップS
5及びS6を繰り返し実行してステップS5又はS6の
判定がYESになるのを、すなわちファンクションキー
中の「訂正」キー又は「SET」キーが操作されるのを
待つ。
【0049】ステップS5の判定がYESのとき、すな
わちファンクションキー中の「訂正」キーが操作された
ときには上記ステップS1に戻り、ステップS6の判定
がYESのとき、すなわちファンクションキー中の「S
ET」キーが操作されたときにはステップS7に進む。
【0050】ステップS7においては、ICメモリカー
ドR/W13に挿入されている設定データ用ICメモリ
カード132に書き込まれている設定データを読み取
り、この読み取った設定データをステップS8において
2 PROM114に書き込んでから、ICメモリカー
ドR/W13に挿入されている設定データ用ICメモリ
カード132のロックが解除されるのを待つ。
【0051】一方、上記ステップS3の判定がYESの
とき、すなわちファンクションキー中の「時計」キーが
操作されたときには、ステップS9に進んでハンディタ
ーミナル12の表示部121に「BSETヲオシテクダ
サイ」という表示を行う。
【0052】その後ステップS10に進み、ここでファ
ンクションキー中の「訂正」キーが操作されたか否かを
判定し、このステップ10の判定がNOのときにはステ
ップS11に進んでファンクションキー中の「SET」
キーが操作されたか否かを判定する。このステップS1
1の判定もNOのときにはステップS10に戻って上記
ステップS10及びS11を繰り返し実行してステップ
S10又はS11の判定がYESになるのを、すなわち
ファンクションキー中の「訂正」キー又は「SET」キ
ーが操作されるのを待つ。
【0053】ステップS10の判定がYESのとき、す
なわちファンクションキー中の「訂正」キーが操作され
たときには上記ステップS1に戻り、ステップS11の
判定がYESのとき、すなわちファンクションキー中の
「SET」キーが操作されたときにはステップS12に
進む。
【0054】ステップS12においては、ハンディター
ミナル12の表示部121に「ライト? カキコミSE
T」という表示を行ってからステップS13に進む。ス
テップS13においては、ファンクションキー中の「f
8」キーとテンキー中の「0」キーが同時に操作された
か否かを判定し、このステップS13の判定がNOのと
きには、ファンクションキー中の「f8」キーとテンキ
ー中の「1」、「2」、……、又は「9」キーが同時に
操作されたか否かを順番に判定し、この判定がNOのと
きには、最後にステップS14においてファンクション
キー中の「f8」キーと「距離」キーが同時に操作され
たか否かを判定する。
【0055】上記ステップS13及びS14の判定がN
OのときにはステップS15に進み、ここでファンクシ
ョンキー中の「SET」キーが操作されたか否かを判定
し、このステップS15の判定がNOのときにはステッ
プS16に進んでファンクションキー中の「書込」キー
が操作されたか否かを判定する。このステップS16の
判定がNOのときには上記ステップS13に戻り、上記
ステップS13乃至S16の何れかがYESとなるのを
待つ。
【0056】上記ステップS13乃至S14は、E2
ROM114中の設定データを修正するためにどの項目
が指定されたかを判定するためのステップで、例えばフ
ァンクションキーの割付け、収集するデータ項目の選
択、表示文字設定、車両種別、車両番号、状態センサの
割付けなどに関する項目のどれが指定されたかを判定す
る。そして、ステップS13の判定がYESのときには
ステップS17に進んでその指定された項目を修正し、
この修正した項目をE2 PROM114に書き込む。ま
た、ステップS14の判定がYESのときにはステップ
S18に進んで指定された項目の修正とE2 PROM1
14への書き込みを行う。
【0057】上記ステップS15の判定がYESのと
き、すなわちファンクションキー中の「SET」キーが
操作されたときには、設定データの設定を強制終了させ
たと判断してステップS19に進む。このステップS1
9においてはハンディターミナル12の表示部121に
「セッテイ シュウリョウ」という表示を行ってからス
テップS20に進んでブザーを3回鳴動させ、その後I
CメモリカードR/W13に挿入されている設定データ
用ICメモリカード132のロックが解除されるのを待
つ。
【0058】一方、ステップS16の判定がYESのと
き、すなわちファンクションキー中の「書込」キーが操
作されたときには、E2 PROM114中の設定データ
を設定データ用ICメモリカード132に書き込ませる
と判断してステップS21に進む。このステップS21
においてはハンディターミナル12の表示部121に
「カキコミ SETヲオシテクダサイ」という表示を行
ってからステップS22に進んでファンクションキー中
の「訂正」キーが操作されたか否かを判定し、このステ
ップS22の判定がNOのときにはステップS23に進
んでファンクションキー中の「SET」キーが操作され
たか否かを判定し、このステップS23の判定もNOの
ときにはステップS22に戻ってステップS22又はS
23の一方の判定がYESになるのを待つ。
【0059】上記ステップS22の判定がYESのとき
には上記ステップS12に戻り、ステップS23の判定
がYESのときにはステップS24に進む。ステップS
24においてはE2 PROM114中に書き込まれてい
る設定データを設定データ用ICメモリカード132に
書き込んでからステップS25に進んで設定データ用I
Cメモリカード132への書き込みがOKであるか否か
を判定する。
【0060】このステップS25の判定がYESのと
き、すなわち設定データ用ICメモリカード132への
書き込みが正常に行われてたときにはステップS26に
進み、ここでハンディターミナル12の表示部121に
「カキコミ OK シュウリョウ」という表示を行って
からステップS20に進む。ステップS20ではブザー
を3回鳴動させ、その後ICメモリカードR/W13に
挿入されている設定データ用ICメモリカード132の
ロックが解除されるのを待つ。
【0061】一方、ステップS25の判定がNOのと
き、すなわち設定データ用ICメモリカード132への
書き込みが正常でないときにはステップS27に進み、
ここでハンディターミナル12の表示部121に「カキ
コミ NG コウカン」という表示を行ってからステッ
プS28に進む。ステップS28ではブザーを10秒間
鳴動させ、その後ICメモリカードR/W13に挿入さ
れている設定データ用ICメモリカード132のロック
が解除されるのを待つ。
【0062】以上説明したフローチャートの実行により
CPU11は、作業車両の各部に設けた複数の作業状態
センサ16乃至16及びハンディターミナルに設け
たキーボード122の各キーへの機能の割付け、収集す
るデータの項目に関する情報からなり、EPROM1
14からなる書換え可能な不揮発性メモリに書き込まれ
た設定データと、複数の作業状態センサからの信号と、
キーボードによって入力されるデータとによって作業デ
ータを順次生成する作業データ生成手段111と、IC
メモリカードR/W13からなる外部記憶媒体読取書込
手段に着脱自在に装着されている設定データ用ICメモ
リカード132からなる可搬形の設定データ用外部記憶
媒体に書き込まれているデータを読み込ませ、該読み込
んだデータを設定データとして、EPROM114に
書き込む第1の読取書込制御手段111aと、EPR
OM114に書き込まれている設定データを読み出し、
該読み出した設定データをICメモリカードR/W13
に着脱自在に装着されている設定データ用ICメモリカ
ード132に書き込ませる第2の読取書込制御手段11
1cと、EPROM114に書き込まれている設定デ
ータをキーボード122によって入力される修正データ
に基づいて修正する修正手段111bとして働く。
【0063】以上要約すると、予め設定データを書き込
んだ設定データ用ICメモリカード132をICメモリ
カードR/W13に差し込んでその内容を読み込み、こ
の読み込んだ設定データをE2 PROM114に書き込
む。その後、ハンディターミナル12のキーボード12
2を操作してE2 PROM114内の設定データの内容
を書き換える。そして、書き換えたE2 PROM114
内の設定データの内容を設定データ用ICメモリカード
132に書き込むことができる。
【0064】従って、ハンディターミナル12のキーボ
ード122を操作して書き換えたE 2 PROM114内
の設定データを書き込んだ設定データ用ICメモリカー
ド132を他の同種の車両のICメモリカードR/W1
3に差し込めば、同じ設定データがそのE2 PROM1
14に書き込まれるようになるので、この車両独特の例
えば車両番号など最小の設定データを修正すればよく、
設定データの設定作業が効率よく行うことができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1の読取書込制御手段と、第2の読取書込制御手段と、
修正手段とを備えることによって、同一種の作業車両の
場合、一台の作業車両の設定データを修正するだけで、
その作業車両の設定データを他の同一種の設定データと
してそのまま使用することができ、最小限の修正作業で
設定データの書き込みが行えるようになるので、作業
両の作業データを収集するために使用する設定データが
作業車両毎に微妙に異なる場合にも、作業車両毎の設定
データの設定を簡単な設定作業によって安価に行えるよ
うになるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による作業車両情報収集装置の基本構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明による作業車両情報収集装置の一実施例
を示すブロック図である。
【図3】図2の装置のCPUが行う仕事の一部分を示す
フローチャートである。
【図4】図2の装置のCPUが行う仕事の他の一部分を
示すフローチャートである。
【図5】図2の装置のCPUが行う仕事の別の一部分を
示すフローチャートである。
【図6】従来装置の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
13 ICメモリカードR/W(外部記憶媒
体読取書込手段) 16〜16 作業状態センサ 111 CPU(作業データ生成手段) 111a CPU(第1の読取書込制御手段) 111b CPU(修正手段) 111c CPU(第2の読取書込制御手段) 122 キーボード 114 EPROM(書換え可能な不揮発性
メモリ) 113 RAM(内部記憶手段) 131 作業データ用ICメモリカード(作業
データ用外部記憶媒体) 132 設定データ用ICメモリカード(設定
データ用外部記憶媒体)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業車両の各部に設けた複数の作業状態
    センサ及びキーボードの各キーへの機能の割付け、収集
    するデータの項目に関する情報からなる設定データを書
    換え可能な不揮発性メモリに書き込んでおき、該設定デ
    ータを使用して前記複数の作業状態センサからの信号
    と、前記キーボードによって入力されるデータとによっ
    て作業データを順次生成し、該生成した作業データを内
    部記憶手段に一時記憶し、該内部記憶手段に記憶した作
    業データを外部記憶媒体読取書込手段に着脱自在に装着
    された可搬形の作業データ用外部記憶媒体に書き込んで
    収集するようにした作業車両情報収集装置であって、 前記外部記憶媒体読取書込手段に着脱自在に装着されて
    いる可搬形の設定データ用外部記憶媒体に書き込まれて
    いるデータを読み込ませ、該読み込んだデータを設定デ
    ータとして前記不揮発性メモリに書き込む第1の読取書
    込制御手段と、 前記不揮発性メモリに書き込まれている設定データを読
    み出し、該読み出した設定データを前記外部記憶媒体読
    取書込手段に着脱自在に装着されている可搬形の設定デ
    ータ用外部記憶媒体に書き込ませる第2の読取書込制御
    手段と、 前記不揮発性メモリに書き込まれている設定データを前
    記キーボードによって入力される修正データに基づいて
    修正する修正手段とを備えることを特徴とする作業車両
    情報収集装置。
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JPS6473783A (en) * 1987-09-16 1989-03-20 Hitachi Metals Ltd Optical window substrate
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