JPH0448885B2 - - Google Patents

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JPH0448885B2
JPH0448885B2 JP12989587A JP12989587A JPH0448885B2 JP H0448885 B2 JPH0448885 B2 JP H0448885B2 JP 12989587 A JP12989587 A JP 12989587A JP 12989587 A JP12989587 A JP 12989587A JP H0448885 B2 JPH0448885 B2 JP H0448885B2
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data
speed
series data
time series
snow removal
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JP12989587A
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Toshimitsu Muramatsu
Seiji Haga
Minoru Myajima
Tadashi Kato
Hirotoshi Fukuda
Sadayuki Yamane
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Yazaki Corp
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Yazaki Sogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、除雪車などに取付けられ、実際に行
つた除雪作業の情報を収集する除雪車施工データ
記録方法に関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕
従来、除雪車による除雪作業状況を示す情報を
収集するために、除雪車などに取付けられたタコ
グラフの記録と、除雪車運転者が作成した車両運
転日報とを照合して実際に除雪作業を行つた時間
(実作業時間)などをチエツクすることが行われ
ていた。
タコグラフでは、1枚の記録紙上に走行距離、
エンジン回転数、走行速度が機械的に記録され、
実作業時間の判定は主に走行速度の状態によつて
判断しているが、回送やアイドリング中などとの
関係で正確に作業状態を判定することが困難であ
る。また、タコグラフの記録紙には、狭い記録幅
内でかなり細かなアナログ記録が行われているた
め、その記録の読取らが難しく間違い易く、実作
業時間をチエツクし確認する作業を大変なものに
していた。
そこで、除雪作業状態にあるか否かを検出する
センサの検出出力と、このセンサが取付けられた
除雪車の走行に関連した信号を発生する走行セン
サの出力とを一定時間、例えば1分毎に取込み、
この取込んだデータにより走行中であるか否かを
判定し、この判定の結果を作業状態などを示すデ
ータとともに記憶媒体に書込むようにした記録装
置が例えば特開昭61−90289号公報によつて提案
されている。
しかし、この提案の装置では、時々刻々変化す
る車速による運行状況の詳細なデータを収集して
いないため、依然作業状況の正確な調査・分析が
十分に行えなかつた。勿論、除雪車の1日の運行
状況を車速データにより収集して記憶媒体に記憶
することも考えられるが、例えば10時間分の車速
データを0.5秒単位で、1バイトに記録していく
と、実に72000バイトの記憶容量を有する記憶媒
体を必要とするようになる。記憶媒体を特に選ば
なければ、このような大容量の記憶媒体はいくら
でも存在するが、記憶媒体を各運転者に携帯さ
せ、操作の始めに装着させ終りに取り出させた記
憶媒体を管理者に引渡させるようにしたい場合に
は、携帯に便利なICカードのようなカード状の
記憶媒体が好ましい。しかし、現在この種の記憶
媒体には、大容量のものが存在せず、このような
ことは実現不可能である。
従つて、本発明は除雪車の除雪作業状況の詳細
なデータを出来る丈小さい記憶容量の記憶媒体を
用いて収集することができるようになした除雪車
施工データ記録方法を提供しようとするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本発明により成され
た除雪車施工データ記録方法は、第1図に示すよ
うに、除雪車に取付けられた除雪装置が除雪作業
に使用中であるか否かを検出する除雪作業状態検
知手段(状態センサ231乃至23o)の検出出力
に基づく状態データを第1の一定時間毎に記憶し
て作業時系列データを状態記憶手段(RAM1
5)に記録し、前記除雪装置が取付けられた除雪
車の速度を検出する速度検知手段(速度センサ2
2)により検出した速度データを前記第1の一定
時間よりも短い第2の一定時間毎に記憶して速度
時系列データを速度記憶手段(RAM15)に記
録し、前記速度記憶手段に記録した速度時系列デ
ータを予め定めたパターンと対比して速度時系列
データを圧縮処理し、前記状態記憶手段に記憶さ
れている作業時系列データと前記速度記憶手段に
記憶されている圧縮処理された速度時系列データ
とを可搬形記憶媒体(ICカード18)に書込ん
で作業時系列データと速度時系列データを収集
し、前記可搬形記憶媒体への前記時系列データの
書込みの過程で前記可搬形記憶媒体の記録量を監
視し、前記可搬形記憶媒体の残量がなくなつたと
き警告手段(表示部12、ブザー)に警告を発生
させることを特徴としている。
以上の構成において、除雪作業状態検知手段
(状態センサ231乃至23o)により検出した状
態データからなる作業時系列データと、除雪車の
速度検知手段(速度センサ22)により検出した
速度データからなる速度時系列データとが可搬形
記憶媒体(ICカード18)に書込まれるため、
可搬形記憶媒体の内容を処理装置によりデータ解
析することにより、除雪車の施工状況の詳細な内
容を直ちに知ることが可能になる。また、速度時
系列データは予め定められたパターンとの対比に
より圧縮処理された後に可搬形記憶媒体に書込ま
れているため、記録媒体として記録容量が小さく
小形で可搬性に優れたものが使用することが可能
になる。更に、警告手段が可搬形記憶媒体の記録
量を監視し、残量がなくなつたとき警告を発生す
るので、残量のなくなつた可搬形記憶媒体を外し
て新しい可搬形記憶媒体に時系列データを書込む
ことができる。
〔実施例〕
以下、本発明による除雪車施工データ記録方法
を図面に基づいて説明する。
第2図はマイクロコンピユータ(CPU)を使
用して構成した本発明による除雪車施工データ記
録方を実施する除雪車施工データ記録装置の一例
を示すブロツク図であり、図において11は
CPUである。CPU11は予め定められた図示し
ないリードオンリーメモリ(ROM)に格納され
ているコントロールプログラムに従つて動作し、
表示の制御、データの授受、データ処理などの多
くの仕事を行う。CPU11にはまづ表示部12
及びキーボード13が接続されている。表示部1
2はLCD、VFT、LEDなどの表示素子により構
成され、時刻、メツセージなどの各種情報の表示
を行う。キーボード13は後述する各種データを
入力するための入力手段として使用され、テンキ
ーや各種選択キーなどから構成されている。
CPU11にはまた、実時刻発生路(RTC)1
4、ランダムアクセスメモリ(RAM)15及び
電気的に消去可能なプログラマブルリードオンリ
ーメモリ(E2PROM)からなる設定用ROM16
が接続されている。RTC14は実時刻データを
発生し常時CPU11に供給している。RAM15
はCPU11によつて書込まれたデータを一時記
憶すると共に、一時記憶しているデータがCPU
11によつて随時読取られ、一時記憶したデータ
が主電源(車載バツテリイ)からの電源供給遮断
によつて消去されないように電池などによつてバ
ツクアツプされている。設定用ROM16は不揮
発性メモリであつて、キーボード13のキー操作
により入力される後述の車両の番号などのデータ
がCPU11によつて書込まれ、不揮発性である
ためデータ保持のための電源供給を必要としてい
ない。
CPU11には更に、ICカードホルダ部17を
介して可搬形記録媒体としてのICカード18が
着脱自在に接続されている。更にまた、CPU1
1には、走行パルスカウンタ19、インターフエ
ース回路(I/F)20が接続されている。走行
パルスカウンタ19はその入力にI/F20が接
続されていて、I/F20を介して車速センサ2
1から供給される走行パルスをカウントし、その
カウント値をCPU11に供給している。該走行
パルスカウンタ19のカウンタ値は一定時間毎に
CUP11によつて読取られ、該読取られた直後
にリセツトされるようになつている。
I/F20はその入力に上記車速センサ21の
他に、回転センサ22、除雪作業状態センサ23
〜23oが接続されている。車速センサ21は除
雪車が所定距離走行する毎にパルスを発生し、回
転センサ22は除雪車のエンジンの回転を検出
し、除雪作業状態センサ231〜23oは除雪作業
に使用する除雪装置に対応して設けられた例えば
近接スイツチからなり、各々に対応する除雪装置
が使用中であるか否かの検出を行う。
上述した構成の本発明の方法により収集される
データは、除雪作業データと速度時系列データで
ある。また除雪作業データは、随時データと作業
時系列データからなり、随時データはキーボード
13により入力される除雪装置の種別、作業の区
分、燃料の給油量、運転者のコードなどである。
これらのデータがキーボード13により入力され
たとき、CPU11はRTC14による日付・時刻
データと共にRAM15に一時記録する。作業時
系列データは、車速センサ21、回転センサ2
2、作業状態センサ231〜23oからの信号に基
づく除雪車の走行、エンジン稼働及び除雪作業装
置の状態を表わすデータからなり、CPU11が
例えば1秒毎にこれらセンサの出力を読取り、そ
の累積値に基づいて例えば1分毎にRAM15に
書込む。
速度時系列データは、車速センサ21からのパ
ルスをカウントする走行パルスカウンタ19のカ
ウント値をCPU11が例えば0.5秒毎に読取り、
速度に変換することにより得られ、RAM15の
所定の領域に順次記録される。
RAM15に一時的に収集された速度時系列デ
ータは、あるタイミングでICカード18に記録
するに当つていくつかのパターンに振り分けられ
る。このパターン例を以下に説明する。
車速データ 基本的に直前の速度データよりも±1段階(速
度単位例えば2.5Km/h)を越える急激な速度変
化が発生しているとき、その時点の速度を第3図
に示すようにそのまま記録したものであり、デー
タ長は8ビツト固定である。8ビツト中の上位2
ビツトでデータのパターンフラグを、下位6ビツ
トで速度をそれぞれ表わしている。下位6ビツト
の各々は図示のように1〜32の重み付けがされて
おり、 速度データ×速度単位(2.5Km/h)=速度とな
るよう記録される。例えば第4図に示す速度デー
タの場合には、 (1+2)×2.5Km/h=7.5Km/h を表わしている。
時間圧縮データ 直前の速度と同じ速度が継続したときにその継
続時間を第5図に示すように記録したものであ
り、データ長は8ビツト固定である。8ビツト中
の上位2ビツトでデータのパターンフラグを、下
位6ビツトで時間を表わす。下位6ビツトの各々
は図示のように1〜23の重み付けがされており、 時間データ×単位時間(0.5秒)=継続時間 となるように記録される。例えば第6図の例で
は、 (1+2+4+8)×0.5秒=7.5秒 又は (1+2+4+8)×0.秒=8.0秒 を表わすことができる。なお、後者は時間データ
0で単位時間を表わすようにした場合である。ま
た、この例では32秒までしか表わせないが、使用
ビツトを8ビツト単位で増やすことによつて長い
時間を表わすこともできる。
圧縮データ 直前の速度と比較して+1段階の範囲で加速傾
向にあるか、−1段階の範囲で減速傾向にあるか
によつて、それぞれ第7図、第8図に示すように
記録したもので、データ長は10ビツト〜73ビツト
の可変である。上位2ビツトでこのデータのパタ
ーンフラグを、続く1ビツトで加速か減速のフラ
グを、その後に続くビツトでデータエリアとデー
タ部を表わしている。データエリアにはデータ部
として何ビツト使用しているかが記録され、デー
タ部には+1段階〜−1段階の速度変化が記録さ
れる。
例えば、データ部で表わすデータ“0”は加速
傾向及び減速傾向のいずれにおいても前回と同一
速度であることを、データ“1”は加速傾向では
+1段階、減速傾向では−1段階の速度変化をそ
れぞれ表わす。
第8図のデータ例では、データエリアは2+1
=3であり、ここで+1しているのはデータが無
いことはありえず“0”でデータ数1を表わすよ
うにしているためである。データ1は前回速度が
27.5Km/hであつたとすると、30Km/hを表わ
し、データ2はデータ1と同じ30Km/hを、デー
タ3は32.5Km/hをそれぞれ表わす。データ3の
後のデータは別データとなつており、これはデー
タエリアの値から判る。
圧縮データ 任意時点で設定した基準値に対して+1段階〜
0段階の範囲でしか速度が変化していない場合の
パターンであり、第9図、第10図に示すような
記録が行われ、データ長は10ビツト〜42ビツトの
可変である。すなわち上位3ビツトでこのパター
ンを表し、続く1ビツトで基準値判定フラグを表
わす。例えば基準値フラグ“0”は直前の速度と
同じ値を基準値とし、“1”は直前の速度を一段
階したものを基準値としていることを示す。
その後に続くビツトはデータ部のデータ個数を
表わすデータエリアとデータ部とに分かれる。例
えばデータ部で“0”の場合は基準値と同じ速度
を、“1”の場合は基準値に+1段階した速度を
それぞれ表わす。
第10図のデータ例では、データ個数は4+1
=5、データ1は基準値と同じ例えば30Km/h、
データ2は32.5Km/h、データ3は32.5Km/h、
データ4は32.5Km/h、データ5は30Km/hを表
していることになる。
圧縮データ 前回速度に対して+1段階又は−1段階ずつ変
化する場合、第11図の様に4ビツトの固定長で
記録が行われる。
以上の様に速度時系列データの圧縮を行うこと
により、1日分の速度データがICカード18に
記録することが可能になる。しかし、除雪車の走
行パターンは車種、運転手、道路事情などの条件
により様々に変化し、十分な圧縮ができず、デー
タ量が多くなる場合には、複数のICカード18
への記録が必要になる。
従つて、1枚のICカード18の容量をオーバ
した場合には、表示部12に例えば“メモリオー
バ”などのメツセージを表示すると共に、図示し
ないブザーを鳴動して運転手に警告し、ICカー
ド18を新しいものと交換することをうながす。
このように、複数枚のICカード18に記録が行
われる場合には、別のICカード18にも記録が
行われていることを示すコードも前のICカード
18に記録される。
所定の記録が行われたICカード18は、ICカ
ードホルダ17から取出され、事務所におけるコ
ンピユータによるデータ解析に供される。
データ解析の際、ICカード18のデータがど
の除雪車、どの運転手のものであるかが区別でき
るように、ICカード18にはそれらを示す例え
ば番号が記録されていなければならないが、これ
ら番号はキーボード13の2つのキーの同時操作
によるモード指定後にテンキー操作により互に区
別して入力して、設定用ROM16に予め記録し
ておいたものが利用される。指定モードの解除は
図示しないSETボタンにより行われる。
次に、全体の動作を第12図及び第13図のフ
ローチヤート図を参照して説明する。
まず起動されると、ステツプS1でデータ初期
値がセツトされ、ステツプS2でICカード18が
ICカードホルダ17にセツトされているか否か
がチエツクされる。ICカード18がセツトされ
ている場合には、ステツプS3で1枚目のICカー
ドか否かがチエツクされ、1枚目である場合に
は、ステツプS4でキーボード13のキー操作に
よるキー入力が有か否かがチエツクされる。キー
入力があればそれをステツプS5で読取り、読取
つた入力によりステツプS6でキー入力の処理が
行われ、この処理結果によりステツプS7で作業
随時データが作成される。この作業随時データは
ステツプS8でRAM15に書込まれる。
なお、上記ステツプS3のチエツクで1枚目の
ICカードでないときは、ステツプS9でRAM15
から残りのデータが読込まれる。また、上記ステ
ツプS4のチエツクでキー入力がないときには、
ステツプS5〜S8が飛ばされる。
ステツプS10では、ICカード18の残量が有る
か否かがチエツクされるが、このチエツクはIC
カード18への書込みアドレスを見ることによつ
て行われる。ICカード18に残量があれば、ス
テツプS11でICカード18にデータが書込まれ、
残量が無ければステツプS12でICカード18に残
量がないことが例えばブザーの鳴動と表示部12
の表示によつて警告される。
ところで、上記ステツプS2におけるチツツク
によつて、ICカード18がセツトされていない
ことが判つた場合は、ステツプS13で番号が書込
まれているか否かがチエツクされる。番号が書込
まれているときは、ステツプS14でキー入力が読
込まれ、続いてステツプS15で設定用ROM16
に読込んだデータが書込まれる。そしてステツプ
S16でICカード18にデータが書込まれる。一
方、ステツプS13のチエツクで番号書込みがない
場合には、ステツプS17でエンジンがオンしてい
るか否かが回転センサ22からの信号によりチエ
ツクされる。エンジンがオンしていれば、ステツ
プS18でICカード18をICカードホルダ17にセ
ツトされていないことが警告される。
上記ステツプS11,S12,S16又はS18の終了後、
或いはステツプS17のチエツクによりエンジンが
オフのときにはステツプS2に戻り、上述したス
テツプS2〜S18が繰返しが実行される。
第12図のフローチヤートの各ステツプの実行
中、タイマ割込みが働くと、特に割込み禁止が行
われていない場合には、第13図のフローチヤー
トの実行の起動がかかり、ステツプS20で(CPU
11内の)時間カウンタでの加算が行われる。続
くステツプS21で走行パルスカンンタ19のカウ
ント値が読込まれる。そしてステツプS22で読込
んだカウント値により走行距離の演算処理が、ス
テツプS23で速度の計算処理がそれぞれ行われ
る。その後のステツプS24で警告ブザーのための
処理が行われる。
ステツプS25では、各センサ22,231〜23
がオンしているか否かがチエツクされ、チエツ
クの結果をセンサがオンしているときにはステツ
プS26で(CPU11内の)センサ時間カウンタの
加算処理が行われる。ステツプS25のチエツクに
よつてセンサがオンしていないとき、又はステツ
プS26の実行後に、ステツプS27に進み、ここで
作業時系列データの作成が行われる。ステツプ
S27で作成されたデータはステツプS28でRAM1
5に書込まれる。
その後ステツプS29でRAM15中の速度デー
タに基づき速度データの圧縮処理が行われる。こ
の圧縮処理は第13図乃至第11図について上述
したようにRAM15中の速度データのうち5つ
のパターンに該当するものが有るか否かを各速度
データを順次チエツクすることにより行われる。
この処理結果によりステツプS30で速度時系列デ
ータの作成が行われ、ステツプS31でこれが
RAM15に書込まれて一時記憶される。
続いてステツプS32でICカード18に残量が有
るか否かがチエツクされ、ICカード18に残量
がある場合にはステツプS33でICカード18に書
込みが行われ、残量がない場合にはステツプS34
で残量無の警告が行われる。このステツプS33は
又はS34の実行後は、第12図のメインフローチ
ヤートの中断したステツプに戻る。
なお、上述の実施例では、記録媒体としてIC
カードを使用しているが、ICカードの場合、バ
ツクアツプ電源が必要ないように記憶素子部分が
E2PROMで構成されている関係で書込み時間が
遅いので、書込み専用のCPUを設けた方が有利
かも知れない。しかし、記録媒体としてRAMパ
ツクを用いた場合には、書込み時間が速いので図
示の構成でも十分である。
また、図示実施例では、走行パルスカウンタを
用いているが、走行パルスのカウントをCPU1
1に行わせるようにすることもでき、この場合に
は走行パルスカンタは必要なくなる。
〔効果〕
以上説明したように本発明によれば、除雪車の
作業データと速度データとが時系列で得られるた
め、後の作業状況の解析が非常に正確にかつ簡単
に行うことができ、しかも速度データの圧縮によ
り記録媒体の容量が小さくてもよくなり、取扱い
上及びコスト的に極めて有利となつている。
また、記録媒体の残量のなくなつたことを警告
するようになつているため、新しい記録媒体との
交換が適宜行え、大容量の記録媒体を使用しなく
ても必要なデータの収集が可能となつている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による除雪車施工データ記録方
法を実施する装置を示すブロツク図、第2図は本
発明の一実施例を示すブロツク図、第3図乃至第
11図は速度データのデータフオーマツト例を示
す図、第12図及び第13図は第2図中のCPU
が実行する仕事を示すフローチヤート図である。 231乃至23o……除雪作業状態検知手段(状
態センサ)、15……状態記憶手段、速度記憶手
段(RAM15)、22……速度検知手段(速度
センサ)、18……可搬形記憶媒体(ICカード)、
12……警告手段(表示部)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 除雪車に取付けられた除雪装置が除雪作業に
    使用中であるか否かを検出する除雪作業状態検知
    手段の検出出力に基づく状態データを第1の一定
    時間毎に記憶して作業時系列データを状態記憶手
    段に記録し、 前記除雪装置が取付けられた除雪車の速度を検
    出する速度検知手段により検出した速度データを
    前記第1の一定時間よりも短い第2の一定時間毎
    に記憶して速度時系列データを速度記憶手段に記
    録し、 前記速度記憶手段に記録した速度時系列データ
    を予め定めたパターンと対比して速度時系列デー
    タを圧縮処理し、 前記状態記憶手段に記憶されている作業時系列
    データと前記速度記憶手段に記憶されている圧縮
    処理された速度時系列データとを可搬形記憶媒体
    に書込んで作業系列データと速度時系列データを
    収集し、 前記可搬形記憶媒体への前記時系列データの書
    込みの過程で前記可搬形記憶媒体の記録量を監視
    し、前記可搬形記憶媒体の残量がなくなつたとき
    警告手段に警告を発生させる ことを特徴とする除雪車施工データ記録方法。
JP12989587A 1987-05-28 1987-05-28 除雪車施工データ記録方法 Granted JPS63297616A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12989587A JPS63297616A (ja) 1987-05-28 1987-05-28 除雪車施工データ記録方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12989587A JPS63297616A (ja) 1987-05-28 1987-05-28 除雪車施工データ記録方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63297616A JPS63297616A (ja) 1988-12-05
JPH0448885B2 true JPH0448885B2 (ja) 1992-08-10

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ID=15021019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12989587A Granted JPS63297616A (ja) 1987-05-28 1987-05-28 除雪車施工データ記録方法

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JPS63297616A (ja) 1988-12-05

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