JP2797093B2 - 車両運行管理システム - Google Patents
車両運行管理システムInfo
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- JP2797093B2 JP2797093B2 JP1072320A JP7232089A JP2797093B2 JP 2797093 B2 JP2797093 B2 JP 2797093B2 JP 1072320 A JP1072320 A JP 1072320A JP 7232089 A JP7232089 A JP 7232089A JP 2797093 B2 JP2797093 B2 JP 2797093B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- program
- change
- storage circuit
- reading device
- circuit
- Prior art date
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- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トラックやバス或いはタクシー等による運
送または客送業界において必要とされる車両運行管理シ
ステムに関する。
送または客送業界において必要とされる車両運行管理シ
ステムに関する。
かかる車両運行管理システムとしては、旧来は、各車
両に配備した所謂タコメータによって、エンジン回転数
や走行速度および走行距離を時間ベースで記録させる方
式が一般的であった。しかしながら、この旧来方式で
は、一定回転速度で回転駆動されるドラム上の記録紙
(つまり、その記録紙には時間ベースとなる罫線が予め
記されている)上に、前記エンジン回転数や走行距離お
よび走行速度といった運行管理用データを時間ベースの
アナログデータとして機械的に記録するものであったた
めに、そのデータの読み取りおよひ処理作業は、その殆
どを手作業により行わねばならず、極めて面倒である上
に非常に長時間を要する、という難点があった。また、
上記のように、旧来のタコメータ方式では、記録可能な
データの種類がごく少数のものに限られていたために、
運行管理のために必要なデータを十分に得ることができ
ない、という難点もあった。
両に配備した所謂タコメータによって、エンジン回転数
や走行速度および走行距離を時間ベースで記録させる方
式が一般的であった。しかしながら、この旧来方式で
は、一定回転速度で回転駆動されるドラム上の記録紙
(つまり、その記録紙には時間ベースとなる罫線が予め
記されている)上に、前記エンジン回転数や走行距離お
よび走行速度といった運行管理用データを時間ベースの
アナログデータとして機械的に記録するものであったた
めに、そのデータの読み取りおよひ処理作業は、その殆
どを手作業により行わねばならず、極めて面倒である上
に非常に長時間を要する、という難点があった。また、
上記のように、旧来のタコメータ方式では、記録可能な
データの種類がごく少数のものに限られていたために、
運行管理のために必要なデータを十分に得ることができ
ない、という難点もあった。
そこで、本願出願人は、運行管理のために必要十分な
種々のデータを入力および記録可能な電子式タコメータ
を各車両に搭載させると共に、そのデータの記録媒体と
して前記電子式タコメータに対して着脱自在なメモリー
媒体(メモリーカセット)を用い、そのメモリーカセッ
ト内のメモリー部に前記電子式タコメータにより前記種
々のデータを時間と共に記録させ、更には、中央管理セ
ンターにおいて、前記メモリーカセットを自動読取装置
にセットしてそれに記録されているデータを読み取らせ
て、例えばフロッピーデイスク等に編集複写させ、その
フロッピーデイスクをコンピユータにかけてデータの解
析および運行管理用資料の作成等をほぼ自動的かつトー
タル的に行わせる、という構成を採用した電子式の車両
運行管理システムを、既に開発実現するに至っている。
種々のデータを入力および記録可能な電子式タコメータ
を各車両に搭載させると共に、そのデータの記録媒体と
して前記電子式タコメータに対して着脱自在なメモリー
媒体(メモリーカセット)を用い、そのメモリーカセッ
ト内のメモリー部に前記電子式タコメータにより前記種
々のデータを時間と共に記録させ、更には、中央管理セ
ンターにおいて、前記メモリーカセットを自動読取装置
にセットしてそれに記録されているデータを読み取らせ
て、例えばフロッピーデイスク等に編集複写させ、その
フロッピーデイスクをコンピユータにかけてデータの解
析および運行管理用資料の作成等をほぼ自動的かつトー
タル的に行わせる、という構成を採用した電子式の車両
運行管理システムを、既に開発実現するに至っている。
第3図(イ),(ロ)は、その電子式の車両運行管理
システムの概略構成を示している。
システムの概略構成を示している。
第3図(イ)において、aは各車両内の運転席(図示
せず)の近くに配備される電子式タコメータ(車載装
置)であり、bはそれに対して着脱されるメモリー媒体
としてのメモリーカセットであり、例えはRAM,CD−ROM,
磁気カード,ICカード,フロッピーディスクなどのメモ
リー媒体を用いたメモリー部が内臓されている。
せず)の近くに配備される電子式タコメータ(車載装
置)であり、bはそれに対して着脱されるメモリー媒体
としてのメモリーカセットであり、例えはRAM,CD−ROM,
磁気カード,ICカード,フロッピーディスクなどのメモ
リー媒体を用いたメモリー部が内臓されている。
前記電子式タコメータaには、運行管理用データの一
部であるエンジン回転数や走行速度の検出器(図示せ
ず)等からの検出信号が入力されており、また、記録年
月日等その他の種々の運行管理用データを乗務員が手動
操作により設定入力できるようにその前面パネル部にダ
イヤルcおよびプッシュポタンb1,b2・・・等を設けて
ある。更にまた、この電子式タコメータaには、記録さ
れるデータの時間ベースとなる時刻を出力すると共にそ
の図面パネル部に設けられた時刻表示部eに時刻を表示
する機能を有する時計回路(図示せず)が内臓されてい
る。なお、f1,f2はその時計回路に対する時刻合わせ用
のプッシュボタンである。なお、前記時刻表示部eおよ
びプッシュポタンf1,f2は、前記ダイヤルcによる記録
年月日の設定登録時における表示部および設定用ボタン
としても兼用されるものである。
部であるエンジン回転数や走行速度の検出器(図示せ
ず)等からの検出信号が入力されており、また、記録年
月日等その他の種々の運行管理用データを乗務員が手動
操作により設定入力できるようにその前面パネル部にダ
イヤルcおよびプッシュポタンb1,b2・・・等を設けて
ある。更にまた、この電子式タコメータaには、記録さ
れるデータの時間ベースとなる時刻を出力すると共にそ
の図面パネル部に設けられた時刻表示部eに時刻を表示
する機能を有する時計回路(図示せず)が内臓されてい
る。なお、f1,f2はその時計回路に対する時刻合わせ用
のプッシュボタンである。なお、前記時刻表示部eおよ
びプッシュポタンf1,f2は、前記ダイヤルcによる記録
年月日の設定登録時における表示部および設定用ボタン
としても兼用されるものである。
前記各メモリーカセットbは、乗務員によって運行業
務開始時に前記電気式タコメータaに装着され、運行業
務終了時に該電子式タコメータaから抜き取られて中央
管理センター(図示せず)に集められる。
務開始時に前記電気式タコメータaに装着され、運行業
務終了時に該電子式タコメータaから抜き取られて中央
管理センター(図示せず)に集められる。
そして、前記中央管理センターにおいては、第3図
(ロ)に示すように、前記メモリーカセットbを複数個
(この例では3個)ずつ自動読取装置gにセットして、
それらに記録された種々のデータをフロッピーデイスク
等に編集複写してデータベースを作成し、更に、そのデ
ータベースをコンピュータ(図示せず)にかけて、その
データの解析および運行管理用資料の作成等を行うので
ある。
(ロ)に示すように、前記メモリーカセットbを複数個
(この例では3個)ずつ自動読取装置gにセットして、
それらに記録された種々のデータをフロッピーデイスク
等に編集複写してデータベースを作成し、更に、そのデ
ータベースをコンピュータ(図示せず)にかけて、その
データの解析および運行管理用資料の作成等を行うので
ある。
上記したようなトータル的な電子式の車両運行管理シ
ステムによれば、旧来に比べて大幅な業務の合理化を達
成できると共に、例えば乗務員別の超過勤務リストや日
報の作成とかそれに基く給与計算といったようなより緻
密な管理業務をごく短時間で行え、かつ、スピードオー
バーや波状運転などのような無駄で危険な運転状態を確
実にチェックして、乗務員に対して安全運動や省燃費運
転に関する徹底した指導ならびに管理を行うというよう
なことが非常に容易になる、といった極めて優れた基本
的効果が発揮されるが、なお、次のような問題が残って
いる。
ステムによれば、旧来に比べて大幅な業務の合理化を達
成できると共に、例えば乗務員別の超過勤務リストや日
報の作成とかそれに基く給与計算といったようなより緻
密な管理業務をごく短時間で行え、かつ、スピードオー
バーや波状運転などのような無駄で危険な運転状態を確
実にチェックして、乗務員に対して安全運動や省燃費運
転に関する徹底した指導ならびに管理を行うというよう
なことが非常に容易になる、といった極めて優れた基本
的効果が発揮されるが、なお、次のような問題が残って
いる。
即ち、上記従来構成の電子式車両運行管理システムに
おいて、例えばバージョンアップ等のために、前記読取
装置gおよび電子式タコメータa夫々に設定されている
プログラムを変更するためには、それら読取装置gおよ
び電子式タコメータaに夫々組み込まれているプログラ
ムROMを取り外して、所定の変更プログラムが書き込ま
れた新しいプログラムROMと変換する必要があった。
おいて、例えばバージョンアップ等のために、前記読取
装置gおよび電子式タコメータa夫々に設定されている
プログラムを変更するためには、それら読取装置gおよ
び電子式タコメータaに夫々組み込まれているプログラ
ムROMを取り外して、所定の変更プログラムが書き込ま
れた新しいプログラムROMと変換する必要があった。
ところが、そのようなプログラムROMの交換作業は、
比較的高度な技術を要するため、ユーザー側が自分でそ
れを行うことは殆ど不可能であるため、プログラム変更
の度に、メーカー側において新プログラムROMを製作し
た上でROMの交換を行える技術者にそれを持たせてユー
ザー側へ派遣しなければならず、従って、ユーザー側に
とっては、ROM代金および技術者派遣代金という比較的
高価な変更費用を負担しなければならず、また、メーカ
ー側にとっても、ユーザーが多くなれば技術者が不足し
て対応しきれないとか、あるいは、ユーザーとの間でRO
M交換の日程を取り決めてあったとしても、当日のユー
ザー側の業務状態によっては、全ての車両についてROM
交換を完了できず、後日改めて残りのROM交換作業に出
向かなければならない、といった種々の問題があった。
比較的高度な技術を要するため、ユーザー側が自分でそ
れを行うことは殆ど不可能であるため、プログラム変更
の度に、メーカー側において新プログラムROMを製作し
た上でROMの交換を行える技術者にそれを持たせてユー
ザー側へ派遣しなければならず、従って、ユーザー側に
とっては、ROM代金および技術者派遣代金という比較的
高価な変更費用を負担しなければならず、また、メーカ
ー側にとっても、ユーザーが多くなれば技術者が不足し
て対応しきれないとか、あるいは、ユーザーとの間でRO
M交換の日程を取り決めてあったとしても、当日のユー
ザー側の業務状態によっては、全ての車両についてROM
交換を完了できず、後日改めて残りのROM交換作業に出
向かなければならない、といった種々の問題があった。
本発明は、前記したような従来欠点に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、ユーザー側において容易に
プログラム変更を行うことができる機能を備えた車両運
行管理システムを開発・提供せんとすることにある。
ものであって、その目的は、ユーザー側において容易に
プログラム変更を行うことができる機能を備えた車両運
行管理システムを開発・提供せんとすることにある。
上記目的を達成するために、本発明は、車両に搭載さ
れる電子式タコメータと、その電子式タコメータに着脱
可能であって車両運行管理に必要な種々のデータが時間
と共に記録される、フロッピーディスク、メモリカー
ド、ICカードのいずれかのメモリー媒体と、管理センタ
ーに設置されると共に前記メモリー媒体を着脱可能であ
ってそのメモリー媒体に記録されているデータを読み取
り可能に構成された読取装置とから成り、第1図の概念
図(クレーム対応図)に示すように、前記読取装置Gに
書き換え可能なプログラム記録回路M1を設け、メーカー
側またはユーザー自身が開発または修正した変更プログ
ラムを前記メモリー媒体Xに記憶させた上で、前記プロ
グラム記憶回路M1に外部から前記変更プログラムを入力
できるように構成すると共に、前記電子式タコメータA
にも書き換え可能なプログラム記憶回路M2を設け、か
つ、それら読取装置Gと電子式タコメータAとを有線ま
たは無線で接続した状態で、読取装置側の前記プログラ
ム記憶回路M1に前記変更プログラムを入力することによ
り読取装置側の前記プログラム記憶回路M1から電子式タ
コメータ側の前記プログラム記憶回路M2へ、ダウンロー
ド方式により前記変更プログラムを伝送し、この伝送さ
れた変更プログラムを電子式タコメータ側の前記プログ
ラム記憶回路M2に入力して前記読取装置Gおよび電子式
タコメータAのプログラムの更新を行わせるように構成
してあり、前記読取装置Gは前記プログラム記憶回路M1
以外にプログラム変更完了表示回路D1および通信回路T1
を有するとともに、更に、前記読取装置Gは、前記変更
プログラムが記憶された前記メモリー媒体Xが装着され
たことを検出する検知スイッチSと、この検出により前
記メモリー媒体Xから前記変更プログラムを読取装置側
の前記プログラム記憶回路M1に読み込ませ、その読み込
みが完了すると、前記プログラム変更完了表示回路D1に
その旨を表示させ、かつ、前記通信回路T1を作動させて
前記変更プログラムに関する信号を出力するプログラム
変更制御回路C1とを有する一方、前記電子式タコメータ
Aは、前記プログラム記憶回路M2以外に読取装置から出
力された前記変更プログラムに関する信号を受ける通信
回路T2と、この通信回路T2から前記変更プログラムが伝
送され、この伝送された前記変更プログラムを電子式タ
コメータ側の前記プログラム記憶回路M2に書き込むプロ
グラム変更制御回路C2とを有するとともに、更に、前記
電子式タコメータAは、前記書き込みが完了した旨を表
示するプログラム変更完了表示回路D2を有するという点
に特徴がある。
れる電子式タコメータと、その電子式タコメータに着脱
可能であって車両運行管理に必要な種々のデータが時間
と共に記録される、フロッピーディスク、メモリカー
ド、ICカードのいずれかのメモリー媒体と、管理センタ
ーに設置されると共に前記メモリー媒体を着脱可能であ
ってそのメモリー媒体に記録されているデータを読み取
り可能に構成された読取装置とから成り、第1図の概念
図(クレーム対応図)に示すように、前記読取装置Gに
書き換え可能なプログラム記録回路M1を設け、メーカー
側またはユーザー自身が開発または修正した変更プログ
ラムを前記メモリー媒体Xに記憶させた上で、前記プロ
グラム記憶回路M1に外部から前記変更プログラムを入力
できるように構成すると共に、前記電子式タコメータA
にも書き換え可能なプログラム記憶回路M2を設け、か
つ、それら読取装置Gと電子式タコメータAとを有線ま
たは無線で接続した状態で、読取装置側の前記プログラ
ム記憶回路M1に前記変更プログラムを入力することによ
り読取装置側の前記プログラム記憶回路M1から電子式タ
コメータ側の前記プログラム記憶回路M2へ、ダウンロー
ド方式により前記変更プログラムを伝送し、この伝送さ
れた変更プログラムを電子式タコメータ側の前記プログ
ラム記憶回路M2に入力して前記読取装置Gおよび電子式
タコメータAのプログラムの更新を行わせるように構成
してあり、前記読取装置Gは前記プログラム記憶回路M1
以外にプログラム変更完了表示回路D1および通信回路T1
を有するとともに、更に、前記読取装置Gは、前記変更
プログラムが記憶された前記メモリー媒体Xが装着され
たことを検出する検知スイッチSと、この検出により前
記メモリー媒体Xから前記変更プログラムを読取装置側
の前記プログラム記憶回路M1に読み込ませ、その読み込
みが完了すると、前記プログラム変更完了表示回路D1に
その旨を表示させ、かつ、前記通信回路T1を作動させて
前記変更プログラムに関する信号を出力するプログラム
変更制御回路C1とを有する一方、前記電子式タコメータ
Aは、前記プログラム記憶回路M2以外に読取装置から出
力された前記変更プログラムに関する信号を受ける通信
回路T2と、この通信回路T2から前記変更プログラムが伝
送され、この伝送された前記変更プログラムを電子式タ
コメータ側の前記プログラム記憶回路M2に書き込むプロ
グラム変更制御回路C2とを有するとともに、更に、前記
電子式タコメータAは、前記書き込みが完了した旨を表
示するプログラム変更完了表示回路D2を有するという点
に特徴がある。
即ち、上記本発明に係る電子式車両運行管理システム
によれば、後述する実施例の記載からもより一層明らか
となるように、メーカー側が開発または修正したものに
せよ、あるいは、ユーザー自身が開発または修正したも
のにせよ、その新しい変更プログラムをフロッピーディ
スク、メモリカード、ICカードのいずれかのメモリー媒
体に記憶させた上で、そのメモリー媒体を接続して読取
装置側のプログラム記憶回路に読み込ませるだけで、読
取装置Gおよび電子式タコメータAのプログラムの更新
を行うことができるので、従来のようにプログラムROM
交換のための専門技術者を必要とせず、ユーザー側にお
いて、いつでも都合のよいときに、非常に容易かつ経済
的にプログラム変更作業を行うことができるようになっ
た。
によれば、後述する実施例の記載からもより一層明らか
となるように、メーカー側が開発または修正したものに
せよ、あるいは、ユーザー自身が開発または修正したも
のにせよ、その新しい変更プログラムをフロッピーディ
スク、メモリカード、ICカードのいずれかのメモリー媒
体に記憶させた上で、そのメモリー媒体を接続して読取
装置側のプログラム記憶回路に読み込ませるだけで、読
取装置Gおよび電子式タコメータAのプログラムの更新
を行うことができるので、従来のようにプログラムROM
交換のための専門技術者を必要とせず、ユーザー側にお
いて、いつでも都合のよいときに、非常に容易かつ経済
的にプログラム変更作業を行うことができるようになっ
た。
以下、本発明に係る車両運行管理システムの具体的な
一実施例を図面(第2図)に基いて説明する。
一実施例を図面(第2図)に基いて説明する。
この第2図において、Aはトラックなどの各車両に搭
載される電子式タコメータ(車載装置)を、そして、G
は中央管理センター等に設置される読取装置を示してい
る。
載される電子式タコメータ(車載装置)を、そして、G
は中央管理センター等に設置される読取装置を示してい
る。
前記読取装置Gには、書き換え可能なプログラム記憶
回路M1が設けられており、このプログラム記憶回路M1に
は、メーカー側またはユーザー自身が開発または修正し
た変更プログラムをフロッピーディスク、メモリカー
ド、ICカードのいずれかの記録媒体(メモリー媒体)に
記憶させた上で、その記録媒体Xを読取装置Gに装着し
て接続することにより、前記変更プログラムを読み込ま
せてその内容を更新することができる。
回路M1が設けられており、このプログラム記憶回路M1に
は、メーカー側またはユーザー自身が開発または修正し
た変更プログラムをフロッピーディスク、メモリカー
ド、ICカードのいずれかの記録媒体(メモリー媒体)に
記憶させた上で、その記録媒体Xを読取装置Gに装着し
て接続することにより、前記変更プログラムを読み込ま
せてその内容を更新することができる。
即ち、前記変更プログラムが記録された記録媒体Xを
読取装置Gに装着すると、記録媒体検知スイッチSがこ
れを検出して、プログラム変更制御回路C1を動作させ、
このプログラム変更制御回路C1は、前記プログラム記憶
回路M1に記録媒体Xに記録されている変更プログラムを
読み込ませ、その読み込みが完了すると、プログラム変
更完了表示回路D1にその旨を表示させると共に、通信回
路T1を作動させて前記変更プログラムに関する信号を出
力させる。
読取装置Gに装着すると、記録媒体検知スイッチSがこ
れを検出して、プログラム変更制御回路C1を動作させ、
このプログラム変更制御回路C1は、前記プログラム記憶
回路M1に記録媒体Xに記録されている変更プログラムを
読み込ませ、その読み込みが完了すると、プログラム変
更完了表示回路D1にその旨を表示させると共に、通信回
路T1を作動させて前記変更プログラムに関する信号を出
力させる。
このとき、上記読取装置Gに対して、有線または無線
により、電子式タコメータ(車載装置)Aを接続してお
けば、通信回路T2がこれを受けてプログラム変更制御回
路C2へその変更プログラムを伝送し、そのプログラム変
更制御回路C2はプログラム記憶回路M2にその変更プログ
ラムを書き込む。そして、その書き込みが完了すると、
プログラム変更完了表示回路D2にその旨を表示させる。
により、電子式タコメータ(車載装置)Aを接続してお
けば、通信回路T2がこれを受けてプログラム変更制御回
路C2へその変更プログラムを伝送し、そのプログラム変
更制御回路C2はプログラム記憶回路M2にその変更プログ
ラムを書き込む。そして、その書き込みが完了すると、
プログラム変更完了表示回路D2にその旨を表示させる。
かくして、上記読取装置Gに対して変更プログラムを
入力するだけの非常に容易な操作を行うだけで、その変
更プログラムは、読取装置G側のプログラム記憶回路M1
から電子式タコメータA側のプログラム記憶回路M2へ、
通信回路T1,T2等を介して、所謂ダウンロード方式によ
り自動的に伝送されるのである。
入力するだけの非常に容易な操作を行うだけで、その変
更プログラムは、読取装置G側のプログラム記憶回路M1
から電子式タコメータA側のプログラム記憶回路M2へ、
通信回路T1,T2等を介して、所謂ダウンロード方式によ
り自動的に伝送されるのである。
以上詳述したところから明らかなように、本発明によ
る車両運行管理システムによれば、読取装置に書き換え
可能なプログラム記憶回路を設け、メーカー側またはユ
ーザー自身が開発または修正した変更プログラムを前記
メモリー媒体に記憶させた上で、前記プログラム記憶回
路に外部から前記変更プログラムを入力できるように構
成すると共に、前記電子式タコメータにも書き換え可能
なプログラム記憶回路を設け、かつ、それら読取装置と
電子式タコメータとを有線または無線で接続した状態
で、読取装置側の前記プログラム記憶回路に前記変更プ
ログラムを入力することにより読取装置側の前記プログ
ラム記憶回路から電子式タコメータ側の前記プログラム
記憶回路へ、ダウンロード方式により前記変更プログラ
ムを伝送し、この伝送された変更プログラムを電子式タ
コメータ側の前記プログラム記憶回路に入力して前記読
取装置および電子式タコメータのプログラムの更新を行
わせるように構成したことにより、新しく開発された変
更プログラムを、メモリー媒体であるフロッピーディス
ク、メモリカード、ICカードのいずれかに記憶させた上
で、読取装置側のプログラム記憶回路に読み込ませるだ
けで、読取装置および電子式タコメータのプログラムの
更新を行わせることができるので、従来のようにプログ
ラムROM交換のための専門技術者を必要とせず、ユーザ
ー側において、いつでも都合のよいときに、非常に容易
かつ経済的にプログラム変更作業を行うことができる。
そして、従来メーカー側では、例えば、30台程度の電子
式タコメータを一営業所で取り扱う必要があり、プログ
ラム変更作業に2〜3日を費やしていたのに対し、本願
発明の車両運行管理システムを採用する半日程度でプロ
グラム変更作業が行えるようになる。
る車両運行管理システムによれば、読取装置に書き換え
可能なプログラム記憶回路を設け、メーカー側またはユ
ーザー自身が開発または修正した変更プログラムを前記
メモリー媒体に記憶させた上で、前記プログラム記憶回
路に外部から前記変更プログラムを入力できるように構
成すると共に、前記電子式タコメータにも書き換え可能
なプログラム記憶回路を設け、かつ、それら読取装置と
電子式タコメータとを有線または無線で接続した状態
で、読取装置側の前記プログラム記憶回路に前記変更プ
ログラムを入力することにより読取装置側の前記プログ
ラム記憶回路から電子式タコメータ側の前記プログラム
記憶回路へ、ダウンロード方式により前記変更プログラ
ムを伝送し、この伝送された変更プログラムを電子式タ
コメータ側の前記プログラム記憶回路に入力して前記読
取装置および電子式タコメータのプログラムの更新を行
わせるように構成したことにより、新しく開発された変
更プログラムを、メモリー媒体であるフロッピーディス
ク、メモリカード、ICカードのいずれかに記憶させた上
で、読取装置側のプログラム記憶回路に読み込ませるだ
けで、読取装置および電子式タコメータのプログラムの
更新を行わせることができるので、従来のようにプログ
ラムROM交換のための専門技術者を必要とせず、ユーザ
ー側において、いつでも都合のよいときに、非常に容易
かつ経済的にプログラム変更作業を行うことができる。
そして、従来メーカー側では、例えば、30台程度の電子
式タコメータを一営業所で取り扱う必要があり、プログ
ラム変更作業に2〜3日を費やしていたのに対し、本願
発明の車両運行管理システムを採用する半日程度でプロ
グラム変更作業が行えるようになる。
第1図は本発明の基本的概念図(クレーム対応図)を示
している。 また、第2図は本発明に係る車両運行管理システムの具
体的な一実施例を示し、読取装置および電子式タコメー
タ(車載装置)の接続状態における要部の概略ブロック
回路構成図である。 そして、第3図は本発明の技術的背景ならびに従来技術
の問題点を説明するためのものであって、第3図(イ)
は従来構成の車両運行管理システムにおける電子式タコ
メータおよびメモリーカセットの構成ならびに両者の関
係を表す斜視図を示し、第3図(ロ)は自動読取装置と
メモリーカセットの構成および両者の関係を表す斜視図
を示している。 A……電子式タコメータ、 X……記録媒体(メモリー媒体)、 G……読取装置、 M1……プログラム記憶回路、 M2……プログラム記憶回路。
している。 また、第2図は本発明に係る車両運行管理システムの具
体的な一実施例を示し、読取装置および電子式タコメー
タ(車載装置)の接続状態における要部の概略ブロック
回路構成図である。 そして、第3図は本発明の技術的背景ならびに従来技術
の問題点を説明するためのものであって、第3図(イ)
は従来構成の車両運行管理システムにおける電子式タコ
メータおよびメモリーカセットの構成ならびに両者の関
係を表す斜視図を示し、第3図(ロ)は自動読取装置と
メモリーカセットの構成および両者の関係を表す斜視図
を示している。 A……電子式タコメータ、 X……記録媒体(メモリー媒体)、 G……読取装置、 M1……プログラム記憶回路、 M2……プログラム記憶回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−86888(JP,A) 特開 昭62−212858(JP,A) 特開 昭63−120353(JP,A) 特開 昭63−66689(JP,A) 特開 昭63−58596(JP,A) 実開 昭63−168550(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】車両に搭載される電子式タコメータと、そ
の電子式タコメータに着脱可能であって車両運行管理に
必要な種々のデータが時間と共に記録される、フロッピ
ーディスク、メモリカード、ICカードのいずれかのメモ
リー媒体と、管理センターに設置されると共に前記メモ
リー媒体を着脱可能であってそのメモリー媒体に記録さ
れているデータを読み取り可能に構成された読取装置と
から成り、前記読取装置に書き換え可能なプログラム記
憶回路を設け、メーカー側またはユーザー自身が開発ま
たは修正した変更プログラムを前記メモリー媒体に記憶
させた上で、前記プログラム記憶回路に外部から前記変
更プログラムを入力できるように構成すると共に、前記
電子式タコメータにも書き換え可能なプログラム記憶回
路を設け、かつ、それら読取装置と電子式タコメータと
を有線または無線で接続した状態で、読取装置側の前記
プログラム記憶回路に前記変更プログラムを入力するこ
とにより読取装置側の前記プログラム記憶回路から電子
式タコメータ側の前記プログラム記憶回路へ、ダウンロ
ード方式により前記変更プログラムを伝送し、この伝送
された変更プログラムを電子式タコメータ側の前記プロ
グラム記憶回路に入力して前記読取装置および電子式タ
コメータのプログラムの更新を行わせるように構成して
あり、前記読取装置は前記プログラム記憶回路以外にプ
ログラム変更完了表示回路および通信回路を有するとと
もに、更に、前記読取装置は、前記変更プログラムが記
憶された前記メモリー媒体が装着されたことを検出する
検知スイッチと、この検出により前記メモリー媒体から
前記変更プログラムを読取装置側の前記プログラム記憶
回路に読み込ませ、その読み込みが完了すると、前記プ
ログラム変更完了表示回路にその旨を表示させ、かつ、
前記通路回路を作動させて前記変更プログラムに関する
信号を出力するプログラム変更制御回路とを有する一
方、前記電子式タコメータは、前記プログラム記憶回路
以外に読取装置側から出力された前記変更プログラムに
関する信号を受ける通信回路と、この通信回路から前記
変更プログラムが伝送され、この伝送された前記変更プ
ログラムを電子式タコメータ側の前記プログラム記憶回
路に書き込むプログラム変更制御回路とを有するととも
に、更に、前記電子式タコメータは、前記書き込みが完
了した旨を表示するプログラム変更完了表示回路を有す
ることを特徴とする車両運行管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1072320A JP2797093B2 (ja) | 1989-03-25 | 1989-03-25 | 車両運行管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1072320A JP2797093B2 (ja) | 1989-03-25 | 1989-03-25 | 車両運行管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02252092A JPH02252092A (ja) | 1990-10-09 |
JP2797093B2 true JP2797093B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=13485872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1072320A Expired - Lifetime JP2797093B2 (ja) | 1989-03-25 | 1989-03-25 | 車両運行管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2797093B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2752005B2 (ja) * | 1991-03-05 | 1998-05-18 | 矢崎総業株式会社 | 作業車両情報収集装置 |
JP4783979B2 (ja) * | 2000-12-25 | 2011-09-28 | レシップホールディングス株式会社 | プログラムバージョン管理方法及びプログラム使用機器 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6186888A (ja) * | 1984-10-03 | 1986-05-02 | 三菱重工業株式会社 | 建設機械のデ−タ記録システム |
JPS6358596A (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-14 | 株式会社日立製作所 | デイジタル形自動車用運行記録計 |
JPS6366689A (ja) * | 1986-09-08 | 1988-03-25 | 村岡 繁太郎 | 自動車の運行記録計 |
-
1989
- 1989-03-25 JP JP1072320A patent/JP2797093B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02252092A (ja) | 1990-10-09 |
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