JP3196809B2 - プログラム制御式組み込み型機器 - Google Patents

プログラム制御式組み込み型機器

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JP3196809B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプログラム制御式組
み込み型機器に係り、より詳細には、予め定めたプログ
ラムに従って動作するマイクロコンピュータ(μCO
M)を有し、μCOMがプログラムに従って処理を行う
ことにより機能する、例えば車両などに組み込んで使用
するプログラム制御式組み込み型機器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の機器として、例えば保冷車にお
いて温度管理を必要とする保冷室の温度情報を収集して
記録する車両用温度記録装置があり、このような機器で
は、機器に内蔵されたμCOMの中央処理ユニット(C
PU)がプログラムに従って処理を行い、一定の出力及
び入力を機器内の表示部、操作部、記録部などの各部に
対して行う。
【0003】そして、この温度記録装置は、保冷車だけ
でなく、保温車にも適用でき、更に適用範囲を広げれ
ば、倉庫、ビニールハウスなどの温度管理を必要とする
場所に設置して温度情報を収集して記録するためにも応
用することができる。
【0004】これを組み込んで使用する適用対象が保冷
車、保温車と変わった場合や、顧客が求める機能が変わ
った場合などには、仕様を変更することが必要になる。
特に、μCOMがプログラムに従って処理を行うことに
より機能する機器においては、このような仕様の変更に
対して機器のハードウエア構成の変更は行わなくてもよ
く、機器に組み付けられている機能制御のためのプログ
ラムを格納したプログラムリードオンリーメモリ(PR
OM)を交換するか、又はPROM内蔵のμCOMを交
換することにより対応することができる。
【0005】また、このような機器では、これを設置し
た段階で、機器のハードが正常に機能するかどうかをチ
ェックする必要があり、このため、機器各部のハードの
正常又は異常を判断する自己診断のためのプログラムも
機能制御のためのプログラムと一緒に内蔵されている。
そして、この自己診断プログラムに従ってCPUが各部
について一定の入出力を実行すると共にその結果から機
器各部のハードの正常、異常を判断する処理を行うよう
になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、仕様の変更、
すなわち機能変更に対してPROM又はPROM内蔵の
μCOMを交換する場合、外装を取り外してPROM又
はμCOMを交換する作業が必要である。そして、PR
OMがプリント基板に半田付けされているときには、更
に作業が増える。このような作業は、変更の多少には関
係なく、繁雑でかつ時間がかかるという問題があった。
【0007】そこで、機器仕様が決まってからPROM
を取り付けることが考えられるが、このようにすると、
自己診断のためのプログラムが通常動作プログラムと一
緒に内蔵されている関係で、機器仕様が決まらないと自
己診断も行えず、機器組み付け時及び取付時の作業性が
悪くなるという問題があった。
【0008】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、機能変更を容易に行えるようにしたプログラム制
御式組み込み型機器を提供することを課題としている。
【0009】本発明はまた、上述した従来の問題点に鑑
み、機能が決まる前に各部のハードを容易に自己診断で
きるようにしたプログラム制御式組み込み型機器を提供
することを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明により成された請求項1記載のプログラム制御式
組み込み型機器は、記憶手段Xに格納したプログラムに
従って動作するマイクロコンピュータ100を有し、前
記マイクロコンピュータが前記プログラムに従って信号
を入力し該信号の入力に応じて所定の処理を行い該処理
結果を出力するプログラム制御式組み込み型機器におい
て、カード状のICメモリからなる外部記憶媒体K2が
挿脱自在に挿入される読み取り/書き込み手段を有し、
記記憶手段が、前記マイクロコンピュータの動作を開
始させ、所定の信号の入力に応じて通常動作のための通
常動作プログラムを変更するプログラム変更ルーチンを
実行させ、前記所定の信号の入力がないとき前記通常動
作プログラムによる通常動作ルーチンを実行させるメイ
ンプログラムを格納した第1の記憶部102aと、前記
プログラム変更ルーチンにおいて使用されるプログラム
ローダを格納した第2の記憶部102bと、前記通常動
作プログラムを読み出し書き込み自在に格納した第3の
記憶部104とを有し、前記マイクロコンピュータは、
動作開始後の前記所定の信号の入力に応じて実行する前
記プログラムローダによるプログラム変更ルーチンにお
いて、前記読み取り/書き込み手段に、該読み取り/書
き込み手段に挿入されている前記外部記憶媒体から該外
部記憶媒体に格納されている通常動作プログラムを読み
出させ、該読み取り/書き込み手段により読み出した通
常動作プログラムを前記第3の記憶部に転送して格納す
ことを特徴としている。
【0011】上記構成において、記憶手段Xの第1の記
憶部102aに格納されたメインプログラムが、マイク
ロコンピュータ100の動作を開始させ、所定の信号の
入力に応じて通常動作のための通常動作プログラムを変
更するプログラム変更ルーチンを実行させ、所定の信号
の入力がないとき通常動作プログラムによる通常動作ル
ーチンを実行させる。また、第2の記憶部102bに格
納されたプログラムローダが、マイクロコンピュータに
よる実行によって、データ用記憶媒体に代えて読み取り
/書き込み手段に挿入されているプログラム用記憶媒体
K2からこれに格納されている通常動作プログラムを読
み出させ、読み出した通常動作プログラムを第3の記憶
部104に転送して格納させるようになっており、プロ
グラムローダが通常動作プログラムとは別個に記憶手段
の第2の記憶部102bに常駐されているので、通常
動作プログラムを任意時点で新規に又は以前のものに代
えて記憶手段Xの第3の記憶部104に格納させること
ができるようになる。
【0012】
【0013】上記構成において、機器が有する読み取り
/書き込み手段5にカード状のICメモリを挿脱自在に
装着して通常動作プログラムを転送しているので、通常
動作プログラムの転送のために新たな手段を追加する必
要がない。
【0014】前記プログラムを格納した前記記憶手段が
自己診断プログラムを格納した第4の記憶部102cを
有し、前記第1の記憶部に格納されている前記メインプ
ログラムが、他の所定の信号の入力に応じて前記自己診
断プログラムによる自己診断ルーチンを前記マイクロコ
ンピュータに実行させ、前記マイクロコンピュータは、
前記自己診断ルーチンを実行して各部のハード機能を診
断することを特徴としている。
【0015】上記構成において、マイクロコンピュータ
が他の所定の信号の入力に応じて自己診断プログラムに
よる自己診断ルーチンを実行して各部のハード機能を診
断するようになっており、自己診断プログラムが通常動
作プログラムとは別個に記憶手段Xに常駐されているの
で、通常動作プログラムの存在の有無に関係なく、任意
時点でハード機能の診断を行うことができるようにな
る。
【0016】前記所定の信号は、機器が有する複数の操
作ボタン12a〜12iを有する操作部12の所定のボ
タンの操作によって発生される信号であることを特徴と
している。
【0017】上記構成において、機器が有する操作部1
2の所定のボタンの操作によってプログラムローダによ
るプログラム変更ルーチン、自己診断プログラムによる
自己診断ルーチンを実行しているので、通常動作プログ
ラムの転送や自己診断を開始させるために新たな手段を
追加する必要がない。
【0018】前記マイクロコンピュータは、前記ハード
機能の診断結果を機器が有する表示手段11に表示させ
ることを特徴としている。
【0019】上記構成において、機器が有する表示手段
11に自己診断結果を表示しているので、自己診断の結
果を知らせるために新たな手段を追加する必要がない。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図2は温度管理を必要とする場所
の温度に関する情報を収集して記録する車両用の温度記
録装置として構成した本発明によるプログラム制御式組
み込み型機器の一例を示す。
【0021】同図において、温度記録装置は、装置本体
1とこの装置本体1の側面に着脱自在に装着されたプリ
ンタ部3とによって構成されている。装置本体1は、そ
の前面1aの上部に表示手段として配設された液晶表示
器11と、この液晶表示器11の下方に操作部として配
設された操作ボタン群12とを有する。
【0022】操作ボタン群12は、縦横3×3の合計9
つのボタン12a〜12iからなり、左列のボタン12
a〜12cには設定(1)、画面切替(2)、休憩
(3)の各機能が、中央列のボタン12d〜12fには
アップ(4)、ダウン(5)、セット(6)の各機能
が、そして右列のボタン12g〜12iには終了
(7)、画面拡大(8)、現在温度(9)の各機能がそ
れぞれ割り当てられている。なお、()内の数字は、各
ボタンに付与されているキー番号であり、この番号に対
応した対照表が用意されている。
【0023】上述した操作ボタン群12の機能は3つの
グループに大別される。第1のグループは、操作によっ
て動作を開始するもので、これには終了ボタン12g、
現在温度ボタン12i、画面拡大ボタン12h及び休憩
ボタン12cがある。終了ボタン12gには2つの機能
があり、その1つはデータICカードK1の挿入時点か
ら本ボタンの操作までの時系列データをデータICカー
ドK1に書き込ませるもので、他の1つは直前に操作さ
れたボタンをキャンセルさせるものである。現在温度ボ
タン12iはその操作された時点の温度を液晶表示器1
1に数字表示させる。画面拡大ボタン12hは、その操
作によって液晶表示器11の画面に表示するグラフ縦軸
の温度幅を2分の1にして拡大し、再度の操作によって
元に戻す。休憩ボタン12cはその操作時点より休憩と
して履歴を記録させ、再度の操作により休憩終了とす
る。
【0024】第2のグループは、操作によって液晶表示
器11にメニュー表示を行わせるもので、これには中心
温度の設定を行うための画面にする設定ボタン12a
と、温度をグラフ表示させる温度センサを選択する画面
にする画面切り替えボタン12bとがある。
【0025】第3のグループは、第2のグループで表示
した内容を確定するために操作するもので、これにはカ
ーソルをアップさせるアップボタン12d、ダウンさせ
るダウンボタン12e及び選択した項目を確定させるセ
ットボタン12fとがある。
【0026】また、同図(b)において、装置本体1の
側面1bには、ICカード挿入口13と、コントラスト
調節ボタン14とが配設されている。ICカード挿入口
13の奥には、読み取り/書き込み手段としてのリーダ
/ライタ(R/W)が配置され、このICカード挿入口
13へのデータ用ICカード又はプログラム用ICカー
ドの挿入により、データ用ICカードへの温度情報など
の書き込みが開始されるか、又は、プログラム用ICカ
ードからの通常動作プログラムの読み込みが行われる。
コントラスト調節ボタン14はその操作によって液晶表
示器11の表示濃度を調整するためのものである。
【0027】プリンタ部3は、その前面3aの上部に配
設された開閉蓋31aをもった記録紙収容部31と、開
閉蓋の脇に配設された記録紙送り用フィードスイッチ3
2及びプリント開始用プリントスイッチ33と、開閉蓋
の下方に配設された排紙口34及び記録紙カッタ35と
を有する。
【0028】図3は温度記録装置の電気的な構成を示
し、同図において、温度記録装置は装置本体1内に収容
されたマイクロコンピュータ(μCOM)100を有す
る。μCOM100は、CPU101と、CPU101
の初期制御プログラムを格納したプログラム可能なリー
ドオンリーメモリ(PROM)102と、各種のデータ
を記憶するためのデータエリア及び各種の処理を行うた
めのワークエリアを有するランダムアクセスメモリ(R
AM)103とを内蔵し、CPU101に対してPRO
M102及びRAM103が接続されている。
【0029】μCOM100のCPU101には、上述
した操作ボタン群12の各ボタン12a〜12iの他
に、プリンタ部3、液晶表示器11、コントラスト調節
ボタン14が接続されている。CPU101にはまた、
ICカード挿入口13に挿入されたデータ用ICカード
K1に対して温度情報などを書き込むためと、ICカー
ド挿入口13に挿入された外部記憶媒体としてのICメ
モリからなるプログラム用ICカードK2から通常動作
プログラムを読み込むために使用されるR/W5と、装
置の仕様変更により変更される通常動作プログラムを格
納するための電気的に消去されるプログラム可能なリー
ドオンリーメモリ(EEPROM)104と、液晶表示
器11に表示させるアルファベット、数字、漢字などの
文字を発生する文字発生データを格納した文字発生RO
M105とが接続されている。
【0030】μCOM100のCPU101には更に、
車両用バッテリ71、冷却装置用バッテリ72、車両イ
グニッションスイッチ(車両IG)73、冷却装置スイ
ッチ(冷却装置)74、3つの温度センサ75a〜75
c、ファンスイッチ76、扉開閉検出センサ77a及び
77b、走行センサ78並びに現在時刻を管理する時計
装置79が接続されている。
【0031】上記PROM102は、図4に示すよう
に、装置が有する記憶手段の第1の記憶部102aと、
第2の記憶部102bと、第4の記憶部102cとを構
成し、各記憶部には、メインプログラムP1と、プログ
ラムローダP2及び自己診断プログラムP3とが格納さ
れている。メインプログラムP1は、電源投入によって
CPU101の動作を開始させてイニシャライズを行わ
せ、操作ボタン群12中の所定のボタンの操作に応じて
通常動作のための通常動作プログラムを変更するプログ
ラム変更ルーチンを実行させ、操作ボタン群12中の他
の所定のボタンの操作に応じて装置の各部の基本的なハ
ード機能を自己診断プログラムによって自己診断する診
断ルーチンを実行させ、かつ何れの所定のボタン操作も
行われていないとき通常動作ルーチンを実行させるため
のものである。プログラムローダP2は上記プログラム
変更ルーチンのためのもの、自己診断プログラムP3は
上記診断ルーチンのためのものである。
【0032】プログラム変更ルーチンでは、R/W5に
挿入されたプログラムICカードK2中の通常動作のた
めの通常動作プログラムを読み取ってこれを記憶手段の
一部分である第3の記憶部を構成しているEEPROM
104中の所定のエリアに書き込み、通常動作ルーチン
ではEEPROM104に書き込まれている通常動作の
ための通常動作プログラムに従った処理動作が行われ
る。この第3の記憶部は、上述した第1の記憶部、第2
の記憶部及び第4の記憶部と共に、上述した機器の記憶
手段Xを構成している。
【0033】上述した構成において、温度記録装置は温
度計測及び表示に関する機能、速度計測に関する機能、
速度以外の運行計測に関する機能、設定に関する機能、
その他の機能及びメンテナンス機能を有し、各機能の概
要を以下説明する。
【0034】まず、温度計測及び表示に関する機能につ
いて説明する。液晶表示器11への温度表示は、縦軸を
温度、横軸を時間としたグラフ表示で行われる。縦軸の
温度表示については、通常表示時と拡大表示時の最大温
度差と、横軸の最大時間表示がそれぞれ定められてい
る。通常、縦軸の温度は0°Cを中心に所定の温度範囲
で表示するが、この中心温度は設定により変更可能であ
る。また、横軸の時間は時計装置79の発生する時刻情
報により表示する。温度軸の拡大表示は、操作ボタン群
12の画面拡大ボタン12hの操作により行われる。こ
の場合、0°Cを中心とした表示可能な温度範囲は通常
時の半分になる。
【0035】温度表示周期及び温度計測周期はそれぞれ
予め定められ、液晶表示器11に一定時間毎に1プロッ
トされ、所定の最大プロット分の表示が行われると、次
のプロットの表示は最も古いプロットを削除しながら行
われ、グラフが1ドット左に移動した形になる。温度計
測は一定時間内に複数回測定したものの平均値を所定時
間の温度として、データICカードK1に記録し、液晶
表示器11に表示する。ただし、データICカードK1
に記録する場合には例えば0.1°C単位で、液晶表示器
11に表示する場合には通常時に1°C単位、拡大時に
0.5°C単位で行われる。
【0036】現在温度の確認は、操作ボタン群12の現
在温度ボタン12iの操作によって液晶表示器11に現
在温度が表示されることにより行われる。最初のボタン
操作によって温度センサ75aで計測した温度を、その
後の操作によってセンサ75b→75c→75aと順次
表示が切り換えられ、この温度表示は所定時間現在温度
ボタン12iの操作がないと消灯する。
【0037】通常の温度グラフ表示は所定時間以上温度
計測した場合液晶表示器11に連続的に表示されるが、
バッテリ71及び72の両方が外されたとき、データI
Cカードが挿入されたとき、通常業務で使用されない設
定が行われるとき、低消費電力モードにより復帰後に
は、表示がクリアされる。
【0038】温度計測はデータICカードK1を挿入後
に開始されるのが原則であり、操作ボタン群12の終了
ボタン12gが操作されるまで実施される。冷却装置が
動作を停止していたもデータICカードK1が挿入され
ている限り、計測は停止しない。ただし、バッテリー上
がりを防止するため、エンジンオフ、冷却装置オフのと
きには、温度計測のみを行い、表示や照明などは行わな
い。現在温度はIGNオンであれば表示可能になってい
る。
【0039】3つの温度センサ75a〜75cが有り、
通常温度センサ75aの温度を表示しているが、画面切
替ボタン12bの操作によって画面を切り替えて他の温
度センサの温度表示を行わせて温度を確認することがで
きる。温度の記録可能な最大期間が定められており、こ
の期間を越えてもデータICカードK1が抜かれないと
きには、その時点で温度記録を中止して液晶表示器11
にデータICカードK1を抜くことを指示するメッセー
ジを表示させる。
【0040】次に、速度計測に関する機能について説明
する。速度計測は走行センサ78からの走行信号により
常時行われ、所定時間毎の走行距離から算出される。よ
って、記録される速度は前進、後進を含めた所定時間の
平均速度となり、分解能は1km/hとなっている。速
度データの記録は温度データの記録と同期してデータI
CカードK1に行われる。
【0041】その次に、速度以外の運行計測に関する機
能について説明する。速度以外の計測は、信号が所定時
間以上継続して同じ状態になければ行われないように周
期が定められている。扉の開閉履歴は扉開閉センサ77
a及び77bにより扉の開閉時刻を計測することで得ら
れ、その記録タイミングは温度時系列データと同じで、
所定時間単位であるので、扉開閉がその所定期間に同時
に存在する場合場合には扉開を優先して記録する。
【0042】ファン及び冷却装置のオンオフ履歴はファ
ンスイッチ76及び冷却装置74によりファン及び冷却
装置のオンオフ時刻を計測することで得られ、その記録
タイミングは温度時系列データと同じで、所定時間単位
であるので、ファンオンオフ及び冷却装置オンオフがそ
の所定期間に同時に存在する場合にはファンオン及び冷
却装置オンを優先して記録する。
【0043】操作ボタン群12の休憩ボタン12cが操
作されると作業履歴としての休憩が記録され休憩時間の
計測が実施される。このボタンの操作時は休憩中である
ことを示す表示が液晶表示器11に行われる。また、記
録タイミングは温度時系列作成時と同じであるので、記
録は所定時間毎に行われるようになり、休憩の有無はそ
の所定期間に同時に存在するときには、休憩の計測時間
が30秒以上でるときに休憩有りを優先する。休憩の解
除は同ボタンの再操作があったとき、又は、車速が10
km/h以上になったときに行われる。
【0044】車両の走行及び停止の履歴は、走行センサ
78からの走行信号が所定時間以内に入力されているか
どうかによって得られ、所定時間単位で走行と停止をカ
ウントし、1分単位で温度時系列と同時に行われる。1
分間に走行と停止が同時に存在するときには、走行と停
止のカウントが同数のとき走行を優先して記録する。走
行距離の計測は、走行センサ78からの走行信号を累積
することにより得られ、データICカードK1の挿入時
点から終了ボタン12gの操作までの走行距(0.1km
単位)と、装置が車両に装着されてから終了ボタン12
gが操作されるまでの積算走行距離(1km単位)とが
記録される。
【0045】続いて、設定に関する機能について説明す
る。設定には通常業務で使用するものと使用しないもの
とがあり、前者にはデータICカードK1を挿入しない
状態で行われる日付・時刻設定、車両番号設定があり、
後者にはデータICカードK1の挿入状態で行われる中
心温度設定、温度グラフ表示の切り替えとがある。中心
温度設定は、通常0°Cを中心に行っているグラフ表示
の中心温度を0°C以外に変更するもので、最初に温度
グラフ表示する温度センサを設定するものである。
【0046】次に、その他の機能について説明する。終
了ボタン12gを操作してデータICカードK1を抜い
た後、事務所で収集データがデータICカードK1から
読み取られないまま同じカードが再び挿入された場合、
運行継続として前回終了ボタンの履歴をキャンセルす
る。この場合、データICカードK1が抜き取られてい
た期間のデータも記録され継続する。
【0047】記録保持されたデータは、クリアされたデ
ータICカードK1が挿入されたとき、上述した通常業
務で使用しない設定を行ったとき、低消費電力モードに
遷移したとき、或いは通常動作プログラムのロードを行
ったときにクリアされる。
【0048】低消費電力モードは、エンジン停止状態で
終了ボタン12gを所定時間以上操作し続けると設定さ
れ、元へはエンジンのオンによって復帰する。
【0049】最後に、メンテナンス機能の自己診断機能
について説明する。自己診断は、例えば以下の手順によ
り実施することができる。まず、終了ボタン12gを押
しながら車両IGをオンし、3秒間以上この状態を続け
ると、自己診断モードに入り、直ちに液晶表示器11の
チェックを所定時間実施する。この際、液晶表示器11
の画面を視認し、画面全体が明るく点灯されなければ、
異常と判断する。次に、文字発生ROM105をテスト
するモードに入り、文字発生ROM105のチェックを
行い、所定の文字列を液晶表示器11に表示させる。こ
の際に、液晶表示器11の画面を観察し、所定の文字列
が表示されないときには、文字発生ROM105とCP
U101との間に断線又はショートがあると判断する。
【0050】このチェックが終了した後、セットボタン
12fを押すと、次の項目のチェック、すなわち、RA
Mテストモードに入ってRAM103のチェックを行
う。このRAMチェック中にはその旨の表示を液晶表示
器11に行い続ける。そして、チェックがOKであるか
NGであるかの表示を液晶表示器11に行う。このRA
Mチェックが終了した後、セットボタン12fを押す
と、次の項目のチェック、すなわち、EEPROMテス
トモードに入ってEEPROM104のチェックを行
う。このEEPROMチェック中にはその旨の表示を液
晶表示器11に行い続ける。そして、チェックがOKで
あるかNGであるかの表示を液晶表示器11に行う。
【0051】このEEPROMチェックが終了した後、
セットボタン12fを押すと、次の項目のチェック、す
なわち、時計テストモードに入って時計装置79のチェ
ックを行い、現在時刻を年月日時分秒で液晶表示器11
に表示させる。テスト終了後又は省略したいときにはセ
ットボタン12fを押せば、次の項目のチェック、すな
わち、キーテストモードに入る。操作ボタン群12の各
ボタンには予めキー番号が付与されており、セットボタ
ン12f以外のボタンを押すと、そのボタンに付与され
ている番号が液晶表示器11に表示される。
【0052】このキーテストの終了後又はテストを省略
したいときにセットボタン12fを押せば、次の項目の
メモリカードテストモードに入って液晶表示器11にメ
モリカードを挿入することを指示する表示が行われる。
なお、このテストを省略したいときにはセットボタン1
2fを押せばよい。液晶表示器11の表示による指示に
従ってメモりカードが挿入されると、液晶表示器11に
カード書き込み中との表示が行われるが、この表示が行
われないときには、カードの有無検出が行われないこと
になり、カードコネクタの部分に異常があると判断でき
る。メモリカードの挿入後に終了ボタン12gを押す
と、テストがOKであるかNGであるかの表示を液晶表
示器11に行う。
【0053】メモリカードテストの終了後に、カードを
抜いてセットボタン12fを押すと、次のプリンタテス
トモードに入り、ここでセットボタン12fを押すと、
プリンタ部3に所定の文字列の印字を行わせる。この際
プリンタ部3が接続されていないときには、セットボタ
ン12fに応じてなにもせずに次のテストモードに移っ
て外部デジタル入出力テストモードに入る。このモード
では、装置本体1の複数のコネクタの各々にショートコ
ネクタを接続したときと外したときで液晶表示器11に
1と0を表示し、このような表示が行われないときには
異常と判断する。
【0054】その後、セットボタン12fを押し操作す
ると、外部アナログ入力テストモードに入り、アナログ
入力端子の1つと所定の端子との間に専用のコネクタを
接続すると、所定時間毎に液晶表示器11に表示される
電圧が変化し、変化しないときにはその端子について異
常があると判断する。そして、既に温度センサが接続さ
れているときには温度に応じた所定の電圧値が液晶表示
器11に表示される。
【0055】再び、セットボタン12fを押すと、イグ
ニッション、冷却機テストに入り、車両IG、冷却装置
IGのACCのオン、オフに応じてオン、オフが液晶表
示器11に表示される。車両IG、冷却装置IGの双方
がオフになると、所定時間後に液晶表示器11の画面が
消灯して自動診断を終了し、その後エンジンがかかるこ
とにより通常動作に戻る。
【0056】以上説明した温度記録装置として構成され
た本発明のプログラム制御式組み込み型機器の要部の動
作を、μCOM100のCPU101がメインプログラ
ムP1に従って行う処理を示す図5のフローチャートを
参照して以下説明する。
【0057】CPU101は電源の投入によって動作を
開始し、その最初のステップS1において初期設定を行
ってからステップS2に進み、ここで操作ボタン群12
の所定のボタン操作が行われて所定の信号の入力があっ
たか否かを判定する。このステップS2の判定は、例え
ば休憩ボタン12cを押しながら車両IGをオンし、所
定時間例えば3秒間以上この状態が続けられたことによ
って発生される所定の信号が入力されたかどうかを判断
することによって行われる。
【0058】上記ステップS2の判定がNOのときには
次にステップS3に進み、ここで操作ボタン群12の他
の所定のボタン操作が行われて他の所定の入力があった
か否かを判定する。このステップS3の判定は、例えば
終了ボタン12gを押しながら車両IGをオンし、所定
時間例えば3秒間以上この状態が続けられたことによっ
て発生される他の所定の信号が入力されたかどうかを判
断することによって行われる。
【0059】上記ステップS3の判定もNOのときには
ステップS4に進み、ここで通常動作プログラムが存在
するか否かを判定する。この判定は、EEPROM10
4に通常動作プログラムが格納されているかどうかを判
断することによって行われる。このステップS4の判定
がNOのときには上記ステップS2に戻って上述の動作
を繰り返す。
【0060】上記ステップS2の判定がYESのとき、
すなわち、所定の信号の入力があったときにはステップ
S5に進んでプログラム変更ルーチンを実行する。この
プログラム変更ルーチンでは、図6に示すように、ステ
ップS5aにおいてPROM102に格納されているプ
ログラムローダP2を読み込んでRAM103の所定の
エリアに格納してからステップS5bに進む。ステップ
S5bにおいては、R/W5にプログラムICカードK
2が挿入されているか否かを判定し、この判定がNOの
ときには、R/W5にプログラムICカードK2が挿入
されてステップS5bの判定がYESになるのを待つ。
【0061】上記ステップS5bの判定がYESになる
とステップS5cに進み、ここで上記ステップS5aに
おいてRAM103の所定のエリアに格納したプログラ
ムローダP2に従って、プログラムICカードK2に格
納されている通常動作プログラムを順次読み出し、該読
み出したプログラムをEEPROM104に順次書き込
むことによって、プログラムの転送を行い、プログラム
ICカードK2に格納されている通常動作プログラムの
全てがEEPROM104に転送されると、プログラム
変更ルーチンを抜けて図5のメインプログラムに戻る。
【0062】上記ステップS3の判定がYESのとき、
すなわち、他の所定の信号の入力があったときにはステ
ップS6に進んで自己診断ルーチンを実行する。この自
己診断変更ルーチンでは、PROM102から読み込ん
でRAM103の所定のエリアに格納した自己診断プロ
グラムP3に基づいて液晶表示器11に行われるガイダ
ンス表示に従って操作ボタン群12のボタン操作を行う
ことによって、順次診断が行われてその結果が液晶表示
器11に表示される。最後の診断項目が終了すると、自
己診断ルーチンを抜けて図5のメインプログラムに戻
る。
【0063】上記ステップS4の判定がNOのとき、す
なわち、EEPROM104に通常動作プログラムが格
納されているときにはステップS7に進んで通常動作ル
ーチンを実行する。この通常動作ルーチンでは、上記ス
テップS5のプログラム変更ルーチンによって外部記憶
媒体であるプログラムICカードK2から転送され変更
された通常動作プログラムに従って通常動作が行われ、
一連のステップの終了毎に上記ステップS2に戻って上
述の動作を繰り返す。
【0064】上述したように、PROM102の第1の
記憶部102aに格納されたメインプログラムP1が、
電源の投入によりマイクロコンピュータ100の動作を
開始させ、所定の信号の入力に応じて通常動作のための
通常動作プログラムを変更するプログラム変更ルーチン
を実行させ、所定の信号の入力がないとき通常動作プロ
グラムによる通常動作ルーチンを実行させる。また、第
2の記憶部102bに格納されたプログラムローダP2
が、マイクロコンピュータ100による実行によって外
部記憶媒体K2に格納されている通常動作プログラムを
第3の記憶部104に転送して格納させるようになって
おり、プログラムローダが通常動作プログラムとは別個
に記憶手段Xに常駐されているので、通常動作プログラ
ムを任意時点で新規に又は以前のものに代えて記憶手段
Xに格納させることができるようになる。
【0065】また、機器が有するR/W5にプログラム
ICカードK2を挿脱自在に装着して通常動作プログラ
ムをEEPROM104に転送しているので、通常動作
プログラムの転送のために新たな手段を追加する必要が
ない。
【0066】しかも、マイクロコンピュータ100が他
の所定の信号の入力に応じて自己診断プログラムP3に
よる自己診断ルーチンを実行して各部のハード機能を診
断するようになっており、自己診断プログラムが通常動
作プログラムとは別個にPROM102に常駐されてい
るので、通常動作プログラムの存在の有無に関係なく、
任意時点でハード機能の診断を行うことができるように
なる。
【0067】更に、機器が有する操作ボタン群12の所
定のボタンの操作によってプログラムローダによるプロ
グラム変更ルーチン、自己診断プログラムによる自己診
断ルーチンを実行しているので、通常動作プログラムの
転送や自己診断を開始させるために新たな手段を追加す
る必要がない。
【0068】更にまた、機器が有する液晶表示器11に
自己診断結果を表示しているので、自己診断の結果を知
らせるために新たな手段を追加する必要がない。
【0069】なお、上述の実施の形態では、所定の信号
の入力を操作ボタン群12の所定のボタン操作によって
行っているが、この信号を入力するための入力端子を別
個に設けるようにしてもよい。
【0070】また、上述の実施の形態では、通常動作プ
ログラムを格納するためにバックアップ電源を必要とし
ない不揮発性メモリとしてのEEPROM104を使用
しているが、これはバックアップ電源を必要とするSR
AMなどの他の記憶手段であってもよい。
【0071】更に、上述の実施の形態では、自己診断の
結果を液晶表示器に表示するようにしているが、これに
代えて又はこれと併用してブザーなどの発音手段によっ
て診断の結果を報知するようにしてもよい。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
ログラムローダが通常動作プログラムとは別個に常駐さ
れていて、通常動作プログラムを任意時点で新規に又は
以前のものに代えて格納させることができるので、ハー
ドを変更することなく機能変更を何時でも容易に行うこ
とができる。
【0073】また、機器が有する手段を利用して通常動
作プログラムを転送していて、通常動作プログラムの転
送のために新たな手段を追加する必要がないので、格別
なコストアップを招くことがない。
【0074】更に、自己診断プログラムが通常動作プロ
グラムとは別個に常駐されていて、通常動作プログラム
の存在の有無に関係なく、任意時点でハード機能の診断
を行うことができるので、機能が決まる前後、すなわ
ち、通常動作プログラムが格納される前後に関係なく、
何時でも各部のハードを容易に自己診断できるようによ
うになり、機器組み付け及び取り付け時の作業性が向上
して作業の効率化が図られる。
【0075】更にまた、機器が有する所定のボタンの操
作によってプログラムローダによるプログラム変更ルー
チン、自己診断プログラムによる自己診断ルーチンを実
行していて、通常動作プログラムの転送や自己診断を開
始させるために新たな手段を追加する必要がないので、
格別なコストアップを招くことがない。
【0076】また、機器が有する手段に自己診断結果を
表示していて、自己診断の結果を知らせるために新たな
手段を追加する必要がないので、この点からもコストア
ップを招くことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプログラム制御式組み込み型機器
の基本構成を示す図である。
【図2】本発明によるプログラム制御式組み込み型機器
の実施の形態としての車両用温度記録装置の全体外観構
成を示す図である。
【図3】図2の装置の電気的な構成を示すブロック図で
ある。
【図4】図3中のPROMに形成された記憶部の構成を
示す図である。
【図5】図3中のCPUが行う処理の一部を示すフロー
チャートである。
【図6】図3中のCPUが行う処理の他の一部を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
100 マイクロコンピュータ X 記憶手段 102a 第1の記憶部 102b 第2の記憶部 104 第3の記憶部 102c 第4の記憶部 K2 外部記憶媒体(プログラムICカー
ド) 5 読み取り/書き込み手段(R/W) 11 表示手段(液晶表示器) 12 操作部(操作ボタン群) 12a〜12i 操作ボタン

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶手段に格納したプログラムに従って
    動作するマイクロコンピュータを有し、前記マイクロコ
    ンピュータが前記プログラムに従って信号を入力し該信
    号の入力に応じて所定の処理を行い該処理結果を読み取
    り/書き込み手段に挿脱自在に挿入されたカード状のI
    Cメモリからなるデータ用記憶媒体に書き込んで出力す
    るプログラム制御式組み込み型機器において、 記記憶手段が、前記マイクロコンピュータに動作を開
    始させ、所定の信号の入力に応じて通常動作のための通
    常動作プログラムを変更するプログラム変更ルーチンを
    実行させ、前記所定の信号の入力がないとき前記通常動
    作プログラムによる通常動作ルーチンを実行させるメイ
    ンプログラムを格納した第1の記憶部と、前記プログラ
    ム変更ルーチンにおいて使用されるプログラムローダを
    格納した第2の記憶部と、前記通常動作プログラムを読
    み出し書き込み自在に格納した第3の記憶部とを有し、 前記マイクロコンピュータは、動作開始後の前記所定の
    信号の入力に応じて実行する前記プログラムローダによ
    るプログラム変更ルーチンにおいて、前記読み取り/書
    き込み手段に、該読み取り/書き込み手段に前記データ
    用記憶媒体に代えて挿入されているカード状のICメモ
    リからなるプログラム用記憶媒体から該外部記憶媒体に
    格納されている通常動作プログラムを読み出させ、該読
    み取り/書き込み手段により読み出した通常動作プログ
    ラムを前記第3の記憶部に転送して格納することを特徴
    とするプログラム制御式組み込み型機器。
  2. 【請求項2】 前記プログラムを格納した前記記憶手段
    が自己診断プログラムを格納した第4の記憶部を有し、 前記第1の記憶部に格納されている前記メインプログラ
    ムが、他の所定の信号の入力に応じて前記自己診断プロ
    グラムによる自己診断ルーチンを前記マイクロコンピュ
    ータに実行させ、 前記マイクロコンピュータは、前記自己診断ルーチンを
    実行して各部のハード機能を診断することを特徴とする
    請求項1記載 のプログラム制御式組み込み型機器。
  3. 【請求項3】 前記所定の信号は、機器が有する複数の
    操作ボタンを有する操作部の所定のボタンの操作によっ
    て発生される信号であることを特徴とする請求項1又は
    2記載のプログラム制御式組み込み型機器。
  4. 【請求項4】 前記マイクロコンピュータは、前記ハー
    ド機能の診断結果を機器が有する表示手段に表示させる
    ことを特徴とする請求項2又は3の記載のプログラム制
    御式組み込み型機器。
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