JP3980909B2 - 食品の加熱・冷却システム - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、保冷してある食品を必要に応じて冷却あるいは加熱するための加熱・冷却システムに係り、特に収容ユニット内を均一に加熱または冷却することのできる加熱・冷却システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ホテルのレストランやルームサービス、病院給食、社員食堂、学生食堂等の施設では、提供される食品を遠隔地にある給食センター等で一括して調理し、調理済みの食品を配膳し易いようにトレー上に配置し、各施設に配設される冷蔵庫において配膳時間まで冷蔵して保存するようにしている所が多い。
そして、配膳時において、保冷されていた食品を再加熱あるいは冷蔵して宿泊客等の食品支給者の元へ運ぶために食品の加熱・冷却システム(一般的に「クックチルシステム」と呼ばれている)が開発されている。
【0003】
このような加熱・冷却システムS2は、例えば図7に示すように、下部に移送用のキャスター103を備え、複数のトレーを収納可能とした断熱性の収納ユニットU3と、冷却空気または加熱空気を生成し連結された収容ユニットU3内へ供給して加熱あるいは冷却を行う加熱手段および冷却手段201を備えるステーションユニット200とから構成されている。
収容ユニットU3は、図8に示すように、収納庫100の内壁にトレーの載置部102が複数段に亘って配設されている。なお、収納庫100の底面には搬送用のキャスター103が設けられ、開閉扉104には断熱用のパッキン105が設けられている。
【0004】
上記加熱・冷却システムS2によれば、冷たく提供すべき食品は冷たく、温かく提供すべき食品は温かい状態で配膳することが可能であり、食感に優れた品質の高い食事を宿泊客等へ提供することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の加熱・冷却システムS2では、収容ユニットU3内を均一に加熱または冷却できないという問題があった。
即ち、従来の加熱・冷却システムS2にあっては、ステーションユニット200に接続された収容ユニットU3の内部に対して、加熱手段および冷却手段201の正面側から加熱空気または冷却空気を送り込んで、加熱または冷却を行っている。しかしながら、収容ユニットU3の内部は密閉されているため、空気が対流または循環し難くい状態にあり、加熱手段および冷却手段201に近い側は良好に加熱または冷却されるが、収容ユニットU3の奥側は十分に加熱または冷却されない場合があった。そのため、加熱手段および冷却手段201に近い側に載置される食品等は十分に加熱または冷却されるが、加熱手段および冷却手段201から離れた位置に載置される食品等の加熱や冷却は不十分となる虞があった。
【0006】
本発明は、上記課題を解決すべく案出されたものであり、収容ユニット内を均一に加熱または冷却することができ、収納した食品等を均等に加熱処理または冷却処理することのできる加熱・冷却システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、下部に移送用のキャスター(C1,C2)を、また側部に開閉可能な密閉扉(2a,2b)を備え、複数のトレー(T)を多段に収容可能に構成された断熱性の箱形の収容ユニット(U1)と、前記収容ユニットとの連結手段(フック部材F)を備えると共に、加熱空気または冷却空気(A1)を生成し前記密閉扉を開放させて連結された前記収容ユニット内へ前記空気を供給する加熱手段(ヒータ501とタービン500)および冷却手段(冷却フィン502とタービン500)とを備えるステーションユニット(U2)とからなり、前記トレー上の食品を必要に応じて冷却あるいは加熱するための加熱・冷却システム(S1)であって、前記ステーションユニットは、内壁(503)に沿って形成され、前記加熱手段または前記冷却手段で生成される加熱空気または冷却空気を前記収容ユニット側へ送給する送風部(800)を備え、該送風部は、前記ステーションユニットの前面側に送風用開口部(800a)を有し、前記収容ユニットは、内壁(10a,10b)に沿って形成される通風部(20a,20b)を備え、該通風部は、前記ステーションユニットの送風用開口部と対向する位置に、受風用開口部(20a,20b)を備え、該受風用開口部と反対側の端部には、該通風部を介して送給された加熱空気または冷却空気を前記収容ユニット内に放出する放出用開口部(50a,50b)が形成されるようにした。
【0008】
これにより、ステーションユニットの加熱手段または冷却手段で生成された加熱空気または冷却空気は、ステーションユニットの送風部を介して、該送風部の送風用開口部と対向する収容ユニット側の受風用開口部へ送り込まれ、さらに、収容ユニット内の通風部を介して該受風用開口部と反対側の端部に形成される放出用開口部から収容ユニット内に放出させることができる。したがって、収容ユニット内における加熱空気または冷却空気の循環を効率良く行うことができ、収容ユニット内を均一に加熱または冷却することができる。よって、収容ユニット内に収容した食品等を載置位置に関わらず均等に加熱処理あるいは冷却処理することができ、均質な食感の食事を提供することができる。
【0009】
また、前記ステーションユニットの送風部は、ステーションユニットの左右の内壁と、該各内壁に沿って所定の間隙をもって配設される断面形状が略コ字状の仕切板部材とによって構成することができる。これにより、簡易な構成によって送風部を形成することができる。
【0010】
また、前記ステーションユニットの内壁の後壁側に配設される前記加熱手段および前記冷却手段の近傍位置には、1または2以上の送風用タービンが設けられ、前記仕切板部材の後壁部には、前記送風用タービンと対向する位置に吸気用の開口部が形成され、前記仕切板部材は、前記後壁部と前記送風用タービンのブレードとの間に所定の距離をもって配設されるようにできる。これにより、簡易な構成によって送風部を形成することができると共に、送風用タービンで生成される風を前記加熱手段および前記冷却手段を通過させることにより、加熱空気または冷却空気を送風部内に送給することができる。
【0011】
また、前記収容ユニットの通風部は、収容ユニットの左右の内壁と、該各内壁に沿って所定の間隙をもって配設される仕切板部材とによって構成されるようにできる。これにより、簡易な構成で収容ユニットの通風部を形成することができる。
【0012】
また、前記加熱手段および前記冷却手段は、択一的に稼働されるようにできる。これにより、収容ユニット内に載置する食品等の種類に応じて、均等な加熱処理または冷却処理を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図1から図6を参照して説明する。
ここに、図1は本実施形態に係る加熱・冷却システムを構成する収容ユニットの密閉扉を開けた状態を示す斜視図、図2はその正面図、図3はステーションユニットの構成を示す一部分解図、図4は本実施形態に係る加熱・冷却システムを構成するステーションユニットに収容ユニットを連結させる様子を示す斜視図、図5はステーションユニットに収容ユニットを連結させた状態を示す斜視図、図6は加熱空気または冷却空気の流れを示す説明図である。
本実施形態に係る加熱・冷却システムS1は、図4、図5に示すように、箱形の収容ユニットU1と、ステーションユニットU2とから構成されている。
【0014】
収容ユニットU1は、図1,図2に示すように、複数のトレーTを多段に収容可能に構成されると共に、移送用のキャスターC(C1,C2)およびヒンジ部3を介して開閉可能な密閉扉2a,2bを備える断熱性の箱形台車として構成されている。
収容ユニットU1は、内壁を備える金属製(例えばステンレス製)の箱形フレーム(収納庫)10の下面に樹脂(例えば、ポリエチレン)製の底板部材5が固設され、この底板部材5の下面には各々2個の固定式のキャスターC1および回転式のキャスターC2が配設されている。なお、本実施形態では、回転式のキャスターC2が設けられている側を正面、固定式のキャスターC1が設けられている側を背面と呼ぶものとする。
なお、底板部材5は、バンパーとしての役目も果たすため、室内の壁や他の収容ユニットU1との衝突を避け得るように、収容ユニットU1本体の外周より若干外側に出っ張るように設計されている。
【0015】
収納庫10の正面側の側部上方および密閉扉2a,2bのヒンジ部3側の端面の上方には、移送用の把手H1,H2が設けられている。
各密閉扉2a,2bのヒンジ部材3の反対側には、回動可能なロック用ハンドル4a,4bがそれぞれ設けられ、該ロック用ハンドル4a,4bと対向する箱形フレーム10の内壁の端部にはロック用ハンドル4a,4bの端部と係合するロック受部材12が固設されている。
【0016】
収容ユニットU1には、図1,図2および図6に示すように、左右の内壁10a,10bと所定の間隙(例えば、20〜30mm程度)で対向させて仕切板部材20a,20bが配設されている。仕切板部材20a,20bは、例えばステンレス鋼板等によって形成されている。
そして、左右の内壁10a,10bと仕切板部材20a,20bとによって、ステーションユニットU2から送給される加熱空気または冷却空気A2を通気させる左右の通風部30a,30bが形成される。
なお、通風部30a,30bの正面側(ステーションユニットU2と接続される側)の端部には受風用開口部40a,40bが、背面側の端部には放出用開口部50a,50bが形成されるように、仕切板部材20a,20bの幅が決定される。
【0017】
仕切板部材20a,20bの内壁には、棚板部材13を複数段に亘って支持する棚板支持部材11,11・・・が、幅方向にわたって多数設けられている。
棚板部材13は、特に限定されないが、例えばワイヤ線材を網状に溶接したもの等が用いられる。なお、この棚板部材13は手前側にスライドさせることにより収容ユニットU1内から外部へ取り外し可能とされている。
また、棚板支持部材11,11・・・によって支持された各棚板部材13の上には、加熱処理また冷却処理を施す食品を載せた耐熱性のトレーT,T・・・が多数載置される。
【0018】
次に、図3〜図6を参照してステーションユニットU2の構成について説明する。
ステーションユニットU2は、脚部401を底面に備える縦長のフレーム400の上方側に制御装置300、下方側に加熱・冷却装置301が配設されている。
なお、フレーム400の上方には、収納ユニットU1を連結させる際の位置合わせを行うガイドローラRが左右に設けられている。
また、フレーム400の下方には、収納ユニットU1の下端部と連結可能な左右一対のフック部材Fと、このフック部材Fの離脱操作を行う左右一対のペダル装置Pが設けられている。
【0019】
制御装置300は、内部に例えばマイクロコンピュータ等の制御系を備え、表面側にはステーションユニットU2側の状態(例えば、設定温度や加熱時間あるいは冷却時間)を表す表示器や各種スイッチを備えた制御部305が設けられている。
加熱・冷却装置301は、図3に示すように、送風用のタービン500、加熱用のヒータ501、冷却用のフィン502、送風部を形成する仕切板部材700とから構成されている。なお、図3において仕切板部材700は、斜め上から観た状態を示している。
【0020】
本実施形態において、送風用のタービン500は縦方向に3個並設されており、それぞれ図には現れない電動モータの回転軸に接続されている。また、タービン500は軸流式であり、図6に示すように前方から空気を吸い込み、左右方向に空気を送り出すようになっている。
また、本実施形態において、加熱用のヒータ501は、各タービン500の周囲に設けられている。ヒータ501としては、セラミック式等を採用することができる。
また、冷却用のフィン502は、各タービン500の両側に配設され、図示されない冷却用コンプレッサーの冷却管に接続されている。
【0021】
仕切板部材700は、ステンレス鋼板等によって断面形状が略コ字状に折り曲げ加工され、正面側には通風用の開口部700aが、前記タービン500と対向する位置に形成されている。
この仕切板部材700は、ステーションユニットU2の左右の内壁503と所定の間隙(例えば、20〜30mm程度)をもって配設されている。本実施形態においては、左右の内壁503に立設される4個の取付ボス701を介して仕切板部材700がネジ止めされるようになっている。
これにより、図6に示すように、ステーションユニットU2の左右の内壁503と仕切板部材700とによって、タービン500で生成された風を前方に向かって流通させる送風部800が形成される。
【0022】
そして、制御部300の制御により、加熱用のヒータ501または冷却用のコンプレッサーを択一的に稼働させると共に、電動モータを駆動させてタービン500を回転させることにより、加熱空気または冷却空気A1を送風部800を経由させ、ステーションユニットU2の左右両端側から送風用開口部800aを介して前方に向けて送給させることができる。
【0023】
次に、本実施形態に係る加熱・冷却システムの使用方法について説明する。
まず、図4に示すように、収容ユニットU1の密閉扉2aを開放させた状態で、正面側をステーションユニットU2側に向けて移送させ、図5に示すように連結させる。
そして、制御部300を操作して、加熱用のヒータ501または冷却用のコンプレッサーを択一的に稼働させると共に、電動モータを駆動させてタービン500を回転させる。
例えば、収容ユニットU1内を加熱する場合には、「加熱」ボタンを操作することにより、加熱用のヒータ501に通電されると共に、電動モータが駆動を開始してタービン500による送風が開始される。これにより、図6に示すように、タービン500により前方(即ち、収容ユニットU1内)から吸い込まれた空気は、送風部800に向けて左右に吹き出される。この際に、空気は各ヒータ501を通過することにより加熱される。なお、加熱量は、ヒータ501への通電量および送風時間によって適宜変更可能である。
【0024】
そして、加熱された空気A1は、送風部800および送風用開口部800aを介してステーションユニットU2の左右端側から前方に向けて送給される。
さらに、加熱された空気A1(A2)は、ステーションユニットU2側の送風用開口部800aと対向する収容ユニットU1側の受風用開口部40a,40bを介して、左右の通風部30a,30bに流入し、放出用開口部50a,50bを経て収容ユニットU1内に放出される。次いで、収容ユニットU1内に放出された加熱空気A3は、各トレーT間を通過してこれらのトレーTを加熱し、ステーションユニットU2のタービン500の吸引力によりステーションユニットU2側に再び吸引される。
【0025】
これにより、加熱空気がA1→A2→A3→A1→・・・の順で循環して、収容ユニットU1内を強制対流して均一に加熱することができ、ひいては各トレーT(トレー内の食品)を均等に加熱することができる。
また、冷却する場合も同様であり、ヒータ501に代えて冷却用コンプレッサーを稼働させ、冷却フィン502を冷却させることにより、冷却空気がA1→A2→A3→A1→・・・の順で循環して、収容ユニットU1内を均一に冷却することができ、ひいては各トレーT(トレー内の食品)を均等に冷却することができる。
【0026】
このように、ステーションユニットU2の加熱手段(ヒータ501とタービン500)または冷却手段(冷却フィン502とタービン500)で生成された加熱空気または冷却空気は、ステーションユニットU2の送風部800を介して、送風部800の送風用開口部800aと対向する収容ユニットU1側の受風用開口部40a,40bへ送り込まれ、さらに、収容ユニットU1内の通風部30a,30bを介して該受風用開口部40a,40bと反対側の端部に形成される放出用開口部50a,50bから収容ユニットU1内に放出させることができる。したがって、収容ユニットU1内における加熱空気または冷却空気A3の循環を効率良く行うことができ、収容ユニットU1内を均一に加熱または冷却することができる。よって、収容ユニットU1内に収容した食品等を載置位置に関わらず均等に加熱処理あるいは冷却処理することができ、均質な食感の食事を提供することができる。
【0027】
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、下部に移送用のキャスターを、また側部に開閉可能な密閉扉を備え、複数のトレーを多段に収容可能に構成された断熱性の箱形の収容ユニットと、前記収容ユニットとの連結手段を備えると共に、加熱空気または冷却空気を生成し前記密閉扉を開放させて連結された前記収容ユニット内へ前記空気を供給する加熱手段および冷却手段とを備えるステーションユニットとからなり、前記トレー上の食品を必要に応じて冷却あるいは加熱するための加熱・冷却システムであって、前記ステーションユニットは、内壁に沿って形成され、前記加熱手段または前記冷却手段で生成される加熱空気または冷却空気を前記収容ユニット側へ送給する送風部を備え、該送風部は、前記ステーションユニットの前面側に送風用開口部を有し、前記収容ユニットは、内壁に沿って形成される通風部を備え、該通風部は、前記ステーションユニットの送風用開口部と対向する位置に、受風用開口部を備え、該受風用開口部と反対側の端部には、該通風部を介して送給された加熱空気または冷却空気を前記収容ユニット内に放出する放出用開口部が形成されているので、ステーションユニットの加熱手段または冷却手段で生成された加熱空気または冷却空気は、ステーションユニットの送風部を介して、該送風部の送風用開口部と対向する収容ユニット側の受風用開口部へ送り込まれ、さらに、収容ユニット内の通風部を介して該受風用開口部と反対側の端部に形成される放出用開口部から収容ユニット内に放出させることができる。したがって、収容ユニット内における加熱空気または冷却空気の循環を効率良く行うことができ、収容ユニット内を均一に加熱または冷却することができるという効果がある。よって、収容ユニット内に収容した食品等を載置位置に関わらず均等に加熱処理あるいは冷却処理することができ、均質な食感の食事を提供できるという効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る加熱・冷却システムを構成する収容ユニットの密閉扉を開けた状態を示す斜視図である。
【図2】前記収容ユニットの密閉扉を開けた状態を示す正面図である。
【図3】ステーションユニットの構成を示す一部分解図である。
【図4】本実施形態に係る加熱・冷却システムを構成するステーションユニットに収容ユニットを連結させる様子を示す斜視図である。
【図5】ステーションユニットに収容ユニットを連結させた状態を示す斜視図である。
【図6】加熱空気または冷却空気の流れを示す説明図である。
【図7】従来の加熱・冷却システムの外観を示す斜視図である。
【図8】従来の加熱・冷却システムの収容ユニットを示す斜視図である。
【符号の説明】
S1 加熱・冷却システム
U1 収容ユニット
2a,2b 密閉扉
3 ヒンジ部
4a,4b ロック用ハンドル
5 底板部材
100 収容庫
10a,10b 内壁
13 棚板部材
20a,20b 仕切板部材
30a,30b 通風部
40a,40b 受風用開口部
50a,50b 放出用開口部
A1,A2,A3 加熱空気または冷却空気
T トレー
R ガイドローラ
C1,C2 キャスター
U2 ステーションユニット
300 制御装置
305 制御盤
301 加熱・冷却装置
400 フレーム
401 脚部
500 タービン
501 加熱用ヒータ
502 冷却フィン
700 仕切部材
700a 開口部
701 取付ボス
800 送風部
800a 送風用開口部
P ペダル装置

Claims (5)

  1. 下部に移送用のキャスターを、また側部に開閉可能な密閉扉を備え、複数のトレーを多段に収容可能に構成された断熱性の箱形の収容ユニットと、前記収容ユニットとの連結手段と、前記密閉扉が開放された状態で連結された前記収容ユニット内へ供給する加熱空気を生成する加熱手段および冷却空気を生成する冷却手段を有するステーションユニットとを備え、前記収容ユニット内のトレー上の食品を必要に応じて冷却あるいは加熱するための加熱・冷却システムであって、
    前記ステーションユニットは、前記加熱手段または前記冷却手段で生成された加熱空気または冷却空気を前記収容ユニット側へ送給する送風手段と前記連結された収容ユニットの側壁の前面側に対向するように設けられた送風用開口部を有し、
    前記収容ユニットは、側部内壁に沿って形成され前記送風用開口部より供給された加熱空気または冷却空気を前方から後方へ導く通風部を備え、
    該通風部は、前記ステーションユニットの前記送風用開口部と対向する位置に受風用開口部を備え、該受風用開口部と反対側の端部には、前記通風部を通過した加熱空気または冷却空気を前記収容ユニット内の上下方向全体にわたって放出する放出用開口部が形成されていることを特徴とする食品の加熱・冷却システム。
  2. 前記通風部は前記収容ユニットの左右両側部の内壁に沿ってそれぞれ形成され、前記ステーションユニットは前記収容ユニットの左右両側部にそれぞれ設けられた前記通風部の前面側に対向する部位にそれぞれ送風用開口部を有することを特徴とする請求項1に記載の食品の加熱・冷却システム。
  3. 前記ステーションユニットには、前記収容ユニットの前面開口部に対向して複数の吸気用の開口部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の食品の加熱・冷却システム。
  4. 前記収容ユニットの通風部は、収容ユニットの左右の内壁と、該各内壁に沿って所定の間隙をもって配設され仕切板部材とによって構成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の食品の加熱・冷却システム。
  5. 前記加熱手段および前記冷却手段は、択一的に稼働されることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の食品の加熱・冷却システム。
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