JP3063567U - 保冷・加熱カ―ト - Google Patents

保冷・加熱カ―ト

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JP3063567U
JP3063567U JP1999002976U JP297699U JP3063567U JP 3063567 U JP3063567 U JP 3063567U JP 1999002976 U JP1999002976 U JP 1999002976U JP 297699 U JP297699 U JP 297699U JP 3063567 U JP3063567 U JP 3063567U
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JP
Japan
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heating
cart
tray
cooling
heater
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Application number
JP1999002976U
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English (en)
Inventor
晋 鶏尾
Original Assignee
日本空港動力株式会社
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Publication date
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  • Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の食品をヒータで加熱できる保冷・加熱
カートにおいて、ヒータによるオーバヒートを防止す
る。 【解決手段】 カート本体2に設けた対をなすレールに
トレイ15を載置し、コネクタ22から入る電流を、タ
イマ23、接点21,18を介してトレイ15のヒータ
16に供給し、加熱食品容器17を加熱する。タイマ2
3は、食品提供時間を予測してセットし、加熱を自動的
に停止し、他食品への伝熱を防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、航空機、病院等において使用され、トレイに盛りつけられた食品の うち一部の食品を加熱し、他の食品を保冷した状態で提供できるようにしたミー ルカートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のミールカートの一例は、実公平2−5344号公報に記載されている。 このカートは、冷熱源としてドライアイスを用いるものであるが、冷熱量が充分 に得られないため、食品をカートに積み込む直前まで保冷庫に保管して温度管理 する必要があった。また一部の食品を加熱するためのヒータへの給電は、別の場 所に設置したコントロール装置によって行なわれていた。
【0003】 この手段によると、食品をカートに積み込む作業に時間的制約があり、ドライ アイスの装填が面倒である。また別の場所にコントロール装置を設置する場合は 、設置のためのスペースが必要であり、コントロール装置とカートを接続する信 号線と動力線も余分に必要になり、取扱いが面倒である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、取扱いが容易であると共に、食品を適温に維持できるミールカート を得ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための一つの手段は、請求項1に記載したとおり、正面に 扉を有する断熱性のカート本体の内側の上部から一側側にわたって冷熱源で冷却 される冷媒パネル又はブライン循環パネルを設け、該一側面及びこれと対向する 他側面にトレイ用レールを多段に設け、該他側面の各レール側に加熱用の給電接 点を設け、前記給電接点から給電される受電接点及びヒータを有するトレイを、 前記トレイ用レールに載置する保冷・加熱カートにおいて、前記トレイのヒータ に給電する電源回路に該回路を開くための加熱タイマーを設けたことを特徴とす る。
【0006】 この手段によれば、食品をカートに積み込む時期に注意をする必要がなく、カ ートに積込んだ食品は冷熱源によって一定の低温に維持される。またヒータはタ イマによって自動的に制御されるから、加熱する食品に必要以上の熱を加えるこ とが防止される。
【0007】 また他の手段は請求項2に記載したとおり、請求項1において、前記タイマー をカート本体前面上部に設けたことを特徴とする。この手段によれば、目視、操 作し易い場所にタイマーがあり便利である。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。図1、図2において、1 は本考案の保冷・加熱カートで、箱形のカート本体2の前後の正面に扉3が3個 のヒンジ3aで取付けられており、底部4の4隅にキャスタ5が取付けられてい る。カート本体2の底部4と側壁6a,6bは、アルミの外壁7とプラスチック 材の断熱壁8を積層してなり、一側壁6a側は、その内側にヒートパイプとして 作用する冷媒パネル9が取付けられ、他側壁6bの内側と底部4の上面にはアル ミパネル10が内張りされている。
【0009】 前記冷媒パネル9は、図3に示され、2枚のアルミ板を重ねて外周部分の全体 及び中間部を部分的に溶接して、曲折した冷媒通路を内部に形成した周知の形式 のもので、天部9aが直角に曲折されてカート本体2の上部枠11の下部に位置 している。該上部枠11内には、電子式冷凍器12と放熱用のヒートパイプパネ ル13が設置され、冷凍器12の低温側の吸熱部が前記天部9aに接触し、高温 の上向きの放熱部の上に前記ヒートパイプパネル13が接触している。また天板 部11の下面には断熱性の天井板14が張設されている。
【0010】 図1において、15は、飲食物を載せるトレイで、その一部に電熱式のヒータ 16が一体に設けられ、熱いうちに食べるのが望ましいステーキなどの食品を入 れる加熱食品容器17がヒータ16上に載置される。該ヒータ16には、受電用 の二つの接点18が設けられている。このトレイ15をカート内に収容するため に、L字形のレール19,20が対をなして多段に設けられ、一方のレール19 は、冷媒パネル9に固定され、他方のレール20は、アルミパネル10に固定さ れている。該レール19,20上には、トレイ15が矢印A方向に挿入されるが 、該レール19,20は、トレイ15の2個分の長さを有し、各トレイの受電接 点18が接触するレール20側における前後2位置に、給電側の2個ずつの接点 21が設けられ、各接点21は、カート本体2の前面に設けたコネクタ22に接 続され、該コネクタ22に外部の電力線が接続され、通電加熱時間は加熱用タイ マー23によって調節するようになっている。
【0011】 以上の構成を有するから、一食分の飲食物を載置したトレイ15の多数をレー ル19,20上に載置し、電子冷凍器12を作動させてカート1を冷却運転し、 飲食物を保冷する。
【0012】 そして、食事提供時間を予測して冷却運転を停止すると共に加熱タイマー23 をセットすれば、ヒータ16が作動して加熱食品容器17を加熱し、ステーキな どの食品を適温に温める。
【0013】 以上、冷熱源で冷却される冷媒パネルをカート本体内に設けた例を説明したが 、これに代えて冷熱源で冷却されるブライン循環パネルを使用することができる 。
【0014】
【考案の効果】
以上のとおり、加熱食品に対するヒータの作動時間をタイマーで制御するから 、ヒータの消し忘れによるオーバーヒート及び冷い方が良い飲食物に対する熱伝 達を防止でき、好ましい温度の食事を容易にサービスできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施の形態を示す斜視図
【図2】 カート本体の正面図
【図3】 冷媒パネルの斜視図
【符号の説明】
1 保冷・加熱カート 2 カート本体 6a,6b 側壁 9 冷媒パ
ネル 15 トレイ 16 ヒータ 17 加熱食品容器 18,21 接点 19,20 レール 22 コネク
タ 23 加熱タイマ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面に扉を有する断熱性のカート本体の
    内側の上部から一側面にわたって冷熱源で冷却される冷
    媒パネル又はブライン循環パネルを設け、該一側面及び
    これと対向する他側面にトレイ用レールを多段に設け、
    該他側面の各レール側に加熱用の給電接点を設け、前記
    給電接点から給電される受電接点及びヒータを有するト
    レイを、前記トレイ用レールに載置する保冷・加熱カー
    トにおいて、前記トレイのヒータに給電する電源回路に
    該回路を開くための加熱タイマーを設けたことを特徴と
    する保冷・加熱カート。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記タイマーをカー
    ト本体前面上部に設けたことを特徴とする保冷・加熱カ
    ート。
JP1999002976U 1999-04-30 1999-04-30 保冷・加熱カ―ト Expired - Lifetime JP3063567U (ja)

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