JP3088495U - 食品の加熱・冷却システム - Google Patents

食品の加熱・冷却システム

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JP3088495U JP2002001235U JP2002001235U JP3088495U JP 3088495 U JP3088495 U JP 3088495U JP 2002001235 U JP2002001235 U JP 2002001235U JP 2002001235 U JP2002001235 U JP 2002001235U JP 3088495 U JP3088495 U JP 3088495U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収容ユニットの着脱作業を容易に行うことの
できる加熱・冷却システムを提供する。 【解決手段】 連結手段は、鉤部を有し前記ステーショ
ンユニット(U2)の正面側の下端部に上下動可能に設
けられる一対のフック部材(F)と、該各フック部材を
上方へ付勢する付勢手段(コイルバネS)と、前記各フ
ック部材に連結されて、該フック部材を下方へ移動させ
るペダル部材(900)と、収容ユニット(U1)の正
面側の下端部に設けられ、前記フック部材の鉤部と係合
可能なフック受部(150)とから構成され、前記ペダ
ル部材は、前記ステーションユニットの正面側の下端部
の左右両端側に設けられ、何れか一方のペダル部材の踏
み下げによって、前記両フック部材が降下されるように
構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、保冷してある食品を必要に応じて冷却あるいは加熱するための加熱 ・冷却システムに係り、特に収容ユニットの着脱を容易に行うことのできる加熱 ・冷却システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ホテルのレストランやルームサービス、病院給食、社員食堂、学生 食堂等の施設では、提供される食品を遠隔地にある給食センター等で一括して調 理し、調理済みの食品を配膳し易いようにトレー上に配置し、各施設に配設され る冷蔵庫において配膳時間まで冷蔵して保存するようにしている所が多い。 そして、配膳時において、保冷されていた食品を再加熱あるいは冷蔵して宿泊 客等の食品支給者の元へ運ぶために食品の加熱・冷却システム(一般的に「クッ クチルシステム」と呼ばれている)が開発されている。
【0003】 このような加熱・冷却システムS2は、例えば図8に示すように、下部に移送 用のキャスター103を備え、複数のトレーを収納可能とした断熱性の収納ユニ ットU3と、冷却空気または加熱空気を生成し連結された収容ユニットU3内へ 供給して加熱あるいは冷却を行う加熱手段および冷却手段201を備えるステー ションユニット200とから構成されている。 収容ユニットU3は、図9に示すように、収納庫100の内壁にトレーの載置 部102が複数段に亘って配設されている。なお、収納庫100の底面には搬送 用のキャスター103が設けられ、開閉扉104には断熱用のパッキン105が 設けられている。
【0004】 上記加熱・冷却システムS2によれば、冷たく提供すべき食品は冷たく、温か く提供すべき食品は温かい状態で配膳することが可能であり、食感に優れた品質 の高い食事を宿泊客等へ提供することができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のような加熱・冷却システムでは、ステーションユニット20 0から収容ユニットU3に対して、加熱空気または冷却空気を外部に漏れないよ う確実に送給するために、ステーションユニット200と収容ユニットU3とは 所定の位置で正確に接続される必要がある。 しかしながら、従来の上記加熱・冷却システムS2では、ステーションユニッ ト200と収容ユニットU3とを連結させる位置を目視で確認して行う必要があ ったため、正確に接合させるのに時間がかかったり、位置ずれを起こして加熱空 気または冷却空気が外部に漏れてしまう虞もあった。
【0006】 また、ホテルのレストランやルームサービス、病院給食、社員食堂、学生食堂 等の施設等において、繁忙を極める食事時にあっては、ステーションユニット2 00に接続して加熱処理または冷却処理が完了した収容ユニットU3を少しでも 早く離脱させて、配膳作業を行いたいという要望がある。ところが、従来の上記 加熱・冷却システムS2では、ステーションユニット200と収容ユニットU3 との接続手段として、例えばステーションユニット200側に設けられたフック と、収容ユニットU3側に設けられたフック受部とを備える場合に、このフック とフック受部との係合を解除させる手段(例えば、押しボタン機構やペダル機構 )は、ステーションユニット200の左右の何れか一方にしか設けられていなか った。そのため、ステーションユニット200の設置位置によっては、収容ユニ ットU3を離脱させるために、わざわざ収容ユニットU3を巡って反対側まで行 く必要があり(例えば、図8において、配膳作業を行う場所が左側にある場合に おいて、離脱手段がステーションユニット200の右側に設けられていた場合な ど)、時間と労力を要するという問題を生ずる虞があった。
【0007】 本考案は、上記課題を解決すべく案出されたものであり、収容ユニットの着脱 作業を容易に行うことのできる加熱・冷却システムを提供することを目的とする 。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、下部に移送用のキャスター(C1,C 2)を、また側部に開閉可能な密閉扉(2a,2b)を備え、複数のトレー(T )を多段に収容可能に構成された断熱性の箱形の収容ユニット(U1)と、前記 収容ユニットとの連結手段(フック部材F)を備えると共に、加熱空気または冷 却空気(A1)を生成し前記密閉扉を開放させて連結された前記収容ユニット内 へ前記空気を供給する加熱手段(ヒータ501とタービン500)および冷却手 段(冷却フィン502とタービン500)とを備えるステーションユニット(U 2)とからなり、前記トレー上の食品を必要に応じて冷却あるいは加熱するため の加熱・冷却システム(S1)であって、前記連結手段は、鉤部を有し前記ステ ーションユニットの正面側の下端部に上下動可能に設けられる一対のフック部材 (F)と、該各フック部材を上方へ付勢する付勢手段(コイルバネS)と、前記 各フック部材に連結されて、該フック部材を下方へ移動させるペダル部材(90 0)と、前記収容ユニットの正面側の下端部に設けられ、前記フック部材の鉤部 と係合可能なフック受部(150)とから構成され、前記ペダル部材は、前記ス テーションユニットの正面側の下端部の左右両端側に設けられ、何れか一方のペ ダル部材の踏み下げによって、前記両フック部材が降下され係合が外れるように 構成した。
【0009】 これにより、左右何れか一方のペダル部材を踏み下げることによって、フック 部材とフック受部との係合を解除させて、収容ユニットをステーションユニット から離脱させることができるので、収容ユニットの着脱作業を容易に行うことが できる。よって、配膳作業に要する時間や労力を低減することができる。 また、前記両ペダル部材および前記両フック部材は、前記ステーションユニッ トの正面側の下端部の幅方向に亘って延在し、上下方向に揺動可能に軸支される 棒状の揺動部材にそれぞれ固設されるようにできる。これにより、簡易な構成で ペダル機構を実現することができる。 また、前記付勢手段は、前記棒状の揺動部材を吊設するコイルバネで構成され るようにできる。これにより、簡易な構成でペダル機構を実現することができる 。
【0010】 また、前記ステーションユニットの正面側の左右端部近傍には、前記収容ユニ ットのフック受部を、前記フック部材の鉤部と係合可能な位置に誘導させるよう に、前記収容ユニットの外壁部を案内する一対のガイドローラが設けられるよう にできる。これにより、収容ユニットをステーションユニットに連結させる際に 位置が多少ずれて接近した場合にも、収容ユニットの外壁がガイドローラに当接 して正規の位置に導かれるので、収容ユニットの接続作業を確実かつ短時間で行 うことができる。よって、配膳作業に要する時間や労力を低減することができる 。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態について図1から図7を参照して説明する。 ここに、図1は本実施形態に係る加熱・冷却システムを構成する収容ユニット の密閉扉を開けた状態を示す斜視図、図2はその正面図、図3はステーションユ ニットの構成を示す一部分解図、図4は本実施形態に係る加熱・冷却システムを 構成するステーションユニットに収容ユニットを連結させる様子を示す斜視図、 図5はステーションユニットに収容ユニットを連結させた状態を示す斜視図、図 6はステーションユニットのペダル機構の構成を示す側面図、図7はステーショ ンユニットのガイドローラの作用を示す説明図である。 本実施形態に係る加熱・冷却システムS1は、図4、図5に示すように、箱形 の収容ユニットU1と、ステーションユニットU2とから構成されている。
【0012】 収容ユニットU1は、図1,図2に示すように、複数のトレーTを多段に収容 可能に構成されると共に、移送用のキャスターC(C1,C2)およびヒンジ部 3を介して開閉可能な密閉扉2a,2bを備える断熱性の箱形台車として構成さ れている。 収容ユニットU1は、内壁を備える金属製(例えばステンレス製)の箱形フレ ーム(収納庫)10の下面に樹脂(例えば、ポリエチレン)製の底板部材5が固 設され、この底板部材5の下面には各々2個の固定式のキャスターC1および回 転式のキャスターC2が配設されている。なお、本実施形態では、回転式のキャ スターC2が設けられている側を正面、固定式のキャスターC1が設けられてい る側を背面と呼ぶものとする。 なお、底板部材5は、バンパーとしての役目も果たすため、室内の壁や他の収 容ユニットU1との衝突を避け得るように、収容ユニットU1本体の外周より若 干外側に出っ張るように設計されている。
【0013】 収納庫10の正面側の側部上方および密閉扉2a,2bのヒンジ部3側の端面 の上方には、移送用の把手H1,H2が設けられている。 各密閉扉2a,2bのヒンジ部材3の反対側には、回動可能なロック用ハンド ル4a,4bがそれぞれ設けられ、該ロック用ハンドル4a,4bと対向する箱 形フレーム10の内壁の端部にはロック用ハンドル4a,4bの端部と係合する ロック受部材12が固設されている。
【0014】 収容ユニットU1には、図1,図2に示すように、左右の内壁10a,10b と所定の間隙(例えば、20〜30mm程度)で対向させて仕切板部材20a, 20bが配設されている。仕切板部材20a,20bは、例えばステンレス鋼板 等によって形成されている。 そして、左右の内壁10a,10bと仕切板部材20a,20bとによって、 ステーションユニットU2から送給される加熱空気または冷却空気を通気させる 左右の通風部30a,30bが形成される。 なお、通風部30a,30bの正面側(ステーションユニットU2と接続され る側)の端部には受風用開口部40a,40bが、背面側の端部には放出用開口 部50a,50bが形成されるように、仕切板部材20a,20bの幅が決定さ れる。
【0015】 仕切板部材20a,20bの内壁には、棚板部材13を複数段に亘って支持す る棚板支持部材11,11・・・が、幅方向にわたって多数設けられている。 棚板部材13は、特に限定されないが、例えばワイヤ線材を網状に溶接したも の等が用いられる。なお、この棚板部材13は手前側にスライドさせることによ り収容ユニットU1内から外部へ取り外し可能とされている。 また、棚板支持部材11,11・・・によって支持された各棚板部材13の上 には、加熱処理また冷却処理を施す食品を載せた耐熱性のトレーT,T・・・が 多数載置される。
【0016】 また、収容ユニットU1の正面側の左右下端には、後述するステーションユニ ットU2側のフック部材Fと係合して収容ユニットU1とステーションユニット U2とを連結させるフック受部150が設けられている。
【0017】 次に、図3〜図5を参照してステーションユニットU2の構成について説明す る。 ステーションユニットU2は、脚部401を底面に備える縦長のフレーム40 0の上方側に制御装置300、下方側に加熱・冷却装置301が配設されている 。 フレーム400の上方の左右端部側には、収納ユニットU1の位置合わせを行 うガイドローラRが設けられている。各ガイドローラRは、例えば硬質ゴムのロ ーラ部材R1と、このローラ部材R1を水平方向に回転自在に指示する支持部材 R2とから構成されており、支持部材R2をステーションユニットU2の上方左 右端部にネジ止め等により固定して設けられている。なお、各ガイドローラR間 の距離は、収納ユニットU1の幅より若干幅広に設定されている。
【0018】 これにより、図7に示すように、収納ユニットU1をステーションユニットU 2に連結させる際に、収納ユニットU1が多少斜めに接近した場合であっても、 収納ユニットU1の正面側の左右の外壁部の上端側がガイドローラRのローラ部 材R1に当接し、ローラ部材R1の回転に伴って、正常に接続可能な位置に導く ことができる。よって、連結作業を確実かつ短時間で行うことができ、ひいては 配膳作業に要する時間や労力の低減に寄与することができる。 一方、フレーム400の下方には、収納ユニットU1の下端部と連結可能な左 右一対のフック部材Fと、このフック部材Fの離脱操作を行うペダル機構Pが設 けられている。
【0019】 ペダル機構Pは、図4および図6に示すように、左右に配置されるペダル部材 900と、ステーションユニットU2の正面側の下端部の幅方向に亘って延在し 上下方向に揺動可能に軸支される棒状の揺動部材901と、棒状の揺動部材90 1を上方に付勢する付勢手段としてのコイルバネSとから構成されている。 ペダル部材900は、棒状の揺動部材901の左右両端に溶接等により固設さ れている。なお、ペダル部材900の表面に、ゴム製の滑り止め部材を設けるよ うにしてもよい。 また、棒状の揺動部材901には、2個のフック部材Fが鉤部を上方に向けて 固設されている。
【0020】 制御装置300は、内部に例えばマイクロコンピュータ等の制御系を備え、表 面側にはステーションユニットU2側の状態(例えば、設定温度や加熱時間ある いは冷却時間)を表す表示器や各種スイッチを備えた制御部305が設けられて いる。 加熱・冷却装置301は、図3に示すように、送風用のタービン500、加熱 用のヒータ501、冷却用のフィン502、送風部を形成する仕切板部材700 とから構成されている。なお、図3において仕切板部材700は、斜め上から観 た状態を示している。冷却用のフィン502は、各タービン500の両側に配設 され、図示されない冷却用コンプレッサーの冷却管に接続されている。
【0021】 仕切板部材700は、ステンレス鋼板等によって断面形状が略コ字状に折り曲 げ加工され、正面側には通風用の開口部700aが、前記タービン500と対向 する位置に形成されている。 この仕切板部材700は、ステーションユニットU2の左右の内壁503と所 定の間隙(例えば、20〜30mm程度)をもって配設されている。本実施形態 においては、左右の内壁503に立設される4個の取付ボス701を介して仕切 板部材700がネジ止めされるようになっている。 これにより、ステーションユニットU2の左右の内壁503と仕切板部材70 0とによって、タービン500で生成された風を前方に向かって流通させる送風 部800が形成される。
【0022】 そして、制御部300の制御により、加熱用のヒータ501または冷却用のコ ンプレッサーを択一的に稼働させると共に、電動モータを駆動させてタービン5 00を回転させることにより、加熱空気または冷却空気A1を送風部800を経 由させ、ステーションユニットU2の左右両端側から送風用開口部800aを介 して前方に向けて送給させることができるようになっている。
【0023】 次に、本実施形態に係る加熱・冷却システムの使用方法およびペダル機構Pの 動作について説明する。 まず、図4に示すように、収容ユニットU1の密閉扉2aを開放させた状態で 、正面側をステーションユニットU2側に向けて移送させ、図5に示すように連 結させる。この際に、先に述べたように、収納ユニットU1が多少斜めに接近し た場合であっても、収納ユニットU1の正面側の左右の外壁部の上端側がガイド ローラRのローラ部材R1に当接し、ローラ部材R1の回転に伴って、正常に接 続可能な位置に導かれる。そして、収納ユニットU1が正しい位置でステーショ ンユニットU2側に押し込まれることにより、図6(a)に示すように、ステー ションユニットU2側のフック部材Fが収納ユニットU1側のフック受部150 が係合し、収納ユニットU1とステーションユニットU2とが連結した状態とな る。
【0024】 連結作業が完了すると、制御部300を操作して、加熱用のヒータ501また は冷却用のコンプレッサーを択一的に稼働させると共に、電動モータを駆動させ てタービン500を回転させる。 そして、加熱処理または冷却処理が終了すると、収容ユニットU1の離脱作業 を行う。この離脱作業にあたって、操作者は、左右のペダル部材900の何れか 一方を踏み下げることにより収容ユニットU1を行うことができる。 即ち、図6(b)に示すように、左側または右側のペダル部材900が踏み下 げられることにより、フック部材Fがペダル部材900と連動して降下し、フッ ク部材Fと収納ユニットU1側のフック受部150との係合が解除される。この 状態で、収納ユニットU1を手動で後退させることにより、ステーションユニッ トU2から収納ユニットU1を離脱させることができる。
【0025】 このように、左右何れか一方のペダル部材の踏み下げによって、収容ユニット をステーションユニットから離脱させることができるので、収容ユニットの着脱 作業を容易に行うことができる。また、左右何れか一方のペダル部材の踏み下げ で離脱作業を行うことができるので、ステーションユニットU2の配置場所の自 由度が高くなるというメリットがある。
【0026】 以上本考案者によってなされた考案を実施形態に基づき具体的に説明したが、 本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で 変更可能である。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、下部に移送用のキャスターを、また側部に開閉 可能な密閉扉を備え、複数のトレーを多段に収容可能に構成された断熱性の箱形 の収容ユニットと、前記収容ユニットとの連結手段を備えると共に、加熱空気ま たは冷却空気を生成し前記密閉扉を開放させて連結された前記収容ユニット内へ 前記空気を供給する加熱手段および冷却手段とを備えるステーションユニットと からなり、前記トレー上の食品を必要に応じて冷却あるいは加熱するための加熱 ・冷却システムであって、前記連結手段は、鉤部を有し前記ステーションユニッ トの正面側の下端部に上下動可能に設けられる一対のフック部材と、該各フック 部材を上方へ付勢する付勢手段と、前記各フック部材に連結されて、該フック部 材を下方へ移動させるペダル部材と、前記収容ユニットの正面側の下端部に設け られ、前記フック部材の鉤部と係合可能なフック受部とから構成され、前記ペダ ル部材は、前記ステーションユニットの正面側の下端部の左右両端側に設けられ 、何れか一方のペダル部材の踏み下げによって、前記両フック部材が降下される ように構成したので、左右何れか一方のペダル部材を踏み下げることによって、 フック部材とフック受部との係合を解除させて、収容ユニットをステーションユ ニットから離脱させることができるので、収容ユニットの着脱作業を容易に行う ことができる。よって、配膳作業に要する時間や労力を低減することができると いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る加熱・冷却システムを構成す
る収容ユニットの密閉扉を開けた状態を示す斜視図であ
る。
【図2】前記収容ユニットの密閉扉を開けた状態を示す
正面図である。
【図3】ステーションユニットの構成を示す一部分解図
である。
【図4】本実施形態に係る加熱・冷却システムを構成す
るステーションユニットに収容ユニットを連結させる様
子を示す斜視図である。
【図5】ステーションユニットに収容ユニットを連結さ
せた状態を示す斜視図である。
【図6】ステーションユニットのペダル機構の構成を示
す側面図である。
【図7】ステーションユニットのガイドローラの作用を
示す説明図である。
【図8】従来の加熱・冷却システムの外観を示す斜視図
である。
【図9】従来の加熱・冷却システムの収容ユニットを示
す斜視図である。
【符号の説明】
S1 加熱・冷却システム U1 収容ユニット 2a,2b 密閉扉 3 ヒンジ部 4a,4b ロック用ハンドル 5 底板部材 100 収容庫 10a,10b 内壁 13 棚板部材 20a,20b 仕切板部材 30a,30b 通風部 40a,40b 受風用開口部 50a,50b 放出用開口部 T トレー R ガイドローラ R1 ローラ部材 R2 支持部材 C1,C2 キャスター U2 ステーションユニット 300 制御装置 305 制御盤 301 加熱・冷却装置 400 フレーム 401 脚部 500 タービン 501 加熱用ヒータ 502 冷却フィン 700 仕切部材 700a 開口部 701 取付ボス 800 送風部 800a 送風用開口部 P ペダル機構 900 ペダル部材 901 棒状の揺動部材 S コイルバネ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部に移送用のキャスターを、また側部
    に開閉可能な密閉扉を備え、複数のトレーを多段に収容
    可能に構成された断熱性の箱形の収容ユニットと、前記
    収容ユニットとの連結手段を備えると共に、加熱空気ま
    たは冷却空気を生成し前記密閉扉を開放させて連結され
    た前記収容ユニット内へ前記空気を供給する加熱手段お
    よび冷却手段とを備えるステーションユニットとからな
    り、前記トレー上の食品を必要に応じて冷却あるいは加
    熱するための加熱・冷却システムであって、 前記連結手段は、 鉤部を有し前記ステーションユニットの正面側の下端部
    に上下動可能に設けられる一対のフック部材と、 該各フック部材を上方へ付勢する付勢手段と、 前記各フック部材に連結されて、該フック部材を下方へ
    移動させるペダル部材と、 前記収容ユニットの正面側の下端部に設けられ、前記フ
    ック部材の鉤部と係合可能なフック受部と、から構成さ
    れ、 前記ペダル部材は、前記ステーションユニットの正面側
    の下端部の左右両端側に設けられ、何れか一方のペダル
    部材の踏み下げによって、前記両フック部材が降下され
    て係合が外れるように構成されたことを特徴とする食品
    の加熱・冷却システム。
  2. 【請求項2】 前記両ペダル部材および前記両フック部
    材は、 前記ステーションユニットの正面側の下端部の幅方向に
    亘って延在し、上下方向に揺動可能に軸支される棒状の
    揺動部材にそれぞれ固設されることを特徴とする請求項
    1に記載の食品の加熱・冷却システム。
  3. 【請求項3】 前記付勢手段は、 前記棒状の揺動部材を吊設するコイルバネで構成される
    ことを特徴とする請求項2に記載の食品の加熱・冷却シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記ステーションユニットの正面側の左
    右端部近傍には、前記収容ユニットのフック受部を、前
    記フック部材の鉤部と係合可能な位置に誘導させるよう
    に、前記収容ユニットの外壁部を案内する一対のガイド
    ローラが設けられることを特徴とする請求項1から請求
    項3の何れかに記載の食品の加熱・冷却システム。
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