JP3979075B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車室内の複数の空調ゾーンをそれぞれ独立に空調制御する車両用空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車室内の複数の空調ゾーンをそれぞれ独立に空調制御する車両用空調装置が、特開平11−301238号公報等にて提案されている。この公報に記載の空調装置では、設定温度を設定するための温度設定手段が各空調ゾーン毎に備えられており、各空調ゾーンで設定温度を変更できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、上記従来の空調装置では、運転者その他の特定の空調ゾーンの乗員が設定温度を最大にして最大の暖房感を得たいと思っても、他の空調ゾーンの設定温度が最大となっていなければ、特定の空調ゾーンの乗員が暖房感を得るまでに時間がかかるという問題があった。なお、設定温度を最小にして最大の冷房感を得たいと思う場合においても、冷房感を得るまでに時間がかかってしまうという問題が生じる。
【0006】
本発明は、上記点に鑑み、車室内の複数の空調ゾーンをそれぞれ独立に空調制御する車両用空調装置において、特定の空調ゾーンの乗員が短時間で暖房感または冷房感を得ることができるようにすることを的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車室内の複数の空調ゾーン(1a、1b、1c、1d)をそれぞれ独立に空調制御する車両用空調装置において、複数の空調ゾーン(1a、1b、1c、1d)のうち特定の空調ゾーン(1a)の設定温度(TsetFrDr)が最大に設定された場合には、複数の空調ゾーン(1a、1b、1c、1d)のうち少なくとも1箇所の他の空調ゾーン(1b、1c、1d)の設定温度(TsetFrPa、TsetRrDr、TsetRrPa)も最大に設定し、特定の空調ゾーン(1a)の設定温度(TsetFrDr)が最小に設定された場合には、少なくとも1箇所の他の空調ゾーン(1b、1c、1d)の設定温度(TsetFrPa、TsetRrDr、TsetRrPa)も最小に設定し、さらに、特定の空調ゾーン(1d)を予め設定するための、特定ゾーン設定手段を備え、特定の空調ゾーン(1d)の設定温度(TsetRrPa)を、特定の空調ゾーン(1d)の乗員のみが設定可能となっていることを特徴とする。
【0010】
これによれば、特定の空調ゾーン(1a)の設定温度(TsetFrDr)を最大または最小に設定して空調する場合には、他の空調ゾーン(1b、1c、1d)の空調風により特定の空調ゾーン(1a)の空調を補助することとなる。従って、特定の空調ゾーン(1a)の乗員が短時間で暖房感または冷房感を得ることができる。また、特定の空調ゾーン(1d)の乗員以外の乗員の操作により、特定の空調ゾーン(1d)の乗員の設定した空調状態が変更されないようにすることができ、特定の空調ゾーン(1d)の乗員の快適性を維持することができる。
【0011】
請求項2に記載の発明では、特定の空調ゾーン(1a)の設定温度(TsetFrDr)が最大または最小に一旦設定されると、その後に、特定の空調ゾーン(1a)の設定温度(TsetFrDr)の設定がなされるまで、少なくとも1箇所の他の空調ゾーン(1b、1c、1d)の設定温度(TsetFrPa、TsetRrDr、TsetRrPa)を最大または最小に維持することを特徴とする。
【0030】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施形態を図に基づいて説明する。
【0032】
(第1実施形態)
図1ないし図7は本発明の第1実施形態を示したもので、本実施形態は、車室内1のうち前後左右の4つの空調ゾーン1a、1b、1c、1dをそれぞれ独立に空調制御する車両用空調装置に、本発明を適用したものである。
【0033】
図1は、4つの空調ゾーン1a、1b、1c、1dの配置を示す模式図であり、前席運転席側空調ゾーン1aは前席空調ゾーンのうち運転席2に位置し、前席助手席側空調ゾーン1bは前席空調ゾーンのうち助手席3に位置し、後席運転席側空調ゾーン1cは後席4に位置する後席空調ゾーンのうち運転席2の後方に位置し、後席助手席側空調ゾーン1dは後席空調ゾーンのうち助手席3の後方に位置する空調ゾーンである。
【0034】
なお、本実施形態では、右ハンドル車にて説明するので、車室内のうち車両前席の右側が運転席側となり、車室内のうち車両前席の左側が助手席側となる。因みに、図中の矢印は車両の前後左右の方向を示すものである。
【0035】
また、図1中の符号1FrDr、1FrPa、1RrDr、1RrPaはそれぞれ運転席2の乗員すなわち運転者、助手席3の乗員、後席4のうち運転席2後方の乗員、後席4のうち助手席3後方の乗員の上半身に向かって空調空気を吹き出すフェイス吹出口であり、それぞれ運転席空調ゾーン1a、助手席空調ゾーン1b、後席運転席側空調ゾーン1c、後席助手席側空調ゾーン1dに空調空気を吹き出すための吹出口である。
【0036】
図2は、本実施形態の車両用空調装置の全体構成を示す全体構成図であり、この空調装置は、運転席空調ゾーン1aと助手席空調ゾーン1bとをそれぞれ独立に空調するための前席用空調ユニット5と、後席運転席側空調ゾーン1cと後席助手席側空調ゾーン1dとをそれぞれ独立に空調するための後席用空調ユニット6とから構成されている。前席用空調ユニット5は計器盤7内側に配置されており、後席用空調ユニット6は車室内1の最後方に配置されている。
【0037】
前席用空調ユニット5は車室内1に空気を送るダクト50を備え、このダクト50内に空気流れ上流から下流に向かって次に示す構成部品を順次配置している。すなわち、ダクト50に開口する内気導入口50aおよび外気導入口50bを開閉して内気モードおよび外気モードを切り替える内外気切替ドア51、車室内1に向かう空気流を発生させるブロア52、図示しない冷凍サイクルの冷媒により空気を冷却するエバポレータ53、空気を加熱するヒータコア54、車室内1に吹き出す空気の温度を調節するエアミックスドア55、前席空調ゾーン1a、1bへの吹出口モードを切り替える吹出口切換ドア56を備える。
【0038】
そして、ダクト50内のうちエバポレータ53の下流部分には仕切り板57が備えられており、これによりダクト50内は運転席側フェイス吹出口1FrDrに空気を導く運転席側通路50cと助手席側フェイス吹出口1FrPaに空気を導く助手席側通路50dとに仕切られている。そして、前述のエアミックスドア55および吹出口切換ドア56は、両通路50c、50dのそれぞれに設けられている。
【0039】
なお、図2では、フット吹出口、デフロスタ吹出口を省略しているが、運転席側および助手席側通路50c、50dのそれぞれに各吹出口が開口しており、図示しない吹出口切換ドアにより開閉されるようになっている。そして、吹出口モードには、周知のフェイスモード、デフロスタモード、フットモード、バイレベルモード、フットデフモード等がある。
【0040】
後席用空調ユニット6は車室内1に空気を送るダクト60を備え、このダクト60内に空気流れ上流から下流に向かって次に示す構成部品を順次配置している。すなわち、車室内1に向かう空気流を発生させるブロア62、図示しない冷凍サイクルの冷媒により空気を冷却するエバポレータ63、空気を加熱するヒータコア64、車室内1に吹き出す空気の温度を調節するエアミックスドア65、後席空調ゾーン1c、1dへの吹出口モードを切り替える吹出口切換ドア66を備える。
【0041】
そして、ダクト60内のうちエバポレータ63の下流部分には仕切り板67が備えられており、これによりダクト60内は運転席側フェイス吹出口1RrDrに空気を導く運転席側通路60cと助手席側フェイス吹出口1RrPaに空気を導く助手席側通路60dとに仕切られている。そして、前述のエアミックスドア65および吹出口切換ドア66は、両通路60c、60dのそれぞれに設けられている。
【0042】
なお、図2では、フット吹出口、デフロスタ吹出口を省略しているが、ダクト60には各吹出口が開口しており、図示しない吹出口切換ドアにより開閉されるようになっている。また、ダクト60内には内気導入口60aからの内気のみが導入され、常に内気循環モードとなる。また、吹出口モードには、周知のフェイスモード、フットモード、バイレベルモードがある。
【0043】
そして、以上の構成による前席用空調ユニット5および後席用空調ユニット6の作動は、共通の空調制御装置(以下、エアコンECUと呼ぶ)8により制御されるようになっている。
【0044】
エアコンECU8への入力信号には、外気温度センサ81により検出される車室外の外気温度Tam、冷却水温度センサ82により検出されるエンジンの冷却水温度Tw、日射検出手段としての日射センサ83により検出される運転席側および助手席側の日射量TsDr、TsPa、前席用および後席用の内気温度センサ84、85により検出される前席および後席空調ゾーン1a、1b、1c、1dの内気温度TrFr、TrRr、エバ後温度センサ86、87により検出される前席用および後席用のエバポレータ53、63直後の空気温度(以下、エバ後温度と呼ぶ)TeFr、TeRr、運転席2、助手席3および後席4の各乗員が、各空調ゾーン1a、1b、1c、1dの空気温度を希望する温度に設定するための温度設定手段としての温度設定スイッチ9、10、11、12からの設定温度TsetFrDr、TsetFrPa、TsetRrDr、TsetRrPa等が挙げられる。
【0045】
なお、日射センサ83は、フロントウインドウの内側にて車両左右方向の略中央部分に配置された周知の2D日射センサであり、運転席側からの日射量TsDrを検出するセンサと助手席側からの日射量TsPaを検出するセンサとを1体に構成したものである。また、温度設定スイッチ9、10、11近傍には、各設定内容を表示する設定温度表示手段としてのディスプレイ9a、10a、11a12aが備えられている。
【0046】
一方、エアコンECU8は上記入力信号に基づいて所定の演算処理を行い、下記の各アクチュエータに制御信号を出力する。そして、エアコンECU8からの出力信号には、内外気切換ドア51を駆動させるサーボモータ51a、ブロア52、62を駆動させる駆動モータ52a、62a、前述の冷凍サイクルの冷媒を吸入、圧縮、吐出するコンプレッサの電磁クラッチ、エバポレータ53、63の冷媒流れ上流側にて冷媒流れを断続する電磁弁、エアミックスドア55、65を駆動させるサーボモータ55a、65a、吹出口切換ドア56、66を駆動させるサーボモータ56a、66aの作動を制御するための信号等が挙げられる。
【0047】
図3はエアコンECU8が実行するプログラムのフローチャートを示しており、以下にフローチャートの内容を説明する。
【0048】
先ず、ステップS1にて、データやフラグなどの初期化を行う。そして、ステップS2にて、温度設定スイッチ9、10、11、12から設定温度TsetFrDr、TsetFrPa、TsetRrDr、TsetRrPaを読み込み、後述する図7のフローチャートに基づいて、ステップS4で用いる設定温度の値を設定する。
【0049】
そして、ステップS3にて、上述の各センサから、外気温度Tam、冷却水温度Tw、日射量TsDr、TsPa、内気温度TrFr、TrRrおよびエバ後温度TeFr、TeRrにより検出される信号を読み込む。
【0050】
次に、ステップS4にて、前席用空調ユニット5により運転席側および助手席側フェイス吹出口1FrDr、1FrPaから吹き出される空調風の空調制御量としての前席運転席側目標吹出温度TaoFrDr、前席助手席側目標吹出温度TaoFrPaを数1の式に基づいて算出する。
【0051】
【数1】
TaoFr(i)=KsetFr(i)・TsetFr(i)−KrFr・TrFr−Kam・Tam−Ks(i)・Ts(i)+CFr(i)
但し、iはDrまたはPa、KsetFrは前席用温度設定ゲイン、KrFrは前席用内気温ゲイン、Kamは外気温ゲイン、Ksは日射ゲイン、CFrは前席用補正定数である。なお、TsetFr(i)は、後述する図7のフローチャートに基づいて設定された値を用いる。
【0052】
また、ステップS4にて、後席用空調ユニット6により吹出口1RrDr、1RrPaから吹き出される空調風の空調制御量としての後席運転席側目標吹出温度TaoRrDr、後席助手席側目標吹出温度TaoRrPaを数2の式に基づいて算出する。
【0053】
【数2】
TaoRr(i)=KsetRr(i)・TsetRr(i)−KrRr・TrRr−Kam・Tam−Ks(i)・Ts(i)+CRr(i)
但し、iはDrまたはPa、KsetRrは後席用温度設定ゲイン、KrRrは後席用内気温ゲイン、Kamは外気温ゲイン、KsRrは後席用日射ゲイン、CRrは後席用補正定数である。なお、TsetRr(i)は、後述する図7のフローチャートに基づいて設定された値を用いる。
【0054】
次に、ステップS5にて、ステップS4で算出されたTaoFr(i)に基づいて図4の特性図から前席用空調ユニット5の内外気モードを決定する。なお、図4中、SW1は内外気切換ドア51の目標開度であり、本実施形態においては内気導入口50aを全閉し、外気導入口50bを全開する場合を目標開度SW1=100%とする。
【0055】
次に、ステップS6にて、上述のステップS4で算出されたTaoFr(i)、TaoRr(i)に基づいて図5の特性図から前席用空調ユニット5の運転席側および助手席側の吹出口モードをそれぞれ決定するとともに、後席用空調ユニット6の吹出口内モードを決定する。
【0056】
次に、ステップS7にて、上述のステップS4で算出されたTaoFr(i)、TaoRr(i)に基づいて図6の特性図から前席用および後席用空調ユニット5、6のブロア52、62の駆動モータ52a、62aに印加されるブロア電圧をそれぞれ決定して、ブロア52、62に所定の風量を生じさせる。
【0057】
なお、前席用空調ユニット5の駆動モータ52aへのブロア電圧は、TaoFrDr、TaoFrPaに基づいて図6の特性図によりそれぞれ決定されたブロア電圧を平均化処理することにより得られている。同様に、後席用空調ユニット6の駆動モータ62aへのブロア電圧は、TaoRrDr、TaoRrPaに基づいて図6の特性図によりそれぞれ決定されたブロア電圧を平均化処理することにより得られている。
【0058】
次に、ステップS8にて、前席用空調ユニット5のエアミックスドア55の目標開度θFr(i)を、上述のステップS4で算出されたTaoFr(i)に基づいて次の数3の式により算出する。また、後席用空調ユニット6のエアミックスドア65の目標開度θRr(i)をTaoRr(i)に基づいて数4の式により算出する。
【0059】
【数3】
θFr(i)={(TaoFr(i)−TeFr)/(Tw−TeFr)}×100(%)
但し、iはDrまたはPaである。
【0060】
【数4】
θRr(i)={(TaoRr(i)−TeRr)/(Tw−TeRr)}×100(%)
但し、iはDrまたはPaである。
【0061】
次に、ステップS9にて、上述のステップS4〜ステップS8にて決定または算出された空調制御状態となるように、前述の各種出力モータ等の作動を制御する信号を出力する。そして、ステップS10にて、所定の制御周期時間が経過したか否かを判定する。この判定結果がYESの場合にはステップS2にリターンされ、その判定結果がNOの場合には制御周期時間の経過を待つ。
【0062】
図7は、温度設定スイッチ9、10、11、12から読み込まれた設定温度TsetFr(i)、TsetRr(i)の信号に基づいて、ステップS4で用いる設定温度の値を設定するためのステップS2におけるフローチャートである。
【0063】
はじめにステップS210にて、乗員が温度設定スイッチ9、10、11、12を操作することにより、設定温度TsetFr(i)、TsetRr(i)の信号がエアコンECU8に入力されるとステップS220に進み、入力されなければ入力待ち状態となる。
【0064】
次に、ステップS220にて、特定の空調ゾーンとしての前席運転席側空調ゾーン1aを前席用空調ユニット5の略最大能力で空調しているか否かを判定する。すなわち、前席運転席側空調ゾーン1aを前席用空調ユニット5の略最大能力で暖房または冷房しているか否かを、設定温度TsetFrDrが最大値または最小値であるか否かにより判定する。
【0065】
そして、ステップS230にて、設定温度TsetFrDrが最大値であれば、他の空調ゾーンとしての前席助手席側空調ゾーン1b、後席運転席側空調ゾーン1c、後席助手席側空調ゾーン1dを、前席助手席側目標吹出温度TaoFrPa、後席運転席側目標吹出温度TaoRrDr、後席助手席側目標吹出温度TaoRrPaに関わらず強制的に、前席および後席用空調ユニット5、6の略最大能力で暖房するように作動させる。具体的には、TsetFrPa、TsetRrDr、TsetRrPaの全てを最大値に設定する。
【0066】
また、ステップS230にて、設定温度TsetFrDrが最小値であれば、他の空調ゾーンとしての前席助手席側空調ゾーン1b、後席運転席側空調ゾーン1c、後席助手席側空調ゾーン1dを、目標吹出温度TaoFrPa、TaoRrDr、TaoRrPaに関わらず強制的に、前席および後席用空調ユニット5、6の略最大能力で冷房するように作動させる。具体的には、TsetFrPa、TsetRrDr、TsetRrPaの全てを最小値に設定する。
【0067】
そして、ステップS230の処理の後、ステップS240にて、乗員が温度設定スイッチ9、10、11、12を操作することにより、設定温度TsetFr(i)、TsetRr(i)の信号がエアコンECU8に入力されるとステップS250に進み、入力されなければ入力待ち状態となる。
【0068】
そして、ステップS250にて、ステップS240で入力された信号のなかに、TsetFrDrが含まれているか否かを判定することにより、ステップS240でTsetFrDrの入力が有ったか否かを判定する。そして、TsetFrDrの入力が有ればステップS210にリターンし、無ければステップS240にリターンする。
【0069】
次に、上記構成による前席用空調ユニット5および後席用空調ユニット6の作動を簡単に説明する。
【0070】
初めに前席用空調ユニット5の作動を説明すると、ステップS5、S6、S7、S8による各決定に基づいて、内外気切換ドア51、運転席側および助手席側の各吹出口切換ドア56、ブロア52、運転席側および助手席側の各エアミックスドア55が駆動される。
【0071】
これにより、内気導入口50aおよび外気導入口50bからダクト50内に空気が導入される。ダクト50内を流れる空気は、エバポレータ53を通過する際に冷媒と熱交換して冷却される。ここで、エバ後温度TeFr、TeRrの検出値等に基づいてエアコンECU8によってコンプレッサの回転数を制御することにより、冷凍サイクル内を流れる冷媒の流量を制御して、エバポレータ53の冷却性能を調整している。
【0072】
そして、エバポレータ53で冷却された空気は、ヒータコア54を通過する際にエンジン冷却水と熱交換して加熱される。そして、エアミックスドア55によってヒータコア54を通過する空気とヒータコア54を迂回する空気との割合が調節され、こうして所定の温度に左右独立して調整された空調空気が、運転席側および助手席側の各吹出口1FrDr、1FrPaから吹き出される。
【0073】
次に後席用空調ユニット6の作動を説明すると、ステップS6、S7、S8による各決定に基づいて、各吹出口切換ドア66、ブロア62、エアミックスドア65が駆動される。そして、前席用空調ユニット5と同様の方法により調整された空調空気が後席側の吹出口1RrDr、1RrPaから吹き出される。
【0074】
以上により、本実施形態の車両用空調装置によれば、ステップS220およびステップS230により、前席運転席側空調ゾーン1aを略最大能力で空調している場合には、温度設定スイッチ10、11、12からの設定温度TsetFrPa、TsetRr(i)の信号内容に関わらず、前席助手席側空調ゾーン1b、後席運転席側空調ゾーン1c、後席助手席側空調ゾーン1dをも略最大能力で空調する。
【0075】
これにより、前席運転席側空調ゾーン1aの空調が、前席助手席側空調ゾーン1b、後席運転席側空調ゾーン1c、後席助手席側空調ゾーン1dの空調により補助されることとなり、前席運転席側空調ゾーン1aの運転者が短時間で暖房感または冷房感を得ることができる。
【0076】
また、ステップS240およびステップS250により、一旦ステップS230の処理がなされれば、TsetFrDrの入力がなされるまではTsetFrPa、TsetRrDr、TsetRrPaの入力がなされてもその入力は無効となる。よって、前席運転席側空調ゾーン1aの設定温度TsetFrDrを略最大能力で空調するとともに前席助手席側空調ゾーン1b、後席運転席側空調ゾーン1c、後席助手席側空調ゾーン1dをも略最大能力で空調する制御の設定を、運転者のみが可能にでき、好適である。
【0077】
(第2実施形態)
図8は、本実施形態に係る、図3のステップS4で用いる設定温度の値を設定するためのステップS2におけるフローチャートである。
【0078】
はじめにステップS211にて、乗員が温度設定スイッチ9を操作することにより、設定温度TsetFrDrの信号がエアコンECU8に入力されるとステップS220に進み、入力されなければ入力待ち状態となる。
【0079】
次に、ステップS220にて、特定の空調ゾーンとしての前席運転席側空調ゾーン1aを前席用空調ユニット5の略最大能力で空調しているか否かを判定する。すなわち、前席運転席側空調ゾーン1aを前席用空調ユニット5の略最大能力で暖房または冷房しているか否かを、設定温度TsetFrDrが最大値または最小値であるか否かにより判定する。
【0080】
そして、ステップS230にて、第1実施形態のステップS230と同様に、設定温度TsetFrDrが最大値であればTsetFrPa、TsetRrDr、TsetRrPaの全てを最大値に設定し、設定温度TsetFrDrが最小値であればTsetFrPa、TsetRrDr、TsetRrPaの全てを最小値に設定する。
【0081】
そして、ステップS230の処理の後、ステップS241にて、乗員が温度設定スイッチ9を操作することにより、設定温度TsetFrDrの信号がエアコンECU8に入力されるとステップS270に進み、入力されなければ入力待ち状態となる。
【0082】
そして、ステップS270にて、他の空調ゾーンとしての前席助手席側空調ゾーン1b、後席運転席側空調ゾーン1c、後席助手席側空調ゾーン1dの空調制御量を、特定の空調ゾーンとしての前席運転席側空調ゾーン1aの空調制御量に追従して変化させる追従制御を行う。具体的には、ステップS4で用いる設定温度の値TsetFrPa、TsetRrDr、TsetRrPaをTsetFrDrの変化に追従して変化させる。
【0083】
これにより、前席運転席側空調ゾーン1aの運転者が自分以外の他の空調ゾーン1b、1c、1dの設定温度TsetFrPa、TsetRrDr、TsetRrPaを自分で設定したい場合には、設定温度TsetFrDrを最大または最小に設定すれば、その後は、他の空調ゾーン1b、1c、1dの設定温度TsetFrPa、TsetRrDr、TsetRrPaは設定温度TsetFrDrに追従して自動的に変化することとなる。よって、専用のスイッチを設けることなく、前席運転席側空調ゾーン1aの運転者が自分以外の他の空調ゾーン1b、1c、1dの設定温度TsetFrPa、TsetRrDr、TsetRrPaを容易に自分で設定できる。
【0084】
(第3実施形態)
図9は、本実施形態に係る、図3のステップS4で用いる設定温度の値を設定するためのステップS2におけるフローチャートである。
【0085】
はじめにステップS211にて、乗員が温度設定スイッチ9を操作することにより、設定温度TsetFrDrの信号がエアコンECU8に入力されるとステップS220に進み、入力されなければ入力待ち状態となる。
【0086】
ここで、本実施形態では、車室内1に、制御量同一設定手段としての制御量同一設定スイッチを備えており、このスイッチは、TsetFrPa、TsetRrDr、TsetRrPaをTsetFrDrと略同一に設定するためのものである。そして、ステップS260にて、乗員に操作されて制御量同一設定スイッチから略同一に設定する旨の信号がエアコンECU8に出力されているか否かを判定する。
【0087】
そして、略同一に設定する旨の信号が出力されていると判定されれば、ステップS270にて、他の空調ゾーンとしての前席助手席側空調ゾーン1b、後席運転席側空調ゾーン1c、後席助手席側空調ゾーン1dの空調制御量を、特定の空調ゾーンとしての前席運転席側空調ゾーン1aの空調制御量に略同一に合わせ、その後も、他の空調ゾーン1b、1c、1dの空調制御量を前席運転席側空調ゾーン1aの空調制御量の変化に追従して変化させる追従制御を行う。
【0088】
具体的には、ステップS4で用いる設定温度の値TsetFrPa、TsetRrDr、TsetRrPaをTsetFrDrに略同一に合わせ、その後もTsetFrDrの変化に追従して変化させる。
【0089】
これにより、運転席側空調ゾーン1aの乗員の温感に合わせて車室内全体が空調されることとなるので、前席運転席側空調ゾーン1aの運転者を他の空調ゾーン1b、1c、1dの乗員の温感よりも優先して向上させることができる。特に、車両の加速、停止、旋回等により他の空調ゾーン1b、1c、1dから前席運転席側空調ゾーン1aに空気が流入する場合であっても前席運転席側空調ゾーン1aの運転者の温感は損なわれない。
【0090】
なお、本実施形態の実施にあたり、制御量同一設定手段に、音声により略同一に設定する旨の信号をボイスコマンドとしてエアコンECU8に出力する手段を適用するようにしてもよい。
【0091】
(第4実施形態)
図10は、本実施形態に係る、図3のステップS4で用いる設定温度の値を設定するためのステップS2におけるフローチャートであり、第3実施形態にステップS271を追加したものである。
【0092】
このステップS271は、設定温度TsetFrDrの設定が入力されて変更されたか否かを判定するステップであり、変更有りと判定されればステップS270にリターンされ、変更有りと判定されなければステップS211にリターンされる。
【0093】
これにより、一度、前席運転席側空調ゾーン1aの設定温度TsetFrDrに他の空調ゾーン1b、1c、1dの設定温度TsetFrPa、TsetRrDr、TsetRrPaを略同一に合わせる操作を行えば、それ以後は略同一に制御する状態が自動的に継続されるので、毎回略同一に制御するように制御量同一設定手段を操作する煩わしさを解消できる。
【0094】
(第5実施形態)
図11は、本実施形態に係る、図3のステップS4で用いる設定温度の値を設定するためのステップS2におけるフローチャートであり、第4実施形態にステップS272を追加したものである。
【0095】
そして、ステップS271で変更有りと判定されればステップS272に進み、ステップS272にて、他の空調ゾーン1b、1c、1dの設定温度TsetFrPa、TsetRrDr、TsetRrPaの設定が入力されて変更されたか否かを判定する。そして、変更有りと判定されればステップS270にリターンされ、変更有りと判定されなければステップS211にリターンされる。
【0096】
これにより、追従制御を行っているときに、他の空調ゾーン1b、1c、1dの設定温度TsetFrPa、TsetRrDr、TsetRrPaが乗員により設定変更操作された場合には、追従制御の継続が解除されることとなる。よって、追従制御の継続を解除したい場合に、本実施形態によれば、上記解除のための操作信号を出力する専用のスイッチを特に設けることなく、解除の操作を容易に行うことができる。
【0097】
(第6実施形態)
図12および図13は、本実施形態に係る、図3のステップS4で用いる設定温度の値を設定するためのステップS2におけるフローチャートである。
【0098】
はじめにステップS210にて、乗員が温度設定スイッチ9、10、11、12を操作することにより、設定温度TsetFr(i)、TsetRr(i)の信号がエアコンECU8に入力されるとステップS220に進み、入力されなければ入力待ち状態となる。
【0099】
次に、ステップS280にて、後述するように優先席として設定された座席に対応する空調ゾーンの設定温度Tsetが最大または最小に設定されているか否かを判定する。以下、優先席として後席3の助手席側の座席を設定した場合を例に説明する。
【0100】
そして、ステップS280で後席助手席側空調ゾーン1dの設定温度TsetRrPaが最大に設定されていると判定された場合には、ステップS281にて、優先席以外の座席に対応する空調ゾーン1a、1b、1cの設定温度TsetFrDr、TsetFrPa、TsetRrDrを最大に設定する。また、ステップS280で最小に設定されていると判定された場合には、ステップS281にて、優先席以外の座席に対応する空調ゾーン1a、1b、1cの設定温度TsetFrDr、TsetFrPa、TsetRrDrを最小に設定する。
【0101】
そして、ステップS281の処理の後、ステップS282にて、乗員が温度設定スイッチ9、10、11、12を操作することにより、設定温度TsetFr(i)、TsetRr(i)の信号がエアコンECU8に入力されるとステップS283に進み、入力されなければ入力待ち状態となる。
【0102】
そして、ステップS283にて、ステップS282で入力された信号のなかに、優先席に対応する空調ゾーン1dの設定温度としてのTsetRrPaが含まれているか否かを判定することにより、ステップS282でTsetRrPaの入力が有ったか否かを判定する。そして、TsetRrPaの入力が有ればステップS210にリターンし、無ければステップS282にリターンする。
【0103】
また、本実施形態では、車室内1に、いずれの空調ゾーンを優先して空調を行うかの選択を予め行う特定ゾーン設定手段としての優先ゾーン選択スイッチを備えている。そして、ステップS284にて、優先空調させたい乗員が着座している座席を優先ゾーン選択スイッチにより入力されると、ステップS285に進み、入力されなければ入力待ち状態となる。
【0104】
そして、ステップS285にて、優先空調させたい乗員が着座している座席を優先席と設定する処理がなされる。
【0105】
以上により、本実施形態によれば、特定の空調ゾーンとしての優先空調ゾーン1dの設定温度TsetRrPaを、その空調ゾーン1dの乗員のみが設定可能にできる。よって、優先空調ゾーン1dの乗員以外の乗員の操作により、優先空調ゾーン1dの乗員の設定した空調状態が変更されないようにすることができ、優先空調ゾーン1dの乗員の快適性を維持することができる。
【0106】
(他の実施形態)
上記第1ないし第6実施形態では特定の空調ゾーンを前席運転席側空調ゾーン1aとしているが、本発明の実施にあたり、特定の空調ゾーンを各空調ゾーン1a、1b、1c、1dのいずれに設定してもよい。なお、特定の空調ゾーンをいずれの空調ゾーンに設定するかを設定する設定手段としてのスイッチを車室内1に備えるようにして好適である。
【0107】
また、上記第1ないし第6実施形態では他の空調ゾーンを3つのゾーンとしているが、本発明の実施にあたり、他の空調ゾーンを1つのみとしてもよい。
【0108】
また、上記第1ないし第6実施形態では、空調ゾーンを前後2列に区画して独立空調制御する空調装置に本発明を適用しているが、前後方向に複数列の座席を有する車両に採用された空調装置のうち、空調ゾーンを前後方向に複数列に区画して独立空調制御する空調装置に本発明を適用してもよい。
【0109】
また、上記第1ないし第6実施形態では空調制御量として設定温度Tsetを適用しているが、本発明の実施にあたり、空調制御量として、各吹出口1FrDr、1FrPa、1RrDr、1RrPaから吹き出される風量を適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る各空調ゾーンおよび空調空気の吹出口の配置を示す模式図である。
【図2】第1実施形態に係る車両用空調装置の全体構成を示す全体構成図である。
【図3】図2に示すエアコンECUが実行するプログラムのフローチャートである。
【図4】第1実施形態に係る目標吹出温度と内外気モードとの関係を表す特性図である。
【図5】第1実施形態に係る目標吹出温度と吹出口モードとの関係を示す特性図である。
【図6】第1実施形態に係る目標吹出温度とブロア電圧との関係を示す特性図である。
【図7】図3のフローチャートに係る、目標吹出温度の算出に用いる設定温度の値を設定するためのフローチャートである。
【図8】本発明の第2実施形態に係る、目標吹出温度の算出に用いる設定温度の値を設定するためのフローチャートである。
【図9】本発明の第3実施形態に係る、目標吹出温度の算出に用いる設定温度の値を設定するためのフローチャートである。
【図10】本発明の第4実施形態に係る、目標吹出温度の算出に用いる設定温度の値を設定するためのフローチャートである。
【図11】本発明の第5実施形態に係る、目標吹出温度の算出に用いる設定温度の値を設定するためのフローチャートである。
【図12】本発明の第6実施形態に係る、目標吹出温度の算出に用いる設定温度の値を設定するためのフローチャートである。
【図13】本発明の第6実施形態に係る、目標吹出温度の算出に用いる設定温度の値を設定するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…車室内、1a…運転席側空調ゾーン、1b…助手席側空調ゾーン、
1c…運転席後方空調ゾーン、1d…助手席後方空調ゾーン、
TsetFrDr…運転席側空調ゾーンの設定温度(空調制御量)、
TsetFrPa…助手席側空調ゾーンの設定温度(空調制御量)、
TsetRr…後席空調ゾーンの設定温度(空調制御量)。

Claims (2)

  1. 車室内の複数の空調ゾーン(1a、1b、1c、1d)をそれぞれ独立に空調制御する車両用空調装置において、
    前記複数の空調ゾーン(1a、1b、1c、1d)のうち特定の空調ゾーン(1a)の設定温度(TsetFrDr)が最大に設定された場合には、
    前記複数の空調ゾーン(1a、1b、1c、1d)のうち少なくとも1箇所の他の空調ゾーン(1b、1c、1d)の設定温度(TsetFrPa、TsetRrDr、TsetRrPa)も最大に設定し、
    前記特定の空調ゾーン(1a)の設定温度(TsetFrDr)が最小に設定された場合には、
    前記少なくとも1箇所の他の空調ゾーン(1b、1c、1d)の設定温度(TsetFrPa、TsetRrDr、TsetRrPa)も最小に設定し、
    さらに、前記特定の空調ゾーン(1d)を予め設定するための、特定ゾーン設定手段を備え、
    前記特定の空調ゾーン(1d)の設定温度(TsetRrPa)を、前記特定の空調ゾーン(1d)の乗員のみが設定可能となっていることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記特定の空調ゾーン(1a)の設定温度(TsetFrDr)が最大または最小に一旦設定されると、その後に、前記特定の空調ゾーン(1a)の設定温度(TsetFrDr)の設定がなされるまで、前記少なくとも1箇所の他の空調ゾーン(1b、1c、1d)の設定温度(TsetFrPa、TsetRrDr、TsetRrPa)を最大または最小に維持することを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
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