JPH10119542A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JPH10119542A
JPH10119542A JP28199796A JP28199796A JPH10119542A JP H10119542 A JPH10119542 A JP H10119542A JP 28199796 A JP28199796 A JP 28199796A JP 28199796 A JP28199796 A JP 28199796A JP H10119542 A JPH10119542 A JP H10119542A
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air conditioning
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裕司 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の車室内を2つの空調空間に分割したう
ちの前席空間の空調状態を所望の空調状態に設定できる
ようにしながらも、操作に不慣れな者や動物が乗る後席
空間内の温度が上がり過ぎたり、下がり過ぎたりするこ
とを防止することのできる車両用空気調和装置を提供す
る。 【解決手段】 フロント操作パネル8の第1温度設定部
54の近傍にリヤエアコンチャイルドロックスイッチ5
5を設けた。これにより、リヤエアコンチャイルドロッ
クスイッチ55が押されると、リヤ操作パネル9の第2
温度設定部64を操作することによる後席空間内の目標
設定温度の変更をキャンセルされるため、操作に不慣れ
な者がリヤ操作パネル9を誤操作することによる後席空
間内の温度環境の悪化を防止できる。このとき、フロン
ト操作パネル8を操作することによりフロント、リヤ空
調ユニットを共に制御できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワンボックスカー
等の車両に好適な車両用空気調和装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ワンボックスカー等の車両に
おいて、その車両の車室内を前後に2つに分けて、それ
ぞれの空調空間内の空調を行う前席側空調ユニットと後
席側空調ユニットを設けたデュアルエアコンが知られて
いる。そして、このデュアルエアコンでは、前席側空調
ユニットと後席側空調ユニットとを独立して制御するこ
とができるように、前席側操作パネルと後席側操作パネ
ルとが設けられているものが多い。ところが、後席側空
調空間内には、老人や子供等のエアコンの操作に不慣れ
な者や、ペット等の動物が乗る場合が多いことを考慮す
ると、後席側空調ユニットを前席側操作パネルにて操作
できることが望ましい。
【0003】そこで、上記のような要望を目的として、
実開昭62−201111号公報には、次のような車両
用空気調和装置が記載されている。この車両用空気調和
装置は、後席側空調ユニットの操作を前席側操作パネル
の操作スイッチにて操作できるように切り替えた場合
に、後席側操作パネルの操作による空調状態の変更をキ
ャンセルするようにして、前席側操作パネルの操作によ
る空調状態の変更により後席側空調ユニットを制御する
というものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実開昭62
−201111号公報に記載の車両用空気調和装置にお
いては、後席側空調ユニットの操作を前席側操作パネル
の操作スイッチにて操作できるように切り替えた場合
に、操作スイッチにて設定した空調状態となるように後
席側空調ユニットが制御されるものであるので、後席側
操作パネルの操作をキャンセルしている時には前席側空
調ユニットの操作を行うことができないという問題が生
じている。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は、車両の車室内を2つの
空調空間に分割したうちの一方側の空調空間の空調状態
を所望の空調状態に設定できるようにしながらも、操作
に不慣れな者や動物が乗る他方側の空調空間内の空調状
態の悪化を防止することのできる車両用空気調和装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、有効無効選択手段により他方側空調操作手段を
操作することによる空調状態の設定を有効にするよう選
択された場合には、一方側空調操作手段を操作すること
により設定された所望の空調状態となるように一方側空
調ユニットが独立して制御され、且つ他方側空調操作手
段を操作することにより設定された所望の空調状態とな
るように他方側空調ユニットが独立して制御される。ま
た、有効無効選択手段により他方側空調操作手段を操作
することによる空調状態の設定を無効にするよう選択さ
れた場合には、他方側空調操作手段を操作することによ
る空調状態の設定を無効にし、且つ一方側空調操作手段
を操作することによる空調状態の設定を有効にして、そ
の一方側空調操作手段を操作することにより設定された
所望の空調状態となるように一方側空調ユニットが制御
される。それによって、操作に不慣れな者等が他方側空
調操作手段を誤操作することにより、操作に不慣れな者
等が乗る他方側の空調空間内の空調状態を悪化させるこ
とを防止できる。さらに、他方側空調操作手段を操作す
ることによる空調状態の設定を無効にしている時でも、
一方側空調操作手段を操作することにより一方側空調ユ
ニットを制御できるので、一方側の空調空間内の空調状
態が悪化することも防止できる。
【0007】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明と同様な作用を行うことによって、操作に
不慣れな者等が他方側空調操作手段を誤操作することに
より、操作に不慣れな者等が乗る前進方向後方側の空調
空間内の空調状態を悪化させることを防止できる。さら
に、他方側空調操作手段を操作することによる空調状態
の設定を無効にしている時でも、一方側空調操作手段を
操作することにより前方側空調ユニットを制御できるの
で、前進方向前方側の空調空間内の空調状態が悪化する
ことも防止できる。
【0008】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明と同様な作用を行うことによって、操作に
不慣れな者等が他方側空調操作手段を誤操作することに
より、操作に不慣れな者等が乗る前進方向に対して助手
席側の空調空間内の空調状態を悪化させることを防止で
きる。さらに、他方側空調操作手段を操作することによ
る空調状態の設定を無効にしている時でも、一方側空調
操作手段を操作することにより運転席側空調ユニットを
制御できるので、前進方向に対して運転席側の空調空間
内の空調状態が悪化することも防止できる。
【0009】請求項4に記載の発明によれば、有効無効
選択手段により他方側温度設定手段による操作を無効に
するよう選択された場合には、他方側温度設定手段を操
作することによる空調状態の設定を無効にし、且つ一方
側温度設定手段を操作することによる空調状態の設定を
有効にして、その一方側温度設定手段による操作により
設定された所望の温度となるように一方側空調ユニット
が制御される。それによって、操作に不慣れな者等が他
方側温度設定手段を誤操作することにより、操作に不慣
れな者等が乗る他方側の空調空間内の温度が上がり過ぎ
たり、下がり過ぎたりすることを防止できる。さらに、
他方側温度設定手段を操作することによる空調状態の設
定を無効にしている時でも、一方側温度設定手段を操作
することにより一方側空調ユニットを制御できるので、
一方側の空調空間内の温度が上がり過ぎたり、下がり過
ぎたりすることも防止できる。
【0010】請求項5に記載の発明によれば、チャイル
ドロックスイッチを操作することにより他方側空調操作
手段による操作を無効にするよう選択された場合には、
他方側空調操作手段を操作することによる空調状態の設
定を無効にし、且つ一方側空調操作手段を操作すること
による空調状態の設定を有効にして、その一方側空調操
作手段による操作により設定された空調状態となるよう
に一方側空調ユニットが制御される。それによって、請
求項1に記載の発明と同様な効果を得ることができる。
【0011】請求項6に記載の発明によれば、他方側ド
ア制限手段で他方側ドアの開閉を制限している場合に
は、他方側空調操作手段を操作することによる空調状態
の設定を無効にし、且つ一方側空調操作手段を操作する
ことによる空調状態の設定を有効にして、その一方側空
調操作手段による操作により設定された空調状態となる
ように一方側空調ユニットが制御される。それによっ
て、請求項1に記載の発明と同様な効果を得ることがで
きる。
【0012】請求項7に記載の発明によれば、有効無効
選択手段により他方側空調操作手段を操作することによ
る空調状態の設定を無効するよう選択された場合には、
他方側空調操作手段を操作することによる空調状態の設
定を無効にし、且つ一方側空調操作手段を操作すること
により設定された所望の空調状態となるように一方側空
調ユニットおよび他方側空調ユニットが共に制御され
る。それによって、請求項1に記載の発明と同様な効果
を得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
〔実施形態の構成〕図1ないし図4は本発明の実施形態
を示したものである。ここで、図1(a)はフロント操
作パネルを示した図で、図1(b)はリヤ操作パネルを
示した図で、図2はワンボックスカー等の車両を示した
図で、図3は車両用空気調和装置を示した図である。
【0014】車両用空気調和装置1は、例えばワンボッ
クスカー等の車両2に搭載されたオーバーヘッド・デュ
アル・エアコンであって、フロント空調ユニット(前進
方向の前方側空調ユニット)3、リヤ空調ユニット(前
進方向の後方側空調ユニット)4、マイクロコンピュー
タ7、フロント操作パネル8およびリヤ操作パネル9等
を備える。車両2は、例えば運転席と助手席との2つの
座席が配設された前席空間(2つの空調空間のうちの一
方側の空調空間)Fと、例えば4つの座席が配設された
後席空間(2つの空調空間のうちの他方側の空調空間)
Rとを有している。
【0015】フロント空調ユニット3は、本発明の一方
側空調ユニットであって、前席空間Fを冷暖房するため
のフロントエアコンユニットで、空調ダクト10の最上
流側に第1内気吸込口11と外気吸込口12とが形成さ
れ、内外気切替ドア13によりそれらを開閉することに
より吸込口モードが内気循環モードと外気導入モードと
に切り替えられるようになっている。また、空調ダクト
10内には第1送風機14、第1エバポレータ15、エ
アミックスドア16および第1ヒータコア17が順次配
設されている。そして、空調ダクト10の最下流側に形
成されたデフロスタ吹出口18、フェイス吹出口19お
よびフット吹出口20は、第1、第2モード切替ドア2
1、22により開閉されることにより、吹出口モードが
フェイスモード、バイレベルモード、フットモード、フ
ットデフモードおよびデフロスタモードのいずれかに切
り替えられる。なお、内外気切替ドア13、エアミック
スドア16および第1、第2モード切替ドア21、22
は、それぞれ第1〜第3アクチュエータ23〜25によ
り駆動される。
【0016】リヤ空調ユニット4は、本発明の他方側空
調ユニットであって、後席空間Rを冷暖房するためのも
ので、リヤクーラユニット5とリヤヒータユニット6と
に分かれる。リヤクーラユニット5は、例えば車両2の
天井の内側に取り付けられ、空調ダクト26内に第2送
風機27および第2エバポレータ28が収容されてい
る。空調ダクト26の最上流側には第2内気吸込口29
が形成され、空調ダクト26の最下流側には天井吹出口
30が形成されている。リヤヒータユニット6は、例え
ば車両中央の座席の下方に設置され、空調ダクト31内
に第3送風機32および第2ヒータコア33が収容され
ている。空調ダクト26の最上流側には第3内気吸込口
34が形成され、空調ダクト26の最下流側には床吹出
口35が形成されている。
【0017】前述の第1、第2エバポレータ15、28
は、車両2の走行用エンジンを駆動源とするコンプレッ
サ(図示せず)に第1、第2電磁弁36、37を介して
並列に接続されている。また、前述した第1、第2ヒー
タコア17、33は、車両2の走行用エンジンの冷却水
回路に第1、第2温水弁38、39と共に接続されてい
る。そして、前述した第1〜第3送風機14、27、3
2、第1〜第3アクチュエータ23〜25、第1、第2
電磁弁36、37および第1、第2温水弁38、39は
駆動回路群40を介してマイクロコンピュータ7等の空
調ユニット制御装置からの制御信号に基づいて制御され
る。なお、マイクロコンピュータ7からの制御信号によ
り制御されるフロント空調ユニット3の各空調機器とし
て、冷凍サイクルのコンプレッサ、第1送風機14、第
1〜第3アクチュエータ23〜25、第1電磁弁36お
よび第1温水弁38等が設けられている。また、マイク
ロコンピュータ7からの制御信号により制御されるリヤ
空調ユニット4の各空調機器として、第2、第3送風機
27、32、第2電磁弁37および第2温水弁39等が
設けられている。
【0018】マイクロコンピュータ7は、本発明の空調
ユニット制御手段であって、中央処理装置CPU、リー
ドオンリメモリROM、ランダムアクセスメモリRAM
等を備え、それ自体は周知のものである。このマイクロ
コンピュータ7には、A/D変換器を含む入力回路41
が接続されている。この入力回路41には、前席空間F
内の空気温度(内気温)と後席空間R内の空気温度(内
気温)をそれぞれ検出する前席、後席内気温センサ4
2、43、前席空間Fと後席空間Rとに射し込む日射量
を検出する前席、後席日射センサ44、45、車室外の
空気温度(外気温)を検出する外気温センサ46等のセ
ンサ類が接続されている。また、入力回路41には、前
席空間F内の空調状態を設定するためのフロント操作パ
ネル8、後席空間R内の空調状態を設定するためのリヤ
操作パネル9とが接続されている。なお、フロント操作
パネル8とリヤ操作パネル9とは、目標設定温度を表示
するためにバッファ47、48を介してマイクロコンピ
ュータ7からの出力を受けるように配設されている。
【0019】フロント操作パネル8は、本発明の一方側
空調操作手段であって、図1(a)に示したように、車
両2の車室内の前面に設けられ、エアコンスイッチ5
0、第1風量設定部51、吸込口モード切替部52、第
1吹出口モード切替部53、第1温度設定部54および
リヤエアコンチャイルドロックスイッチ55を有してい
る。エアコンスイッチ50は、冷凍サイクルのコンプレ
ッサの起動と停止を司る指令手段である。第1風量設定
部51は、第1送風機14の回転速度(送風量)を制御
するための一方側風量設定手段で、OFF、AUTO、
LO、HIの各風量設定スイッチ51a〜51dを有す
る。
【0020】吸込口モード切替部52は、内外気切替ド
ア13を制御する一方側吸込口設定手段で、REC(内
気循環)とFRE(外気導入)の各吸込口モード切替ス
イッチ52a、52bを有する。第1吹出口モード切替
部53は、第1、第2モード切替ドア21、22を制御
する一方側吹出口設定手段で、FACE,B/L(バイ
レベル)、FOOT、F/D、DEFの各吹出口モード
切替スイッチ53a〜53eを有する。
【0021】第1温度設定部54は、本発明の一方側温
度設定手段であって、第1の表示部56および第1温度
設定スイッチ57よりなる。第1の表示部56は、デジ
タル式で、前席空間Fまたは後席空間Rの目標設定温度
を例えば0.5℃間隔で表示する。第1温度設定スイッ
チ57は、第1アップスイッチ57aと第1ダウンスイ
ッチ57bを有するアップダウン式で、第1アップスイ
ッチ57aと第1ダウンスイッチ57bを押すことによ
り前席空間Fまたは後席空間Rの目標設定温度を設定す
る。リヤエアコンチャイルドロックスイッチ55は、本
発明の有効無効選択手段であって、第1温度設定部54
の近傍に設置され、リヤ操作パネル9を操作することに
よる空調状態の設定を有効にするか無効(キャンセル)
にするかを選択するためのものである。
【0022】リヤ操作パネル9は、本発明の他方側空調
操作手段であって、図1(b)に示したように、車両2
の車室内の側面またはリモートコントローラに設けら
れ、第2風量設定部61、第2吹出口モード切替部63
および第2温度設定部64を有している。第2風量設定
部61は、第2、第3送風機27、32の回転速度(送
風量)を制御するための他方側風量設定手段で、OF
F、AUTO、LO、HIの各風量設定スイッチ61a
〜61dを有する。第2吹出口モード切替部63は、第
2、第3送風機27、32を選択的に作動させることに
より、天井吹出口30または床吹出口35から選択的に
空気流を得るように後席側の吹出口モードを設定する他
方側吹出口設定手段で、FACE,B/L(バイレベ
ル)、FOOTの各吹出口モード切替スイッチ63a〜
63cを有する。
【0023】第2温度設定部64は、本発明の他方側温
度設定手段であって、第2の表示部65および第2温度
設定スイッチ66よりなる。第2の表示部65は、デジ
タル式で、後席空間Rのみの目標設定温度を例えば0.
5℃間隔で表示する。第2温度設定スイッチ66は、第
1温度設定スイッチ57と同様に、第2アップスイッチ
66aと第2ダウンスイッチ66bを有するアップダウ
ン式である。
【0024】〔マイクロコンピュータの作動〕次に、本
実施形態のマイクロコンピュータ7の作動を図1ないし
図4に基づいて簡単に説明する。ここで、図4はマイク
ロコンピュータ7の作動の一例を示したフローチャート
である。
【0025】最初に、第1送風機14が作動しているか
否かを判断する(ステップS1)。このステップS1の
判断結果がNOの場合には、ステップS5の判断に移行
する。また、ステップS1の判断結果がYESの場合に
は、フロント操作パネル8を操作することにより空調状
態の変更が指示されたか否かを判断する。特に第1温度
設定部54を操作することにより目標設定温度が変更さ
れたか否かを判断する(一方側空調操作判定手段:ステ
ップS2)。
【0026】このステップS2の判断結果がNOの場合
には、第1温度設定部54で前回設定された目標設定温
度を読み込み、さらに前席内気温センサ42、前席日射
センサ44および外気温センサ46等のセンサ信号を読
み込み、周知の方法で目標吹出温度TAOを算出し、こ
の目標吹出温度TAOに基づいてフロント空調ユニット
3の各空調機器を制御する(空調ユニット制御手段:ス
テップS3)。次に、ステップS5の判断に移行する。
【0027】また、ステップS2の判断結果がYESの
場合には、第1温度設定部54で今回設定された目標設
定温度を読み込み、さらに前席内気温センサ42、前席
日射センサ44および外気温センサ46等のセンサ信号
を読み込み、周知の方法で目標吹出温度TAOを算出
し、この目標吹出温度TAOに基づいてフロント空調ユ
ニット3の各空調機器を制御する(空調ユニット制御手
段:ステップS4)。
【0028】次に、第2送風機27または第3送風機3
2のうち少なくとも一方の送風機が作動しているか否か
を判断する(ステップS5)。このステップS5の判断
結果がNOの場合には、ステップS1の判断に移行す
る。また、ステップS5の判断結果がYESの場合に
は、リヤ操作パネル9を操作することにより空調状態の
変更が指示されたか否かを判断する。特に第2温度設定
部64を操作することにより後席側の目標設定温度が変
更されたか否かを判断する(他方側空調操作判定手段:
ステップS6)。
【0029】このステップS6の判断結果がNOの場合
には、第1温度設定部54で設定された目標設定温度に
応じてリヤ空調ユニット4を制御しているか否かを判断
する(ステップS7)。このステップS7の判断結果が
YESの場合には、第1温度設定部54で設定された目
標設定温度を読み込み、さらに後席内気温センサ43、
後席日射センサ45および外気温センサ46等のセンサ
信号を読み込み、周知の方法で目標吹出温度TAOを算
出し、この目標吹出温度TAOに基づいてリヤ空調ユニ
ット4の各空調機器を制御する(空調ユニット制御手
段:ステップS8)。次に、ステップS1の判断に移行
する。
【0030】また、ステップS7の判断結果がNOの場
合には、第2温度設定部64で前回設定された目標設定
温度を読み込み、さらに後席内気温センサ43、後席日
射センサ45および外気温センサ46等のセンサ信号を
読み込み、周知の方法で目標吹出温度TAOを算出し、
この目標吹出温度TAOに基づいてリヤ空調ユニット4
の各空調機器を制御する(空調ユニット制御手段:ステ
ップS9)。次に、ステップS1の判断に移行する。
【0031】また、ステップS6の判断結果がYESの
場合には、リヤエアコンチャイルドロックスイッチ55
がオンされているか否かを判断する。すなわち、リヤ操
作パネル9の第2温度設定部64を操作することによる
後席側の目標設定温度の変更を無効にするか否かを判断
する(有効無効判定手段:ステップS10)。このステ
ップS10の判断結果がYESの場合には、ステップS
7の判断に移行する。
【0032】また、ステップS10の判断結果がNOの
場合には、第2温度設定部64で今回設定された目標設
定温度を読み込み、さらに後席内気温センサ43、後席
日射センサ45および外気温センサ46等のセンサ信号
を読み込み、周知の方法で目標吹出温度TAOを算出
し、この目標吹出温度TAOに基づいてリヤ空調ユニッ
ト4の各空調機器を制御する(空調ユニット制御手段:
ステップS11)。次に、ステップS1の判断に移行す
る。
【0033】ここで、図4のフローチャートでは、第
1、第2温度設定部54、64を操作することによる目
標設定温度の変更について説明したが、第1、第2風量
設定部51、61を操作することによる第1〜第3送風
機14、27、32の風量の変更、吸込口モード切替部
52を操作することによる吸込口モードの変更、あるい
は第1、第2吹出口モード切替部53、63を操作する
ことによる吸込口モードの変更についても同様に制御が
行われる。
【0034】〔実施形態の作用〕次に、本実施形態の車
両用空気調和装置1の作用を図1ないし図4に基づいて
簡単に説明する。
【0035】リヤエアコンチャイルドロックスイッチ5
5がオフされている場合には、リヤ操作パネル9の第2
温度設定部64を操作することにより後席空間R内の目
標設定温度に変更があると、その目標設定温度に後席空
間R内の空調状態が近づくようにリヤ空調ユニット4が
制御される。すなわち、後席空間R内の乗員の好みに合
わせて後席空間R内の空調状態を設定できるので、空調
フィーリングに優れる。
【0036】一方、後席空間R内に子供や老人等の操作
に不慣れな者、あるいはペット等の動物を乗せた場合に
は、前席空間F内の操作に慣れた乗員(一般的には運転
者)がリヤエアコンチャイルドロックスイッチ55がオ
ンする。リヤエアコンチャイルドロックスイッチ55が
オンされると、リヤ操作パネル9の第2温度設定部64
を触ることにより後席空間R内の目標設定温度に変更が
あっても、マイクロコンピュータ7はその変更指令をキ
ャンセルするよう働くので、操作に慣れた乗員の操作に
応じてリヤ空調ユニット4が制御されることになる。こ
れにより、後席空間R内の温度が上がり過ぎたり、下が
り過ぎたりする不具合を回避できる。
【0037】〔実施形態の効果〕以上のように、本実施
形態の車両用空気調和装置1は、フロント操作パネル8
の第1温度設定部54の近傍に、リヤ操作パネル9の操
作をキャンセルするよう指令を出すリヤエアコンチャイ
ルドロックスイッチ55を設けることによって、操作に
不慣れな者等がリヤ操作パネル9を誤操作することによ
る後席空間R内の温度環境の悪化を防止できる。また、
リヤ操作パネル9を操作することによる目標設定温度の
変更をキャンセルしている時でも、フロント操作パネル
8を操作することによりフロント空調ユニット3および
リヤ空調ユニット4を共に制御できるので、後席空間R
内の温度環境だけでなく、前席空間F内の温度環境も前
席側の乗員の空調フィーリングに合わすことができる。
【0038】〔他の実施形態〕本実施形態では、一方側
空調ユニットとして車両2の前席空間Fを空調するフロ
ント空調ユニット3を設けたが、一方側空調ユニットと
して車両の車室内を2つの空調空間に分割したうちの前
進方向に対して運転席(右)側の空調空間を空調する運
転席側空調ユニットを設けても良い。本実施形態では、
他方側空調ユニットとして車両2の後席空間Rを空調す
るリヤ空調ユニット4を設けたが、他方側空調ユニット
として車両の車室内を2つの空調空間に分割したうちの
前進方向に対して助手席側の空調空間を空調する助手席
側空調ユニットを設けても良い。
【0039】本実施形態では、有効無効選択手段として
のリヤエアコンチャイルドロックスイッチ55をフロン
ト操作パネル8に設置したが、リヤエアコンチャイルド
ロックスイッチ55をフロント操作パネル8を除く車両
2の側壁等に設置しても良い。また、車両の後席用ドア
に設置されているチャイルドロックレバー(他方側ドア
制限手段)により、後席用ドアの開閉を制限するだけで
なく、チャイルドロックすることによりリヤ操作パネル
9の操作を無効にしても良い。
【0040】本実施形態では、リヤ操作パネル9の操作
を無効にしている時に、フロント操作パネル8の操作に
よりフロント空調ユニット3とリヤ空調ユニット4とを
共に制御できるようにしたが、リヤ操作パネル9の操作
を無効にしている時に、フロント操作パネル8の操作に
よりフロント空調ユニット3のみを制御できるようにし
ても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はフロント操作パネルを示した正面図
で、(b)はリヤ操作パネルを示した正面図である(実
施形態)。
【図2】ワンボックスカー等の車両を示した透視図であ
る(実施形態)。
【図3】車両用空気調和装置の全体構成を示した構成図
である(実施形態)。
【図4】マイクロコンピュータの作動の一例を示したフ
ローチャートである(実施形態)。
【符号の説明】
F 前席空間(一方側の空調空間、前進方向前方側の空
調空間) R 後席空間(他方側の空調空間、前進方向後方側の空
調空間) 1 車両用空気調和装置 2 ワンボックスカー等の車両 3 フロント空調ユニット(一方側空調ユニット、前方
側空調ユニット) 4 リヤ空調ユニット(他方側空調ユニット、後方側空
調ユニット) 7 マイクロコンピュータ(空調ユニット制御手段) 8 フロント操作パネル(一方側空調操作手段) 9 リヤ操作パネル(他方側空調操作手段) 54 第1温度設定部(一方側温度設定手段) 55 リヤエアコンチャイルドロックスイッチ(有効無
効選択手段) 64 第2温度設定部(他方側温度設定手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)車両の車室内を2つの空調空間に分
    割したうちの一方側の空調空間を空調する一方側空調ユ
    ニットと、 (b)前記車両の車室内を2つの空調空間に分割したう
    ちの他方側の空調空間を空調する他方側空調ユニット
    と、 (c)操作することによって前記一方側の空調空間内の
    空調状態を所望の空調状態に設定する一方側空調操作手
    段と、 (d)操作することによって前記他方側の空調空間内の
    空調状態を所望の空調状態に設定する他方側空調操作手
    段と、 (e)この他方側空調操作手段の操作による前記他方側
    の空調空間内の空調状態の設定を有効にするか無効にす
    るかを選択する有効無効選択手段と、 (f)前記一方側空調操作手段の操作により設定された
    空調状態となるように前記一方側空調ユニットを制御す
    ると共に、前記他方側空調操作手段の操作により設定さ
    れた空調状態となるように前記他方側空調ユニットを制
    御する空調ユニット制御手段とを備えた車両用空気調和
    装置であって、 前記空調ユニット制御手段は、前記有効無効選択手段で
    前記他方側空調操作手段の操作による設定を無効にする
    ことを選択した場合に、前記一方側空調操作手段の操作
    により設定された空調状態となるように前記一方側空調
    ユニットを制御することを特徴とする車両用空気調和装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の車両用空気調和装置にお
    いて、 前記一方側空調ユニットは、車両の車室内を2つの空調
    空間に分割したうちの前進方向前方側の空調空間を空調
    する前方側空調ユニットであって、 前記他方側空調ユニットは、車両の車室内を2つの空調
    空間に分割したうちの前進方向後方側の空調空間を空調
    する後方側空調ユニットであることを特徴とする車両用
    空気調和装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の車両用空気調和装置にお
    いて、 前記一方側空調ユニットは、車両の車室内を2つの空調
    空間に分割したうちの前進方向に対して運転席側の空調
    空間を空調する運転席側空調ユニットであって、 前記他方側空調ユニットは、車両の車室内を2つの空調
    空間に分割したうちの前進方向に対して助手席側の空調
    空間を空調する助手席側空調ユニットであることを特徴
    とする車両用空気調和装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の車両用空気調和装置にお
    いて、 前記一方側空調操作手段は、少なくとも前記一方側の空
    調空間内の温度を所望の温度に設定する一方側温度設定
    手段を含み、 前記他方側空調操作手段は、少なくとも前記他方側の空
    調空間内の温度を所望の温度に設定する他方側温度設定
    手段を含むことを特徴とする車両用空気調和装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    の車両用空気調和装置において、 前記有効無効選択手段は、前記他方側空調操作手段の操
    作による設定を無効にするチャイルドロックスイッチで
    あることを特徴とする車両用空気調和装置。
  6. 【請求項6】請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    の車両用空気調和装置において、 前記車両は、前記他方側の空調空間内への乗員の乗り降
    りのために開閉する他方側ドアを備え、 前記有効無効選択手段は、前記他方側ドアの開閉を制限
    する他方側ドア制限手段であって、 前記空調ユニット制御手段は、前記他方側ドア制限手段
    で前記他方側ドアの開閉を制限している場合に、前記一
    方側空調操作手段の操作により設定された空調状態とな
    るように前記一方側空調ユニットを制御することを特徴
    とする車両用空気調和装置。
  7. 【請求項7】請求項1に記載の車両用空気調和装置にお
    いて、 前記空調ユニット制御手段は、前記有効無効選択手段で
    前記他方側空調操作手段の操作による設定を無効にする
    ことを選択した場合に、前記一方側空調操作手段の操作
    により設定された空調状態となるように前記一方側空調
    ユニットおよび前記他方側空調ユニットを共に制御する
    ことを特徴とする車両用空気調和装置。
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