JP3977350B2 - 床用目地装置 - Google Patents

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本発明は目地部を介して設けられた左右の床躯体間の目地部を覆う床用目地装置に関する。
従来の床用目地装置は目地部側の一方の床躯体に目地部の幅寸法とほぼ同じ幅寸法の凹部を形成し、該凹部を覆うように先端部が位置する目地部が狭くなると、一方の床躯体上へ乗り上がる目地プレートの後端部を目地部側の他方の床躯体に上下移動可能に取付けている。
このため、地震等によって目地部が狭くなるように揺れ動いた場合には、目地プレートの先端部が一方の床躯体上へ揺れ動きと同じスピードで上方へ突出して、その揺れ動きを吸収する状態で移動し、危険であるという欠点があった。
また、目地プレートは目地部の幅寸法のほぼ2倍の幅寸法のものを用いるため、大きく、重量も重くなるため、取り扱いに苦労するという欠点があった。
特開2001−329625
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、地震等によって目地部が狭くなっても目地プレートが上方へ突出するのを防止するとともに、その揺れ動きのほぼ半分のスピードでその揺れ動きを吸収できる目地プレートの移動にして、安全に使用することができ、かつ小さな目地プレートを用いて、輸送や取付け等の取り扱いを容易にすることができる床用目地装置を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は目地部側に目地部の幅寸法のほぼ2倍の長さのスラブが形成された一方の建物の、該スラブの上面に所定間隔で後端部が反目地部側に枢支された目地部の幅寸法のほぼ2倍の長さの複数本の一方の支持レールと、この複数本の一方の支持レールにそれぞれスライド移動可能で、後端部が該一方の支持レールと対応する他方の建物の躯体に枢支された目地部の幅寸法のほぼ2倍の長さの複数本の他方の支持レールと、この複数本の他方の支持レールと前記一方の支持レールにスライド移動可能に支持される前記目地部の幅寸法とほぼ2倍の長さ寸法の中央目地プレートと、この中央目地プレートの中央部を前記一方の支持レールと他方の支持レールとの中央部に常時位置させる両端部が、前記スラブの反目地部部位と他方の建物の躯体に枢支された少なくとも2個以上の中央維持機構と、前記スラブの反目地部側部位あるいは前記一方の支持レールの後端部に取付けられた先端部が前記中央目地プレートと重なり合い、スライド移動可能な前記目地部の幅寸法とほぼ同じ幅寸法の一方の固定目地プレートと、前記他方の躯体あるいは前記他方の支持レールの後端部に取付けられた先端部が前記中央目地プレートと重なり合い、スライド移動可能な前記目地部の幅寸法とほぼ同じ幅寸法の他方の固定目地プレートとで床用目地装置を構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)目地部側に目地部の幅寸法のほぼ2倍の長さのスラブが形成された一方の建物の、該スラブの上面に所定間隔で後端部が反目地部側に枢支された目地部の幅寸法のほぼ2倍の長さの複数本の一方の支持レールと、この複数本の一方の支持レールにそれぞれスライド移動可能で、後端部が該一方の支持レールと対応する他方の建物の躯体に枢支された目地部の幅寸法のほぼ2倍の長さの複数本の他方の支持レールと、この複数本の他方の支持レールと前記一方の支持レールにスライド移動可能に支持される前記目地部の幅寸法とほぼ2倍の長さ寸法の中央目地プレートと、この中央目地プレートの中央部を前記一方の支持レールと他方の支持レールとの中央部に常時位置させる両端部が、前記スラブの反目地部部位と他方の建物の躯体に枢支された少なくとも2個以上の中央維持機構と、前記スラブの反目地部側部位あるいは前記一方の支持レールの後端部に取付けられた先端部が前記中央目地プレートと重なり合い、スライド移動可能な前記目地部の幅寸法とほぼ同じ幅寸法の一方の固定目地プレートと、前記他方の躯体あるいは前記他方の支持レールの後端部に取付けられた先端部が前記中央目地プレートと重なり合い、スライド移動可能な前記目地部の幅寸法とほぼ同じ幅寸法の他方の固定目地プレートとで構成されているので、複数本の一方の支持レールと他方の支持レールとによって、中央目地プレート、一方の固定目地プレート、他方の固定目地プレートを支持することができる。
したがって、各目地プレートを比較的薄い材質を用いても、十分な強度が得られ、輸送や取付け等の取り扱いを容易に行なうことができる。
(2)前記(1)によって、中央目地プレートは少なくとも2個以上の中央維持機構によって、目地部の幅寸法が変化する場合に目地部の中央部に中央目地プレートの中央部が位置するように移動させることができる。
したがって、地震等の揺れ動き量の吸収はほぼ半分の中央目地目地プレートの移動量で吸収することができるため、その移動スピードをほぼ半分のスピードに低減させることができ、安全に使用することができる。
(3)前記(1)によって、左右の躯体が異なる前後方向に揺れ動いた場合にも、複数本の一方の支持レールと他方の支持レールおよび、少なくとも2個以上の中央維持機構が前後方向に回動して、中央目地プレートを前後方向にスライド移動させて、その揺れ動きを吸収することができる。
(4)前記(1)によって、目地部が最小になる揺れ動きを吸収するための最小寸法で各部材の寸法が設定されているため、経済的な製品にすることができる。
(5)請求項2、3、4、5、6、7、8も前記(1)〜(4)と同様な効果が得られる。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図9に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は他方の建物2の通路3が形成された壁面の躯体4と目地部5を介して設けられた、該目地部5の幅寸法Lのほぼ2倍の幅寸法を有する一方の建物6のスラブ7との間を伸縮可能に覆う本発明の床用目地装置で、この床用目地装置1は前記スラブ7の上面に形成された上面に必要に応じてスベリ板8を有する凹部9と、このスラブ7の上面の凹部9に所定間隔で後端部が反目地部側に固定されたアングル状の取付板10に枢支ピン11で枢支された、前記目地部の幅寸法Lのほぼ2倍の複数本の一方の支持レール12と、この複数本の一方の支持レール12にそれぞれスライド移動可能で、後端部が該一方の支持レール12と対応する他方の建物2の躯体4に複数本のビス13等で固定された支持台14に枢支ピン15で枢支された、前記目地部の幅寸法Lのほぼ2倍の複数本の他方の支持レール16と、この複数本の他方の支持レール16と前記一方の支持レール12に支持される、前記目地部の幅寸法Lとほぼ2倍の幅寸法の中央目地プレート17と、この中央目地プレート17の中央部を前記一方の支持レール12と他方の支持レール16との中央部に常時位置させる、両端部が枢支ピン18、18で枢支され前記スラブ7の凹部9の反目地部部位の前期取付版10と他方の建物2の躯体4に固定された、少なくとも2個以上の中央維持機構19、19と、前記スラブ7の凹部9の反目地部側部位あるいは前記一方の支持レール12の後端部、本発明を実施する形態では反目地部側部位に取付けられた先端部が、前記中央目地プレート17と重なり合う前記目地部の幅寸法Lとほぼ同じ寸法の一方の固定目地プレート20と、前記他方の躯体4あるいは前記他方の支持レール16の後端部、本発明を実施する形態では他方の躯体4に取付けられた先端部が前記中央目地プレート17と重なり合い、スライド移動可能な前記目地部の幅寸法Lとほぼ同じ幅寸法の他方の固定目地プレート21とで構成されている。
前記複数本の一方の支持レール12は図5に示すように、角パイプ材製のものが使用され、他方の支持レール16は前記取付板10とほぼ同じ肉厚のチャンネル材を用いたガイドレール22と、このガイドレール22にガイドされて前記一方の支持レール12がスライド移動できるように固定された角パイプ材製の他方の支持レール本体23とで構成されている。
前記少なくとも2個以上の中央維持機構19、19は図6に示すように、該中央維持機構19、19を設置する部位の前記一方の支持レール12、他方の支持レール16の隣り合う寸法が広く設定された部位に取付けられるもので、四角枠が多数個形成されたパンタグラフ状のリンク機構24と、このリンク機構24の中央枢支部25に枢支された、前記中央目地プレート17の中央部の底面に複数本のビス26等で固定される作動杆27と、前記リンク機構24の両端部に枢支ピン18、18で枢支された複数本のビス28等によって前記取付板10や躯体4に固定される取付金具29、29とで構成されている。
上記構成の床用目地装置1は通常時には複数本の一方の支持レール12と、該一方の支持レール12にスライド移動可能な他方の支持レール16に支持された中央目地プレート17、一方の固定目地プレート20、他方の固定目地プレート21で目地部5およびスラブ7上を覆っている。
地震等によって目地部5が狭くなるように揺れ動いた場合には、図7に示すように一方の固定目地プレート20の先端部と他方の固定目地プレート21の先端部とが当接するように近接するとともに、中央目地プレート17の中央部が複数本の一方の支持レール12と他方の支持レール16の中央部に位置するように、少なくとも2個以上の中央維持機構19、19でスライド移動させてその揺れ動きを最大ほぼ目地部の幅寸法分だけ吸収する。この時、揺れ動き量に対し、その揺れ動き量を吸収する中央目地プレート17の移動量が半分で吸収できるため、その移動スピードを半分に減速することができ、安全に使用することができる。
目地部が広くなるように揺れ動いた場合には、図8に示すように一方の固定目地プレート20の先端部と他方の固定目地プレート21の先端部が離れるとともに、中央目地プレート17の中央部が複数本の一方の支持レール12と他方の支持レール16の中央部に位置するように、少なくとも2個以上の中央維持機構19、19でスライド移動させて、その揺れ動きを最大ほぼ目地部の幅寸法分だけ吸収する。この時、揺れ動き量に対し、その揺れ動き量を吸収する中央目地プレート17の移動量が半分で吸収できるため、その移動スピードを半分に減速することができ、安全に使用することができる。
また、異なる前後方向に揺れ動いた場合には、図9に示すように複数本の一方の支持レール12と、この一方の支持レール12とスライド移動可能な他方の支持レール16は後端部が枢支ピン11、15で枢支されているとともに、少なくとも2個以上の中央維持機構19、19の両端部も枢支ピン18、18で枢支されているため、前後方向に回動し、中央目地プレート17の中央部を一方の支持レール10と他方の支持レール16の前後左右方向の中央部に位置するように移動させて、その揺れ動きを吸収する。この場合にも、揺れ動き量に対して、中央目地プレート17は半分の移動でその揺れ動きを吸収でき、両側部にできる隙間も小さくでき、安全に使用することができる。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図10ないし図38に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図10ないし図12に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、複数本の一方の支持レール12と、この一方の支持レール12とスライド移動可能に取付けられた他方の支持レール16との後端部を枢支する枢支ピン11、15で一方の固定目地プレート20と他方の固定目地プレート21とを、該複数本の一方の支持レール12と他方の支持レール16に支持されるとともに、該一方の固定目地プレート20と他方の固定目地プレート21に両端部がスライド移動可能に支持された両端部が傾斜面30、30に形成された中央目地プレート17Aとを用いた点で、このように構成された床用目地装置1Aにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図13ないし図15に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、複数本の一方の支持レール12と、この一方の支持レール12と他方の支持レール16とに目地部の幅寸法Lのほぼ2倍の幅寸法の中央支持プレート31と、この中央支持プレート31に支持される下方が突出する傾斜面32を先端部に有する一方の固定目地プレート20Aと、前記中央支持プレート31に支持される下方が突出する傾斜面32を先端部に有する他方の固定目地プレート21Aと、この他方の固定目地プレート21Aと前記一方の固定目地プレート20Aとの間を覆い、上面がほぼ同一面となるように上下移動可能に取付けられた両端部の上方が突出する傾斜面33、33に形成された中央目地プレート17Bと、この中央目地プレート17Bの中央部の底面に固定された作動杆27を上下方向にスライド移動可能にリンク機構24の中央枢支部25に枢支した中央維持機構19A、19Aを用いた点で、このように構成した床用目地装置1Bにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、通常時は上面がほぼ同一面となり、バリアフリーにできる。
図16ないし図18に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、複数本の一方の支持レール12と他方の支持レール16に等間隔でスライド移動可能に支持された複数本の支持バー34と、この複数本の支持バー34を等間隔で伸縮させる両端部がスラブ7の反目地部部位と他方の躯体4に枢支ピン18、18で枢支された少なくとも2個以上のパンタグラフ状の伸縮リンク35、35と、前記複数本の支持バー34に後端部が複数本のビス36等によって固定された先端部が所定量重なり合う複数個の目地プレート37、37A、37B、37C、37D、37E、37Fとを用いた点で、このように構成した床用目地装置1Cにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図19ないし図21に示す本発明を実施するための第5の形態において、前記本発明を実施するための第4の形態と主に異なる点は、同じ形状の目地プレート37、37、37、37、37、37、37を用いるとともに、該目地プレート37、37、37、37、37、37、37の後端部を常時支持バー34、34、34、34、34、34、34に押し圧するように付勢スプリング38を介装したボルト39を用いて取付けた点で、このように構成した床用目地装置1Dにしても、前記本発明を実施するための第4の形態と同様な作用効果が得られる。
図22ないし図24に示す本発明を実施するための第6の形態において、前記本発明を実施するための第4の形態と主に異なる点は、複数本の支持バー34上に伸縮リンク35、35を取付けるとともに、該伸縮リンク35、35が伸縮のじゃまにならないように切欠溝40、40を形成した複数個の目地プレート37、37A、37B、37C、37D、37E、37Fを用いた点で、このように構成した床用目地装置1Eにしてもよい。
図25および図26に示す本発明を実施するための第7の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、チャンネル状のガイドレール22の両側部に角パイプ材製の他方の支持レール本体23、23を固定した他方の支持レール16Aと、この他方の支持レール16Aの他方の支持レール本体23、23間をスライド移動する一方の支持レール12とを用いた点で、このような他方の支持レール16Aを用いた床用目地装置1Fにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図27ないし図29に示す本発明を実施するための第8の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、リップミゾ型鋼形状の一方の支持レール12Aと、この一方の支持レール12Aにスライド移動可能に係合するT字状の係合部41を有するほぼH字状の他方の支持レール16Bとを用いた点で、このような一方の支持レール12Aと他方の支持レール16Bとを用いて構成した床用目地装置1Gにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図30ないし図32に示す本発明を実施するための第9の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、左右のスラブ7、7に目地部の幅寸法Lと同じ幅寸法の凹部9、9を形成し、該凹部9、9の反目地部側に所定間隔で目地部と同じ寸法のチャンネル状の左右の支持レール42、42を枢支ピン11、15で枢支するとともに、この左右の支持レール42、42にそれぞれスライド移動可能に両端部にローラ43、43が取付けられた、前記目地部の幅寸法Lのほぼ2倍のスライドレール44と、このスライドレール44のほぼ中央部に中央部が枢支された目地部の幅寸法の2倍の幅寸法の中央目地プレート17Cとを用いた点で、このように構成した床用目地装置1Hにしても前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図33および図34に示す本発明を実施するための第10の形態において、前記本発明を実施するための第9の形態と主に異なる点は、前記本発明を実施するための第2の形態と同様に左右の支持レール42、42およびスライドレール44上に一方の固定目地プレート20と他方の固定目地プレート21を支持させるとともに、該一方の固定目地プレート20と他方の固定目地プレート21に中央目地プレート17Aを支持させた点で、このように構成した床用目地装置1Iにしても、前記本発明を実施するための第9の形態と同様な作用効果が得られる。
図35および図36に示す本発明を実施するための第11の形態において、前記本発明を実施するための第9の形態と主に異なる点は、前記本発明を実施するための第3の形態と同様に左右の支持レール42、42およびスライドレール44上に中央支持プレート31を支持させ、該中央支持プレート31に一方の固定目地プレート20A、他方の固定目地プレート21Aおよび中央目地プレート17Bを支持させた点で、このように構成した床用目地装置1Jにしても、前記本発明を実施するための第9の形態と同様な作用効果が得られる。
図37および図38に示す本発明を実施するための第12の形態において、前記本発明を実施するための第9の形態と主に異なる点は、前記本発明を実施するための第4の形態と同様に左右の支持レール42、42およびスライドレール44上に等間隔でスライド移動可能な複数本の支持バー34と、この複数本の支持バー34にそれぞれ取付けられた目地プレート37、37A、37B、37C、37D、37E、37Fを用いた点で、このように構成した床用目地装置1Kにしても、前記本発明を実施するための第9の形態と同様な作用効果が得られる。
本発明は床用目地装置を製造する産業で利用される。
本発明を実施するための最良の第1の形態の平面図。 図1の2−2線に沿う部分拡大断面図。 図1の3−3線に沿う部分拡大断面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の目地プレートを外した状態の平面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の一方の支持レールと他方の支持レールの説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の中央維持機構の説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の目地部が狭くなった動作説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の目地部が広くなった動作説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の異なる前後方向の動作説明図。 本発明を実施するための第2の形態の平面図。 図10の11−11線に沿う部分拡大断面図。 図10の12−12線に沿う部分拡大断面図。 本発明を実施するための第3の形態の平面図。 図13の14−14線に沿う部分拡大断面図。 本発明を実施するための第3の形態の中央支持プレート、左右の固定プレートおよび中央目地プレートの説明図。 本発明を実施するための第4の形態の平面図。 図16の17−17線に沿う部分拡大断面図。 本発明を実施するための第4の形態の目地プレートの説明図。 本発明を実施するための第5の形態の平面図。 図19の20−20線に沿う部分拡大断面図。 本発明を実施するための第5の形態の目地プレートの説明図。 本発明を実施するための第6の形態の平面図。 図22の23−23線に沿う部分拡大断面図。 本発明を実施するための第6の形態の目地プレートの説明図。 本発明を実施するための第7の形態の平面図。 図25の26−26線に沿う部分拡大断面図。 本発明を実施するための第8の形態の目地プレートを外した状態の平面図。 図27の28−28線に沿う部分拡大断面図。 本発明を実施するための第8の形態の一方の支持レールと他方の支持レールの説明図。 本発明を実施するための第9の形態の平面図。 図30の31−31線に沿う部分拡大断面図。 本発明を実施するための第9の形態の支持レールとスライドレールの説明図。 本発明を実施するための第10の形態の平面図。 図33の34−34線に沿う部分拡大断面図。 本発明を実施するための第11の形態の平面図。 図35の36−36線に沿う部分拡大断面図。 本発明を実施するための第12の形態の平面図。 図37の38−38線に沿う部分拡大断面図。
符号の説明
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G、1H、1I、1J、1K:床用目地装置、
2:他方の建物、 3:通路、
4:躯体、 5:目地部、
6:一方の建物、 7:スラブ、
8:スベリ板、 9:凹部、
10:取付板、 11:枢支ピン、
12、12A:一方の支持レール、
13:ビス、 14:支持台、
15:枢支ピン、
16、16A、16B:他方の支持レール、
17、17A、17B、17C:中央目地プレート、
18:枢支ピン、 19、19A:中央維持機構、
20、20A:一方の固定目地プレート、
21、21A:他方の固定目地プレート、
22:ガイドレール、 23:他方の支持レール本体、
24:リンク機構、 25:中央枢支部、
26:ビス、 27:作動杆、
28:ビス、 29:取付金具、
30:傾斜面、 31:中央支持プレート、
32:傾斜面、 33:傾斜面、
34:支持バー、 35:伸縮リンク、
36:ビス、
37、37A、37B、37C、37D、37E、37F:目地プレート、
38:付勢スプリング、 39:ボルト、
40:切欠溝、 41:係合部、
42:支持レール、 43:ローラ、
44:スライドレール。

Claims (8)

  1. 目地部側に目地部の幅寸法のほぼ2倍の長さのスラブが形成された一方の建物の、該スラブの上面に所定間隔で後端部が反目地部側に枢支された目地部の幅寸法のほぼ2倍の長さの複数本の一方の支持レールと、この複数本の
    一方の支持レールにそれぞれスライド移動可能で、後端部が該一方の支持レールと対応する他方の建物の躯体に枢支された目地部の幅寸法のほぼ2倍の長さの複数本の他方の支持レールと、この複数本の他方の支持レールと前記一方の支持レールにスライド移動可能に支持される前記目地部の幅寸法とほぼ2倍の長さ寸法の中央目地プレートと、この中央目地プレートの中央部を前記一方の支持レールと他方の支持レールとの中央部に常時位置させる両端部が、前記スラブの反目地部部位と他方の建物の躯体に枢支された少なくとも2個以上の中央維持機構と、前記スラブの反目地部側部位あるいは前記一方の支持レールの後端部に取付けられた先端部が前記中央目地プレートと重なり合い、スライド移動可能な前記目地部の幅寸法とほぼ同じ幅寸法の一方の固定目地プレートと、前記他方の躯体あるいは前記他方の支持レールの後端部に取付けられた先端部が、前記中央目地プレートと重なり合い、スライド移動可能な前記目地部の幅寸法とほぼ同じ幅寸法の他方の固定目地プレートとを備えることを特徴とする床用目地装置。
  2. 目地部側に目地部の幅寸法のほぼ2倍の長さのスラブが形成された一方の建物の、該スラブの上面に所定間隔で後端部が反目地部側に枢支された目地部の幅寸法のほぼ2倍の長さの複数本の一方の支持レールと、この複数本の
    一方の支持レールにそれぞれスライド移動可能で、後端部が該一方の支持レールと対応する他方の建物の躯体に枢支された目地部の幅寸法のほぼ2倍の長さの複数本の他方の支持レールと、この複数本の他方の支持レールに支持される後端部が前記他方の躯体あるいは該他方の支持レールの後端部に取付けられた、前記目地部の幅寸法とほぼ同じ寸法の他方の固定目地プレートと、前記複数本の一方の支持レールに支持される後端部が、前記スラブの反目地部部位あるいは該一方の支持レールの後端部に取付けられた、前記目地部の幅寸法とほぼ同じ寸法の一方の固定目地プレートと、この一方の固定目地プレートと前記他方の固定目地プレートと両端部が重なり、スライド移動可能な前記目地部の幅寸法の2倍の中央目地プレートと、この中央目地プレートの中央部を前記一方の支持レールと他方の支持レールとの中央部に常時位置させる両端部が前記スラブの反目地部部位と他方の建物の躯体に枢支された少なくとも2個以上の中央維持機構とを備えることを特徴とする床用目地装置。
  3. 目地部側に目地部の幅寸法のほぼ2倍の長さのスラブが形成された一方の建物の、該スラブの上面に所定間隔で後端部が反目地部側に枢支された目地部の幅寸法のほぼ2倍の長さの複数本の一方の支持レールと、この複数本の
    一方の支持レールにそれぞれスライド移動可能で、後端部が該一方の支持レールと対応する他方の建物の躯体に枢支された目地部の幅寸法のほぼ2倍の長さの複数本の他方の支持レールと、この複数本の他方の支持レールおよび前記複数本の一方の支持レールに支持される前記目地部の幅寸法のほぼ2倍の中央支持プレートと、この中央支持プレートに下方が突出する傾斜面に形成された先端部側が支持され、後端部が前記他方の躯体あるいは他方の支持レールの後端部に取付けられた、前記目地部の幅寸法とほぼ同じ寸法の他方の固定目地プレートと、前記中央支持プレートに下方が突出する傾斜面に形成された先端部側が支持され、後端部が前記スラブの反目地部部位あるいは一方の支持レールの後端部に取付けられた前記目地部の幅寸法とほぼ同じ寸法の一方の固定目地プレートと、この一方の固定目地プレートと前記他方の固定目地プレートとの間を覆い、上面がほぼ同一面となるように上下移動可能に取付けられた両端部の上方が突出する傾斜面に形成された中央目地プレートと、この中央目地プレートおよび前記中央支持プレートのの中央部を前記一方の支持レールと、他方の支持レールとの中央部に常時位置させる両端部が前記スラブの反目地部部位と他方の建物の躯体に枢支された少なくとも2個以上の中央維持機構とを備えることを特徴とする床用目地装置。
  4. 目地部側に目地部の幅寸法のほぼ2倍の長さのスラブが形成された一方の建物の、該スラブの上面に所定間隔で後端部が反目地部側に枢支された目地部の幅寸法のほぼ2倍の長さの複数本の一方の支持レールと、この複数本の
    一方の支持レールにそれぞれスライド移動可能で、後端部が該一方の支持レールと対応する他方の建物の躯体に枢支された目地部の幅寸法のほぼ2倍の長さの複数本の他方の支持レールと、この複数本の他方の支持レールと前記複数本の一方の支持レールに等間隔でスライド移動可能に支持された複数本の支持バーと、この複数本の支持バーを等間隔で伸縮させる両端部が前記スラブの反目地部部位と他方の建物の躯体に枢支された少なくとも2個以上のパンタグラフ状の伸縮リンクと、前記複数本の支持バーに後端部が固定され、先端部が所定量重なり合う複数個の目地プレートとを備えることを特徴とする床用目地装置。
  5. 左右の建物の目地部側に目地部の幅寸法とほぼ同じ寸法に形成された左右のスラブの上面に所定間隔で複数本、後端部が反目地部側に枢支された前記目地部の幅寸法とほぼ同じ寸法の左右の支持レールと、この複数本の左右の支持レールの対応する支持レールにそれぞれ両端部がスライド移動可能に取付けられた、前記目地部の幅寸法のほぼ2倍のスライドレールと、この複数本のスライドレールのほぼ中央部に中央部が枢支された、前記目地部の幅寸法のほぼ2倍の中央目地プレートと、前記左右のスラブの反目地部部位あるいは前記左右の支持レールの後端部に取付けられた先端部が前記中央目地プレートの両端部と重なり合いスライド移動可能な、前記目地部の幅寸法とほぼ同じ寸法の左右の固定目地プレートと、前記中央目地プレートの中央部を常時目地部の中央部に位置させる両端部が左右のスラブに枢支された中央維持機構とを備えることを特徴とする床用目地装置。
  6. 左右の建物の目地部側に目地部の幅寸法とほぼ同じ寸法に形成された左右のスラブの上面に所定間隔で複数本、後端部が反目地部側に枢支された前記目地部の幅寸法とほぼ同じ寸法の左右の支持レールと、この複数本の左右の支持レールの対応する支持レールにそれぞれ両端部がスライド移動可能に取付けられた、前記目地部の幅寸法のほぼ2倍のスライドレールと、前記左右のスラブの反目地部部位あるいは前記左右の支持レールの後端部に取付けられた、前記左右の支持レールに支持される前記目地部の幅寸法とほぼ同じ寸法の左右の固定目地プレートと、この左右の固定目地プレートに両端部が重なり、スライド移動可能な前記目地部の幅寸法のほぼ2倍の中央目地プレートと、この中央目地プレートの中央部を前期目地部の中央部に常時位置させる両端部が前記左右のスラブに枢支された中央維持機構とを備えることを特徴とする床用目地装置。
  7. 左右の建物の目地部側に目地部の幅寸法とほぼ同じ寸法に形成された左右のスラブの上面に所定間隔で複数本、後端部が反目地部側に枢支された前記目地部の幅寸法とほぼ同じ寸法の左右の支持レールと、この複数本の左右の支持レールの対応する支持レールにそれぞれ両端部がスライド移動可能に取付けられた、前記目地部の幅寸法のほぼ2倍のスライドレールと、前記複数本のスライドレールに支持される、該スライドレールとほぼ同じ寸法の中央支持プレートと、この中央支持プレートに下方が突出する傾斜面に形成された先端部側がスライド移動可能に支持され、後端部が前記左右のスラブの反目地部側あるいは前記左右の支持レールの後端部に取付けられた左右の固定目地プレートと、この左右の固定目地プレート間を覆い、上面がほぼ同一面となるように上下移動可能に取付けられた両端部の上方が突出する傾斜面に形成された中央目地プレートと、この中央目地プレートおよび前記中央支持プレートの中央部を前記目地部の中央部に常時位置させる両端部が前記スラブに枢支された中央維持機構とを備えることを特徴とする床用目地装置。
  8. 左右の建物の目地部側に目地部の幅寸法とほぼ同じ寸法に形成された左右のスラブの上面に所定間隔で複数本、後端部が反目地部側に枢支された前記目地部の幅寸法とほぼ同じ寸法の左右の支持レールと、この複数本の左右の支持レールの対応する支持レールにそれぞれ両端部がスライド移動可能に取付けられた、前記目地部の幅寸法のほぼ2倍のスライドレールと、前記左右の支持レールおよび前記スライドレールに等間隔でスライド移動可能に支持された複数本の支持バーと、この複数本の支持バーを等間隔で伸縮させる両端部が前記スラブの反目地部部位に枢支されたパンタグラフ状の伸縮リンクと、前記複数本の支持バーに後端部が固定され、先端部が所定量重なり合う複数個の目地プレートとを備えることを特徴とする床用目地装置。
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