JP2018003519A - 床用目地装置 - Google Patents
床用目地装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018003519A JP2018003519A JP2016134473A JP2016134473A JP2018003519A JP 2018003519 A JP2018003519 A JP 2018003519A JP 2016134473 A JP2016134473 A JP 2016134473A JP 2016134473 A JP2016134473 A JP 2016134473A JP 2018003519 A JP2018003519 A JP 2018003519A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- joint
- pair
- pivot
- covers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 47
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
Description
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1)請求項1に記載の発明においては、中央目地カバーの上面と、一対の中間目地カバーの上面及び一対の端部目地カバーの上面が略水平となるので、この上面が略平坦となり、車いすで通行する場合や点滴台を持ちながら通行する場合であっても、容易に通行することができる。
(2)地震によって目地部が狭くなるように左右の躯体が揺れ動いた場合に、前記左右一対の中間目地カバーが上方へせり上がるので、破損することなく揺れ動きを吸収できる。
(3)中央目地カバーと左右一対の中間目地カバーのの当接部位、左右一対の中間目地カバーと一対の端部目地カバーの当接部位には支持プレートが設けられているので、人等が通行しても中央目地カバーや一対の端部目地カバーが撓むことを防止できる。
(4)請求項2に記載の発明においては、前記(1)〜(3)と同様な効果が得られると共に、左右の躯体と前記支持プレートの躯体側の端部の間にそれぞれ設けられた一対の支持機構により端部目地カバーが撓むことを防止できる。
(5)請求項3乃至請求項6に記載の各発明においても、前記(1)〜(4)と同様な効果が得られる。
図12乃至図14は本発明の第2の実施形態を示す説明図である。
図15及び図16は本発明の第3の実施形態を示す説明図である。
また、本発明において躯体とは、建物、道路、スラブ、エレベーターシャフト等の目地プレートを設置可能な建造物をいい、出入口とはドアや扉の設けられた出入口だけではなく、人や車両等が通行できる通路も含むものである。
図1乃至図11に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は本実施の形態においては、目地部2を介して設けられた左右の躯体3、4間に設置された床用目地装置である。
また、この複数の支持部材5は、隣り合う支持部材5が左右逆向きになるように左右の躯体3、4に取り付けられている。
すなわち、端から、端部枢支部9、支持プレート用枢支部16、中間枢支部32、支持プレート用枢支部16、中央枢支部7、支持プレート用枢支部16、中間枢支部32、支持プレート用枢支部16、端部枢支部9の順番に枢支部が形成されている。
このリンク機構6は左右の躯体3、4に上下方向及び前後方向に回動可能に設けられている。
なお、前述したように支持筒13の長さは、本実施の形態においては、目地部2の2/3程度の長さとし、複数の支持部材5は、隣り合う支持部材5が左右逆向きになるように設けているので、中央バー部材17は、複数の支持筒13に、その底面が確実に支持される。
この中央目地カバー8は、図4に示すように、本実施の形態においては、正面視略T字状の金属板で、取付端部8a(T字状の下端部)には、中央目地カバー8に固定されている。
一対の端部目地カバー10は目地部2の約1/8をそれぞれ覆う状態となっている。
この中央目地カバー8、一対の端部目地カバー10及び中間目地カバー31の上面は略フラット水平状態となって目地部2を塞いでいる。
中央目地カバー8と一対の中間目地カバー31の当接部位及び一対の端部目地カバー10と一対の中間目地カバー31の当接部位には、前記リンク機構6の複数の支持プレート用枢支部16が位置し、支持プレート11が設けられている。
この支持プレート11は、その上面で中央目地カバー8と一対の中間目地カバー31及び一対の端部目地カバー10と一対の中間目地カバー31の端部の底面を支持しており、これらの部位付近に人等が乗った場合等に、中央目地カバー8、一対の端部目地カバー10、一対の中間目地カバー31が撓むのを防止している。
なお、リンク部材24は端部目地カバー10の略直立する側面にその一端部をそれぞれ取付けても良い。この場合、端部目地カバー10にリンク部材通過孔27を形成しなくてよい。
このリンク部材24はその両端が上下方向及び前後方向に回動可能に設けられている。
なお、この支持機構12は、中央目地カバー8と中央目地カバー8寄りの支持プレート11の間にも設けてもよい。
目地部2が通常の広さに戻ると一対の中間目地カバー31は自重により、下方へ移動し、通常の状態に復帰する。
次に、図12乃至図16に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図12乃至図14に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、リンク機構6よりも上方に、中央バー部材17、端部バー部材20、支持プレート用バー部材22、支持バー23が位置するように設けるとともに、リンク機構通過孔19やリンク部材通過孔27を有しない中央目地カバー8A、端部目地カバー10A、支持プレート11A、中間目地カバー31Aを用いるとともに、一対の支持機構を用いない点で、このような目地装置1Aにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、本実施の形態においては、リンク部材24は端部目地カバー10Aの内側側面と支持プレート11Aの側面間に設けられている。
3:一方の躯体、 4:他方の躯体、
5:支持部材、 6:リンク機構、
7:中央枢支部、 8、8A:中央目地カバー、
9:端部枢支部、
10、10A、10B:端部目地カバー、
11、11A:支持プレート、 12:支持機構、
13:支持筒、 14:支持アーム、
15:スライドローラー、 16:支持プレート用枢支部、
17:中央バー部材、 18:乗り上げ傾斜面、
19:リンク機構通過孔、 20:端部バー部材、
21:押し上げ傾斜面、 22:支持プレート用バー部材、
23:支持バー、 24:リンク部材、
25:支持ローラー用バー部材、 26:支持ローラー、
27:リンク部材通過孔、 28:挿入孔、
29:取付ピン、 30:中間枢支部、
31:中間目地カバー、 32:中間バー部材。
Claims (6)
- 左右の躯体間の目地部に設けられた床用目地装置であって、前記左右の躯体に設けられた複数の支持部材と、前記左右の躯体に前後方向に所定間隔を有して複数個設けられたリンク機構と、該リンク機構の中央枢支部に取り付けられ、目地部の中央部を覆う中央目地カバーと、前記リンク機構の一対の端部枢支部又は左右の躯体にその一端部がそれぞれ取り付けられた左右一対の端部目地カバーと、前記リンク機構の中央枢支部と端部枢支部の中間の中間枢支部に上下方向に移動可能に取り付けられ、前記中央目地カバーと前記左右一対の端部目地カバーの間に設けられた左右一対の中間目地カバーと、前記中央目地カバーと左右一対の中間目地カバーの当接部位及び左右一対の中間目地カバーと前記一対の端部目地カバーの当接部位にそれぞれ設けられ、前記一対の端部目地カバーの突出端部の底面、左右一対の中間目地カバーの左右の端部の底面及び中央目地カバーの左右の端部の底面を支持する複数の支持プレートとで構成され、前記中央目地カバー、前記端部目地カバー、中間目地カバー及び前記支持プレートは、それぞれ前記支持部材に支持されており、地震によって目地部が狭くなるように左右の躯体が揺れ動いた場合に、前記中間目地カバーが上方へせり上がって揺れ動きを吸収することを特徴とする床用目地装置。
- 前記左右の躯体と前記支持プレートの躯体側の端部の間には、一対の端部目地カバーの底面をそれぞれ支持する一対の支持機構が更に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の床用目地装置。
- 前記リンク機構の中央枢支部に枢支されると共に、前記支持部材に底面が支持される中央バー部材と、前記リンク機構の中間枢支部に枢支されると共に、前記支持部材に底面が支持される一対の中間バー部材と、前記リンク機構の端部枢支部に枢支されると共に、前記支持部材に底面が支持される一対の端部バー部材とを備え、前記中央目地カバーは前記中央バー部材に取り付けられ、前記一対の中間目地カバーは前記一対の中間バー部材に上下方向に移動可能にそれぞれ取り付けられ、前記一対の端部目地カバーは前記一対の端部バー部材にそれぞれ取り付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の床用目地装置。
- 前記中央枢支部と中間枢支部の間及び中間枢支部と端部枢支部の間の支持プレート枢支部にそれぞれ枢支されると共に、前記支持部材に底面が支持される複数の支持プレート用バー部材を備え、前記複数の支持プレートは、該複数の支持プレート用バー部材にその中央部がそれぞれ枢支されると共に、その両端部が前記支持部材に支持されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の床用目地装置。
- 前記一対の支持機構は、前記一方の躯体又は端部目地カバーにその一端部が取り付けられ、その他端部が前記支持プレートの一方の躯体側の端部に取り付けられた一方のリンク部材と、該一方のリンク部材の中央枢支部に枢支され、前記支持部材に底面が支持される一方の支持ローラー用バー部材と、該一方の支持ローラー用バー部材に固定され、その上端部が前記一対の端部目地カバーの一方の端部目地カバーの底面を支持する一方の支持ローラーと、前記他方の躯体又は端部目地カバーにその一端部が取り付けられ、その他端部が前記支持プレートの他方の躯体側の端部に取り付けられた他方のリンク部材と、該他方のリンク部材の中央枢支部に枢支され、前記支持部材に底面が支持される他方の支持ローラー用バー部材と、該他方の支持ローラー用バー部材に固定され、その上端部が前記一対の端部目地カバーの他方の端部目地カバーの底面を支持する他方の支持ローラーとから成ることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の床用目地装置。
- 前記支持部材は、角パイプ状の支持筒と、該角パイプ状の支持筒に左右方向にスライド可能に挿入される支持アームとで構成され、複数の支持部材は、隣り合う支持部材が左右逆向きになるように取り付けられていること特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の目地装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016134473A JP6307562B2 (ja) | 2016-07-06 | 2016-07-06 | 床用目地装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016134473A JP6307562B2 (ja) | 2016-07-06 | 2016-07-06 | 床用目地装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018003519A true JP2018003519A (ja) | 2018-01-11 |
JP6307562B2 JP6307562B2 (ja) | 2018-04-04 |
Family
ID=60946027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016134473A Active JP6307562B2 (ja) | 2016-07-06 | 2016-07-06 | 床用目地装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6307562B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020111929A (ja) * | 2019-01-10 | 2020-07-27 | ドーエイ外装有限会社 | 屋上用目地カバー装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2761940B2 (ja) * | 1989-09-08 | 1998-06-04 | カネソウ株式会社 | 床用目地カバー装置 |
JP3917566B2 (ja) * | 2003-07-24 | 2007-05-23 | ドーエイ外装有限会社 | 壁用目地装置 |
JP3977350B2 (ja) * | 2004-04-15 | 2007-09-19 | ドーエイ外装有限会社 | 床用目地装置 |
JP5491352B2 (ja) * | 2010-10-25 | 2014-05-14 | ドーエイ外装有限会社 | 高層階用床目地装置 |
-
2016
- 2016-07-06 JP JP2016134473A patent/JP6307562B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2761940B2 (ja) * | 1989-09-08 | 1998-06-04 | カネソウ株式会社 | 床用目地カバー装置 |
JP3917566B2 (ja) * | 2003-07-24 | 2007-05-23 | ドーエイ外装有限会社 | 壁用目地装置 |
JP3977350B2 (ja) * | 2004-04-15 | 2007-09-19 | ドーエイ外装有限会社 | 床用目地装置 |
JP5491352B2 (ja) * | 2010-10-25 | 2014-05-14 | ドーエイ外装有限会社 | 高層階用床目地装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020111929A (ja) * | 2019-01-10 | 2020-07-27 | ドーエイ外装有限会社 | 屋上用目地カバー装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6307562B2 (ja) | 2018-04-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4542530B2 (ja) | 渡り通路の目地装置 | |
JP5491352B2 (ja) | 高層階用床目地装置 | |
JP6307562B2 (ja) | 床用目地装置 | |
JP2018193824A (ja) | 床用目地装置 | |
JP6307559B2 (ja) | 床用目地装置 | |
JP5862971B2 (ja) | 床用目地装置 | |
JP6309068B1 (ja) | 床用目地装置 | |
JP4467474B2 (ja) | 床用目地装置 | |
JP6419879B2 (ja) | 支承レール | |
JP6534476B1 (ja) | カバープレート支持装置及び床用目地装置 | |
JP2015021361A (ja) | 床用目地装置 | |
JP6307551B2 (ja) | 天井用目地装置 | |
JP3968340B2 (ja) | 天井用目地カバー装置 | |
JP2018096145A (ja) | 床用目地装置 | |
JP5647387B2 (ja) | 建造物の床目地装置 | |
JP7240043B1 (ja) | 床用目地装置及び中央維持装置 | |
JP4890426B2 (ja) | 渡り通路 | |
JP2010007287A (ja) | 床用目地装置 | |
JP3820187B2 (ja) | 渡り通路用床目地装置 | |
JP3711524B2 (ja) | 免震構造建物のエキスパンションジョイント部 | |
JP6144645B2 (ja) | 天井用目地装置 | |
JP5250588B2 (ja) | 床用目地装置 | |
JP5491353B2 (ja) | 手摺 | |
JP2007092471A (ja) | 笠木装置 | |
JP5078924B2 (ja) | 床用目地装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171225 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180116 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180312 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6307562 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |