JP3974930B2 - 半導体構造およびその処理方法 - Google Patents

半導体構造およびその処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3974930B2
JP3974930B2 JP2006289044A JP2006289044A JP3974930B2 JP 3974930 B2 JP3974930 B2 JP 3974930B2 JP 2006289044 A JP2006289044 A JP 2006289044A JP 2006289044 A JP2006289044 A JP 2006289044A JP 3974930 B2 JP3974930 B2 JP 3974930B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
contact
cap
gate electrode
semiconductor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006289044A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007053400A (ja
Inventor
キュイウイ・イェ
ウィリアム・アール・トンティ
ユージャン・リ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Infineon Technologies North America Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Infineon Technologies North America Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp, Infineon Technologies North America Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JP2007053400A publication Critical patent/JP2007053400A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3974930B2 publication Critical patent/JP3974930B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/71Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
    • H01L21/768Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics
    • H01L21/76897Formation of self-aligned vias or contact plugs, i.e. involving a lithographically uncritical step
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/48Data lines or contacts therefor
    • H10B12/485Bit line contacts
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/09Manufacture or treatment with simultaneous manufacture of the peripheral circuit region and memory cells

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Description

本発明は、一般的には、半導体構造およびその製造方法に関し、具体的には、ロジック・プロセス・ラッキング(lacking)ボーダレス・コンタクトにおいて、埋込みDRAMのような埋込みメモリの集積に関する。この発明によれば、デュアル・ワーク・ファンクション・ロジック・プロセスに影響することなく、ゲート電極上にコンタクトを設けることができ、これにより改善されたアレイ密度を可能にするために、ある種のボーダレス・コンタクトがアレイセル内に作製される半導体構造および製造方法が提供される。
1つの半導体構造内の、ロジック・アレイと、ダイナミック・ランダムアクセス・メモリ(DRAM)のようなメモリ・アレイとの集積度は、毎年、増大し続けている。高密度高性能の埋込みランダムアクセス・メモリ(EDRAM)を実現するための、ロジックおよびDRAMのこの集積度は、2つの基本的なトレードオフを与える。すなわち、低速ロジックを有する高密度メモリセル・アレイを実現することができる、または、高速ロジックを有する非効率な大型メモリセル・アレイが可能である。
工業分野で組合わせDRAMロジック(MDL)と呼ばれる低速ロジック構造を有する高密度メモリアレイにおいて、高速デュアル・ワーク・ファンクション(DWF)ロジック支援構造は、従来のDRAM(CDRAM)に基づいたシングル・ワーク・ファンクション(SWF)構造に対し、トレードされる。SWF構造は、ボーダレス・ピッチ・アレイを採用する超高密度メモリアレイ構造に、すなわちゲート(ワードライン)とビットライン・コンタクトとの間がボーダレスであるアレイにつながるキャップド・ゲート電極を有する比較的“低速”のロジックを備えている。MDL構造は、典型的に、大型メモリセル・アレイよりも20〜30%低速であるロジック・コア性能と、高速ロジック手法とを有している。
工業分野で組合わせロジックDRAM(MLD)と呼ばれる、大型セルメモリ・アレイおよび高速ロジック手法において、高密度にパックされたメモリアレイ・セルは、高速デュアル・ワーク・ファンクション(DWF)構造に対し、トレードされる。ボーダレス・アレイ・ビットライン・コンタクトは、見放され、アレイセル効率は、上述の高密度アレイおよび低速ロジック構造(すなわち、MDL構造)と比べて、少なくとも30%低下する。
上記トレードオフの観点から、MLD性能およびMDLアレイ効率を実現するために、デュアル・ワーク・ファンクション・ロジック技術をボーダレス・コンタクトと一体化し、およびコスト効果のある高性能組合わせDRAM構造およびプロセスを与える構造の必要性が技術上存在する。
要約すると、本発明は、一態様では、実質的に無キャップのゲートと、無キャップのゲートに隣接する拡散部への導電コンタクトとを備え、導電コンタクトは、ゲートに対しボーダレスである半導体構造である。実質的に無キャップのゲートは、MLD技術の特徴であり、他方、ボーダレス・コンタクトは、MDL構造の特徴である。アレイでは、このボーダレス・コンタクトは、典型的に、メモリ・ビットラインへの接続のために用いられる。ボーダレス・コンタクトは、また、ロジック・コアにも用いることができることに留意すべきである。
他の態様では、第1の材料と第2の材料とを有する半導体構造が提供される。第1の材料は、第1のコンタクト・ホールを有し、第1の材料の水平面は、第1のコンタクト・ホールに隣接している。第2の材料は、第1の材料上に延び、第2の材料は、第2のコンタクト・ホールを有し、第2のコンタクト・ホールは、第1のコンタクト・ホール上に延びて、第1の材料の水平面の一部を露出させる。導体が、第1のコンタクト・ホール内に設けられ、スペーサが、第2のコンタクト・ホールに接し、導体上に延びている。スペーサは、第1の材料の水平面が露出されないように十分な寸法を有している。
さらに他の態様では、基板を設ける工程と、基板上に、上面を有する膜を形成する工程と、膜にホールを形成する工程と、ホールにアライメントされ、膜の上面の一部が露出されるように、ホールよりも大きい開口を有する絶縁層を設ける工程と、ホール内に材料を設ける工程と、開口を小さくし、膜の前記上面の露出された部分を覆うために、開口の側壁に沿ってスペーサを設ける工程とを含み、スペーサは、ホール内の材料にまで延びる、半導体の処理方法を提供する。
好適には、本発明は、デュアル・ワーク・ファンクション・ロジック・プロセス内に、ボーダレス・コンタクトが与えられる、半導体構造および製造方法を提供する。本質的には、本発明は、シングル・ワーク・ファンクション・ロジックおよびデュアル・ワーク・ファンクション・ロジックの最良の要素を用いて、MLD(すなわちDWF)およびMDL(すなわちボーダレス・コンタクト)の典型的特徴を有するMLD技術を開発する。本発明によれば、プロセス製造装置については、集積されたDRAMおよびロジック構造のための2つのツール・セットを用いる必要がない(従来は、必要とされた)。提供されたプロセス実施例では、シリサイド構造またはノン・シリサイド構造のために、オプションが与えられている。シリサイド・プロセスは、コア・ロジック・プロセスと容易に一体化される。本発明によれば、各トランジスタ・ゲートは、隣接する拡散コンタクトから、電気的に分離される。
さらに他の特徴および利点は、本発明の技術によって実現される。本発明の実施例および態様は、ここに詳細に説明されるが、特許請求の範囲に記載の発明の一部とみなされる。
以下の定義は、本発明に関係している。
デュアル・ワーク・ファンクション(Dual Work Function:DWF)
デュアル・ワーク・ファンクション構造の特徴は、P+ ポリシリコンゲートPFETまたはN+ ポリシリコンゲートNFETを含み、この構造は、表面チャネル導通PFETデバイスおよび表面チャネルNFETデバイスを形成する。この構造の利点は、短チャネル特性の故に、PFETゲート制御が、NFETゲート制御に等しいことである。両方のデバイスは、低いサブ・スレショルド漏洩でターンオフすることができ、PFETゲート長は、NFETゲート長に同じであり、このことは高性能ロジックに通じる。従来の欠点は、拡散コンタクトを、ゲート電極上に設けることが許されず、したがって各デバイス拡散相互接続に対して、(追加の最小イメージ+重ね合わせ公差)が用いられる。DRAMセルについて、このことは、ビットライン方向におけるセル寸法を、少なくとも1F(すなわち、1最小フィーチャ)だけ増大させる。このプロセスは、また、“高価”であると考えられる。拡散コンタクトのための追加のスペースは、アレイ効率を低減させ、および拡散コンタクトとソース・ドレイン・ゲート境界との間のスペースが、低抵抗路で“充てん”されなければならない(速度、すなわち離間された外方拡散の“R”を不変に保つために)。このことは、ソース・ドレイン抵抗を低下させるためのシリサイド化プロセス(ゲート電極上にも延びる)を付加することを含んでいる。代表的なプラクティスでは、N+
(NFET)およびP+ (PFET)ゲート電極は、各デバイスのN+ およびP+ 拡散電極と共に、同時に注入される。これらのデバイスは、ゲート電極上にキャップを有さず、したがって浅いソース・ドレイン注入がゲート電極に入らず、典型的に真性に付着される(すなわち、プレ・ドープされない)。
シングル・ワーク・ファンクション(Single Work Funciton:SWF)
シングル・ワーク・ファンクション構造の特徴は、N+ ポリシリコンゲートPFETとN+ ポリシリコンゲートNFETとを有している。この構造は、表面チャネル導通NFETおよび埋込みチャネル導通PFETデバイスを形成する。すなわち、N+
ゲートを有するPFETデバイスVTは、約−1.0ボルトである。これは、CMOSの動作には小さすぎる。チャネルは、P- 注入(通常のチャネルは、N形である)で補償されて、埋込みP/N層を形成する。次に、ゲート導体チャネルを、シリコン/二酸化シリコン表面から除去し、および上述したDWF方式に対しては、ゲートへの結合がかなり減少する。この構造の利点は、ゲート・エッチングの前に、SWFゲート電極を前注入でき、絶縁キャップ(標準DRAMプラクティスは、拡散コンタクトに対しボーダレス・ゲートを用いている)を、形成できることである。さらに、WSi2
またはW/WN(タングステン/窒化タングステン)のような材料を、キャップ層が形成される前に、ゲート・スタックへ付加して、ゲート・シート抵抗をかなり減少させることができる。拡散コンタクトがゲート電極に隣接しているので、シリサイドは必要とされず、ゲート・スタックを、キャップと共に、適切にエッチングすることができる。このことは、ボーダレス・コンタクト・アレイ・フィーチャを用いる低コストDRAMプロセスにつながる。N+
ゲート導体は、N+ ドーピングがゲート電極に残らず、基板につき抜けるので、後に続くすべての高熱処理に耐えることができる。P+ ゲート導体は、後に続く高熱処理に耐えることができない。すなわち、P+
ドーピングは、基板につき抜け、PFETデバイスを損傷する。こういう訳で、DWF処理においては、電極が前注入されているならば、高熱処理を避けるためには、最後の可能な処理工程で電極が同時に注入される。この問題は、通常、PFETにおける“ホウ素つき抜け(boron penetration)”と呼ばれている。SWF構造の1つの利点は、拡散コンタクトを電極の上部に設ける(電極にショートすることなく)ことを可能にするキャップド・ゲートを、SWFが形成することである。したがって、DRAMプロセスでは、ビットラインを、フィーチャを付加することなしに作製して、ビットラインをゲート電極から離間させることができる。SWF構造の欠点は、埋込みチャネルPFETデバイスを、典型的に、NFETデバイスに比べて、物理的に大きくしなければならないことである。これは、ゲート制御が良くない(すなわち、DWF PFETに比べて、SWF PFETにおいては、オフ電流がかなり大きい)ことによる。オフ電流は、NFETデバイスについてゲートが0ボルトのときに、ドレインからソースへの漏洩として定義される。
PWF構造およびSWF構造に関するさらなる情報は、B. El-Kareh, W. W. Abadeer, W. R. Tonti,“Design of Sub-Micron
PMOSFETs for DRAM Array Applications”, IEDM Technical Design(1991)によって与えられる。この文献の内容は、本明細書の内容に含まれるものとする。
ボーダレス・コンタクト(Borderless Contact)
ボーダレス・コンタクト構造においては、隣接する拡散電極への導電コンタクトを、ゲート電極上に設ける(ゲート電極にショートすることなしに)ことができる。したがって、拡散開口をエッチングによって明確に形成できる限り、拡散コンタクトを、ゲートに隣接し、かつ、ゲート上に形成することができる。
ボーダード・コンタクト(Bordered Contact)
ボーダード・コンタクト構造においては、隣接拡散電極への導電コンタクトを、ゲート電極上に、それとショートすることなく、設けることができない。導電コンタクトを、ゲートに隣接して、または、ゲート上に形成することができない。典型的には、このことは、(2個の最小イメージ+重なり公差)が、コンタクトをゲートから“離れて(off)”設けるためには、必要とされることを示している。
MLD
MLDは、組合わせロジックDRAM構造を意味する。この構造では、ボーダード・ビットライン・コンタクトを用いるスパースDRAMセルと共に、ロジックDWFコアが採用されている。
MDL
MDL構造は、高密度DRAMアレイがボーダレス・コンタクトと共に用いられている組合わせDRAMロジック構造である。ロジック・リソグラフィ(典型的に、DRAMリソグラフィの前の世代である)を、ロジックNFETデバイスと共に用い、およびラインのロジック・バックエンド(典型的に、3レベル金属標準DRAMプロセスよりも大きい)を、低速DRAM埋込みチャネルPFET(SWF)技術と共に用いる。
本発明の目的は、DWFおよびSWF構造の最良の要素を統合し、MLD(DWF)およびMDL(ボーダレス・コンタクト)の最良のフィーチャを用いてMLD技術を発展させることにある。
以下に、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、ロジック・プロセスにおいて集積される従来の高密度ダイナミック・ランダムアクセス・メモリ(DRAM)の一例を示す。この例では、半導体構造10は、基板11を有しており、この基板内には分離領域13が形成されている。分離領域間の基板上に、2個のゲート・スタックが形成されている。各スタックは、例えば、プレドープト・ポリシリコン・ゲート12を有し、その側壁を酸化物スペーサ14が取り囲んでいる。シリサイド材料16を、前堆積してゲート抵抗を低下させることができ、窒化シリコン・キャップ17が、シリサイド化された各ゲート上に設けられて、ボーダレス・コンタクトを保護する。スタックは、最小イメージ離れて配置されており、スタックの間にビットライン・ポリシリコン・コンタクト18が設けられている。最終的なビットライン・コンタクト19は、各スタック上に重なり、ビットライン・コンタクト18に電気的に接続される。窒化シリコン・キャップ17は、最終ビットライン・コンタクトがゲート構造から電気的に分離されることを保証する。ソース/ドレイン拡散部20は、また、基板11内に示されている。メモリセルがトレンチ・キャパシタを有するならば、トレンチ・プロセス(図示せず)は、すでに完了している。メモリセルが積層セル(図示せず)ならば、プロセス・シーケンスは、上述した構造の作製を一体化する。いずれの方法でも、ストレージ・デバイスは、以下に説明するコンセプトとは無関係である。図1からわかるコンセプトは、実行される処理工程が、ポリシリコン・ゲートのパターニングを含むことである。アレイ・ビットライン・スペースは、ゲート・スタック間の最小イメージであり、また、側壁ゲート・スペーサの領域は、このときに好適に定められる。しかし、図1の構造は、一定の制限を有している。例えば、イメージ制御は、真性ポリシリコン・ゲート(本発明による図2に示される)よりも2倍以上悪い。さらに、デュアル・ワーク・ファンクションの実現は、ほとんど不可能である。埋込みDRAMの高コストは、集積できないDRAM/ロジック・フィーチャ(例えば、ゲート・スタックおよびボーダレス・コンタクト)に起因している。ロジック性能コストが増大し、およびプレ・スペーサの使用は、ソース/ドレインの最適化を制限する。
図2は、本発明による半導体処理方法における中間構造を示す。この構造(100で示す)は、基板102を有している。このような基板は、分離領域104を有するシリコン基板であり、分離領域間に、ゲート・スタックの領域が定められる。図示していないが、デバイスNFET/PFET/アレイのウェル注入が行われるものとする。ゲート酸化物106が形成され、パターニングされて、その上に、ブランケット無キャップ真性ポリシリコン108が形成され、フォトレジスト・マスク110を用いてパターニングされている。メモリセルがトレンチ・キャパシタを有するならば、トレンチ・プロセスは完了している。メモリセルが積層されるならば、プロセス・シーケンスは、ラインのバックエンド(BEOL)処理と統合する。いずれの方法でも、ストレージ・デバイスは、与えられるコンセプトとは無関係である。図2で実行される処理工程は、ポリシリコン・ゲートをパターニングすることである。再び、ゲート・スタック間のアレイ・ビットライン・スペースは、最小イメージであることに留意すべきである。
図3において、図2の構造のフォトレジスト・マスク110を除去して、側壁スペーサ、例えば酸化物スペーサ112を形成し、フォトレジスト・マスク114を付着し、パターニングして、PFET/NFET領域を定める。これら領域内では、ゲート電極108およびソース/ドレイン電極116が、イオン注入されている様子が示されている。いくつかの利点は、このプロセスから生じる。まず第1に、高電圧/低漏洩接合が望まれるならば、アレイゲート/接合の複合体の縮退ドーピングを阻止するマスクを付加することができる。さらに、マスクを用いて、交互アレイ・スペーサ・プロセスを定め、必要とされるならば、異なるアレイ接合を展開することができる。例えば、プレ・スペーサを用いて、ソース/ドレイン(s/d)ロジック・エクステンション注入を阻止することができる。
図4は、フォトレジスト・マスク114を除去し、注入を完了し、ゲートキャップ・ボーダレス・ラッパ(wrapper)を形成した後の図3の構造100を示す。なお、ゲートキャップ・ボーダレス・ラッパは、コンフォーマル酸化物層120と、この上に付着されたコンフォーマル窒化物層122とを有している。一例では、コンフォーマル酸化物層は、20〜50Å厚さとすることができ、コンフォーマル窒化物層122は、300〜500Å厚さとすることができる。
図5〜図15は、図4の構造100の拡大図であり、明瞭にするため、1つのトランジスタに注目している。
図5は、構造100の1つの電界効果トランジスタを示し、ハードマスク130(例えば、TEOS酸化物)が付着されパターニングされて、ソース/ドレイン注入部116を露出させる開口132の領域が定められている。イオン注入部116上には、ビットライン・コンタクトが形成される。フォトレジスト・マスク130は、ゲート108上のどこかに設けられるものとし、およびマスクおよび酸化物層/窒化物層のエッチングは、ポリシリコン・ゲート108の一部が露出されるまで、行われる。
図6において、ビットライン・ポリシリコン・コンタクト134が、開口132内に形成されている。ビットライン・コンタクト134は、要求に応じて、NまたはPドープすることができる。この中間構造は、ゲート108とビットライン・コンタクト134との間に、電気的および物理的な接続部を有しており、この接続部は除去されなければならないことに留意すべきである。図7において、従来の化学機械研磨(CMP)プロセスを用いて、ビットライン・ポリシリコン・コンタクトを、ハード研磨停止層として働く酸化物/窒化物ラッパ120/122の上面までエッチングする。
次に、図8において、酸化物/窒化物ラッパ膜120,122を、時限エッチングのためのマスクとして用いて、ビットライン・コンタクト134およびポリシリコン・ゲート108を、ゲートとビットライン・コンタクトとがもはや電気的に接触しない最小のリセス深さまで、エッチングする。これは、時限エッチング・プロセスであり、ポリシリコン・ゲート108の元の表面より下のあるレベルまでポリシリコンが除去されるように、エッチングを行うことができる。
図9において、ビットライン・コンタクト134および露出されたゲート108上に、酸化物層150が形成されている。酸化物層150は、図8に示されるポリシリコン構造をさらにエッチングして、酸化物を付着させる、あるいは露出したポリシリコンを単に酸化させることによって、形成することができる。酸化が用いられるならば、図8において説明したエッチングは、任意であることに留意すべきである。当業者は、最終的な構造は、ゲート電極に対してボーダレスであるビットライン・コンタクト134を形成し、およびゲート電極とビットライン・コンタクトとは、側壁スペーサ112および酸化物150によって、電気的および物理的に分離されていることを理解するであろう。したがって、図2〜図9の処理に従って、他の最小ピッチが、ビットライン・コンタクトの領域を定めることを要求することなく、ボーダレス半導体構造が実現される。ビットライン・コンタクト134がタングステン・スタッドよりなるならば、図9に示すようなレベルまで、タングステン(W)に対して選択的に、ポリシリコンをエッチングすることによって、コンタクトはゲートから簡単に分離されることに留意すべきである。
図10および図11は、最終的なビットライン形成のために、ボーダレス・コンタクトを作製する一実施例を示し、他方、図12〜図15は、ゲートをシリサイド化し、ビットライン形成のためのビットライン・コンタクトを作製するプロセスを示す。
図10および図11において、図9の構造は図10に示されており、側壁スペーサ160、例えば窒化シリコン・スペーサの領域は、ゲート108の露出領域を完全に覆い、ビットライン・コンタクト134上にわずかに延びるように、酸化物150上に定められている。スペーサ160は、ゲート108上の酸化物150を完全に覆って保護するような寸法に設定されている。マスクの領域を定め、スペーサが設けられる領域を開口し、その領域内に窒化シリコンを付着させ、再びエッチングして窒化物スペーサを残しながらマスクを除去することによって、スペーサ160を形成することができる。スペーサ160は、ビットライン・コンタクト134に少なくともわずかに重ならなければならないが、その最小ルールは、スペーサ112の外縁が覆われるように定められるであろう。
図11において、ビットライン・コンタクト134上の酸化物150は、エッチングされて、ビットライン・コンタクトが露出され、最終的なビットライン配線170が、ビットライン・コンタクトに電気的に接触するように、形成されている。窒化シリコン・スペーサ160は、ゲート108上の領域内にある酸化物150を保護し、ビットライン・コンタクト134とゲート108との間に、ボーダレス構造を確保することに留意すべきである。
任意の方法において、拡散およびゲート電極の抵抗を減少させることが望まれる。図9の構造において、シリサイド化されたコンタクトが形成されるものとすると、窒化物/酸化物ラッパは、最初に基板から除去され、シリサイドが付着され、サポートと反応される。サポートは、メモリ・トランジスタではないすべてのトランジスタである。ゲート108上のシリサイド180は、ワードライン・シリサイドを構成し、シリサイドは、ゲートの抵抗率を、例えば100Ω/□から約2〜5Ω/□へ低下させる。例えば、ケイ化コバルトまたはケイ化チタンを、用いることができる。また、メモリセル構造に基づいて形成することのできるノード・シリサイド182が示されている。トレンチセル構造が用いられるならば、ノード116は典型的にシールされ、シリサイド182は形成されない。しかし、高キャパシタンス・セルが用いられるならば、シリサイド182は任意である。また、このシリサイドがサポートに付着され、シリサイドは拡散およびポリシリコン・ゲートのレベルで用いられることに留意すべきである。
図13は、コンフォーマル酸化物層120および窒化物層122が再付着され、図5に示されるようなフォトレジスト・マスクを用いて除去された後の、図12の構造を示す。図13において、酸化物/窒化物重なりマスクが、ビットライン・コンタクト134上でミスアライメントされて示されていることに留意すべきである。あるいはまた、ラッパ120/122は、ワードライン・コンタクト180上でミスアライメントし得るが、ビットライン・コンタクト上のミスアライメントは、相互接続ビットライン配線に対しては、最悪のケースである。これは、コンタクトがショートに対して最悪のケースで示されている図10と対照的である。
図14において、窒化シリコン・スペース160が、再び形成されて、ゲート108上の酸化物150の保護を、必要ならば、保証する。
次に、露出された酸化物150をエッチングして、最終的なビットライン・コンタクト170の付着を可能にする。ビットライン・コンタクト170は、スタッド134に電気的に接触し、および、コンタクトがゲート・スタック上に延びるにもかかわらず、ゲート108から分離される。したがって、本発明の結果は、最終的なビットラインがゲート上に延びることを制限することがなく、および従来用いられているようなキャップド・ゲート構造を用いることがない、ゲートに対するボーダレスビットライン・コンタクトである。
好適な実施例を詳細に説明したが、当業者には、本発明の趣旨から逸脱することなく、種々の変形,付加,置換などを、行うことができ、したがってこれらは本発明の範囲内であるとみなされることは明らかである。
まとめとして、本発明の構成に関して以下の事項を開示する。
(1)実質的に無キャップのゲートと、前記無キャップのゲートに隣接する拡散部への導電コンタクトとを備え、前記導電コンタクトは、前記ゲートに対しボーダレスである、半導体構造。
(2)前記ゲートは、ほぼすべてのソース/ドレイン注入が前記ゲートをつき抜けるのに十分に薄い絶縁膜を有する、上記(1)に記載の半導体構造。
(3)前記実質的に無キャップのゲートは、前記半導体構造の導電層間に、電気的絶縁を与えるのに十分に厚い絶縁膜を有さない、上記(1)に記載の半導体構造。
(4)注入されたソース/ドレインをさらに有し、前記注入は前記拡散部内のドーズを有し、前記実質的に無キャップのゲートは、前記ドーズの半分以上を阻止することのできる絶縁膜を有さない、上記(1)に記載の半導体構造。
(5)前記導電コンタクトは、前記ゲートにショートすることなしに、前記無キャップのゲート上に、少なくとも部分的に延びる、上記(1)に記載の半導体構造。
(6)前記無キャップのゲートは、メモリ・ワードラインを構成し、前記ボーダレス導電コンタクトは、ビットライン・コンタクトを構成する、上記(1)に記載の半導体構造。
(7)第1のコンタクト・ホールを有する第1の材料を備え、この第1の材料の水平面は、前記第1のコンタクト・ホールに隣接し、
前記第1の材料上に延びる第2の材料を備え、この第2の材料は、第2のコンタクト・ホールを有し、この第2のコンタクト・ホールは、前記第1のコンタクト・ホール上に延びて、前記第1の材料の前記水平面の一部を露出させ、
前記第1のコンタクト・ホール内の導体を備え、
前記第2のコンタクト・ホールに接し、前記導体にまで延びるスペーサを備え、このスペーサは、前記第1の材料の前記水平面が露出されないように十分な寸法を有する、半導体構造。
(8)前記第1のコンタクト・ホールの側壁に沿ったスペーサを備えて、前記導体を、前記側壁に沿った前記第1の材料から分離する、上記(7)に記載の半導体構造。
(9)前記導体は、前記水平面の下にリセスされている、上記(7)に記載の半導体構造。
(10)前記第1の材料は、導電材料よりなる、上記(7)に記載の半導体構造。
(11)前記第1のコンタクト・ホール内の前記導体は、前記第1の材料に対してボーダレスである、上記(10)に記載の半導体構造。
(12)前記第2のコンタクト・ホールの領域は、ハードマスクにより定められる、上記(7)に記載の半導体構造。
(13)前記スペーサは、前記第2のコンタクト・ホールの側壁に沿って配置される、上記(7)に記載の半導体構造。
(14)前記第2のコンタクト・ホール内に少なくとも部分的に配置され、前記第1のコンタクト・ホール内の前記導体に電気的に接続し、前記第1の材料上に少なくとも部分的に延びるビットライン・コンタクトをさらに備える、上記(7)に記載の半導体構造。
(15)前記第1の材料は、電界効果トランジスタ(FET)の実質的に無キャップのゲートを構成する、上記(14)に記載の半導体構造。
(16)前記第2の材料は、ハードマスクよりなる、上記(15)に記載の半導体構造。
(17)前記無キャップのゲートは、メモリ・ワードラインを構成し、前記導体および前記ビットライン・コンタクトに対してボーダレスである、上記(15)に記載の半導体構造。
(18)a)基板を設ける工程と、
b)前記基板上に、上面を有する膜を形成する工程と、
c)前記膜にホールを形成する工程と、
d)前記ホールにアライメントされ、前記膜の前記上面の一部が露出されるように、前記ホールよりも大きい開口を有する絶縁層を設ける工程と、
e)前記ホール内に材料を設ける工程と、
f)前記開口を小さくし、前記膜の前記上面の露出された部分を覆うために、前記開口の側壁に沿ってスペーサを設ける工程とを含み、前記スペーサは、前記ホール内の前記材料にまで延びる、
半導体の処理方法。
(19)前記膜は導電性であり、前記膜は前記ホール内の前記材料に対してボーダレスである、上記(18)に記載の半導体の処理方法。
(20)前記導電膜の前記側壁を絶縁して、前記ボーダレスを可能にするために、前記ホールの側壁に沿って、絶縁スペーサを設ける工程をさらに含む、上記(19)に記載の半導体の処理方法。
(21)前記ホール内の前記材料は、導電性である、上記(18)に記載の半導体の処理方法。
(22)前記導電材料は、金属または導電性ポリシリコンよりなる、上記(18)に記載の半導体の処理方法。
(23)前記導電材料は、前記膜の前記上面の下にリセスされている、上記(18)に記載の半導体の処理方法。
(24)前記膜は、電界効果トランジスタの実質的に無キャップのゲート導体を構成する、上記(18)に記載の半導体の処理方法。
(25)前記導電材料は、拡散部への導電コンタクトである、上記(18)に記載の半導体の処理方法。
(26)絶縁層を設ける前記工程は、ハードマスク内に開口を形成する工程を含む、上記(18)に記載の半導体の処理方法。
(27)
電界効果トランジスタ(FET)を含む半導体装置であって、前記半導体装置は、
キャップフリーのゲート・スタックと、
前記キャップフリーの前記ゲート・スタックに隣接する拡散領域への導電コンタクトとを含み、
前記キャップフリーの前記ゲート・スタックは、前記ゲート・スタックの部分を構成するゲート電極に整合した絶縁性キャップを有しておらず、かつ前記キャップフリーの前記ゲート・スタックの前記ゲート電極は、上面の一部が除去されてノッチ付きゲートとされ、
前記導電コンタクトは、前記ノッチ付きゲート上の絶縁構造により前記ノッチ付きゲートから分離され、
前記絶縁構造は、前記ゲート電極の除去部分に堆積された絶縁層と、前記キャップフリーの前記ゲート・スタックの高さ以下で前記ゲート電極に対する絶縁性側壁とを備える、半導体装置。
(28)前記ゲート電極は、前記FETのソース/ドレイン注入が前記ゲート電極に達するだけ薄い絶縁膜を備える、(27)に記載の半導体装置。
(29)
さらに注入されたソース/ドレイン電極を備え、前記キャップフリーの前記ゲート・スタックは、前記拡散領域において前記注入によるドーズ量の半分を超えて注入を阻止する絶縁膜を含まない、(27)に記載の半導体装置。
(30)
前記導電コンタクトは、前記ゲート電極と短絡しないようにして前記キャップフリーの前記ゲート・スタックの少なくとも一部の上まで延びる、(27)〜(29)のいずれかに記載の半導体装置。
(31)
前記電界効果トランジスタは、デュアル動作FETを含む、(27)〜(30)のいずれかに記載の半導体装置。
(32)
前記絶縁構造は、さらに、前記ゲート電極の除去部分に形成された前記絶縁層の上側に配置された絶縁スペーサを含む、(27)〜(31)のいずれかに記載の半導体装置。
ボーダレス・ビットライン・コンタクトとゲート上の絶縁キャップとを用いる従来の半導体構造の部分断面図である。 本発明の原理に基づく半導体処理方法の間に実現される中間構造の部分断面図である。 フォトレジスト・マスクを除去し、側壁スペーサを形成し、ソース,ドレイン,ゲート電極の注入を行った後の図2の断面正面図である。 保護コンフォーマル酸化物層およびコンフォーマル窒化物層を形成した後の図3の断面正面図である。 窒化物層および酸化物層上にフォトレジスト・マスクを形成し、パターニングしてゲートの一部を露出させた後の図4に示される1つのトランジスタ構造の拡大部分断面図である。 ゲートに隣接し、ゲート上に延びるビットライン・ポリシリコン・コンタクトを形成した後の図5の構造の部分断面図である。 ビットライン・ポリシリコンの一部を除去するために、窒化物層および酸化物層まで研磨した後の図6の構造の断面正面図である。 時限エッチングを用いて、ビットライン・ポリシリコンを最小深さまでリセスした後の図7の断面正面図である。 ビットライン・ポリシリコンおよびゲートをさらにエッチングし、その上に酸化物を形成した後の図8の断面正面図である。 ゲートを覆い、ビットライン・ポリシリコン・コンタクトに延びる側壁スペーサを形成した後の図9の断面正面図である。 ビットライン・ポリシリコン上の酸化物を除去し、そこに最終的なビットライン・コンタクトを形成し、側壁スペーサがゲートの露出を保護するようにした後の図10の断面正面図である。 窒化物層および酸化物層を除去し、ノード・シリサイドおよびワードライン・シリサイドを形成した後の図9の構造の断面正面図である。 酸化物および窒化物層を形成しパターニングして、ゲート構造を覆うようにした後の図12の構造の断面正面図である。 ビットライン・ポリシリコン上に側壁スペーサを形成した後の図13の構造の断面正面図である。 ビットライン・ポリシリコン・コンタクトを露出させ、そこに最終的なビットライン・コンタクトを形成し、ビットライン・ポリシリコン上に設けられた側壁スペーサが、ゲートが隣接ビットライン・コンタクトから電気的に分離されることを保証するようにした後の図14の構造の断面正面図である。
符号の説明
102 基板
104 分離領域
106 ゲート酸化物
108 ゲート電極
110,114 フォトレジスト・マスク
112 酸化物スペーサ
116 ソース/ドレイン電極
120 コンフォーマル酸化物層
122 コンフォーマル窒化物層
130 ハードマスク
132 開口
134 ビットライン・ポリシリコン・コンタクト
150 酸化物層
160 スペーサ
180 シリサイド

Claims (5)

  1. 電界効果トランジスタ(FET)を含む半導体装置であって、前記半導体装置は、ゲート電極を含むキャップフリーゲート・スタックと、前記キャップフリーゲート・スタックに隣接する拡散領域への導電コンタクトと、前記キャップフリー・ゲート・スタックの前記ゲート電極と前記導電コンタクトとを分離する絶縁構造とを含み、
    前記キャップフリーゲート・スタックは、その一部としてゲート電極に整合した絶縁性キャップを有しておらず、かつ前記キャップフリーゲート・スタックの前記ゲート電極は、その上面の一部が除去されてノッチ付きゲートとされ、
    前記絶縁構造は、前記ノッチ付きゲートとされたゲート電極に接して形成され、前記ゲート電極の除去部分に堆積された絶縁層と、前記キャップフリーゲート・スタックの高さ以下で前記ゲート電極に対する絶縁性側壁とを備える、半導体装置。
  2. イオン注入されたソース電極およびドレイン電極をさらに備え、前記キャップフリーゲート・スタックは、前記拡散領域において前記イオン注入によるドーズ量の半分を超えて注入を阻止する絶縁膜を含まない、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記導電コンタクトは、前記ゲート電極と短絡しないようにして前記キャップフリーゲート・スタックの少なくとも一部の上まで延びる、請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記電界効果トランジスタは、デュアル・ワーク・ファンクション構造をなす、請求項1〜のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記絶縁構造は、さらに、前記ゲート電極の除去部分に形成された前記絶縁層の上側に配置された絶縁スペーサを含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の半導体装置。
JP2006289044A 2001-01-30 2006-10-24 半導体構造およびその処理方法 Expired - Fee Related JP3974930B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/772,630 US6642584B2 (en) 2001-01-30 2001-01-30 Dual work function semiconductor structure with borderless contact and method of fabricating the same

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002016708A Division JP3974789B2 (ja) 2001-01-30 2002-01-25 半導体構造およびその処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007053400A JP2007053400A (ja) 2007-03-01
JP3974930B2 true JP3974930B2 (ja) 2007-09-12

Family

ID=25095697

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002016708A Expired - Fee Related JP3974789B2 (ja) 2001-01-30 2002-01-25 半導体構造およびその処理方法
JP2006289044A Expired - Fee Related JP3974930B2 (ja) 2001-01-30 2006-10-24 半導体構造およびその処理方法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002016708A Expired - Fee Related JP3974789B2 (ja) 2001-01-30 2002-01-25 半導体構造およびその処理方法

Country Status (4)

Country Link
US (3) US6642584B2 (ja)
JP (2) JP3974789B2 (ja)
KR (1) KR100499213B1 (ja)
TW (1) TW582113B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100400308B1 (ko) * 2001-03-28 2003-10-01 주식회사 하이닉스반도체 반도체소자의 보더리스 콘택 형성방법
US7060546B2 (en) * 2003-11-26 2006-06-13 International Business Machines Corporation Ultra-thin SOI MOSFET method and structure
WO2010114909A1 (en) * 2009-03-31 2010-10-07 Vanderbilt University Sulfonyl-piperidin-4-yl methylamine amide analogs as glyt1 inhibitors, methods for making same, and use of same in treating psychiatric disorders
US8916432B1 (en) * 2014-01-21 2014-12-23 Cypress Semiconductor Corporation Methods to integrate SONOS into CMOS flow
US9263550B2 (en) 2014-04-17 2016-02-16 International Business Machines Corporation Gate to diffusion local interconnect scheme using selective replacement gate flow
JP2019102520A (ja) * 2017-11-29 2019-06-24 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置の製造方法
US11239115B2 (en) 2019-10-30 2022-02-01 International Business Machines Corporation Partial self-aligned contact for MOL

Family Cites Families (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS559414A (en) * 1978-07-05 1980-01-23 Toshiba Corp Manufacturing method of semiconductor device
US5258645A (en) * 1990-03-09 1993-11-02 Fujitsu Limited Semiconductor device having MOS transistor and a sidewall with a double insulator layer structure
US5219793A (en) 1991-06-03 1993-06-15 Motorola Inc. Method for forming pitch independent contacts and a semiconductor device having the same
US5466636A (en) 1992-09-17 1995-11-14 International Business Machines Corporation Method of forming borderless contacts using a removable mandrel
JP3172321B2 (ja) 1993-04-26 2001-06-04 三洋電機株式会社 半導体記憶装置の製造方法
FR2711275B1 (fr) 1993-10-15 1996-10-31 Intel Corp Procédé automatiquement aligné de contact en fabrication de semi-conducteurs et dispositifs produits.
JP2591446B2 (ja) 1993-10-18 1997-03-19 日本電気株式会社 半導体装置およびその製造方法
KR970007830B1 (ko) 1993-12-21 1997-05-17 현대전자산업 주식회사 반도체 장치 및 그 제조방법
JP2720796B2 (ja) 1994-11-15 1998-03-04 日本電気株式会社 半導体装置の製造方法
US5591301A (en) 1994-12-22 1997-01-07 Siemens Aktiengesellschaft Plasma etching method
KR0141950B1 (ko) * 1994-12-22 1998-06-01 문정환 반도체소자의 제조방법
JP3623834B2 (ja) 1995-01-31 2005-02-23 富士通株式会社 半導体記憶装置及びその製造方法
US5759867A (en) 1995-04-21 1998-06-02 International Business Machines Corporation Method of making a disposable corner etch stop-spacer for borderless contacts
TW288200B (en) 1995-06-28 1996-10-11 Mitsubishi Electric Corp Semiconductor device and process thereof
JP3532325B2 (ja) 1995-07-21 2004-05-31 株式会社東芝 半導体記憶装置
US5723381A (en) 1995-09-27 1998-03-03 Siemens Aktiengesellschaft Formation of self-aligned overlapping bitline contacts with sacrificial polysilicon fill-in stud
US5960318A (en) 1995-10-27 1999-09-28 Siemens Aktiengesellschaft Borderless contact etch process with sidewall spacer and selective isotropic etch process
JP2739855B2 (ja) 1995-12-14 1998-04-15 日本電気株式会社 半導体装置およびその製造方法
JP3146962B2 (ja) 1995-12-14 2001-03-19 日本電気株式会社 半導体記憶装置およびその製造方法
JPH09191084A (ja) 1996-01-10 1997-07-22 Nec Corp 半導体装置及びその製造方法
US5990507A (en) 1996-07-09 1999-11-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device having ferroelectric capacitor structures
KR100223600B1 (ko) * 1997-01-23 1999-10-15 김덕중 반도체 장치 및 그 제조 방법
JPH10242147A (ja) 1997-02-27 1998-09-11 Toshiba Corp 半導体装置およびその製造方法ならびに半導体記憶装置およびその製造方法
US6633069B2 (en) * 1997-05-20 2003-10-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device
US6406987B1 (en) 1998-09-08 2002-06-18 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Method for making borderless contacts to active device regions and overlaying shallow trench isolation regions
KR100284905B1 (ko) * 1998-10-16 2001-04-02 윤종용 반도체 장치의 콘택 형성 방법
US6165901A (en) * 1998-11-25 2000-12-26 United Microelectronics Corp. Method of fabricating self-aligned contact
US6235593B1 (en) 1999-02-18 2001-05-22 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Self aligned contact using spacers on the ILD layer sidewalls
US6022776A (en) 1999-04-07 2000-02-08 Worldwide Semiconductor Manufacturing Corporation Method of using silicon oxynitride to improve fabricating of DRAM contacts and landing pads
US6228777B1 (en) 1999-06-08 2001-05-08 Intel Corporation Integrated circuit with borderless contacts
US6211021B1 (en) 1999-07-26 2001-04-03 United Microelectronics Corp. Method for forming a borderless contact
US6046103A (en) 1999-08-02 2000-04-04 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Borderless contact process for a salicide devices
US6265271B1 (en) 2000-01-24 2001-07-24 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Integration of the borderless contact salicide process
US6271087B1 (en) * 2000-10-10 2001-08-07 Advanced Micro Devices, Inc. Method for forming self-aligned contacts and local interconnects using self-aligned local interconnects
US6686668B2 (en) * 2001-01-17 2004-02-03 International Business Machines Corporation Structure and method of forming bitline contacts for a vertical DRAM array using a line bitline contact mask

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007053400A (ja) 2007-03-01
US20020100904A1 (en) 2002-08-01
US7015552B2 (en) 2006-03-21
US20050199966A1 (en) 2005-09-15
US6642584B2 (en) 2003-11-04
KR20020063802A (ko) 2002-08-05
KR100499213B1 (ko) 2005-07-07
US20040108555A1 (en) 2004-06-10
JP2002289701A (ja) 2002-10-04
JP3974789B2 (ja) 2007-09-12
US6908815B2 (en) 2005-06-21
TW582113B (en) 2004-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6376304B1 (en) Semiconductor memory device and a method for fabricating the same
KR100579365B1 (ko) 메모리 어레이 및 지지 트랜지스터의 형성 방법, 및 이중일함수 지지 트랜지스터 및 매립형 dram 어레이를포함하는 반도체 장치
US6635526B1 (en) Structure and method for dual work function logic devices in vertical DRAM process
JP4570811B2 (ja) 半導体装置
US7928504B2 (en) Semiconductor memory device and method for manufacturing the same
US6555450B2 (en) Contact forming method for semiconductor device
US6541333B2 (en) Semiconductor integrated circuit device and method of manufacturing the same
JP3921331B2 (ja) 半導体装置
US6825078B1 (en) Single poly-Si process for DRAM by deep N well (NW) plate
JP3974930B2 (ja) 半導体構造およびその処理方法
JP3629187B2 (ja) 電気フューズ、この電気フューズを備えた半導体装置及びその製造方法
KR100306931B1 (ko) 반도체 집적회로장치 및 그 제조방법
US7569893B2 (en) Method of fabricating semiconductor device and semiconductor device fabricated thereby
JPH03171663A (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
US6406971B1 (en) Fabrication method for an embedded dynamic random access memory (DRAM)
US20040188773A1 (en) Semiconductor device having bit-line contacts, and method of manufacturing the same
JP2005236135A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2007129250A (ja) 半導体装置
JP4031777B2 (ja) 半導体装置
JP4441186B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2000156477A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2006013327A (ja) 半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20061107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070518

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070612

RD14 Notification of resignation of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7434

Effective date: 20070612

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110622

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees