JP3970664B2 - 利用者のオリジナル楽曲を携帯電話機より受信して演奏することができるカラオケ装置 - Google Patents

利用者のオリジナル楽曲を携帯電話機より受信して演奏することができるカラオケ装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はカラオケ装置の使用方法に関し、具体的には、利用者のオリジナル楽曲を各地に散在するカラオケ装置でその利用者専用に演奏するためのカラオケ装置の使用方法に関する。また、方法を実施する楽曲管理サーバー、およびカラオケ装置にも関する。
【0002】
【発明の背景】
MIDIデータは、楽曲を構成する楽音についての特徴を時系列に従って記述したデータであり、各楽器パート毎にその楽音を音高・音の強さ・拍数などによって表現している。そして、このMIDIデータに従って楽器の音色を再現する音源を駆動すれば楽曲を演奏することができる。現在では、パーソナルコンピュータ(PC)にMIDI作成・編集ソフトウエアをインストールしておけばMIDI楽曲を作曲をすることができる。また、MIDIデータに従って音源を駆動するシーケンサもPCにインストールされたソフトウエアで実現できる。最近のPCは標準で音源モジュールを搭載しているので、プロの音楽家でなくても、PCさえ有れば、作曲から演奏まで行うことができるようになった。したがって、誰もが作曲家やシンガーソングライター気取りの“自称”ミュージシャンになれるようになった。
【0003】
しかし、自称ミュージシャンの多くは、ライブハウスなど公衆の面前で演奏したりレコーディングスタジオを借りてCDを作成したりして、自作した楽曲を一般に公表できるほど洗練された作品を作ってはいない。そこで本発明者らは、まず、カラオケ装置として現在最も普及している通信カラオケシステムの演奏端末がMIDIデータを演奏処理するタイプであり、そのカラオケ装置を設置しているカラオケボックスには優れた防音・音響設備が整っていることに着目した。もちろん、自称ミュージシャンの多くが面識のない不特定多数の人に自作した楽曲を披露することをためらっていることを考慮すると、利用者のオリジナル楽曲は、それを作成した本人やその仲間など、限られた人たちだけのために演奏に供される楽曲(オリジナル楽曲)として一般のカラオケ楽曲とは区別して演奏するようにすることも必要である。もちろん、セミプロ級のミュージシャンであっても、完成までオリジナル楽曲を一般に公表したくないし、完成までに音響設備が整った環境で、かつ利用料金も安価な施設でオリジナル楽曲の出来具合をチェックしたいはずである。
【0004】
また、オリジナル楽曲をカラオケ装置で演奏させるサービスを提供するに当たり、煩雑で面倒な認証手続きを経てから利用者個人を特定するようではサービスに対する利用意欲も減退する。したがって、限定された利用者向けの専用サービスがその利用者に意識されることなく提供されることも必要である。
【0005】
一方、カラオケ店舗側の事情や通信カラオケシステムの構成・運用形態についても考慮した。すなわち、オリジナル楽曲をカラオケ装置で演奏させるために、例えば、利用者が持参した楽曲データの記憶媒体を駆動するためのデータ読みとり装置を既存の多くのカラオケ装置に付帯させれば設備投資に莫大なコストが掛かることになる。
【0006】
通信カラオケシステムのインフラを利用し、ホスト装置がオリジナル楽曲データを管理することも可能であるが、現在の通信カラオケシステムの運用形態は、ホスト装置が定期的にカラオケ装置に楽曲データを配信し、カラオケ装置はその配信データを自身の記憶資源に蓄積管理することが前提となっている。そのため、オリジナル楽曲データをその演奏処理機会ごとに既存の通信カラオケシステムの通信経路でダウンロードすることは通信コストを増加させることになる。不定期のデータ配信に対応してシステム全体のプログラムも変更する必要もある。
【0007】
カラオケ装置に適宜な通信インタフェースインタフェースを備えさせれば、それほど多くのコストを掛けずに外部のコンピュータと通信できるようになる。RS232Cインタフェースを標準装備したカラオケ装置も実際にある。そして、利用者のオリジナル楽曲のMIDIデータが記憶されているコンピュータとカラオケ装置とを直接接続してオリジナル楽曲データをカラオケ装置に転送することができる。しかし、MIDIデータの作曲や演奏ができるDTM(Desktop Music)環境を備えたPCは一般にデスクトップ型が多く、このPCをカラオケ会場に持ち込むわけにもいかない。ノートブック型PCであっても、急にカラオケをする場合には常時PCを持ち歩かない限り対応することができない。
【0008】
インターネット上のサーバーコンピュータにオリジナル楽曲データを保管させておき、カラオケ装置にTCP/IP通信機能を付帯させてこれにダウンロードすることも考えられるが、各地に散在するカラオケ装置のいずれでもオリジナル楽曲データを演奏処理させることができるようにするためには、カラオケ装置毎にIPアドレスを付与しなければならず、そのネットワーク環境の整備にコストと時間が掛かる。特定のカラオケ装置でのみオリジナル楽曲の演奏ができるようにした場合には、遠隔地の利用者がカラオケ装置を使用することが困難となる。近所にいる人であっても、カラオケ店舗に行ったときに該当のカラオケ装置が空いているとは限らない。確実にこのカラオケ装置を使用するためには予約をしておくことが必要となる。
【0009】
【発明の開示】
本発明は、カラオケ装置でオリジナル楽曲データを演奏処理させる際の各種問題点に鑑み成されたものであり、その目的は、既存のカラオケ装置に大きな変更を加えることなく、利用者にも負担を掛けずにオリジナル楽曲データを各地に散在するカラオケ装置で演奏処理するためのカラオケ装置の使用方法を提供することにある。
【0010】
この発明に係るカラオケ装置は、分説すると、つぎの事項(1)〜(7)により特定されるものである。
(1)短距離通信手段と、楽曲データベースと、制御手段と、記憶手段と、操作入力手段と、演奏手段を備えたカラオケ装置であること
(2)短距離通信手段は、利用者の携帯電話機と通信可能とすること
(3)楽曲データベースは、楽曲番号に対応付けしたカラオケデータを複数格納すること
(4)制御手段は、オリジナル楽曲受付処理と、予約受付処理と、演奏処理を行うこと
(5)オリジナル楽曲受付処理は、携帯電話機からオリジナル楽曲データを受信した際、当該オリジナル楽曲データにオリジナル楽曲番号を対応付けして記憶手段に格納するとともに、当該オリジナル楽曲番号を前記携帯電話機に送信すること
(6)予約受付処理は、操作入力手段から楽曲番号が入力された際に当該楽曲番号を待ち行列に登録するとともに、前記携帯電話機からオリジナル楽曲番号を受信した際に当該オリジナル楽曲番号を待ち行列に登録すること
(7)演奏処理は、待ち行列の先頭が楽曲番号の際は楽曲データベースから該当カラオケデータを読み出して演奏手段に演奏させ、待ち行列の先頭がオリジナル楽曲番号の際は記憶手段から該当のオリジナル楽曲データを読み出して演奏手段に演奏させること
【0016】
【発明の実施の形態】
===ネットワーク構成===
図1は本発明の実施例におけるカラオケ装置の使用方法が適用されるネットワークの概略図である。携帯電話機20はブラウザを実装し、基地局23を介して携帯電話通信網22に接続するとともに、その網22内にあるゲートウェイサーバー24を経由してインターネット25に接続する。そして、インターネット25上の各種サーバーコンピュータと通信する。また、Java実行環境を実装し、ネットワーク22,25からJavaアプレットをダウンロードすることで各種アプリケーションを追加登録することができる。なお、携帯電話機20には本実施例の方法に基づいて楽曲管理サーバーにアクセスしたり、カラオケ装置1を使用したりするためのアプリケーション(カラオケ連携ソフト)があらかじめダウンロードされてインストールされているものとする。
【0017】
さらに本実施例の携帯電話機20は、ネットワーク22,25を介さず直接外部のコンピュータと接続するための短距離通信インタフェースとして、ブルートゥース規格の短距離無線通信インタフェースを実装している。もちろん、一般の携帯電話機20にも標準搭載されているデータ端子にRS232CやUSBなど適宜な規格のインタフェース用ケーブルを接続することで外部のコンピュータと短距離有線通信を行うこともできる。
【0018】
利用者コンピュータ21は、DTM環境を備えたPCであり、ブルートゥース規格の短距離無線通信インタフェースを搭載して携帯電話機1と直接接続される。もちろん、上述の短距離有線通信インタフェースを介して携帯電話機20と接続する構成としてもよい。
【0019】
楽曲管理サーバー26は、インターネット25に接続されたサーバーコンピュータであり、Webサーバーとしての基本機能を備えている。そして、携帯電話機20とのHTTP通信を通じてオリジナル楽曲データのアップロードやダウンロードの要求を受け付ける。もちろん、楽曲管理サーバー26は携帯電話通信網22内に設置されていてもよい。
【0020】
カラオケ装置1は、通信カラオケシステムの演奏端末としての基本機能を備えており、本実施例では、ブルートゥース規格の短距離無線通信インタフェースを搭載して携帯電話機20と短距離通信する点が従来のカラオケ装置のハードウエア構成と異なっている。また、本実施例の方法に基づく使用に供されるためにソフトウエアに若干の変更が加えられている。
【0021】
===本実施例の概略===
本実施例の方法では、概ね次の手順に従ってカラオケ装置1を使用する。まず、利用者コンピュータ21にオリジナル楽曲データを用意しておき、利用者コンピュータ21と携帯電話機20とを接続する。そして、オリジナル楽曲データを利用者コンピュータ21から携帯電話機20経由で楽曲管理サーバー26にアップロードする。楽曲管理サーバー26は、オリジナル楽曲データにこれを送付してきた携帯電話機20の固有情報を対応付けして記憶しておく。
【0022】
後日、利用者が携帯電話機20をカラオケ店舗に持って行き、そこで携帯電話機20とカラオケ装置1とを接続する。そして、携帯電話機20を楽曲管理サーバー26にアクセスさせる。楽曲管理サーバー26は、アクセスしてきた携帯電話機20の固有情報に対応付けして記憶しているオリジナル楽曲データを携帯電話機20に送付してカラオケ装置1に転送させる。カラオケ装置1はこのオリジナル楽曲データを処理してオリジナル楽曲を演奏する。
【0023】
===オリジナル楽曲データのアップロード===
図2はオリジナル楽曲データを楽曲管理サーバー26にアップロードする手順の概略図である。オリジナル楽曲データが利用者コンピュータ21を使って作成され、そのデータが利用者コンピュータ21のハードディスク装置などの外部記憶に格納されているものとする(s1)。利用者コンピュータ21には携帯電話機20と連携して自身に記憶されているオリジナル楽曲データを楽曲管理サーバー26に保管させるためのアプリケーション(楽曲保管ソフト)もインストールされている。
【0024】
携帯電話機20ではカラオケ連携ソフトを、利用者コンピュータでは楽曲保管ソフトをそれぞれ起動させておき、この状態で双方が所定の距離内に近接して互いがブルートゥースインタフェースを介してリンクを確立すると、双方にて起動されているソフトウエアが連係するようになっている(s2〜s4)。
【0025】
利用者コンピュータ21は自身の外部記憶における特定のフォルダに格納されているオリジナル楽曲データの一覧を携帯電話機20に転送する。携帯電話機20は、この一覧を表示した上で、この一覧中から任意の楽曲を指定する旨の利用者入力を受け付けてその指定情報を利用者コンピュータに送信する(s5,s6)。また、カラオケ連携ソフトにより携帯電話機20のブラウザ機能が起動されて所定のURLを指定して楽曲管理サーバー26にアクセスする準備をする。もちろん、利用者が携帯電話機20を操作してブラウザを起動し所定のURLを入力して携帯電話機20を楽曲管理サーバー26にアクセスさせることとしてもよい。なお本実施例では、前記URLは楽曲管理サーバー26における所定のCGIプログラムを同定しており、利用者コンピュータ21が携帯電話機20からの指定情報に従って該当のオリジナル楽曲データを携帯電話機20に送出すると、携帯電話機20はそのオリジナル楽曲データを楽曲管理サーバー26の前記CGIに宛てて中継・転送する(s7〜s9)。
【0026】
楽曲管理サーバー26は、携帯電話機20経由で転送されてきたオリジナル楽曲データを取得するとともに、携帯電話機20に固有の端末情報(固有情報)も取得する。この固有情報は、携帯電話機20が携帯電話通信網22を介してデータ通信を行う際のヘッダ情報中に記載されている。楽曲管理サーバー26は、取得したオリジナル楽曲データとこの固有情報とを対応付けして自身の記憶資源に格納し、オリジナル楽曲データのアップロードを受け付けた旨のWebページをHTTPレスポンスとして携帯電話機宛てに返送する(s10〜s12)。なおこの例において、ある固有情報に対して複数の楽曲データを楽曲管理サーバー26で記憶する場合、各楽曲データは、固有情報と各楽曲のファイル名とによって特定されるようになっている。
【0027】
===オリジナル楽曲データのダウンロード===
図3に楽曲管理サーバー26に記憶されているオリジナル楽曲データをカラオケ装置1で演奏処理する手順を図示した。利用者がオリジナル楽曲データをカラオケ装置1で演奏処理させたい場合、先にオリジナル楽曲データを楽曲管理サーバー26にアップロードしたときに使用した携帯電話機20をカラオケ会場に持参し、カラオケ連携ソフトを起動させておく。携帯電話機20がカラオケ装置1と所定の距離まで近接するとブルートゥースインタフェースを介して双方のリンクが確立する(s21)。携帯電話機20は、この状態で所定の利用者入力を受け付けると、ブラウザ機能により所定のURLを指定してインターネットに接続して楽曲管理サーバー26にオリジナル楽曲データ転送要求を出す(s22)。なお、このURLは楽曲管理サーバー26のCGIプログラムを同定している。携帯電話機20は楽曲管理サーバー26にアクセスする一方、カラオケ装置1に対してオリジナル楽曲データがダウンロードされる旨を通知する(s23)。
【0028】
楽曲管理サーバー26は、オリジナル楽曲データの転送要求をしてきた携帯電話機20の固有情報を取得し、この固有情報に対応付けして記憶しているオリジナル楽曲データを返送する(s24〜s26)。携帯電話機20はこのオリジナル楽曲データをカラオケ装置1に中継・転送する(s27,s28)。なお、この携帯電話機20経由で複数のオリジナル楽曲データが楽曲管理サーバー26にアップロードされていた場合には、楽曲管理サーバー26がこの携帯電話機20の固有情報に対応付けされて記憶しているオリジナル楽曲データのファイル名一覧をまず返送する。携帯電話機20はこのファイル名一覧を表示するとともに、その一覧中から任意の曲を選択する旨の利用者入力を受け付けると、その選択した楽曲の指定情報を楽曲管理サーバー26に送信し、楽曲管理サーバー26が指定のオリジナル楽曲データを返送する。このとき、複数のオリジナル楽曲データの送信要求を受け付けるようにして、要求された複数のオリジナル楽曲データを返送するようにしてもよい。
===カラオケ装置におけるオリジナル楽曲の演奏===
図4は本実施例におけるカラオケ装置1の機能ブロック図を示している。内部にCPU・RAM・ROMを含む中央制御部2は、通信制御部15を介して公衆電話回線網に接続してカラオケ事業者が管理するホスト装置とデータ通信し、新譜のカラオケデータをダウンロードしてハードディスク装置3に格納する。そして、ハードディスク装置3に蓄積されている多数のカラオケ楽曲についてのカラオケデータに楽曲番号を対応付けして楽曲データベースとして管理する。
【0029】
本実施例では、携帯電話機20を経由して転送されてきたオリジナル楽曲データに所定の楽曲番号を割り当てるとともにハードディスク装置3に格納することでオリジナル楽曲データも楽曲データベースで管理する(s29)。また、オリジナル楽曲データに割り当てた楽曲番号をブルートゥースインタフェース16を介して携帯電話機20に転送し、携帯電話機20はこれを記憶する(s30,s31)。なお、携帯電話機20は受け取った楽曲番号を適時に呼び出して表示出力することができるようになっている。
【0030】
カラオケデータは伴奏音楽の生成起源となるMIDI形式で記述された音楽生成データと、伴奏音楽に同期して表示出力される歌詞画像について歌詞の文字列・表示シーケンス・表示タイミングなどを記述した歌唱描出データとを含んでいる。また、歌詞画像の背景映像となる長時間分の映像データと、背景映像の表示シーケンスを指定した映像台本データもハードディスク装置3に格納されている。映像台本データは、楽曲番号に対応付けされ、該当のカラオケ楽曲の演奏時に、いつ・どのデータ記録位置から・どれだけの時間分の映像を復号するのかを指定したデータであり、新譜のカラオケデータとともに配信されて楽曲データベースによって管理される。
【0031】
中央制御部2は、リモコン送信器5やカラオケ装置1本体に配設されている操作パネル6にて入力された楽曲番号を予約コマンドとして操作制御部7を介して受け取ると、その楽曲番号を内部のRAMに格納して演奏処理の待ち行列に登録する。
【0032】
また携帯電話機20は、先にカラオケ装置1から受け取ったオリジナル楽曲の楽曲番号を表示させ、この番号を待ち行列に登録する旨の所定の利用者入力を受け付けると、ブルートゥースインタフェースを介してオリジナル楽曲の楽曲番号を含んだ予約コマンドをカラオケ装置1に送信する(S32,s33)。
【0033】
中央制御部2は携帯電話機20からの予約コマンドを受け付けてこれに含まれる楽曲番号も待ち行列に登録する(s34)。そして、この待ち行列にある楽曲番号を順次ピックアップし、ピックアップした楽曲番号のカラオケデータをハードディスク装置3より取り出す。そして、音楽生成データをシンセサイザ8に転送し伴奏音楽の音声信号を生成させる。伴奏音楽の音声信号はマイクロホン11からの歌唱音声信号とともにミキシングアンプ9に入力され、ここで増幅・混合された音声信号がスピーカ10より音響出力される。
【0034】
また、歌詞描出データを処理して歌詞文字列を表示/消去しながら、表示中の歌詞文字列の各文字が色変わりしていく歌詞画像を順次ビデオRAM12にビットマップ展開していくとともに、映像台本データに従って適宜な映像データを適時に映像制御部13に転送する。映像制御部13は、映像データを背景映像の映像信号に復号するとともに、ビデオRAM12にビットマップ展開される歌詞画像を背景映像にスーパーインポーズしてディスプレイ14に表示出力する。
【0035】
待ち行列からピックアップした楽曲番号がオリジナル楽曲データに対応付けされている場合は、この楽曲データをシンセサイザ8に転送してオリジナル楽曲が音響出力される(s35)。なお、オリジナル楽曲の演奏時には、ディスプレイに何も表示しなくてもよいし、適当な背景映像を表示してもよい。演奏中の楽曲がオリジナル楽曲である旨を文字表示してもよい。
【0036】
===その他の実施例===
周知の通り、MIDIにはGM・GS・XGなどデータフォーマットが異なる規格が複数存在し、それらの規格毎に対応の音源が用意されている。そのため、利用者コンピュータにおける音源仕様とカラオケ装置における音源仕様とが異なれば、生成される楽曲は制作者が意図したものとは異なる雰囲気となる。
【0037】
オリジナル楽曲データの作成環境と演奏環境とによってデータ処理の仕様が異なる場合に対応させるためには、まず、オリジナル楽曲データを楽曲管理サーバーに保管する際、利用者コンピュータにおける音源がどの規格に対応しているものなのかを示す情報(仕様情報)も併せて楽曲管理サーバーにアップロードする。楽曲管理サーバーは、アップロードされた仕様情報とオリジナル楽曲データとをこの携帯電話機の固有情報に対応付けして記憶する。
【0038】
つぎに、携帯電話機がオリジナル楽曲データ送信要求を楽曲管理サーバーに出す際、ブルートゥースインタフェースを介して接続中のカラオケ装置の仕様情報を楽曲管理サーバーに通知する。楽曲管理サーバーは、この仕様情報とアクセスしてきた携帯電話機の固有情報に対応付けされている仕様情報とを比較し双方が異なる場合には、カラオケ装置の仕様情報に適合するようにオリジナル楽曲データをデータ変換してこの変換したオリジナル楽曲データを携帯電話機を経由してカラオケ装置に転送する。本実施例では、ある音源と他の音源とで音色が近似する楽器同士を対応付けした互換表を用意し、ある音源用に制作されたMIDI楽曲データで他の音源で駆動する際、その表に基づいて楽器を指定するようにオリジナル楽曲データを変換している。
【0039】
なお、同じMIDI規格でも音源の製造メーカーによって音色が微妙に異なる場合もある。そこで、音源のメーカや音源モジュール自体の製品コードを仕様情報として、その音源メーカや音源モジュール間の互換表を用意しておくことも考えられる。
【0040】
また、MIDIデータには、各楽器の伴奏音をミキシングする際に、各楽器間の音量バランスを調整するための制御データとして設定音量値が記述されており、単純に利用者コンピュータとカラオケ装置とにおける楽器の指定情報を変更しただけでは楽曲の雰囲気が作者が意図したものとは微妙に異なる可能性がある。そこで、MIDIデータ中に記載される各楽器の設定音量値と、各楽器が実際に音響出力する音量の実測値(聴感音量値)とに基づいて、各楽器毎の聴感音量値の補正値をあらかじめ測定しておき、その各楽器間の補正値を互換表にして用意しておいてもよい。そして、楽器の互換表によって楽器を変換するとともに、変更後の各楽器の設定音量値を補正値の互換表にもとづいて適正値に変更すればより好ましい。
【0041】
なお、利用者コンピュータにおけるDTM環境によっては、オリジナル楽曲データ処理の仕様がPCM形式やMP3形式など、MIDI形式でない場合も考えられる、このような場合であっても楽曲管理サーバー側でオリジナル楽曲データをカラオケ装置側のデータ処理仕様にあわせて適宜にフォーマット変換すればよい。
【0042】
===変更例・応用例===
上記実施例では、カラオケ装置がオリジナル楽曲データに対して楽曲番号を割り当てその番号を携帯電話機に通知していた。この例に限らず、オリジナル楽曲に対して所定の楽曲番号が割り当てられるようにしておき、その番号をカラオケ会場にある目次本に記載しておけば、カラオケ装置に付属するリモコン装置でその番号を入力するだけでオリジナル楽曲を演奏することができる。また、オリジナル楽曲データに仮の楽曲番号を割り当てるなどして、ダウンロードされた時点でその番号をそのまま待ち行列に登録するようにしてもよい。この場合、予約コマンドの送信操作は不要となる。
【0043】
カラオケ装置にオリジナル楽曲データが中継転送された後、その楽曲が他人によって演奏されないようにすることも必要である。そのためには、このカラオケ装置を使用した後にオリジナル楽曲データを楽曲データベースから削除すればよい。あるいは、カラオケ装置がオリジナル楽曲データを中継転送してきた携帯電話機の固有情報を取得し、携帯電話機が自身の固有情報を含んだ予約コマンドをカラオケ装置に送信するように構成しておく。そして、カラオケ装置は、オリジナル楽曲データを中継転送して携帯電話機の固有情報と予約コマンドを送信してきた携帯電話機の固有情報が一致したときに限って該当のオリジナル楽曲の演奏を許可するようにすればよい。
【0044】
上記実施例では、正確なURLが指定されればブラウザを実装した全てのコンピュータが楽曲管理サーバーにアクセスできる。そこで、楽曲管理サーバーにオリジナル楽曲データをアップロードしたりダウンロードしたりする際に、周知のユーザIDとパスワードとによる認証手続きを経ることとすれば、無用なアクセスを排除することができる。
【0045】
携帯電話機の固有情報は電話番号でもよい。そして、携帯電話機がカラオケ連携ソフトにより、楽曲管理サーバーにアクセスする毎に自身の電話番号を通知するようにすればよい。なお、楽曲管理サーバー側でオリジナル楽曲データ毎の識別子を別途生成してこれを固有情報としてオリジナル楽曲データに対応付けして記憶するとともに携帯電話機でもこの識別子を記憶しておき、オリジナル楽曲データ転送要求とともにこの識別子を楽曲管理サーバーに送付すればオリジナル楽曲データが特定できる。
カラオケ事業者が、本発明の方法に従ってカラオケ装置でオリジナル楽曲を演奏させるサービスを利用者に提供する際、そのサービスの対価を利用者に要求することも当然考えられる。本発明では携帯電話機を用いることが前提となっているので、移動体通信事業者がカラオケ事業者に代わってサービス提供料の課金代行をするビジネスモデルに本発明を適用することも考えられる。
【0046】
【発明の効果】
本発明のカラオケ装置の使用方法によれば、カラオケ装置を大きく変更することなく、また利用者にも負担を掛けずに、各地に散在するカラオケ装置でオリジナル楽曲を演奏させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるカラオケ装置の使用方法が実施されるネットワーク構成図である。
【図2】上記実施例において、オリジナル楽曲データを楽曲管理サーバーにアップロードするまでの手順図である。
【図3】上記実施例において、オリジナル楽曲データをカラオケ装置にダウンロードして演奏処理するまでの手順図である。
【図4】上記実施例を実施するカラオケ装置の機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 カラオケ装置
20 携帯電話機
21 利用者コンピュータ
26 楽曲管理サーバー

Claims (1)

  1. 短距離通信手段と、楽曲データベースと、制御手段と、記憶手段と、操作入力手段と、演奏手段を備えたカラオケ装置であって、
    短距離通信手段は、利用者の携帯電話機と通信可能とし、
    楽曲データベースは、楽曲番号に対応付けしたカラオケデータを複数格納し、
    制御手段は、オリジナル楽曲受付処理と、予約受付処理と、演奏処理を行い、
    オリジナル楽曲受付処理は、携帯電話機からオリジナル楽曲データを受信した際、当該オリジナル楽曲データにオリジナル楽曲番号を対応付けして記憶手段に格納するとともに、当該オリジナル楽曲番号を前記携帯電話機に送信し、
    予約受付処理は、操作入力手段から楽曲番号が入力された際に当該楽曲番号を待ち行列に登録するとともに、前記携帯電話機からオリジナル楽曲番号を受信した際に当該オリジナル楽曲番号を待ち行列に登録し、
    演奏処理は、待ち行列の先頭が楽曲番号の際は楽曲データベースから該当カラオケデータを読み出して演奏手段に演奏させ、待ち行列の先頭がオリジナル楽曲番号の際は記憶手段から該当のオリジナル楽曲データを読み出して演奏手段に演奏させる
    カラオケ装置。
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