JP2001356764A - 音声情報配信方法及び携帯通信機器を使用した合奏方法 - Google Patents

音声情報配信方法及び携帯通信機器を使用した合奏方法

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JP2001356764A
JP2001356764A JP2000179091A JP2000179091A JP2001356764A JP 2001356764 A JP2001356764 A JP 2001356764A JP 2000179091 A JP2000179091 A JP 2000179091A JP 2000179091 A JP2000179091 A JP 2000179091A JP 2001356764 A JP2001356764 A JP 2001356764A
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Shinji Komata
伸二 小俣
Yasuhiro Kawashima
康弘 川島
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WEB LOGIC KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の携帯型通信機器間に於いて、特定の音
声情報を加工して配信すると共に、複数の携帯型通信機
器を使用して合奏演奏する方法を提供する。 【解決手段】 通信回線1を介してユーザー2に音声
情報を配信するサービスを行う事業体3と通信回線1を
介して事業体3と接続可能な複数の携帯用通信機器4を
有するユーザー2とから構成されている通信システム1
00に於て、事業体3は、所定の音声情報を、音声情報
を合奏演奏する複数種の楽器のそれぞれが個別に演奏す
るパート部分を構成する副音声情報に分割し、楽器毎に
演奏される副音声情報を個別に当該各ユーザーの所有す
る複数個の携帯型通信機器のそれぞれに個別に、且つ互
いに同期した状態で送信する様に構成されたプログラム
ソフトウェアを内蔵する制御プログラム格納手段5及び
複数種の音声情報を記憶している音声情報記憶手段6及
び当該事業体3と予め定められた所定の契約を締結して
いるユーザーのユーザー情報を記憶しているユーザー情
報記憶手段7とから構成されている音声情報の配信シス
テム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声情報の配信方
法及び音声情報の合奏演奏方法に関するものであり、特
に詳しくは、特定の事業体が、通信回線例えばインター
ネットを介して接続されている、通信機能を有する携帯
型通信機器を所有するユーザーに対して、当該ユーザー
が希望する音楽等の音声情報を、当該音楽を演奏する楽
器別のパートに分けた演奏曲部分である副音声情報をそ
れぞれの携帯型通信機器に配信する事、及び当該複数個
の携帯型通信機器を楽器として使用して、当該各副音声
情報を当該複数の携帯型通信機器の各々から同時に出力
させて合奏演奏を行う様にした音声情報の合奏演奏方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来に於いては、携帯電話、PHS、ポ
ッケトベル等を所有するユーザーは、所定のプロバイダ
ー或いは相手方ユーザーから送信されてきた音楽等の音
声情報を単に当該携帯型通信機器の音声出力手段から出
力させてその内容を聴くと言う、所謂着メロを聴く方法
としての利用のしかたが一般的であって、それ以上に当
該音楽を含んだ音声情報を更に有効に利用すること、或
いは他の携帯型通信機器との同調下に音声情報を聞いた
り、音声情報を演奏したりする事はなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、情報通信技術の
進歩とその利用方法の多様化が進み、携帯型通信機器に
於ける画像情報の送受信はもとより、音声情報の送受
信、音声情報の加工等が容易に行われる様になってきて
おり、又、当該携帯型通信機器を持つ異なるユーザー間
で、当該携帯型通信機器を介して同一のパフォーマンス
を楽しもうとする機運も盛り上がって来ている。
【0004】従って、本発明の目的は、上記した従来に
於ける音声情報の利用方法とは異なり、複数の異なるユ
ーザー間或いは複数の異なる携帯型通信機器間に於い
て、特定の音声情報を加工して配信すると共に、当該特
定の音声情報を当該複数の携帯型通信機器を使用して合
奏演奏する様に構成された音楽配信方法及び音声情報の
合奏演奏方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決する手段】本発明は上記した目的を達成す
るため、以下に記載されたような基本的な技術構成を採
用するものである。
【0006】即ち、本発明に係る第1の態様としては、
通信回線を介してユーザーに音楽を配信するサービスを
行う事業体と当該通信回線を介して当該事業体と接続可
能な複数の携帯用通信機器を有するユーザーとから構成
されている通信システムに於て、当該事業体は、所定の
音声情報を、当該音声情報の一つである特定の音楽を合
奏演奏する複数種の楽器のそれぞれが個別に演奏するパ
ート部分を構成する副音声情報に分割し、当該楽器毎に
演奏される副音声情報を個別に当該各ユーザーの所有す
る複数個の携帯型通信機器のそれぞれに個別に、且つ互
いに同期した状態で送信する様に構成された所定の音声
情報の配信方法であり、又、本発明に係る第2の態様と
しては、通信回線を介してユーザーに音声情報を配信す
るサービスを行う事業体と当該通信回線を介して当該事
業体と接続可能な複数の携帯用通信機器を有する一人或
いは複数人のユーザーとから構成されている通信システ
ムに於て、当該事業体は、所定の音声情報を、当該音声
情報である例えば当該音楽を合奏演奏する複数種の楽器
のそれぞれが個別に演奏するパート部分を構成する副音
声情報に分割し、当該楽器毎に演奏される副音声情報を
個別に当該各ユーザーの所有する複数個の携帯型通信機
器のそれぞれに個別に、且つ互いに同期した状態で送信
するに際し、当該一人若しくは複数のユーザーの名前、
ニックネーム或いは芸名、若しくはグループ名等の少な
くとも一つからなるユーザー名称を当該名称に固有の音
声情報に変換して当該ユーザーに返送する様に構成され
た当該所定の音声情報の配信方法である。
【0007】更に、本発明に係る第3の態様としては、
所定の音声情報の配信サービスを行う事業体が、当該所
定の音声情報の一つである、或る音楽を合奏演奏する複
数種の楽器のそれぞれが個別に演奏する副音声情報に分
割して送信を行い、当該複数の楽器の数と同じ数の携帯
型通信機器が個別に当該個々の副音声情報を受信して、
当該各携帯型通信機器が互いに同期して当該個々の副音
楽情報の再生を行う様に構成された携帯型通信機器によ
る音声情報の合奏演奏方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る当該音声情報の配信
方法及び音声情報の合奏演奏方法は、上記した様な技術
構成を採用している事から、例えば、当該事業体が予め
所定の記憶手段に入力しているか、或いは用意した音声
情報の一例である音楽の楽曲を一定のグループの人数に
応じてパート分けを行い、それぞれの携帯型通信機器に
個別に異なる楽器が演奏するパートの曲で構成される副
音声情報を配信する事によって、複数のユーザーが所有
する複数の携帯型通信機器から同時に当該それぞれの副
音声情報を再生させる事により、各パート曲を担当する
それぞれの携帯型通信機器からの音楽で一つの曲が再生
され、合奏演奏を楽しむ事が出来る。
【0009】本発明によれば、ユーザーが所有する個々
の携帯型通信機器が簡単な楽器に変身する事が可能であ
るので、各ユーザーも当該携帯型通信機器を使用して楽
器を演奏する楽しみが出来、ゲーム感覚で、携帯型通信
機器を楽しむ事が可能となる。
【0010】
【実施例】以下に、本発明に係る音声情報の配信方法並
びに当該音声情報の合奏演奏方法の一具体例の構成を図
面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】即ち、図1は、本発明に係る当該音声情報
の配信方法を実施する為の音声情報の配信システムの構
成の概略を説明するブロックダイアグラムであって、図
中、通信回線1を介してユーザー2に音声情報を配信す
るサービスを行う事業体3と当該通信回線1を介して当
該事業体3と接続可能な複数の携帯用通信機器4を有す
るユーザー2とから構成されている通信システム100
に於て、当該事業体3は、所定の音声情報を、当該音声
情報を合奏演奏する複数種の楽器のそれぞれが個別に演
奏するパート部分を構成する副音声情報に分割し、当該
楽器毎に演奏される副音声情報を個別に当該各ユーザー
の所有する複数個の携帯型通信機器のそれぞれに個別
に、且つ互いに同期した状態で送信する様に構成された
プログラムソフトウェアを内蔵する制御プログラム格納
手段5及び複数種の音声情報、例えば音楽に関する情報
を記憶している音声情報記憶手段6及び当該事業体3と
予め定められた所定の契約を締結しているユーザーのユ
ーザー情報を記憶しているユーザー情報記憶手段7とか
ら構成されている当該所定の音声情報の配信システムが
示されている。
【0012】その他、当該音声情報の配信システム10
0には、当該システムの操作を総合的に管理する中央制
御手段8及び所定の料金をオンライン形式で当該ユーザ
ーから徴収する為の課金システム9が設けられている。
【0013】つまり、本発明に係る当該音声情報の配信
方法の基本的な構成としては、通信回線1を介してユー
ザー2に音声情報を配信するサービスを行う事業体3と
当該通信回線1を介して当該事業体3と接続可能な複数
の携帯用通信機器4を有するユーザー2若しくは携帯用
通信機器4を有する複数のユーザー2とから構成されて
いる通信システム100に於て、当該事業体3は、所定
の音声情報20を、当該音声情報20を合奏演奏する複
数種の楽器のそれぞれが個別に演奏するパート部分を構
成する副音声情報21〜24に分割し、当該楽器毎に演
奏される副音声情報21〜24を個別に当該各ユーザー
2−1〜2−3の所有する複数個の携帯型通信機器4−
1〜4−3のそれぞれに個別に、且つ互いに同期した状
態で送信する様に構成されているものである。
【0014】本発明に係る音声情報の配信方法に於いて
使用される当該音声情報20は、複数の楽器によって合
奏演奏される音楽である事が望ましく、又、当該音声情
報20は、デジタルデータで構成されている事が好まし
い。
【0015】例えば、本発明に於いて使用される当該音
声情報20は、例えば、MIDI、GM、GS等のデジ
タル形式で構成されている事が好ましい。
【0016】又、本発明に係る当該音声情報の配信方法
に於いては、当該副音声情報21〜24は、当該音声情
報20を演奏する複数の当該楽器がそれぞれ個別に演奏
する音楽の一部を構成するものである。
【0017】つまり、本発明に於いては、当該事業体3
は、図2に示す様な自己の所有する音声情報記憶手段6
に、音楽の曲名、曲風つまり、例えば、クラシック、ジ
ャズ、ロックと言う様な当該音楽のジャンルを指定する
情報、使用楽器数、使用楽器の種類(ピアノ、ヴァイオ
リン、チェロ、フルート等)及び当該各楽器が個別に演
奏する当該所定の音楽のパートの曲を構成する副音声情
報21〜24等の各情報をそれぞれ曲毎に記憶させてお
くものである。
【0018】当該音声情報は、クラシック音楽、ポピュ
ラー音楽、ジャズ、ポップス、民族音楽、童謡、等如何
なる音楽であっても良く、要は、複数の楽器を使用して
合奏演奏される曲であれば、オーケストラ形式、三重
奏、四重奏、カルテット等の如何なる形式で有っても良
い。
【0019】そして、当該事業体3は、ユーザーの希望
する曲及び楽器数等の情報から当該音声情報記憶手段6
に記憶されている音声情報を選択して当該ユーザーに送
信し、当該選択された音声情報に合意するか否かを問い
合わせ、合意が成立すれば、所定の料金をユーザーが支
払った後に、当該事業体3は、当該音声情報を当該通信
回線を介して当該ユーザーに配信する。
【0020】若し、当該事業体3が選択した最初の音声
情報がユーザーの希望するものでなかった場合には、再
度事業体3が選択してユーザーに確認を求める操作が繰
り返される。
【0021】同様に、若し、当該事業体3の最初の検索
で一つの音声情報が抽出されなかった場合には、当該事
業体3は、複数の音声情報をリストにして当該ユーザー
に提供しその中から当該ユーザーが希望する音声情報を
選択させる事も可能である。
【0022】当該事業体3は、当該ユーザーとの間で配
信すべき音声情報つまり特定の音楽の曲名が決定された
ら、当該事業体3は、所定の料金をユーザーに請求し、
当該事業体3は、当該ユーザーが当該所定の料金を支払
った事を確認した場合或いはその支払いが確実である事
を確認した場合に当該音声情報を通信回線1を介してユ
ーザーに配信を行う。その際に当該事業体3は、予め当
該ユーザーから使用する所定の数の携帯型通信機器4−
1〜4−3の何れが特定の楽器を演奏する様に当該副音
声情報の配信を指定している場合には、その指示に沿っ
て当該音声情報を構成する複数の副音声情報のそれぞれ
を個別に指定された携帯型通信機器4−1〜4−3のそ
れぞれに個別に配信を行うものである。
【0023】つまり、ユーザー2が3台の携帯型通信機
器4−1〜4−3を使用して、ドラム、ギター、ピアノ
の3種の楽器を使用したロック調の曲目Aを合奏演奏し
たい場合に、当該ユーザーの一人が当該事業体3にアク
セスしてその情報並びに、当該携帯型通信機器4−1に
ドラムを演奏させ、当該携帯型通信機器4−2にギター
を演奏させ、当該携帯型通信機器4−3にピアノを演奏
させたいと言う希望を含めて当該事業体3に送信し、当
該事業体3は当該音声情報記憶手段6に記憶されている
音声情報の中から当該曲目Aを抽出して、当該音声情報
である曲目Aの音楽でドラムを演奏している音楽パート
を第1の副音声情報21として当該携帯型通信機器4−
1に対して配信し、当該曲目Aの音楽でギターを演奏し
ている音楽パートを第2の副音声情報22として当該携
帯型通信機器4−2に対して配信し、曲目Aの音楽でピ
アノを演奏している音楽パートを第3の副音声情報23
として当該携帯型通信機器4−3に対して配信しする様
に構成されるものである。
【0024】この場合、当該ユーザー2から当該事業体
3に対して、各携帯型通信機器4−1〜4−3のそれぞ
れの担当する楽器に関する情報の連絡が無い場合には、
当該事業体3では、任意にその振り分けを実行する。
【0025】つまり、本発明に係る当該音声情報の配信
方法は、当該事業体は、当該音声情報に関するそれぞれ
の楽器が演奏するそれぞれの副音声情報を、ユーザー側
から指定された特定の当該携帯型通信機器にそれぞれ個
別に配信する様に構成されているものである。
【0026】本発明に於いては、当該各ユーザー2−1
〜2−3は、当該事業体3と所定の契約を締結しておく
事が望ましく、又当該事業体3では、契約の締結が完了
した各ユーザーを所定の会員として自己の記憶手段、例
えばユーザー情報記憶手段7に記憶し登録しておくもの
である。
【0027】当該ユーザー情報記憶手段7には、図3に
示す様に、当該ユーザーの氏名、名称、略称、ニックネ
ーム、住所、電話番号、顔写真等の当該ユーザーの個人
情報がデジタルデータで又必要により所定のコード化、
暗号化された状態で登録されるものであり、更に当該ユ
ーザー情報記憶手段7には、当該複数の携帯型通信機器
4−1〜4−3を同時に作動させるグループ化されたユ
ーザー名或いはグループ化された携帯型通信機器の電話
番号等を記憶させておく事も好ましい。
【0028】本発明に於いて、当該複数の楽器の数と当
該事業体から送信される当該音声情報に係る当該副音声
情報のそれぞれを受信する当該複数の携帯型通信機器の
数とは同一である事が好ましいが、互いに異なる場合で
有っても良い。
【0029】つまり、当該副音声情報の数が当該携帯型
通信機器の数より多い場合には、後述する様に、所定の
エディタ機能を利用して、一つの携帯型通信機器から複
数の楽器に係る副音声情報を同時に同期させて出力させ
る事が出来、又逆の場合には、同一の副音声情報を複数
の携帯型通信機器から出力させる様にする事も可能であ
る。
【0030】具体的には、当該携帯型通信機器は、通常
のMIDI音源機器の様に複数の楽器のデータを同時に
出力する事が可能であり、例えば、一つの携帯型通信機
器にドラムパートを選択的に担当させる場合に、単にバ
ス・ドラムだけでなく、バス・ドラムやスネヤ、ハイハ
ット(シンバル)の音を同時に出力させる事が可能であ
る。
【0031】勿論、一つの楽器パートで和音を出力させ
る事も可能である。
【0032】又、本発明に於いては、当該事業体3は、
例えば、デジタル化された複数種の音声情報を所定の記
憶手段に格納すると共に、当該各音声情報が演奏される
時に、使用される楽器の数、楽器の名称等に関する情報
を格納し、且つそれぞれの楽器が演奏するパートの音楽
を副音声情報として記憶する別の記憶手段を有している
もので有っても良い。
【0033】一方、本発明に於いて使用される当該通信
回線は、有線若しくは無線で構成された電話回線網及び
インターネットを含むものである。
【0034】一方、当該事業体11は、自己が所有する
か、自己が管理するアプリケーション・サービス・プロ
バイダ(ASP)10を介して当該通信回線1に電気的
に接続されている事が望ましい。
【0035】又、本発明に於いて使用される当該ユーザ
ー側の携帯型通信機器4−1〜4−3は携帯型電話、P
HS、ノート型パソコン、ポッケトベル、通信機能を有
するコンピュータゲーム端末から選択された少なくとも
一つである事が望ましい。
【0036】本発明に於いては、当該ユーザー2は少な
くとも一つの携帯型通信機器4を有しているものであっ
ても良く、又、当該ユーザー2は、一人で複数の携帯型
通信機器4を有しているものであっても良い。
【0037】又、本発明に於いては、当該複数のユーザ
ー2は、各々が持つ一つもしくは複数の携帯型通信機器
4−1〜4−3を、又それぞれのユーザー2−1〜2−
3が一つの携帯型通信機器4を有している場合には、複
数のユーザーがそれぞれ自己の携帯型通信機器4−1〜
4−3を予め当該事業体3に登録しておく事が望まし
い。
【0038】つまり当該事業体3は、自己の有する所定
の記憶手段6に当該ユーザー2毎の携帯型通信機器の電
話番号を記録しておくと共に、互いにグループを形成す
る事が可能な複数の携帯型通信機器の電話番号、或いは
グループコード、或いはリンキングフラッグを付与して
所定の記憶手段6に記憶しておく事が望ましい。
【0039】つまり当該事業体3は、自己の有する所定
の音声情報記憶手段6に当該ユーザー2−1〜2−3毎
の携帯型通信機器4−1〜4−3の電話番号を記録して
おくと共に、互いにグループを形成する事が可能な複数
の携帯型通信機器の電話番号、或いはグループコード、
或いはリンキングフラッグを付与して所定の記憶手段6
に記憶しておく事が望ましい。
【0040】つまり、例えば、ユーザーAは、ユーザー
B、ユーザーC及びユーザーEと一つの合奏演奏グルー
プP1を形成するが、ユーザーB、ユーザーC、ユーザ
ーD、ユーザーE、ユーザーFと別の合奏演奏グループ
P2を形成すると言う様に、グループのメンバーは変化
する事も可能である。
【0041】従って、例えばユーザーCが、合奏演奏グ
ループP2を指定して当該事業体に当該音楽配信サービ
スを受けたい旨のリクエストを行った場合には、当該事
業体は、当該記憶手段に記憶されている記憶データか
ら、ユーザーB、ユーザーC、ユーザーD、ユーザー
E、ユーザーFを1グループとして把握し、各ユーザー
のそれぞれに5つの楽器で合奏演奏される曲の中から当
該ユーザーが選択した一つの曲である音声情報を5つの
楽器のそれぞれが個別に演奏するパート音楽、つまり副
音声情報のそれぞれを、当該グループP2のメンバーを
形成する各ユーザーのそれぞれに個別に且つ互いに同期
して送信する。
【0042】この場合、当該グループP2のメンバーを
形成する各ユーザーB、ユーザーC、ユーザーD、ユー
ザーE、ユーザーFユーザーのそれぞれが、如何なる楽
器を担当するかが予め当該事業体に指示されていない場
合には、当該事業体が自己の判断によって、それぞれの
5つの携帯型通信機器に対して、それぞれの副音声情報
を送信する事になる。
【0043】一方、当該ユーザーは、当該音楽配信サー
ビスを受ける際に、特定の携帯型通信機器が特定の楽器
を演奏する事を決定している場合には、予めその情報を
当該事業体に送信しておく事によって、当該事業体で
は、当該情報に基づいて、所定の副音声情報を所定の携
帯型通信機器に送信することが可能となる。
【0044】上記の説明から明らかな様に、本発明に於
ける音声情報の配信方法に於いては当該ユーザーは、当
該複数の携帯型通信機器を使用して音楽を合奏したい場
合には、当該通信回線を介して当該事業体にアクセス
し、当該事業体に音声情報の合奏演奏に使用する当該携
帯型通信機器の数の情報を送信すると、当該事業体は、
当該事業体が持つ所定の記憶手段の中から、当該合奏演
奏に使用する当該携帯型通信機器の数に合致する音声情
報を複数種選択して、当該ユーザーに送信し、当該ユー
ザーは、自己の携帯型通信機器に設けられた表示手段に
表示された複数種の音声情報メニューの中から希望のも
のを選択し、当該事業体に送信すると共に、当該合奏演
奏に使用される当該複数個の携帯型通信機器の電話番号
並びに、個々の携帯型通信機器が担当して演奏する楽器
名に関する情報を当該事業体に送信する。
【0045】当該事業体では、当該ユーザーから送信さ
れた当該希望音声情報及び個々の携帯型通信機器の電話
番号並びにそれぞれの携帯型通信機器が演奏を担当する
楽器名に関する情報とから、それぞれの指定された携帯
型通信機器に対して、所定の音声情報に於けるそれぞれ
の副音声情報を個別に送信する事によって、複数の当該
携帯型通信機器から同時に個別の副音声情報が出力され
て個別の楽器別の演奏が開始される事によって、当該携
帯型通信機器全体として、オーケストラ、バンドの音楽
として聞こえる事になる。
【0046】次に、本発明に於ける当該音声情報の合奏
演奏方法に関する他の具体例を説明する。
【0047】つまり、上記した具体例に於いては、主と
して、当該所定のグループを形成する複数のユーザーの
内、代表となるユーザーが当該事業体3にアクセスし
て、所定の合奏演奏に関する情報を連絡し、その情報に
基づいて、所定の複数の携帯型通信機器のそれぞれに個
別の副音声情報が同期して配信され、当該通信回線とオ
ンラインの状態で音声情報の合奏演奏を行う様に構成さ
れたものであるが、本具体例では、オフラインで音声情
報の合奏演奏を行う様にするものである。
【0048】即ち、本具体例に於いては、通信回線を介
してユーザーに音声情報を配信するサービスを行う事業
体と当該通信回線を介して当該事業体と接続可能な複数
の携帯用通信機器を有するユーザーとから構成されてい
る通信システムに於て、当該事業体は、所定の音声情報
を、当該音声情報を合奏演奏する複数種の楽器のそれぞ
れが個別に演奏するパート部分を構成する副音声情報に
分割し、当該楽器毎に演奏される副音声情報を当該ユー
ザーの少なくとも一人が所有する携帯型通信機器に送信
する様にするものであり、より詳細には、通信回線を介
してユーザーに音声情報を配信するサービスを行う事業
体と当該通信回線を介して当該事業体と接続可能な複数
の携帯用通信機器を有するユーザーとから構成されてい
る通信システムに於て、当該事業体は、所定の音声情報
を当該音楽を合奏演奏する複数種の楽器のそれぞれが個
別に演奏するパート部分を構成する副音声情報に分割
し、当該楽器毎に演奏される複数の副音声情報をまとめ
て当該ユーザーの少なくとも一人の所有する携帯型通信
機器に当該通信回線を介して送信し、当該ユーザーは、
当該ユーザーが所有する複数の携帯型通信機器に接続さ
れた適宜の記憶手段に当該複数種の副音声情報を記憶さ
せた後、当該ユーザーから所定のグループを構成する他
の複数のユーザーの携帯型通信機器のそれぞれに対し
て、当該複数種の副音声情報のそれぞれを個別に送信す
る事によって、当該各携帯型通信機器が個別の副音声情
報を受信して、個別に当該副音声情報を出力する事によ
り、当該複数個の携帯型通信機器によって当該所定の音
楽を合奏する様に構成した音声情報の合奏演奏方法であ
る。
【0049】つまり、本具体例に於いては、当該事業体
から配信される音声情報は同期データを所定の携帯型通
信機器の記憶手段或いは複数の携帯型通信機器の記憶手
段にダウンロードして一端記憶させておき、IrDAや
Bluetoothmその他の無線インターフェース又
は有線インターフェースを利用する事によって、各携帯
型通信機器にダウンロードされている音声情報を同期し
て出力させるか、一つの携帯型通信機器にダウンロード
されている複数種の副音声情報のそれぞれを個別にそれ
ぞれの携帯型通信機器に上記したインターフェースを使
用して転送させながらそれぞれの携帯型通信機器からそ
れぞれの副音声情報を出力させる様にする事が出来る。
【0050】又 当該副音声情報の転送は手動操作によ
っても行う事が可能である。
【0051】更に、本具体例に於いては、当該グループ
の一人、恐らくリーダー各のユーザーが、他のグループ
メンバーのどのユーザーにどの楽器を担当させるかと言
う振り分け作業を行う事が一般的ではあるが、別途チャ
ットルーム的にオンラインを介して互いのグループメン
バーが同時にインターネットで集合し、ネゴシエーショ
ンを行いながら当該楽器担当の振り分けを行う様にして
も良い。
【0052】次に、本発明に係る当該音声情報の配信方
法の更に他の具体例としては、所定のグループを構成す
る複数のユーザーが当該携帯型通信機器を使用して所定
の曲を上記のシステムに従って合奏演奏する場合に、当
該合奏演奏する直前に、当該事業体3は当該グループに
固有のメロディーを送信するサービスを行う事が可能で
ある。
【0053】より詳細には、通信回線1を介してユーザ
ー2に音楽を配信するサービスを行う事業体3と当該通
信回線1を介して当該事業体3と接続可能な複数の携帯
用通信機器4−1〜4−3を有する一人或いは複数人の
ユーザー2−1〜2−3とから構成されている通信シス
テム100に於て、当該事業体3は、所定の音声情報を
構成する、当該音楽を合奏演奏する複数種の楽器のそれ
ぞれが個別に演奏するパート部分を構成する副音声情報
に分割し、当該楽器毎に演奏される副音声情報を個別に
当該各ユーザーの所有する複数個の携帯型通信機器のそ
れぞれに個別に、且つ互いに同期した状態で送信するに
際し、当該一人若しくは複数のユーザーの名前、ニック
ネーム或いは芸名、若しくはグループ名等の少なくとも
一つからなるユーザー名称を当該名称に固有の音声情報
に変換して当該ユーザーに返送する様に構成されている
音声情報の配信方法である。
【0054】本具体例に於いては、当該ユーザー名称に
固有の音声情報は、当該複数の副音声情報を配信する直
前に当該ユーザー宛2に配信する事が望ましい。
【0055】又、当該具体例に於いては、当該ユーザー
名称に固有の音声情報は、当該複数の携帯型通信機器4
−1〜4−3のそれぞれに同時に配信する事が好まし
い。
【0056】一方、本発明に於ける当該具体例に於いて
は、当該ユーザー名称に固有の音声情報は、当該一人若
しくは複数のユーザーの名前、ニックネーム或いは芸
名、若しくはグループ名を構成する文字情報或いは画像
情報をデジタルデータに変換し、当該文字情報或いは画
像情報を構成する個々の構成画素に量子化データを付与
した後、当該各画素の量子化データに基ずき、且つ当該
画素データの配列状態、配列環境を考慮して、個々の画
素の量子化値を音声情報に変換するアルゴリズムを使用
して創成するものである。
【0057】本具体例に於ける当該ユーザー名称に固有
の音声情報は、メロディー形式、チャイム形式、長さ、
使用楽器等をユーザーの指定により任意に変更可能に構
成されている事が好ましい。
【0058】つまり、本具体例に於いては、当該ユーザ
ーのグループによって、所定の音声情報の合奏演奏が行
われるが、その際に合奏演奏に先立って、当該グループ
のテーマソングを流す様にする事が可能であり、具体的
には、当該グループ名に関する文字情報、或いは画像情
報を音つまり音声情報に変換するソフト、アルゴリズム
を利用して、当該グループのグループ名、或いはグルー
プシンボル等をメロディー、短い曲に変換し、当該合奏
演奏する直前に音声情報として当該携帯型通信機器のそ
れぞれから同時に出力する事によって、当該グループの
イメージを確立する事が可能である。
【0059】従って、グループ名、グループを構成する
各ユーザーの個人名、趣味、あだ名等を組合せたり、減
らしたり、マークを追加する等して、それぞれに於いて
変化したグループテーマソングが使用出来る。
【0060】係るグループテーマソング作成サービスも
当該事業体が行う事が可能である。本具体例に於いて、
当該グループ名を音声情報に変換する方法は、特に限定
されるものでは無く、公知の文字・画像情報/音声情報
変換手段、プログラムを使用する事が可能であるが、そ
の一例を説明すると、当該文字・画像情報/音声情報変
換手段11は、図4に示す様に、文字・画像情報入力手
段12、当該文字・画像情報入力手段12に入力された
当該文字・画像情報を量子化する量子化手段13、当該
量子化手段13によって各画素に与えられたデジタル値
を音声変換ソフト格納手段16に格納されている所定の
量子化値を音声情報に変換する為の所定のプログラムを
使用して音声情報に変換する音声情報変換手段14及び
必要に応じて設けられる当該音声情報に適当な和音を付
加する和音付加手段15とから構成されている。
【0061】本具体例に於いては、当該量子化手段13
によって当該文字情報或いは画像情報を予め定められた
大きさを持つ複数の画素群で構成されたデジタル化画像
情報に変換し、音声情報変換手段14に於いて、その各
画素に与えられたデジタル値である所定の量子化情報に
対して予め定められた一定の時間軸方向に沿って順次に
所定のアルゴリズムを適用して、当該各画素の量子化情
報を特定の音声情報に変換する事によって、当該画像情
報の一部若しくは全部を音声情報に変換し、当該画像情
報に固有の音楽を創成する方法が使用出来る。
【0062】当該音声情報は、クラシック音楽、ポピュ
ラー音楽、ジャズ、ポップス、民族音楽、童謡、等如何
なる音楽であっても良く、要は、複数の楽器を使用して
合奏演奏される。
【0063】本具体例に於いて当該各画素の量子化情報
を音声情報に変換するに際して使用されるアルゴリズム
は、当該量子化情報に対応して所定の音声情報を指定す
るテーブル(LUT)或いはテンプレートに形成されて
いる方法を使用する事も可能である。
【0064】又、当該アルゴリズムは、当該画像情報に
於ける特定の画素部が持つ量子化情報に対して、予め定
められた所定の音階、音程、音の長さ等の音声情報を直
接対応させるか、当該画素部の周辺部を構成する他の画
素部の量子化情報を勘案して所定の調整量子化情報を決
定した後予め定められた所定の音階、音程、音の長さ等
の音声情報を対応させるものである事も望ましい。
【0065】更に、本具体例に於いて、当該個々の画素
部に於ける当該量子化情報を調整する際には所定のパタ
ーンに対応して所定の係数を内蔵した空間フィルターを
使用する事も好ましい。
【0066】一方、本発明に於いては、当該アルゴリズ
ムは、得られた音声情報に対して、所定の和音を適用す
る機能を有しているものである事も望ましく、更には、
当該アルゴリズムは、当該音声情報の長さ、リズム、テ
ンポ等を連続する音声情報に基づいて調整する機能を有
する事も好ましい。
【0067】当該アルゴリズムは、当該画像情報を音声
情報に変換する際の曲風(クラシック風、ラテン風、ロ
ック風、ジャズ風等)を任意に選択できる様に構成され
ている事も望ましい。
【0068】一方、本発明に於いては、当該ユーザー
は、当該ユーザー側情報端末から当該事業体に音楽化を
希望する所定のグループ名に関する文字情報或いは画像
情報を送信する際に、曲風、音楽のテンポ、音楽の長さ
等の条件を選択指定する事も可能に構成されている。
【0069】尚、本具体例に使用される当該文字情報或
いは画像情報を音声情報に変換するアルゴリズムは、本
願出願人が平成12年5月29日に出願した特願平20
00−158464号明細書に記載された方法を使用す
る事が可能であり又その方法が望ましい。
【0070】以下に、本発明の別の具体例を説明する。
【0071】即ち、本具体例は、通信回線を介してユー
ザーに音楽を配信するサービスを行う事業体と当該通信
回線を介して当該事業体と接続可能な複数の携帯用通信
機器を有するユーザーとから構成されている通信システ
ムに於て、当該事業体は、所定の音楽情報を当該音楽を
合奏演奏する複数種の楽器のそれぞれが個別に演奏する
パート部分を構成する副音声情報に分割し、当該楽器毎
に演奏される複数の副音声情報を個別に当該各ユーザー
の所有する携帯型通信機器に互いに同期した状態で、当
該通信回線を介して送信し、当該ユーザーは、当該ユー
ザーが所有する複数の携帯型通信機器を介して、それぞ
れが個別の副音声情報を受信して、個別に当該副音声情
報を出力する事により、当該複数個の携帯型通信機器に
よって当該所定の音楽を合奏する様に構成された複数個
の携帯型通信機器を使用して音声情報を合奏演奏する方
法である。
【0072】つまり、本具体例に於いては、複数個の携
帯型通信機器4−1〜4−3のそれぞれを一つの楽器と
して使用し、当該携帯型通信機器を所定の間隔を於いて
例えば、簡単なステージ又は机の上に置くか、ユーザー
が互いに手に持って一つの音楽を配信を受け、同時に当
該音楽を出力する事によってオーケストラの様な合奏演
奏を聴く事が出来る。
【0073】本具体例に於いては、当該ユーザー2−1
〜2−3は、当該通信回線1を介して、当該ユーザー側
携帯型通信機器4−1〜4−3から当該事業体3に、配
信を希望する所定の音声情報のリクエストを送信する際
に、当該希望する音声情報の曲風、作曲家、演奏家、演
奏楽団、音楽のリズム、テンポ、音楽の長さ、使用する
予定の携帯型通信機器の数或いはグループ名等の条件を
任意に選択指定する事が可能に構成されている事が望ま
しい。
【0074】更に、当該ユーザーは、当該事業体3と予
め定められた所定の契約を締結し、当該各ユーザーは、
自己の名前、芸名、ニックネーム、住所、携帯電話番
号、ファックス番号、E−メイルアドレス等を含むユー
ザー個人情報を当該事業体の所定の記憶手段に登録して
おく事も上記した様に望ましい。
【0075】上記したと同様に本具体例に於いても、当
該ユーザーは、更に所定の一つ若しくは複数のグループ
名及び当該各グループを形成する他のユーザーの氏名、
名称及び当該他のユーザーの持つ携帯型通信機器の携帯
電話番号を当該事業体の所定の記憶手段に登録しておく
事が望ましい。
【0076】そして、当該当該グループ名情報或いはそ
のコード化情報を当該複数のユーザー若しくは複数の携
帯型通信機器をグループ化して一つの音声情報を合奏演
奏する際のリンク情報として使用する事が出来る。
【0077】又、本具体例に於いては、当該事業体3
は、当該ユーザーからのリクエストに応じて、当該記憶
手段6に記憶されている音声情報の内から、当該ユーザ
ーが希望する演奏楽器数及び曲名に合致すると予想され
る音声情報を一つ若しくは複数曲選択して当該ユーザー
に提示し、当該ユーザーは当該曲名メニューの中から好
みの曲名を選択して当該事業体3に送信し、当該事業体
3が当該選択された音声情報を当該通信回線に配信する
事も出来る。
【0078】更に、本具体例に於いては、当該ユーザー
は、当該事業体に所定の音声情報の配信をリクエストす
る際に、グループ名と当該グループを構成する複数の携
帯型通信機器の何れの携帯型通信機器がどの楽器の演奏
を担当するかの情報を合わせて当該事業体に送信し、当
該事業体は、その情報に基づいて、それぞれの携帯型通
信機器に対して、予め定められた楽器が演奏する副音声
情報を個別に同期して配信する事も可能である。
【0079】その際、当該事業体は、当該所定の音声情
報を配信するに際し、当該ユーザーの指定するグループ
名を基に、同時に配信すべきユーザー側の携帯型通信機
器をリンク情報を基に選択する事が可能になる。
【0080】本具体例に於いて、当該事業体は、当該所
定の音声情報を配信するに際し、当該ユーザーから、特
に特定の携帯型通信機器が特定の楽器の演奏を担当する
事に関する楽器担当情報の送信がない限りは、当該選択
されたグループを構成する複数の携帯型通信機器のそれ
ぞれに対して任意の楽器を演奏する為の副音声情報を、
それぞれ個別に配信する事も出来る。
【0081】つまり、本具体例に於いては、当該ユーザ
ーが所有する一つ或いは複数の携帯型通信機器そのもの
を楽器として使用する様にする事も可能である。
【0082】例えば、当該所定のユーザーが持つ当該携
帯型通信機器をドラム、ギター、ピアノと言うように予
め定められた一つの楽器の音楽を演奏出来る様に、当該
携帯型通信機器内に所定の音楽演奏プログラムを内蔵せ
しめる事も可能である。
【0083】その際には、当該携帯型通信機器に設けら
れたキーを操作する事によって、当該携帯型通信機器か
ら、ドラムの音声情報を出力させる様にしても良く、場
合によっては、ドラムの他、シンバル、ベース、マラカ
ス等の他の楽器の音楽を演奏しえる様にする事も可能で
ある。
【0084】即ち、従来の携帯型通信機器は、音声情報
出力手段は、単に入力される周波数を持つ音声情報を再
生する機能しか有していないが、本具体例に於いては、
携帯型通信機器にピアノの音、ドラムの音、ギターの音
の様に、特定の楽器の演奏音を音声情報として出力する
様に構成する事も出来る。
【0085】即ち、本発明に於いては、当該ユーザー側
の携帯型通信機器が、複数の互いに異なる楽器の音声を
出力する様に構成されていても良く、当該事業体側のサ
ーバ或いは制御手段に、当該ユーザー側の携帯型通信機
器が、複数の互いに異なる楽器の音声を出力させる制御
機能を含んでいるか、配信信号に当該制御情報を含める
様にしても良い。
【0086】要は、当該携帯型通信機器の音声出力を楽
器と音質となる様にエディトする機能を携帯型通信機器
そのものに持たせるか、当該事業体側に持たせる事が出
来る。
【0087】更に、係る機能を当該事業体の例えばサー
バ側に設ける場合には、当該各携帯型通信機器が多種の
音質の生成をソフトウェアで実現(エミュレート)出来
るものである事が望ましい。
【0088】かかるエミュレータそのもの或いはそれに
必要なパラメータ調整は当該事業体側で実行される事が
望ましい。
【0089】又、当該携帯型通信機器は、所定のキーを
操作する事によって、出力される当該副音声情報の音量
やビートの変化、バイブレーションその他実際の楽器を
演奏する際に使用できるテクニックの活用が可能である
様に構成する事も出来る。
【0090】場合によっては、携帯型通信機器には、エ
ディタを内蔵させておき、当該ユーザーが当該携帯型通
信機器の所定のキーを使用する事によって、当該副音声
情報の音符、音階等の調整を行える様に構成する事も可
能である。
【0091】つまり、本発明に於いては、当該ユーザー
側の携帯型通信機器は、所定のキーを操作する事によっ
て、出力される当該副音声情報の音量やビートの変化、
バイブレーションその他実際の楽器を演奏する際に使用
できるテクニックの活用が可能である様に構成されてい
る事も望ましく、送信された音声情報、つまり音楽デー
タそのものを加工する事も可能である。
【0092】つまり、送信されてきた音楽に対して所定
のエディター機能を使用して音楽を自分なりに加工編
曲、変奏する事が可能であり、係るエディター機能は、
当該事業体側にあっても良く又当該ユーザー側の携帯型
通信機器に設けられていても良い。
【0093】即ち、本発明に於いては、当該事業体側の
サーバ或いは制御手段にユーザー側の携帯型通信機器
は、所定のキーを操作する事によって、出力される当該
副音声情報の音量やビートの変化、バイブレーションそ
の他実際の楽器を演奏する際に使用できるテクニックの
活用を可能とさせる機能を含んでいる事も望ましく又、
当該ユーザー側の携帯型通信機器に、エディタを内蔵さ
せておき、当該ユーザーが当該携帯型通信機器の所定の
キーを使用する事によって、当該副音声情報の音符、音
階等の調整を行える様に構成されている事も望ましい。
【0094】つまり、本具体例に於いては、当該事業体
側のサーバ或いは制御手段に、ユーザー側の携帯型通信
機器の所定のキーを使用する事によって、出力される楽
器の種類、当該副音声情報の音符、音階等の調整を行え
る様に構成されているエディタを内蔵させておく事も可
能である。
【0095】一方、本具体例に於いては、当該複数の携
帯型通信機器による合奏演奏に際しては、当該各携帯型
通信機器から出力される副音声情報を所定のデジタル若
しくはアナログ音声再生手段に接続させて当該副音声情
報を再生させる事可能である。
【0096】例えば、当該携帯型通信機器からMIDI
データによる副音声情報を出力させ、当該携帯型通信機
器と直接ケーブル接続されるか無線により接続されたM
IDI音源機器から合奏演奏の音声情報を出力させる事
も好ましい。
【0097】更には、本発明に於て、当該複数個の携帯
型通信機器のそれぞれを、所定のデジタル若しくはアナ
ログ音声再生手段に接続させ、かつ当該各々の携帯型通
信機器にそれぞれ特定の一つの楽器又はそれぞれが異な
る楽器の音声情報が出力される様に設定しておき、同時
に所定の音声情報の合奏演奏を行う様に構成する事も可
能である。
【0098】当該事業体は、当該事業体にアクセスして
きた各ユーザーに対して、所定の音声情報を配信するに
際して、予め定められた所定の課金システムを介して所
定の金額を予め徴収するか徴収が確実化された時点で、
当該音声情報若しくは当該副音声情報を当該ユーザー側
のそれぞれの携帯型通信機器に送信する様に構成されて
いるものである。
【0099】又、本発明に於ける更に別の具体例として
は、当該複数個の携帯型通信機器のそれぞれを、所定の
デジタル若しくはアナログ音声再生手段に接続させ、か
つ当該各々の携帯型通信機器にそれぞれ特定の一つの楽
器又はそれぞれが異なる楽器の音声情報が出力される様
に設定しておき、同時に所定の音声情報の合奏演奏を行
う様にする事も可能である。
【0100】その具体例としては、当該音声情報の合奏
演奏方法は、カラオケのバックグランド曲として使用す
る事も可能である。
【0101】更に、本具体例に於いては、当該事業体
は、当該音声情報を配信するに際し、当該ユーザーの各
携帯型通信機器に所定の副音声情報に係る楽譜を同時に
送信し、当該ユーザは、必要に応じて当該楽譜を当該携
帯型通信機器に於ける表示手段に表示させる事によっ
て、当該携帯型通信機器を楽器として操作しえる様に構
成されている事も望ましく、又、当該楽譜の各音符部分
の内、当該携帯型通信機器のそれぞれが現在演奏してい
る副音声情報に係る音符を、その他の音符とは瞬間的に
異なる表示方法で表示する様に構成されている事も可能
である。
【0102】つまり、当該副音声情報の演奏中の楽譜の
色を変えるとか点滅させるとかの方法が考えられる。
【0103】又、本発明に於いては、当該携帯型通信機
器の音声出力手段を別に設けられたスピーカシステムに
接続させる事によって、当該携帯型通信機器の持つ音声
出力手段の音量不足、音質不足を改善する事も出来る。
【0104】
【発明の効果】本発明にかかる当該音声情報の配信方法
及び音声情報の合奏演奏方法は、上記した様な技術構成
を採用しているので、各ユーザーが所有する携帯型通信
機器そのものを楽器として活用する事が出来、当該ユー
ザー間で特定のグループを構成し、特定の音楽を合奏演
奏させると共に、各携帯型通信機器を楽器として各ユー
ザーがその許容範囲内でアドリブ的に演奏形式、リズム
等を変更しながら楽しむ事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る音声情報の配信方法及び
音声情報の合奏演奏方法に使用される音声情報配信シス
テムの一具体例の構成を説明するブロックダイアグラム
である。
【図2】図2は、本発明に於いて使用される音声情報記
憶手段の構成例を説明する図である。
【図3】図3は、本発明に於いて使用されるユーザー情
報記憶手段の構成例を説明する図である。
【図4】図4は、本発明に於いて使用される文字・画像
情報/音声情報変換手段の構成例を示すブロックダイア
グラムである。
【符号の説明】
1…通信回線 2…ユーザー 3…事業体 4…携帯用通信機器 5…制御プログラム格納手段 6…音声情報記憶手段 7…ユーザー情報記憶手段 8…中央制御手段 9…課金システム 10…ASP 11…文字・画像情報/音声情報変換手段 12…文字・画像情報入力手段 13…量子化手段 14…音声情報変換手段 15…和音付加手段 16…デジタル値の音声変換ソフト格納手段 20…音声情報 21〜24…副音声情報 100…音声配信システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D378 MM22 MM44 MM96 QQ01 5K067 AA21 BB04 DD15 DD17 DD25 DD52 DD53 DD54 EE03 EE35 FF04 FF07 FF23 FF25 FF26 FF31 FF34 HH07 HH23 HH36 KK15

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介してユーザーに音声情報を
    配信するサービスを行う事業体と当該通信回線を介して
    当該事業体と接続可能な複数の携帯用通信機器を有する
    ユーザーとから構成されている通信システムに於て、当
    該事業体は、所定の音声情報を、当該音声情報を合奏演
    奏する複数種の楽器のそれぞれが個別に演奏するパート
    部分を構成する副音声情報に分割し、当該楽器毎に演奏
    される副音声情報を個別に当該各ユーザーの所有する複
    数個の携帯型通信機器のそれぞれに個別に、且つ互いに
    同期した状態で送信する事を特徴とする当該所定の音声
    情報の配信方法。
  2. 【請求項2】 通信回線を介してユーザーに音声情報を
    配信するサービスを行う事業体と当該通信回線を介して
    当該事業体と接続可能な複数の携帯用通信機器を有する
    ユーザーとから構成されている通信システムに於て、当
    該事業体は、所定の音声情報を、当該音声情報を合奏演
    奏する複数種の楽器のそれぞれが個別に演奏するパート
    部分を構成する副音声情報に分割し、当該楽器毎に演奏
    される副音声情報を当該ユーザーの少なくとも一人が所
    有する携帯型通信機器に送信する事を特徴とする当該所
    定の音声情報の配信方法。
  3. 【請求項3】 当該ユーザーは、受信した複数の副音声
    情報を所定の記憶手段に記憶しておく事を特徴とする当
    該所定の音声情報の配信方法。
  4. 【請求項4】 当該音声情報は、複数の楽器によって合
    奏演奏される音楽である事を特徴とする請求項1乃至3
    の何れかに記載の音声情報の配信方法。
  5. 【請求項5】 当該音声情報は、デジタルデータで構成
    されている事を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記
    載の音声情報んの配信方法。
  6. 【請求項6】 当該音声情報は、MIDI、GM、GS
    等のデジタル形式で構成されている事を特徴とする請求
    項1乃至5の何れかに記載の音声情報の配信方法。
  7. 【請求項7】 当該副音声情報は、当該音声情報を演奏
    する複数の当該楽器がそれぞれ個別に演奏する音楽の一
    部を構成するものである事を特徴とする請求項1乃至6
    の何れかに記載の音声情報の配信方法。
  8. 【請求項8】 当該複数の楽器の数と当該事業体から送
    信される当該音声情報に係る当該副音声情報のそれぞれ
    を受信する当該複数の携帯型通信機器の数とは同一であ
    る事を特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の音声
    情報の配信方法。
  9. 【請求項9】 当該複数の楽器の数と当該事業体から送
    信される当該音声情報に係る当該副音声情報のそれぞれ
    を受信する当該複数の携帯型通信機器の数とは異なる事
    を特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の音声情報
    の配信方法。
  10. 【請求項10】 当該事業体は、デジタル化された複数
    種の音声情報を所定の記憶手段に格納すると共に、当該
    各音声情報が演奏される時に、使用される楽器の数、楽
    器の名称等に関する情報を格納し、且つそれぞれの楽器
    が演奏するパートの音楽を副音声情報として記憶する記
    憶手段を有している事を特徴とする請求項1乃至9の何
    れかに記載の音声情報の配信方法。
  11. 【請求項11】 当該通信回線は、有線若しくは無線で
    構成された電話回線網及びインターネットを含むもので
    ある事を特徴とする請求項1又は10に記載の音声情報
    の配信方法。
  12. 【請求項12】 当該ユーザー側情報端末は、携帯型電
    話、PHS、ノート型パソコン、ポッケトベル、通信機
    能を有するコンピュータゲーム端末から選択された少な
    くとも一つである事を特徴とする請求項1乃至11の何
    れかに記載の音声情報の配信方法。
  13. 【請求項13】 当該事業体は、当該音声情報に関する
    それぞれの楽器が演奏するそれぞれの副音声情報を、ユ
    ーザー側から指定された特定の当該1つの携帯型通信機
    器に配信するか、若しくはユーザー側から指定された特
    定の当該複数個の携帯型通信機器にそれぞれ個別に配信
    する事を特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載の
    音声情報の配信方法。
  14. 【請求項14】 通信回線を介してユーザーに音楽を配
    信するサービスを行う事業体と当該通信回線を介して当
    該事業体と接続可能な複数の携帯用通信機器を有する一
    人或いは複数人のユーザーとから構成されている通信シ
    ステムに於て、当該事業体は、所定の音声情報を、当該
    音楽を合奏演奏する複数種の楽器のそれぞれが個別に演
    奏するパート部分を構成する副音声情報に分割し、当該
    楽器毎に演奏される副音声情報を個別に当該各ユーザー
    の所有する複数個の携帯型通信機器のそれぞれに個別
    に、且つ互いに同期した状態で送信するに際し、当該一
    人若しくは複数のユーザーの名前、ニックネーム或いは
    芸名、若しくはグループ名等の少なくとも一つからなる
    ユーザー名称を当該名称に固有の音声情報に変換して当
    該ユーザーに返送する事を特徴とする当該所定の音声情
    報の配信方法。
  15. 【請求項15】 通信回線を介してユーザーに音楽を配
    信するサービスを行う事業体と当該通信回線を介して当
    該事業体と接続可能な複数の携帯用通信機器を有する一
    人或いは複数人のユーザーとから構成されている通信シ
    ステムに於て、当該事業体は、所定の音声情報を、当該
    音楽を合奏演奏する複数種の楽器のそれぞれが個別に演
    奏するパート部分を構成する副音声情報に分割し、当該
    楽器毎に演奏される副音声情報を、当該ユーザーの少な
    くとも一人が所有する携帯型通信機器に送信するに際
    し、当該一人若しくは複数のユーザーの名前、ニックネ
    ーム或いは芸名、若しくはグループ名等の少なくとも一
    つからなるユーザー名称を当該名称に固有の音声情報に
    変換して当該ユーザーに返送する事を特徴とする当該所
    定の音声情報の配信方法。
  16. 【請求項16】 当該ユーザー名称に固有の音声情報
    は、当該複数の副音声情報を配信する直前に当該ユーザ
    ー宛に配信する事を特徴とする請求項14又は15に記
    載の音声情報の配信方法。
  17. 【請求項17】 当該ユーザー名称に固有の音声情報
    は、当該複数の携帯型通信機器のそれぞれに同時に配信
    する事を特徴とする請求項14又は15に記載の音声情
    報の配信方法。
  18. 【請求項18】 当該ユーザー名称に固有の音声情報
    は、当該一人若しくは複数のユーザーの名前、ニックネ
    ーム或いは芸名、若しくはグループ名を構成する文字情
    報或いは画像情報をデジタルデータに変換し、当該文字
    情報或いは画像情報を構成する個々の構成画素に量子化
    データを付与した後、当該各画素の量子化データに基ず
    き、且つ当該画素データの配列状態、配列環境を考慮し
    て、個々の画素の量子化値を音声情報に変換するアルゴ
    リズムを使用して創成するものである事を特徴とする請
    求項14乃至18に記載の音声情報の配信方法。
  19. 【請求項19】 当該ユーザー名称に固有の音声情報
    は、メロディー形式、チャイム形式、長さ、使用楽器等
    をユーザーの指定により任意に変更可能に構成されてい
    る事を特徴とする請求項14乃至18の何れかに記載の
    音声情報の配信方法。
  20. 【請求項20】 所定の音声情報の配信サービスを行う
    事業体が、当該所定の音声情報を当該音楽を合奏演奏す
    る複数種の楽器のそれぞれが個別に演奏する副音声情報
    に分割して送信を行い、当該複数の楽器の数と同じ数の
    携帯型通信機器が個別に当該個々の副音声情報を受信し
    て、当該各携帯型通信機器が互いに同期して当該個々の
    副音声情報の再生を行う事を特徴とする携帯型通信機器
    による音声情報の合奏演奏方法。
  21. 【請求項21】 通信回線を介してユーザーに音声情報
    を配信するサービスを行う事業体と当該通信回線を介し
    て当該事業体と接続可能な複数の携帯用通信機器を有す
    るユーザーとから構成されている通信システムに於て、
    当該事業体は、所定の音声情報を当該音楽を合奏演奏す
    る複数種の楽器のそれぞれが個別に演奏するパート部分
    を構成する副音声情報に分割し、当該楽器毎に演奏され
    る複数の副音声情報を個別に当該各ユーザーの所有する
    携帯型通信機器に互いに同期した状態で、当該通信回線
    を介して送信し、当該ユーザーは、当該ユーザーが所有
    する複数の携帯型通信機器を介して、それぞれが個別の
    副音声情報を受信して、個別に当該副音声情報を出力す
    る事により、当該複数個の携帯型通信機器によって当該
    所定の音楽を合奏する事を特徴とする音声情報の合奏演
    奏方法。
  22. 【請求項22】 通信回線を介してユーザーに音声情報
    を配信するサービスを行う事業体と当該通信回線を介し
    て当該事業体と接続可能な複数の携帯用通信機器を有す
    るユーザーとから構成されている通信システムに於て、
    当該事業体は、所定の音声情報を当該音楽を合奏演奏す
    る複数種の楽器のそれぞれが個別に演奏するパート部分
    を構成する副音声情報に分割し、当該楽器毎に演奏され
    る複数の副音声情報をまとめて当該ユーザーの少なくと
    も一人の所有する携帯型通信機器に当該通信回線を介し
    て送信し、当該ユーザーは、当該ユーザーが所有する複
    数の携帯型通信機器に接続された適宜の記憶手段に当該
    複数種の副音声情報を記憶させた後、当該ユーザーから
    所定のグループを構成する他の複数のユーザーの携帯型
    通信機器のそれぞれに対して、当該複数種の副音声情報
    のそれぞれを個別に送信する事によって、当該各携帯型
    通信機器が個別の副音声情報を受信して、個別に当該副
    音声情報を出力する事により、当該複数個の携帯型通信
    機器によって当該所定の音楽を合奏する事を特徴とする
    音声情報の合奏演奏方法。
  23. 【請求項23】 当該事業体は、デジタル化された複数
    種の音声情報を所定の記憶手段に格納すると共に、当該
    各音声情報が演奏される時に、使用される楽器の数、楽
    器の名称等に関する情報を格納し、且つそれぞれの楽器
    が個別に演奏するパートの曲を副音声情報として記憶す
    る記憶手段を有している事を特徴とする請求項20乃至
    22の何れかに記載の音声情報の合奏演奏方法。
  24. 【請求項24】 当該通信回線は、有線若しくは無線で
    構成された電話回線網及びインターネットを含むもので
    ある事を特徴とする請求項20乃至23の何れかに記載
    の音声情報の合奏演奏方法。
  25. 【請求項25】 当該ユーザー側携帯型通信機器は、携
    帯型電話、PHS、ノート型パソコン、ポッケトベル、
    通信機能を有するコンピュータゲーム端末から選択され
    た少なくとも一つである事を特徴とする請求項20乃至
    24何れかに記載の音声情報の合奏演奏方法。
  26. 【請求項26】 当該ユーザーは、当該通信回線を介し
    て、当該ユーザー側携帯型通信機器から当該事業体に、
    配信を希望する所定の音声情報のリクエストを送信する
    際に、当該希望する音声情報の曲風、作曲家、演奏家、
    演奏楽団、音楽のリズム、テンポ、音楽の長さ、使用す
    る予定の携帯型通信機器の数或いはグループ名等の条件
    を任意に選択指定する事が可能に構成されている事を特
    徴とする請求項20乃至25の何れかに記載の音声情報
    の合奏演奏方法。
  27. 【請求項27】 当該ユーザーは、当該事業体と予め定
    められた所定の契約を締結し、当該各ユーザーは、自己
    の名前、芸名、ニックネーム、住所、携帯電話番号、フ
    ァックス番号、E−メイルアドレス等を含むユーザー個
    人情報を当該事業体の所定の記憶手段に登録しておく事
    を特徴とする請求項20乃至26の何れかに記載の音声
    情報の合奏演奏方法。
  28. 【請求項28】 当該ユーザーは、更に所定の一つ若し
    くは複数のグループ名及び当該各グループを形成する他
    のユーザーの氏名、名称及び当該他のユーザーの持つ携
    帯型通信機器の携帯電話番号を当該事業体の所定の記憶
    手段に登録しておく事を特徴とする請求項27に記載の
    音声情報の合奏演奏方法。
  29. 【請求項29】 当該グループ名情報或いはそのコード
    化情報を当該複数のユーザー若しくは複数の携帯型通信
    機器をグループ化して一つの音声情報を合奏演奏する際
    のリンク情報として使用する事を特徴とする請求項20
    乃至28の何れかに記載の音声情報の合奏演奏方法。
  30. 【請求項30】 当該事業体は、当該ユーザーからのリ
    クエストに応じて、当該記憶手段に記憶されている音声
    情報の内から、当該ユーザーが希望する演奏楽器数及び
    曲名に合致すると予想される音声情報を一つ若しくは複
    数曲選択して当該ユーザーに提示し、当該ユーザーは当
    該曲名メニューの中から好みの曲名を選択して当該事業
    体に送信し、当該事業体が当該選択された音声情報を当
    該通信回線に配信する事を特徴とする請求項20乃至2
    9の何れかに記載の音声情報の合奏演奏方法。
  31. 【請求項31】 当該ユーザーは、当該事業体に所定の
    音声情報の配信をリクエストする際に、グループ名と当
    該グループを構成する複数の携帯型通信機器の何れの携
    帯型通信機器がどの楽器の演奏を担当するかの情報を合
    わせて当該事業体に送信し、当該事業体は、その情報に
    基づいて、それぞれの携帯型通信機器に対して、予め定
    められた楽器が演奏する副音声情報を個別に同期して配
    信する事を特徴とする請求項20乃至30の何れかに記
    載の音声情報の合奏演奏方法。
  32. 【請求項32】 当該事業体は、当該所定の音声情報を
    配信するに際し、当該ユーザーの指定するグループ名を
    基に、同時に配信すべきユーザー側の携帯型通信機器を
    リンク情報を基に選択する事を特徴とする請求項29記
    載の音声情報の合奏演奏方法。
  33. 【請求項33】 当該事業体は、当該所定の音声情報を
    配信するに際し、当該ユーザーから、特に特定の携帯型
    通信機器が特定の楽器の演奏を担当する事に関する楽器
    担当情報の送信がない限り、当該選択されたグループを
    構成する複数の携帯型通信機器のそれぞれに対して任意
    の楽器を演奏する為の副音声情報を、それぞれ個別に配
    信する事を特徴とする請求項20乃至32の何れかに記
    載の音声情報の合奏演奏方法。
  34. 【請求項34】 当該ユーザー側の携帯型通信機器は、
    複数の互いに異なる楽器の音声を出力する様に構成され
    ている事を特徴とする請求項20乃至33の何れかに記
    載の音声情報の合奏演奏方法。
  35. 【請求項35】 当該事業体側のサーバ或いは制御手段
    にユーザー側の携帯型通信機器が、複数の互いに異なる
    楽器の音声を出力させる機能を含んでいる事を特徴とす
    る請求項20乃至33の何れかに記載の音声情報の合奏
    演奏方法。
  36. 【請求項36】 当該ユーザー側の携帯型通信機器は、
    所定のキーを操作する事によって、出力される当該副音
    声情報の音量やビートの変化、バイブレーションその他
    実際の楽器を演奏する際に使用できるテクニックの活用
    が可能である様に構成されている事を特徴とする請求項
    20乃至34の何れかに記載の音声情報の合奏演奏方
    法。
  37. 【請求項37】 当該事業体側のサーバ或いは制御手段
    にユーザー側の携帯型通信機器は、所定のキーを操作す
    る事によって、出力される当該副音声情報の音量やビー
    トの変化、バイブレーションその他実際の楽器を演奏す
    る際に使用できるテクニックの活用を可能とさせる機能
    を含んでいる事を特徴とする請求項20乃至36の何れ
    かに記載の音声情報の合奏演奏方法。
  38. 【請求項38】 当該ユーザー側の携帯型通信機器に
    は、エディタを内蔵させておき、当該ユーザーが当該携
    帯型通信機器の所定のキーを使用する事によって、当該
    副音声情報の音符、音階等の調整を行える様に構成され
    ている事を特徴とする請求項20乃至36の何れかに記
    載の音声情報の合奏演奏方法。
  39. 【請求項39】 当該事業体側のサーバ或いは制御手段
    に、ユーザー側の携帯型通信機器の所定のキーを使用す
    る事によって、当該副音声情報の音符、音階等の調整を
    行える様に構成されているエディタを内蔵させておく事
    を特徴とする請求項20乃至36の何れかに記載の音声
    情報の合奏演奏方法。
  40. 【請求項40】 当該事業体は、当該音声情報を配信す
    るに際し、当該ユーザーの各携帯型通信機器に所定の副
    音声情報に係る楽譜を同時に送信し、当該ユーザは、必
    要に応じて当該楽譜を当該携帯型通信機器に於ける表示
    手段に表示させる事によって、当該携帯型通信機器を楽
    器として操作しえる様に構成されている事を特徴とする
    請求項20乃至39の何れかに記載の音声情報の合奏演
    奏方法。
  41. 【請求項41】 当該楽譜の各音符部分の内、当該携帯
    型通信機器のそれぞれが現在演奏している副音声情報に
    係る音符を、その他の音符とは瞬間的に異なる表示方法
    で表示する様に構成されている事を特徴とする請求項2
    0乃至40の何れかに記載の音声情報の合奏演奏方法。
  42. 【請求項42】 当該事業体は、当該事業体にアクセス
    してきた各ユーザーに対して、所定の音声情報を配信す
    るに際して、予め定められた所定の課金システムを介し
    て所定の金額を予め徴収するか徴収が確実化された時点
    で、当該音声情報若しくは当該副音声情報を当該ユーザ
    ー側のそれぞれの携帯型通信機器に送信する様に構成さ
    れている事を特徴とする請求項20乃至41の何れかに
    記載の音声情報の合奏演奏方法。
  43. 【請求項43】 当該事業体は、自己が所有するか、自
    己が管理するアプリケーション・サービス・プロバイダ
    (ASP)を介して当該通信回線に電気的に接続されて
    いる事を特徴とする請求項20乃至42の何れかに記載
    の音声情報の合奏演奏方法。
  44. 【請求項44】 当該複数の携帯型通信機器による合奏
    演奏に際しては、当該各携帯型通信機器から出力される
    副音声情報を所定のデジタル若しくはアナログ音声再生
    手段に接続させて当該副音声情報を再生させる事を特徴
    とする請求項20乃至42の何れかに記載の音声情報の
    合奏演奏方法。
  45. 【請求項45】 当該携帯型通信機器からMIDIデー
    タによる副音声情報を出力させ、当該携帯型通信機器と
    直接ケーブル接続されるか無線により接続されたMID
    I音源機器から合奏演奏の音声情報を出力させる事を特
    徴とする請求項44記載の音声情報の合奏演奏方法。
  46. 【請求項46】 当該複数個の携帯型通信機器のそれぞ
    れを、所定のデジタル若しくはアナログ音声再生手段に
    接続させ、かつ当該各々の携帯型通信機器にそれぞれ特
    定の一つの楽器又はそれぞれが異なる楽器の音声情報が
    出力される様に設定しておき、同時に所定の音声情報の
    合奏演奏を行う事を特徴とする携帯型通信機器による音
    声情報の合奏演奏方法。
  47. 【請求項47】 当該音声情報の合奏演奏方法は、カラ
    オケのバックグランド曲として使用する事を特徴とする
    請求項46記載の音声情報の合奏演奏方法。
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