JP3975698B2 - 携帯通信端末 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機などの携帯通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、携帯電話やPHSなどの携帯通信端末において、予め機器にプリセットされた楽曲ファイルやユーザが作成した楽曲ファイルあるいは配信センタなどのサーバから取得した楽曲ファイル(SMF(Standard MIDI File)、SMAF(Synthetic music Mobile Application Format)、MFiなどのシーケンスデータファイル)に基づき、音源を駆動して着信メロディを発生することが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の携帯通信機器において楽曲ファイルに基づき着信メロディなどを再生する場合には、最新のヒットチャートから選曲される場合が多く、楽曲の人気に偏りが生じやすい。従って、個性がなく、携帯通信端末所有者がたくさん集まっている場所では自分への着信であるかどうかを識別できない場合がある。そこで、自分だけのオリジナルの着信メロディを作成することが考えられるが、自作の楽曲データ以外の既存の楽曲データに対してはデータの変更をすることができず、自作する場合には一音ずつ入力していくことが必要であった。また、高度なものを作ることは一般に困難である。
【0004】
そこで本発明は、既存の着信メロディの楽曲データに、合いの手、掛け声、手拍子、歓声、拍手などの付加音を自由に付加して再生することを可能にすることにより、高度でかつ独自の楽曲を再生することができる携帯通信端末を提供することを目的としている。
また、合いの手や歓声などの付加音が付加された新たな楽曲ファイルを作成することができる携帯通信端末を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の携帯通信端末は、記憶部と、通信部と、音声処理部と、表示部と、操作部と、楽曲再生部と、これら各部を制御する制御部を有する携帯通信端末であって、前記楽曲再生部は、楽曲ファイルに対応する第1の音源制御データ及び付加音に対応する第2の音源制御データに基づいて楽音を生成する音源と、該音源で生成された楽音を出力する手段とを有しており、前記音源は、複数の発音チャンネルを有する楽音発生部と、前記第1の音源制御データを対応する時間管理情報とともにバッファを介して受け取る第1の経路と、前記第2の音源制御データを前記制御部から前記楽音発生部に直接受け取る第2の経路と、前記第1の音源制御データを対応する時間管理情報により示されたタイミングで前記楽音発生部に供給するように制御する時間管理部とを有しており、前記制御部は、前記時間管理部により前記第1の音源制御データが前記第1の経路を介して前記楽音発生部に供給されている際に、ユーザ操作に起因するトリガーを受けたときは、前記第2の音源制御データを前記第2の経路を介して前記楽音発生部における前記第1の音源制御データにより使用されていない発音チャンネルに直接供給するようになされているものである。
また、前記ユーザ操作に起因するトリガーは、自携帯通信端末における前記操作部の操作ボタンの操作信号あるいは近接する他携帯通信端末からの操作ボタン操作信号とされているものである。
さらに、楽曲ファイルに含まれるシーケンスデータを前記付加音を用いるように編集する機能を有するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の携帯通信端末と該携帯通信端末が接続することのできるサーバ装置を有する通信システム全体の概略構成を示すブロック図である。
この図において、1は本発明の携帯通信端末(移動局)、2は基地局、3は前記複数の基地局を管理するとともに公衆網やインターネットなど他網とのゲートウエイとなる交換局、4は前記交換局3に直接あるいはインターネットなどを介して接続されて設けられた配信サーバ、5は前記配信サーバ4に接続され、前記携帯通信端末1に配信する楽曲ファイルや音色データ、合いの手等の付加音データなど各種データを格納しているデータベースである。なお、付加音データとしては、合いの手、掛け声、歓声、効果音など各種のものがあるが、以下では、その代表として合いの手データを例にとって説明する。
【0008】
図2は、前記データベース5に格納されているデータを示す図である。
図2において、(1)は最も基本的な楽曲ファイル(基本型)、(2)は前記楽曲ファイル(基本型)に合いの手データが付加された合いの手データ付き楽曲ファイル、(3)はSMFファイルである。また、(4)は単独の合いの手データ、(5)は複数の合いの手データが含まれている合いの手ライブラリデータである。
【0009】
(1)楽曲ファイル(基本型)は、例えば、SMAF形式の楽曲ファイルであり、図示するように、ヘッダ部、音色データ部およびシーケンスデータ部を含んでいる。ヘッダ部にはこの楽曲の曲名、この楽曲ファイルに含まれるトラック数やこの楽曲の再生時のタイムベースなどの情報が含まれている。また、アーティスト名、コメント情報、楽器名、歌詞情報なども含ませることができ、この楽曲ファイルをカラオケ演奏などに使用することができるようになされている。
音色データ部には、この楽曲の再生に使用する音色の音色データと、各パートに割り当てる音色を指定する音色割当て情報が含まれている。音色データは、各音色ごとに特有のものであり、波形パラメータとその他のデータとからなっている。波形パラメータは、楽音波形を指示するものであり、FM音源の場合にはFM演算のアルゴリズムを指示するパラメータ、WT音源の場合には音色波形データ、該音色波形データのスタートアドレス、ループスタートアドレス、エンドアドレスなどである。また、その他のデータとしては、アタックレート、ディケイレート、サスティンレベル、リリースレートなどを指定するエンベロープパラメータ、ビブラートやトレモロの深さや速さを指定する変調パラメータ、リバーブ、コーラス、バリエーションなどのエフェクトを指定するエフェクトパラメータおよびこの音色がステレオ音色であるかモノラル音色であるかを示す識別子などが含まれている。
シーケンスデータ部には、各イベント間の時間間隔を表わす時間情報(デュレーションデータ)とイベント情報の組がイベントの発生順に含まれている。
【0010】
(2)合いの手データ付き楽曲ファイルは、図示するように、前記楽曲ファイル(基本型)にこの楽曲の再生時に挿入される合いの手データを含む合いの手データ部を付加したものである。合いの手データ部に含まれる合いの手データは、例えば、「あ、よいしょ」、「そーれ」といった合いの手や掛け声の音声をサンプリングして作成されたデータであり、合いの手波形パラメータとその他のデータとからなっている。その構成は、前記WT音源用の音色データと同様であり、合いの手波形パラメータは合いの手波形データとそのスタートアドレス、ストップアドレス、ループアドレスなどからなり、その他のデータには必要に応じてエンベロープパラメータ、変調パラメータおよびエフェクトパラメータなどが含まれている。後述するように、この合いの手データ付き楽曲ファイルを合いの手挿入モードで再生する場合には、楽曲の再生中に操作ボタンの操作に応じて合いの手を挿入して出力することが可能となる。
【0011】
(3)SMFファイルは、ヘッダ部とシーケンスデータ部とからなっている。このヘッダ部とシーケンスデータ部に含まれているデータは、上述した場合と同様である。SMFファイルを再生するときには、携帯通信機器に予めプリセットされている音色を用いて楽曲の再生を行うこととなる。
【0012】
(4)合いの手データ(単品)は、ヘッダ部と合いの手データ部とからなり、ヘッダ部にはその合いの手データの名称および合いの手データを特定する番号、サンプリング周波数などの情報が含まれており、合いの手データ部には1種類の前述した合いの手データが含まれている。
(5)合いの手ライブラリは、複数の前記合いの手データを含むデータであり、ヘッダ部にはこの合いの手ライブラリに含まれている複数の合いの手データの名称やサンプリング周波数などの情報が含まれており、合いの手データ部には、図示するように、複数種類の合いの手データが含まれている。
このように、本発明においては、データベース5に合いの手データを格納しており、配信サーバ4を介して合いの手データのみを各ユーザがダウンロードすることができるようになされている。
【0013】
図3は、本発明の携帯通信端末1の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
この図において、11はこの装置全体の制御を行う中央処理装置(システムCPU)、12は各種通信制御プログラムや楽曲再生のためのプログラムなどの制御プログラムおよびプリセットされている楽曲ファイル、合いの手データおよび各種定数データなどが格納されているシステムROM、13はワークエリアとして使用されるとともに前記配信サーバ4からダウンロードしたりユーザが作成した楽曲ファイル、音色データ、合いの手データなど各種のデータを記憶するシステムRAM、14は液晶表示装置(LCD)などからなる表示部、15は複数の操作ボタンなどを有する操作部、16は変復調部などからなりアンテナ17に接続される通信部である。ここで、前記システムRAM13における楽曲ファイル記憶領域、音色データ記憶領域および合いの手データ記憶領域は、フラッシュメモリを使用したり、バッテリバックアップをすることなどにより不揮発性とされているのが望ましい。
【0014】
また、18は、送話マイク19、マイク20および受話スピーカ21に接続され、通話のための音声信号の符号化および復号を行うとともにマイク19、20から入力された音声信号をサンプリングして取り込む機能を有する音声処理部(音声CODEC)、22は、音源を有し、前記システムRAM13などに記憶された楽曲ファイルに基づいて楽曲を再生する楽曲再生部、23は着信通知などに用いられるスピーカ、24はヘッドホン、25はパーソナルコンピュータや他の携帯通信端末などの外部機器との間で通信ケーブルなどを介して各種データを授受するための外部インターフェース回路、26は前記各構成要素間のデータ転送を行うためのバスである。
【0015】
図4は、前記音声処理部18の内部構成の一例を示す図である。この図において、31は前記送話マイク19からの入力音声を所定周波数のサンプリングクロックによりサンプリングしてデジタルデータに変換するA/D変換器、32は前記マイク20から入力される音声を所定周波数のサンプリングクロックでサンプリングしてデジタルデータに変換するA/D変換器、33、34、35はバッファ、36は前記A/D変換器31からの音声データを例えばCELP、VSELP、ADPCM方式などシステムにより定められた音声符号化方式で符号化し前記通信部16に出力する音声符号化部である。
また、37は前記通信部16により復調されベースバンド信号とされた音声データを復号する音声復号部、38は音声復号部37からの復号された音声データをアナログ信号に変換するD/A変換器、39、40はバッファ、41は前記バッファ39を介して供給される前記D/A変換器38の出力音声信号と前記バッファ40を介して入力される前記楽曲再生部22からの楽曲信号を重み付けして加算し、受話スピーカ21に出力する加算器である。
【0016】
通話時においては、前記送話マイク19から入力された送話音声は、A/D変換器31でサンプリングされてデジタルデータに変換され、バッファ33を介して音声符号化部36で所定の符号化方式(例えば、CELP方式)で符号化され、前記通信部16に出力される。また、前記通信部16からの受信データは音声復号部37に入力され、ここで復号された後、D/A変換器38でアナログ信号に変換されて、バッファ39および加算器41を介して受話スピーカ21から出力される。このとき、前記加算器41における重みは、例えば、バッファ39側が1、バッファ40側が0とされている。なお、保留音を再生するときには、前記加算器41の重みは、バッファ39側、バッファ40側ともに0.5とされ、着信メロディをステレオで再生するときには、バッファ39側が0、バッファ40側が1とされる。
【0017】
また、本発明の携帯通信端末1においては、マイク19、20からの入力音声をサンプリングして取り込み、取り込んだ音声を合いの手や掛け声などの付加音データとして使用ことができるようになされている。このときには、例えばステレオの左チャンネル(L−ch)に対応する前記送話マイク19から入力された音声信号については、前記A/D変換器31で所定のサンプリング周期でサンプリングし、デジタルデータに変換する。また、同時に、右チャンネル(R−ch)に対応する前記マイク20からの入力信号は、A/D変換器32でサンプリングし、デジタルデータに変換する。A/D変換器31および32からの各デジタルデータは、それぞれ対応するバッファ34あるいは35を介して前記システムRAM13の所定の領域にステレオの音声波形データのR−ch、L−chのデータとして記憶される。なお、このときの前記A/D変換器31および前記A/D変換器32のサンプリングクロックの周波数は、前記通話時におけるサンプリング周波数と異なる周波数としてもよい。
【0018】
そして、このようにして取り込まれた音声波形データを合いの手データ(付加音データ)として保存するときには、該サンプリングした音声波形データのエンベロープやピッチの変動を前記表示部14に表示し、該表示されている音声データのうちの合いの手データとして使用する部分を切り出す切出し処理、長く発音する場合におけるループの開始および終了位置であるループスタートポイントおよびエンドポイントの設定処理、および、所望のエンベロープを付与する処理などを行う。このような処理が終了した音声波形データに識別番号を付けて合いの手データとして前記システムRAM13中の合いの手データ記憶領域に記憶する。なお、前述のようにステレオでサンプリングした場合には、合いの手データ中にステレオ/モノラルのいずれの音色であるかを示す識別子を含ませておく。
【0019】
図5は、前記楽曲再生部22の内部構成の一例を示すブロック図である。この楽曲再生部22を用いて前述した各種楽曲ファイルを再生し、着信メロディや保留音とすることができる。また、非通話時などに楽曲ファイルを再生して楽曲の鑑賞をすることもでき、再生中の楽曲に合いの手や掛け声などの付加音を挿入することもできる。
図5において、51は前記バス26に接続されたインターフェース部、52は複数チャンネルの楽音を生成することのできるFM方式の音源(ポリフォニックFM音源)、53は複数チャンネルの楽音を生成することのできる波形メモリ方式の音源(ポリフォニックWT音源)、54はこの携帯通信機器に予め設定されているプリセット音色の音色データを記憶している音色ROM、55はプリセット音色以外の音色の音色データを記憶することのできる音色RAMである。ここで、前記WT音源53としては、PCM方式あるいはADPCM方式のいずれであってもよい。また、前記音色ROM54には、プリセット音色の音色データとして、例えば、GM128音色の音色データとドラムセットの音色データが格納されている。前記FM音源52およびWT音源53は、音色ROM54あるいは音色RAM55に格納されている音色データに基づき、複数の発音チャンネルで指定された音色の楽音波形データを生成する。
【0020】
56は前記FM音源52あるいは前記WT音源53により生成された楽音波形データのうちのLチャンネルの楽音波形データをミキシングするLチャンネルミキサであり、このLチャンネルミキサ56の出力はD/A変換器57でアナログ信号に変換された後、ヘッドホン24にLチャンネルの出力として供給されるとともに、前記音声処理部18に入力され、前記加算器41に供給され、前述のように受話スピーカ21から放音されることとなる。
58は、前記FM音源52あるいは前記WT音源53により生成された楽音波形データのうちのRチャンネルの楽音波形データをミキシングするRチャンネルミキサであり、このRチャンネルミキサ58の出力は、D/A変換器59でアナログ信号に変換された後、前記ヘッドホン24にRチャンネルの出力として供給されるとともに、スピーカ23から放音されることとなる。
【0021】
このように構成された本発明の携帯通信端末は、前述した楽曲ファイルを通常モードあるいは合いの手挿入モードで再生することができる。通常モードは前記楽曲ファイルのシーケンスデータに基づいて楽音を生成するモードであり、合いの手挿入モードはシーケンスデータを通常モードで再生するとともに、ユーザ操作に起因するトリガーに応答して前記合いの手データを再生出力するモードである。
図6は、前記楽曲ファイルを合いの手挿入モードで再生している様子を示す図である。図6の(a)は、携帯通信機器71単独で合いの手挿入モードで再生している様子を示す図であり、この図に示すように、楽曲ファイルの再生中に所定の操作ボタンを操作することにより、そのタイミングで前記シーケンスデータに基づく楽音に合いの手データを挿入して出力することができる。
【0022】
また、図6の(b)は、楽曲ファイルを再生している携帯通信機器71と通信ケーブルなどで接続された携帯通信機器72の操作ボタンを操作することにより、前記通信ケーブルなどを介してそのボタン操作情報を携帯通信機器71に送信し、それに応答して合いの手データを再生するようにした実施の形態を示している。なお、ここでは、通信ケーブルを接続してボタン操作情報を転送するようにしているが、ブルートゥースなどのワイヤレス通信機能を用いて近接する携帯通信機器72のボタン操作情報を転送するようにしてもよい。
この実施の形態によれば、合いの手データを挿入した楽曲の再生を複数のユーザで楽しむことが可能となる。前記図2に関して説明したように、楽曲ファイル(基本型)には、歌詞情報なども含ませることができ、カラオケ演奏を行うことができるようになされている。そこで、携帯通信機器71において楽曲ファイルをカラオケ演奏させ、近接した携帯通信機器72を用いて他のユーザが合いの手や掛け声を挿入することにより、より楽しくカラオケ演奏を行うことも可能となる。
【0023】
図7は、前記WT音源53内部の機能ブロック構成を示すとともに、楽曲再生動作を説明するための図である。なお、合いの手データの再生はWT音源53を用いることとなるため、以下では楽曲ファイルに含まれるシーケンスデータが使用する音色が前記WT音源53の音色であるものとして説明する。なお、楽曲ファイルに含まれるシーケンスデータがFM音源の音色を使用するものであるときには、その音色の楽音はFM音源52を使用して生成し、合いの手データはWT音源53から生成されることとなる。
【0024】
本発明においては、システムCPU11のソフトウェアによるシーケンサ機能部と楽曲再生部22が協調して、シーケンスデータに対応した音源制御データを所定のタイミングで音源に供給するいわゆるシーケンサ機能を実現するようにしている。すなわち、前記システムCPU11のシーケンサ機能部は、パートと音色との対応関係を記憶する音色テーブルと音源内の各発音チャンネルの使用状況を記憶したボイスアサインテーブルとを用いて前記シーケンスデータに含まれているイベント情報に対応する音源制御データを生成し、該生成した音源制御データと対応する時間管理情報とを、その音色に対応するFM音源52あるいはWT音源53に送出する。音源中に設けられた時間管理部(WT音源53の場合には時間管理部62)は、CPU11より供給される時間管理情報により指定されたタイミングでその音源制御データを音源内各部に転送するようにしている。これにより、シーケンスデータに対応した楽音が再生される。これが、通常モードの楽曲再生動作である。
【0025】
図7に示すように、前記WT音源53には、複数の発音チャンネルの楽音を発生するための位相発生器(PG)63、アドレス発生器64、メモリインターフェース回路65、エンベロープジェネレータ(EG)66、乗算器67が設けられており、また、前記CPU11のシーケンサ機能部から時間管理情報と音源制御データの組が転送されるFIFOバッファ61、該FIFOバッファ61に転送された音源制御データが対応する時間管理情報により示されたタイミングで音源内各部に供給されるように制御する時間管理部62が設けられている。さらに、前記位相発生器63、アドレス発生器64、メモリインターフェース回路65およびエンベロープ発生器66などに対して、前記FIFOバッファ61を介することなくシステムCPU11から直接に音源制御データを供給する経路(直接アクセス経路)68も設けられている。
合いの手挿入モードにおいては、CPU11のソフトウェアによる合いの手再生機能部により、操作者の操作に起因するトリガーに応じて前記直接アクセス経路68を使用して合いの手データ再生用の音源制御データをWT音源53内各部に供給することにより合いの手データを再生するようにしている。
【0026】
以下、合いの手挿入モードの再生について詳細に説明する。前述のように、楽曲ファイル、音色データ、合いの手データは、前記システムRAM13あるいはシステムROM12のいずれにも記憶することができるが、ここでは、図示するように、システムRAM13中に記憶されているシーケンスデータ、音色データおよび合いの手データに基づいて再生を行うものとして説明する。前記配信サーバ4からダウンロードしたデータ、あるいは、この携帯通信端末でユーザが作成したデータ、さらには、前記外部インターフェース回路25を通じてパーソナルコンピュータや他の携帯通信機器から取り込んだデータがこのシステムRAM13中に記憶されている。ユーザは、記憶されている楽曲ファイルおよび合いの手データのうちの任意のものを選択して使用することができる。
【0027】
楽曲ファイルの再生に先立って、システムCPU11は、まず、再生すべき楽曲ファイルの音色データ部中に含まれている音色データを波形メモリ音源53のメモリインターフェース回路65を介して前記音色RAM55に書き込む。複数の音色の音色データが含まれているときには、前記音色RAM55に該複数の音色データを書き込む。また、前記音色割当て情報に基づいて、前記音色テーブルにパートとそれに対応する音色データの音色RAM55中のアドレスをセットする。
また、再生すべき楽曲ファイルにより使用されないパートを合いの手データを再生するためのパートとして割り当てる。前記楽曲再生部22は複数チャンネル(例えば、32チャンネル)の楽音を発生することができるが、シーケンスデータがその全てのチャンネルを使用することは少なく、いくつかのパートは空いているのが通常である。そこで、再生すべき楽曲ファイルのシーケンスデータを調べ、空いているパートを合いの手データの再生のために割り当てる。そして、選択された合いの手データを前記音色データと同様に前記音色RAM55に書き込とともに、前記音色テーブルに合いの手データに割り当てたパートとそれに対応する合いの手データの前記音色RAM55中のアドレスをセットする。
【0028】
そして、この楽曲ファイルに含まれているシーケンスデータの再生を行う。すなわち、前記システムRAM13の楽曲ファイル記憶領域から再生すべき楽曲のシーケンスデータを順次読出し、その時間情報から時間管理情報を生成し、イベント情報からそれに対応する音源制御データを生成する。そして、このように生成した時間管理情報と音源制御データの組を順次前記FIFOバッファ61に書き込む。例えば、CPU11のシーケンサ機能部がシーケンスデータから読み出したイベントがノートオンメッセージである場合には、該メッセージに含まれるパートに対して前記ボイスアサインテーブルを参照して前記WT音源53の発音チャンネルを割り当て、該発音チャンネルに対する制御データとして、その音色の音色波形データのスタートアドレスを前記アドレス発生器64に、エンドアドレス、ループスタートアドレスおよびFナンバを前記位相発生器63に、エンベロープデータをエンベロープ発生器66に、エフェクトデータを図示しないエフェクタに、それぞれ設定する音源制御データを生成する。そして、その音源制御データにそのイベントに対応する時間情報(デュレーションデータ)から生成した時間管理情報を付加して、前記FIFOバッファ61に書き込む。
【0029】
前記時間管理部62は、前記FIFOバッファ61に格納されている時間管理情報を読み出し、該時間管理情報により規定された時間が経過したか否かを判定し、該時間が経過したことを検出したときに、その時間管理情報に対応する前記音源制御データを音源53内の対応する各ハードウェアに供給する。
これにより、メモリインターフェース回路65を介してアドレス発生器64から出力される読み出しアドレスで音色RAM55から音色波形データが読み出される。この読み出しアドレスは、位相発生器63の出力により、ノートオンメッセージに含まれているノートナンバから変換された位相増分値(Fナンバ)により更新され、前記エンドアドレスに達した後は、前記ループスタートアドレスを初期値として設定するように制御される。
このようにして、ノートナンバに対応した音高の楽音波形サンプルを読み出すことができ、読み出された楽音波形サンプルデータは乗算器67において、エンベロープ発生器66からのエンベロープデータと乗算され、さらに、必要に応じて図示しないエフェクタでエフェクトを付与されて、前記図5に示すL−chミキサ56あるいはR−chミキサ58に入力される。
【0030】
また、CPU11の合いの手再生機能部は、前記操作部15からのボタン操作入力あるいは通信ケーブルなどを介して近接する携帯通信機器と接続されているときは前記外部インターフェース回路25からのボタン操作入力を監視し、合いの手挿入用に設定された操作ボタンのボタン操作が検出されたときは、前記WT音源53に設けられた前記直接アクセス経路68を使用してその合いの手データ用の制御データ(スタートアドレス、エンドアドレスなど)を前記WT音源53の位相発生器63、アドレス発生器64、メモリインターフェース回路65およびエンベロープ発生器66の合いの手データに割り当てられたパートに対応する発音チャンネルの部分に直接供給する。これにより、前記操作部15の操作ボタンあるいは接続されている携帯通信機器の操作ボタンの操作タイミングをトリガーとして、合いの手データが再生される。
【0031】
なお、以上においては、予め合いの手データを音色RAM55に転送しておいてから合いの手データを再生するようにしていたが、これに限られることはなく、図中破線で示すように、前記トリガーを検出したときに、前記合いの手データをシステムRAM13あるいはシステムROM12の記憶領域から前記音色RAM55内に転送し、対応する音源制御データを直接出力することにより、合いの手データを再生するようにしてもよい。
【0032】
このようにして楽曲ファイルを再生中に合いの手を挿入することができるのであるが、本発明においては、さらに、前記CPU11のソフトウェア処理による合の手入り新規楽曲ファイル作成機能により、合いの手挿入モードで再生した楽曲ファイルのシーケンスデータをその合いの手データを再生するように変更した合いの手入りの新規楽曲ファイルを作成し、該作成した新規の楽曲ファイルを保存することができる。
図8は、この合いの手入り楽曲ファイル作成処理の流れを示すフローチャートである。
まず、合いの手を付加したい楽曲ファイルを選択し(ステップS1)、続いて、挿入する合いの手データを選択する(ステップS2)。
そして、合いの手挿入モードで選択した楽曲ファイルを再生する(ステップS3)。すなわち、前述のように空いているパートを合いの手データ用に割り当てておき、ボタン操作タイミングに応じて前記直接アクセス経路68を使用して合いの手データ用の制御データをWT音源53の各要素に供給する。また、このとき、ボタン操作のタイミングを取得しておく。例えば、楽曲の再生の開始時点からの経過時間をカウントしておき、ボタン操作毎にその時点の計数値を記憶する。
次に、ステップS4に進み、前記再生した楽曲ファイルのシーケンスデータに前記取得したボタン操作タイミングとその合いの手データの再生に対応したノートオンイベントを挿入する。このとき、直後のデュレーションデータ(時間情報)を修正する。
【0033】
次に、前記再生した合いの手データを前記選択した楽曲ファイルの音色データ部に音色データとして含ませ、前記ステップS4で作成した合いの手入りのシーケンスデータを接続し、必要に応じてそのヘッダ部を修正して合いの手入り楽曲ファイルを作成する(ステップS5)。また、このとき、前記音色データ部に、合いの手データと合いの手データを割り当てられたパートとの対応関係も前記音色割り当て情報のなかに記憶しておく。すなわち、前記合いの手データは音色データの内の一つとされる。
そして、この作成した合いの手入り楽曲ファイルを前記システムRAM13中に保存する(ステップS6)。
このようにして、合いの手入り楽曲ファイルを作成し、保存することができる。この合いの手入りの新規楽曲ファイルは、結果的に前記楽曲ファイル(基本型)と同様の形式を有するファイルとなり、前記通常モードの再生により再生されることとなる。
【0034】
なお、上記の説明においては、付加音データの代表として合いの手データを例にとって説明したが、掛け声、手拍子、歓声、拍手など各種の付加音データについても同様に扱うことができる。
また、以上においては、送話マイク19および受話スピーカ21をステレオの1チャンネル(Lチャンネル)の入力および出力のために兼用させたが、これに限られることはなく、別途専用のマイクおよびスピーカを設けるようにしてもよい。また、上記においては、ステレオで楽曲を再生することができるように構成されていたが、モノラルで再生するようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の携帯通信端末によれば、既存の着信メロディデータに合いの手や歓声などの付加音を挿入して同時に鳴らすことができる。
また、カラオケをやっているユーザと、その携帯通信端末と通信できる別の端末を操作する別のユーザとで、歌、合いの手などでの掛け合いをすることができる。
さらに、リアルタイムに入力した合いの手のタイミングを記憶した新しいシーケンスデータを作成することができ、該作成した新規の合の手入り楽曲ファイルを保存することができる。したがって、個性的且つ高度な着信メロディを再生することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の携帯通信端末と該携帯通信端末が接続することのできるサーバ装置を有する通信システム全体の概略構成の一例を示すブロック図である。
【図2】 サーバから配信される各種データについて説明するための図である。
【図3】 本発明の携帯通信端末の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図4】 図1に示した携帯通信端末における音声処理部の構成例を示すブロック図である。
【図5】 図1に示した携帯通信端末における楽曲再生部の構成例を示すブロック図である。
【図6】 合いの手挿入モードについて説明するための図である。
【図7】 合いの手挿入モードにおける再生の様子を説明するための図である。
【図8】 合いの手入り楽曲ファイルの作成処理の流れを説明するための図である。
【符号の説明】
11 システムCPU、12 システムROM、13 システムRAM、18音声処理部、22 楽曲再生部、52 FM音源、53 波形メモリ音源(WT音源)、54 音色ROM、55 音色RAM、61 FIFOバッファ、62 時間管理部、63 位相発生器、64 アドレス発生器、65 メモリインターフェース回路、66 エンベロープ発生器、67 乗算器、68 直接アクセス経路

Claims (3)

  1. 記憶部と、通信部と、音声処理部と、表示部と、操作部と、楽曲再生部と、これら各部を制御する制御部を有する携帯通信端末であって、
    前記楽曲再生部は、楽曲ファイルに対応する第1の音源制御データ及び付加音に対応する第2の音源制御データに基づいて楽音を生成する音源と、該音源で生成された楽音を出力する手段とを有しており、
    前記音源は、複数の発音チャンネルを有する楽音発生部と、前記第1の音源制御データを対応する時間管理情報とともにバッファを介して受け取る第1の経路と、前記第2の音源制御データを前記制御部から前記楽音発生部に直接受け取る第2の経路と、前記第1の音源制御データを対応する時間管理情報により示されたタイミングで前記楽音発生部に供給するように制御する時間管理部とを有しており、
    前記制御部は、前記時間管理部により前記第1の音源制御データが前記第1の経路を介して前記楽音発生部に供給されている際に、ユーザ操作に起因するトリガーを受けたときは、前記第2の音源制御データを前記第2の経路を介して前記楽音発生部における前記第1の音源制御データにより使用されていない発音チャンネルに直接供給するようになされていることを特徴とする携帯通信端末。
  2. 前記ユーザ操作に起因するトリガーは、自携帯通信端末における前記操作部の操作ボタンの操作信号あるいは近接する他携帯通信端末からの操作ボタン操作信号であることを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末。
  3. 楽曲ファイルに含まれるシーケンスデータを前記付加音を用いるように編集する機能を有することを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末。
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