JPH0876775A - カラオケデータ配信装置 - Google Patents

カラオケデータ配信装置

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JPH0876775A
JPH0876775A JP6211291A JP21129194A JPH0876775A JP H0876775 A JPH0876775 A JP H0876775A JP 6211291 A JP6211291 A JP 6211291A JP 21129194 A JP21129194 A JP 21129194A JP H0876775 A JPH0876775 A JP H0876775A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数タイプのカラオケ装置が接続されても各カ
ラオケ装置のタイプに適合したカラオケデータを配信す
ることができるカラオケデータ配信装置を提供する。 【構成】配信センタ1には複数タイプの通信カラオケ装
置2,3,4が接続されている。各通信カラオケ装置は
それぞれ機能が異なり、それぞれタイプA,タイプB,
タイプCに分類されている。これらのタイプの相違は、
音源の最大同時発音数が32音であるか64音である
か、PCM音源に加えてADPCMデータを復元する機
能があるか否かなどの機能に応じて分類されている。配
信センタは同一の内容(カラオケ曲やCMなど)につ
き、各タイプに適合したタイプAデータ,タイプBデー
タ,タイプCデータを記憶しており、カラオケデータの
ダウンロード時に、相手局である通信カラオケ装置のタ
イプを判断し、このタイプに適合したデータを選択して
ダウンロードする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通信回線を介して接
続されるカラオケ装置に対して楽曲データ等のカラオケ
データを配信(ダウンロード)するカラオケデータ配信
装置に関し、特に、それぞれ機能が異なる複数種類のカ
ラオケ装置に対してカラオケデータを配信するカラオケ
データ配信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通信回線を介してカラオケデータ配信装
置を備えた配信センタに接続され、この配信センタから
楽曲データ等のカラオケデータの配信を受ける通信カラ
オケ装置が実用化され、現在普及の途上にある。通信カ
ラオケ装置は、基本機能としてシーケンスデータに基づ
いて楽音信号を合成する機能を備えているが、装置の新
旧によって楽音信号の同時発音可能な楽音数(最大同時
発音数)が異なり、また、新たな装置にはADPCMデ
ータを読み出して音声信号を再生する機能が備えられて
いるなど、装置の新旧によって、すなわち、そのタイプ
によってその機能が異なっている。このように現在の市
場には、異なるタイプの装置が混在しており、市場に出
回っている全ての装置が一斉に新たなタイプのものに更
新されることは考えられない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの通信
カラオケ装置に楽曲データなどのカラオケデータを配信
する配信センタは、管轄範囲に設置されているカラオケ
装置であればどのようなタイプの装置であってもカラオ
ケデータの配信を行う必要がある。どのタイプのカラオ
ケ装置でも演奏可能なようにカラオケデータを最低機能
のカラオケ装置で演奏可能な形式とすると、新たなタイ
プの高機能なカラオケ装置では、多数の同時発音機能や
ADPCMデータ再生機能が無駄になる問題点がある。
また、新タイプのカラオケ装置で旧タイプのカラオケ装
置用に制作されたカラオケデータを実行(演奏)できる
ようにすると、すなわち、上位互換性を持たせようとす
ると、新タイプの装置の仕様を旧タイプに合わせる必要
が生じ、開発の制限となる欠点がある。
【0004】この発明は、複数タイプのカラオケ装置が
接続されても各カラオケ装置のタイプに適合したカラオ
ケデータを配信することができるカラオケデータ配信装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、それぞれ機
能が異なる複数タイプのカラオケ装置が接続されるカラ
オケデータ配信装置であって、前記複数タイプのカラオ
ケ装置のそれぞれに適合する形式で個別にカラオケデー
タを記憶するカラオケデータ記憶手段と、配信先のカラ
オケ装置のタイプを識別する識別手段と、識別手段によ
って識別されたタイプに適合する形式のカラオケデータ
を前記カラオケデータ記憶手段から選択し当該カラオケ
装置に対して配信する配信手段とを備えたことを特徴と
する。
【0006】
【作用】この発明のカラオケデータ配信装置には、それ
ぞれ機能の異なる複数タイプのカラオケ装置が接続され
る。複数タイプのカラオケ装置は、それぞれ音源装置の
最大同時発音数やADPCMデータの再生の可否などが
異なる。カラオケデータ記憶手段には、これら複数タイ
プのカラオケ装置の機能に適合する形式の各タイプ用の
カラオケデータがそれぞれ個別に記憶されている。すな
わち、各タイプに合わせて同時発音数を音源の最大同時
発音数の範囲内に制限したりADPCMデータのバック
コーラスを付加したものが個別に記憶されている。カラ
オケ装置に対してカラオケデータを配信するとき、その
カラオケ装置のタイプを識別する。この識別は、例え
ば、相手局であるカラオケ装置に対してタイプを問い合
わせる方式や、自らカラオケ装置の管理テーブルを有
し、全てのカラオケ装置のタイプを記憶しておく方式な
どを適用することができる。カラオケ装置のタイプを識
別することにより、その装置に適合した形式のカラオケ
データをカラオケデータ記憶手段から選択し、それを配
信することができる。
【0007】これにより、複数タイプのカラオケ装置が
接続されていても、ぞれそれに適合したカラオケデータ
を配信することができ、カラオケ装置の機能がどのよう
なものであっても、その機能を最大限に用いてカラオケ
演奏をすることができ、また、演奏不可能なデータを受
け取ることがない。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の実施例であるカラオケデー
タの配信センタ(カラオケデータ配信装置)を含むカラ
オケシステムの構成図である。配信センタ1は通信回線
を介して複数の通信カラオケ装置(端末)2,3,4,
‥と接続されている。このうち通信カラオケ装置2はタ
イプAのカラオケ装置であり、通信カラオケ装置3はタ
イプBのカラオケ装置であり、通信カラオケ装置4はタ
イプCのカラオケ装置である。通信カラオケ装置のタイ
プとは、通信カラオケ装置を機能別に分類したものであ
り、機能の高いものから順にタイプC,タイプB,タイ
プAに分類されている。タイプAのカラオケ装置は、同
時最大発音数=32,最大トラック数=16,音源=P
CM音源の機能を備えている。タイプBのカラオケ装置
は、同時最大発音数=64,最大トラック数=32,音
源=PCM音源の機能を備えている。タイプCのカラオ
ケ装置は、同時最大発音数=64,最大トラック数=3
2,音源=PCM音源+ADPCMバックコーラスの機
能を備えている。なお、配信センタ1と各通信カラオケ
装置との間を接続する回線としては公衆電話回線,IS
DN回線,LANなど各種の通信回線を用いることがで
きる。配信センタ1が各通信カラオケ装置と回線を接続
するとき、そのカラオケ装置が加入している通信回線を
管理テーブル(図2参照)から検索し、その通信回線を
用いて該通信カラオケ装置に対して電話を掛ける。
【0009】配信センタ1は、制御装置5,ハードディ
スク装置6,通信制御装置7を有している。制御装置5
は、カラオケデータの配信先,配信時刻を管理するとと
もに、配信時にはカラオケデータをハードディスク装置
6から読み出して通信制御装置7に入力する。ハードデ
ィスク装置6には、楽曲データ,CMデータなどのカラ
オケデータが記憶されるとともに管理テーブルが設定さ
れている。管理テーブルは、カラオケデータの配信先と
なる全ての通信カラオケ装置に関するデータを記憶する
テーブルである。通信制御装置7は、制御装置5の指示
に従い所定の通信回線を介して所定の通信カラオケ装置
と通信状態を設定する。通信状態が設定されると、ハー
ドディスク装置6から読出・入力されたカラオケデータ
をその通信回線に適合した変調方式,通信速度で送信す
る。
【0010】図2は前記ハードディスク装置6の構成図
である。ハードディスク装置6にはカラオケデータとし
て楽曲データおよびCMデータが複数記憶されている。
楽曲データは、カラオケ曲を演奏するためのデータであ
り、図3,図4に示すような構成になっている。CMデ
ータはカラオケ装置においてカラオケ曲の演奏の合間に
CMを放映するためのデータであり、バックミュージッ
ク,背景映像に合わせてコマーシャルメッセージの表示
・アナウンスを行うため、楽曲データと同一の構成にな
っている。各楽曲データ,CMデータは、タイトルデー
タ部およびタイプA,B,Cの通信カラオケ装置の機能
に適合する3種類のデータ部(タイプAデータ,タイプ
Bデータ,タイプCデータ)からなっている。
【0011】また、管理テーブルはこの配信センタ1が
カラオケデータを配信する全ての通信カラオケ装置に関
する管理データを記憶している。各通信カラオケ装置毎
に、そのカラオケ装置のIDナンバ,(設置場所の)名
称,端末タイプ,回線種別,電話番号が記憶されてい
る。回線種別は当該通信カラオケ装置が加入している通
信回線の種類であり、公衆電話回線,ISDN回線,L
ANなどがある。
【0012】図3は、タイプA,タイプB,タイプCの
通信カラオケ装置にそれぞれ適合するタイプAデータ,
タイプBデータ,タイプCデータの構成を示す図であ
る。
【0013】同図(A)はタイプAデータを示してい
る。タイプAの通信カラオケ装置は最も簡略なタイプの
通信カラオケ装置であり、音源の最大同時発音数は32
音であり、最大トラック数は16トラックであり、音源
はPCM音源のみである。このため、タイプAデータ
は、ヘッダ,16トラックの楽音トラック,歌詞トラッ
クおよびDSPコントロールトラックからなっている。
ヘッダには、この楽曲データのタイプやこの曲のジャン
ル,リリース日などのこの曲に関するデータが書き込ま
れている。楽音トラックには、図4(A)に示すように
16トラック分の自動演奏用のシーケンスデータが記憶
されている。歌詞トラックには、図4(B)に示すよう
にカラオケ曲の進行に応じてモニタ28に表示される歌
詞の文字表示、色替え、文字消去のシーケンスデータが
記憶されている。DSPコントロールトラックには図4
(D)に示すように、カラオケ曲の進行に応じてリバー
ブ(エコー)を強く掛けるなどの効果制御を行うための
シーケンスデータが記憶されている。
【0014】通信カラオケ装置(図5参照)において、
楽音トラックのデータは所定タイミング毎に音源装置1
9に入力され楽音信号が形成される。また、歌詞トラッ
クのデータは所定タイミング毎に文字表示部23に入力
され、所定の表示形式の文字パターンデータが形成され
る。さらに、DSPコントロールトラックのデータは所
定タイミング毎にDSP22に入力され、DSP22の
効果が制御される。
【0015】図3(B)はタイプBデータを示す図であ
る。タイプBの通信カラオケ装置は、最大同時発音数が
64音,最大トラック数が32トラックである。したが
って、タイプBデータは、楽音トラックが32トラック
構成になっている。タイプAデータに比して楽音トラッ
クが倍加したことにより、タイプAデータが必要十分の
楽音を発音できるように構成されているのに対し、タイ
プBデータはより多彩な楽音を発音できるようになって
いる。
【0016】同図(C)はタイプCデータを示す図であ
る。タイプCのカラオケ装置は、タイプBの装置にAD
PCMのデーコダ(図5のD/Aコンバータ20)を付
加したものである。したがって、タイプC用の楽曲デー
タはタイプB用の楽曲データに加えて音声トラックおよ
び音声データ部を備えている。音声データ部には、AD
PCM化された音声データが複数記憶されている。音声
データとしては、例えばバックコーラスなどPCM方式
の音源装置では発音しにくい波形をADPCM化したも
のである。音声トラックには図4(C)に示すように、
複数記憶されている音声データのうち、どの音声データ
をどのタイミングにどの音程で発音するかを指示するシ
ーケンスデータが記憶されている。なお、ADPCMデ
ータは、読出アドレスの歩進量を変えることにより、そ
の音程を変化させることができる。
【0017】図5は上記配信センタに接続される通信カ
ラオケ装置のブロック図である。このカラオケ装置は、
タイプCのカラオケ装置であり、最大発音数64音の音
源装置19に加えてD/Aコンバータ20を備え、AD
PCM化された音声データを再生することができる。こ
のカラオケ装置に内蔵されているハードディスク装置1
5は楽曲データおよびCMデータを数百〜数千曲分記憶
することができ、配信された楽曲データおよびCMデー
タはここに記憶される。また、この通信カラオケ装置は
ISDNに加入しており、配信センタ1とISDN回線
を介して接続される。
【0018】装置全体の動作を制御するCPU10に
は、バスを介してROM11,RAM12,ハードディ
スク記憶装置(HDD)15,ISDNコントローラ1
6,リモコン受信機17,表示パネル18,パネルスイ
ッチ19,音源装置20,D/Aコンバータ21,DS
P22,文字表示部23,LDチェンジャ24および表
示制御部25が接続されている。
【0019】ROM11には、システムプログラム,シ
ーケンスプログラム,ローダ,フォントデータなどが記
憶されている。システムプログラムは、この装置の基本
動作や周辺機器とのデータ送受を制御するプログラムで
ある。シーケンスプログラムは、メインシーケンスプロ
グラム,楽音シーケンスプログラム,文字シーケンスプ
ログラム,音声シーケンスプログラムおよびDSPシー
ケンスプログラムなどからなっている。カラオケ演奏時
には各シーケンスプログラムがCPU10によって並列
処理され、楽曲データに基づいた楽音の発生,映像の再
生が行われる。この通信カラオケ装置はタイプCの装置
であるため、CPU10が楽音シーケンスプログラムに
基づいて処理可能なトラック数は32トラックである。
ローダは、配信センタ1から楽曲データやCMデータの
配信(ダウンロード)を受けるためのプログラムであ
る。フォントデータは、歌詞や曲名などを表示するため
のものであり、明朝体や丸ゴジック体などの複数種類の
文字種のフォントが記憶されている。また、RAM12
には、ワークエリアが設定される。HDD15には楽曲
データ記憶エリア,CMデータ記憶エリアのほかログエ
リアが設定される。ログエリアには、どの曲が何回演奏
されたかなどの動作履歴が記録される。
【0020】ISDNコントローラ16は、ISDN回
線を介して配信センタ1と通信するためのコントローラ
であり、ISDN回線に適合した方式・通信速度でデー
タを変調・復調する。また、ISDNコントローラ16
はDMA回路を内蔵しており、配信センタ1から配信さ
れた楽曲データやCMデータをCPU10を介さずに直
接HDD15に書き込む。
【0021】リモコン受信機17はリモコン30から送
られてくる赤外線信号を受信してデータを復元する。リ
モコン30は選曲スイッチなどのコマンドスイッチやテ
ンキースイッチなどを備えており、利用者がこれらのス
イッチを操作するとその操作に応じた選曲コードなどの
データを赤外線信号を送信する。表示パネル14はこの
カラオケ装置の前面に設けられており、現在演奏中の曲
コードや予約曲数などを表示するものである。パネルス
イッチ15はカラオケ装置の前面操作部に設けられてお
り、曲コード入力スイッチやキーチェンジスイッチなど
を含んでいる。
【0022】音源装置20は、楽曲データの楽音トラッ
クのデータに基づいて駆動され所定のタイミングに所定
の音色の楽音信号を形成する。この通信カラオケ装置は
タイプCの装置であるため、音源装置20の最大同時発
音数は64音である。D/Aコンバータ21は、ADP
CMデータである音声データを入力して音声信号に変換
する回路である。D/Aコンバータ21には音声トラッ
クに記憶されたタイミングに音声データが入力される。
音源装置20が形成した楽音信号およびD/Aコンバー
タ21が再生した音声信号はDSP22に入力される。
また、DSP22にはマイク27が接続されている。D
SP22は、音源装置20,D/Aコンバータ21およ
びマイク27から入力された楽音信号,音声信号に対し
てリバーブ,エコーなどの効果を付与する。DSP22
が付与する効果の種類や程度は、DSPコントロールト
ラックのDSPコントロールデータに基づいて制御され
る。効果が付与された楽音信号,音声信号はミキシング
されたのちアンプ・スピーカ26に出力される。アンプ
・スピーカ26はこの信号を増幅したのち放音する。
【0023】また、文字表示部23は、CPU10から
入力される歌詞トラックのデータに基づいて曲名や歌詞
などの文字パターンを生成する。また、LDチェンジャ
24は入力された映像選択データ(チャプタナンバ)に
基づき、対応するLDの背景映像を再生する。映像選択
データは当該カラオケ曲のジャンルデータに基づいて決
定される。カラオケ演奏スタート時、CPU10は楽曲
データのヘッダから曲のジャンルデータを読み取り、こ
のジャンルデータに基づいて映像選択データを決定し、
LDチェンジャ24に出力する。LDチェンジャ24に
は、5枚程度のレーザディスクが内蔵されており、12
0シーンの背景映像を再生することができる。映像選択
データによってこのなかから1つの背景映像が選択・再
生され、映像データとして出力される。文字パターン,
映像データは表示制御部25に入力される。表示制御部
25ではこれらのデータをスーパーインポーズで合成し
てモニタ28に表示する。
【0024】図6を参照して配信センタ1と通信カラオ
ケ装置間の通信手順を説明する。この通信手順はISD
N回線を用いて通信を行う場合の例を示す。まず、配信
センタ1が所定の通信カラオケ装置との間で回線を接続
すると、接続を確認するため接続確認電文を送信する。
この電文を受信した通信カラオケ装置は、確認応答電文
を配信センタ1に対して返信する。確認電文を受信した
配信センタ1はデータリストの送信を要求する。データ
リストとは、HDD15に記憶されているカラオケデー
タ(楽曲データおよびCMデータ)のリストである。こ
の要求に対して、通信カラオケ装置は同図に示すフォー
マットのデータリストを返信する。データリストのパケ
ットは、データリストであることを示すパケットタイプ
コード,パケット長,リスト送信の日時,リスト中に記
載されているカラオケデータの数,リスト本体およびエ
ンドオブパケットからなっている。データリストが送ら
れてくると、配信センタ1は、自己のハードディスク装
置6に記憶しているカラオケデータのリストとこのリス
トとを比較し、自己が記憶しているカラオケデータの中
で送られてきたリスト中に無いもの(追加カラオケデー
タ)を検索する。そして、相手局である通信カラオケ装
置のタイプを管理テーブルを参照して割り出し、このタ
イプに適合した形式の追加カラオケデータを相手局であ
る通信カラオケ装置に対して送信する。
【0025】なお、上記実施例では、配信センタ1に管
理テーブルを設け、この管理テーブルに各通信カラオケ
装置のタイプを記憶しておくようにしたが、配信時に相
手局である通信カラオケ装置に対してそのタイプを問い
合わせ、そのタイプに適合するデータを選択するように
することもできる。この場合の通信手順を図7,図8に
示す。この通信手順では、接続確認,確認応答ののち、
配信センタ1が通信カラオケ装置に対して端末タイプレ
ポートを要求し、これに対して通信カラオケ装置が端末
タイプデータを返信する。端末タイプデータは、A,B
またはCの端末タイプのほか、ハードウェアバージョン
およびソフトウェアバージョンのレポートからなってい
る。さらに、配信センタ1は通信カラオケ装置に対して
最新管理情報の送信を要求する。最新管理情報は、図6
に示したデータリストおよびログデータからなってい
る。最新管理情報に基づいて追加カラオケデータを選択
し、端末タイプレポートの内容に基づいてその追加カラ
オケデータのタイプを選択すする。そして、このように
して選択された追加カラオケデータを通信カラオケ装置
に対してダウンロードする。
【0026】図7,図8の実施例では、管理情報を全て
端末である通信カラオケ装置側に持たせている。このよ
うにすることにより、配信センタ1は通信カラオケ装置
に関するデータをリストとして記憶しておく必要がなく
なり、ホストが多くの端末装置を管轄する場合でも、管
理テーブルに大きな記憶容量を奪われることが無くな
る。
【0027】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、どのよ
うな機能タイプのカラオケ装置が接続されても、そのカ
ラオケ装置のタイプを判断してそのタイプに適合する形
式のカラオケデータを配信することができるため、複数
世代の機能の異なるカラオケ装置を接続し、それらに対
してそれぞれ最適のカラオケデータの配信をすることが
できる。これにより、高機能のカラオケ装置の機能を無
駄にすることがなく、さらに、基本的な機能のカラオケ
装置が使用できなくなることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である配信センタが接続され
るカラオケシステムの構成図
【図2】同配信センタのハードディスク装置の記憶内容
構成図
【図3】同ハードディスク装置が記憶している楽曲デー
タのタイプを示す図
【図4】同楽曲データの詳細図
【図5】前記カラオケシステムに接続される通信カラオ
ケ装置の構成図
【図6】前記配信センタと通信カラオケ装置との通信手
順を示す図
【図7】配信センタと通信カラオケ装置との通信手順の
他の実施例示す図
【図8】配信センタと通信カラオケ装置との通信手順の
他の実施例示す図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ機能が異なる複数タイプのカラ
    オケ装置が接続されるカラオケデータ配信装置であっ
    て、 前記複数タイプのカラオケ装置のそれぞれに適合する形
    式で個別にカラオケデータを記憶するカラオケデータ記
    憶手段と、 配信先のカラオケ装置のタイプを識別する識別手段と、 識別手段によって識別されたタイプに適合する形式のカ
    ラオケデータを前記カラオケデータ記憶手段から選択
    し、当該カラオケ装置に対して配信する配信手段と、 を備えたことを特徴とするカラオケデータ配信装置。
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