JP4506063B2 - 楽曲情報配信装置および楽曲情報を配信するためのプログラム - Google Patents

楽曲情報配信装置および楽曲情報を配信するためのプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信回線を介して楽曲情報を配信する楽曲情報配信装置および楽曲情報を配信するためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
通信回線を介して楽曲情報を配信する楽曲情報配信装置として、サーバコンピュータ上に、複数の楽曲情報を格納した音楽サイトを構築し、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)から所定の楽曲情報に対する配信要求を受け取ると、この配信要求に対応する楽曲情報を当該クライアントPCに配信するようにしたものは、従来から知られている。
【0003】
しかし、このような楽曲情報配信装置では、クライアントPC側で複数の曲を連続して聞きたい場合には、当該各楽曲情報に対する各配信要求を1つずつ行う必要があるため、聴取者にとっては煩わしかった。つまり、上記楽曲情報配信装置では、クライアントPC側で、BGMのように適当な曲を連続して再生させることが簡単にはできなかった。
【0004】
これに対処するため、本願出願人は、特願2001−194604号で、通信回線を介して接続されているすべてのクライアントPC(装置)に対して、個々のクライアントPCが接続された時点から楽曲情報を連続的に配信するようにした楽曲情報配信装置を提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の楽曲情報配信装置では、楽曲情報を送信すべきクライアントPCの数が多い場合には、楽曲情報の送信時に通信回線が混雑してしまい、すべてのクライアントPCに対して楽曲情報をスムーズに送信できない可能性があった。
【0006】
本発明は、この点に着目してなされたものであり、楽曲情報を送信すべきクライアントPCの数が多い場合であっても、すべてのクライアントPCに対して楽曲情報をスムーズに送信することが可能な楽曲情報配信装置および楽曲情報を配信するためのプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の楽曲情報配信装置は、通信回線を介して接続された複数の楽曲情報受信装置に対して、楽曲情報を配信する楽曲情報配信装置であって、複数の楽曲情報を記憶する記憶手段と、前記楽曲情報の配信先となる複数の楽曲情報受信装置を登録した送信先リストと、前記記憶された複数の楽曲情報のうち前記各楽曲情報受信装置において順次再生させるべく選曲された複数の楽曲情報を、各楽曲毎に再生開始時刻とともにリストアップした選曲リストと、前記楽曲情報受信装置より楽曲情報の配信要求を受け付ける受け付け手段と、前記受け付け手段によって前記配信要求が受け付けられたことに応じて、前記選曲リストにて前記再生開始時刻が現在時刻より後に到来する楽曲情報を選択し、該選択された楽曲情報を前記記憶手段から読み出して、前記配信要求を行った楽曲情報受信装置に対して配信するとともに、当該楽曲情報受信装置を前記送信先リストに登録する初期配信手段と、前記選曲リストにリストアップされた楽曲情報であって、前記再生開始時刻が現在時刻より後に到来する1つの楽曲情報を、所定の期間内に、前記送信先リストに登録された複数の楽曲情報受信装置に配信する配信手段と、前記選曲リストにリストアップされた楽曲情報のうち、前記送信先リストに登録された複数の楽曲情報受信装置にて再生の完了した楽曲情報を検出する検出手段と、前記検出手段によって再生の完了した楽曲情報が検出されたことに応じて、当該再生の完了した楽曲情報を前記選曲リストから削除し、前記記憶手段に記憶された複数の楽曲情報のうち1つの楽曲情報を選曲して、その再生開始時刻を決定し、当該選曲された1つの楽曲情報を前記決定された再生開始時刻とともに前記選曲リストに登録する選曲手段とを有することを特徴とする。
【0008】
また、請求項に記載の楽曲情報配信装置は、請求項1の楽曲情報配信装置において、前記配信手段は、前記送信先リストに登録された楽曲情報受信装置が複数あるときに、該複数の楽曲情報受信装置を複数のグループに分割し、該分割された各グループ毎に異なったタイミングで、前記再生開始時刻が前記現在時刻より後に到来する1つの楽曲情報を配信することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
図1は、本発明の一実施の形態に係る楽曲情報配信装置を含む楽曲情報配信システムの概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、本実施の形態の楽曲情報配信システムは、有線通信および無線通信の双方を含む通信ネットワークに接続された、少なくとも1つのサーバコンピュータ(楽曲情報配信装置)102と、複数のクライアントPC(パーソナルコンピュータ)0,103と、クライアント携帯端末103′と、中継サーバ102′とによって構成されている。本実施の形態では、クライアントPCおよびクライアント携帯端末(以下、これらをまとめて「クライアント端末」(楽曲情報受信装置)という)側で、ネットワークブラウザ・ソフトウェアを起動し、サーバコンピュータ102に対して接続要求を含む第1の要求情報を送信することで、サーバコンピュータ102から提供される楽曲情報をクライアント端末で受信して再生するようにした、クライアント・サーバシステムを想定している。もちろん、このシステム構成は一例に過ぎず、クライアント端末の個数、サーバコンピュータや中継サーバの個数は、図示例の個数に限られるわけではない。
【0011】
サーバコンピュータ102は、主として、楽曲情報をクライアント端末に配信する楽曲情報配信サイトを提供するものであり、その楽曲情報データベース上に、クライアント端末の、後述する音源回路で楽曲を再生するための各種情報からなる楽曲情報を複数記憶している。
【0012】
中継サーバ102′は、無線回線を介してクライアント携帯端末103′と接続されるとともに、有線回線を介してサーバコンピュータ102と接続され、クライアント携帯端末103′およびサーバコンピュータ102間のデータの送受信を中継するものである。本実施の形態では、中継サーバ102′は、サーバコンピュータ102と直接接続されているが、これに限らず、通信ネットワークを介して間接的に接続されるようにしてもよい。
【0013】
また、本実施の形態では、クライアントPC0,103は、通常の汎用PCを想定し、クライアント携帯端末103′は、携帯型の汎用PCや携帯電話機を想定している。
【0014】
図2は、クライアントPC0の詳細な構成を示すブロック図である。
【0015】
同図に示すように、クライアントPC0は、主に文字情報を入力するためのキーボード1と、ポインティングデバイスであるマウス2と、キーボード1の各キーの操作状態を検出するキー操作検出回路3と、マウス2の操作状態を検出するマウス操作検出回路4と、装置全体の制御を司るCPU5と、該CPU5が実行する制御プログラムや、各種テーブルデータ等を記憶するROM6と、演奏データ、各種入力情報および演算結果等を一時的に記憶するRAM7と、タイマ割込み処理における割込み時間や各種時間を計時するタイマ8と、各種情報等を表示する、たとえば大型液晶ディスプレイ(LCD)若しくはCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイおよび発光ダイオード(LED)等を備えた表示装置9と、記憶媒体であるフロッピディスク(FD)20をドライブするフロッピー(登録商標)ディスクドライブ(FDD)10と、前記制御プログラムを含む各種アプリケーションプログラムや各種データ等を記憶するハードディスク(図示せず)をドライブするハードディスクドライブ(HDD)11と、前記制御プログラムを含む各種アプリケーションプログラムや各種データ等を記憶するコンパクトディスク−リード・オンリ・メモリ(CD−ROM)21をドライブするCD−ROMドライブ(CD−ROMD)12と、外部からのMIDI(Musical Instrument Digital Interface)信号を入力したり、MIDI信号を外部に出力したりするMIDIインターフェース(I/F)13と、通信ネットワーク101を介して、たとえばサーバコンピュータ102とデータの送受信を行う通信インターフェース(I/F)14と、キーボード1から入力された演奏データや予め記録された演奏データ等を楽音信号に変換する音源回路15と、該音源回路15からの楽音信号に各種効果を付与するための効果回路16と、該効果回路16からの楽音信号を音響に変換する、たとえば、DAC(Digital-to-Analog Converter)やアンプ、スピーカ等のサウンドシステム17とにより構成されている。
【0016】
上記構成要素3〜16は、バス18を介して相互に接続され、CPU5にはタイマ8が接続され、MIDII/F13には他のMIDI機器100が接続され、通信I/F14には通信ネットワーク101が接続され、音源回路15には効果回路16が接続され、効果回路16にはサウンドシステム17が接続されている。
【0017】
なお、本実施の形態では、音源回路15は、その名称の通り、すべてハードウェアで構成したが、これに限らず、一部ソフトウェアで構成し、残りの部分をハードウェアで構成してもよいし、また、すべてソフトウェアで構成するようにしてもよい。
【0018】
HDD11のハードディスクには、前述のように、CPU5が実行する制御プログラムも記憶でき、ROM6に制御プログラムが記憶されていない場合には、このハードディスクに制御プログラムを記憶させておき、それをRAM7に読み込むことにより、ROM6に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU5にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。
【0019】
通信I/F14は、たとえばLAN(Local Area Network)やインターネット、電話回線等の通信ネットワーク101に接続されており、該通信ネットワーク101を介して、サーバコンピュータ102からプログラムやパラメータをダウンロードするために用いられる。
【0020】
クライアントPC103も、本実施の形態では上述のように、クライアントPC0と同様の汎用PCを用いているため、その構成も、上記クライアントPC0と同様にすればよい。
【0021】
また、クライアント携帯端末103′は、本実施の形態では上述のように、無線回線を介して中継サーバ102′とデータのやりとりをするため、少なくとも無線通信インターフェースを備える必要があり、それに加えて、携帯端末であるため、軽量化する必要がある。したがって、クライアント携帯端末103′としては、クライアントPC0の上記構成から、マウス2、マウス操作検出回路4,FDD10、CD−ROMD12およびMIDII/F13を削除した残りの要素と、通信I/F14として無線回線にアクセスできるものとから構成されるものを用いればよい。なお、クライアント携帯端末103′が携帯電話機の場合には、上記クライアント携帯端末103′の構成において、キーボード1および表示装置9をパネル面に一体的に構成するようにすればよい。
【0022】
さらに、サーバコンピュータ102も、本実施の形態では特別な構成のものを使用する必要がないため、上記クライアントPC0と同様の構成のものを使用するようにすればよい。ただし、サーバコンピュータは、楽音を発生させることを必須条件としていないため、クライアントPC0の上記構成から音源回路15、効果回路16およびサウンドシステム17を削除して構成するようにしてもよい。
【0023】
以上のように構成された楽曲情報配信システムが実行する制御処理を、まず、図3および図4を参照してその概要を説明し、次に、図5〜図9を参照して詳細に説明する。
【0024】
クライアント端末側では、本発明に関係する処理としては、次の3種類の処理を行う。すなわち、
(1)サーバコンピュータ102に対して、接続要求を含む第1要求情報を送出する処理
(2)(1)の接続要求に応じて、サーバコンピュータ102から配信された楽曲情報を受信し、再生する処理
(3)サーバコンピュータ102に対して、終了要求を含む第2要求情報を送出する処理
である。
【0025】
図3は、本実施の形態の楽曲情報配信システムを構成するサーバコンピュータおよびクライアント端末の各機能構成を示すブロック図である。
【0026】
同図において、クライアント端末側で上記(1)の処理がなされると、要求指示ブロックB1から、サーバコンピュータ102に対する接続要求をなすべき要求指示が出力される。この要求指示は送受信ブロックB2に供給され、これに応じて、送受信ブロックB2からは、接続要求を含む第1要求情報が出力される。ここで、第1要求情報には、サーバコンピュータ102に対する接続要求の他に、当該クライアント端末のユーザIDおよび通信ネットワーク101上のアドレス等が含まれている。
【0027】
第1要求情報は、サーバコンピュータ102側の送受信ブロックB12を介して、送信先決定ブロックB11に供給される。送信先決定ブロックB11では、供給された第1要求情報から、そのユーザIDおよびアドレスを読み出して、送信リストL1に登録する。図4(a)は、送信リストL1の一例を示す図であり、同図に示すように、送信リストL1には、接続要求をサーバコンピュータ102に出力した順に、そのクライアント端末のユーザIDおよびアドレスが登録される。
【0028】
なお、ユーザIDは、当該クライアント端末がサーバコンピュータ102にアクセス可能か否かを判別するときに用いられる。すなわち、サーバコンピュータ102にアクセス可能なクライアント端末には、ユーザIDが発行され、このユーザIDを所有しているクライアント端末しか、サーバコンピュータ102にはアクセスできないようになっている。したがって、実際には、クライアント端末のユーザIDが、サーバコンピュータ102の管理者によって発行されたユーザIDであるか否かに応じて、クライアント端末からのアクセスを許可するか否かを判別し、アクセスを許可したものについてのみ、そのユーザIDおよびアドレスを送信リストL1に登録するようにしている。
【0029】
ユーザIDおよびアドレスを送信リストL1に登録すると、そのクライアント端末に対して、選曲リストL2に登録された複数の楽曲の中から所定の条件を満たす複数の楽曲が選択され、再生(読出)ブロックB13により、該選択された楽曲の楽曲情報が楽曲情報データベースDBから読み出されて、送受信ブロックB12を介して、クライアント端末側の送受信ブロックB2に送信される。
【0030】
図4(b)は、選曲リストL2の一例を示す図であり、同図に示すように、選曲リストL2には、選曲された複数の楽曲の各楽曲毎に、曲名、再生開始時刻、再生終了時刻および送信済みか否かの各情報が登録されている。曲名は、楽曲情報データベースDBから楽曲情報を選曲したときに、その楽曲情報に含まれるものをそのまま登録する。再生開始時刻および再生終了時刻は、選曲した楽曲情報には含まれていないので、つまり、選曲した楽曲情報にはその再生時間長が含まれているだけなので、この再生時間長から算出したものを登録する。送信済みか否かは、“○”が付されているか否かによって判別する。すなわち、“○”が付されている楽曲の楽曲情報については、接続中のすべてのクライアント端末への送信が完了していることを意味し、“○”が付されていない(無印の)楽曲の楽曲情報については、接続中のいかなるクライアント端末へも送信が完了していないことを意味している。
【0031】
上記所定の条件とは、選曲リストL2に登録されている楽曲のうち、先頭の楽曲を除く送信済みのもの(“○”が付されているもの)である。図4(b)の例では、この条件を満たす楽曲は、曲125の1曲で、この1曲が新たに接続して来たクライアント端末に初期情報として送信される。実際には、対象となるクライアント端末には、再生中の楽曲(選曲リストL2中、先頭に登録されている楽曲)を除いて、複数個の楽曲の楽曲情報が送信されているので、この条件を満たす楽曲は、上述のように、複数個存在する。
【0032】
このようにして送受信ブロックB2に送信された複数の楽曲情報は、前記(2)の処理によって、一時記憶ブロックB3に記憶される。ここで、各楽曲情報には、前記再生ブロックB13から出力されるときに、少なくとも前記算出された再生開始時刻がそれぞれ付加されており、再生開始時刻も楽曲情報と一緒に一時記憶ブロックB3に記憶される。クライアント端末では、前記タイマ8によって時計機能が形成され、この時計機能によって現時刻が分かるようになっている。そして、クライアント端末では、現時刻と一時記憶ブロックB3に記憶された各楽曲情報の再生開始時刻とが常に比較され、両者が一致した時点で、当該楽曲情報の再生を開始する。
【0033】
なお、本発明では、楽曲情報のデータ形式について問題としていないので、楽曲情報としては、オーディオデータやMIDIデータ等、どのようなデータ形式のものを用いてもよい。ただし、楽曲情報のデータ形式に応じて、その再生方法が異なることは言うまでもない。
【0034】
このように、クライアント端末が新たに接続して来たときに、当該クライアント端末に対してのみ、初期情報として複数の楽曲分の楽曲情報を送信するようにしたので、通信ネットワークの混雑を解消させることができる。
【0035】
以上が、クライアント端末から第1要求情報が出力されたときに、サーバコンピュータ102が当該クライアント端末に対して行う配信処理から当該クライアント端末が該配信された複数個の楽曲情報に対して行う再生処理までの概要である。
【0036】
次に、再生処理が既になされているクライアント端末に対して、サーバコンピュータ102が楽曲情報を1つ配信する処理について説明する。
【0037】
サーバコンピュータ102でも、前記タイマ8と同様のタイマによって、時計機能が形成され、この時計機能によって現時刻が分かるようになっている。そして、サーバコンピュータ102でも、現時刻と選曲リストL2に登録された、次に再生すべき楽曲の再生開始時刻とが常に比較され、両者が一致した時点で、再生ブロックB13により、選曲リストL2に登録されている、クライアント端末に送信していない楽曲(“○”が付されていない楽曲)のうち、最も古く選曲(登録)されたものの楽曲情報を、楽曲情報データベースDBから読み出し、当該再生開始時刻を付加した後、対象となるクライアント端末に送信する。このように、送信先の対象となるすべてのクライアント端末に楽曲情報を送信するときには、1曲分の楽曲情報のみを送信するので、通信ネットワークの混雑を解消させることができる。
【0038】
対象となるクライアント端末が数多く存在する場合、当該クライアント端末を複数個のグループに分割し、該各グループ毎に異なったタイミングで、目的の楽曲情報を送信する。なお、目的の楽曲情報の送信タイミングについては、後述する。このように、複数回に分散して楽曲情報を送信するので、通信ネットワークの混雑を解消させることができる。
【0039】
また、クライアント端末側で前記(3)の処理がなされると、要求指示ブロックB1から、サーバコンピュータ102に対する終了要求をなすべき要求指示が出力される。この要求指示は送受信ブロックB2に供給され、これに応じて、送受信ブロックB2からは、終了要求を含む第2要求情報が出力される。ここで、第2要求情報には、サーバコンピュータ102に対する終了要求の他に、当該クライアント端末のユーザIDまたはアドレスの少なくとも一方が含まれている。
【0040】
第2要求情報は、サーバコンピュータ102側の送受信ブロックB12を介して、送信先決定ブロックB11に供給される。送信先決定ブロックB11では、供給された第2要求情報から、そのユーザIDまたはアドレスを読み出して、対応するユーザIDおよびアドレスを送信リストL1から削除する。
【0041】
このようにして、送信リストL1からユーザIDおよびアドレスが削除されると、この削除されたユーザIDおよびアドレスを有するクライアント端末には、次に配信されるべき楽曲情報は配信されなくなる。
【0042】
次に、以上の制御処理を詳細に説明する。
【0043】
図5は、本実施の形態の楽曲情報配信システムを構成するクライアント端末、たとえばクライアントPC0、特にCPU5が実行するメインルーチンの手順を示すフローチャートである。本メインルーチンは、クライアント端末上でネットワークブラウザ・ソフトウェアを起動して、サーバコンピュータ102上の楽曲情報配信サイトへの接続が要求されたとき、すなわち、ネットワークブラウザ・ソフトウェアで楽曲情報配信サイトへのアクセスがなされたときに開始され、その楽曲情報配信サイトへの接続が終了するまで常に動作し続けている。
【0044】
図5において、まず、サーバコンピュータ102に対して、接続要求を含む前記第1要求情報を送信するとともに、再生処理を起動する(ステップS1)。
【0045】
次に、サーバコンピュータ102から受信した楽曲情報を一時記憶領域に記憶する(ステップS2)。ここでは記載を省略しているが、サーバコンピュータ102から新たな楽曲情報を受信したか否かは定期的に(たとえば、所定(具体的には、15msec毎)の割り込みタイミングで)監視され、新たな楽曲情報の受信が確認されたとき(前記送受信ブロックB2が新たな楽曲情報を受信したとき)にだけ、このステップS2の処理が実行される。
【0046】
次に、アクセスの終了が指示されたか否かを判別し(ステップS3)、アクセスの終了が指示されないときには、アクセスの終了が指示されるまで、ステップS2の処理を続ける一方、アクセスの終了が指示されたときには、サーバコンピュータ102に対して、終了要求を含む第2要求情報を送信するとともに、再生処理を終了した(ステップS4)後、本メインルーチンを終了する。ここで、第2要求情報には、終了要求の他に、当該クライアントPC0のユーザIDまたは通信ネットワーク101上のアドレス等が含まれている。
【0047】
図6は、クライアントPC0が実行する再生処理の手順を示すフローチャートである。本再生処理は、所定時間毎に発生する割り込み信号に応じて起動され実行されるタイマ割り込み処理によって構成されている。この所定時間は、再生すべき楽曲情報の種類に応じて異なっている。再生すべき楽曲情報が、たとえばMIDIデータで構成されていれば、所定時間は、MIDIデータを再生するための基準クロック(MIDIクロック)の1周期である。なお、本再生処理は、上記図5のメインルーチンが動作中、常時動作し続けている。ただし、ここで言う常時動作とは、割り込み的に常時動作という意味である。つまり、メインルーチンが動作中、割り込み許可が解除されることはないという意味である。
【0048】
図6において、まず、今回再生すべき楽曲情報に従って楽曲を再生する(ステップS11)。前述のように、サーバコンピュータ102から受信した楽曲情報には、各曲毎に該各曲の再生を開始すべき時刻を示す情報が含まれているので、クライアントPC0は、前記タイマ8によって計時される現時刻と各曲の再生開始時刻とを比較し、現時刻が曲の再生開始時刻に達すると、当該曲の再生を開始する。楽曲情報がMIDIデータの場合、曲の再生とは、具体的には、楽音や音声を発音または消音させるためのイベントデータを、当該発音または消音させるタイミングで読み出して、前記音源回路15に送信して、当該楽音や音声を発音または消音させる処理である。
【0049】
次に、再生が終了すると、当該楽曲情報を一時記憶領域から削除して(ステップS12)、本再生処理を終了する。
【0050】
図7は、サーバコンピュータ102が実行するメインルーチンの手順を示すフローチャートである。サーバコンピュータ102の電源が投入されると、本メインルーチンが起動され、本メインルーチンは、その終了が指示されるまで常時起動されている。また、本メインルーチンが起動されている間、図8を用いて後述する送信開始処理も、タイマ割り込み処理として動作状態となる。
【0051】
図7において、まず、新たな接続要求を受信したか否かを判別し(ステップS21)、新たな受信要求を受信したときには、ステップS22〜S24の各処理を実行する一方、新たな受信要求を受信しないときには、ステップS22〜S24をスキップしてステップS25に進む。
【0052】
ステップS22では、前記選曲リストL2から、まだ再生が開始されていない楽曲を検出する。なお、本実施の形態では、前述のように、再生が開始されていない楽曲の中から、さらに“○”が付されていないものを除外した残りの楽曲(既に接続中の他のクライアント端末に送信が完了している複数の楽曲)を検出するようにしている。もちろん、これに限らず、単純に、選曲リストL2から、まだ再生が開始されていないすべての楽曲を検出するようにしてもよい。この場合、送信済みか否かを示す情報(“○”)はそれほど意味をなさないので、選曲リストL2から削除するようにすればよい。このように、送信済みか否かを示す情報を選曲リストL2から削除したときに、まだ再生が開始されていない楽曲を検出するには、選曲リストL2に登録されている全楽曲の再生開始時刻と現時刻とを順次比較し、再生開始時刻が現時刻に達していない楽曲を検出するようにすればよい。
【0053】
続くステップS23では、ステップS22で検出した楽曲の楽曲情報を初期情報(クライアント端末でのストック用の楽曲)として、接続してきた新たなクライアント端末に送信する。ここで、楽曲情報としては、選曲リストL2に記載の、将来再生されるべき楽曲情報のうち、再生時刻が現時刻に近い複数個が選択されて送信される。
【0054】
そして、ステップS24では、新たなクライアント端末のユーザIDとアドレスを前記送信リストL1に追加する。このユーザIDとアドレスは、前述のように、第1要求情報に含まれるので、これを読み出して、そのまま送信リストL1に登録する。
【0055】
次に、ステップS25では、新たな終了要求を受信したか否かを判別し、新たな終了要求を受信したときには、ステップS26およびS27の各処理を実行する一方、新たな終了要求を受信しないときには、本メインルーチンを終了する。
【0056】
ステップS26では、送信リストL1から、終了要求を送信したクライアント端末のユーザIDとアドレスを削除する。このユーザIDとアドレスは、前述のように、第2要求情報に含まれるので、これを読み出して、これと一致するユーザIDとアドレスを送信リストL1から削除する。
【0057】
続くステップS27では、ユーザの課金リスト(図示せず)に記録されている料金を当該クライアント端末のユーザに課金する。ここで、課金は、たとえばクレジットカード、銀行振り込み、郵便振替、電子マネー等の周知の方法を使って行う。
【0058】
図8は、送信開始処理の手順を示すフローチャートである。本送信開始処理は、所定時間毎に発生する割り込み信号に応じて起動され実行されるタイマ割り込み処理によって構成されている。この所定時間は、たとえば時計の最小分解能に相当する時間、つまり1秒である。
【0059】
図8において、まず、選曲リストL2内に、再生開始時刻が現時刻と一致する楽曲(再生開始楽曲)があるか否かを判別し(ステップS31)、再生開始楽曲があるときには、ステップS32〜S36の各処理を実行する一方、再生開始楽曲がないときには、直ちに本送信開始処理を終了する。
【0060】
ステップS32では、再生開始楽曲の再生時間長を算出する。具体的には、再生開始楽曲の再生終了時刻と現時刻との間の時間長を算出することで、再生時間長とする。
【0061】
ステップS33では、送信リストL1からクライアント端末の総数を検出し、検出されたクライアント端末の総数から送信回数を決定する。すなわち、楽曲情報の各クライアント端末への送信は、送信すべき全クライアント端末を複数のグループに分割し、分割された各グループ毎に行う。つまり、「送信回数」は、分割されたグループ数に相当する。
【0062】
ステップS34では、上記算出された再生時間長と上記決定された送信回数から、送信タイミングを決定する。すなわち、新たに再生される楽曲の再生が完了するまでに、全クライアント端末に対して、今回送信する楽曲情報を送信できるように、送信タイミングを決定する。このようにして決定された送信タイミングは、図9を用いて後述する送信処理(タイマ割り込み処理)の起動タイミング(割り込み信号の発生タイミング)として使用される。
【0063】
ステップS35では、送信処理を起動する。ここで、送信処理は、上述のように、タイマ割り込み処理によって形成するようにしたので、送信処理の起動とは、割り込み信号の発生を許可することである。
【0064】
ステップS36では、送信する楽曲情報(対象楽曲)を1つ決定する。選曲リストL2には、前述のように、現在再生中の楽曲の曲名、再生開始時刻および再生終了時刻と、未再生の複数個の楽曲の曲名、再生開始時刻および再生終了時刻とが登録され、さらに、各楽音情報毎に、該各楽音情報をクライアント端末に送信したか否かを示す情報(“○”が付されている楽曲情報は、クライアント端末に送信済みであり、“○”が付されていない楽曲情報は、クライアント端末に未送信である)が記載されている。したがって、対象楽曲としては、未送信のものの中で、再生開始時刻が最も早いもの、すなわち、最も古く選曲されて、選曲リストL2に登録されたものが決定される。
【0065】
図9は、送信処理の手順を示すフローチャートである。本送信処理は、前記ステップS34で決定された送信タイミングに従って起動され実行されるタイマ割り込み処理によって構成されている。
【0066】
図9において、前記ステップS33で分割されたグループのうち、対象楽曲を送信していないグループがあるか否かを判別する(ステップS41)。
【0067】
ステップS41で、対象楽曲をまだ送信していないグループがあるときには、対象楽曲の楽曲情報を今回送信すべきグループに送信する(ステップS42)一方、対象楽曲をすべてのグループに送信したときには、本送信処理を停止させる(ステップS43)。
【0068】
図10は、選曲リスト削除/登録処理の手順を示すフローチャートである。本選曲リスト削除/登録処理は、前記図8の送信開始処理と同様に、所定時間(たとえば、時計の最小分解能に相当する時間、つまり1秒)毎に発生する割り込み信号に応じて起動され実行されるタイマ割り込み処理によって構成されている。
【0069】
図10において、選曲リストL2内に、再生終了時刻が現時刻と一致する楽曲(再生終了楽曲)があるか否かを判別し(ステップS51)、再生終了楽曲があるときには、ステップS52およびS53の各処理を実行する一方、再生終了楽曲がないときには、直ちに本選曲リスト削除/登録処理を終了する。
【0070】
ステップS52では、再生終了楽曲の情報、すなわち、その名称および再生開始時刻を選曲リストL2から削除し、ステップS53では、新たな曲を楽曲情報データベースDBから選曲して、再生開始時刻および再生終了時刻を決定し、その名称とともに、選曲リストL2に登録する。
【0071】
なお、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPU5やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1またはのいずれかに記載の発明によれば、楽曲情報の配信要求が受け付けられたときに、該配信要求を行った楽曲情報受信装置に対して、複数の楽曲情報を記憶する記憶手段から選曲された楽曲情報が配信されるので、すなわち、配信要求を行ったクライアント端末に対してのみ、楽曲情報を送信するようにしたので、通信回線の混雑を解消させることができる。
【0073】
また、送信対象となるすべての楽曲情報受信装置に対して楽曲情報を送信するときには、1曲分の楽曲情報のみが選択されて配信されるので、通信回線の混雑を解消させることができる。
【0074】
さらに、請求項またはのいずれかに記載の発明によれば、受け付けられた配信要求を行った楽曲情報受信装置が複数あるときに、該複数の楽曲情報受信装置を複数のグループに分割し、該分割された各グループ毎に異なったタイミングで、複数の楽曲情報を記憶する記憶手段から選曲された1つの楽曲情報が配信されるので、すなわち、複数回に分散して楽音情報が配信されるので、通信回線の混雑を解消させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る楽曲情報配信システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の楽曲情報配信システムを構成する一つのクライアントPCの詳細な構成を示すブロック図である。
【図3】 図1の楽曲情報配信システムを構成するサーバコンピュータおよびクライアント端末の各機能構成を示すブロック図である。
【図4】 図3の送信リストおよび選曲リストの一例を示す図である。
【図5】 図1の楽曲情報配信システムを構成する一つのクライアント端末、特にCPUが実行するメインルーチンの手順を示すフローチャートである。
【図6】 図1の楽曲情報配信システムを構成する一つのクライアント端末実行する再生処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】 図1の楽曲情報配信システムを構成するサーバコンピュータが実行するメインルーチンの手順を示すフローチャートである。
【図8】 図1の楽曲情報配信システムを構成するサーバコンピュータが実行する送信開始処理の手順を示すフローチャートである。
【図9】 図1の楽曲情報配信システムを構成するサーバコンピュータが実行する送信処理の手順を示すフローチャートである。
【図10】 図1の楽曲情報配信システムを構成するサーバコンピュータが実行する選曲リスト削除/登録処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
102 サーバコンピュータ(楽曲情報配信装置)
0,103 クライアントPC(楽曲情報受信装置)
103′ クライアント携帯端末(楽曲情報受信装置)
B11 送信先決定ブロック(初期配信手段、配信手段)
B12 送受信ブロック(受け付け手段、初期配信手段、配信手段)
B13 再生(読出)ブロック(初期配信手段、配信手段)
B14 選曲ブロック(選曲手段、検出
DB 楽曲情報データベース(記憶手段)
L1 送信リス
L2 選曲リス

Claims (4)

  1. 通信回線を介して接続された複数の楽曲情報受信装置に対して、楽曲情報を配信する楽曲情報配信装置であって
    数の楽曲情報を記憶する記憶手段と、
    前記楽曲情報の配信先となる複数の楽曲情報受信装置を登録した送信先リストと、
    前記記憶された複数の楽曲情報のうち前記各楽曲情報受信装置において順次再生させるべく選曲された複数の楽曲情報を、各楽曲毎に再生開始時刻とともにリストアップした選曲リストと、
    記楽曲情報受信装置より楽曲情報の配信要求を受け付ける受け付け手段と、
    前記受け付け手段によって前記配信要求が受け付けられたことに応じて、前記選曲リストにて前記再生開始時刻が現在時刻より後に到来する楽曲情報を選択し、該選択された楽曲情報を前記記憶手段から読み出して、前記配信要求を行った楽曲情報受信装置に対して配信するとともに、当該楽曲情報受信装置を前記送信先リストに登録する初期配信手段と
    前記選曲リストにリストアップされた楽曲情報であって、前記再生開始時刻が現在時刻より後に到来する1つの楽曲情報を、所定の期間内に、前記送信先リストに登録された複数の楽曲情報受信装置に配信する配信手段と、
    前記選曲リストにリストアップされた楽曲情報のうち、前記送信先リストに登録された複数の楽曲情報受信装置にて再生の完了した楽曲情報を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって再生の完了した楽曲情報が検出されたことに応じて、当該再生の完了した楽曲情報を前記選曲リストから削除し、前記記憶手段に記憶された複数の楽曲情報のうち1つの楽曲情報を選曲して、その再生開始時刻を決定し、当該選曲された1つの楽曲情報を前記決定された再生開始時刻とともに前記選曲リストに登録する選曲手段と
    を有することを特徴とする楽曲情報配信装置。
  2. 前記配信手段は、前記送信先リストに登録された楽曲情報受信装置が複数あるときに、該複数の楽曲情報受信装置を複数のグループに分割し、該分割された各グループ毎に異なったタイミングで、前記再生開始時刻が前記現在時刻より後に到来する1つの楽曲情報を配信することを特徴とする請求項1に記載の楽曲情報配信装置。
  3. 通信回線を介して接続された複数の楽曲情報受信装置に対して、楽曲情報を配信するためのプログラムであって、
    記楽曲情報受信装置より楽曲情報の配信要求を受け付ける受け付け手順と、
    複数の楽曲情報を記憶する記憶手段から、前記各楽曲情報受信装置に配信させるべき複数の楽曲情報を選曲する選曲手順と、
    前記受け付け手順によって前記配信要求が受け付けられたことに応じて、記憶手段に記憶された複数の楽曲情報のうち前記各楽曲情報受信装置において順次再生させるべく選曲された複数の楽曲情報を、各楽曲毎に再生開始時刻とともにリストアップした選曲リストにて前記再生開始時刻が現在時刻より後に到来する楽曲情報を選択し、該選択された楽曲情報を前記記憶手段から読み出して、前記配信要求を行った楽曲情報受信装置に対して配信するとともに、当該楽曲情報受信装置を、前記楽曲情報の配信先となる複数の楽曲情報受信装置を登録した送信先リストに登録する初期配信手順と
    前記選曲リストにリストアップされた楽曲情報であって、前記再生開始時刻が現在時刻より後に到来する1つの楽曲情報を、所定の期間内に、前記送信先リストに登録された複数の楽曲情報受信装置に配信する配信手順と、
    前記選曲リストにリストアップされた楽曲情報のうち、前記送信先リストに登録された複数の楽曲情報受信装置にて再生の完了した楽曲情報を検出する検出手順と、
    前記検出手順によって再生の完了した楽曲情報が検出されたことに応じて、当該再生の完了した楽曲情報を前記選曲リストから削除し、前記記憶手段に記憶された複数の楽曲情報のうち1つの楽曲情報を選曲して、その再生開始時刻を決定し、当該選曲された1つの楽曲情報を前記決定された再生開始時刻とともに前記選曲リストに登録する選曲手順と
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  4. 前記配信手順では、前記送信先リストに登録された楽曲情報受信装置が複数あるときに、該複数の楽曲情報受信装置を複数のグループに分割し、該分割された各グループ毎に異なったタイミングで、前記再生開始時刻が前記現在時刻より後に到来する1つの楽曲情報を配信することを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
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