JP2001109765A - 最適コンテンツ供給システム - Google Patents

最適コンテンツ供給システム

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JP2001109765A
JP2001109765A JP28786999A JP28786999A JP2001109765A JP 2001109765 A JP2001109765 A JP 2001109765A JP 28786999 A JP28786999 A JP 28786999A JP 28786999 A JP28786999 A JP 28786999A JP 2001109765 A JP2001109765 A JP 2001109765A
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content
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database
terminal station
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JP28786999A
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English (en)
Inventor
Masakazu Nishimoto
雅一 西本
Toshikazu Kaneko
俊和 金子
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MegaChips Corp
Original Assignee
MegaChips Corp
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Publication date
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 需要者が必要とする情報を供給者が供給する
システムであって、個々の需要者の環境や感情を配慮し
つつ、最適なコンテンツを供給することが可能なシステ
ムを実現する。 【解決手段】 予め、需要者の性別等の情報を需要者情
報データベース3に蓄えておき、過去にどのような需要
者がどのような状況でどのようなリクエストを行ったか
という情報をデマンドデータベース2に蓄えておく。そ
してまず、需要者がデマンド(どのようなコンテンツを
欲するかや現在の感情等の情報)を基地局に送る。基地
局では、需要者情報データベース3、デマンドデータベ
ース2、日付及び時刻情報6および供給履歴データベー
ス5の各内容を参照して、需要者に最も適したコンテン
ツのリスト12を作成する。需要者はリストからリクエ
ストするコンテンツを選んで、基地局から所望のコンテ
ンツ10を送付してもらう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、音楽や映像等の
情報を供給者から需要者に対して供給するシステムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、CATVやネットワークを利用し
たビデオ・オン・デマンドシステムなど、多数の情報の
中から需要者が必要としている情報を供給者が供給する
システムが実用化されている。このようなシステムで
は、主に音楽や映像の情報が需要者に向けて供給され
る。本願では、供給される音楽や映像等の情報のことを
コンテンツと称する。
【0003】これらのシステムにおいては、需要者に供
給するコンテンツを選択する際に、供給者が独自に判断
して、または、需要者がリクエストを行うことによって
決定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】供給者側の判断で供給
すべきコンテンツを決定する場合、供給者は、個々の需
要者にとってそのコンテンツが最も適しているかどうか
を詳細に検討することがなかった。また、需要者の置か
れている環境やその時々の感情等によっては、供給者の
選択したコンテンツが需要者の望んだものに必ずしも一
致するものではなかった。
【0005】一方、需要者からリクエストを行う場合に
は、需要者の有する知識や供給者から配布されたリスト
の内容に基づいて、最も嗜好に合致したと思われるコン
テンツを需要者自身の判断で選択していた。しかし、需
要者自身の知識が少ない場合には選択を行うことは困難
であり、また、リストがある場合でも膨大なリストの中
から需要者が適切にコンテンツを選択することが困難で
あった。
【0006】本発明は、以上の課題を解決するためにな
されたものであり、需要者が必要とする情報を供給者が
供給するシステムであって、個々の需要者の環境や感情
等を配慮しつつ、最適なコンテンツを供給することが可
能なシステムを実現するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のうち請求項1
にかかるものは、端末局と基地局とを備え、前記端末局
または基地局のうち少なくとも一方が需要者の固定的情
報を有し、前記端末局は、前記需要者の要求情報、環境
情報および前記固定的情報のうち少なくとも一つの情報
を有し、前記少なくとも一つの情報を前記基地局へと送
付し、前記基地局は、複数のコンテンツを蓄えたコンテ
ンツデータベース、並びに、前記少なくとも一つの情報
と前記コンテンツのそれぞれの名前とを関連付けて記憶
したデマンドデータベースを有し、前記少なくとも一つ
の情報および前記デマンドデータベースに記憶された情
報を参照して、前記コンテンツのうち前記端末局へと供
給する対象となるコンテンツの名前を選択する、最適コ
ンテンツ供給システムである。
【0008】この発明のうち請求項2にかかるものは、
請求項1記載の最適コンテンツ供給システムであって、
前記基地局は、前記名前を複数、前記デマンドデータベ
ースから選択し、選択された複数の前記名前を記載した
リストを作成して前記端末局へと送付し、前記需要者が
前記リストに記載された複数の前記名前のいずれかを選
択してリクエストに記載し、返送するまで待機し、前記
リクエストを受け取った後は、前記コンテンツデータベ
ースより前記リクエストに記載された前記名前に該当す
るコンテンツを選択して前記端末局へと供給する。
【0009】この発明のうち請求項3にかかるものは、
請求項2記載の最適コンテンツ供給システムであって、
前記基地局は、前記リクエストに記載されたコンテンツ
の前記名前と前記少なくとも一つの情報とを関連付けて
前記デマンドデータベースに情報を追加する。
【0010】この発明のうち請求項4にかかるものは、
請求項1乃至3のいずれか一つに記載の最適コンテンツ
供給システムであって、前記端末局は、前記要求情報お
よび環境情報のうち少なくとも一方を自動的に再送す
る。
【0011】この発明のうち請求項5にかかるものは、
請求項1乃至4のいずれか一つに記載の最適コンテンツ
供給システムであって、前記端末局は、前記基地局への
送信を制御するタイマ機能を有する。
【0012】この発明のうち請求項6にかかるものは、
端末局と基地局とを備え、前記端末局または基地局のう
ち少なくとも一方が需要者の固定的情報を有し、前記端
末局は、前記需要者の環境情報および前記固定的情報の
うち少なくとも一方の情報を有し、前記少なくとも一方
の情報を前記基地局へと送付し、前記基地局は、商品ま
たはサービスの販売管理に関する情報を記憶した販売管
理情報データベース、並びに、前記商品またはサービス
の販売管理に関する情報と前記少なくとも一方の情報と
を関連付けて記憶した販売管理関連情報データベース、
並びに、前記商品またはサービスに関する複数の商用コ
ンテンツを蓄えた商用コンテンツデータベースを有し、
前記少なくとも一方の情報並びに前記販売管理情報デー
タベースおよび販売管理関連情報データベースに記憶さ
れた情報を参照して、前記商用コンテンツのうち前記端
末局へと供給する対象となる商用コンテンツの名前を選
択し、前記商用コンテンツデータベースより前記名前に
該当する商用コンテンツを選択して前記端末局へと供給
する、最適コンテンツ供給システムである。
【0013】この発明のうち請求項7にかかるものは、
請求項1乃至5のいずれか一つに記載の最適コンテンツ
供給システムであって、前記端末局または基地局のうち
少なくとも一方が、前記固定的情報に変化があった場合
に前記固定的情報を更新する更新手段をさらに有し、前
記基地局は、商品またはサービスの販売管理に関する情
報を記憶した販売管理情報データベース、並びに、前記
商品またはサービスの販売管理に関する情報と前記少な
くとも一つの情報とを関連付けて記憶した販売管理関連
情報データベース、並びに、前記商品またはサービスに
関する複数の商用コンテンツを蓄えた商用コンテンツデ
ータベースをさらに有し、前記少なくとも一つの情報並
びに更新された前記固定的情報並びに前記販売管理情報
データベースおよび販売管理関連情報データベースに記
憶された情報を参照して、前記商用コンテンツのうち前
記端末局へと供給する対象となる商用コンテンツの名前
を選択し、前記商用コンテンツデータベースより前記名
前に該当する商用コンテンツを選択して前記端末局へと
供給する。
【0014】この発明のうち請求項8にかかるものは、
請求項6または7に記載の最適コンテンツ供給システム
であって、前記基地局は、前記少なくとも一つの情報ま
たは前記少なくとも一方の情報と前記商用コンテンツの
それぞれの名前とを関連付けて記憶した商用デマンドデ
ータベースをさらに有する。
【0015】この発明のうち請求項9にかかるものは、
請求項1乃至8のいずれか一つに記載の最適コンテンツ
供給システムであって、前記基地局または前記端末局の
いずれかが、過去に供給されたコンテンツまたは商用コ
ンテンツの名前を記憶した供給履歴データベースをさら
に有し、前記基地局が前記端末局へと供給しようとする
前記コンテンツまたは商用コンテンツの名前が、前記供
給履歴データベースに記憶されている前記名前と一致す
る際には、前記コンテンツまたは商用コンテンツの供給
を取りやめる。
【0016】この発明のうち請求項10にかかるもの
は、請求項1乃至9のいずれか一つに記載の最適コンテ
ンツ供給システムであって、前記基地局は、前記端末局
へと供給される前記コンテンツまたは商用コンテンツに
加工処理を施す。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本実施の形態は、
需要者の要求に応じて個々の需要者の環境や感情等を考
慮したリストを送付することにより、各需要者が最適な
コンテンツを選択することが可能な、最適コンテンツ供
給システムである。
【0018】図1は、このシステムについて説明するも
のである。需要者は複数存在しており、図1ではそのう
ちのひとつを端末局として表している。また、コンテン
ツの供給を行う供給者は基地局として表している。ま
た、基地局と各端末局との間の情報のやりとりは伝達路
を用いて行われる。この伝達路には、電話やインターネ
ットなどの即時性の強い双方向回線や、CATV等のケ
ーブル、あるいは無線(地上波やCS、BS放送、携帯
電話回線等も含む)などを用いればよい。さらに、基地
局から端末局へはラジオ放送、端末局から供給局へは電
話回線、という組み合わせのように往復で伝達路の種類
が異なっていてもよい。
【0019】さて、需要者はコンテンツを要求する前に
まず端末局において、氏名や性別、誕生年月日、職業、
等の固定したあるいは変化の少ない自己の情報(本願で
は、固定的情報と称する)を、情報入力ブロック7に入
力しておく。情報入力ブロック7は、受け取った需要者
の固定的情報を送信処理ブロック8に渡す。そして送信
処理ブロック8は、その情報を基地局へと送信する。基
地局では、送信処理ブロック8からの需要者の固定的情
報を選択処理ブロック1が受信し、選択処理ブロック1
は需要者情報データベース3に記憶させておく。
【0020】次に、需要者はコンテンツの要求を行う。
この際に需要者は、コンテンツ名を具体的には指示せず
に現在の自身の要求に最も適したコンテンツの候補リス
トを供給者に作成してもらうか、または、コンテンツ名
を具体的に指示して直接的にコンテンツの要求を行うか
を選択する。
【0021】コンテンツの候補リストの作成を供給者に
行ってもらう場合、需要者はデマンド入力部11に、要
求するコンテンツの内容や現在の需要者の感情や状況等
の情報(本願では、要求情報と称する)を入力する。こ
の要求情報の入力に際しては、供給者の設定した質問に
答える方式としてもよいし、キーワードや自然文を入力
する方式としてもよい。例えば、ビデオ・オン・デマン
ドシステムに本実施の形態を適用する場合であれば、楽
しい内容のビデオを望むのか、悲しい内容のものを望む
のか、あるいはどのジャンルのビデオを望むのか、また
は、現在の需要者の感情や状況がどのようであるのか
(例えば、元気であるもしくは落ち込んでいる、また
は、起床したばかりもしくは就寝前、など)等が要求情
報に相当する。
【0022】デマンド入力部11は、入力された要求情
報を送信処理ブロック8に渡す。そして送信処理ブロッ
ク8は、その要求情報を基地局へと送信する。ただしこ
のとき、送信処理ブロック8は、送信処理ブロック8に
接続された各種センサ9(例えば、温度センサや湿度セ
ンサ、需要者の人数を感知する人感知センサ等)から得
た需要者の環境に関する情報(本願では、環境情報と称
する)も一緒に基地局へと送信する。
【0023】基地局では、送信処理ブロック8からの要
求情報および環境情報を選択処理ブロック1が受信し、
現在の需要者に最も適したコンテンツの候補を選択す
る。この際、選択処理ブロック1は、需要者情報データ
ベース3、デマンドデータベース2、供給履歴データベ
ース5並びに日付および時刻情報6の各内容を参照す
る。需要者情報データベース3からはその需要者の固定
的情報を呼び出し、日付および時刻情報6からは要求の
行われた日付および時刻の情報を読み取っておく。ま
た、供給履歴データベース5からは過去にその需要者に
対して供給したコンテンツ名を呼び出しておく。そし
て、デマンドデータベース2に記憶された相関表を参照
して、供給する対象となるコンテンツの候補を選択す
る。
【0024】ここでいう相関表とは、例えば、表1に示
すようなものである。すなわち、過去に他の多数の需要
者がコンテンツを選択した際の、生誕年代や性別等の固
定的情報、コンテンツ要求時の温度、湿度等の環境情
報、並びにコンテンツ要求時の需要者の状況および感情
等の要求情報を基に、各コンテンツごとに該当する各相
関要素(相関表の各項目のことを指す)に合致する場合
にその相関要素の人数データをインクリメントしてデマ
ンドデータベース2に記憶させておいた、過去の需要者
のコンテンツ要求時の状況と希望したコンテンツとの相
関を示した表のことである。
【0025】選択処理ブロック1は、この相関表と、リ
クエストを出した需要者の固定的情報、コンテンツ要求
時の要求情報および環境情報とに基づいて、その需要者
に最も適した候補を選択する。ここでいう「適した」と
は、今回の需要者と似た境遇の過去の需要者が多数希望
したコンテンツを選択することをいう。このようにした
のは、似た境遇の者同士の嗜好は一般的に一致している
ことが多いという経験則に基づいている。
【0026】この選択方法の一例について、表1および
表2を基にしてビデオ・オン・デマンドシステムを例に
とって説明する。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】例えば、需要者が1970年代生まれの男
性であり、リクエスト時の環境が気温20℃、湿度30
%の春の夜であって、落ち込んでいたときにコンテンツ
の内容が楽しいものを就寝前に要求した場合、各コンテ
ンツについて合致した相関要素ごとに過去の要求人数を
抽出する。すなわち表2に示すように、例えば、この需
要者と生誕年代を同じくする1970年代生まれの需要
者の人数をコンテンツごとに抜き出す。表1では、コン
テンツAについては18人、コンテンツBについては1
0人、コンテンツCについては4人、コンテンツDにつ
いては6人、コンテンツEについては1人となってい
る。同様にして他の相関要素についても合致する相関要
素の過去の要求人数を抽出する。そして、抽出した人数
の総和をコンテンツごとに計算する。この総和は、各相
関要素ごとに今回の需要者と同様の境遇にある過去の需
要者がどれだけ存在したかを示す指標となる。表2によ
れば、その人数は、コンテンツAが108人、コンテン
ツBが92人、コンテンツCが48人、コンテンツDが
35人、コンテンツEが21人である。
【0030】よって、各要素ごとにみて今回の需要者と
同様の境遇にある過去の需要者が108人と最も多く選
択したコンテンツAが、この場合の最も適した候補と判
断される。例えば候補リストとして上位3つまでコンテ
ンツを挙げるとすれば、続いて92人のコンテンツBが
挙げられ、その後、48人のコンテンツCが挙げられ
る。
【0031】したがって、選択処理部1は選択した候補
のリストを作成し、端末局にそのリストを送付して需要
者の選択を待つ。端末局では、送られてきたリスト12
のうちいずれかを需要者が選んで、リクエスト入力ブロ
ック13にそのコンテンツ名を入力する。そして、リク
エスト入力ブロック13は、入力されたコンテンツ名の
情報を送信処理ブロック8に渡す。そして送信処理ブロ
ック8は、そのコンテンツ名の情報を基地局へと送信す
る。
【0032】基地局では、需要者の選んだコンテンツ名
を認識した後、そのコンテンツの内容をコンテンツデー
タベース4から呼び出して、端末局にコンテンツ10と
して送付する。これにより、需要者は最初に自らコンテ
ンツ名を指定することなく、選択の自由を持ちつつ最も
適したコンテンツを選択することができる。
【0033】なおこの選択の際、過去の需要者の選択に
よってデータが蓄積されたのと同様に、選択されたコン
テンツの各相関要素の人数データは、今回の需要者の固
定的情報、要求情報および環境情報に基づいてインクリ
メントされる。よって、端末局が多く存在し、各需要者
が様々な状況の下で本実施の形態にかかるシステムを利
用すればするほど、デマンドデータベース2のデータの
質が向上し、選択処理部1が作成するリストもより需要
者の希望に沿ったものとなる。
【0034】なお、需要者が要求情報のうちある相関要
素を重要視する場合には、その相関要素の人数データの
大きいコンテンツが選ばれる必要がある。その場合は、
その相関要素の人数データを重み付けすればよい。例え
ば、表2では例として、要求するコンテンツの内容が
「楽しい」ことを重要視した場合を想定して、その重み
付けを3倍としている(「楽しい」欄の括弧内が3倍し
た人数データの値を示す)。その場合、先の重み付けが
なかった場合と結果が異なり、人数データの総和が13
4人と最も多いコンテンツBがこの場合の最も適した候
補と判断される。このように、需要者が重要視する相関
要素に重み付けをすることで、より需要者の希望にかな
ったコンテンツが供給されることになる。相関要素の重
要度の情報は、端末局において需要者が要求情報の入力
を行う際に一緒に入力しておけばよい。例えば、自然文
を入力する際には重要視する部分に下線を付す等の処理
を行えばよい。
【0035】また、作成したリスト12の中に供給履歴
データベース5から読み出したコンテンツ名が存在する
場合には、そのコンテンツをとりやめて次順位のコンテ
ンツを採用するなどして、新たにリストを作成しなおし
てもよい。需要者が過去に既に取得したことのあるコン
テンツを再び供給するのを避けるためである。
【0036】なお、システム運用の初期段階では相関表
には充分なデータが蓄積されていないが、その場合は例
えば、予め需要者に相関表と同じ項目の質問事項を用意
し、アンケートを行うなどしてデータを集め、それを初
期データとして利用したり、あるいは、他局の事例のデ
ータベースを流用するなどすればよい。
【0037】一方、コンテンツを具体的に要求する場合
は、従来の場合と同様、直接、リクエスト入力ブロック
13に具体的なコンテンツ名を入力する。リクエスト入
力ブロック13は、受け取ったコンテンツ名の情報を送
信処理ブロック8に渡す。そして送信処理ブロック8
は、その情報を基地局へと送信する。ただしこのとき、
送信処理ブロック8は、各種センサ9の情報も一緒に基
地局へと送信する。
【0038】基地局では、送信処理ブロック8からのコ
ンテンツ名の情報を選択処理ブロック1が受信し、その
コンテンツの内容をコンテンツデータベース4から呼び
出して、端末局にコンテンツ10として送付する。この
場合は、デマンド入力ブロック11からの情報入力がな
いため、コンテンツ要求時の需要者の要求情報は得られ
ないが、固定的情報および各種センサ9からの環境情報
は得られるため、先の場合と同様、これらの情報に基づ
いて相関要素の人数データはインクリメントされる。よ
ってこの場合もデマンドデータベース2のデータの質が
向上する。
【0039】本実施の形態にかかる最適コンテンツ供給
システムを用いれば、需要者がコンテンツ名を最初に具
体的に指示せずとも、基地局がデマンドデータベースに
記憶されたデータを利用して需要者の要求に最も適した
コンテンツの候補リストを送付するので、需要者が選択
の自由を持ちつつ、適切にコンテンツを選択することが
可能となる。また、端末局が多く存在し、各需要者が様
々な状況の下で本実施の形態にかかるシステムを利用す
ればするほど、デマンドデータベース2のデータの質が
向上し、選択処理部1が作成するリストもより需要者の
希望に沿ったものとなる。
【0040】なお、需要者情報データベース3、供給履
歴データベース5並びに日付および時刻情報6はそれぞ
れ基地局にではなく、各端末局に個別に設置されていて
もよい。その場合は、いずれも送信処理ブロック8に接
続しておき、需要者が基地局に要求を行う際にそれらの
情報も一緒に送信するようにしておけばよい。
【0041】また、本実施の形態においては、供給者に
候補リストを作成してもらう場合、要求情報および環境
情報(需要者情報データベース3が各端末局に存在する
場合には固定的情報も)のすべてを端末局から基地局へ
送信するとしていたが、これに限られるものではない。
すなわち、要求情報および環境情報(需要者情報データ
ベース3が各端末局に存在する場合には固定的情報も)
のうち少なくとも一つの情報が、端末局から基地局へと
送信されるようにしておけばよい。そしてその場合、デ
マンドデータベース2においては、固定的情報、要求情
報および環境情報のうち少なくとも一つの情報と各コン
テンツ名とを関連付けて記憶しておけばよい。
【0042】実施の形態2.本実施の形態にかかる最適
コンテンツ供給システムは、実施の形態1の変形例であ
って、リスト12の作成およびリクエスト入力ブロック
13を省略し、加工処理ブロック14を追加したもので
ある(図2)。すなわち、この場合、選択処理ブロック
1は候補リストを作成することなく、表2における過去
の需要者が多く選択したコンテンツAをそのまま供給す
るコンテンツに決定する。この場合、リストの作成およ
び送付を行わないことから、供給すべきコンテンツを迅
速に決定することができる。
【0043】このようなシステムは、例えば、飲食店や
オフィスや病院等におけるBGMやBGVをコンテンツ
とする場合に適しているといえる。具体的にコンテンツ
名を指定せず、かつ、リストから選択する必要もないの
で、デマンド入力ブロック11が例として自然文入力を
採用している場合、それら施設の管理者がデマンド入力
ブロック11に例えば「心が安らぐ音楽」とさえ入力す
れば適当なBGMが流れるからである。
【0044】なお、端末局の送信処理ブロック8に、例
えばデマンド入力ブロック11に入力された要求情報を
自動的に再送する機能を付加すれば、一度デマンド入力
ブロック11に要求情報を入力するだけで、基地局から
最適なコンテンツが次々と供給されることになる。
【0045】また、他にも端末局の送信処理ブロック8
に、例えばデマンド入力ブロック11に入力された要求
情報を入力から一定時間後に基地局に送信するよう処理
したり、入力から一定時間が経過するまで要求情報を再
送し続けるといったタイマ機能を設けておけば、より便
利になる。
【0046】また、各種センサ9に、血圧センサや脈拍
センサ等の医療センサや、あるいは防犯用センサを採用
し、基地局側のコンテンツデータベース4からのコンテ
ンツ供給経路に加工処理ブロック14を付加してもよ
い。例えば、血圧センサが需要者の血圧上昇を検知した
場合には、加工処理ブロック14に音楽の音量を絞るよ
う命令する情報を選択処理ブロック1が与えるようにし
たり、また、防犯用センサが侵入者を検知したときに
は、コンテンツデータベース4に予め記憶しておいた警
告用コンテンツを選択処理ブロック1が呼び出し、加工
処理ブロック14に音量を最大限にするよう命令する情
報を選択処理ブロック1が与えた上で基地局に供給する
ようにしておいてもよい。このようにすれば、コンテン
ツが端末局においてより適切に機能する。
【0047】本実施の形態にかかる最適コンテンツ供給
システムを用いれば、需要者がコンテンツ名を具体的に
は指示せずとも、基地局がデマンドデータベースに記憶
されたデータを利用して需要者の要求に最も適したコン
テンツを送付するので、需要者にとってコンテンツの選
択が困難になることがない。また、リストの作成および
送付を行わないことから、供給すべきコンテンツを迅速
に決定することができる。
【0048】なお、本実施の形態においても、需要者情
報データベース3、供給履歴データベース5並びに日付
および時刻情報6は、それぞれ各端末局に個別に設置さ
れていてもよい。
【0049】また、本実施の形態においても、要求情報
および環境情報(需要者情報データベース3が各端末局
に存在する場合には固定的情報も)のうち少なくとも一
つの情報が、端末局から基地局へと送信されるようにし
ておけばよい。そしてその場合、デマンドデータベース
2においては、固定的情報、要求情報および環境情報の
うち少なくとも一つの情報と各コンテンツ名とを関連付
けて記憶しておけばよい。
【0050】実施の形態3.本実施の形態にかかる最適
コンテンツ供給システムは、実施の形態2の変形例であ
って、デマンド入力ブロック11および情報入力ブロッ
ク7を削除したものである(図3)。そして、基地局内
または外部に、POS(Point Of Sales)データベース
15と関連情報データベース16とを追加して選択処理
ブロック1に接続している。
【0051】このようにデマンド入力ブロック11およ
び情報入力ブロック7を削除していることからわかるよ
うに、本実施の形態においては需要者から供給者に対し
て要求情報の送信を行うことはない。本実施の形態にか
かる最適コンテンツ供給システムは、需要者に適した情
報を一方的に基地局から端末局へと供給するシステムで
ある。具体的には、商品またはサービスの広告等を商用
コンテンツとして基地局から端末局へと供給する場合を
想定している。そのため、実施の形態1および2でのコ
ンテンツデータベース4は、ここでは広告等の商用コン
テンツを収めた商用コンテンツデータベース4aに特化
している。また、実施の形態1および2でのデマンドデ
ータベース2も同様に、商用コンテンツ名と需要者の各
情報に関連した相関表を記憶する商用デマンドデータベ
ース2aに特化している。
【0052】なお、本実施の形態においては情報入力ブ
ロック7を用いないので、需要者情報データベース3に
は、別の何らかの手段によって情報が入力される必要が
ある(例えば、作業員が送信処理ブロック8や各種セン
サ9を端末局に設置する際にそれらの情報を入手してお
き、基地局に戻ってから需要者情報データベース3に入
力する、などの作業が必要となる)。
【0053】現在、流通業界等においては、商品やサー
ビスの販売管理情報をPOSデータとして記憶し、その
情報に基づいて入出荷等の販売計画を立案している。さ
らに、商品やサービスごとに購買客層や時刻等の情報を
も販売管理関連情報として記憶させていることもある。
本実施の形態では、これらの商用情報を端末局への広告
の供給に利用する。
【0054】まず、基地局から何らかの広告を端末局へ
と供給する場合、選択処理ブロック1は需要者情報デー
タベース3に記憶された個々の需要者の固定的情報を参
照する。さらに、需要者からの入力がないときでも各端
末局の送信処理ブロック8が各種センサ9の感知した環
境情報を自動で定期的に基地局へと送付するようにして
おき、選択処理ブロック1が環境情報をも参照するよう
にしておけばよい。
【0055】そして、基地局内または外部に接続された
POSデータベース15と関連情報データベース16と
日付および時刻情報6とを参照しつつ、現在の需要者に
適した商品を実施の形態1および2と同様にして選択す
る。すなわち、POSデータベース15とその関連情報
データベース16とに収められた情報から、現在の需要
者とよく似た境遇にあった過去の購買客が購入した商品
またはサービスを選択するのである。
【0056】そして、選択処理ブロック1は、実施の形
態1において示した表1および表2と同様の処理を行っ
て、最も需要者に適した商品を選択する。すなわち、商
品またはサービスごとに相関要素の人数データ(これら
はPOSデータベース15および関連情報データベース
16からの情報で得ることができる)の総和を計算し、
総和が最大となる商品またはサービスをその需要者にと
って最適であると判断するのである。そして、その商品
またはサービスに対応する商用コンテンツを商用コンテ
ンツデータベース4aから呼び出して、端末局にコンテ
ンツ10として送付する。これにより、需要者に最も適
した商用コンテンツが送付される。
【0057】この際、実施の形態1および2と同様に、
各商用コンテンツごとに固定的情報および環境情報のデ
ータを商用デマンドデータベース2に記憶させておけば
よい。そうすれば、各需要者に送付した商用コンテンツ
がその商品またはサービスの販売実績にどのように影響
したかについて後に分析する場合などに有効となる。
【0058】なお、例えば、気温が33℃以上であるこ
とを温度センサが検知した場合には、広告が暑さの感覚
を増幅させて需要者の感情を逆撫でしないようにするた
めに、選択処理ブロック1が加工処理ブロック14に例
えば広告のコンテンツの音量を絞るよう命令する情報な
どを与えた上でその商用コンテンツを端末局に供給する
ようにしておいてもよい。
【0059】また、供給する商用コンテンツの中に供給
履歴データベース5から読み出した商用コンテンツ名が
存在する場合には、その商用コンテンツに代わって別の
商用コンテンツを供給するようにしてもよい。
【0060】本実施の形態にかかる最適コンテンツ供給
システムを用いれば、需要者の環境に応じて最適な商品
やサービスに関する商用コンテンツを基地局から端末局
へと供給することができる。
【0061】なお、本実施の形態においても、需要者情
報データベース3、供給履歴データベース5並びに日付
および時刻情報6は、それぞれ各端末局に個別に設置さ
れていてもよい。
【0062】また、本実施の形態においては、環境情報
を端末局から基地局へ送信するとしていたが、これに限
られるものではない。すなわち、需要者情報データベー
ス3が各端末局に存在する場合、固定的情報および環境
情報のうち少なくとも一方を端末局から基地局へと送信
するようにしておけばよい。そして、関連情報データベ
ース16および商用デマンドデータベース2aにおいて
は、固定的情報および環境情報のうち少なくとも一方と
各商用コンテンツ名とを関連付けて記憶しておけばよ
い。
【0063】なお、本実施の形態は実施の形態1または
2と組み合わせて用いることによって、その効果が増大
する。ここでいう組み合わせとは、図1または図2の基
地局にさらに、POSデータベース15、関連情報デー
タベース16、商用コンテンツデータベース4aおよび
商用デマンドデータベース2aを追加することを指す。
この場合、需要者の固定的情報に変化があれば(例えば
家族構成が変わった場合など)、需要者がその更新内容
を情報入力ブロック7に入力することで需要者情報デー
タベース3の固定的情報の更新が行える。よって、選択
処理ブロック1が各需要者の固定的情報に更新があった
かどうかを定期的にチェックしておき、更新があれば、
その更新内容を需要者情報データベース3に新たに書き
こむようにすることができる。すると、例えば需要者に
子供が誕生した場合に子供服の広告を端末局へと送付す
るなど、新たな固定的情報に基づいてより需要者に適し
た商用コンテンツを供給することが可能となる。この場
合、関連情報データベース16および商用デマンドデー
タベース2aにおいては、固定的情報、要求情報および
環境情報のうち少なくとも一つの情報と各商用コンテン
ツ名とを関連付けて記憶しておけばよい。
【0064】その他.本発明は、多数の情報の中から需
要者が必要としている情報を供給者が供給するシステム
であれば、ラジオやテレビ等のマスコミ放送、あるいは
有線放送やCATV、インターネット、または通信カラ
オケにおけるリクエストの送受信など、あらゆる情報通
信分野において適用することが可能である。
【0065】さらに、情報の流通の時間差にこだわらな
い場合には、伝達路として、有線や無線のみならず郵便
葉書などの物理的運搬手段を用いてもよい。
【0066】
【発明の効果】この発明のうち請求項1にかかる最適コ
ンテンツ供給システムを用いれば、需要者がコンテンツ
名を具体的には指示せずとも、基地局がデマンドデータ
ベースに記憶されたデータを利用して需要者の要求に最
も適したコンテンツを端末局への供給対象として選択す
るので、需要者にとってコンテンツの選択が困難になる
ことがない。
【0067】この発明のうち請求項2にかかる最適コン
テンツ供給システムを用いれば、需要者が最初にコンテ
ンツ名を具体的に指示せずとも、基地局がデマンドデー
タベースに記憶されたデータを利用して需要者の要求に
最も適したコンテンツの候補リストを送付するので、需
要者が選択の自由を持ちつつ、適切にコンテンツを選択
することが可能となる。
【0068】この発明のうち請求項3にかかる最適コン
テンツ供給システムを用いれば、端末局が多く存在し、
各需要者が様々な状況の下で本発明にかかるシステムを
利用すればするほど、デマンドデータベースのデータの
質が向上し、基地局が作成するリストもより需要者の希
望に沿ったものとなる。
【0069】この発明のうち請求項4にかかる最適コン
テンツ供給システムを用いれば、一度入力手段に要求を
入力するだけで、基地局から最適なコンテンツが次々と
供給されるようにすることができる。
【0070】この発明のうち請求項5にかかる最適コン
テンツ供給システムを用いれば、例えば一定時間後に需
要者の要求を基地局に送信するよう処理したり、一定時
間が経過するまで需要者の要求を再送し続けることがで
き、より便利になる。
【0071】この発明のうち請求項6にかかる最適コン
テンツ供給システムを用いれば、需要者の環境に応じて
最適な商品やサービスに関する商用コンテンツを基地局
から端末局へと供給することができる。
【0072】この発明のうち請求項7にかかる最適コン
テンツ供給システムを用いれば、需要者の固定的情報に
変化があった場合には、需要者が更新手段を用いて固定
的情報の更新を行えるので、基地局が更新内容をチェッ
クすることで、新たな固定的情報に基づいてより適した
商用コンテンツを端末局に供給することが可能となる。
【0073】この発明のうち請求項8にかかる最適コン
テンツ供給システムを用いれば、各商用コンテンツ名
と、需要者の固定的情報、要求情報および環境情報のう
ち少なくとも一つまたは需要者の固定的情報および環境
情報のうち少なくとも一方とを関連付けて商用デマンド
データベースに記憶させるので、各需要者に供給した商
用コンテンツがその商品またはサービスの販売実績にど
のように影響したかについて後に分析する場合などに有
効となる。
【0074】この発明のうち請求項9にかかる最適コン
テンツ供給システムを用いれば、需要者が過去に既に取
得したことのあるコンテンツまたは商用コンテンツを再
び供給するのを避けることができる。
【0075】この発明のうち請求項10にかかる最適コ
ンテンツ供給システムを用いれば、コンテンツまたは商
用コンテンツが端末局においてより適切に機能する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の最適コンテンツ供
給システムを示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態2の最適コンテンツ供
給システムを示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態3の最適コンテンツ供
給システムを示す図である。
【符号の説明】
1 選択処理ブロック 2 デマンドデータベース 3 需要者情報データベース 4 コンテンツデータベース 5 供給履歴データベース 6 日付及び時刻情報 7 情報入力ブロック 8 送信処理ブロック 9 各種センサ 10 コンテンツ 11 デマンド入力ブロック 12 リスト 13 リクエスト入力ブロック 14 加工処理ブロック 15 POSデータベース 16 関連情報データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/173 640 G06F 15/40 370G 310F 15/403 350C Fターム(参考) 5B075 ND16 PQ05 PR03 PR08 QM07 5B082 EA09 HA05 5B089 GA11 GA21 JA33 KA04 KC15 KC23 MC06 5C064 BA01 BA07 BB07 BC06 BC07 BC16 BC18 BC20 BC23 BC27 BD02 BD08 BD09 5K101 KK18 MM07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末局と基地局とを備え、 前記端末局または基地局のうち少なくとも一方が需要者
    の固定的情報を有し、 前記端末局は、 前記需要者の要求情報、環境情報および前記固定的情報
    のうち少なくとも一つの情報を有し、 前記少なくとも一つの情報を前記基地局へと送付し、 前記基地局は、 複数のコンテンツを蓄えたコンテンツデータベース、並
    びに、前記少なくとも一つの情報と前記コンテンツのそ
    れぞれの名前とを関連付けて記憶したデマンドデータベ
    ースを有し、 前記少なくとも一つの情報および前記デマンドデータベ
    ースに記憶された情報を参照して、前記コンテンツのう
    ち前記端末局へと供給する対象となるコンテンツの名前
    を選択する、最適コンテンツ供給システム。
  2. 【請求項2】 前記基地局は、 前記名前を複数、前記デマンドデータベースから選択
    し、 選択された複数の前記名前を記載したリストを作成して
    前記端末局へと送付し、 前記需要者が前記リストに記載された複数の前記名前の
    いずれかを選択してリクエストに記載し、返送するまで
    待機し、 前記リクエストを受け取った後は、前記コンテンツデー
    タベースより前記リクエストに記載された前記名前に該
    当するコンテンツを選択して前記端末局へと供給する、
    請求項1記載の最適コンテンツ供給システム。
  3. 【請求項3】 前記基地局は、 前記リクエストに記載されたコンテンツの前記名前と前
    記少なくとも一つの情報とを関連付けて前記デマンドデ
    ータベースに情報を追加する、請求項2記載の最適コン
    テンツ供給システム。
  4. 【請求項4】 前記端末局は、 前記要求情報および環境情報のうち少なくとも一方を自
    動的に再送する、請求項1乃至3のいずれか一つに記載
    の最適コンテンツ供給システム。
  5. 【請求項5】 前記端末局は、 前記基地局への送信を制御するタイマ機能を有する、請
    求項1乃至4のいずれか一つに記載の最適コンテンツ供
    給システム。
  6. 【請求項6】 端末局と基地局とを備え、 前記端末局または基地局のうち少なくとも一方が需要者
    の固定的情報を有し、前記端末局は、 前記需要者の環境情報および前記固定的情報のうち少な
    くとも一方の情報を有し、 前記少なくとも一方の情報を前記基地局へと送付し、 前記基地局は、 商品またはサービスの販売管理に関する情報を記憶した
    販売管理情報データベース、並びに、前記商品またはサ
    ービスの販売管理に関する情報と前記少なくとも一方の
    情報とを関連付けて記憶した販売管理関連情報データベ
    ース、並びに、前記商品またはサービスに関する複数の
    商用コンテンツを蓄えた商用コンテンツデータベースを
    有し、 前記少なくとも一方の情報並びに販売管理情報データベ
    ースおよび販売管理関連情報データベースに記憶された
    情報を参照して、前記商用コンテンツのうち前記端末局
    へと供給する対象となる商用コンテンツの名前を選択
    し、 前記商用コンテンツデータベースより前記名前に該当す
    る商用コンテンツを選択して前記端末局へと供給する、
    最適コンテンツ供給システム。
  7. 【請求項7】 前記端末局または基地局のうち少なくと
    も一方が、前記固定的情報に変化があった場合に前記固
    定的情報を更新する更新手段をさらに有し、 前記基地局は、 商品またはサービスの販売管理に関する情報を記憶した
    販売管理情報データベース、並びに、前記商品またはサ
    ービスの販売管理に関する情報と前記少なくとも一つの
    情報とを関連付けて記憶した販売管理関連情報データベ
    ース、並びに、前記商品またはサービスに関する複数の
    商用コンテンツを蓄えた商用コンテンツデータベースを
    さらに有し、 前記少なくとも一つの情報並びに更新された前記固定的
    情報並びに販売管理情報データベースおよび販売管理関
    連情報データベースに記憶された情報を参照して、前記
    商用コンテンツのうち前記端末局へと供給する対象とな
    る商用コンテンツの名前を選択し、 前記商用コンテンツデータベースより前記名前に該当す
    る商用コンテンツを選択して前記端末局へと供給する、
    請求項1乃至5のいずれか一つに記載の最適コンテンツ
    供給システム。
  8. 【請求項8】 前記基地局は、 前記少なくとも一つの情報または前記少なくとも一方の
    情報と前記商用コンテンツのそれぞれの名前とを関連付
    けて記憶した商用デマンドデータベースをさらに有す
    る、請求項6または7記載の最適コンテンツ供給システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記基地局または前記端末局のいずれか
    が、過去に供給されたコンテンツまたは商用コンテンツ
    の名前を記憶した供給履歴データベースをさらに有し、 前記基地局が前記端末局へと供給しようとする前記コン
    テンツまたは商用コンテンツの名前が、前記供給履歴デ
    ータベースに記憶されている前記名前と一致する際に
    は、前記コンテンツまたは商用コンテンツの供給を取り
    やめる、請求項1乃至8のいずれか一つに記載の最適コ
    ンテンツ供給システム。
  10. 【請求項10】 前記基地局は、 前記端末局へと供給される前記コンテンツまたは商用コ
    ンテンツに加工処理を施す、請求項1乃至9のいずれか
    一つに記載の最適コンテンツ供給システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003173349A (ja) * 2001-12-06 2003-06-20 Aruze Corp 情報検索システム及び情報検索方法

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