JP2005222154A - 情報配信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 顧客側から見ると興味のない広告が配信されないようにし、配信する側から見ると多数の顧客に効率的に広告を配信する。
【解決手段】 個人ストレージ30は、ユーザが購入した商品の商品情報であってユーザ端末10から受信した商品情報を記憶する。店舗データベース50は、複数の店舗のそれぞれの店舗で使用される各店舗端末20から受信した、各店舗で扱う商品の商品情報を店舗に対応させて記憶する。判定部41は、個人ストレージ30に記憶されている商品情報にもとづいてユーザの商品に対する嗜好を判定する。検索部42は、店舗データベース50を検索して、判定部41が判定したユーザの嗜好に合致する商品を示す商品情報を抽出する。出力部43は、検索部42が抽出した商品情報に対応した商品の広告を作成してユーザ端末10に宛てて送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インターネットなどの通信ネットワークを介してユーザ端末に情報を配信する情報配信システムに関する。
顧客が商品を購入したときに、購入日や購入商品名等の購入履歴を収集して蓄積し、購入履歴にもとづいて、その顧客が欲すると思われる商品名等の商品情報をインターネットを介して顧客の端末に配信するシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
また、顧客が配信を希望する種類のコンテンツを選択した場合に、選択された種類のコンテンツをインターネットを介して顧客の端末に配信するシステムがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−6512号公報(段落0014−0016,図1) 特開2003−186903号公報(段落0009−0021,図1)
しかし、特許文献1に記載されているようなシステムでは、必ずしも、顧客が興味を示す商品情報等の広告が顧客に配信されるとが限らない。特に、顧客が自分用にではなく第三者のために商品を購入したような場合に、その傾向は顕著に現れる。また、特許文献2に記載されているようなシステムを商品情報等に関する広告の配信に適用した場合、顧客が商品の種類を希望しなければ広告は配信されない。よって、結局、特定の顧客にしか広告を配信することができない。
そこで、本発明は、顧客側から見ると興味のない広告が配信されないようにすることができるとともに、配信する側から見ると多数の顧客に効率的に広告を配信することができる情報配信システムを提供することを目的とする。
本発明による情報配信システムは、情報配信装置が、ユーザが購入した商品の商品情報であってユーザ端末から受信した商品情報を記憶する個人情報記憶部と、複数の店舗のそれぞれの店舗で使用される各店舗端末から受信した、各店舗で扱う商品の商品情報を店舗に対応させて記憶する店舗情報記憶部と、個人情報記憶部に記憶されている商品情報にもとづいてユーザの商品に対する嗜好を判定する嗜好判定部と、店舗情報記憶部を検索して、嗜好判定部が判定したユーザの嗜好に合致する商品を示す商品情報を店舗情報記憶部から抽出する検索部と、検索部が抽出した商品情報に対応した商品の広告を作成してユーザ端末に宛てて送信する出力部とを備えたことを特徴とする。
情報配信装置は、ユーザが購入した商品の商品情報を入力させるための入力フォームをユーザ端末に送信するフォーム送信部を備えていることが好ましい。そのような構成を有している場合には、ユーザが購入した商品の商品情報を入手しやすくなり、本発明をより効果的に実施できるようになる。
情報配信装置は、商品情報を送信していないユーザ端末に対する商品の広告の送信を禁止する送信禁止手段を備えていることが好ましい。そのような構成を有している場合には、興味のない広告が配信されないようにすることを確実化できる。
検索部が、ユーザの嗜好に合致する商品を特定するための情報と、その商品を扱っている店舗を特定する情報とを抽出し、出力部が、商品を示す情報と店舗を示す情報とを含む広告を作成するように構成されていてもよい。
出力部が、1つの商品を特定するための情報に対応する複数の店舗を特定する情報を検索部が抽出した場合には、ユーザ所在地に最も近い場所に存在する店舗を示す情報のみを用いて広告を作成するように構成されていてもよい。
店舗情報記憶部が、各店舗に対応した商品情報を記憶する商品情報本体と、各店舗が扱う商品の分類毎に商品情報本体を指し示す店舗インデックスとを記憶し、個人情報記憶部が、商品が属する分類と商品名とを商品情報に含めて記憶するように構成されていてもよい。
嗜好判定部が、個人情報記憶部に記憶されている商品情報における商品の分類と商品名とにもとづいてユーザの嗜好を判定して、ユーザの嗜好に合致する商品の分類と商品名とを個人情報記憶部における嗜好部に保存し、検索部が、嗜好部に保存されている商品の分類と店舗情報記憶部に記憶されている店舗インデックスとを用いて商品を扱っている店舗を特定するように構成されていてもよい。
本発明によれば、顧客側から見ると興味のない広告が配信されないようにすることができるとともに、配信する側から見ると多数の顧客に効率的に広告を配信することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明による情報配信システムを示すシステム構成図である。図1に示すシステムでは、顧客としてのユーザが使用するユーザ端末10と、店舗に設置されている店舗端末20とは、通信ネットワークとしてのインターネットを介してサービスプロバイダ3をアクセス可能である。ユーザ端末10は、例えばパーソナルコンピュータであるが、インターネットに接続可能であって電子メール受信機能を有する携帯電話機やPDAなどの携帯端末であってもよい。店舗端末20は、例えばパーソナルコンピュータであるが、インターネット接続機能を有する電話機などの他の端末であってもよい。
図1においてサービスプロバイダ3として示されているものは、具体的には、サービスプロバイダ3が運営するサーバと記憶装置とで実現される。サーバは、インターネットを介してユーザおよび店舗に対して種々のサービスを提供する情報配信装置に相当する。なお、図1では、サービスプロバイダ3におけるインターネット接続機能を実現する部分は記載省略されている。サービスプロバイダ3には、ユーザの個人情報を蓄積する個人情報記憶部としての個人ストレージ30と、店舗の店舗情報を蓄積する店舗情報記憶部としての店舗データベース50とが設置されている。個人ストレージ30と店舗データベース50とは、物理的には1つのストレージに同居していてもよい。
サーバは、マッチングエージェント40を備えている。マッチングエージェント40は、具体的には、マッチングエージェント機能を実現するためのプログラムに従ってサーバの処理装置(CPU)が処理を進めることによって実現される。
マッチングエージェント40は、個人ストレージ30における個人履歴部のデータを元に、ユーザの嗜好(商品やサービスの購入傾向)を判定し、判定したユーザの嗜好を個人ストレージ30における嗜好部に登録する判定部(嗜好判定部)41、個人ストレージ30における嗜好部に保存されているデータをキーにして店舗データベース50から推奨データを検索し推奨データを候補記憶部44に保存する検索部42、および候補記憶部44に保存されているデータにもとづいて広告メールを作成しユーザ端末10に送信する出力部43を有する。候補記憶部44は、検索部42および出力部43によってアクセスされる一時記憶領域である。
なお、図1には、1つのユーザ端末10と1つの店舗端末20とが示されているが、システム内には、複数のユーザ端末および店舗端末が存在する。また、図1には、ユーザ端末10および店舗端末20が直接個人ストレージ30および店舗データベース50をアクセスするかのような記載がなされているが、図1に示されている直接的な経路は論理的な経路であり、物理的には、ユーザ端末10および店舗端末20は、サービスプロバイダ3のサーバを介して直接個人ストレージ30および店舗データベース50をアクセスする。
図2は、個人ストレージ30の構成例を示す説明図である。個人ストレージ30は、各ユーザの購入履歴を保存するデータベースである。図2に示す例では、個人ストレージ30には、ユーザ毎に、個人情報部31、購入履歴部32および嗜好部33の各領域が設けられている。個人情報部31は、ユーザ端末10から送信されたユーザの個人情報を保存する保存領域である。個人情報として、例えば、氏名および連絡先(ユーザ端末10のメールアドレスや住所)がある。購入履歴部32は、ユーザ端末10から送信されたユーザの購入履歴を保存する保存領域である。図2に示す例では、購入履歴部32には、商品の購入日と商品情報とが商品毎に保存される。図2には、商品情報として、商品のジャンル(商品分類)、商品を特定するためのタイトル、商品の作者(製作者)および価格のデータが例示されている。嗜好部33は、購入履歴部32に保存されているデータにもとづいて判定部41によって判定されたユーザの嗜好を保存する保存領域である。
図3は、店舗データベース50の構成例を示す説明図である。店舗データベース50は、システム内に存在する各店舗すなわちサービスプロバイダ3のサービスを受ける各店舗の商品情報を保存するデータベースである。図3に示す例では、店舗データベース50には、店舗インデックス部51の領域と店舗情報本体52の領域とが設けられている。店舗インデックス部51は、商品のジャンル毎に設けられているポインタの集まりである。すなわち、店舗インデックス部51には、店舗情報本体52を指し示す情報が設定される。例えば、「本」のポインタは、「本」に関連する店舗である書店の店舗情報本体52を指し示す。店舗情報本体52の領域には、店舗を特定するための店舗情報部の領域と、在庫商品を示す情報が設定される商品情報部42の領域とが設けられている。なお、店舗インデックス部51における各ポインタは、同ジャンルのシステム内の全ての店舗を指し示す。
図4は、店舗情報本体52の構成例を示す説明図である。図4に示す例では、店舗情報部には、店舗に一意に付された店舗ID、店舗名および連絡先(店舗端末20のメールアドレスや住所)等が設定される。商品情報部には、登録日と商品情報とが設定される。図4には、商品情報として、商品を特定するためのタイトル、商品の作者(製作者)および価格のデータが例示されている。また、商品情報には、その商品に関するメッセージ(宣伝文句)も含まれる。
なお、図4では、ジャンルが「本」であって書店に関する商品情報が例示されているが、例えば、ジャンルが「CD」の場合には、図4における作者に相当する項目は「演奏者または歌手」等になり、ジャンルが「洋服」の場合には、図4における作者に相当する項目は「デザイナ」等になる。また、上記の例では、ジャンルとして、「本」、「CD」、「洋服」、「絵画」といった比較的大まかな分類が用いられているが、そのような分類の仕方は一例であって、より細かな分類またはより大まかな分類を用いてもよい。
次に、ユーザ端末10の動作を説明する。ユーザは、例えば商品を購入したときに、そのユーザに割り当てられている購入履歴部32に商品の購入日と商品情報を登録するための操作を行う。登録に際して、例えば、ユーザ端末10に搭載されているブラウザが、ユーザの操作に応じて、サービスプロバイダ3のサーバが提供する登録用のWebページをアクセスして、登録用画面をユーザ端末10の表示部に表示させる。従って、サーバは、ユーザが購入した商品の商品情報を入力させるための入力フォームとしてのWebページをユーザ端末10に送信するフォーム送信部を有する。そして、ユーザが、登録用画面における商品の購入日記入欄と商品情報記入欄に、購入した商品に関する情報を書き込む。書き込まれた情報はサーバに送信され、サーバは、そのユーザに割り当てられている購入履歴部32に商品の購入日と商品情報を登録する。上述したように、この実施の形態では、登録される商品情報には、商品のジャンル、商品のタイトル、商品の作者(製作者)および価格のデータが含まれる。
なお、ユーザが、初めて商品の購入日と商品情報を登録するときには、サーバが提供する登録用のWebページにおける個人情報の記入欄に個人情報を書き込む。サーバは、個人ストレージ30において、そのユーザ用の個人情報部31および購入履歴部32の領域を確保する。そして、ユーザによって書き込まれた個人情報を、そのユーザに割り当てられている個人情報部31に書き込む。また、サービスプロバイダ3のサーバは、ユーザが初めて商品の購入日と商品情報を登録するとき以前に、既にそのユーザの個人情報を得ている場合には、あらかじめそのユーザ用の個人情報部31および購入履歴部32の領域を確保してもよい。
次に、店舗端末20の動作を説明する。店舗の従業者等は、例えば商品の入荷があったときに、その店舗に割り当てられている店舗情報本体52における商品情報部に登録日と商品情報を登録するための操作を行う。登録に際して、例えば、店舗端末20に搭載されているブラウザが、店舗の従業者等の操作に応じて、サービスプロバイダ3のサーバが提供する登録用のWebページをアクセスして、登録用画面を店舗端末20の表示部に表示させる。そして、店舗の従業者等が、登録用画面における商品情報記入欄に、入荷した商品に関する商品情報を書き込む。書き込まれた商品情報はサーバに送信され、サーバは、その店舗に割り当てられている商品情報部に商品情報を登録するとともに、その日を登録日として登録する。なお、店舗の従業者等が入荷時に商品情報を登録することは必須ではなく、週1回など定期的に登録を行ってもよい。また、店舗の従業者等は、その店舗で扱う商品であれば、近々入荷する予定の商品の商品情報を登録してもよい。
また、店舗の従業者等は、必要があれば、登録用のWebページに用意されているアピール記入欄にメッセージを記入する。記入されたメッセージは、サーバに送信され、サーバは、商品情報に対応させてメッセージを登録する。なお、店舗の従業者等は、一般に、顧客に特に売り込みたい商品についてメッセージを記入したり、全ての商品についてメッセージを記入したりする。
店舗の従業者等が、初めて商品情報を登録するときには、サーバが提供する登録用のWebページにおける店舗情報の記入欄に店舗情報とその店舗のジャンルとを書き込む。すると、サーバは、店舗データベース50において、その店舗用の店舗情報本体52の領域を確保する。そして、店舗の従業者等によって書き込まれた店舗情報を、その店舗に割り当てられている店舗情報部に書き込む。また、サービスプロバイダ3のサーバは、店舗の従業者等が初めて商品情報を登録するとき以前に、既にその店舗の店舗情報を得ている場合には、あらかじめその店舗用の店舗情報本体52の領域を確保してもよい。そのときに、店舗IDを発行してもよい。さらに、サーバは、店舗の従業者等によって書き込まれた店舗のジャンルにもとづいて、店舗インデックス部51の内容を更新する。具体的には、該当するジャンルのポインタに、その店舗の店舗情報本体52を指し示す情報を追加する。店舗インデックス部51に、その店舗のジャンルが存在していない場合には、その店舗に対応した新たなジャンルを生成する。なお、サーバは、ジャンルに適合する店舗があるか否かに関わらず、多数種類のジャンルに対応した店舗インデックス部51をあらかじめ作成しておいてもよい。
次に、マッチングエージェント40の動作を説明する。マッチングエージェント40における判定部41は、所定のタイミングにおいて判定処理を実行する。所定のタイミングは、例えば、個人ストレージ30における購入履歴部31に新たな商品情報が登録されたときである。また、所定のタイミングは、購入履歴部31に新たな商品情報が登録されたか否かに関わらず、週1回などの定期的に到来するタイミングであってもよい。
判定部41は、例えば、以下のような判定処理を行う。すなわち、それぞれの商品のジャンル毎に、購入履歴部32に登録されている商品の数を集計する。図2に示す例では、「本」というジャンルについて集計値は「2」である。また、判定部41は、購入履歴部32に登録されている全ての商品の数を集計する。図2に示す例では集計値は「5」である。そして、全ての商品の集計値に対する各ジャンルについての集計値の割合を算出する。算出された割合が所定値(例えば50%)を越えているジャンルがあれば、そのジャンルの名称を、そのユーザの嗜好を示す情報として、そのユーザに割り当てられている嗜好部33に書き込む。また、判定部41は、購入履歴部32に登録されている作者についても同様の処理を行い、算出された割合が所定値(例えば50%)を越えている作者が存在すれば、その名称を、ユーザの嗜好を示す情報として、そのユーザに割り当てられている嗜好部33に書き込む。
なお、上記のような判定方法は一例であって、ユーザの嗜好を判定することができる他の方法を用いてもよい。なお、商品情報を送信していないユーザについての購入履歴部32は存在しないので、判定部41は、そのようなユーザについて判定処理を行うことはない。その結果、そのようなユーザについて以下に説明する処理が行われることはない。よって、判定部41は、商品情報を送信していないユーザ端末に対する商品の広告の送信を禁止する送信禁止手段の役割も果たす。
次に、マッチングエージェント40における検索部42の動作を説明する。図5は、検索部42による推奨データの検索処理を示すフローチャートである。検索部42は、例えば、ユーザが新たな商品情報を登録したときに検索処理を実行したり、定期的に全ユーザについて検索処理を実行したりする。
検索部42は、まず、個人ストレージ30における嗜好部33からジャンルの内容を読み出す(ステップS11)。ジャンルに何も登録されていなければ処理を終了するが、登録されていれば、ジャンルの内容をキーにして、店舗データベース50の店舗インデックス部51を検索する(ステップS12)。なお、店舗インデックス部51に、キーに合致するポインタがなければ処理を終了する。
キーに合致するポインタがあれば、ポインタが指し示す店舗があるか否か確認する(ステップS13)。そのような店舗がない場合には処理を終了する。店舗があれば、嗜好部33における作者(商品の製作者)の内容をキーにして、店舗に割り当てられている商品情報部を検索する(ステップS14)。キーに合致する商品情報が存在した場合には(ステップS15)、その商品情報におけるタイトルを読み出す。そして、検索部42は、個人ストレージ30における購入履歴部32を検索して、商品情報部内の商品情報におけるタイトルと一致する内容を持つタイトルがあるか否か確認する。ある場合には、ユーザはその商品を既に購入していると判断してステップS18に移行する。商品情報部内の商品情報におけるタイトルと一致する内容を持つタイトルが購入履歴部32の中にない場合には、そのタイトルと、現在の検索対象の店舗の店舗IDとを、店舗情報本体52から抽出して候補記憶部44に保存する(ステップS17)。
ステップS18では、検索部42は、店舗の商品情報部に未だ検索していない商品情報があるか否か確認する。未検索の商品情報がある場合にはステップS14に戻る。未検索の商品情報がない場合には、ポインタが指し示す店舗が他にあるか否か確認する(ステップS19)。ポインタが指し示す店舗がある場合にはステップS14に戻る。そして、ポインタが指し示す他の店舗について、ステップS14以降の処理を実行する。ポインタが指し示す店舗がなくなった場合には処理を終了する。
以上のような処理によって、ユーザに割り当てられている嗜好部33に登録されているジャンルおよび作者に合致するタイトルと店舗IDとが推奨データとして候補記憶部44に保存される。
次に、マッチングエージェント40における出力部43の動作を説明する。図6は、出力部43の動作を示すフローチャートである。出力部43は、検索部42による検索処理が終了したら、以下の処理を実行する。
出力部43は、まず、候補記憶部44に推奨データが保存されているか否か確認する(ステップS21)。保存されていなければ処理を終了する。そして、複数の推奨データが保存されている場合には、それぞれの推奨データ中に、同一のタイトルを含み、かつ店舗IDが異なるものが存在するか否か確認する(ステップS22)。そのような複数の推奨データが存在しない場合には、ステップS24に移行する。そのような複数の推奨データが存在した場合には、出力部43は、1つの推奨データのみを残し他の推奨データを削除する処理を行う(ステップS23)。具体的には、各推奨データに含まれている各店舗IDが示す各店舗の店舗情報本体52における店舗情報部から住所を抽出する。また、ユーザの個人情報部31から住所を抽出する。そして、それらの住所から、ユーザの住所に最も近い場所に存在する店舗を特定する。その後、特定した店舗の店舗IDを含む推奨データ以外の推奨データを候補記憶部44から削除して、ステップS24に移行する。
ステップS24では、ステップS21およびステップS22で取り扱っていない推奨データが候補記憶部44に残っているか否か確認する。残っている場合には、ステップS22に戻る。
以上の処理を繰り返すことによって、候補記憶部44中の全ての推奨データについてステップS21〜S24の処理が完了したときに、候補記憶部44には、店舗IDが重複しない推奨データが残されている。そこで、出力部43は、候補記憶部44に残っている推奨データにもとづいて、ユーザに対する広告を作成し、作成した広告を電子メールでユーザ端末10に宛てて送信する(ステップS25)。
図7は、広告作成方法の一例を示す説明図である。図7には、テンプレートを用いた広告作成方法におけるテンプレートが例示されている。なお、図7において、欄A〜Dは、検索部42による検索処理の結果等を用いて出力部43が適宜記入すべき欄である。
出力部43は、欄Aに、ユーザの氏名または氏を記入する。また、欄Bには、推奨データに含まれるタイトル(例えば、「吾輩は猫である」)を記入する。そして、欄Cには、推奨データに含まれる店舗IDに対応する店舗の店舗情報におけるメッセージを記入する(例えば、タイトル「吾輩は猫である」に対応する「幻の原稿、・・・」)。さらに、欄Dに、店舗IDに対応する店舗名を記入する。候補記憶部44に複数の推奨データが残っている場合には、出力部43は、それぞれの推奨データについて広告を作成し、作成した広告を、各々に、またはまとめて電子メールでユーザ端末10に宛てて送信する。
以上に説明したように、上記の実施の形態では、マッチングエージェント40は、ユーザ端末10によって登録された商品情報にもとづいてユーザの嗜好を判定し、判定した嗜好に応じた広告をユーザ端末10に宛てて送信する。よって、ユーザ以外の者が登録した商品情報にもとづいて広告が作成される場合に比べて、ユーザが興味を示さない広告が配信される可能性が低減する。また、広告を配信する側、特に店舗から見ると、自店舗にきたことがないユーザに対して広告を配信することができるので、多数の顧客に効率的に広告を配信することができる。
なお、上記の実施の形態では、商品情報を送信する端末と、広告の電子メールを受信する端末とは、同一のユーザ端末10であったが、双方の端末がともにユーザが使用する端末であれば、商品情報を送信する端末と、広告の電子メールを受信する端末とを別にしてもよい。
本発明は、顧客の商品購入履歴にもとづくオンライン個別広告配信に好適に適用できる。
本発明による情報配信システムを示すシステム構成図である。 個人ストレージの構成例を示す説明図である。 店舗データベースの構成例を示す説明図である。 店舗情報本体の構成例を示す説明図である。 検索部の動作を示すフローチャートである。 出力部の動作を示すフローチャートである。 広告作成方法の一例を示す説明図である。
符号の説明
10 ユーザ端末
20 店舗端末
30 個人ストレージ
40 マッチングエージェント
41 判定部
42 検索部
43 出力部
44 候補記憶部
50 店舗データベース

Claims (7)

  1. 情報配信装置が、ユーザの商品購入履歴にもとづく広告を作成し、作成した広告を通信ネットワークを介してユーザ端末に宛てて送信する情報配信システムにおいて、
    前記情報配信装置は、
    ユーザが購入した商品の商品情報であってユーザ端末から受信した商品情報を記憶する個人情報記憶部と、
    複数の店舗のそれぞれの店舗で使用される各店舗端末から受信した、各店舗で扱う商品の商品情報を店舗に対応させて記憶する店舗情報記憶部と、
    前記個人情報記憶部に記憶されている商品情報にもとづいてユーザの商品に対する嗜好を判定する嗜好判定部と、
    前記店舗情報記憶部を検索して、前記嗜好判定部が判定したユーザの嗜好に合致する商品を示す商品情報を前記店舗情報記憶部から抽出する検索部と、
    前記検索部が抽出した商品情報に対応した商品の広告を作成してユーザ端末に宛てて送信する出力部と
    を備えたことを特徴とする情報配信システム。
  2. 情報配信装置は、
    ユーザが購入した商品の商品情報を入力させるための入力フォームをユーザ端末に送信するフォーム送信部を備えた
    請求校1記載の情報配信システム。
  3. 情報配信装置は、商品情報を送信していないユーザ端末に対する商品の広告の送信を禁止する送信禁止手段を備えた
    請求項1または請求項2記載の情報配信システム。
  4. 検索部は、ユーザの嗜好に合致する商品を特定するための情報と、その商品を扱っている店舗を特定する情報とを抽出し、
    出力部は、前記商品を示す情報と前記店舗を示す情報とを含む広告を作成する
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の情報配信システム。
  5. 出力部は、1つの商品を特定するための情報に対応する複数の店舗を特定する情報を検索部が抽出した場合には、ユーザ所在地に最も近い場所に存在する店舗を示す情報のみを用いて広告を作成する
    請求項4記載の情報配信システム。
  6. 店舗情報記憶部は、各店舗に対応した商品情報を記憶する商品情報本体と、各店舗が扱う商品の分類毎に前記商品情報本体を指し示す店舗インデックスとを記憶し、
    個人情報記憶部は、商品が属する分類と商品名とを商品情報に含めて記憶する
    請求項5記載の情報配信システム。
  7. 嗜好判定部は、個人情報記憶部に記憶されている商品情報における商品の分類と商品名とにもとづいてユーザの嗜好を判定して、ユーザの嗜好に合致する商品の分類と商品名とを個人情報記憶部における嗜好部に保存し、
    検索部は、前記嗜好部に保存されている商品の分類と店舗情報記憶部に記憶されている店舗インデックスとを用いて商品を扱っている店舗を特定する
    請求項6記載の情報配信システム。
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