JP2002207861A - 優待情報管理システムによる優待情報管理方法、優待情報を管理する優待情報管理システム、優待情報管理方法を、前記システムとしてのサーバーに実行させるためのプログラム、及び、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 広告主の商品が、クーポン等による優待情報
を用いて、どの店舗でどの程度購入されたかということ
を、広告主が容易に把握できるようにする。 【解決手段】 優待情報を受信した携帯端末を提示し
て、利用者が店舗にて商品を購入したことに基づいて、
該利用者の購入した商品に関する購入商品情報、該店舗
に関する購入店舗情報、及び、該店舗においていつ購入
したかに関する購入時情報を受信し、前記購入商品情
報、前記購入店舗情報、及び、前記購入時情報に基づい
て、広告主毎に、該広告主の商品が、どの店舗でどの程
度、前記優待情報を受信した携帯端末を提示して購入さ
れたかに関する情報を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、優待情報管理シス
テムによる優待情報管理方法、優待情報を管理する優待
情報管理システム、優待情報管理方法を、前記システム
としてのサーバーに実行させるためのプログラム、及
び、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記憶媒体に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年のインターネット関連技術の進展に
伴い、通信回線を介して多くの端末が相互に接続された
状況にある。このような状況下では、各種の情報が蓄積
されたサーバーに利用者端末から通信回線を介してアク
セスすることより、様々な情報を入手することができ
る。例えば、利用者は、利用者端末から特定の広告主が
準備したＷＷＷページを閲覧することにより、該広告主
の商品等の情報を入手することができる。さらに、広告
主によっては、ＷＷＷページにクーポン券を準備し、利
用者がクーポン券をプリントして店舗に持参すれば、該
広告主の商品等を購入する際に所定の割引を行うものも
ある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
技術においては、ＷＷＷページに準備したクーポン券が
どのように使用されたかということを、広告主が把握す
ることは容易ではない。特に、あるメーカーの商品が複
数の店舗で販売されている状況において、メーカーであ
る広告主が自社のＷＷＷページにクーポン券を準備した
場合、そのクーポン券がどの店舗で、どの程度使用され
たかということを、該広告主が把握することは極めて困
難である。

【０００４】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたものであり、広告主の商品が、クーポン等による
優待情報を用いて、どの店舗でどの程度、実際に購入さ
れたかということを、広告主が容易に把握することので
きる、 優待情報管理システムによる優待情報管理方
法、優待情報を管理する優待情報管理システム、優待情
報管理方法を、前記システムとしてのサーバーに実行さ
せるためのプログラム、及び、該プログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供することを
目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の第１の発明は、優待情報管理システムによる優待情報
管理方法において、（１）前記システムが、広告主毎
に、広告主と、該広告主の提供する商品を紹介するため
の広告用ＷＷＷページとを関連付けて記憶するステップ
と、（２）前記システムが、前記広告用ＷＷＷページ
を、利用者の携帯端末にて閲覧可能とするステップと、
（３）前記利用者の携帯端末にて閲覧された広告用ＷＷ
Ｗページにおいて紹介された商品を購入する際に優待を
受けるための優待情報を、前記システムが、前記利用者
の携帯端末に送信するステップと、（４）前記優待情報
を受信した携帯端末を提示して、利用者が店舗にて商品
を購入したことに基づいて、前記システムが、該利用者
の購入した商品に関する購入商品情報、該店舗に関する
購入店舗情報、及び、該店舗においていつ購入したかに
関する購入時情報を受信するステップと、（５）前記購
入商品情報、前記購入店舗情報、及び、前記購入時情報
に基づいて、広告主毎に、該広告主の商品が、どの店舗
でどの程度、前記優待情報を受信した携帯端末を提示し
て購入されたかに関する情報を、前記システムが送信す
るステップと、を有することを特徴とする優待情報管理
方法である。

【０００６】前記目的を達成するための第２の発明は、
優待情報管理システムによる優待情報管理方法におい
て、（１）前記システムが、イベントの行われる場所に
関する場所情報と、イベントがいつ行われるかに関する
時情報と、イベントの属するカテゴリーに関するカテゴ
リー情報とを有するイベント情報と、広告主の提供する
商品を紹介するための広告用ＷＷＷページと、広告主
と、を関連付けて記憶するステップと、（２）利用者の
携帯端末から受信した、場所に関する情報と、時に関す
る情報と、カテゴリーに関する情報とに基づいて、前記
システムが前記記憶されたイベント情報を検索するステ
ップと、（３）前記システムが、検索した結果特定され
たイベント情報を、利用者の携帯端末から閲覧可能とす
るステップと、（４）閲覧可能としたイベント情報のう
ち、利用者により特定されたイベント情報と関連付けら
れた前記広告用ＷＷＷページを、前記システムが、利用
者の携帯端末から閲覧可能とするステップと、（５）前
記利用者の携帯端末にて閲覧された広告用ＷＷＷページ
において紹介された商品を購入する際に優待を受けるた
めの優待情報を、前記システムが、前記利用者の携帯端
末に送信するステップと、（６）前記優待情報を受信し
た携帯端末を提示して、利用者が店舗にて商品を購入し
たことに基づいて、前記システムが、該利用者の購入し
た商品に関する購入商品情報、該店舗に関する購入店舗
情報、及び、該店舗においていつ購入したかに関する購
入時情報を受信するステップと、（７）前記購入商品情
報、前記購入店舗情報、及び、前記購入時情報に基づい
て、広告主毎に、該広告主の商品が、どの店舗でどの程
度、前記優待情報を受信した携帯端末を提示して購入さ
れたかに関する情報を、前記システムが送信するステッ
プと、を有することを特徴とする優待情報管理方法であ
る。

【０００７】前記目的を達成するための第３の発明は、
第２の発明に係る優待情報管理方法において、前記シス
テムが、前記イベント情報データベースに記憶されたイ
ベント情報を検索する際に用いる、利用者端末から受信
した情報は、場所に関する情報と、時に関する情報と、
カテゴリーに関する情報とを有することを特徴とする優
待情報管理方法である。

【０００８】前記目的を達成するための第４の発明は、
第１乃至第３のいずれかの発明に係る優待情報管理方法
において、（１）前記システムが、利用者の端末から、
利用者情報を伴った登録申請を受信するステップと、
（２）前記システムが、受信した前記利用者情報を記憶
するステップと、を有し、前記利用者の携帯端末に送信
される優待情報は、前記記憶された利用者情報に基づい
て決定されることを特徴とする優待情報管理方法であ
る。

【０００９】前記目的を達成するための第５の発明は、
第４の発明に係る優待情報管理方法において、前記シス
テムが、前記利用者情報に基づいて、広告主毎に、該広
告主の商品が、どのような人によって、前記優待情報を
受信した携帯端末を提示して購入されたか、に関する情
報を送信するステップを有することを特徴とする優待情
報管理方法である。

【００１０】前記目的を達成するための第６の発明は、
第１乃至第５のいずれかの発明に係る優待情報管理方法
において、前記優待情報は、利用者の携帯端末におい
て、バーコードとして表示されることを特徴とする優待
情報管理方法である。

【００１１】前記目的を達成するための第７の発明は、
優待情報を管理する優待情報管理システムにおいて、
（１）広告主毎に、広告主と、該広告主の提供する商品
を紹介するための広告用ＷＷＷページとを関連付けて記
憶するステップと、（２）前記広告用ＷＷＷページを、
利用者の携帯端末にて閲覧可能とするステップと、
（３）前記利用者の携帯端末にて閲覧された広告用ＷＷ
Ｗページにおいて紹介された商品を購入する際に優待を
受けるための優待情報を、前記利用者の携帯端末に送信
するステップと、（４）前記優待情報を受信した携帯端
末を提示して、利用者が店舗にて商品を購入したことに
基づいて、該利用者の購入した商品に関する購入商品情
報、該店舗に関する購入店舗情報、及び、該店舗におい
ていつ購入したかに関する購入時情報を受信するステッ
プと、（５）前記購入商品情報、前記購入店舗情報、及
び、前記購入時情報に基づいて、広告主毎に、該広告主
の商品が、どの店舗でどの程度、前記優待情報を受信し
た携帯端末を提示して購入されたかに関する情報を送信
するステップと、を実行することを特徴とする優待情報
管理システムである。

【００１２】前記目的を達成するための第８の発明は、
優待情報を管理する優待情報管理システムにおいて、
（１）イベントの行われる場所に関する場所情報と、イ
ベントがいつ行われるかに関する時情報と、イベントの
属するカテゴリーに関するカテゴリー情報とを有するイ
ベント情報と、広告主の提供する商品を紹介するための
広告用ＷＷＷページと、広告主と、を関連付けて記憶す
るステップと、（２）利用者の携帯端末から受信した、
場所に関する情報と、時に関する情報と、カテゴリーに
関する情報とに基づいて、前記記憶されたイベント情報
を検索するステップと、（３）検索した結果特定された
イベント情報を、利用者の携帯端末から閲覧可能とする
ステップと、（４）閲覧可能としたイベント情報のう
ち、利用者により特定されたイベント情報と関連付けら
れた前記広告用ＷＷＷページを、利用者の携帯端末から
閲覧可能とするステップと、（５）前記利用者の携帯端
末にて閲覧された広告用ＷＷＷページにおいて紹介され
た商品を購入する際に優待を受けるための優待情報を、
前記利用者の携帯端末に送信するステップと、（６）前
記優待情報を受信した携帯端末を提示して、利用者が店
舗にて商品を購入したことに基づいて、該利用者の購入
した商品に関する購入商品情報、該店舗に関する購入店
舗情報、及び、該店舗においていつ購入したかに関する
購入時情報を受信するステップと、（７）前記購入商品
情報、前記購入店舗情報、及び、前記購入時情報に基づ
いて、広告主毎に、該広告主の商品が、どの店舗でどの
程度、前記優待情報を受信した携帯端末を提示して購入
されたかに関する情報を送信するステップと、を実行す
ることを特徴とする優待情報管理システムである。

【００１３】前記目的を達成するための第９の発明は、
第８の発明に係る優待情報管理システムにおいて、前記
システムが、前記イベント情報データベースに記憶され
たイベント情報を検索する際に用いる、利用者端末から
受信した情報は、場所に関する情報と、時に関する情報
と、カテゴリーに関する情報とを有することを特徴とす
る優待情報管理システムである。

【００１４】前記目的を達成するための第１０の発明
は、第７乃至第９のいずれかの発明に係る優待情報管理
システムにおいて、（１）利用者の端末から、利用者情
報を伴った登録申請を受信するステップと、（２）受信
した前記利用者情報を記憶するステップと、を実行し、
前記利用者の携帯端末に送信される優待情報は、前記記
憶された利用者情報に基づいて決定されることを特徴と
する優待情報管理システムである。

【００１５】前記目的を達成するための第１１の発明
は、第１０の発明に係る優待情報管理システムにおい
て、前記利用者情報に基づいて、広告主毎に、該広告主
の商品が、どのような人によって、前記優待情報を受信
した携帯端末を提示して購入されたか、に関する情報を
送信するステップを実行することを特徴とする優待情報
管理システムである。

【００１６】前記目的を達成するための第１２の発明
は、第７乃至第１１のいずれかの発明に係る優待情報管
理システムにおいて、前記優待情報は、利用者の携帯端
末において、バーコードとして表示されることを特徴と
する優待情報管理システムである。

【００１７】前記目的を達成するための第１３の発明
は、第１乃至第６のいずれかの発明に係る優待情報管理
方法を、前記システムとしてのサーバーに実行させるた
めのプログラムである。

【００１８】前記目的を達成するための第１４の発明
は、第１３の発明に係るプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記憶媒体である。

【００１９】

【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態につい
て、図面を参照しつつ説明する。

【００２０】＜＜＜第１の実施の形態＞＞＞ ＝＝＝システム構成＝＝＝ まず、本実施の形態に係るシステム構成を、図１を参照
しつつ説明する。図１は、本実施の形態を説明するため
の概略構成図である。図１に示されるように、複数の利
用者端末１０ａ、１０ｂ、・・・１０ｎが、インターネ
ット等の通信回線２０を介して、サーバー３０に接続し
ている。なお、通信回線とは、端末間で双方から通信可
能な有線又は無線を意味する。

【００２１】利用者端末１０ａ等には、サーバー３０に
設けられたＷＷＷページ３６を閲覧するためのＷＷＷブ
ラウザ（不図示）がそれぞれ設けられており、利用者
は、このＷＷＷブラウザを用いて、サーバー上のＷＷＷ
ページを閲覧することができる。

【００２２】また、利用者端末１０ａ等は、据え置きタ
イプのパーソナルコンピュータ、利用者が携帯すること
のできる、インターネット接続機能付きの携帯電話機、
ＰＤＡ(Personal Digital Assistant)等である。

【００２３】優待情報管理システムとしてのサーバー３
０には、ハイパーテキスト形式で関連づけられたマルチ
メディア情報を有する各種のＷＷＷページが設けられて
いる。なお、このＷＷＷページは、ＨＴＭＬ(Hyper Tex
t Markup Language)や、ＸＭＬ(Extensible Markup Lan
guage)等のマークアップ言語を用いて記述されている。

【００２４】本実施の形態においては、サーバー３０に
は、ＷＷＷページとして、利用者が利用者端末１０ａ等
からイベント情報を検索するための検索用ＷＷＷページ
３６、及び、広告主が商品を紹介するための広告用ＷＷ
Ｗページ３８が設けられている。なお、商品には、テレ
ビ、菓子等の有体物の他、宅配便、物品レンタル、飲
食、映画鑑賞等の各種サービスも含まれる。

【００２５】また、サーバー３０には、イベント情報を
管理するためのイベント情報データベース３２、及び、
利用者が自分の予定を管理するための利用者カレンダー
を利用者毎に記憶するための利用者カレンダーデータベ
ース３４が設けられている。

【００２６】さらに、サーバー３０には、利用者が商品
を購入する際に、提示することにより割引等の各種優待
サービスを受けることのできる優待情報を管理する優待
情報管理部３９が設けられている。

【００２７】優待情報読取手段５０は、利用者端末１０
ａ等により受信された優待情報を読み取るためのもので
あり、各店舗に設けられている。この優待情報読取手段
５０とサーバー３０とは、通信回線２０を介して接続さ
れている。

【００２８】なお、サーバー３０は、一つのサーバーに
限られず、複数のサーバーが情報の送受信を行いながら
処理を進めるものであってもよい。また、イベント情報
データベース３２、利用者カレンダーデータベース３
４、検索用ＷＷＷページ３６、広告用ＷＷＷページ３
８、及び、優待情報管理部３９は、必ずしもサーバー３
０内に設けられている必要はなく、サーバー３０が参照
することのできる場所に設けられていればよい。

【００２９】＝＝＝イベント情報データベースの構成＝
＝＝ 次に図２を参照しつつ、イベント情報データベース３２
の構成について説明する。図２は、イベントの登録希望
者がイベントを登録する際に用いるＷＷＷページの一例
を示した図である。イベント情報データベース３２に
は、利用者端末１０ａ等からの入力情報に基づく各種の
イベント情報が記憶される。

【００３０】本実施の形態においては、特に、広告主が
行うイベント情報、例えば、期間限定のバーゲンセー
ル、商品の購入価格に応じてポイントを付与するポイン
ト付与イベント等の各種のイベント情報が、イベント情
報データベース３２に記憶される。勿論、広告主が行う
イベント情報以外に、個人が行う個展等の各種のイベン
トも、イベント情報データベース３２に記憶される。

【００３１】イベント情報データベース３２にイベント
情報を登録したい登録希望者としての広告主は、利用者
端末１０ａ等から通信回線２０を介して、サーバー３０
にアクセスし、図２に示すような検索用ＷＷＷページ３
６にて、登録したいイベントに関する情報を入力する。
登録希望者により入力された情報は、サーバー３０に送
信されイベント情報データベース３２に記憶される。

【００３２】登録希望者が入力する項目としては、図２
に示すような、イベントの「タイトル」、イベントの属
する「カテゴリー」、イベントの行われる「期日」、イ
ベントの行われる「時間」、イベントの行われる「場
所」、イベントの「内容」、イベント主催者の「社名・
担当者名」、イベント主催者のＷＷＷページの「ＵＲ
Ｌ」等の項目である。これらの項目のうち、「カテゴリ
−」により、イベントの属するカテゴリーが特定され、
「期日」及び「時間」により、イベントがいつ行われる
かが特定され、「場所」により、イベントの行われる場
所が特定される。

【００３３】＝＝＝利用者カレンダーデータベースの構
成＝＝＝ 次に、図３を参照しつつ、利用者カレンダーデータベー
ス３４の構成について説明する。図３は、利用者端末１
０ａ等にて閲覧可能となった利用者カレンダーの一例を
示した図である。利用者カレンダーデータベース３４に
は、利用者が自分の予定を管理するための利用者カレン
ダーが、利用者毎に記憶されている。利用者は、利用者
端末１０ａ等から、利用者カレンダーデータベース３４
に記憶されている自分の利用者カレンダーを閲覧するこ
とができるとともに、該利用者カレンダーにイベント情
報を書き込むことができる。例えば、図３に示した例で
は、○月○日のカレンダーが表示されており、１９時か
ら２０時まで、渋谷の○×スタジオにてライブ公演をす
ること等のイベント情報が書き込まれている。

【００３４】＝＝＝優待情報管理システムにおける処理
の流れ＝＝＝ 次に、優待情報管理システムにおける処理の流れについ
て、図４、及び、図５を参照しつつ説明する。図４は、
優待情報管理システムにおける処理のフローチャートで
ある。図５は、イベントを検索するための検索用ＷＷＷ
ページの一例を示した図である。

【００３５】まず、サーバー３０が、イベントの行われ
る場所に関する場所情報と、イベントがいつ行われるか
に関する時情報と、イベントの属するカテゴリーに関す
るカテゴリー情報とを有するイベント情報と、広告主の
提供する商品を紹介するための広告用ＷＷＷページと、
広告主とを関連付けて記憶する（Ｓ２）。なお、イベン
ト情報は、イベント情報データベース３２に、それぞれ
まとまった情報単位として記憶される。

【００３６】また、好ましくは、利用者が利用者端末１
０ａ等から閲覧可能かつ書き込み可能な利用者カレンダ
ーを、サーバー３０が、利用者毎に利用者カレンダーデ
ータベース３４に記憶するようにするとよい（Ｓ４）。

【００３７】利用者が所望のイベントを検索する際に
は、利用者が携帯可能な携帯端末を、利用者端末１０ａ
等として用いる。携帯端末は、携帯電話、ＰＨＳ（Pers
onalHandy Phone）等である。利用者が所望のイベント
を検索するには、携帯端末たる利用者端末１０ａ等に
て、場所に関する情報と、時に関する情報と、カテゴリ
ーに関する情報とを入力する。この際に、利用者端末１
０ａ等には、図５に示すような検索用ＷＷＷページが表
示され、「何処で？」という欄に、場所に関する情報
を、「いつ？」という欄に、時に関する情報を、「何を
？」という欄に、カテゴリーに関する情報を、それぞれ
入力し、それらの情報をサーバー３０に送信する。

【００３８】該情報を利用者端末１０ａ等から受信した
サーバー３０は、受信した、場所に関する情報と、時に
関する情報と、カテゴリーに関する情報とに基づいて、
イベント情報データベース３２に記憶されたイベント情
報を検索する（Ｓ６）。

【００３９】サーバー３０は、検索した結果特定された
イベント情報を、携帯端末たる利用者端末１０ａ等から
閲覧可能とする（Ｓ８）。イベント情報が利用者端末１
０ａ等にて閲覧可能とされた例も、図５に模式的に示し
てある。

【００４０】サーバー３０が、イベント情報を検索して
特定するにあたっては、利用者端末１０ａ等から受信し
た場所に関する情報を、イベント情報データベース３２
に記憶された各イベント情報の場所情報と照合し、利用
者端末１０ａ等から受信した時に関する情報を、イベン
ト情報データベース３２に記憶された各イベント情報の
時情報と照合し、利用者端末１０ａ等から受信したカテ
ゴリーに関する情報を、イベント情報データベース３２
に記憶された各イベント情報のカテゴリー場所情報と照
合し、それぞれの情報が一致しているイベント情報を特
定するのが好ましい。なお、それぞれの情報が一致して
いるイベントを特定する方法以外に、少なくとも二つの
情報が一致しているイベントを特定するなど、適宜な方
法を採用してもよい。

【００４１】閲覧可能としたイベント情報のうち特定の
イベント情報が利用者により選択された際には、サーバ
ー３０は、閲覧可能としたイベント情報のうち、利用者
により特定されたイベント情報と関連付けられた広告用
ＷＷＷページ３８を、利用者の携帯端末から閲覧可能と
する（Ｓ１０）。

【００４２】例えば、図５に示した例において、「××
××バーゲンをやってます。」というイベント情報の
「ＵＲＬ：ｗｗｗ．○△．ｃｏｍ」というマークが利用
者によりクリックされると、サーバー３０は、該イベン
トと関連付けられた広告主の広告用ＷＷＷページ３８
を、携帯端末たる利用者端末１０ａ等から閲覧可能とす
る。これにより、利用者は、バーゲンの詳細な内容、商
品の購入可能な店舗の場所、広告主の提供する商品情報
等を知ることができる。広告主の提供する商品は、各所
のデパート、スーパーマーケット等の店舗にて販売され
ている場合が多いので、利用者は、広告主の広告用ＷＷ
Ｗページ３８を閲覧することにより、最寄りの店舗を容
易に知ることができる。

【００４３】なお、好ましくは、この際、サーバー３０
が、利用者の要求により、イベント情報データベース３
２に記憶された、該イベント情報の時情報を参照して、
そのイベントがいつ行われるかを特定して、該イベント
情報を該利用者の利用者カレンダーに組み込むとよい。
例えば、時情報が９月１日の午後６時から午後７時であ
れば、利用者カレンダーの該月日の該時間帯に、「渋谷
にて、××××バーゲン」というイベントを組み込むよ
うするとよい。このようにすることにより、利用者は、
特定のイベントを自己の利用者カレンダーにて管理する
ことが可能となる。

【００４４】また、サーバー３０は、前記利用者端末１
０ａ等にて閲覧された広告用ＷＷＷページ３８において
紹介された商品を購入する際に優待を受けるための優待
情報を、利用者端末１０ａ等に送信する（Ｓ１２）。な
お、この送信は、広告主の広告用ＷＷＷページ３８を、
利用者端末１０ａ等から閲覧可能とすると同時に行って
もよいし、広告主の広告用ＷＷＷページ３８を、利用者
端末１０ａ等から閲覧可能とした後に、利用者端末１０
ａ等から所定の情報を受信した際に送信してもよい。な
お、各種優待情報は、各広告主と関連付けられて優待情
報管理部３９により管理されている。

【００４５】携帯端末たる利用者端末１０ａ等により受
信された優待情報は、利用者端末１０ａ等に記憶され
る。記憶される形態としては、二次元バーコード、文字
列等により画面に表示される他、画面には表示されない
で内蔵されたＩ．Ｃ．に記憶される等種々の形態があり
得る。

【００４６】優待情報を受信した携帯端末たる利用者端
末１０ａ等を携帯した利用者が、店舗に赴いて広告主の
提供する商品を購入する際には、優待情報の記憶された
利用者端末１０ａ等を提示する。これにより、利用者
は、商品購入時に割引等の各種優待を受けることができ
る。

【００４７】広告主の提供する商品を販売する各店舗に
は、優待情報読取手段５０がそれぞれ設けられており、
該優待情報読取手段５０により、利用者端末１０ａ等が
受信した優待情報が読み取られる。例えば、優待情報が
利用者端末１０ａ等にて二次元バーコードとして表示さ
れている場合は、優待情報読取手段５０としてのキャッ
シュレジスタ端末にて、該二次元バーコードが読み取ら
れる。

【００４８】この際、優待情報読取手段５０により読み
取られる二次元バーコードには、優待情報についての詳
細情報が含まれる。該詳細情報には、少なくとも、商品
を特定する情報が含まれている。

【００４９】優待情報読取手段５０により優待情報が読
み取られた後に、該優待情報読取手段５０から、利用者
の購入した商品に関する購入商品情報、該店舗に関する
購入店舗情報、及び、該店舗においていつ購入したかに
関する購入時情報が、サーバー３０へ送信される。な
お、店舗内に設けられている複数の優待情報読取手段５
０を管理する優待情報読取手段管理サーバー等を各店舗
内に設け、該優待情報読取手段管理サーバー等から、こ
れらの情報をサーバー３０へ送信してもよい。

【００５０】購入商品情報は、読み取られる二次元バー
コード等に含まれ、購入店舗情報、及び、購入時情報
は、優待情報読取手段５０、優待情報読取手段管理サー
バー等により生成されることが好ましい形態であるが、
これらの情報を、携帯端末たる利用者端末１０ａ等に表
示される二次元バーコード等にもたせるか、優待情報読
取手段５０等により生成させるかについては、適宜変更
可能である。

【００５１】このようにして、サーバー３０は、優待情
報を受信した携帯端末たる利用者端末１０ａ等を提示し
て、利用者が店舗にて商品を購入したことに基づいて、
該利用者の購入した商品に関する購入商品情報、該店舗
に関する購入店舗情報、及び、該店舗においていつ購入
したかに関する購入時情報を受信する（Ｓ１４）。

【００５２】これらの情報を受信したサーバー３０は、
購入商品情報、購入店舗情報、及び、購入時情報に基づ
いて、広告主毎に、該広告主の商品が、どの店舗でどの
程度、前記優待情報を受信した携帯端末を提示して購入
されたかに関する情報を送信する（Ｓ１６）。

【００５３】これにより、各広告主は、該広告主の商品
が、どの店舗でどの程度、前記優待情報を受信した携帯
端末たる利用者端末１０ａ等を提示して購入されたかに
関する情報を得ることができる。

【００５４】広告主は、自分の提供する商品の販売促進
のために、割引サービス等のイベントを適宜行いたいの
が実情である。一方、広告主の商品を扱う各店舗側で
は、広告主の行う割引サービスに対応するには、通常の
定価販売における処理に比べ、手間がかかる。

【００５５】本実施形態では、前述したように、各広告
主は、該広告主の商品が、どの店舗でどの程度、前記優
待情報を受信した携帯端末たる利用者端末１０ａ等を提
示して購入されたかに関する情報を得ることができるか
ら、これらの情報に基づいて、広告主が各店舗に対して
手数料を支払うこと等が可能になるので、広告主にとっ
ても、各店舗にとっても割引サービス等の優待情報を積
極的に活用する契機が生じうる。

【００５６】＜＜＜第２の実施の形態＞＞＞第１の実施
の形態においては、サーバー３０が、イベントの行われ
る場所に関する場所情報と、イベントがいつ行われるか
に関する時情報と、イベントの属するカテゴリーに関す
るカテゴリー情報とを有するイベント情報と、広告主の
提供する商品を紹介するための広告用ＷＷＷページ３８
と、広告主と、を関連付けて記憶するステップと、利用
者の携帯端末（利用者端末１０ａ等）から受信した、場
所に関する情報と、時に関する情報と、カテゴリーに関
する情報とに基づいて、サーバー３０がイベント情報デ
ータベース３４に記憶されたイベント情報を検索するス
テップと、を設けたが、これらのステップを省略した形
態もあり得る。

【００５７】すなわち、サーバー３０が、（１）広告主
毎に、広告主と、該広告主の提供する商品を紹介するた
めの広告用ＷＷＷページ３８とを関連付けて記憶するス
テップと、（２）広告用ＷＷＷページ３８を、利用者の
携帯端末（利用者端末１０ａ等）にて閲覧可能とするス
テップと、（３）利用者の携帯端末にて閲覧された広告
用ＷＷＷページ３８において紹介された商品を購入する
際に優待を受けるための優待情報を、利用者の携帯端末
に送信するステップと、（４）優待情報を受信した携帯
端末を提示して、利用者が店舗にて商品を購入したこと
に基づいて、該利用者の購入した商品に関する購入商品
情報、該店舗に関する購入店舗情報、及び、該店舗にお
いていつ購入したかに関する購入時情報を受信するステ
ップと、（５）購入商品情報、購入店舗情報、及び、購
入時情報に基づいて、広告主毎に、該広告主の商品が、
どの店舗でどの程度、優待情報を受信した携帯端末を提
示して購入されたかに関する情報を送信するステップ
と、を実行することによっても、広告主と各店舗との双
方に、割引サービス等の優待情報を積極的に活用する契
機を生じさせることが可能となる。

【００５８】広告用ＷＷＷページ３８を、利用者の携帯
端末（利用者端末１０ａ等）にて閲覧可能とするには、
公知の検索システムにて、利用者の入力したキーワード
を検索し、その結果特定された広告用ＷＷＷページ３８
を閲覧可能としてもよいし、広告主のバナーが利用者に
よりクリックされた際に、該広告主の広告用ＷＷＷペー
ジ３８を閲覧可能としてもよい。

【００５９】＜＜＜その他＞＞＞第１の実施の形態、及
び、第２の実施の形態に関連する、その他の事項とし
て、以下の事項がある。

【００６０】サーバー３０が、利用者端末１０ａ等か
ら、利用者情報を伴った登録申請を受信するステップ
と、サーバー３０が、受信した利用者情報を記憶するス
テップと、を有し、利用者の携帯端末たる利用者端末１
０ａ等に送信される優待情報が、記憶された利用者情報
に基づいて、優待情報管理部３９により決定されるよう
にしてもよい。

【００６１】たとえば、利用者情報としての年齢に基づ
いて、２０代の利用者には、２％の割引を、３０代の利
用者には、３％の割引を、４０代の利用者には、４％の
割引を行うような優待情報を、優待情報管理部３９が決
定するようにしてもよい。このようにすることにより、
優待情報を利用者にとってより魅力的なものとすること
ができる。

【００６２】また、サーバー３０が、利用者情報に基づ
いて、広告主毎に、該広告主の商品が、どのような人に
よって、優待情報を受信した携帯端末たる利用者端末１
０ａ等を提示して購入されたか、に関する情報を送信す
るステップを有するようにしてもよい。送信される情報
は、サーバー３０に記憶された利用者情報の一部（例え
ば、年齢、性別）であってもよいし、全部であってもよ
い。このようにすることにより、広告主は、バーゲンセ
ール等のイベントを介して優待情報を提供することによ
る効果をより詳細に知ることができる。

【００６３】また、前記システムが前記イベント情報デ
ータベースに記憶されたイベント情報を検索する際に用
いる、場所に関する情報は、必ずしも、利用者端末１０
ａ等から受信する必要はない。例えば、ＧＰＳ（Global
Positioning System）により、携帯端末たる利用者端
末１０ａ等の位置を認識し、該ＧＰＳから、場所に関す
る情報を受信してもよい。この場合、サーバー３０は、
利用者端末１０ａ等の位置に近い位置情報を有するイベ
ント情報を検索する。

【００６４】また、前記システムが前記イベント情報デ
ータベースに記憶されたイベント情報を検索する際に用
いる、カテゴリーに関する情報は、必ずしも、利用者端
末１０ａ等からその都度受信する必要はない。例えば、
予め利用者毎に所望のカテゴリー条件を登録しておき、
その登録されたカテゴリー条件を用いてイベント情報を
検索してもよい。

【００６５】また、前記システムが前記イベント情報デ
ータベースに記憶されたイベント情報を検索する際に用
いる、時に関する情報は、必ずしも、利用者端末１０ａ
等からその都度受信する必要はない。例えば、利用者端
末１０ａ等から検索要求があった時を基準にイベント情
報を検索してもよい。

【００６６】なお、以上説明した処理をサーバーに実行
させるプログラムを、コンピュータ読取可能な記録媒体
に記録することも可能である。

【００６７】

【発明の効果】第１の発明によれば、広告主の商品が、
クーポン等による優待情報を用いて、どの店舗でどの程
度、実際に購入されたかということを、広告主が容易に
把握することのできる 優待情報管理方法を提供するこ
とができる。

【００６８】第２の発明によれば、第１の発明による効
果に加えて、利用者にとって各種優待情報の入手が容易
となるから、広告主が催すバーゲンセール等のイベント
による販売促進効果がより顕著になるという効果が得ら
れる。

【００６９】第３の発明によれば、第２の発明による効
果に加えて、特定の場所で、特定の時に行われる、特定
のカテゴリーのイベントをより容易に検索することがで
きるという効果が得られる。

【００７０】第４の発明によれば、第１乃至第３のいず
れかの発明による効果に加えて、優待情報を利用者にと
ってより魅力的なものとし、広告主が催すバーゲンセー
ル等のイベントによる販売促進効果がより一層顕著にな
るという効果が得られる。

【００７１】第５の発明によれば、第４の発明による効
果に加えて、広告主が、バーゲンセール等のイベントを
介して優待情報を提供することによる効果をより詳細に
知ることができるという効果が得られる。

【００７２】第６の発明によれば、第１乃至第５のいず
れかの発明による効果に加えて、簡易に優待情報を利用
者端末にて示すことができるという効果が得られる。

【００７３】第７の発明によれば、広告主の商品が、ク
ーポン等による優待情報を用いて、どの店舗でどの程
度、実際に購入されたかということを、広告主が容易に
把握することのできる 優待情報管理システムを提供す
ることができる。

【００７４】第８の発明によれば、第６の発明による効
果に加えて、利用者にとって各種優待情報の入手が容易
となるから、広告主が催すバーゲンセール等のイベント
による販売促進効果がより顕著になるという効果が得ら
れる。

【００７５】第９の発明によれば、第８の発明による効
果に加えて、特定の場所で、特定の時に行われる、特定
のカテゴリーのイベントをより容易に検索することがで
きるという効果が得られる。

【００７６】第１０の発明によれば、第７乃至第９のい
ずれかの発明による効果に加えて、優待情報を利用者に
とってより魅力的なものとし、広告主が催すバーゲンセ
ール等のイベントによる販売促進効果がより一層顕著に
なるという効果が得られる。

【００７７】第１１の発明によれば、第１０の発明によ
る効果に加えて、広告主が、バーゲンセール等のイベン
トを介して優待情報を提供することによる効果をより詳
細に知ることができるという効果が得られる。

【００７８】第１２の発明によれば、第７乃至第１１の
いずれかの発明による効果に加えて、簡易に優待情報を
利用者端末にて示すことができるという効果が得られ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施の形態を説明するための概略構成図であ
る。

【図２】イベントの登録希望者がイベントを登録する際
に用いるＷＷＷページの一例を示した図である。

【図３】利用者端末１０ａ等にて閲覧可能となった利用
者カレンダーの一例を示した図である。

【図４】優待情報管理システムにおける処理のフローチ
ャートである。

【図５】イベントを検索するためのＷＷＷページの一例
を示した図である。

【符号の説明】

１０ａ、１０ｂ、１０ｃ、１０ｎ 利用者端末 ２０ 通信回線 ３０ サーバー ３２ イベント情報データベース ３４ 利用者カレンダーデータベース ３６ 検索用ＷＷＷページ ３８ 広告用ＷＷＷページ ３９ 優待情報管理部 ５０ 優待情報読取手段

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/30 １７０ Ｇ０６Ｆ 17/30 １７０Ｚ Ｇ０９Ｆ 19/00 Ｇ０９Ｆ 19/00 Ｚ (72)発明者 木島 正樹 東京都中央区銀座８丁目18番11号 ワイル ドカード株式会社内 (72)発明者 川村 行治 東京都中央区銀座七丁目16番12号 株式会 社アサツーディ・ケイ内 (72)発明者 河原木 正行 東京都港区芝１−12−17 株式会社ディ・ キッズ内 Ｆターム(参考） 5B075 KK07 ND20 PQ02 (54)【発明の名称】 優待情報管理システムによる優待情報管理方法、優待情報を管理する優待情報管理システム、優 待情報管理方法を、前記システムとしてのサーバーに実行させるためのプログラム、及び、該プ ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 優待情報管理システムによる優待情報管
   理方法において、（１）前記システムが、広告主毎に、
   広告主と、該広告主の提供する商品を紹介するための広
   告用ＷＷＷページとを関連付けて記憶するステップと、
   （２）前記システムが、前記広告用ＷＷＷページを、利
   用者の携帯端末にて閲覧可能とするステップと、（３）
   前記利用者の携帯端末にて閲覧された広告用ＷＷＷペー
   ジにおいて紹介された商品を購入する際に優待を受ける
   ための優待情報を、前記システムが、前記利用者の携帯
   端末に送信するステップと、（４）前記優待情報を受信
   した携帯端末を提示して、利用者が店舗にて商品を購入
   したことに基づいて、前記システムが、該利用者の購入
   した商品に関する購入商品情報、該店舗に関する購入店
   舗情報、及び、該店舗においていつ購入したかに関する
   購入時情報を受信するステップと、（５）前記購入商品
   情報、前記購入店舗情報、及び、前記購入時情報に基づ
   いて、広告主毎に、該広告主の商品が、どの店舗でどの
   程度、前記優待情報を受信した携帯端末を提示して購入
   されたかに関する情報を、前記システムが送信するステ
   ップと、を有することを特徴とする優待情報管理方法。
2. 【請求項２】 優待情報管理システムによる優待情報管
   理方法において、（１）前記システムが、 イベントの行われる場所に関する場所情報と、イベント
   がいつ行われるかに関する時情報と、イベントの属する
   カテゴリーに関するカテゴリー情報とを有するイベント
   情報と、 広告主の提供する商品を紹介するための広告用ＷＷＷペ
   ージと、 広告主と、 を関連付けて記憶するステップと、（２）利用者の携帯
   端末から受信した情報に基づいて、前記システムが前記
   記憶されたイベント情報を検索するステップと、（３）
   前記システムが、検索した結果特定されたイベント情報
   を、利用者の携帯端末から閲覧可能とするステップと、
   （４）閲覧可能としたイベント情報のうち、利用者によ
   り特定されたイベント情報と関連付けられた前記広告用
   ＷＷＷページを、前記システムが、利用者の携帯端末か
   ら閲覧可能とするステップと、（５）前記利用者の携帯
   端末にて閲覧された広告用ＷＷＷページにおいて紹介さ
   れた商品を購入する際に優待を受けるための優待情報
   を、前記システムが、前記利用者の携帯端末に送信する
   ステップと、（６）前記優待情報を受信した携帯端末を
   提示して、利用者が店舗にて商品を購入したことに基づ
   いて、前記システムが、該利用者の購入した商品に関す
   る購入商品情報、該店舗に関する購入店舗情報、及び、
   該店舗においていつ購入したかに関する購入時情報を受
   信するステップと、（７）前記購入商品情報、前記購入
   店舗情報、及び、前記購入時情報に基づいて、広告主毎
   に、該広告主の商品が、どの店舗でどの程度、前記優待
   情報を受信した携帯端末を提示して購入されたかに関す
   る情報を、前記システムが送信するステップと、を有す
   ることを特徴とする優待情報管理方法。
3. 【請求項３】 請求項２に記載の優待情報管理方法にお
   いて、 前記システムが、前記イベント情報データベースに記憶
   されたイベント情報を検索する際に用いる、利用者端末
   から受信した情報は、場所に関する情報と、時に関する
   情報と、カテゴリーに関する情報とを有することを特徴
   とする優待情報管理方法。
4. 【請求項４】 請求項１乃至請求項３のいずれかに記載
   の優待情報管理方法において、（１）前記システムが、
   利用者の端末から、利用者情報を伴った登録申請を受信
   するステップと、（２）前記システムが、受信した前記
   利用者情報を記憶するステップと、を有し、 前記利用者の携帯端末に送信される優待情報は、前記記
   憶された利用者情報に基づいて決定されることを特徴と
   する優待情報管理方法。
5. 【請求項５】 請求項４に記載の優待情報管理方法にお
   いて、 前記システムが、前記利用者情報に基づいて、広告主毎
   に、該広告主の商品が、どのような人によって、前記優
   待情報を受信した携帯端末を提示して購入されたか、に
   関する情報を送信するステップを有することを特徴とす
   る優待情報管理方法。
6. 【請求項６】 請求項１乃至請求項５のいずれかに記載
   の優待情報管理方法において、 前記優待情報は、利用者の携帯端末において、バーコー
   ドとして表示されることを特徴とする優待情報管理方
   法。
7. 【請求項７】 優待情報を管理する優待情報管理システ
   ムにおいて、（１）広告主毎に、広告主と、該広告主の
   提供する商品を紹介するための広告用ＷＷＷページとを
   関連付けて記憶するステップと、（２）前記広告用ＷＷ
   Ｗページを、利用者の携帯端末にて閲覧可能とするステ
   ップと、（３）前記利用者の携帯端末にて閲覧された広
   告用ＷＷＷページにおいて紹介された商品を購入する際
   に優待を受けるための優待情報を、前記利用者の携帯端
   末に送信するステップと、（４）前記優待情報を受信し
   た携帯端末を提示して、利用者が店舗にて商品を購入し
   たことに基づいて、該利用者の購入した商品に関する購
   入商品情報、該店舗に関する購入店舗情報、及び、該店
   舗においていつ購入したかに関する購入時情報を受信す
   るステップと、（５）前記購入商品情報、前記購入店舗
   情報、及び、前記購入時情報に基づいて、広告主毎に、
   該広告主の商品が、どの店舗でどの程度、前記優待情報
   を受信した携帯端末を提示して購入されたかに関する情
   報を送信するステップと、を実行することを特徴とする
   優待情報管理システム。
8. 【請求項８】 優待情報を管理する優待情報管理システ
   ムにおいて、（１）イベントの行われる場所に関する場
   所情報と、イベントがいつ行われるかに関する時情報
   と、イベントの属するカテゴリーに関するカテゴリー情
   報とを有するイベント情報と、 広告主の提供する商品を紹介するための広告用ＷＷＷペ
   ージと、 広告主と、 を関連付けて記憶するステップと、（２）利用者の携帯
   端末から受信した情報に基づいて、前記記憶されたイベ
   ント情報を検索するステップと、（３）検索した結果特
   定されたイベント情報を、利用者の携帯端末から閲覧可
   能とするステップと、（４）閲覧可能としたイベント情
   報のうち、利用者により特定されたイベント情報と関連
   付けられた前記広告用ＷＷＷページを、利用者の携帯端
   末から閲覧可能とするステップと、（５）前記利用者の
   携帯端末にて閲覧された広告用ＷＷＷページにおいて紹
   介された商品を購入する際に優待を受けるための優待情
   報を、前記利用者の携帯端末に送信するステップと、
   （６）前記優待情報を受信した携帯端末を提示して、利
   用者が店舗にて商品を購入したことに基づいて、該利用
   者の購入した商品に関する購入商品情報、該店舗に関す
   る購入店舗情報、及び、該店舗においていつ購入したか
   に関する購入時情報を受信するステップと、（７）前記
   購入商品情報、前記購入店舗情報、及び、前記購入時情
   報に基づいて、広告主毎に、該広告主の商品が、どの店
   舗でどの程度、前記優待情報を受信した携帯端末を提示
   して購入されたかに関する情報を送信するステップと、
   を実行することを特徴とする優待情報管理システム。
9. 【請求項９】 請求項８に記載の優待情報管理システム
   において、 前記システムが、前記イベント情報データベースに記憶
   されたイベント情報を検索する際に用いる、利用者端末
   から受信した情報は、場所に関する情報と、時に関する
   情報と、カテゴリーに関する情報とを有することを特徴
   とする優待情報管理システム。
10. 【請求項１０】 請求項７乃至請求項９のいずれかに記
    載の優待情報管理システムにおいて、（１）利用者の端
    末から、利用者情報を伴った登録申請を受信するステッ
    プと、（２）受信した前記利用者情報を記憶するステッ
    プと、を実行し、 前記利用者の携帯端末に送信される優待情報は、前記記
    憶された利用者情報に基づいて決定されることを特徴と
    する優待情報管理システム。
11. 【請求項１１】 請求項１０に記載の優待情報管理シス
    テムにおいて、 前記利用者情報に基づいて、広告主毎に、該広告主の商
    品が、どのような人によって、前記優待情報を受信した
    携帯端末を提示して購入されたか、に関する情報を送信
    するステップを実行することを特徴とする優待情報管理
    システム。
12. 【請求項１２】 請求項７乃至請求項１１のいずれかに
    記載の優待情報管理システムにおいて、 前記優待情報は、利用者の携帯端末において、バーコー
    ドとして表示されることを特徴とする優待情報管理シス
    テム。
13. 【請求項１３】 請求項１乃至請求項６のいずれかに記
    載の優待情報管理方法を、前記システムとしてのサーバ
    ーに実行させるためのプログラム。
14. 【請求項１４】 請求項１３に記載のプログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。