JPH09167182A - 顧客管理システムと顧客管理装置 - Google Patents

顧客管理システムと顧客管理装置

Info

Publication number
JPH09167182A
JPH09167182A JP34725695A JP34725695A JPH09167182A JP H09167182 A JPH09167182 A JP H09167182A JP 34725695 A JP34725695 A JP 34725695A JP 34725695 A JP34725695 A JP 34725695A JP H09167182 A JPH09167182 A JP H09167182A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
customer
discount rate
data
purchase amount
identification data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34725695A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Notomi
誠治 納富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON SYST DESIGN KK
NIPPON SYSTEM DESIGN
Original Assignee
NIPPON SYST DESIGN KK
NIPPON SYSTEM DESIGN
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON SYST DESIGN KK, NIPPON SYSTEM DESIGN filed Critical NIPPON SYST DESIGN KK
Priority to JP34725695A priority Critical patent/JPH09167182A/ja
Publication of JPH09167182A publication Critical patent/JPH09167182A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] 本発明は、顧客管理システムと顧客管理装置
に係わり、特に、顧客の過去一定期間の購買額データを
管理し、例えば、購買額データに比例して増減する値引
き率パターンの中から、対応する割引率が決定する様に
なっており、顧客の購買実績により、割引率が決定、及
び変動する顧客管理システムと顧客管理装置とを提供す
ることを目的とする。 [構成] 本発明は、顧客のカードの識別データを読み
取り、識別データに基づき、識別データに相当する顧客
の過去一定期間の購買額データを記憶装置から読み取
り、購買額データに基づき、予め定めれた複数の値引き
率より、対応する値引き率を選択し、選択された値引き
率を表示手段から表示する様になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客管理システム
と顧客管理装置に係わり、特に、顧客の過去一定期間の
購買額データを管理し、例えば、購買額データに比例し
て増減する値引き率パターンの中から、対応する割引率
が決定する様になっており、顧客の購買実績により、割
引率が決定、及び変動する顧客管理システムと顧客管理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の不況で、流通業界は顧客の減少
と、客単価の低下に苦しんでおり、その打開策が提案さ
れている。
【0003】例えば、価格破壊と称する値引き販売や、
懸賞品を提供する等の販売促進が行われている。
【0004】更に、カードによる顧客管理が普及した今
日では、顧客の購入金額に応じてポイントを発行し、そ
のポイントに該当する金額を次回の購入時において割り
引くポイントカードが出現している。
【0005】このポイントカードは、例えば、購入金額
の5%又は7%のポイントを発行し、顧客は、次回の購
入時にポイントに該当する金額の割引を受けるものであ
る。このポイントは、次回に使用してもよく、積み立て
て使用することもできる。
【0006】ポイントカードは好評となり、同様なシス
テムを追随して導入する店舗が出現しており、流通業界
では一定の評価を得ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のポ
イントカードは、購買金額の高い、いわゆる上得意の顧
客と、比較的購入金額が少ない一過性の顧客とを差別す
ることのないシステムとなっており、顧客の購入意欲を
飛躍的に向上させることができないという問題点があっ
た。
【0008】特に、購入機会の少ない顧客や、ポイント
使用可能店舗から遠距離にある顧客等は、次回の購入の
購入計画が不明なことから、カードの作成にも応じない
こともあった。
【0009】更に基本的には、ポイントを積み立てるも
のであるから、他人に使用されるとポイントの実質的減
少を伴うことが多く、他人にカードを貸す可能性もな
く、会員の増大、販売高の飛躍的向上は望めないという
問題点があった。従って、家族や知人等を多数参加さ
せ、購買金額を累進的に増加させることができなかっ
た。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、顧客のカード
の識別データを読み取る第1工程と、この識別データに
基づき、この識別データに相当する顧客の過去一定期間
の購買額データを記憶装置から読み取る第2工程と、こ
の購買額データに基づき、予め定めれた複数の値引き率
より、対応する値引き率を選択する第3工程と、この選
択された値引き率を表示手段から表示する第4工程とか
ら構成されている。
【0011】また本発明は、顧客の購買時には、その購
買価格を前記記憶装置に累積記憶させ、予め定めれた複
数の値引き率の中で、対応する値引き率が変動可能とす
ることもできる。
【0012】更に本発明の記憶装置には、各顧客毎に、
少なくとも氏名、住所、商品カテゴリー別の購買履歴デ
ータが登録することもできる。
【0013】そして本発明の記憶装置には、更に、性
別、生年月日、家族登録データが記憶することもでき
る。
【0014】また本発明は、各顧客の購買額データに基
づき、該当する顧客が、予め定めれた複数の値引き率の
中で、対応する値引き率が変動した場合には、前記記憶
装置のデータを取り込み、ダイレクトメールを印刷する
第5工程を含むこともできる。
【0015】そして本発明は、年間実績が一定以上の顧
客に対しては、顧客の過去一定期間の購買額データに係
わらず、少なくとも次年度は特定の値引き率とし、更
に、ある特定の期間には、各顧客に特定の値引き率を適
用することもできる。
【0016】更に本発明の顧客管理装置は、顧客の識別
データが記憶されているカードの識別データを読み取る
ための入力手段と、この入力手段の識別データを取り込
むための演算処理手段と、この演算処理手段に接続さ
れ、顧客の過去一定期間の購買額データを記憶するため
の記憶装置と、前記演算処理手段の演算結果を表示する
ための表示手段とから構成されており、演算処理手段
は、前記識別データに基づき、前記記憶装置から該当す
る顧客の購買額データを読み取ると共に、予め定めれた
複数の値引き率より、対応する値引き率を選択し、この
値引き率を前記表示手段に表示することを特徴としてい
る。
【0017】そして本発明の顧客管理装置は、複数の端
末装置と、この端末装置に接続された演算処理装置とか
ら構成されており、前記端末装置には、顧客の識別デー
タが記憶されているカードの識別データを読み取るため
の入力手段と、前記演算処理装置から送られたデータを
表示するための表示手段とが設けられており、前記演算
処理装置には、顧客の過去一定期間の購買額データを記
憶するための記憶装置が接続されており、前記端末装置
は、入力手段からの識別データを前記演算処理装置に送
出する様になっており、演算処理手段は、前記識別デー
タに基づき、前記記憶装置から該当する顧客の購買額デ
ータを読み取ると共に、予め定めれた複数の値引き率よ
り、対応する値引き率を選択し、この前記値引き率のデ
ータを前記端末装置に送出し、前記端末装置に接続され
た表示手段に前記値引き率を表示する構成となってい
る。
【0018】更に本発明の端末手段の表示手段は、ディ
スプレイ装置と、プリンタ装置とから構成されており、
端末手段は、前記値引き率を表示手段に表示すると共
に、顧客の購入品の定価と割引率とから、販売価格を演
算し、表示手段に表示する構成にすることもできる。
【0019】また本発明の記憶装置には、各顧客毎に、
氏名、住所、商品カテゴリー別の購買履歴データ、性
別、生年月日、家族登録データ等が記憶する構成にする
こともできる。
【0020】そして本発明の演算処理手段には、印刷装
置が接続されており、演算処理手段が、記憶装置に記憶
されている各顧客の購買額データに基づき、該当する顧
客が、予め定めれた複数の値引き率の中で、対応する値
引き率が変動した場合と認められる場合には、前記記憶
装置のデータを取り込み、前記印刷装置が、ダイレクト
メールを印刷する構成にすることもできる。
【0021】更に本発明の演算処理手段は、年間実績が
一定以上の顧客に対しては、顧客の過去一定期間の購買
額データに係わらず、少なくとも次年度は特定の値引き
率とし、更に、ある特定の期間には、各顧客に特定の値
引き率とする構成にすることもできる。
【0022】
【発明の実施の形態】
【0023】以上の様に構成された本発明は、第1工程
で顧客のカードの識別データを読み取り、第2工程で
は、識別データに基づき、識別データに相当する顧客の
過去一定期間の購買額データを記憶装置から読み取り、
第3工程では、購買額データに基づき、予め定めれた複
数の値引き率より、対応する値引き率を選択し、第4工
程では、選択された値引き率を表示手段から表示する様
になっている。
【0024】また本発明は、顧客の購買時には、その購
買価格を記憶装置に累積記憶させ、予め定めれた複数の
値引き率の中で、対応する値引き率が変動可能とするこ
ともできる。
【0025】更に本発明の記憶装置には、各顧客毎に、
少なくとも氏名、住所、商品カテゴリー別の購買履歴デ
ータが登録することもできる。
【0026】そして本発明の記憶装置には、更に、性
別、生年月日、家族登録データが記憶することもでき
る。
【0027】また本発明の第5工程では、各顧客の購買
額データに基づき、該当する顧客が、予め定めれた複数
の値引き率の中で、対応する値引き率が変動した場合に
は、前記記憶装置のデータを取り込み、ダイレクトメー
ルを印刷することもできる。
【0028】そして本発明は、年間実績が一定以上の顧
客に対しては、顧客の過去一定期間の購買額データに係
わらず、少なくとも次年度は特定の値引き率とし、更
に、ある特定の期間には、各顧客に特定の値引き率とす
ることもできる。
【0029】更に本発明の顧客管理装置は、入力手段
が、顧客の識別データが記憶されているカードの識別デ
ータを読み取り、演算処理手段が、入力手段の識別デー
タを取り込み、この演算処理手段に接続された記憶装置
が、顧客の過去一定期間の購買額データを記憶し、表示
手段が、演算処理手段の演算結果を表示する様になって
おり、演算処理手段は、識別データに基づき、記憶装置
から該当する顧客の購買額データを読み取ると共に、予
め定めれた複数の値引き率より、対応する値引き率を選
択し、この値引き率を表示手段に表示することができ
る。
【0030】そして本発明の顧客管理装置は、複数の端
末装置と、この端末装置に接続された演算処理装置とか
ら構成されており、端末装置に設けられた入力手段が、
顧客の識別データが記憶されているカードの識別データ
を読み取り、端末装置に設けられた表示手段が、演算処
理装置から送られたデータを表示し、演算処理装置に接
続された記憶装置が、顧客の過去一定期間の購買額デー
タを記憶し、端末装置が、入力手段からの識別データを
演算処理装置に送出し、演算処理手段は、識別データに
基づき、記憶装置から該当する顧客の購買額データを読
み取ると共に、予め定めれた複数の値引き率より、対応
する値引き率を選択し、この値引き率のデータを端末装
置に送出し、端末装置に接続された表示手段に値引き率
を表示することができる。
【0031】更に本発明の端末手段の表示手段は、ディ
スプレイ装置と、プリンタ装置とから構成されており、
端末手段は、値引き率を表示手段に表示すると共に、顧
客の購入品の定価と割引率とから、販売価格を演算し、
表示手段に表示することができる。
【0032】また本発明の記憶装置には、各顧客毎に、
氏名、住所、商品カテゴリー別の購買履歴データ、性
別、生年月日、家族登録データ等が記憶することもでき
る。
【0033】そして本発明の演算処理手段には、印刷装
置が接続されており、演算処理手段が、記憶装置に記憶
されている各顧客の購買額データに基づき、該当する顧
客が、予め定めれた複数の値引き率の中で、対応する値
引き率が変動した場合と認められる場合には、記憶装置
のデータを取り込み、印刷装置が、ダイレクトメールを
印刷することもできる。
【0034】更に本発明の演算処理手段は、年間実績が
一定以上の顧客に対しては、顧客の過去一定期間の購買
額データに係わらず、少なくとも次年度は特定の値引き
率とし、更に、ある特定の期間には、各顧客に特定の値
引き率とすることもできる。
【0035】
【実施例】
【0036】「システムの内容」
【0037】図1は、本発明のシステムの内容を示す図
であり、過去4ヶ月の顧客の購買額をランク別にしたも
のである。即ち、過去4ヶ月の購入金額の合計が80万
円以上(月平均40万円以上)の顧客は、Sランクと
し、過去4ヶ月の購入金額の合計が60万円以上(月平
均15万円以上)の顧客は、Aランクとし、過去4ヶ月
の購入金額の合計が40万円以上(月平均10万円以
上)の顧客は、Bランクとし、図1に示す様に購入金額
が少なくなるに従い、Cランク、Dランク、Eランク、
Fランクとし、過去4ヶ月の購入金額の合計が10万円
以下(月平均2万5千円以下)の顧客は、Gランクとす
る。
【0038】このランクに従って、Sランクは7%の割
引率、Aランクは6%の割引率、Bランクは5%の割引
率、Cランクは4%の割引率、Dランクは3%の割引
率、Eランクは2%の割引率、Fランクは1%の割引
率、Gランクは割引率なしと、予め定めている。
【0039】従って、顧客が商品を購入する場合には、
まずカードを読み取り、電算機の記憶データの中から、
顧客に対応する購買額データを呼び出す。そして電算機
は、購買額データから、この顧客がSランクからGラン
クの内、どのランクに属するか判断する。例えば、Cラ
ンクであると認識した場合には、4%の割引率であるこ
とを表示手段に表示する。
【0040】端末がPOS端末である場合には、電算機
と接続されているので、カードの入力により自動的に電
算機と照会することができ、割引率のみならず、割引価
格を計算し、ディスプレイ装置に表示させると共に、レ
シートに割引価格、釣り銭等を印刷することができる。
【0041】そして、顧客の購入した商品の購入金額
は、購買額データの累積され、購買額データが更新され
る。そして、新規の購買額データとなり、購入総額によ
ってはランクが上がる。
【0042】しかしながら、購買額データは過去4ヶ月
のデータであるから、新規の購入を行わなかった場合
や、購入金額が少ない場合には、ランクが下がることに
なる。
【0043】なお、電算機の記憶データは、購買額デー
タに限らず、氏名、住所、商品カテゴリー別の購買履歴
データ、性別、職業、生年月日、家族登録データ等を記
憶することもできる。
【0044】そして、月次に前4ヶ月の購買額データを
集計し、ランクが変動した顧客には、上記氏名、住所等
のデータを使用してダイレクトメールを作成し、割引率
の変動を通知する。
【0045】この結果、顧客は割引率の変動、特に、ラ
ンクの降下を知ることができ、ランクを上昇、又は従来
のランクへの復帰を目指して、購入意欲が増大する。
【0046】更に、購入データを商品カテゴリー毎にフ
ァイルしておけば、対象となる商品に関するダイレクト
メールを特定の顧客に送付することもできる。
【0047】また年間購買金額が、ある一定以上となる
顧客に対しては、顧客の過去一定期間の購買額データに
係わらず、少なくとも次年度は特定の値引き率とするこ
ともできる。
【0048】例えば、ある一定以上の年間購買金額に達
した顧客に対しては、次年度は、年間を通してSランク
の割引率とすることもできる。更に、多額の買物をした
顧客に対しては、次年度、又は一定期間、Sランクの割
引率とすることもできる。
【0049】なお、ランク、割引率等は適宜変更するこ
とができる。
【0050】更に、キャンペーン期間等には、顧客全員
に一定の割引率を付することもでき、ランクのアップ
や、特定のランクのみ割引率の増加を行うこともでき
る。
【0051】「顧客管理装置」
【0052】図2は、本発明の顧客管理装置の実施例を
示すもので、顧客管理装置1000は、入力手段100
と、演算処理手段200と、記憶手段300と、表示手
段400とからなっている。
【0053】入力手段100は、顧客の識別データが記
憶されているカードの識別データを読み取るためのもの
である。入力手段100は、カードに記憶された識別デ
ータがバーコードの場合には、バーコードリーダーであ
り、カードに記憶された識別データが磁気記録されてい
る場合には、磁気ヘッドによる読み取り装置が該当す
る。なお識別データは、カードを保持している顧客を識
別することができれば、何れの方式で記録してもよい。
【0054】演算処理手段200は、パソコン、オフコ
ン、その他の情報処理装置であり、何れの電算機を使用
することができる。
【0055】記憶手段300は、顧客の過去の購買額デ
ータを記憶するためのものであり、各顧客毎に、購買額
データが蓄積されている。
【0056】表示手段400は、少なくとも割引率を表
示するものであり、更に、割り引いた割引販売額を表示
することもできる。
【0057】以上の様に構成された本実施例は、顧客の
カードを入力手段100に入力すると、識別データが演
算処理手段200に送出され、演算処理手段200は、
記憶手段300から該当する顧客の過去一定期間の購買
額データを呼出し、予め定めれた複数の値引き率(Sラ
ンクからGランク)より、対応する値引き率(ランク)
を選択し、この前記値引き率のデータを表示手段400
に送信する。
【0058】この結果、表示手段400に該当する顧客
の値引き率が表示される様になっている。
【0059】なお、顧客の商品の購入により、記憶手段
300の購買額データが累積更新する様に構成されてい
る。従って、顧客の商品の購入に応じて、ランクが変動
することになる。
【0060】次に図3は、顧客管理装置の他の実施例を
示すもので、顧客管理装置2000は、複数の端末装置
500、500・・・・と、この端末装置500、50
0・・・・に接続された演算処理装置200とから構成
されている。
【0061】端末装置500には、入力手段100と、
ディスプレイ装置410と、プリンタ装置420とが接
続されている。端末装置500は、一般のPOS端末等
が使用でき、ディスプレイ装置410は、POS装置の
表示装置を共用することができ、更に、プリンタ装置4
20も、POS装置のレシート印刷装置を共用すること
ができる。
【0062】演算処理装置200は、ホストコンピュー
タであるが、上述の演算処理装置200と同様に何れの
電算機を使用することができる。
【0063】演算処理装置200には、印刷装置210
が接続されており、ダイレクトメールの宛名、住所等を
印刷することができる。
【0064】記憶手段300には、顧客の過去の購買額
データのみならず、氏名、住所、商品カテゴリー別の購
買履歴データ、性別、職業、生年月日、家族登録データ
等が記憶されている。
【0065】以上の様に構成された本実施例は、顧客の
カードを端末装置500の入力手段100に入力する
と、識別データが端末装置500から演算処理手段20
0に送出される。演算処理手段200は、記憶手段30
0から該当する顧客の過去一定期間の購買額データを呼
出し、予め定めれた複数の値引き率(SランクからGラ
ンク)より、対応する値引き率(ランク)を選択し、こ
の前記値引き率のデータを、端末装置500に送信す
る。
【0066】端末装置500は、割引率をディスプレイ
装置410に送出すると共に、顧客の購入品の定価と割
引率とから、販売価格を演算し、ディスプレイ装置41
0に表示すると共に、プリンタ装置420でレシート等
に印刷する。
【0067】そして月次には、演算処理手段200が、
記憶装置300に記憶されている各顧客の購買額データ
に基づき、該当する顧客が、予め定めれた複数の値引き
率(SランクからGランク)の中で、対応する値引き率
(ランク)が変動したか否かを判断する。演算処理手段
200はランクが変動したと判断した場合には、記憶装
置300の住所、氏名等のデータを取り込み、印刷装置
210が、値引き率(ランク)が変動した旨を印刷し、
ダイレクトメールを作成することができる。
【0068】なお、その他の構成、作用等は図2の実施
例と同様であるから、説明を省略する。
【0069】更に、ランクの分類、購入額の区分、割引
率、対象となる顧客の過去一定期間(4ヶ月)等は、単
なる例であり、適宜変更することができる。
【0070】従って、過去4ヶ月の間に新規の購入を行
わなかった場合や、購入金額が少ない場合には、ランク
が下がることになる。しかしながら、再び、商品を購入
して購入金額総額が増大すれば、従来のランクへ復帰し
たり、更に、ランクが上昇する。
【0071】よって、顧客の購入意欲が増大すると共
に、ランクアップを目指して、家族や他人にカードを貸
すことになり、結果的には売上の飛躍的向上を実現する
ことができる。
【0072】そして、購入データを商品カテゴリー毎に
ファイルしておけば、対象となる商品に関するダイレク
トメールを特定の顧客のみ送付することもできる。無差
別にダイレクトメールを送付する場合に比較して、無駄
がなくなり、効率的な販促を行うことができる。
【0073】そして、割引サービスに限らず、高ランク
者のみの特別販売や、駐車場の無料利用時間のランク別
差別等を行うこともでき、顧客の吸引、販売額の飛躍的
増加を期待することができる。
【0074】
【効果】以上の様に構成された本発明は、顧客のカード
の識別データを読み取り、この識別データに基づき、こ
の識別データに相当する顧客の過去一定期間の購買額デ
ータを記憶装置から読み取り、この購買額データに基づ
き、予め定めれた複数の値引き率より、対応する値引き
率を選択し、この選択された値引き率を表示手段から表
示する様に構成されているので、過去一定期間の購買額
により割引率が異なり、新規の購入を行わなかった場合
や、購入金額が少ない場合には、割引率が下がり、再
び、商品を購入して購入金額総額が増大すれば、従来の
割引率へ復帰したり、更に、割引率が上昇するので、顧
客の購入意欲が増大するという卓越した効果がある。
【0075】更に、各顧客の購買額データに基づき、該
当する顧客が、予め定めれた複数の値引き率の中で、対
応する値引き率が変動した場合には、前記記憶装置のデ
ータを取り込み、ダイレクトメールを印刷することもで
きるので、顧客は、割引率の低下を避けるため、購入意
欲が刺激されるという効果があり、新規購入を促進する
ことができる。
【0076】そして家族会員は、割引率の維持、向上を
図るため、家族全員で購入金額の増加を目指すので、店
舗の売上を飛躍的に向上させることができる。更に、知
人等も参加させることができ、集客力が増すという効果
がある。
【0077】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムを説明する図である。
【図2】本実施例の顧客管理装置1000の構成を説明
する図である。
【図3】本実施例の顧客管理装置2000の構成を説明
する図である。
【符号の説明】
1000 顧客管理装置 2000 顧客管理装置 100 入力手段 200 演算処理手段 210 印刷装置 300 記憶装置 400 表示手段 410 ディスプレイ装置 420 プリンタ装置 500 端末装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客のカードの識別データを読み取る第
    1工程と、この識別データに基づき、この識別データに
    相当する顧客の過去一定期間の購買額データを記憶装置
    から読み取る第2工程と、この購買額データに基づき、
    予め定めれた複数の値引き率より、対応する値引き率を
    選択する第3工程と、この選択された値引き率を表示手
    段から表示する第4工程とから構成された顧客管理シス
    テム。
  2. 【請求項2】 顧客の購買時には、その購買価格を前記
    記憶装置に累積記憶させ、予め定めれた複数の値引き率
    の中で、対応する値引き率が変動可能とする請求項1記
    載の顧客管理システム。
  3. 【請求項3】 記憶装置には、各顧客毎に、少なくとも
    氏名、住所、商品カテゴリー別の購買履歴データが登録
    されている請求項1記載の顧客管理システム。
  4. 【請求項4】 記憶装置には、更に、性別、生年月日、
    家族登録データが記憶されている請求項3記載の顧客管
    理システム。
  5. 【請求項5】 各顧客の購買額データに基づき、該当す
    る顧客が、予め定めれた複数の値引き率の中で、対応す
    る値引き率が変動した場合には、前記記憶装置のデータ
    を取り込み、ダイレクトメールを印刷する第5工程を含
    んでいる請求項1〜4記載の顧客管理システム。
  6. 【請求項6】 年間実績が一定以上の顧客に対しては、
    顧客の過去一定期間の購買額データに係わらず、少なく
    とも次年度は特定の値引き率とし、更に、ある特定の期
    間には、各顧客に特定の値引き率を適用する請求項1〜
    5記載の顧客管理システム。
  7. 【請求項7】 顧客の識別データが記憶されているカー
    ドの識別データを読み取るための入力手段と、この入力
    手段の識別データを取り込むための演算処理手段と、こ
    の演算処理手段に接続され、顧客の過去一定期間の購買
    額データを記憶するための記憶装置と、前記演算処理手
    段の演算結果を表示するための表示手段とから構成され
    ており、演算処理手段は、前記識別データに基づき、前
    記記憶装置から該当する顧客の購買額データを読み取る
    と共に、予め定めれた複数の値引き率より、対応する値
    引き率を選択し、この値引き率を前記表示手段に表示す
    ることを特徴とする顧客管理装置。
  8. 【請求項8】 複数の端末装置と、この端末装置に接続
    された演算処理装置とから構成されており、前記端末装
    置には、顧客の識別データが記憶されているカードの識
    別データを読み取るための入力手段と、前記演算処理装
    置から送られたデータを表示するための表示手段とが設
    けられており、前記演算処理装置には、顧客の過去一定
    期間の購買額データを記憶するための記憶装置が接続さ
    れており、前記端末装置は、入力手段からの識別データ
    を前記演算処理装置に送出する様になっており、演算処
    理手段は、前記識別データに基づき、前記記憶装置から
    該当する顧客の購買額データを読み取ると共に、予め定
    めれた複数の値引き率より、対応する値引き率を選択
    し、この前記値引き率のデータを前記端末装置に送出
    し、前記端末装置に接続された表示手段に前記値引き率
    を表示する顧客管理装置。
  9. 【請求項9】 端末手段の表示手段は、ディスプレイ装
    置と、プリンタ装置とから構成されており、端末手段
    は、前記値引き率を表示手段に表示すると共に、顧客の
    購入品の定価と割引率とから、販売価格を演算し、表示
    手段に表示する請求項8記載の顧客管理装置。
  10. 【請求項10】 記憶装置には、各顧客毎に、氏名、住
    所、商品カテゴリー別の購買履歴データ、性別、生年月
    日、家族登録データ等が記憶されている請求項7〜9記
    載の顧客管理装置。
  11. 【請求項11】 演算処理手段には、印刷装置が接続さ
    れており、演算処理手段が、記憶装置に記憶されている
    各顧客の購買額データに基づき、該当する顧客が、予め
    定めれた複数の値引き率の中で、対応する値引き率が変
    動した場合と認められる場合には、前記記憶装置のデー
    タを取り込み、前記印刷装置が、ダイレクトメールを印
    刷する請求項7〜10記載の顧客管理装置。
  12. 【請求項12】 演算処理手段は、年間実績が一定以上
    の顧客に対しては、顧客の過去一定期間の購買額データ
    に係わらず、少なくとも次年度は特定の値引き率とし、
    更に、ある特定の期間には、各顧客に特定の値引き率と
    する請求項7〜11記載の顧客管理装置。
JP34725695A 1995-12-14 1995-12-14 顧客管理システムと顧客管理装置 Pending JPH09167182A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34725695A JPH09167182A (ja) 1995-12-14 1995-12-14 顧客管理システムと顧客管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34725695A JPH09167182A (ja) 1995-12-14 1995-12-14 顧客管理システムと顧客管理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09167182A true JPH09167182A (ja) 1997-06-24

Family

ID=18388988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34725695A Pending JPH09167182A (ja) 1995-12-14 1995-12-14 顧客管理システムと顧客管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09167182A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990037911A (ko) * 1999-02-19 1999-05-25 박건필 온라인을통한할인시스템및이시스템을이용한할인방법
KR20000054248A (ko) * 2000-05-29 2000-09-05 이영복 전월 구매량과 구매액에 따른 익월 차등판매가 적용인터넷상거래 시스템
JP2000267975A (ja) * 1999-03-19 2000-09-29 Hitachi Ltd サービス提供システム
KR20010067813A (ko) * 2001-03-30 2001-07-13 방정묵 랭킹 시스템을 이용한 공동 역경매 방법
KR20010084692A (ko) * 2000-02-28 2001-09-06 고경수 선구매 후할인율 결정에 의한 쇼핑몰의 운영시스템 및운영방법
KR20020001236A (ko) * 2000-06-27 2002-01-09 양승철 인터넷을 이용한 네고 시스템 및 그 방법
KR20020006018A (ko) * 2001-12-31 2002-01-18 최찬 할인 변동 시스템 및 그 방법
JP2002049815A (ja) * 2000-08-02 2002-02-15 Nec Corp 割引利用料自動提示型有料施設予約システム,割引利用料自動提示型有料施設予約方法及びその記録媒体
JP2002149945A (ja) * 2000-11-09 2002-05-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 販売価格決定方法及び装置及び販売価格決定プログラムを格納した記憶媒体
JP2002207861A (ja) * 2001-01-11 2002-07-26 Wildcard Kk 優待情報管理システムによる優待情報管理方法、優待情報を管理する優待情報管理システム、優待情報管理方法を、前記システムとしてのサーバーに実行させるためのプログラム、及び、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
WO2003063034A1 (fr) * 2001-12-27 2003-07-31 Seiko Epson Corporation Systeme serveur de gestion de membres et procede de gestion de membres
JP2005275562A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Nec Corp ダイレクトメール利用システム及び店舗サーバ並びにプログラム
JP2006190330A (ja) * 2006-03-16 2006-07-20 Fujitsu Ltd 携帯電話管理方法、装置およびプログラム
US7801763B2 (en) 2002-06-04 2010-09-21 Emn8, Inc. Point of sale computer system delivering composited two- and three-dimensional images
KR100987844B1 (ko) * 2007-12-21 2010-10-13 서용성 공동 할인 마케팅 서비스 시스템 및 방법
JP2020107132A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 楽天株式会社 価額設定装置、価額設定方法、及び価額設定プログラム
JP2021515337A (ja) * 2018-04-20 2021-06-17 ベイジン ディディ インフィニティ テクノロジー アンド ディベロップメント カンパニー リミティッド クーポン発行のためのシステム及び方法

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990037911A (ko) * 1999-02-19 1999-05-25 박건필 온라인을통한할인시스템및이시스템을이용한할인방법
JP2000267975A (ja) * 1999-03-19 2000-09-29 Hitachi Ltd サービス提供システム
KR20010084692A (ko) * 2000-02-28 2001-09-06 고경수 선구매 후할인율 결정에 의한 쇼핑몰의 운영시스템 및운영방법
KR20000054248A (ko) * 2000-05-29 2000-09-05 이영복 전월 구매량과 구매액에 따른 익월 차등판매가 적용인터넷상거래 시스템
KR20020001236A (ko) * 2000-06-27 2002-01-09 양승철 인터넷을 이용한 네고 시스템 및 그 방법
JP2002049815A (ja) * 2000-08-02 2002-02-15 Nec Corp 割引利用料自動提示型有料施設予約システム,割引利用料自動提示型有料施設予約方法及びその記録媒体
JP2002149945A (ja) * 2000-11-09 2002-05-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 販売価格決定方法及び装置及び販売価格決定プログラムを格納した記憶媒体
JP2002207861A (ja) * 2001-01-11 2002-07-26 Wildcard Kk 優待情報管理システムによる優待情報管理方法、優待情報を管理する優待情報管理システム、優待情報管理方法を、前記システムとしてのサーバーに実行させるためのプログラム、及び、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
KR20010067813A (ko) * 2001-03-30 2001-07-13 방정묵 랭킹 시스템을 이용한 공동 역경매 방법
WO2003063034A1 (fr) * 2001-12-27 2003-07-31 Seiko Epson Corporation Systeme serveur de gestion de membres et procede de gestion de membres
KR20020006018A (ko) * 2001-12-31 2002-01-18 최찬 할인 변동 시스템 및 그 방법
US7801763B2 (en) 2002-06-04 2010-09-21 Emn8, Inc. Point of sale computer system delivering composited two- and three-dimensional images
JP2005275562A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Nec Corp ダイレクトメール利用システム及び店舗サーバ並びにプログラム
JP2006190330A (ja) * 2006-03-16 2006-07-20 Fujitsu Ltd 携帯電話管理方法、装置およびプログラム
KR100987844B1 (ko) * 2007-12-21 2010-10-13 서용성 공동 할인 마케팅 서비스 시스템 및 방법
JP2021515337A (ja) * 2018-04-20 2021-06-17 ベイジン ディディ インフィニティ テクノロジー アンド ディベロップメント カンパニー リミティッド クーポン発行のためのシステム及び方法
JP2020107132A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 楽天株式会社 価額設定装置、価額設定方法、及び価額設定プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8180669B2 (en) Product recall using customer prior shopping history data
US6691915B1 (en) Electronic coupon system and method of processing electronic coupon card for storage and redemption
US7398248B2 (en) System and method for using cards for sponsored programs
US20020082925A1 (en) Method and apparatus for utilizing a smart card to maintain a retail application on a number of portable, wireless hand-held computing devices
JP2001520425A (ja) 販売ポイントシステム及びグループ報奨管理方法
US20070130016A1 (en) Method and apparatus for determining a progressive discount for a customer based on the frequency of the customer&#39;s transactions
JPH09167182A (ja) 顧客管理システムと顧客管理装置
US20090018919A1 (en) System and Method for Tracking and Establishing a Progressive Discount Based Upon a Customer&#39;s Visits to a Retail Establishment
JP2006331453A (ja) 電子個人用ディジタル買い物支援装置を使用する買い物取引履歴を更新するためのシステムと方法
JP3272525B2 (ja) Posシステム
JP2000020824A (ja) ポイントシステム
JPH10289383A (ja) 取引処理方法及びシステム及び取引処理プログラムを格納した記憶媒体
JP2006244066A (ja) 商品販売データ処理装置
CA2393455A1 (en) Point-of-sale advertisement system
JP2000076552A (ja) 顧客動向管理システム
JPH11110650A (ja) 顧客管理システム並びにこれに用いる磁気記録媒体とレシート
JPH11265486A (ja) 商品販売におけるポイント処理装置
JP2005234951A (ja) 商品販売データ処理装置
WO2007011486A2 (en) System for targeted marketing to restaurants and institutions by food service manufacturers and distributors
JP2005050032A (ja) 商品処理システム
JPH11232552A (ja) 商品販売登録処理装置及びこれに用いるプログラムを記録した記録媒体
US20240161082A1 (en) Information processing apparatus and method
JP3944781B2 (ja) 来店者情報管理システム及び来店者情報管理方法
JP2004536356A (ja) カスタマ・ロイヤルティを向上させるべく設計された購入インセンティブを提供するための方法および装置
JP2002092740A (ja) 商品販売システムのポイント還元方法及び広告方法