JP2005050032A - 商品処理システム - Google Patents

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正博 甲斐
Yuji Tanabe
裕示 田辺
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Abstract

【課題】賞味期限の近い商品を購入したお客に、商品の購入後も賞味期限の近いことを喚起することができ、かつ、そうした商品について、商品の購入時に値引きサービスを提供できる商品処理システムを提供することを目的とする。
【解決手段】生産した商品を識別する識別情報を含む商品ラベルを発行するとともに、該識別情報、品名、賞味期限等の生産データを記憶するラベルプリンタと、 精算時に、商品に貼付された該商品ラベルに含まれる識別情報を読み取り、該識別情報から該商品の生産データを読み出して商品登録を行う商品登録手段と、該読み出した生産データから前記商品の賞味期限が近づいていると判断したときに、その旨を記載した割引券を発行する割引券発行手段とを有するPOSターミナルとにより、賞味期限の近い商品を購入したお客に、商品の購入後も賞味期限の近いことを喚起する商品処理システムを提供する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラベルプリンタなどで生産データを作成し、該データに基づきPOSターミナルなどで商品を販売する商品処理システムに係り、特に賞味期限の近い商品の販売処理に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スーパーマーケット等の小売店では担当者が店頭に陳列されている各商品をチェックして、賞味期限の近づいている商品については、例えば、目立つような値引きシール等を商品に貼って、お客の購買意欲を促進させるようなことを行っていた。しかしながら、こうした方法では、担当者が各商品をチェックする時間的な手間や値引きシールがお客の目にとまるように、目立つようなシールを特別に作るなどのコスト的な負担も大きかった。
【0003】
そのため、こうした問題に対応するため、商品ラベルの作成時に各商品のバーコードに商品を識別するIDナンバーを含む情報を印字して、商品の精算時には、商品のIDナンバーに基づいて、各商品の賞味期限を判断し、賞味期限の近い商品については値引きサービスを行うといった方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2003−6740号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のような方法においては、賞味期限の近い商品に対して値引きを行うサービスを提供することができるものの、お客さんに購入しようとしている商品の賞味期限が近づいていることを認知させるのが精算時であり、その手段も口頭によるものであるために、商品を購入した後に、購入した商品の賞味期限が近いことをお客に知らせることができなかった。
【0006】
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであって、賞味期限の近い商品を購入したお客に、商品の購入後も賞味期限の近いことを喚起することができ、かつ、そうした商品について、商品の購入時にサービスを提供できる商品処理システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明は、以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、生産した商品を個別に識別する識別情報を含む商品ラベルを発行するラベルプリンタと、前記ラベルが発行された商品毎に、前記識別情報、品名、賞味期限情報等の生産データを記憶する記憶手段と、精算時に、商品に貼付された該商品ラベルに含まれる識別情報を読み取り、該識別情報から該商品の生産データを読み出して商品登録を行う商品登録手段と、該読み出した生産データから前記商品の賞味期限が近づいていると判断したときに、その旨を記載した割引券を発行する割引券発行手段とを有するPOSターミナルとを備えたことを特徴とする商品処理システムを提案している。
【0008】
この発明によれば、商品の精算時に、所定の場所に格納された生産データに基づいて、各商品の賞味期限が判断されるので、従来のように、担当者が各商品の賞味期限を管理する必要がない。また、賞味期限の近い商品を購入したお客に対して、精算時に割引券を提供することができるため、所定の商品に特別な値引きシールを貼る必要がなく、作業の効率化を図ることができる。さらに、割引券には、購入した商品の賞味期限が近いことが明示されているため、商品購入後も購入した商品について、賞味期限の近いことを喚起することができる。なお、記憶手段の配置場所は特に問わない。例えば、ラベルプリンタと通信可能に接続されたファイルサーバ内に設けても良いし、ラベルプリンタ内に設けてもよい。
【0009】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載された商品処理システムについて、前記割引券が、次回以降の買い物の際に利用できることを特徴とする商品処理システムを提案している。
この発明によれば、精算時に提供される割引券が次回以降の買い物に有効なものであるため、お客がまた来店することを促すことができる。
【0010】
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載された商品処理システムについて、前記割引券が、予め決められた商品または所定の条件に基づいて使用可能であることを特徴とする商品処理システムを提案している。
この発明によれば、割引券の発行について、店側で予め特定の商品や条件を設定することができるため、様々な販促活動に利用することができる。
【0011】
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載された商品処理システムについて、一度の買い物で発行された割引券の数が所定数以上であることを検出する発行枚数検出手段と、所定のサービスを提供するサービス提供手段と、該発行枚数検出手段が一度の買い物で所定枚数以上の割引券が発行されたことを検出したときに、該サービス提供手段が前記割引券の発行以外のサービスを更に提供する商品処理システムを提案している。
【0012】
この発明によれば、一度の買い物で発行された所定枚数以上の割引券が発行されているときに新たなサービスを提供するため、これにより、店側としては、賞味期限の近い商品を効果的に処理することができ、お客としては更なるサービスを受けられるため、他の商品に関しても販売の促進が期待できる。なお、所定数については、予め任意の数を設定することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る商品処理システムについて図1から図9を参照して詳細に説明する。
図1は、生鮮食品などを販売する小売店の店内配置を示したものである。この図によれば、バックルームは、特に生鮮食品を加工して値付けをするエリアであり、計量包装値付機(AW)や計量ラベルプリンタ(DPS)、定額ラベルプリンタ(DP)等が配置され、これらの値付け機によって発行される値段ラベルが商品の生産・加工時等に貼り付けられる。
【0014】
図1中の下部の売場は、商品棚が配置されたエリアであり、チェックアウト場には、バーコードリーダを備えたPOSレジスタPRが設けられ、これによって顧客は購入する商品の精算をする。また、図1中の左上部のオフィスは、データの集計や会計処理などといった事務処理や、このデータに基づいて仕入れ量や生産・加工量などに関する意志決定が行われるエリアであり、ストアコントローラSCが設けられている。
【0015】
図2は、同小売店内におけるデータ処理の流れを示すシステムのブロック図である。
バックルーム内LAN(N1)には、上述した計量・包装・値付け機AWや計量ラベルプリンタDPSや定額ラベルプリンタDPの他に、商品ファイルや生産ファイル等の各種データファイルを記憶するファイルサーバFSが接続されており、計量値付けシステムを構成している。また、店舗内LAN(N2)には、POSレジスタPRとストアコントローラSCが接続されており、これらLAN間でデータの交換を行えるため、ストアコントローラ(SC)からでも、またはPOSレジスタからでも商品ごとの生産ファイルにアクセスすることができる。
【0016】
次に、上記計量ラベルプリンタDPSについて図3を参照して説明する。
計量ラベルプリンタDPSは、図3に示すように、CPU(中央処理装置:Central Processing Unit)1と、ROM(ROM:Read Only Memory)2と、RAM(RAM:Random Access Memory)3と、表示部4と、操作部5と、印字部6と、計量部7と、交信部8と、時計部9とから構成されている。CPU1はラベルプリンタDPSの動作全体を制御プログラムにしたがって制御し、他の構成要素それぞれと接続されている。ROM2はCPU1が実行するプログラムが記憶された記憶装置であり、CPU1の処理を規定したプログラム等が格納されている。RAM3はCPU1の演算処理で使用される後述する値付け処理用のPLUファイル(商品ファイル)を前述したファイルサーバFSからの送信を受け格納している。
【0017】
表示部4はCPU1からの表示指示に従って所定の情報表示をする。操作部5は商品の商品番号の入力、商品ファイルの設定入力等を行うための入力手段であり、入力されたデータをCPU1へ供給する。印字部6はCPU1からの印字指示に従ってラベル上に品名、値段、バーコード等の印字を行う。計量部7は計量皿(図示せず)上に載置された商品の重量(内容量)を計量し、計量値をCPU1へ供給する。交信部8はLANを介して他の計量ラベルプリンタや計量包装値付け機あるいはファイルサーバと通信によってデータの交換を行う。時計部9は、月.日.時.及び分を計時して、CPU1へ供給する。
【0018】
次に、POSレジスタPRについて図4を参照して説明する。
POSレジスタPRは、図4に示すように、CPU21と、ROM22と、RAM23と、表示部24と、操作部25と、時計部26と、印字部27と、スキャナ部28と、交信部29と、スピーカ30とから構成されている。CPU21はPOSレジスタPRの動作全体を制御し、図示するように他の構成要素それぞれと接続されている。ROM22はCPU21が実行するプログラムが記憶する書き換え不能な記憶装置であり、後述の動作説明におけるCPU21の処理を規定したプログラム等が格納されている。RAM23はCPU21の演算処理で使用されるデータを格納する書き換え可能な記憶装置である。
【0019】
表示部24はCPU21からの表示指示に従って所定の情報表示をする。操作部25は商品登録の完了の入力や精算時の顧客からの預り金額などの数字データ入力等を行うための入力手段であり、入力されたデータをCPU21へ供給する。また、本実施形態においては、割引券を発行するための割引券キーがあり、これは、商品登録時に、お客が了承したときに押下するキーである(なお、処理の詳細については、図9を用いて後述する。)。なお、割引券の形態は、例えば、図5(a)、(b)、(c)に示すようなものであり、サービス内容やサービス条件、お客に注意を喚起する賞味期限に関する情報が記載されている。サービス条件については、図5(a)、(b)、(c)に示すように、客足が鈍る雨天時に限定したり、商品を限定するなどにより販促を図ることができる。ただし、これに限らず、統計的に客足の鈍る曜日や時間帯に限定して販促を図ることもできる。
【0020】
時計部26は月、日、時及び分を計時してCPU21へ供給する。印字部27はCPU21からの印字指示に従って登録・精算された商品のレシート等の印字を行う。スキャナ部28は商品に付加されたバーコードを読み取り、そのデータをCPU21へ供給する。交信部29はLANを介した通信によって外部とデータ交換を行う。例えば、売上データをストアコントローラSCにアップロードしたりする。スピーカ30は、音声を出力する発音手段である。本実施形態においては、スキャナ28により商品に貼付してあるバーコードを読み込んだときに、時計部26の日時データと生産ファイル内の賞味期限データとを比較して所定の日時を過ぎている場合には、スピーカ30から賞味期限が近いことを報知する。
【0021】
計量値付けシステム内のファイルサーバは、通常のパーソナルコンピュータと同等のハード構成を有しており、図示しないハードディスク等の記憶装置に商品ファイルや生産ファイル等のデータが記憶されている。これらのデータは必要に応じて適宜、計量包装値付け機や計量ラベルプリンタ、定額ラベルプリンタ、ストアコントローラ、POSレジにより参照され、あるいはダウンロードされ使用される。
【0022】
ファイルサーバに記憶されている商品ファイルは、例えば、図6のような構成となっている。すなわち、商品ファイルには、PLU番号、品名、単価、ラベルサイズ、添加物、賞味期間等のデータが設定されている。ラベルサイズは、別に設定してあるラベルサイズデータが割り当てられ、使用されるラベルのサイズが決定される。また、添加物に関するデータについても、別に添加物データを作成しておき、ここに規定されている各添加物と対応した番号が商品ファイル内の添加物の欄に記載されている。賞味期間は例えば、「3」と入力しておく。この場合、賞味期間3日を意味する。また、単位を日にするか、時間にするかは設定により定まる。
【0023】
ファイルサーバに記憶されている生産ファイルは、例えば、図7のような構成となっている。生産ファイルは商品ファイル作成後、ラベルプリンタなどで各商品について印字する毎に、各生産データが記憶され、個別の商品を識別するパックID、PLU番号、品名、加工日、加工時間、賞味期限、警告、割引券などが記憶されている。なお、同じPLU番号(例えば、0001)、品名(例えば、AAAA)であっても、実際の商品(パック)が異なれば、パックIDが異なるため、これにより各商品を識別することができる。
【0024】
図7において、例えば、加工日の「20030601」は、2003年6月1日を意味し、加工時間の12:00は、12時を意味する。また、賞味期限の「20030603」「12:00」は、賞味期限が2003年6月3日の12時まであることを意味し、警告(hr)は、賞味期限までの残り時間を意味している。なお、本実施形態においては、賞味期限とレジにおいて計時される現在の時間とを比較して、賞味期限までの時間が12時間を切ったときに警告を発するようになっている。そして、商品ファイルに賞味期間を例えば「3」(3日)と設定しておくと、当該商品を印字したときに加工日、時間から3日を経過した日時が賞味期限となり、当該賞味期限が生産データに記憶される。このとき、「○○商品を△△までに消費してください。」というメッセージのついた、図5(a)、(b)、(c)に示すような割引券を発行する。
【0025】
次に、バーコードの構成について、図8を参照して説明する。この図に示すように、本実施形態におけるパックIDバーコードは、13桁のJANの一段バーコードにより構成されており、先頭2桁▲1▼▲2▼のフラグ、3桁目▲3▼の機番、4桁目▲4▼の曜日、5桁目▲5▼〜8桁目▲8▼の連番、9桁目▲9▼〜12桁目(12)の売価(値段)、13桁目(13)のチェックデェジットからなる。
【0026】
一般に、フラグ「FF」は、01〜99までのデータを設定可能であるが、パックIDバーコードの場合は、一般のPLUのバーコードで使用されている国コード、例えば、「49」、「45」や通常のNON・PLUのバーコードで使用されているフラグ以外のものを用いる。つまり、店舗ですでに使用されているフラグ以外のデータを用いる。
【0027】
そして、このフラグデータは、このバーコードがパックIDバーコードであることを示すとともに、商品分類を示す。例えば、パックIDバーコードのフラグとして「03」〜「07」を用い、フラグ「03」は「精肉類」、フラグ「04」は「鮮魚類」、フラグ「05」は「青果類」、フラグ「06」は「惣菜」、フラグ「07」は「その他」を示すものと定める。なお、この商品分類は、使用するフラグの種類を増やし、「牛肉」、「豚肉」、「鶏肉」、「その他肉類」等のように設定することも可能である。 また、この商品分類は、値付用の商品ファイルに商品番号毎に予め設定されている。
【0028】
機番「M」は、パックID番号のバーコードラベルを印字発行した機器の機器番号を示す。 曜日「W」は、バーコードラベルを印字発行した曜日を示し、「0」が「日曜日」、「1」が「月曜日」…「6」が「土曜日」を示す。連番「CCCC」は、「0001」〜「9999」の番号である。各バーコードラベルを発行した機器がそれぞれ連番を発生し、管理する。
【0029】
売価「PPPP」は、「0」から「9999」の値であり、商品の売価(値段)を示している。なお、売価「PPPP」が「0」の場合は、当該商品の値段が5桁以上であり、4桁では表示できない場合を意味している。通常、生鮮商品の値段が5桁以上となる場合は極めてまれであると考えられるが、年末年始の特別セール等の特別な場合などには、そのような高額な商品もあり得るので、値段が5桁以上の場合は商品登録時に値付ラベルに印字されている値段をキー入力させるようにして、処理可能としたものである。 チェックデェジット「C/D」は、バーコードが正常に読み取られたか否かをチェックするためのデータである。上記バーコードの内、3桁目〜8桁目の6桁の数値が計量商品を一品毎に識別する識別番号(パックID番号)として機能している。
【0030】
このような構成とすることにより、1つの計量商品に対して1つの識別番号(パックID番号)がバーコードとして与えられるため、計量商品の1商品毎の識別が可能となる。また、各バーコードには、売価データも含まれている。
【0031】
次に、図9を用いて、商品登録時におけるPOSレジスタの処理手順について説明する。
まず、操作部25から商品の登録を行う。つまり、商品に付加されたバーコードデータが読取られ、該データがCPU21へ供給される(ステップ101)。CPU21は、各商品を登録する度に、読み込まれたバーコードからパックIDに基づき、生産ファイルの賞味期限情報を参照する。続いて、CPU21は、生産ファイルに設定してある賞味期限日時とレジの時計データを比較して賞味期限の日時までの時間が設定されてある警告時間を経過している場合に、レジのスピーカ30から警告を報知するのか否かを判断する(ステップ102)。
【0032】
警告の設定がある場合、精算時に、CPU21は、お客に賞味期限が近い旨とその商品を購入した場合には割引券が発行される旨を例えば、表示部24に表示してオペレータに知らせる。オペレータは、購入した商品の賞味期限が短いこと、およびこの商品を購入した場合には、割引券が発行される旨をお客に伝え、お客がこのことを了承したときは、レジ上の割引券キーを押す。CPU21は、操作部25からの信号を受信すると、その商品の生産データをバッファに記憶させる(ステップ103)。一方、お客からの了承を得られない場合には、オペレータが操作部25の取消キーを操作することで、CPU21は操作部25からの信号を受信する。
【0033】
次に、CPU21は、すべての商品について商品登録がされたか否かを判断し、すべての商品について商品登録が完了していない場合には、ステップ101に戻る(ステップ105)。一方で、すべての商品について商品登録が完了していると判断したときは、商品の精算処理を行う(ステップ106)。そして、CPU21は、精算処理が終了するとレシートの発行を行い(ステップ107)、バッファに記憶されている賞味期限が少ない商品について順次割引券を発行する(ステップ108)。
【0034】
次に、CPU21は、一回の買い物で所定数枚以上の割引券が発行された(つまり、賞味期限の近い商品を所定数以上購入した)かどうかを判断する(ステップ109)。つまり、前記バッファに記憶されたお客が了承した生産データの数と予め設定した所定数とを比較することにより、所定数枚以上の割引券が発行されたか否かの判断を行う。なお、所定数は、任意の値を設定することができる。このとき、所定数枚以上の割引券は発行されていないと判断したときは、処理を終了する。一方で、所定数枚以上の割引券が発行されたと判断したときは、割引券のほかに、更に、別のサービスが提供される(ステップ110)。別のサービスとしては、例えば、ポイントカードを採用している場合には、購入金額の2倍のポイントを付与する、あるいは、全商品対象の割引券を発行し、提供するなど、どのようなサービスでもよい。
【0035】
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、本実施形態においては、商品登録中に各商品の賞味期限を確認し、お客の了承を得るようにしたが、一回の買い物において購入した商品の登録や精算を行ってから、賞味期限の少ない商品があるかどうかを確認し、賞味期限の少ない商品がある場合には、レシート発行後にメッセージ付き割引券を発行するようにしてもよい。
【0036】
また、パックID番号を含むバーコードは、一段のバーコードに係らず、バーコードの読取により、個別の商品を識別できるようなものであれば、例えば、二次元バーコードやコード39などのJANコード以外のものであってもよい。さらに、ストアコントローラとファイルサーバとは一体のものであってもよい。また、本実施形態においては、賞味期限までの時間を単位に警告を出すような構成としたが、時間ではなく日にちを単位として警告を出すようにしてもよいし、時間と日にちを単位としてもよい。また、商品の賞味期間が予めわかっている場合には、加工日時から賞味期限が求められるので、生産データの賞味期限情報は、加工日時であってもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、賞味期限の近い商品を購入したお客に、商品の購入後も賞味期限の近いことを喚起することができるという効果がある。また、そうした商品について、商品の購入時に特典を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】小売店の店内配置図である。
【図2】小売店内におけるデータ処理の流れを示すシステム図である。
【図3】計量ラベルプリンタの電気系ブロック図である。
【図4】POSレジスタの電気系ブロック図である。
【図5】割引券の例を示す図である。
【図6】商品ファイルの構成図である。
【図7】生産ファイルの構成図である。
【図8】バーコードの例を示す図である。
【図9】商品登録時における処理フロー図である。
【符号の説明】
1、21・・・CPU、2、22・・・ROM、3、23・・・RAM、4、24・・・表示部、5、25・・・操作部、6、27・・・印字部、7・・・計量部、8・・・交信部、9、26・・・時計部、28・・・スキャナ部、29・・・交信部、30・・・スピーカ、

Claims (4)

  1. 生産した商品を個別に識別する識別情報を含む商品ラベルを発行するラベルプリンタと、
    前記ラベルが発行された商品毎に、前記識別情報、品名、賞味期限情報等の生産データを記憶する記憶手段と、
    精算時に、商品に貼付された該商品ラベルに含まれる識別情報を読み取り、該識別情報から該商品の生産データを読み出して商品登録を行う商品登録手段と、該読み出した生産データから前記商品の賞味期限が近づいていると判断したときに、その旨を記載した割引券を発行する割引券発行手段とを有するPOSターミナルとを備えたことを特徴とする商品処理システム。
  2. 前記割引券が、次回以降の買い物の際に利用できることを特徴とする請求項1に記載された商品処理システム。
  3. 前記割引券が、予め決められた商品または所定の条件に基づいて使用可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された商品処理システム。
  4. 一度の買い物で発行された割引券の数が所定数以上であることを検出する発行枚数検出手段と、
    所定のサービスを提供するサービス提供手段と、
    該発行枚数検出手段が一度の買い物で所定枚数以上の割引券が発行されたことを検出したときに、該サービス提供手段が前記割引券の発行以外のサービスを更に提供する請求項1から請求項3のいずれかに記載された商品処理システム。
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