JP3084266U - バーコードラベル及び商品ラベル - Google Patents

バーコードラベル及び商品ラベル

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JP3084266U JP2001005585U JP2001005585U JP3084266U JP 3084266 U JP3084266 U JP 3084266U JP 2001005585 U JP2001005585 U JP 2001005585U JP 2001005585 U JP2001005585 U JP 2001005585U JP 3084266 U JP3084266 U JP 3084266U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 JAN標準仕様のバーコードに表示された消
費期限(撤去日)、時刻(撤去時刻)を表示してレジス
ター(POS端末装置)が消費期限を自動的にチェック
出来ように構成した時間表示機能付きバーコードを提供
する。 【解決手段】 商品に対応する符号化された情報が表示
されラベルに印刷されたバーコードであって、前記バー
コードにはフラグと、商品コードと、該商品の消費期限
日及び消費期限時刻等の時間と、チェックデジットとが
表示され、POS端末装置(レジスター)により前記バ
ーコードを読み取り、前記読み取られたデータの前記時
間がチェックされ前記時間が既に経過している時は警告
メッセージが表示装置に表示される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
小売店の販売商品等に添付されるバーコードラベルにあって、特に商品に添付 したラベルに印刷されたバーコードが時間が表示機能を有するバーコードラベル 及び商品ラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】
スーパー、コンビニエンスストア(以下、適宜、コンビニという。)などのパ ック商品には、バーコードを印刷したラベルが添付されており、店頭ではレジス ターなどのPOS端末装置に接続されたバーコードリーダーで読み取って買い上 げの精算を行うと共に、売上管理、商品管理等の管理データとしても利用されて いる。
【0003】 商品に添付される商品ラベルは、バックヤード(スーパー、コンビニの加工場 )などに設置され、コンピュータ等に接続されたラベルプリンタでラベルを発行 している。図7に示すように、商品ラベルには商品部門コード、品名、商品呼出 コード、料金、消費期限、加工日、加工時間などの日付、時刻等の文字と、商品 コードなどを表示したバーコードが印刷されている。
【0004】 通常の商品に添付して使用されているバーコードはJANコードで、コード体 系、桁数とも規定され標準化されている。又バーコードの下にはバーコードに対 応した文字コードが印刷されている。
【0005】 図8に示す商品ラベルに印刷されているバーコードは、標準のJANバーコー ドを示す。このバーコードは、13桁のコードで構成されており、最初の2桁は 国コード、3桁目から7桁目までの5桁がメーカーコード、8桁目から12桁目 までの5桁が単品コード、13桁目がチェックデジットの構成となっている。店 頭のオペレータは、このバーコードを読み取り、POS端末装置に接続されてい るデータ処理装置のPLUマスターファイルから当該商品の商品名、金額等の登 録データを呼び出して、POS端末装置で登録作業を行っている。
【0006】 そして、スーパー、コンビニなどの店舗における商品在庫チェックは担当者が 商品棚の商品を見て、商品数を数えて行う。特に、鮮度管理が必要な商品につい ては、商品に添付されたラベルに印字された消費期限をチェックして、品質保持 の処置を行っている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記したように、従来のバーコードに表示されているデータは、メー カーコード、単品コードであり、バーコードには時間のデータは表示されておら ず、バーコードでの時間管理は出来ない。特に、鮮度管理が必要な商品のチェッ クは、担当者が商品に添付されているラベルに印字された消費期限を見て、現在 の日付と時間を基準として商品の消費期限チェックをしている。
【0008】 このように、人手による商品の管理のため、消費期限を見落とし、既に消費期 限が経過している商品も棚に存在しているという問題も発生する。さらに、消費 期限が切れている商品の販売においても、店頭ではレジスターなどのPOS端末 装置のバーコードリーダーでラベルに印刷されているバーコードを読み取って買 い上げの精算を行う。
【0009】 ラベルに印刷されているJAN標準規格のバーコードには、メーカーコード、 商品コード等は表示されているが、消費期限、時間は表示されていない。このた め、消費期限を経過した商品は、POS端末装置(商品はレジスター)の操作者 が気づかない限り、顧客に販売されてしまう。特に、鮮度維持を必要とする加工 食品(おにぎり、弁当等)は、食品衛生上からも食中毒などを引き起こす可能性 があり、厳しく管理が義務づけられている。鮮度管理を要求される商品を加工及 び販売する店舗において、消費期限が経過した商品を販売した場合のリスクは非 常に大きい。
【0010】 本考案は、このように、特に時間管理の厳しい商品に添付するバーコードラベ ル又は商品ラベルに印刷するバーコードに時間を表示したバーコード(例えば、 消費期限、消費時刻、加工日、加工時刻等を表示する。)を印刷する。そして、 店頭で該商品を販売する時は、POS端末装置(レジスター)でラベル上のバー コードを読み取り、バーコードに表示された時間(消費期限、時刻)を自動的に チェック出来るラベルを提供する。
【0011】 さらに、消費期限を経過した商品を読み取った場合は、オペレータに警告メッ セージを表示し、注意を喚起することが可能に構成したバーコードラベル及び商 品ラベルを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、販売商品に添付されるバーコードラベル であって、当該バーコードラベルに表示されるバーコードは、当該商品が消費期 限の管理対象商品であることを示すフラグコードと、当該商品を特定するための 商品コードと、当該商品の消費期限を表示するための時間コードと、を含むこと を特徴とするバーコードラベルを提供するものである。
【0013】 前記バーコードは、さらに、前記フラグコード、前記商品コード及び前記時間 コードに対応して付与されたチェックコードを含んでいる。
【0014】 そして、前記バーコードは、合計13桁の10進数を表わすコードから構成さ れ、前記フラグコードは、最初の2桁の10進コードによって表わされ、前記商 品コードは、次の6桁の10進コードによって表わされ、前記時間コードは、そ の次の4桁の10進コードによって表わされ、前記チェックコードは、最後の1 桁の10進コードによって表わされたことを特徴とするバーコードラベルである 。
【0015】 バーコード表示で前記時間コードを示す4桁の10進コードは、前記消費期限 の日を表わす2桁の10進コードと、前記消費期限の時間を表わす2桁の10進 コードとから構成されている。しかし、時間の管理を必要としない場合は、前記 消費期限の日を表わす4桁の10進コードとしてもよい。
【0016】 ここで、前記消費期限の日を表わす2桁の10進コードは、暦日又は特定日を 第1日として連続的に付与されるジュリアンデートである。
【0017】 本考案には、さらに、販売商品に添付される商品ラベルであって、当該商品の 商品名、販売価格、製造又は加工の日時、消費期限等の商品情報と、当該商品が 消費期限の管理対象商品であることを示すフラグコードと、当該商品を特定する ための商品コードと、当該商品の消費期限を表示するための時間コードを含むバ ーコードと、前記の各コードに対応して付与されたチェックコードと、から構成 されたバーコードと、が表示されたことを特徴とする商品ラベルを提供するもの である。
【0018】 本考案の商品ラベルにおける前記バーコードは、合計13桁の10進数を表わ すコードから構成され、前記フラグコードは、最初の2桁の10進コードによっ て表わされ、前記商品コードは、次の6桁の10進コードによって表わされ、前 記時間コードは、その次の4桁の10進コードによって表わされ、前記チェック コードは、最後の1桁の10進コードによって表わされている。
【0019】 前記時間コードを示す4桁の10進コードは、前記消費期限の日を表わす2桁 の10進コードと、前記消費期限の時間を表わす2桁の10進コードと、から構 成されている。そして、前記消費期限の日を表わす2桁の10進コードは、暦日 又は特定日を第1日として以降連続的に付与されるジュリアンデートである。
【0020】 さらに、本考案の前記商品ラベルは、所定のラベル印刷装置によって印刷され 、前記商品情報と前記バーコードは、当該商品呼び出しコードに基づいて前記ラ ベル印刷装置又は外部装置の記憶手段から読み出されて印字された商品ラベルで ある。そして、前記バーコードに表示される前記消費期限は、商品の種類と該商 品の種類毎に定められた時間データに基づいて当該商品の製造時又は加工時から 起算されて自動計算されて印字されている。
【0021】 このようにして、商品に添付するバーコードに消費期限時間を表示し、顧客に 販売する前にPOS端末でバーコードを読み取ることで消費期限がチェックされ るので、消費期限切れの商品を販売する危険が無くなる。
【0022】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態例を図に基づいて説明する。
【0023】 図1は、本考案に係るバーコードラベル及び商品ラベルを使用するPOSシス テム例におけるPOSシステム全体概略図を示す。
【0024】 図1の例において、本部のマスター管理システム1は、中央データ処理装置1 0と中央データ処理装置10に接続された全店舗のPLUマスターファイル3、 取引データファイル4等の関連データ、通信制御装置等で構成されている。
【0025】 本部のマスター管理システム1の中央データ処理装置10は、システム運用に 関するプログラムを記憶するCPU(記憶演算制御装置)、記憶装置、及び通信 制御装置を有し、PLUマスターファイル(M/F)等の各種ファイルを維持管 理し、商品加工に関する工場への指示及び加工に関する実績の把握、商品の受入 在庫及び各店舗に配送する等の物流を管理する物流センターへの指示及びデータ の送受信、各店舗18に対する各種の指示及びデータの送受信を、ネットワーク 15を介して行う。ここで使用するネットワーク15は公衆網でも専用回線でも 良く、公知のTCP/IP手順等の標準通信手順に従いその手順の規格は問わな い。
【0026】 本部のマスター管理システム1には、工場システム16、物流センターシステ ム17、複数の店舗のマスターPOS端末装置12がネットワーク15を介して 接続されている。本部のマスター管理システム1にネットワークを介して接続さ れた工場システム16は、少なくともCPUと通信機能とを有するコンピュータ と、コンピュータに接続されたファイル装置19と、ラベルプリンタ11とで構 成されている。
【0027】 図2は、本実施の形態に係るラベルプリンタ11の概略構成図である。ラベル プリンタ11は、本体装置に時計機構を含むCPU41、プログラムやデータを 記憶するメモリ42とデータ通信を制御する通信制御部を有し、本体装置に接続 された商品コードデータを入力する入力部43、商品などのラベルデータを表示 する表示部44、文字及びバーコードをラベルに印刷するラベル印刷部45で構 成されている。
【0028】 物流センターの物流センターシステム17は、少なくともCPU,通信機能を 有するコンピュータとコンピュータに接続されたファイル装置8(PLU M/ Fと在庫データ)とで構成されている。
【0029】 さらに、各店舗のシステムは、CPU,通信機能、ファイル装置、ストアコン トローラを兼ねる機能を有するマスターPOS端末装置12とマスターPOS端 末装置12に接続された1又は複数のPOS端末装置2とで構成されている。マ スターPOS端末装置12はPLU M/F、取引データ等を格納するファイル 装置5を有している。
【0030】 ここで、本考案のバーコードを読み取り処理するマスターPOS端末装置12 、POS端末装置2の概略ブロック図を示す。図3は、マスターPOS端末装置 12の概略ブロック図を示す。
【0031】 マスターPOS端末装置12は商品コード、数量などを入力する入力装置20 と、会員カード、クレジットカード等を読み取るカード読取装置21と、商品に 添付されているバーコードを読み取るバーコード読取装置22と、商品名、売上 点数、金額、値引き額、及び通信状態を示す表示装置23と、取引データを印刷 しレシートを発行する印刷装置24と、PLUファイル、取引ファイル等のデー タを格納するファイル装置5と、これら各装置の制御、他のPOS端末装置の制 御、及びプログラムを実行するCPUと、業務プログラム及び種々のデータを格 納する記憶装置と、時計機構と、ネットワーク15を介して通信を行う通信制御 部25とから構成される。
【0032】 図4は、POS端末装置2の概略ブロック図を示す。POS端末装置2は、商 品コード、数量などを入力する入力装置20と、会員カード、クレジットカード 等のカードを読み取るカード読取装置21と、商品に添付されているバーコード を読み取るバーコード読取装置22と、商品名、売上点数、金額、値引き額、及 び通信状態を示す表示装置23と、取引データを印刷しレシートを発行する印刷 装置24と、これら各装置の制御、及びプログラムを実行するCPUと、業務プ ログラム、種々のデータを格納する記憶装置と、ネットワーク15を介して通信 を行う通信制御部26とから構成される。
【0033】 ここで、本考案における消費期限を表示したバーコードラベル及び商品ラベル 、特に鮮度管理(時間管理)を必要とする商品(例えば、おにぎり、惣菜、弁当 等)に添付するラベルに印刷するバーコードの実施例について説明する。本実施 例におけるバーコードは合計13桁の10進数を表わすコードから構成されてい る。
【0034】 このバーコードの構成において、フラグコードは、最初の2桁の10進コード によって表わされ、商品コードは、次の6桁の10進コードによって表わされ、 時間コードは、その次の4桁の10進コードによって表わされ、チェックコード は、最後の1桁の10進コードによって表わされている。
【0035】 そして、本実施例において、バーコードにおける時間表示は、バーコード13 桁の構成の9桁目と10桁目の2桁の10進コードで日付を表示し、11桁目と 12桁目の2桁の10進コードで時刻を表示するように構成した例で説明する。
【0036】 POSシステムにおいて、PLUマスターファイル等の各種マスターファイル 及びバーコードに関するマスター管理は本部のマスター管理システムがその管理 を統括している。通常、商品のバーコードは標準規格であるJAN13桁又は8 桁のコードを使用する。しかし、品質の保持管理を必要とする加工食品等の商品 に添付するラベルに印刷するバーコードが標準のJANコード体系では消費期限 日付、時刻の時間データは表示されない。
【0037】 そこで、本考案の実施例においては、13桁のバーコード表示に日付及び時刻 の時間データを格納するバーコード体系でバーコードを印刷したバーコードラベ ル及び商品ラベルを考案した。この考案したバーコードコード体系に対応して商 品の管理データ、バーコードの発行データを有しているPLUマスターファイル も新たな管理体系とした。
【0038】 図5は、PLUマスターファイルのレコードの内容例を示す図である。(a) は、PLUマスター管理区分「0」で、例えばフラグ20として、鮮度管理が必 要な商品のバーコードを使用するPLUマスターレコードを示している。フラグ 20は、他の数字、例えば21乃至29であっても良い。
【0039】 このPLUマスターレコードは区分、フラグ、単品コード、ダミー、商品名、 部門番号、価格、売上金額、売上点数、呼び出しコードで構成されている。(b )は、PLUマスター管理区分「1」で標準のJANのバーコード13桁を使用 する商品のPLUマスターレコードを示している。このPLUマスターレコード は区分、国コード、メーカーコード、単品コード、ダミー、商品名、部門番号、 価格、売上金額、売上点数、呼び出しコードで構成されている。(c)は、PL Uマスター区分「2」で標準のJANコード8桁を使用する商品のPLUマスタ ーレコードを示している。このPLUマスターレコードは区分、国コード、単品 コード、ダミー、商品名、部門番号、価格、売上金額、売上点数、呼び出しコー ドで構成されている。
【0040】 このPLUマスターに対応して加工場等に設置されたラベルプリンタ11は商 品に添付するラベルを作成するのである。図6は、本実施例におけるラベルプリ ンタ11で印刷された商品ラベル30の例を示す図である。
【0041】 本考案に係る加工場に設置されたラベルプリンタ11による商品ラベル30作 成は以下の手順で行う。本実施例の工場システム16によるラベルの作成には、 ラベルプリンタ11が使用される。そして、ラベルプリンタ11にラベルプリン トを指示するために商品毎に専用呼び出しコード31が設けられている。
【0042】 加工の最終工程であるラベル添付工程の場所に設置されたラベルプリンタ11 に商品の呼び出しコード31(図6の例では「281」)を入力すると工場シス テム16は該当するPLUマスターファイルを呼び出す。呼び出された当該商品 のPLUマスターファイルからラベル印刷に必要な予め決められた項目を抽出し ラベルプリント用レコードを生成する。
【0043】 そして、ラベル印刷のために当該商品の呼び出しコード31でPLUマスター ファイルの当該商品ファイルを呼び出した時点の日時が自動的に商品加工時間と 特定される。但し、必ずしも呼び出しコードを使用する必要はない。工場システ ム16は、この特定された日時からを商品の種類毎に定められた時間データに基 づいて消費期限の日付と時刻を計算し、他のプリントデータと共にラベルプリン タ11に送る。ラベルプリンタ11は送られたデータとバーコードとを含む商品 ラベル印刷形式に整えプリントバッファーにプリント様式を生成する。
【0044】 ラベルプリンタ11は、商品ラベル30に印字する文字と共に、区分20(時 間管理が必要な商品)に指定されたバーコード様式指定に従い、消費期限日付と 時刻を表示するバーコード様式でバーコード35を印刷したラベルを作成する。
【0045】 例えば図6に示す商品ラベルでは、商品名「おにぎり」32は呼び出しコード を「281」31としている。PLUマスターファイルに格納されている呼び出 しコード「281」31で、商品名「おにぎり」32のPLUマスターファイル のフラグは「20」となっており品質保持管理対象商品であると認識される。
【0046】 そして工場システム16は、商品呼び出しコード「281」と入力された時そ の時間を特定する。工場システム16はこの特定された日時からを商品の種類毎 に定められた時間データを基準として自動的に消費期限月日、時刻を計算する。
【0047】 工場システム16は、商品名「おにぎり」のデータと消費期限のラベルプリン ト用データをラベルプリンタ11に送る。プリント用データを受信したラベルプ リンタ11は呼び出しコード31、商品名32、販売価格33、製造又は加工の 日時36、消費期限34などの文字情報と、フラグコード、商品コード、消費期 限日時がバーコード化されたバーコード35とを商品ラベル30に印刷する。
【0048】 本実施例の説明では、特定した時間から行う消費期限の計算を工場システム1 6が計算し、ラベルプリント用データとしてラベルプリンタ11に送るとしたが 、ラベルプリンタ11が時間計算をして自動的にプリントするようにしてもよい 。また、実施例では商品ラベル30で説明しているがバーコードラベル35でも よい。
【0049】 ここで図7は、ラベルプリンタ11で印刷される消費期限日時を表示したバー コードラベル35の例を示す。図7に示すように、バーコードラベル35に表示 されるバーコード13桁の10進コードの各桁は、最初の2桁が管理対象商品を 示すフラグA、次の3桁目から8桁目の6桁は商品コードB、9桁目と10桁目 の2桁は消費期限日(撤去日)C、11桁目と12桁目は消費期限時刻(撤去時 刻)D、13桁目はフラグコード、商品コード及び時間コードに対応して付与さ れたチェックデジットEで構成されている。この図7の例ではフラグAが「20 」、商品コードBが「041001」、撤去日(消費期限)Cが15、撤去時刻 Dが24、チェックデジットEが2と表示している。
【0050】 商品ラベル30及びバーコードラベル35に印刷するバーコードに使用される 撤去日(消費期限)Cの日付は、本実施例ではジュリアンデートとするが、暦日 を使用してもよい。ジュリアンデートは2桁として00から99までとする。例 えば、1月1日を00日とし4月11日が99日となる。4月12日は、新たに 00日として日付を管理する。この図の例における撤去日Cは「15」であり、 1月16日を表示している。また、図7の例において管理する時刻Dは、24時 間制としている。
【0051】 ここで、店舗での店頭販売時の品質保持管理POSシステムについて説明する 。店舗において顧客が購入する商品は顧客がPOS端末12の設置場所に持参し 、販売担当者(オペレータ)は精算のための登録作業を行う。
【0052】 登録操作は、商品に添付されている商品ラベル30に印刷されているバーコー ドを読み取り、読み取った商品コードBをキーとして店舗側のPLUマスターフ ァイルの該当する商品レコードを呼び出す。PLUマスターファイルの当該レコ ードから商品名、金額等の精算に必要なデータをPOS端末装置12、2に取り 入れ、POS端末装置2、12に格納されているプログラムに従い精算処理を行 う。
【0053】 ここで、バーコード読取装置22がバーコード35を読み取ったとき、POS 端末装置のプログラムは、バーコードデータの最初の2桁を先ずチェックする。 バーコード35のJAN標準13桁コードでは、1桁目と2桁目の2桁は国コー ドである。予め定められた国コード以外のコードはエラーであるが、本願のバー コードでは、国コードに該当する2桁を消費期限の管理対象の商品フラグ(コー ド)として使用する。
【0054】 本願の消費期限の管理が必要な商品のバーコード例は、13桁の10進コード の1桁目と2桁目の2桁を国コードとして予約されていない「20」を消費期限 データ表示バーコードの対象商品フラグ(コード)として使用する。消費期限管 理機能を有している商品のバーコードの構成例は上記図7で説明した通りである 。
【0055】 読み取られたバーコードデータの最初の2桁は、フラグ「20」Aで時間表示 管理(品質保持管理)が必要な商品であると判断され、POS端末装置2、12 のプログラムによりフラグA「20」のバーコード構成の読み取り(時間管理が 必要な商品のバーコードフォーマットの読み取り)処理を行う。
【0056】 ここで読み取られたバーコードの消費期限(撤去日)Cと消費期限時刻(撤去 時刻)Dが、POS端末装置2,12の保持する読み取り現在時点のカレンダー 、時計と比較されて、消費期限日C及び時刻Dがチェックされる。消費期限日C 及び時刻Dがチェックされ、既に消費期限日C及び時刻Dが経過している時は、 オペレータ側の表示装置23のみに消費期限34が切れている旨の警告メッセー ジを表示する。さらにアラームを出すようにしてもよい。
【0057】 また、本実施例では、バーコードの消費期限(撤去日)Cをジュリアンデート 表示の2桁と消費期限時刻(撤去時刻)Dを2桁としたが、4桁で暦日(例えば 12月26日を「1226」と表示)表示で使用してもよい。但し、時間単位の 管理を必要としない場合は、4桁の10進コードを全て暦日又はジュリアンデー トを表わすようにしても良い。
【0058】 オペレータは、この警告に従い、消費期限34内にある他の商品に取替え販売 する。なお、消費期限34切れの商品の登録は出来ないようにプログラムしても よい。
【0059】 消費期限切れの商品は、廃棄の処理と廃棄のデータ処理を行う。そして、チェ ック処理後は通常の登録作業を続けて行い、購入情報がレシートに印刷されてレ シートが発行される。登録した販売、廃棄データは、本部マスター管理システム 1に通信回線を介して送信される。このように、確実に消費期限切れのデータが 捕捉できるので、商品管理、廃棄商品管理の確実性が増す。
【0060】 以上述べたように本考案においては、ラベルに印刷されたバーコードを読み取 った時に、消費期限34がチェックされ、オペレータに期限切れの警告をするの で、消費期限を経過した商品を顧客に販売する過ちを防ぐことができるバーコー ドラベル及び商品ラベルを提供するものである。
【0061】
【考案の効果】
商品加工現場において、商品を加工した時点と同期した製造又は加工した日、 時刻を基準として消費期限日(撤去日)C、撤去時刻Dを表示して、商品に添付 する商品ラベル30又はバーコードラベル35を作成する。この商品ラベル30 又はバーコードラベル35を使用することにより、店頭で消費期限を過ぎた商品 を販売しようとした場合、バーコードを読み取ったPOS端末装置が消費期限日 時のチェックを行い、オペレータに警告メッセージ、アラームを出し、注意を喚 起できる。このため、消費期限切れの商品を販売することが無くなる。さらに、 店舗内商品の在庫管理も効率化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係るバーコードラベル及び商品ラベ
ル印刷し運用するPOSシステム例のPOSシステム全
体概略図を示す。
【図2】 本考案に係るラベルプリンタの概略図を示
す。
【図3】 本考案に係るマスターPOS端末装置の概略
ブロック図を示す。
【図4】 本考案に係るPOS端末装置2の概略ブロッ
ク図を示す。
【図5】 本考案に係る、PLUマスターのレコードの
内容例を示す図で、(a)は、PLUマスター管理区分
「0」で鮮度管理が必要な商品のPLUマスターレコー
ドを示している。(b)は、PLUマスター管理区分
「1」で標準のJANコード13桁を使用する商品のP
LUマスターレコードを示している。(c)は、PLU
マスター区分「2」で標準のJANコード8桁を使用す
る商品のPLUマスターレコードを示している図であ
る。
【図6】 本考案に係るラベルプリンタで印刷された商
品ラベルの例を示す図である。
【図7】 本考案に係るバーコードラベルの構成例を示
す。
【図8】 従来例の商品に添付する商品ラベルを示す。
【符号の説明】
1 本部マスター管理システム 2 POS端末装置 4 取引データファイル 10 中央処理装置 11 ラベルプリンタ 12 マスターPOS端末装置 30 商品ラベル 35 バーコードラベル

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売商品に添付されるバーコードラベル
    であって、 当該バーコードラベルに表示されるバーコードは、 当該商品が消費期限の管理対象商品であることを示すフ
    ラグコードと、 当該商品を特定するための商品コードと、 当該商品の消費期限を表示するための時間コードと、 を含むことを特徴とするバーコードラベル。
  2. 【請求項2】 前記バーコードは、さらに、 前記フラグコード、前記商品コード及び前記時間コード
    に対応して付与されたチェックコードを含む請求項1に
    記載のバーコードラベル。
  3. 【請求項3】 前記バーコードは、合計13桁の10進
    数を表わすコードから構成され、 前記フラグコードは、最初の2桁の10進コードによっ
    て表わされ、 前記商品コードは、次の6桁の10進コードによって表
    わされ、 前記時間コードは、その次の4桁の10進コードによっ
    て表わされ、 前記チェックコードは、最後の1桁の10進コードによ
    って表わされた、ことを特徴とする請求項2に記載のバ
    ーコードラベル。
  4. 【請求項4】 前記時間コードを示す4桁の10進コー
    ドは、 前記消費期限の日を表わす2桁又は4桁の10進コード
    と、 前記消費期限の日を表わす10進コードが2桁の場合
    は、前記消費期限の時間を表わす2桁の10進コード
    と、 から構成されている請求項3に記載のバーコードラベ
    ル。
  5. 【請求項5】 前記消費期限の日を表わす2桁の10進
    コードは、暦日又は特定日を第1日として連続的に付与
    されるジュリアンデートである請求項4に記載のバーコ
    ードラベル。
  6. 【請求項6】 販売商品に添付される商品ラベルであっ
    て、 当該商品の商品名、販売価格、製造又は加工の日時、消
    費期限等の商品情報と、 当該商品が消費期限の管理対象商品であることを示すフ
    ラグコードと、当該商品を特定するための商品コード
    と、当該商品の消費期限を表示するための時間コードを
    含むバーコードと、前記の各コードに対応して付与され
    たチェックコードと、から構成されたバーコードと、 が表示されたことを特徴とする商品ラベル。
  7. 【請求項7】 前記バーコードは、合計13桁の10進
    数を表わすコードから構成され、 前記フラグコードは、最初の2桁の10進コードによっ
    て表わされ、 前記商品コードは、次の6桁の10進コードによって表
    わされ、 前記時間コードは、その次の4桁の10進コードによっ
    て表わされ、 前記チェックコードは、最後の1桁の10進コードによ
    って表わされた、ことを特徴とする請求項6に記載の商
    品ラベル。
  8. 【請求項8】 前記時間コードを示す4桁の10進コー
    ドは、前記消費期限の日を表わす2桁の10進コード
    と、前記消費期限の時間を表わす2桁の10進コード
    と、から構成されている請求項7に記載の商品ラベル。
  9. 【請求項9】 前記消費期限の日を表わす2桁の10進
    コードは、暦日又は特定日を第1日として以降連続的に
    付与されるジュリアンデートである請求項8に記載の商
    品ラベル。
  10. 【請求項10】 前記商品ラベルは所定のラベル印刷装
    置によって印刷され、前記商品情報と前記バーコード
    は、当該商品呼び出しコードに基づいて前記ラベル印刷
    装置又は外部装置の記憶手段から読み出されて印字され
    た請求項6に記載の商品ラベル。
  11. 【請求項11】 前記バーコードに表示される前記消費
    期限は、商品の種類と該商品の種類毎に定められた時間
    データに基づいて当該商品の製造時又は加工時から起算
    されて自動計算されて印字された請求項10に記載の商
    品ラベル。
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